ページの先頭です。 メニューを飛ばして本文へ
トップページ > 南国市議会 > 議会議事録

用語検索はこちら


議会議事録

  • 開催別
  • 一般質問
  • 議員提案
  • 市長提案
  • その他
  • 検索
検索結果 » 令和4年 第428回市議会定例会(開催日:2022/12/02) »

議員提出意見書


      議発第1号から議発第4号
○議長(浜田和子) ただいま議発第1号から議発第4号まで、以上4件の意見書が提出されましたので、お手元へ配付いたしました。
          ―――――――――――*―――――――――――
 議発第1号
      世界平和統一家庭連合との関係を断ち切り、被害防止及び救済を求める意見書

 上記の意見書を別紙のとおり会議規則第14条の規定により提出する。

   令和4年12月15日提出
       提出者 南国市議会議員   杉本 理
       賛成者    〃      丁野美香
        〃     〃      西本良平
        〃     〃      浜田憲雄
        〃     〃      植田 豊
        〃     〃      岡崎純男
        〃     〃      斉藤 喜美子
        〃     〃      岩松永治
        〃     〃      前田学浩
        〃     〃      有沢芳郎
        〃     〃      神崎隆代
        〃     〃      中山研心
        〃     〃      今西忠良
        〃     〃      西川 潔
        〃     〃      土居恒夫
        〃     〃      西山明彦
        〃     〃      福 田 佐和子
       賛成者 南国市議会議員   土居篤男
        〃     〃      村田敦子

 南国市議会議長 浜 田 和 子 様
 …………………………………………………………………………………………………………
 議発第1号
      世界平和統一家庭連合との関係を断ち切り、被害防止及び救済を求める意見書

 世界平和統一家庭連合(以下、旧統一教会という)は、霊感商法や集団結婚など、社会的に多くの問題を起こし多数の被害者を生んできた。高額な献金の強要や正体を隠して行う伝道は裁判でも違法性が指摘されている。このような反社会的な活動を行う組織と政府及び政治家が関わることは、その活動に「お墨つき」を与え、広告塔の役割を果たして、被害を拡大することにつながる。
 世論調査では、「政治家は旧統一教会との関係を断ち切るべきかどうか」との問いに82%が「断ち切るべきだ」と答えており、政治と旧統一教会との関係に国民の厳しい視線が注がれている。
 岸田文雄首相は、信教の自由は、憲法上保障されていると留意しつつ「宗教団体であっても、社会の構成員として関係法令を遵守しなければならないのは当然である一方、政治家側には、社会的に問題が指摘される団体との付き合いには厳格な慎重さが求められます」として、大臣、副大臣、政務官について、旧統一教会との関係を断つことの確約を得たと述べている。加えて自民党としても、関係を持つことがないようチェック体制を強化するとしている。
 旧統一教会による被害は続いており、全国で被害相談や「宗教二世」からの深刻な相談も寄せられており、各省庁が連携し被害の防止及び救済にあたることが求められている。
 よって国におかれては、下記の事項について実現されるよう強く要望する。

1.政府及び国会は、反社会的な活動を行う旧統一教会と政府・政治家との関わりを徹底して明らかにし、今後においては、一切、関係を断ち切ること。
2.旧統一教会による被害の実態把握を進めるとともに、その被害防止及び救済にあたること。
 以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。
    令和4年12月15日
南 国 市 議 会

衆議院議長    細田博之 様
参議院議長    尾辻秀久 様
内閣総理大臣    岸田文雄 様
総務大臣    松本剛明 様
法務大臣    齋藤 健 様
文部科学大臣    永岡桂子 様
内閣府特命担当大臣    河野太郎 様
(消費者及び食品安全)
          ―――――――――――*―――――――――――
 議発第2号
消費税インボイス制度実施の延期を求める意見書

 上記の意見書を別紙のとおり会議規則第14条の規定により提出する。

   令和4年12月15日提出
      提出者 南国市議会議員   村田敦子
      賛成者    〃      今西忠良
       〃     〃      中山研心
       〃     〃      西川 潔
       〃     〃      土居恒夫
       〃     〃      有沢芳郎
       〃     〃      西山明彦
       〃     〃      杉本 理
       〃     〃      福 田 佐和子
       〃     〃      土居篤男
       〃     〃      前田学浩
       〃     〃      岡崎純男
       〃     〃      斉藤 喜美子
      賛成者 南国市議会議員   浜田憲雄
       〃     〃      丁野美香
       〃     〃      岩松永治
       〃     〃      植田 豊
       〃     〃      西本良平
       〃     〃      神崎隆代

 南国市議会議長 浜 田 和 子 様
 …………………………………………………………………………………………………………
 議発第2号
消費税インボイス制度実施の延期を求める意見書

