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検索結果 » 平成28年 第391回 市議会定例会(開催日:2016/06/10) »

一般質問3日目(土居恒夫)

質問者:土居恒夫

答弁者:関係課長


○議長(西岡照夫君) 日程により一般質問を行います。
 順次質問を許します。7番土居恒夫君。
      〔7番 土居恒夫君登壇〕
○7番(土居恒夫君) おはようございます。
 東京都の喧騒が過ぎた後、さすがにイチロー、偉業を達成しました。機を見て敏というか、イチローのことでありまして、東京都の話題が過ぎたらすぐに記録を達成しました。さすがということであります。イチローも一つ一つ積み重ねてそれが大きなものになったということを言っています。我々議会人も一つ一つ提案して、検証もしながら進めていきたいと思います。
 それでは、通告に従いまして私から質問いたします。
 私のほうから5項目の現状と解決策は。そして3つの提案と、先月終えました行政視察についてお聞きいたします。
 では、現状と解決策の最初としまして、グループホームの入所条件また南部にある施設の災害時避難場所についてお伺いします。
 まず、グループホームとは、御存じのように、認知症の症状を持った高齢者が少人数で共同生活を送りながら、専門スタッフによる身体介護と機能訓練、レクリエーションなどが受けられる地域密着型の介護福祉施設です。
 最初に、グループホームの入所に関する疑問点についてお伺いします。その疑問は、入所に当たって6カ月間は南国市に住民票がなければグループホームに入所ができないということです。6カ月とは余りにも長いのではと思い、近隣市に問い合わせたところ、本市と同じ6カ月の縛りがあるのは香南市だけで、香美市、高知市はその縛りはありません。住所地特例もあるので本市の負担はさほど多くなるとは思えません。入所条件の6カ月という縛りを緩和する意向がないかをお伺いします。
 次に、南部に位置するグループホームふなとの里とレッツの避難についてお伺いします。グループホームふなとの里は、久枝地区下島に位置し、津波浸水区域から5ないし10メートル、グループホームレッツは里改田の山口団地の入り口に位置し、津波浸水区域で5メーターぐらいの浸水が予想されています。
 そこで、その2カ所の施設の南海トラフ地震発災時の避難体制についてお聞きしたいと思います。ふなとの里の350メーター南には下島避難タワーがあり、大変心強い存在でありますが、そのタワーまでたどり着くには、南への緩やかな坂道、さらにタワー内部はスロープで上る構造になっていて、そこを上がっていかなくてはなりません。
 もう一方、グループホームレッツも最近避難場所ができました。その避難場所もふなとの里と同じ350メーターぐらいの山の中腹にあります。ところが、距離もさることながら、今言いましたように、山の麓にあるため急な坂道そして竹やぶなどを切り開いてあり、地権者の意向で地面が舗装されてなく、草刈りなどを頻繁にしなくてはなりません。しかも崖が迫っていて、地震での揺れで崩れないかと大変心配な場所と感じました。
 2カ所の避難訓練時では、車椅子やシルバーカーなどでの距離にはかなりのマンパワーを要し、困難を来しているようです。しかし、現状ではそれぞれの指定避難場所を一時避難として利用せざるを得ないでしょう。しかし、いつまでも要援護者がそこにとどまることはかなり苛酷と思われます。
 そこで、お伺いします。この2施設はもちろん、そのほかの施設とも災害時の避難対応については十分な話し合いのもとにできていますでしょうか。そして、近くにある三和及び建設中の前浜防災コミュニティーセンターへの避難等はできないのかをお伺いします。
 2点目に、保育士不足についてお聞きします。
 なぜ保育士が不足するのか、このことを簡単に結論づけることはできませんが、その要因の一つとして、責任が重く、重労働の割には給料が安いなどの待遇が悪い点が上げられるでしょう。保育士の月給は、全国レベルで言うと約22万円で、全職種平均より11万円ほど安く、人材が定着しないとも言われ、ともかく質・量ともにこの構造的な問題は避けて通ることはできないでしょう。国の一億総活躍プランでは、来年度から保育士全員の月給を約6,000円引き上げることや、経験を積んだ保育士の月給を4万円程度引き上げることを示していますが、消費税引き上げ延期に伴ってどうなるかわかりませんが、別財源で対応してくれるようなので期待したいと思います。
 そこで、お聞きしたいのは、本市の保育士不足の現状についてとその解決策です。4月の全産業の有効求人倍率1.34倍に対し、保育士は1.62倍と、事業所側には大変厳しい状況となっています。幸い高知における有効求人倍率は、ことし4月に0.99倍で、ほぼ就職ができるようです。しかし、これも正保育士ではないようなのが現状です。
 現場では、なかなか求人しても人が来てくれない、入ってもすぐにやめるという声も聞きます。今後はきめ細かな保育サービスが求められてくると思われます。保育の需要がピークになるのが平成29年度で、保育士が7万4,000人不足すると見込まれています。どうやって保育士を確保するかは、全市町村が抱えている課題です。
 そこで、保育士不足に備えるために、他市との差別化として手を打っておくべきではないでしょうか。例えば浜松市のように、再就職を支援するために保育士の子供は優先的に入所させている例もあるということです。本市にも資格を持ちながら働いていない潜在保育士の保育現場への復職です。
