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検索結果 » 令和元年 第411回市議会定例会(開催日:2019/12/06) »

一般質問2日目(村田敦子)

質問者:村田敦子

答弁者:関係課長


○議長(土居恒夫) 15番村田敦子議員。
      〔15番 村田敦子議員発言席〕
○15番(村田敦子) 本年度10月の市議会議員選挙におきまして、再び議場へと送っていただきました。これからも一人でも多くの方の声を届けることで、市民の負担軽減の施策が行われ、安全で安心に住み続けていける南国市となるように働いていく覚悟です。同僚議員の皆様、執行部の皆様、どうかよろしくお願いいたします。
 それでは、今回も市民の方々の思いや願いの質問をいたします。
 1問目は、奈路の市営住宅についてお聞きをします。
 市営住宅は、本来低額所得者で、住宅に困っている方に、安い家賃で入居していただくために、国の補助を受けて建設されたものですが、奈路の市営住宅は、中山間地域振興策として、地域の方々の要望から建設され、奈路小学校に通学できる児童がおられる世帯を優先したと聞きましたが、建設年度、建設戸数、その募集要項についてお聞きします。
○議長(土居恒夫) 都市整備課長。
○都市整備課長(若枝 実) 奈路の市営住宅につきましては、平成11年に地元の方から、奈路小学校の存続のため、公営住宅建設の要望がございまして、平成13年に4戸の市営住宅を建設をいたしました。当初、入居の際でございますが、奈路団地につきましては、長岡や前浜地区の市営住宅と同様に募集案内を配布し、公募による一般募集を行っており、子供がいる世帯を入居の条件とはしてございませんが、本市の広報紙には、中山間地域振興のため、子供のいる御家庭を優先しますと記載し、募集を行っております。
○議長(土居恒夫) 村田議員。
○15番(村田敦子) それで募集をされて入居をされた方々は、現在までの経緯はどのようなもので、現状はどうなっていますか。
○議長(土居恒夫) 都市整備課長。
○都市整備課長(若枝 実) 最初の募集は9世帯からの応募がございまして、南国市営住宅入居者選考委員会で選考して、4世帯の方の入居が決定しております。その後、4棟のうちB棟とD棟につきましては、それぞれ2回ずつ入居者の方が住宅を返還をされておりまして、その都度募集をいたしておりますが、4回の募集のうち一度だけ、地元からの入居者の推薦がございまして、その推薦者の方を入居者選考委員会で審査しまして入居した、決定したということがございます。現状は4戸全て現在入居されておりまして、あきはございません。もし、今後あきが出た場合には、これまでと同様に、募集につきましては一般募集を行ってまいりたいというふうに考えております。
○議長(土居恒夫) 村田議員。
○15番(村田敦子) 奈路小学校は地域の核であり、絶対存続させなければならないと住民の方々はずっと協力を続けていますが、子供は何年かたてば小学校を卒業します。地元の方々の子供さんたちもそれは同じで、中学生、高校生、大人へとなっていくのです。市営住宅の子供さん世帯だけが、学校を卒業したら地域から出ていくろうというのは人道的に理不尽な考えではないでしょうか。市営住宅ですので、入居要件はほかの地域の市営住宅と同じではないかと思いますが、どう思われますか。
○議長(土居恒夫) 都市整備課長。
○都市整備課長(若枝 実) 奈路の住宅もほかの住宅と同じでございます。お子様が成長し、小学校に通わなくなったからといって、市営住宅の退去を求めたり、促したりするものでは決してございませんので、今後もしそういった入居者が入居していただく際には、地元の方にもそういうふうに誤解を招かないようにしていかなければならないと考えております。
○議長(土居恒夫) 村田議員。
○15番(村田敦子) 市は、地域の方々と市営住宅入居者とに気まずい思いを発生させ、住み続けられない状況にならないようにケアをしていただきたいと思います。お願いをいたします。
 2問目は、わかくさ児童館、東部児童センターの管理について質問します。