 新型コロナ感染の収束が見通せない中、さらに、原油・資材・物価高騰で事業活動が一層困難を深めています。こうした状況の中、2023年10月からのインボイス制度(適格請求書等保存方式)が実施されようとしています。国税庁は来年3月末までの「適格請求書発行方式」登録申請を呼びかけています。500万から1,000万者といわれる、現在は消費税非課税事業者が新たに課税事業者になるのか、取引から排除されるのかの選択を迫られています。いずれにしても、多くの中小零細事業者、フリーランスの事業を逼迫させ、廃業を選択する者も出てきます。
 道の駅や産直市場、集落活動センターでは、媒介者交付特例が使えずインボイスが発行できないケースが出てきます。そうなると、国県市町村、地域で取り組んでいる農商工連携や6次産業化、地域活性化の取組を阻害し、地域に悪影響を及ぼすことは明らかです。総務省は自治体や指定管理者にインボイスの発行ができるように準備することを求めていますが、市町村が設置者で指定管理者が運営している道の駅などでは、「求められたらインボイスを発行しないわけにはいかないが、発行できない」という事態が出てきます。
 シルバー人材センターも「会員に消費税課税業者になってとも言えないし、かといって、センターで仕入れ税額控除分を負担する余力もない」と困っています。厚生労働省は自治体に対し、センターに必要な財政支援をするように通知を出しています。
 インボイスを発行しないことをもって、取引を拒絶する、値下げを強要する、インボイス登録を執拗に迫るなどの行為は、独占禁止法(優越的地位の濫用)や建設業法、下請法に抵触・違反する恐れがあることも周知されていません。
 各自治体でも多くの分野・部署で対応が求められますが、対応の基本姿勢、具体的方針・方法が準備されているか疑問視されます。インボイス制度は事業者だけでなく、地域(地域活性化、ちいきおこし)の問題でもあります。
 国税庁は来年3月末までのインボイス登録を求めていますが、制度の周知が不十分な上に、様々な困難事例を来年3月末までに解消し、登録を進めることは難しいのが現状です。
 与党公明党の税制調査会長は、「インボイス制度の開始を控え小規模事業者への税負担の軽減を検討すると表明した。『議論して年末までに結論を得ていく』と言明」(11月5日、日経)しています。
 日本商工会議所も指摘している(9月15日)とおり、「制度導入後の大混乱は避けられない」状況です。
 2023年10月からのインボイス制度実施は困難です。
 軽減税率制度の導入後三年以内を目途に、事業者の準備状況や取引への影響について検証し、必要な措置を講じる旨の規定(所得税法附則)に基づき制度実施の延期の対応を求めるものです。
 以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。
    令和4年12月15日
南 国 市 議 会

衆議院議長    細田博之 様
参議院議長    尾辻秀久 様
内閣総理大臣    岸田文雄 様
総務大臣    松本剛明 様
財務大臣    鈴木俊一 様
          ―――――――――――*―――――――――――
 議発第3号
子供のために保育士配置基準の引上げによる保育士増員を求める意見書

 上記の意見書を別紙のとおり会議規則第14条の規定により提出する。

   令和4年12月15日提出
      提出者 南国市議会議員   福 田 佐和子
      賛成者    〃      丁野美香
       〃     〃      浜田憲雄
       〃     〃      西本良平
       〃     〃      斉藤 喜美子
       〃     〃      岡崎純男
       〃     〃      岩松永治
       〃     〃      植田 豊
       〃     〃      前田学浩
       〃     〃      有沢芳郎
       〃     〃      神崎隆代
       〃     〃      今西忠良
       〃     〃      中山研心
       〃     〃      西川 潔
       〃     〃      土居恒夫
       〃     〃      西山明彦
       〃     〃      杉本 理
       〃     〃      土居篤男
       〃     〃      村田敦子

 南国市議会議長 浜 田 和 子 様
 …………………………………………………………………………………………………………
 議発第3号
子供のために保育士配置基準の引上げによる保育士増員を求める意見書

 コロナ禍で保育所の重要性は広く社会に認識されるようになったが、感染対策を徹底しながら、子供の発達を保障し、子育て家庭を支えるには、現在の配置基準は不十分であり、子供の命と安全を守るためにも保育士増員が急務となっている。
 小学校では、コロナ禍を受けて全学年での少人数学級化が順次実施されており、2021年度『学校基本調査』によれば、公立小学校の学級当たりの平均児童数はすでに22.7人になっている。一方で、小学生よりも幼い乳幼児が長時間生活する保育所等の4・5歳児の配置基準(子供30人に保育士1人)が、基準制定以来70年以上一度も見直されていないことは、由々しき事態と言わざるを得ない。
 国は2023年4月に「こども家庭庁」を創設して、これまで以上に子供関連施設の充実・推進を目指し、予算も倍増するとしている。それならば、今こそ保育関係予算を大幅に増やし、保育士配置基準の引上げによる保育士増員、処遇の改善を国の責任で進めるべきである。
 よって、国におかれては、必要な財源を確保し、下記の事項について実現されるよう、強く要望する。