 厚生労働省によると、2014年度の保育士登録は約125万人ですが、実際に保育所で働く人は約45万人で、潜在保育士は実に約80万人もいるようです。本市の現状はどうでしょうか。そのためにも保育士人材バンクの活用等があると思います。そして、保育士就学資金貸付事業もあるようですが、それらも含め今後予想される保育士不足の解決策をお伺いします。
 3点目、道路についてお聞きします。
 まず、県道栗山大津線の下田川を横断する橋の建設についてです。これは私が議員にならせていただいた最初の年に質問をしました案件、つまり丸4年以上たっている案件です。その案件が今も何も変化の兆しが見えませんので、再度質問します。県道が途中で切れているのはどう考えてもおかしい話です。
 そして、同じ道路問題で西南農道の整備についてお伺いします。西南農道は、農道と位置づけされてはいますが、交通量においては市道、県道とは何ら変わりはありません。むしろ大型車両に至っては、三和の物流センターがあるので大変多くて、舗装が何度となく削られ、そのたびに舗装をやり直しているのが現状です。継ぎはぎのような補修をしなくて済むような根本的な解決策がないのかお伺いします。
 それから、蛸の森トンネルの南出口から南約150メートルの道路の東側は、法面から雑草が多く、ガードレールも見えないくらいになり、大変危険な状況です。除草をやってくれてはいますが、雑草の勢いがとまりません。何か解決策がないのかお伺いします。
 あわせて西南農道にはスピード規制の道路標識がありません。これは土居篤男議員も聞いておられましたので、再度お聞きします。そのために交通事故も起きています。道路標識の設置状況についてお伺いします。
 4点目に、道の駅風良里の整備についてお聞きします。
 まず、風良里の敷地南側にある日本庭園についてです。その日本庭園は、平成2年開催の国際花と緑の博覧会で名誉賞を授与された庭園を移設された由緒あるものですが、近年では余り注目されていません。そこで、この敷地を簡易な屋根のあるイベントスペースに整備改修できないでしょうか。改修すれば本市の農産物や商工業者の物販拡充につながると思います。そして、その敷地奥にある調整池も、10年以上前にしゅんせつして以来行っていません。今はスイレンが咲いていて見た目にはヘドロもないようですが、憩いの場としては大変お粗末な状態です。以前には噴水もあったようですが、それも含めてのイベントスペース整備改修についてお伺いします。
 続いて、施設の上段にある駐車場の多目的広場についてお伺いします。多目的広場については、遊具の老朽化に伴い徐々に撤去されていって、今は閑寂な雰囲気で、またあずまやも古くなり、雨が降れば中央部に水がたまり雨宿りもできません。全くお粗末と言わざるを得ません。そこで、ファミリー層やドライバーがくつろげる広場として再整備できないでしょうか。その点についてお伺いします。
 そして、施設の南側にある県の情報棟の利活用についてお伺いします。この情報棟は今は全く使用されておらず、大変もったいない建物ではないでしょうか。この情報棟は県の管理だということですが、もし使用がかなえば南側のイベントスペースの整備改修もあわせて来場者のサービス向上に大いに寄与すると思いますのでお答えください。
 風良里の質問の最後に、ロードバイク用の駐輪スペースとサイクルラックの設置についてです。近年ブームになっているロードバイクにより、来場者も徐々にふえてきているようです。来場動機の向上につながると思われますので、サイクリストのために駐輪スペース確保とサイクルラックの設置を要望します。
 今度は、提案についてお伺いします。
 1つ目は、7月16日に後免町防災コミュニティーセンターにオープンする、こども食堂についてです。そして、そこから見えてくることについて提案したいと思います。
 このこども食堂は、子供たちに温かい御飯を通じて地域の住民とのかかわり合いの中でみんなが1つの家族のように楽しい時間を過ごせる居場所をつくることを目的に、中国出身の朱さんを中心に若いお母さんたちが開設準備を進めています。家族そろっての食事、そんな当たり前の環境にない子供がふえています。核家族や経済的理由などで孤食やコンビニ弁当を食べたりして、満足に夕食も食べていない子供が少なくありません。その背景にあるのが格差と貧困ではないでしょうか。
 そして、こども食堂では学習支援なども視野に入れているようです。そして、さらに後免の町の全体の勉強とか食堂の中で本を読み聞かせをしたり、そこを核として新しい展開も考えているようですが、本市では既に学習支援は福祉事務所のほうで実施されています。このこども食堂との協力体制についてのお考えをお聞きします。
 また、小中学校を通じての広報を通じて、このこども食堂のお知らせなどの告知もできないかとお聞きします。
 提案の2つ目に、食品ロス30・10運動を推進しませんか、ということを提案します。
 この運動は、まだ食べられるのに捨てられてしまう食品ロス、全国で年間に約642万トンもあると言われていて、この642万トンは日本における年間の魚介類の量とほぼ同じと言われています。その背景には、飲食店などから出る生ごみのうち約6割がお客さんの食べ残しだそうです。つまり会食や宴会時の食べ残しが大変多いということです。
 そこで、長野県松本市では、残さず食べよう30・10運動に取り組んでいます。そこで、少し内容を御紹介しますと、会食や宴会時に食べ残しを減らすために、以上について取り組んでいます。1つ、注文の際に適量を注文しましょう。2、乾杯後約30分間は席を立たず料理を楽しみましょう。3、お開き前10分間は自分の席に戻って再度料理を楽しみましょう。ぜひ職場の宴会から始めていただき、もったいない心を心がけ、食品ロス削減の取り組みに御協力ください、という内容のものです。それを宴会開始時と終了10分前にアナウンスで呼びかけているそうです。
