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検索結果 » 令和4年 第427回市議会定例会(開催日:2022/09/02) »

一般質問3日目(土居篤男)

質問者:土居篤男

答弁者:市長、関係課長


○議長(浜田和子) 日程により一般質問を行います。
 順次質問を許します。19番土居篤男議員。
      〔19番 土居篤男議員発言席〕
○19番(土居篤男) おはようございます。19番の土居篤男でございます。一般質問を行いたいと思います。
 3日目に入りますと、もうぼつぼつ関脇、大関あたりが出てきてもええではないかというふうな目で期待をされておりますが、期待に応えれるかどうか。あしたは、横綱級がやられると思いますので、今日のところは少し控えて優しくしてみたいと思います。よろしくお願いします。
 私が通告してありますのは、1つ目が市長の政治姿勢。政治姿勢では、1期目を終えて2期目に入ったばかりなんですが、市長はこの間いろいろ取り組んでこられたと思いますが、どのように取り組んできたのか。今後、どのように市民の暮らしと向き合っていくのかということをお尋ねしたいと思います。
 2つ目に、大変心が痛んでおりますが、ロシアのプーチン政権のウクライナ侵攻がありまして、日本にも輸入小麦の高騰あるいは燃油の高騰が生じております。これらから市民の暮らしをどのように守っていくのかを聞きたいと思います。
 3点目が、十市には石土池という池がありますが、かつては小さい、今の半分ぐらいの面積でしたが、緑ケ丘を造成したときに調整池としての機能を持たせるためだと思いますが、面積を広げまして、大変広い、近くにないぐらいの広さの池ができております。そして、この池には多分誰かが植えたものだと思いますが、ハスがたくさん増殖しておりまして、真ん中のほうは深いですから生えておりませんでしたが、周辺部は相当ハスの花が咲き誇っておりました。ところが、それが今ゼロになっております。池の周辺の通りも石土池ハス通りというふうに名前もつけられておりますので、やはりハスがハス通りと名前がついちゅうのに名前がないのは寂しいということで、何とか復元できんだろうかということと、4点目が学校給食の安全性についてお尋ねをしたいと思います。
 まず、1つ目の市長の政治姿勢では、先ほども言いましたように、2期目を迎えて4年やって今5年目に入りましたわね。この間、市長も十分な政治経験を南国市政の中で積んでこられております。そのような中で2期目を迎えております。4年やって5年目に入ってると思いますが、この間、各市民の暮らしを取り巻く分野で農業の方面、産業はどうなったか、教育をどのようにしてきたのか、保健行政をどのように目指してきたかということを実行してきたと思いますが、これらについてどのように取り組んできて、どのような南国市になっていると思うのか。これからどのような南国市を目指すのか、お尋ねしたいと思います。
 2点目が、御承知のとおり、プーチン大統領の指示によりまして、ウクライナ侵攻が始まりました。小さい子供さんまでも犠牲になるということで、大変痛ましい現象が起こっておりまして、本当に私も大抵のことなら横着な男じゃにゃあ言われる側の者ですが、このロシアのウクライナ侵攻を見てみますと、非常に何でこんなことが起こるのかというふうに気がめいってまいります。そして、この日本にもウクライナからの小麦の輸出が止まってしまうとか、あるいは原油の輸入が滞ってしまうと。日本に対して、どこの国からどれだけ入っているかは、こちらもつかんでおりませんけれども、日本に対する燃油が減ってきたと、こういうことで小麦と同じように大変高騰しております。ハウス園芸なんかにも影響が出ていると思います。こういうことから、市民の暮らし、あるいは農業経営等をどのように守っていくのか、考えがあればお聞きをしたいと思います。
 そして3つ目に、石土池の初めにも少し触れましたが、池の周辺にはハスの花がたくさん咲くようにハスが繁殖しておりました。これは、すばらしいなあというふうに見ておりましたが、今では1輪も咲いておりません。これは、当たってないかもしれませんが、日本の従来からおる亀はハスの芽を食べませんが、スッポンのような、私はカミツキガメというたら、同僚議員はカミツキガメとは言わんで何とかと言いますが、とにかく従来の日本の亀ではない亀がたくさん繁殖しまして、それが全部芽を食いました。今では1輪も咲きません。この亀は、食べれりゃせんかと、捕まえて中国へ輸出したらええじゃないかというて知人に言うたら、あの亀はおいしくないので中国人も食べないということらしいです。亀の形というのは見たことがあります。道路に上がってきて、車にひかれて死んでおると。そういう状況で見たことがありますが、その亀を全滅させる以外にハスを植えても復元はできないと思います。そういう問題も解決しながら、ぜひともハスの復元ができないか、提案をしたいと思います。