 6月議会での中山研心議員の質問に対する答弁で、わかくさ児童館は本年度中に取り壊され、西部保育所建てかえ期間中の臨時の園庭として使用後、児童遊園として利用する予定であること。東部児童センターは、第三中央団地とともに、2020年度の予算に取り壊し費用が計上されること。取り壊し後は、児童遊園として利用することが明らかになりましたが、現状では放置されたままのため、草が一面に生え茂っています。近隣の住民から、虫が多数発生して、蛇や猫、タヌキなども出没している。放置せずに草刈りをして、きちんと管理してほしいという声が多数寄せられています。市のほうにも苦情が上がっていると思われますが、いかがでしょうか。
○議長(土居恒夫) 都市整備課長。
○都市整備課長(若枝 実) わかくさ児童館及び東部児童センターの草刈りについては苦情が上がってございます。
○議長(土居恒夫) 村田議員。
○15番(村田敦子) それでは、その苦情に対してどのように対処をされるおつもりでしょうか。
○議長(土居恒夫) 都市整備課長。
○都市整備課長(若枝 実) わかくさ児童館、東部児童センターとも、本年の6月に一度草刈りを実施しておりますが、公園管理業務委託料の予算不足によりまして、2回目の草刈りができておりません。そのために、近隣の住民の方には大変御迷惑をおかけをしておりまして、申しわけなく思っております。
 公園管理業務委託料につきましては、今議会に補正予算を上程させていただいておりますので、御審議の上、御承認をいただきまして、予算が確保できましたら早急に草刈りを実施してまいりたいと思います。以上でございます。
○議長(土居恒夫) 村田議員。
○15番(村田敦子) 予算はこの12月の補正で確保できたらすぐに取りかかってくださるということですが、シルバー人材センターや中高年事業団に依頼して対処することが多いと聞いていますが、地域の小規模事業者にも声をかけ、一日も早く清掃を行い、近隣住民の不安を取り除く住環境整備を整えてくださるようにお願いをいたします。
 3問目は、再生可能エネルギーの普及促進について質問します。
 12月2日からスペインの首都マドリードで、国連気候変動枠組条約第25回締約国会議、COP25が行われています。197カ国、地域国際機関、市民社会代表ら約2万5,000人が参加をし、13日まで地球温暖化防止対策、温室効果ガス削減量についての議論が続けられます。地球温暖化により、台風の巨大化、ゲリラ豪雨、干ばつ、山火事の頻発、海面の上昇、熱中症の増加、農作物の収量低下、難民の発生など、世界中がありとあらゆる災害にさらされています。現在の状況では、パリ協定の目標である今世紀末まで、地球上の気温上昇をできるだけ1.5度に抑えることはできず、3度の上昇を招くのです。各国が意欲的な目標設定を行い、2030年までに温室効果ガスの45%減、2050年までに実質ゼロにする必要があります。もっとも、CO2を排出する石炭火力発電を中止する世界の流れであるのに、日本は国内外に新設を計画、実行しており、COP25初日から、気候変動に最悪の貢献をした国に与える化石賞を受賞し、集まった人たちから一斉に非難の声が上がりました。今会議中、2度目の受賞の可能性もあります。こういう状況から脱するには、クリーンな再生可能エネルギーへの転換が必要です。市では、住宅用太陽光発電システム設置補助金を2010年度より始められ、2018年度末では575件、2,817.26キロワット時が設置されていますが、当初40円前後の売電価格だったものが徐々に下がり、今は10円前後となっています。それに伴い、設置件数が減少してきているのではと思いますが、2019年度の状況はどのようになっているでしょうか。
○議長(土居恒夫) 環境課長。
○環境課長(谷合成章) 村田議員さんの御質問にお答えいたします。
 2019年度は、現時点では47基の申請があっておりまして、予算額のほぼ9割程度の申請があっております。以上でございます。
○議長(土居恒夫) 村田議員。
○15番(村田敦子) 47件で、600万円の予算はもうなくなっていますか。
○議長(土居恒夫) 環境課長。
○環境課長(谷合成章) あと少し残っておるとは聞いておりますが、現時点では手続等の問題で、申請はもうほぼない状況、受け付けても期日までに完成できないということを報告を受けております。
○議長(土居恒夫) 村田議員。