 そこで、この運動は食品ロスはもちろん、ちゃんと席に着いて食事をすることは、つくった料理人にも敬意を表し、しかも自分の健康にもつながる大変いい取り組みだと思います。自分自身の宴会時における行動も、大変恥ずかしいことですが、これと真逆のことをしているもので恥ずかしいことでありますが、ここでこういう提案をすること自体どうかと思いますが、市民の健康を思えば、席に着いてしっかり食べてから返杯に回る、このことは意義のある運動だと思い、提案します。
 提案の3つ目に、子供のインターネット等の共通ルールづくりを提案します。近年インターネット上の有害情報の氾濫によって、子供たちが犯罪に巻き込まれるケースや誹謗中傷する書き込みなどで被害が発生するなど、子供を取り巻く環境が変化しています。
 こうした状況を踏まえ、インターネット等の共通ルールづくりが必要だと思います。携帯電話はスマートフォンの発達により大きくさま変わりしました。昨年度の内閣府の調査では、中学生の約半数、高校生の9割以上がスマホを利用しているそうです。今やスマホは子供のコミュニケーションに不可欠、その反対に危険を遠ざけるのは難しいことでしょう。
 そこで、東村山市立では中学校の生徒会サミットにより共通ルールを作成しました。そのきっかけは、平成26年度の生徒会サミットでいじめ防止宣言を作成した際、いじめの一つにSNSなどによる誹謗中傷が上げられました。子供の間のいじめツールに使われたり、ラインやメールに対して返信しないとどう思われるだろうとか、どうして返信が来ないのかとか、不安や心配の種にもなっています。身体面でも寝不足や視力の低下につながりかねません。しかも恐ろしいことに、写真や書き込みが友人以外の人に出回り、重大な事件に発展したニュースも連日伝わってきます。
 子供のスマホ利用状況を把握することが大事です。子供たちの考えで、そして家庭でも話し合ってルールづくりをすることが重要だと思います。このルールづくりをできることにより、自分や家族、友達の情報を守り、友達とのトラブル防止にもつながります。本市の中学校でのインターネット等共通ルール作成を提案しますが、御見解をお聞きします。
 質問の最後に、行政視察を振り返ってということについてお聞きします。
 先月、私たちはそれぞれの課題を持ち、行政視察に行って勉強させていただきました。今回の視察に同行された3人の課長が偶然にも新人課長さんでしたので、そこで訪問先での感想や本市との違いや外から見て気づいたことをお聞きしたいと思います。松木企画課長には、きのうの今西委員長からの質問と重なりますが、よろしくお願いします。
 以上で1問を終わります。
○議長(西岡照夫君) 答弁を求めます。長寿支援課長。
      〔長寿支援課長 原 康司君登壇〕
○長寿支援課長(原 康司君) おはようございます。
 土居恒夫議員さんからのグループホームへの入所について、そして5月に同行させていただきました行政視察の感想についてお答えさせていただきます。
 まず、グループホームへの入所の件につきましてでございますが、平成18年4月から介護保険法で地域密着型サービスが規定されまして、グループホームはそこに位置づけられました。地域密着型サービスは、基本的には市内に住民票を置く方が利用するものとして位置づけられているサービスでございます。よって、グループホームは特別養護老人ホームや老人保健施設などの介護保険施設とは違っておりまして、他の自治体から直接施設に転入した場合に、転入前の自治体が保険者になる住所地特例というものが適用されないものでございます。
 国は法改正の際に、他市町村から転入して入居するケースがふえ、実質的に事業所設置市町村の被保険者の適切な利用が阻害されることになれば、当該市町村における地域密着型サービスの適正な運営確保が困難になる可能性があることから、転入から何カ月か経た方からの入所を可能とする等の条件を市町村が付すことができるといたしました。
 南国市では、転入後6カ月以降の入所を可能としております。これにつきましては、地域密着型事業所が所在市町村にお住まいの方の利用を考えており、市内在住の方の利用を確保すること、そして他市からグループホームに転入された方には住所地特例が適用されないため、施設の所在地市町村の給付費負担になることを考慮したものでございます。
 転入後、入所可能になるまでの期間につきましては、このようなことから設定しておりまして、現状のまま継続したいと考えておりますので、御理解のほどお願いいたします。
 続きまして、行政視察についての感想を述べさせていただきます。
 今回、教育民生常任委員会の行政視察に同行させていただき、三重県いなべ市では介護予防事業を、奈良県生駒市ではジェネリック医薬品の利用促進への取り組みを勉強させていただきました。貴重な機会を与えていただきました土居篤男委員長さん初め委員の皆様方にはお礼を申し上げます。ありがとうございました。
 視察の内容につきましては、土居議員さんの御質問の際にも触れさせていただきましたので、視察内容以外に感じましたことを少し申し上げたいと思います。
 両市では、訪問させていただきました際には手厚い歓迎をいただきました。いなべ市は合併による分庁方式をとっておりまして、訪問いたしました庁舎は小さな森の中にあり、美術館のようなたたずまいでございました。視察会場の席にはメッセージや手づくりのコースターが添えられておりまして、細かな御配慮にいきなり感激したところでございました。