 4番目に、学校給食の安全性についてであります。御承知のとおり、学校給食はかつて私も提案をして、なぜ校門の外でたわわに黄色く実った米がたくさん実っているのに、なぜ学校給食にパンばっかり食べらすぜよと言うたら、そういう指摘をしましたら、学校給食週5日でしたかね。週5日米飯給食でやろうと、市内産の米を使おうということでやっておりましたが、保護者の方からパンも1回ぐらいは出してもらいたいというふうなこともあったと思いますので、今では週5日全部が米の給食とはなっていないと思いますけれども、これは米はもちろん市内産だと思います。その他の輸入食材を使っているかどうか。野菜にしろ魚にしろ、100%国産材で調理をしているかどうか、ここら辺をどのようにつかんでいるか、お尋ねしたいと思います。
 2つ目に、この学校給食に対する食材に遺伝子組換え食品などが使われているのではないかと。これも遺伝子組換え食品というのは、今大変幅広くはびこっているといいますか、栽培されておると思いますので、お聞きをしたいと思います。あわせて、着色料、保存料などはチェックしているかどうか。
 以上、1問目お尋ねしたいと思います。よろしく御答弁お願いします。
○議長(浜田和子) 答弁を求めます。市長。
      〔平山耕三市長登壇〕
○市長(平山耕三) おはようございます。土居篤男議員の御質問にお答えします。
 これまでどう取り組んできたか、またどのような南国市を目指すのかということでございますが、今まで人口減少ということを少しでも歯止めをかけるということで取り組んできたところでございます。それは、平成27年度に、まず策定いたしました南国市まち・ひと・しごと創生総合戦略に沿いまして行ってきたところでもございまして、雇用創出、子育て支援、定住促進など、各種施策を横断的にその中へ盛り込み、取り組んでまいりました。
 令和2年度からは、第2期南国市まち・ひと・しごと創生総合戦略がスタートしておるところでございます。その間、2020年国勢調査の結果では、本市の人口は4万6,664人ということになりました。国立社会保障・人口問題研究所の推計値は4万6,055人であり、それは上回ったものの、その総合戦略に目標として書き込みました4万6,736人からいいますと、若干下回っている状況にあるということでございます。
 これまでの取組といたしましては、雇用の創出としまして、高知県との協働事業として南国日章産業団地の整備を進めてまいりました。昨年12月からは分譲を開始し、8月末時点で2区画の立地が決まり、1区画が商談中という状況であります。残る区画につきましても追加募集を行い、引き続き、雇用の場の確保に努めてまいります。
 また、農業分野では、国営圃場整備事業につきまして15地区、526ヘクタールで計画を進めておりますが、いよいよ本年6月から先行工区で工事着工となりました。本事業により、農道水路の整備や狭小農地の大区画化を図るとともに、露地野菜などの高収益作物栽培による稼げる農業の実現を目指してまいります。
 子育て、教育関係につきましては、ファミリーサポートセンターの事業の開始、また第2子の保育料の無償化、令和元年10月から国の幼児教育・保育無償化の対象とならなかった3歳児以上の副食費につきましても無償とし、子育て世帯への負担軽減を図ってまいりました。
 また、教育環境の整備としまして、学校のトイレの洋式化やプールの改修を行い、放課後児童クラブの施設整備も行ってまいりました。さらに、保護者の負担軽減策としまして、就学支援費のうち新入学児童生徒学用品費の入学前支給を開始したところです。
 防災関係につきましては、学校施設、公民館等の公共施設の非構造部材の耐震化を進めるとともに、地域集会所の耐震化や住宅の耐震化について支援を行ってまいりました。避難所運営マニュアルにつきましては、自主防災組織と連携しながら、順次作成を進めております。
 また、現在はスポーツセンター津波避難タワー及び防災広場の整備を進めているところであります。