○15番(村田敦子) 今からでは時間がないので、そしたら2019年度は47件で終わりということだと思いますが、市の平均気温も10年前には16度台でしたが、4年前からは17度台になってきています。温暖化を抑えるためにも、売電より自宅で消費するための設置も視野に入れ、既存でも新設でも、家庭用蓄電池の設置に対する補助金も始めてはどうでしょうか。
○議長(土居恒夫) 環境課長。
○環境課長(谷合成章) 家庭用蓄電池のことでございますが、9月議会で浜田和子議員さんの御質問にもお答えいたしましたが、国では災害時に活用可能な家庭用蓄電システム導入促進事業費補助金として、2019年度に予算38.5億円、件数にしておよそ1.5万件の公募を行っております。対象は10キロワット未満の太陽光発電設置者で、新設、既設は問わないということでございます。
 現在高知県内では、家庭用蓄電池の補助金が創設されておりませんが、四国内の市では、愛媛県四国中央市、東温市、八幡浜市、香川県善通寺市に創設されておりまして、本市におきましては、国や県の動向も注視しながら、今後検討をさせていただく内容であると考えております。
○議長(土居恒夫) 村田議員。
○15番(村田敦子) 2018年9月6日未明に北海道胆振東部を襲った最大震度7の地震により、日本で初めてのブラックアウト、北海道全域の停電が発生し、2日間電気が使えませんでした。また、ことし9月9日には台風15号に直撃された関東でも、大規模停電、ブラックアウトが発生し、千葉県は9月27日まで全面復旧できませんでした。今の社会で電気は文字どおりライフラインです。長期の停電は住民の命と健康に直結します。住宅用太陽光発電システムは、ほとんどが自立運転機能を備えていて、非常時に使えますので、ライフラインの確保ができます。できるだけ多くの市民に設置をしてもらいたいと思いますが、できない方もおられます。
 そこで、市が太陽光と限定せずに、風力、小水力など、再生可能エネルギーの発電システムを設置し、市民に電気を供給することはできないものでしょうか。
○議長(土居恒夫) 環境課長。
○環境課長(谷合成章) 本市におきましては、以前大規模太陽光発電施設の設置を検討した経緯がございます。その当時も、広い土地がないということもございまして、またそれ以外にもさまざまな理由で困難性が高いということで実現に至っておりません。また、土地設置型の施設となりますと、ある程度広い土地が必要となってまいりますが、仮に広い土地があったとしても、南海トラフ地震等、災害時における応急仮設住宅用地としての確保が優先されますので、現在におきましても、土地の問題だけではございませんが、発電施設の実現は困難であると思います。以上です。
○議長(土居恒夫) 村田議員。
○15番(村田敦子) さまざまな困難があり、ある程度の広い土地がないとできないけれど、南海トラフ地震、そのときに仮設住宅のための用地として確保もできていない状態だから、どっちかというとそっちの仮設住宅を建てるために広い土地は確保をしたいという御答弁やと思いますが、それならばなおさら、個々にではありますが、今の太陽光発電システムだけではなく、それに蓄電池も設置をすることに対しての補助も進めていき、結局一番最初に来るのが自助ですが、その次が共助です。その設置しているところで、設置をされてない方がいろんな面で助けていただくっていうこともできるのではないでしょうか。そういうことも市民に働きかけながら、その蓄電池の設置に対する補助も考えていってはどうでしょうかと思いますので、考えてぜひ実行されるようにお願いをしたいと思います。
 4問目は、公共交通の充足について質問をします。
 私の前に中山議員さんが詳しく数字も全て、今までの乗車人数も各路線ごとに聞いていただきました。私はその中で出てこなかったことをお聞きをしたいと思います。
 久枝から浜改田の区間がフリー乗降区間になっているということですが、乗りたいところで乗り、おりたいところでおりられる区間を他の路線にも設定できないでしょうか。
○議長(土居恒夫) 企画課長。