 生駒市は、介護施策への取り組みでもよく知られているところでございます。昨年の10月から総合事業を開始いたしまして、パワーアップ事業という体力づくり事業に力を入れていらっしゃいます。生駒市は大阪への通勤圏でありまして、住宅が非常に多いところでございます。生駒市に訪問いたしまして初めてわかったところですが、生駒市は坂の町でした。住宅地の至るところは坂がありまして、足腰が弱くなりました高齢の方が生活していくためには、少し厳しい条件と感じたところです。生駒市が体力づくり事業に取り組んでいる背景には、やはり地域の特性というのがあるのではないかと感じたところでございました。
 先進的な事業を実施していらっしゃいます両市でお話を聞きますと、取り組みを始めるきっかけとして強調されていましたのは、危機感だと思いました。南国市もかつて介護保険料が全国で上位になった時期がございました。その際の危機感からの取り組みが、今の南国市の介護保険の状況にあらわれていると思っております。これからも危機感を持ちまして高齢者施策に取り組んでいきたいと思っております。
 高齢者施策は非常に多岐にわたっております。今後も先進地の視察等の機会がございましたら御一緒させていただければと思っているところでございます。
 簡単でございますが、感想を述べさせていただきました。ありがとうございます。
○議長(西岡照夫君) 危機管理課長。
      〔危機管理課長 中島 章君登壇〕
○危機管理課長(中島 章君) おはようございます。
 土居恒夫議員さんのグループホームの避難についての御質問につきましてお答えいたします。
 グループホームふなとの里につきましては、津波避難タワー建設時の説明会に出席していただいており、また下島浜タワーの避難人数の中にも入っております。
 グループホームレッツにつきましては、山口団地西にある間田避難場所1への避難時には、地元自主防災会の手助けをお願いし避難することになっていると聞いております。
 そのほかグループホームレッツやグループホームひよしにおきまして地震・津波の学習会を行っており、またケアマネジャーを対象とした学習会も実施しております。今後におきましても、各施設において学習会開催の要望がありましたら実施いたしますので、御相談をお願いいたします。
 津波避難のポイントは、揺れたらまず身の安全の確保、長い揺れ、強い揺れの後は必ず津波が来ると思っていただき、避難勧告等が出ていなくてもとにかく急いで高くの避難場所に避難する。津波警報等が解除されるまで戻らないことです。
 津波避難計画を立てる場合は、事前に津波の到達時間、津波の予測区域、避難場所、避難経路、危険箇所などを把握し、計画しなければなりません。そして、避難訓練を行い、避難計画に無理がないか確認しなければなりません。作成した避難計画に基づき、ふだんから訓練を繰り返し行うことが大切です。
 以上でございます。
○議長(西岡照夫君) 子育て支援課長。
      〔子育て支援課長 田内理香君登壇〕
○子育て支援課長(田内理香君) おはようございます。
 土居恒夫議員さんの保育士不足についてお答えいたします。
 待機児童、保育所不足と同じく保育士不足問題が全国的に言われております。本市の民間保育園、公立保育所においても、年度途中から必要となる加配保育士、乳児担当保育士及び保育士の産休・育休・病休などによる代替保育士の確保が難しい状況でございます。このような状況の中、数の把握ができておりませんが、本市にも保育士資格を持ちながら現在保育士として就労していない潜在保育士の方が多くいらっしゃると思われます。
 今、高知県は必要な保育士が確保できるよう、人材育成、就業継続支援、再就職支援の取り組みを推進しており、委託を受けた高知県社会福祉協議会が保育士の人材確保事業、保育士の就学資金等貸付事業などを実施しており、今年度より潜在保育士に対する就学準備金等の貸付事業も開始されます。これらのことにつきましては、本市においても周知、啓発を積極的に行い、次世代の保育士養成、潜在保育士の再就職などの支援に取り組んでまいりたいと考えております。
 また、保育士確保の困難な要件となっております保育士の社会的地位及び処遇につきましても、現在の保育士に要求される高い専門性に見合う根本的な改善を国に要望し、そして私たちは所長会、園長会などで現場の声、意見を参考にしながら本市としてできること、しなければならないことを考えてまいりたいと思っております。
 以上でございます。
○議長(西岡照夫君) 建設課長。
      〔建設課長 松下和仁君登壇〕
○建設課長(松下和仁君) 土居恒夫議員さんの御質問にお答えいたします。
 1点目の下田川への橋梁建設についてでありますが、高知県中央東土木事務所に確認を行いました。県道栗山大津線は下田川をまたぐ橋梁のみが未整備の状況でございます。下田川の右岸、北側につきましては、既に橋梁のためのスペースを確保できております。しかし左岸側、南側については橋梁がかかる部分の現道を最大3メーター近くかさ上げする必要がございます。その影響を受ける沿道、人家のかさ上げなどや広範囲な用地買収が必要となります。また、買収予定地内には登記後60年以上経過した23名の共有地がございます。平成26年度には概略設計を完了し、現在その実現に向けて用地問題を初めとする諸課題を整理中と聞いております。
 2点目の西南農道についてでありますが、南国市西南地区、稲生から十市を結ぶ幹線農道として昭和63年から平成20年までの県営事業で整備してきた道路で、平成21年5月に南国市が高知県から譲与を受けました。新設整備時には腐葉土、粘性土の軟弱地盤に対応する工法で設計施工していましたが、交通量の増大により、農道基準で設計施工した路面が沈下している状況であります。引き続き不等沈下した箇所を部分的に補修し、沈下がある一定おさまった段階で、現在の交通量に見合う舗装構成による全面的な舗装改良を実施いたします。
 3点目の蛸の森トンネル南出口付近の法面土羽における雑草についてでありますが、現在草刈りで対応をしております。しかしながら、将来的に維持費のことも考慮し、土羽面に防草シートを設置していくことを検討してまいります。