 まちづくりにおきましては、平成30年4月に高知県から開発行為の許可等に関する事務の権限移譲を受け、市街化調整区域におけます市の開発許可制度基本方針に沿った運用を開始し、民間開発や住居の建築に一定の効果が現れております。
 市中心部には、街路の整備のほか、海洋堂SpaceFactryなんこく、そして市民の皆様の交流の拠点としまして地域交流センターも本体工事が完成し、利用が始まっております。そういったことが、町の魅力アップにつながっていると考えております。市民の方からも、大きな道ができて便利になっただけでなく、洗練された町になってきていて、これからが楽しみですというお手紙もいただいたところであります。
 今後につきましても、市中心部を除く周辺地域の人口減少をいかに抑制し、定住・集落維持を図っていくか、そういったことを考えるという課題は残っておりますが、南国市まち・ひと・しごと創生総合戦略に掲げる施策を中心に、連動した取組を進めていくことによりまして、さらに魅力あるまちづくりを進めていくということが、人口減少を食い止めることにつながってもいくと考えておりますので、引き続き取組を進めてまいります。以上でございます。
○議長(浜田和子) 農林水産課長。
      〔古田修章農林水産課長登壇〕
○農林水産課長(古田修章) 土居篤男議員の御質問にお答えいたします。
 ウクライナ情勢や主要国の景気持ち直し等の影響から、国内の燃料価格は昨年から引き続き高騰し、施設園芸農家をはじめとした農業者の経営を大きく圧迫をしております。
 また、新型コロナウイルス感染症の影響も長期化しまして、農産物の販売量の減少や価格低下など、農業を取り巻く環境については、依然として厳しい状況となっております。
 しかしながら、農産物の販売価格につきましては、市場の需給動向に左右されるところが大きいものであり、農業生産のコストが上昇したからといって販売価格へ転嫁することが難しいシステムとなっていることが課題とされております。
 このような状況の中、農業用の燃油につきましては、国の高騰対策であるセーフティーネットである施設園芸セーフティーネット構築事業に、ほとんどの施設園芸農家の方が加入をされまして、既に対策の発動もされております。そして、施設園芸農家への支援を行うことによって経営の安定を図るため、施設園芸セーフティーネット構築事業への加入をされている農業者に対し、冬季の加温期間のうち、11月から1月末までの3か月間、月ごとの全国平均価格から発動基準価格を引いた金額の8分の1以内を市が支援いたしますが、国からの2分の1、県からの4分の1の支援と合わせますと8分の7の支援となり、実際の農家負担を8分の1と軽減することで農業者の経営の安定を図り、施設園芸品目の産地維持につなげたいと考えております。
 この事業につきましては、今議会に補正予算として計上しておりますので、御審議をよろしくお願いいたします。以上です。
○議長(浜田和子) 商工観光課長。
      〔山崎伸二商工観光課長登壇〕
○商工観光課長(山崎伸二) 土居篤男議員の質問にお答えいたします。
 物価高騰等の対策としましては、現在、プレミアム付商品券発行事業を進めさせていただいております。プレミアム付商品券発行事業は、全ての市民を対象に3,000円で1冊5,000円分の商品券を1人当たり上限2冊まで購入できるような内容でございますので、物価の高騰などにより影響を受けている市民の生活支援につながるものと考えております。以上でございます。
○議長(浜田和子) 環境課長。
      〔高橋元和環境課長登壇〕
○環境課長(高橋元和) 土居議員の御質問にお答えします。
 議員の質問にもあったように、現在の石土池は十市パークタウンの調整池の機能も兼ねておりまして、高知県中央東土木事務所が管理をしております。
 御提案のありましたハスの定植とか、その後御提案のあったことに対するそういった管理が可能かどうか、今後相談をしていきたいと考えております。以上でございます。
○議長(浜田和子) 学校教育課長。
      〔溝渕浩芳学校教育課長登壇〕
○学校教育課長(溝渕浩芳) 学校給食の安全性についての御質問にお答えします。
 南国市の学校給食で使用しております食材につきましては、常に安全で良質、安価な物資の選定と供給を心がけております。
 御質問をいただきました国内産食材で自給しているかでございますが、給食食材の選定では、国内産の食材を中心に並ぶようにしております。しかしながら、国内産の食材の流通がごく少数である場合や、高価であり給食費で賄うことができない場合などにつきましては、やむを得ず外国産の食材を使用することもございます。