1.子供のために保育士配置基準の引上げによる保育士増員を図ること。
2.公定価格を引上げ、保育士等の処遇改善を図ること。
 以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。
    令和4年12月15日
南 国 市 議 会

衆議院議長    細田博之 様
参議院議長    尾辻秀久 様
内閣総理大臣    岸田文雄 様
財務大臣    鈴木俊一 様
厚生労働大臣    加藤勝信 様
文部科学大臣    永岡桂子 様
内閣府特命担当大臣    小倉將信 様
(少子化対策担当)
          ―――――――――――*―――――――――――
 議発第4号
介護保険制度の改善を求める意見書

 上記の意見書を別紙のとおり会議規則第14条の規定により提出する。

   令和4年12月15日提出
      提出者 南国市議会議員   土居篤男
      賛成者    〃      丁野美香
       〃     〃      浜田憲雄
       〃     〃      西本良平
       〃     〃      斉藤 喜美子
       〃     〃      岡崎純男
       〃     〃      岩松永治
       〃     〃      植田 豊
       〃     〃      前田学浩
       〃     〃      有沢芳郎
       〃     〃      神崎隆代
       〃     〃      今西忠良
       〃     〃      中山研心
       〃     〃      西川 潔
       〃     〃      土居恒夫
       〃     〃      西山明彦
       〃     〃      村田敦子
       〃     〃      杉本 理
       〃     〃      福 田 佐和子

 南国市議会議長 浜 田 和 子 様
 …………………………………………………………………………………………………………
 議発第4号
介護保険制度の改善を求める意見書

 介護保険は施行22年を経過しました。しかし必要なサービスを利用できない実態が広がっており、家族介護を理由とした介護離職も高止まりです。介護事業所では、深刻な人手不足と低い介護報酬の下での経営難が続いており、コロナ禍はこうした事態を一層加速させています。
 政府は、2023年通常国会に向けて介護保険見直しの検討を進めています。「介護保険利用時における1割から2割負担への引上げ」「ケアマネジメントの利用者負担の導入」「要介護1、2について地域支援事業への移行」「補助つえなどの福祉用具の貸与から購入への変更」など、負担増と給付削減の提案がめじろ押しです。
 利用者と事業者双方にさらなる矛盾、困難を押しつけるものであり、ひいては「住み慣れた地域で安心して暮らす」という住民の思いに寄り添う自治体の運営についても困難になることは明らかであり、必要な時に必要なサービスを利用、提供できる制度への転換を求めます。
 私たちは、介護保険制度の改善を求めて下記の事項について国に要望します。

1.介護保険の利用に新たな困難をもたらす利用料の引上げ、ケアプランの有料化、要介護1、2の生活援助などの保険外し、貸与の福祉用具を購入に変更するなどの見直しを行わないこと。
2.介護保険料、利用料、食費・居住費などの負担軽減、介護報酬の改善など、介護保険制度の抜本的な見直しを行うこと。介護保険財政における国庫負担の割合を大幅に引き上げること。
 以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。
    令和4年12月15日
南 国 市 議 会

内閣総理大臣    岸田文雄 様
厚生労働大臣    加藤勝信 様
財務大臣    鈴木俊一 様
総務大臣    松本剛明 様
          ―――――――――――*―――――――――――
○議長(浜田和子) お諮りいたします。この際、以上4件を日程に追加し、議題とすることに御異議ありませんか。
      〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(浜田和子) 御異議なしと認めます。よって、日程に追加し、議題とすることに決しました。
 お諮りいたします。ただいま議題となりました4件は、提案理由の説明、質疑、委員会付託、討論を省略し、直ちに採決をいたしたいと思います。これに御異議ありませんか。
      〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(浜田和子) 御異議なしと認めます。よって、さよう決しました。
          ―――――――――――*―――――――――――
○議長(浜田和子) これより採決に入ります。
 議発第1号から議発第4号まで、以上4件を一括採決いたします。以上4件は原案のとおり決することに御異議ありませんか。
      〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(浜田和子) 御異議なしと認めます。よって、議発第1号から議発第4号まで、以上4件は原案のとおり可決されました。
          ―――――――――――*―――――――――――
○議長(浜田和子) 以上で今期定例会に付議されました事件は議了いたしました。
 これにて第428回南国市議会定例会を閉会いたします。
 どうも御苦労さまでした。
      午前10時36分 閉会