 4点目の蛸の森トンネルの南出口から県道春野赤岡線までの速度規制の標識でありますが、高知県警本部交通規制課において、ことしの秋ごろに設置する予定と確認しております。また、西南農道を東西に横切る市道においては、路面標示や交差点ありなどの注意を促す補助看板等を設置し、市民の安全な通行の確保に努めてまいります。
 以上でございます。
○議長(西岡照夫君) 農林水産課長。
      〔農林水産課長 村田 功君登壇〕
○農林水産課長(村田 功君) おはようございます。
 土居恒夫議員の道の駅風良里の整備に関する御質問にお答えいたします。
 議員御指摘の本館棟南側の日本庭園は遊休地の状態で、調整池も道の駅開業時から既に噴水は機能しておらず、情報棟も本来の役目を果たしておりません。
 特に情報棟は、現在の場所に本市が道の駅風良里を整備する前から高知県が建設し、情報発信していましたが、風良里整備後はその役目を道の駅に移管という形で業務を終了し、今はイベント時の更衣室やゴールデンウイーク時の物販の一時保管庫としての使用状態です。
 今、道の駅としましては、国交省が整備して昨年12月に供用開始された北駐車場効果による来訪者増加を契機として、従前から手狭であった本館棟の物販エリアの増築を計画しております。その整備にあわせて先ほどの情報棟も含めて施設、用地の有効活用を図りたいと考えており、具体的には、増築時に一体的に庭園の敷地を平地化してイベントスペースを確保するとともに、情報棟は本市だけでなく、高知県の観光情報の拠点施設として再整備できればと考えておりますが、調整池の整備には大がかりなしゅんせつ工事が伴うため、めどが立っていないのが現状でございます。
 また、施設東側駐車場上段多目的広場は、あずまやや遊具は老朽化が進み、広場全体に凹凸があり寂しい状況ですが、なだらかな面に整備するなど、家族連れの方々が集えるオープンな雰囲気の広場に整備することで、集客に結びつくのではないかと考えております。
 なお、この道の駅用地は高知県の道路用地であり、中央東土木事務所に占有料を払い管理を受託しているものでございまして、施設整備については土木事務所に協議、必要な許可を得なければなりませんが、できることを役割分担して事に当たりたいと考えております。
 最後に、近年ブームの自転車、ロードバイクの来場者が増加傾向にありますが、ロードバイクはスタンドがないため駐輪場所が限られます。議員御提案の駐輪スペース確保とサイクルラック整備は、今後のサイクリスト来場のきっかけにもつながると思いますので、できるだけ早くに整備に入りたいと考えております。御提言ありがとうございました。
○議長(西岡照夫君) 福祉事務所長。
      〔福祉事務所長 中村俊一君登壇〕
○福祉事務所長(中村俊一君) 土居恒夫議員さんの御質問の中に、こども食堂についてのお尋ねがございました。こども食堂に定義はございませんが、全国的に展開され始めているその多くは、経済的事情により食事が満足にできない生活困窮世帯やひとり親世帯の児童・生徒に、月1ないし2回食事を提供しているもので、運営はNPO法人、社会福祉法人、ボランティア団体などさまざまです。
 御質問のあった後免町防災コミュニティーセンターでの活動も、そのような趣旨にのっとったものだと聞き及んでおりますが、公民館活動の中に位置づけ、クッキング教室という名称も冠しておるようです。この活動は、児童福祉の向上のみならず、地域内の交流や世代間の交流が図られ、地域のコミュニティー能力の向上にも寄与するものと考えております。
 昨日ちょうど関係の方からチラシをいただいておりますので、こども相談係、保護係など訪問の際にはこのチラシを配付してまいりたいと考えております。
 一方で、福祉事務所としては、生活困窮者自立支援事業の中で子供の学習支援を準要保護家庭の中学生を対象に行っております。このことは国庫補助2分の1の要件に合うように実施しておるものです。
 子供の居場所づくりとして学習支援からこども食堂のような活動への発展につきましては、今後検討いたしますとともに、国の動向につきましては、関係団体や児童福祉に関心のある方への情報提供も行ってまいります。
 以上でございます。
○議長(西岡照夫君) 総務課長。
      〔参事兼総務課長兼選挙管理委員会事務局長 西山明彦君登壇〕
○参事兼総務課長兼選挙管理委員会事務局長(西山明彦君) 土居恒夫議員の食品ロス30・10運動の御提案につきましてお答えいたします。
 土居議員さんの提案されました30・10運動は、御紹介がありましたように、長野県松本市がごみの減量化を目的に2011年に残さず食べよう30・10運動と提唱して始まったようでございます。御提言のように、ごみの減量化には有効なものであると思います。
 本市におきましては、市政報告でも御報告いたしましたように、平成27年度の一般廃棄物につきましては、総収集量が約1万3,798トンで、対前年度比233トン、2%の減となっておりますが、さらにごみの減量化に努めていかなければならないと考えております。
 この運動で、ごみがどれだけ減量化できたかは具体的な数値が示されておりません。土居議員からは、健康につながるというようなことでございましたけれども、宴会で出される料理につきましては、栄養素としていささか偏っているのが実態ではないかなというふうに思います。そういった点から、私は健康につながるのはどうなのかなというような印象を持っております。
 また、特に高知県の宴会文化は皿鉢料理をそれぞれが取り合う形態でございますし、他県にはない返杯の文化もございます。なかなかなじみにくいのではないかなというふうに思います。私たちはこの土佐の宴会文化を大切にしたいかなというふうに思っております。