 また、遺伝子組換え食品でございますが、木綿豆腐、焼き豆腐、厚揚げ、油揚げの原材料につきましては、国内産で遺伝子組換えでないものを指定して購入しております。
 着色料、保存料につきましても、安全で良質な物資を選定する必要がございますので、加工食品につきましては配合表を確認し、使用が少ないものを選定するようにしております。
○議長(浜田和子) 土居篤男議員。
○19番(土居篤男) 答弁をいただきました。
 2問目をやりたいと思います。
 市長の政治姿勢で、人口減少を防ぐためにいろいろ戦略を立ててやっているんだと、定住促進とかまちづくり条例をつくるだとか、それがどれだけ実際に効果を上げているかということだと思います。私は。
 南国市の人口は、かつては5万人を少し超えておりました。ところが、最近では4万6,000人台になって、まだそれも減りつつあります。この年齢別統計表が、南国市の市民課のほうにありましていただきますと、年齢別の構成を見てみますと、やっぱり近い将来、近い将来と言ってもいけませんが、74歳の年齢で807名、これ外国人を除く人数なんですが、74歳で807名おります。それが、64歳を見てみますと546名というふうに、これは毎年1年ずつ年を取っていきますので、74歳の人が807名おっても64歳の人が546名ですので、あと10年たてば64歳で546名、外国人を除くと、になるわけです。つまり、807名からあと10年たてば、この807名が546名に置き換わっていくという、この表はそういう変化を表しております。そうすると、これ相当減りますね。74歳の方が10年たったら546名に減るわけです。相当の減り具合です。
 ただ、次の40、50歳はその程度の500台ですが、47歳、46歳ぐらいで691名というふうにこの表ではなっておりますので、49歳の方が739名おるということになっておりますので、必ずしも500人になるじゃないかというふうには見れませんけれども、10年たったら減りますが、あとは40歳代が600人おりますので、それがまた上へ上がってきますので、減り続ける一方でもないと。若干、それは持ちこたえている側面もあると、この人口表からは。
 しかし、増える傾向にはないということが分かると思います。私は、この人口表で見て、このまま行って、この南国市を本当に活性化した南国市のまちづくりをやっていくんだと市長が力を込めて言うても、市長の任期は4年ですから、あまり人口の大幅な変動はありませんが、10年、15年、20年見ていってどうなるだろうかという心配をするわけです。これをやっぱりどうしても食い止めん限りは、この5万人に迫る人口は維持できないと。やっぱり南国市で増えていって、にぎやかな南国市になるよねという状況があれば、飲み屋も店も活発に経済が動くと思いますが、これがずっとしぼんでいくと、花がしぼむようにしぼんでしまうと、南国市全体の経済が。そういうことを本当心配するわけです。この年齢別の統計表を見れば、それが分かります。やっぱり、それを防ぐために若者が派遣労働による低賃金ではなくって、もうちょっと賃金も保障される、結婚する件数も増える、子供も2人、3人つくっていくと、こういう勢いのある南国市をつくらんと、このままやったら人口はどんどんどんどんしぼんでいくと思います。人口がしぼんでいったら、やっぱり南国市全体、町の活力が落ちると思います。
 初めにも言いましたが、隣の高知市の大津バイパスの入ったばっかりのところの左手の団地名は忘れましたが、山の上の団地を開発してすぐ完売です。あれによって、高知市は人口が南国市へ流れていくがを防いでいると思います。南国市は、それに対して似たような政策を都計法との関係もあって、なかなかそれをよう手を打たんと。高知市では、それをやっている。南国市では、なかなかそれが手が打てないという状況もありますので、そこら辺も考えて都計法の見直しですね。これもやっぱり一つの政策の方向づけに入れまして、検討すべきじゃないかと。働く場所をつくることだけではなくて、居住できる場所をも都計法の見直し等でやっていくと。もうそういうことやらんと、高知市は山の上を開発したらすぐ販売して全戸入ってる。南国市は、そういう場所がないと。大篠区域が、市街化区域やきあこへ建てたらええわよというだけになってると思います。