 以上でございます。
○議長(西岡照夫君) 教育次長。
      〔教育次長兼学校教育課長 竹内信人君登壇〕
○教育次長兼学校教育課長(竹内信人君) 土居恒夫議員さんからの御質問にお答えをいたします。
 まず、こども食堂については、先日実行委員会の方にも直接来ていただいて御説明を受けておりますので、各学校への連絡、案内を今後していきたいと考えております。
 次に、子供のインターネット等の共通ルールづくりについてでございますが、近年携帯電話やスマートフォンを所有する児童生徒の割合は、全国的にも増加傾向にあり、南国市内の各小中学校におきましても、児童生徒のスマートフォンの所有率は年々増加してきており、時にはラインや掲示板への何げない書き込みから友人間でのトラブルにつながったという事例も発生しております。携帯、ネットにかかわる問題は、今や子供たちの生活と密接に関連するものであり、南国市内でも課題の一つとして認識をしているところでございます。
 秋田県では、携帯電話は学校における教育活動に直接必要のないものであり、児童生徒が授業に専念する環境をつくる必要があることを考慮し、県教育委員会が学校における携帯電話の取り扱いについて定め、原則各学校への携帯電話の持ち込みを禁止し、学校、家庭、地域が一体となりセルフコントロールできる児童生徒の育成に努めております。また、東村山市の件につきましては、議員さんからも報告がありましたように、取り組みも聞いておる次第にございます。
 県内では昨年度、幡多市町村教育委員会連合会や幡多小中学校長会、幡多地区小中学校PTA連合会が協働した幡多っ子ネット宣言のように、子供に携帯電話やスマートフォンを持たせる場合、親子で約束をしっかり結び、夜9時以降は親が子供の携帯電話やスマートフォンを預かったり、フィルタリングをかけ利用を制限し、家庭でのルールづくりを呼びかけているという事例もあります。
 また、宿毛市では、きびなごフォーラムと題しまして市内各中学校の生徒会のメンバーが集まり、携帯やスマートフォンの利用に関して生徒会としてできること、個人でできること、大人ができること等について話し合いを行い、啓発を進めている事例もございます。
 本市の各学校では、啓発団体や警察官などを講師に招き、児童生徒を対象とした授業や保護者や地域を対象とした研修会等を行う学校がふえております。今後は、家庭での携帯電話やスマートフォンの利用に関してのルールづくりも含めまして、市内各小中学校、PTAとも連携をしながら正しい利用法の啓発に取り組んでまいりたいと存じます。
 以上です。
○議長(西岡照夫君) 企画課長。
      〔企画課長 松木和哉君登壇〕
○企画課長(松木和哉君) 土居恒夫議員さんより行政視察を終えての感想ということですので、お答えをいたします。
 昨日の今西議員さんの答弁におきまして一度感想を述べさせていただいておりますので、重複する部分については省略し、簡単に感想を述べさせていただきたいと思います。
 私は、総務常任委員会の行政視察に同行させていただき、静岡県伊豆市と群馬県桐生市へと訪問いたしました。
 群馬県桐生市では、高齢者運転免許証自主返納支援事業について研修をいたしました。この制度は、高齢者の運転による交通事故を減少させることを目的として、満65歳以上の運転免許証の自主返納者に対して支援を行うものです。支援の内容としましては、路線バスの1年間分の定期券または市内を走るデマンドタクシーの回数券のいずれかを本人の申請により支給するもので、ほかにも協賛店として市内の約100店舗で割引やサービスが受けられるようになっております。また、免許返納後60日以内に電動アシスト自転車を購入した場合につきましては、一定額の補助も受けられるようになっておりました。
 高知県では、65歳以上の運転免許返納者に対して、運転経歴証明書を提示すれば協力加盟店で割引が受けられたり、一部の公共交通で割引が受けられたりといった支援制度はありますけれども、それは限定的なものとなっております。
 本市においても、高齢者の自動車事故は絶えない状況でありまして、全国的にも認知症の高齢者が高速道路を逆走して事故を起こすといった事例も発生しております。家族が心配をして運転をやめさせようにも、本人が納得してくれないといった現状もあるようです。
 こうした点からも、今回視察研修しました桐生市のように、市独自の支援によりまして高齢者の運転免許の返納のきっかけをつくってやるという意味では有効ではないかと感じたところでございます。
 この視察研修により、他市町村の先進的な取り組みが勉強でき、また現場職員の職務に対する熱意を肌で感じ、大変刺激になったところでございます。こうした事例なども常に情報収集を図りながら、これからの業務に生かしていきたいと思います。
 このような機会を与えてくださいました今西委員長並びに委員の皆様方には、この場をかりましてお礼を申し上げます。ありがとうございました。
○議長(西岡照夫君) 都市整備課長。
      〔都市整備課長 若枝 実君登壇〕
○都市整備課長(若枝 実君) 土居恒夫議員さんの行政視察を終えて、について感想を述べさせていただきます。
 このたびは産業建設常任委員会の岩松永治委員長を初め委員の皆様方には、佐賀県伊万里市と福岡県宗像市への行政視察に同行する機会を与えていただきまして、厚く感謝申し上げます。まことにありがとうございました。
 それでは、佐賀県伊万里市と福岡県宗像市への行政視察研修を終えての感想を述べさせていただきます。
 伊万里市役所、宗像市役所、両市役所とも担当職員の方々の大変温かい歓迎とおもてなしを受け、担当の方の大変丁寧でわかりやすい説明に加え、現地視察も行っていただくなど、大変有意義な視察研修となりました。
 視察1日目の伊万里市では、ふるさと納税についての研修を行いました。伊万里市は平成20年からふるさと納税を開始しましたが、返礼品が伊万里焼ストラップであった平成20年度から25年度の寄附金の平均金額は年約180万円程度だったそうですが、平成27年1月に返礼品に伊万里牛33品を追加したところ、平成27年1月から3月のわずか3カ月間だけで寄附金が8,311万円と急激に増大し、さらに同年の4月からは伊万里焼、海産物、地酒など94品を追加したところ、平成27年度の寄附金は約10億円へと飛躍的に増大したことには驚きました。寄附金が飛躍的に増加した要因は、返礼品の種類の多さもさることながら、やはり全国ブランドである伊万里牛の力によるものであると実感をいたしました。ブランドの力は絶大であると改めて感じたところでございます。
 2日目の宗像市では、コンパクトシティーの取り組みについての視察研修を行いました。市役所での研修後、当初予定になかった赤間駅北口周辺を案内していただき、現地視察をすることができました。整備前のJR赤間駅北口は、駅前広場が未整備で、狭隘な道路も多く、老朽化した低層の木造住宅が密集するなど、交通結束機能や防災上の課題もあったようですが、土地区画整理事業で整備した現地を見てみますと、商業、業務、居住機能の集積地として活気とにぎわいある都市空間を形成していると感じました。
 後免駅周辺も整備前の赤間駅北口と同じような状況であることから、公共交通アクセス、生活環境、都市基盤が整備され、そして景観にも配慮されており、今後、後免駅前広場を含めた整備を進めていく上で大変参考となり、この貴重な体験を少しでも業務に生かしていきたいと思っております。
 最後に、もしまちづくりの関係で行政視察されることがございましたら、また同行する機会を与えていただきますようお願い申し上げます。まことにありがとうございました。
○議長(西岡照夫君) 7番土居恒夫君。
○7番(土居恒夫君) それぞれにまことに御丁寧にお答えいただきましてありがとうございます。
 端的に言えというあれで、端的にします、2問目は。
 まず、長寿支援課のグループホームの件ですが、地域特例も確かにあると思いますが、例えば都会でお住まいされてて、やはりふるさとへ戻って最後を終えるという言い方は大変失礼ですけども、ふるさとへ戻りたいという方もいらっしゃるんじゃないでしょうかという思いがあって、ついこういうことで質問しました。そんなに数が多くないと思いますので、大変負担になるかもわかりませんけども、そこをやはり温かい南国市、さすが南国市だなということも一つの市民に対しての温かい心遣いじゃないかと思いまして言いました。
 それから、続きまして今度グループホームの避難対策の件ですが、せんだってレッツのほうの津波の勉強会、ちょうど危機管理課の職員の方がスライドを持って説明をしてくれましたんで、ちょうど機会がありましたんで一緒に勉強させていただきました。どうもあれも一般の方に対しての今までのスライドといいますか、パソコンによるものなんで、ちょっと弱者に対しての何かもっとそういうものがあれば、ソフト面のものがあればもっとわかりやすいんじゃないかと。あれは一般の健常者に対してがわかることであって、やはり弱者に対して逃げる、あのまま逃げることとか、やっぱりそういうことはもっと事細かくにどうやって逃げるのか、あるいはリヤカーで行くのがどればあかかるのか。そして、次に例えば、特にレッツの方が心配されてましたのは、我々じゃ山の中に何日もおるんだろうか。やぶの中で蚊がおる、例えば夏やったら蚊がおる、冬やったら寒い。せっかく白山荘が稲生にはあるのに、あそこへの対応なんかはどうも私たちは聞かされてないと。そういうことも、私の聞き間違いかもわかりませんけども、そこのあたりもうちょっと丁寧に、じゃ次に第2避難所はこういう福祉避難所がありますから、そこへじゃ水が引いたら行きましょうとか、じゃバスで迎えに行きますとか、何かそのようなことをちょっと、大変忙しいでしょうけども、そのあたりもひょっとお考えいただければと。答え要りませんので、ないです。
 続きまして、保育所不足ですが、今言われました確かに社会福祉協議会が県でやっていると思いますけども、さらに突っ込んだ南国市でももっと今私が言いましたように、浜松市ではこういうこともやってる。南国市独自の保育士を確保することもこれから、やっぱり病後児保育とか病児保育、あるいは3歳児の拡大ですか、もふえて、どんどんどんどん保育士の需要といいますか、数も必要になってくると思いますんで、その辺に対しての南国市でのいわゆる囲い込みみたいなことですね、ぜひそういったことも取り組みを。社会福祉協議会お任せじゃなくて、例えば香長中学ですか、中学校ですわね、職場体験でもいろいろやられておりますんで、そんなことも生かしながら次につながる。例えばどっかの保育の学校へ行けば、5年間帰ってきて働いたら、貸与といいますか返さなくてもいいようなこともありますよね。そんなことも周知を徹底、広報などでいろんな場を通じて、そういう潜在保育士の呼び起こしをやる、喚起を呼び起こすようなこともひとつお願いしたいと思います。
 それから、農道と下田川のことですが、設計もできてるようなんで、期待していいでしょうか。それを再度聞きたいと思います。