 ところが、なかなか見よりますに、大そね甲の部分の住宅の建設状況はほとんどありません。目立ってありません。ずらずら建ってるねという状況にはないです。まあ歩いてみてください、西から東を。大そねの甲を。高知市の近隣では、山の上を開発してすぐ完売、売れてる。そういう現象がありますので、やっぱり南国市がそういう住民を呼び込んでいくという競争に、私は負けてると思います。
 何か、そこで都計法も昔の都計法に固執をせずに、農業委員会の制度も変わってますので、農業委員会長は市長が任命するとなっておりますので、市長のこの町をこうしたいということに賛成、従ってくれると思います。今までの農業委員会長は選挙で選ばれてきて、農地を守り、農業を守るための農業委員会でよということやったけんど、今の農業委員会の制度は、市長の政策に異議をあまり唱えにくい農業委員会制度になっておりますので、農地の開発を含めて、調整区域、山間地の開発も含めて考えてやれば、もうちょっと高知市に負けない住宅地の造成ができるんではないかというふうに思いますので、ぜひ市長もそういう作戦も頭の中に置いて、住宅政策を考えていただきたいと思います。
 それから、国営圃場整備事業では大々的に呼びかけられまして、私も賛成の判こも押して同意をしております。十市は、圃場整備が済んでますので対象外なんですが、稲生に替え地がありましたので、それも賛成をしておりますけれども、今一部着工したと言われましたが、なかなかこれも国営ですから、南国市がやるやると言うてもいかんと思いますが、こっちが生きちゅう間に仕上げてもらいたいと、よろしくお願いします。だんだん80が近うなりますと、こっちも心細うなりまして、新聞の死亡広告に自分の名前が出ちゃあせんか女房に聞いておりますが、80に近うなりますとだんだんそういうふうに考えるようになりまして、決して先が開けた明るい展望はありませんが、そういう点でも気がめいっておりますので、ぜひ南国市のまちづくりだけでも人口が増えるようなまちづくりを、ぜひ政策の勢いにしていただきたいと思います。
 それから、石土池のハスの復元につきましては、石土池の管理は南国市ではないというふうに聞きました。しかし、周辺には南国市民が住んでおります。国の管理、県の管理にしろ、そんなことは知らんぜよというわけにもいかんだろうと思いますので、やっぱり住民が周辺におる以上は、ハスの復元の要望がありますよと、何か南国市にできることがあればお手伝いしますが、ぜひ国、県も腰を上げてくださいというふうにすれば、もうちょっと動くんではないかと。
 石土池の周辺の通りを名前表示してます。石土池ハス通りと書いております。この通りの名前を。バス停ではありませんよ。この通りは、石土池のハス通りであると書いてます。書いてる以上、ハスが咲きもせんのにハス通りじゃというのもおかしいし、やっぱりこれは私の目の黒いうちに、ぜひもう一遍ハスを見てみたいと思いますので、これもぜひ復元をできると思いますんで、お願いしたいと思います。
 ハスの芽を食てしまう亀の、あれは何亀か私は正確に知りませんが、従来からおる国産の亀ではない、輸入した亀だろうと思います。あまりきれいな亀でもないのに、何であんなものを輸入して溝へ放すのと。それが何ぼでも増えてハスの芽を食ってしもうて、ほんで消えてしまうわけですから、これやっぱりハスを食べる亀の駆除、これができたらまたハスも植えれば増えると思いますので、ぜひこれも国か県か分かりませんが相談をして、復元をしてもらいたいと思います。
 それから、学校給食の安全性については安心しましたが、着色料、保存料などは、なるだけそうしたものは使わんようにしているということで安心しましたが、私自身が買物をする場合でも、あまりここではこんなことを言いよりますが、ほとんどこれは気にしません。私の家内は気にするようですが、私は気にしません。言う割には。自分が買うときにはうまそうなもんを買うて、砂糖が入っちゅうほうがええ、うまみがうまいほうがええというて基準がありますので、私が買うときにはあまり気にしませんが、やっぱり学校給食には注意をして、これは引き続き安全性を追求してもらいたいと思います。
 それから、学校給食の安全性、国産材料で自給しているがということなんですが、確かに国産材料、米はともかく牛肉なんか外国産の牛肉は全然値段が国産牛肉とは桁違いです。そういう点では、外国産のを使いたいわけなんですが、外国産材料というのは成長ホルモン剤を混ぜた餌を食わすわけです。牛肉にしろ、豚肉にしろ。日本は、これが使ってはならないということで、国産の牛肉、豚肉はこれが入っておりません。アメリカ産、カナダ産は安いから、あっち使うたらええわよという考えに傾くかも分かりませんが、やっぱりこれは特に学校給食には、これだけは使わないほうがいいと思います。