 それから、風良里ですが、これも情報棟も真っ先に私が気がついたんです、何か気になったんですが。やはり県も高知家という県全体でおもてなしをするという心もありますんで、せっかくの機運ですから、県のおもてなし課とも対応して、やっぱり観光面、南国市の物産、いろんなものの情報館を再度情報発信するような建物になり、あるいは自転車とか細かいことですが、そういったこともやり、せっかく新しい駐車場もできました。ただ、残念ながら渡るのも大変何か窮屈。お金もかかることです。例えばあこにCLTの橋をかけるとか、何かそんな特徴を持ったことも必要じゃ、足の悪い方にとってはあれですけども、何かそういうの必要ではないかとも思いました。ただつくればいいということでもないと思いましたんで、お聞きしました。これは暫時進めていただくよう要望します。
 ついでに、こども食堂のことですが、先ほど福祉事務所の所長は、今後いわゆる学習支援ではまた新たな展開で方々開く、いろんなところを開くようにぜひ進めていただきたいと思います。そして、このこども食堂というのは、確かに貧困のことですが、これの意義のあるのは、若いお母さん方がこれを地域の公民館活動として捉える、たまたま地域の公民館があったからそこでやったことであって、確かに生涯学習課が公民館を活用することは物すごいいいことだと思いますけども、それはさておき、やはりこの声を上げたということに意義があるものだと思います。これはやはり、本来なら行政も一緒になっておおやりゆうかえ、一緒にやろうかということもやらないと、若いお母さん方が声を上げたということは大変意義深いことがあると思いますので、ぜひ今後、今現在個人の方でやられていますけども、例えばNPO法人にやろうか、そういうことであれば行政としての何かの支援ができると思いますんで、ぜひこの支援のほどをよろしくお願いしたいと思います。
 それから、これについては実は環境課にお願いしようと思いましたが、どうも違うなと思いまして、総務課長の顔が浮かびましたんで総務課長に振ったわけなんですが。ただこれはちょっと先ほどこれについてはすんなり行こうと思ったんですけども、お酒の席の食品が偏っているというのは、ちょっと最近ね。今、大変いわゆるどこのレストランあるいはホールにしても、野菜中心の食事のメニューつくったり、健康に気を使った食事も随分考えてやってくれてますんで、それを30分ゆっくり食べると。それから返杯しても十分間に合うと思いますんで、私も率先して何とかそういうことでやりたいと思いますんで、ぜひそれがひいては南国市の健康につながる。やはり食べて飲むということも、非常にまた酒の量もふえて消費につながるということであると思いますので、ぜひそのこともお考えをくみおきたいと思います。
 それから、子供のインターネットのことでありますが、ずっといろんな問題で東村山市は保健の授業もやってなかったということでちょっと汚点もありますが。なかなかやはり共通ルールをつくって、これは先ほど言いましたけども、親と子供そして学校あるいは生徒会を通じてみんなが共通で考えるという、押しつけじゃなくて、これが非常に大事だと思っております。高嶋ちさ子みたいに携帯電話を折ったら困りますのであれですけども、やはりそこまで行かないうちに対処する。いろんな問題でも我々の目に届かない本当に、日進月歩といいますか、もっとすごいスピードで進んでおりますんで、やはり子供たちの心のケアの一つにもなると思いますんで、ぜひ、そのことでお取り組みを願いたいと思います。
 最後に、たまたま行政視察の担当課長の顔ぶれを見てみますと、ちょうど新人の方がいらっしゃいましたんで。実は7年も課長をされて、行ってない方もいらっしゃったようなんですけども、大変気の毒ですが。初めての方で、やはり外から見るということは、見聞を広げるということはいかに大事なことかということについて、厚かましいですが3人の方に見解お聞きをいたしました。
 やはり本当に我々も総務常任委員会で訪問させていただきました。特に桐生市では大変手厚い歓迎を受けまして、お昼はすばらしい桐生市で一番おいしいお店とかいうがに連れていっていただいたり、あるいはこれは篠原涼子ですが、クリアファイルを机の上に置いてまして、至るところに実は篠原涼子のもっとでかいポスターがあって、これは桐生市名誉市民みたいな。桐生市出身らしくて、クリアファイルを置いてて。これふと思うと、例えば三山ひろしさんとか島崎和歌子さんとか、これからはやはり町・市挙げてのシティプロモーション的な、やっぱり市の売り込みもいろんな意味で大事だと思いますんで、こういうことを全市で市の中、我々を含めて考えていくということがこれから大事だと思っております。
 そして、桐生市に大変感動しましたのは、非常にスピーディーに各担当課がいろんな話し合いを課長同士がすっと持って、あそれええやいか、やろうかという、いわゆる縦横の関係がすぐにやっていってるということに感動しまして。例えばこの行政視察、我々もそうですけども、行政視察を終えて勉強もするし、じゃこういうことを市へどうですかということを提言しますし、あるいは今度例えば3人の何でこの質問に至ったかといいますと、やはり3人の方がその声を別の課長も一緒にお酒の席でもいいですし、その場を持って行政視察どうやったな、あれはどうやった、たった30・10の30分でもいいですけどもその話をして、お酒を飲んでも次の何かの施策につながることもあるんではないかと思って質問したわけです。こういった行政視察、外から見聞を広げるということは大変大事ですので、そのことについてお聞きしました。
 質問として2問目はですから、橋の件とそれから、橋の件でええか、お願いします。
○議長(西岡照夫君) 答弁を求めます。建設課長。
○建設課長(松下和仁君) 土居恒夫議員さんの2問目にお答えいたします。
 下田川にかかる橋でございますが、都市計画決定された道路でございまして、この道路についての必要性については十分県も認識してるということでございます。用地問題等さまざまな問題がございますが、南国市としてもやるべきことを実現に向けて協力していきたいと考えております。
 以上です。