 それから、除草剤も併せて注意をすべきだと思います。日本では、除草剤というたら草を引いたり、草刈り機で刈ったりするのが面倒くさいき、除草剤をかけて枯らさあよというのが除草剤だと思いますが、日本以外の、特にアメリカ、カナダあたりでは、収穫前に除草剤を散布して、畑で枯らして水分を飛ばして収穫するわけです。そうしたら、乾燥用の燃料費が安くなると。利益が多く出るという結果になりますので、収穫前に除草剤をかけて枯らしているわけです。アメリカ産小麦、大豆などは、やっぱりそういう危険性がありますので、特に国産の小麦なり大豆なり、そういうものを注意深く学校給食には使うべきだと思います。
 実際に、農民組合、農民連といいますが、食品分析センターを持っておりますが、お菓子から除草剤が検出されたとあるわけです。お菓子の原料は、お菓子は子供たちが食べますが、このお菓子からグリホサート、ラウンドアップですね。商品名は。これが検出をされてます。残留基準を超えてはいないようですが、除草剤をかけて畑で枯らしたものを輸入してお菓子に加工して、子供たちがそのクッキーを食べると。濃度が危険かどうかまでは測定もできんし、確定できないでしょうけれども、そのものから検出をされていると。これが、やっぱり国産ではそういう使い方はしておりませんので、輸入農産物が原因ということができると思います。
 また、小麦などから検出されるグリホサートは、人体への影響が最近指摘をされておりまして、世界各地で使用の可否が議論されているようです。農民連の分析センターで分析したお菓子のうち、小麦原料の9製品、大豆原料6製品、トウモロコシ原料1製品、ジャガイモ主原料3製品、ほかジュースが各1、計21製品を検査。小麦を原料とする9製品全てで、大豆原料は4製品、ジュースからもグリホサートが検出されたというふうに、農民組合の農民連の分析センターでそういう結果が出ておりますので、やっぱり特に給食に使う場合には、注意深く原材料を選定をすると。
 ちなみに北海道では、北連農業協同組合が消費者の要請を受けてプレハーベストをした大豆を取り扱わないと決定をしておるようです。生産現場では、収穫の効率性から使用したほうがいいんだと、乾燥するときの燃料費が安くなったりすると思いますが、消費者が声を上げたがために、日本では除草剤で枯らして大豆を収穫するというふうなことはしないというふうにしておりますので、やっぱりそういう製品を扱う消費者サイドの我々が給食も含めて、そういう点も細かく注文をつけながら、ぜひ業務に臨んでいただきたいと。
 以上で2問目を終わります。
○議長(浜田和子) 土居篤男議員、この2問目ですが、全て思いますという形の項目になってますが、質問項目をちょっとまとめて、聞きたいことが伝わってないんじゃないかと思うんですが、いかがですか。
○19番(土居篤男) 学校給食の安全性の確保を求めたいと。可能な限り、着色料、保存料等、使用している材料については製造元に確認をしていただきたいということをお願いしたいと思います。御答弁をお願いしたいと思います。
○議長(浜田和子) その項目だけでよろしいですか。
 じゃあ、答弁を求めます。学校教育課長。
○学校教育課長(溝渕浩芳) 学校給食の安全性ということでございますけれども、先ほど御質問にございました肉類でございますが、こちらのほうは国内産の生肉を使用するようにしております。また、加工食品につきましては配合表、先ほども御答弁させていただきましたが、配合表を確認しながら原材料の原産地、着色料や保存料などの使用について、確認をしながら購入を決めておりますので、安全性についてはあまり問題がないものと考えております。
 ただ、こちらのほうから製造元に対して、この原材料はどこからのものであるかというような問合せにつきましてはできない。普通に市販されておるものでございますので、こちらのほうでできるだけ少ないものを選ぶということで安全性を確保していきたいと思っております。以上でございます。
○議長(浜田和子) よろしいですか。
○19番(土居篤男) 市長、一言ないかね。
○議長(浜田和子) 終わりですか。
○19番(土居篤男) 市長にもう一回。
○議長(浜田和子) 3問目、土居篤男議員。
○19番(土居篤男) すいません、市長は2期目に入っておりますが、やっぱり最初に市長に就任したときに振り返ってみますと、いろんな事故によりやむを得ず就任をしたと。もちろん、選挙を経て就任をしたと思いますが、そして4年やって2期目に入ったということで、この人口表との関係で見ますと、市長は市民が幸せを感じるまちづくりをするんだと、住みたい町をつくるんだ、にぎわいの町をつくるんだというふうにリーフレットには、あるいは南国市を笑顔あふれる住みたい町へということでリーフレットではうたわれておりますが、やっぱりそれがみんなの顔を見て、笑いゆう人が増えよるぜよというふうなことははかれませんので、この人口がどうなるかが一番問題だと思います。
 それから、人口が増えゆうか、結婚して子供産んでる人が増えゆうかという、これが結果で人口の増えるのは結果なんですが、住みやすい町ができゆうかどうかを、どっかできちっと振り返ってみると。都市整備課を中心に、あるいは都市計画審議会、都計審の目的は何か私は知りませんが、都市計画審議会等にも南国市が住みたい町に、私は住みたい町をつくろうと思っているが、どういうことを実行すれば住みたい町になるのか。もちろん、都計法上、住宅、土地会社が開発して、安く売ればええわけなんですが、そういうことに誘導できる制度、仕組み、あるいは法律、都計法の縛り等について、市長もこれに集中をして都計課と相談をしながら進めていってもらいたいと。市長に答弁を求めたいと思います。
○議長(浜田和子) 市長。
○市長(平山耕三) まず、人口減少ということを一つ、人口が減っているということでございますが、人口減少は当市だけの問題でなく、日本全国で減っておるところでございます。これは、もう合計特殊出生率2.07をクリアしないと減っていくっていうことになりますので、そのための全国挙げての子育て支援ということが人口減少を食い止めるということになっていくと思っております。
 なかなか、南国市1市だけ特別なことをやっても、それは増えないわけでございまして、南国市の状況としましては、総合戦略の中で示しておりますのは、人口減少をできるだけ減少するのを食い止めていくという、緩やかにしていくということでございます。減っていくという事実は、なかなか食い止めることが現実的にはできないということであります。
 その中で、先を見通した政策は、先ほど言いましたが2.07という出生率をクリアしないと、オールジャパンの人口は増えていかないということでございまして、それは先を見通してできるだけ子育て支援ということは図っていかないといけないですし、女性の働く環境ということも言われておりますが、できるだけそこの負担を少なくするという、そういう制度というのも進めていかないといけないというように思っております。そういったことが、出生率の増加につながっていくのではないかと思っております。
 また、人口減少にも外からの移住ということになりますと、やはり中心部、今大きな街路も通り、ものづくりサポートセンター、地域交流センターとできたところでございますが、そういった整然とした町、魅力ある町、住みやすい町ということを感じていただけるような、そういう環境整備を進めていくことが、やはりここに住宅を建てて住もうということにもつながっていくのではないかと思っております。
 実際に、中央部、中心部では、住宅の宅地造成をすればすぐに売れるという状況があるようでございますし、高層マンションも今1つ建って、2つ目が今建ちつつあるという状況もございます。そういったものが建設されるような、少しずつ環境になってきているのではないかというようには思うところです。
 また、周辺の長岡地区、岡豊地区、野田地区もでしょうか、雑種地とかそういうところの活用というのは、徐々に進んでいるのではないかと思います。国分地区でも新しい住宅も結構今建っておりますし、そういった規制を、新しい開発基準、規制を少し緩めたことによる今その開発も着実に進んでおると思っております。そういった建設の問合せというものが、都市整備課のほうにまずは来るわけでございまして、そういった相談事を結構たくさん来ているというようなことで、都市整備課の職員も大変御苦労もかけているところでございます。そういったことで、徐々に魅力を上げるまちづくりを進めていくことによりまして、人口減少を緩やかにしていくということにはつながっていっておるというように思います。以上です。
      (「もう3問やったろう。ほなできません。終わります。ありがとうございました」と呼ぶ者あり)