○参事兼企画課長(松木和哉) フリー乗降につきましては、昨日の今西議員の答弁でもお答えをしたところでございますけれども、議員言われましたとおり、現在高知医大〜久枝線の旧県道、春野〜赤岡線区間において実施をしております。フリー乗降につきましては、利用者の自宅などから少しでも徒歩での移動距離を縮めることができるものとして、利便性の向上につながるものと考えております。ただし、これにつきましては運転士への負担、またダイヤのおくれへの影響、実施区間における交通事情など、総合的に検討していく必要がありますので、今後見直す中で検討していきたいと考えております。
○議長(土居恒夫) 村田議員。
○15番(村田敦子) ずっと言っていますように、できれば岡山県総社市のように、家に迎えに来て、目的地まで連れていっていただいて、また乗るところから、またおうちのほうに送っていただく、そういうシステムが一番望ましいのですが、コミュニティバスを始めたばかりですので、できれば停留所まで行くのが遠い、高齢者にとってはとても大変ですので、できればそういうフリーランスの区間をふやせるところはふやしていっていただきたいと思います。また御検討をよろしくお願いをいたします。
 それと6月議会の土居恒夫議員の質問に対して、運転免許返納者、またバス停から遠く離れた地域にお住まいになって、かつマイカーなどの移動手段をお持ちでない方、そういう方への支援につきましては、今のところ計画というのはできておりませんけれども、先ほど来からずっと高齢者の事故も防ぐということでございますので、交通弱者対策、そして外出支援策として、これから本市の実情に合った支援策を検討していきたいと考えておりますと答弁されています。対策は考えていただいているでしょうか。
○議長(土居恒夫) 企画課長。
○参事兼企画課長(松木和哉) この10月からコミュニティバスの運行を行っておりますけれども、利用者からはもう少し近くのほうにルートを変更していただけないかというような声もいただいておるところです。それについて、これから公共交通と福祉施策の補完という形の施策も考えられると思いますけれども、それについて具体的に今の段階でこういうことでやっていきますということまでまだ明言ができておりませんけれども、南国市の状況を見まして、いろんな声もお伺いもしておるところでございますので、そこについてはしっかりと検討していきたいと考えております。
○議長(土居恒夫) 村田議員。
○15番(村田敦子) 自宅近くにルートをつくってほしいという声、多いところはぜひそれが実行できるように、これからもその市民の声を聞いて、使い勝手のいい方法にしていってほしいと思います。また、バスを運行されている乗務員の方の気づきや意見は参考にされていますか。
○議長(土居恒夫) 企画課長。
○参事兼企画課長(松木和哉) コミュニティバスの事業者と、また運転手もあわせまして、市のほうでいろんな御意見、どういう意見が乗車された方から来ているかという聞き取りも行ったところでございます。声としましては、先ほども繰り返しになりますけども、この時間帯の便数をふやしていただきたいとか、停留場所をもう少しふやしていただきたいとかいうような声はいただいておるところです。
 これにつきましては、今利用状況のデータ蓄積というのも行っておりまして、これについて利用者のそうしたいろんな御意見につきまして、委託をしております運行事業者とも情報共有をしながら、ぜひ利便性を高め、より多くの方々に御利用いただける、そうした公共交通へと改善していきたいと考えております。
○議長(土居恒夫) 村田議員。
○15番(村田敦子) ぜひ、多くの市民に利用されるものになるようにサービス充実をさせてください。お願いをいたします。
 5問目は、市指定のごみ袋について質問します。
 皆様のお手元にお届けしてあります3市のごみ袋の料金表、そして平成30年度の香南清掃場の負担割合の予算を書いたものをお届けしてますので、それを見ていただきたいと思います。
 ごみ袋の中で一番使用するのは可燃ごみの袋です。香美市は、一番使う袋だから料金を安く設定しています。香南市は、可燃ごみも資源ごみも安く設定しています。両方とも市民負担を抑えようとしていますが、南国市は一番使う袋を一番高くしているのはどうしてでしょうか。
○議長(土居恒夫) 環境課長。
○環境課長(谷合成章) この料金表をお配りいただきまして、こうやって比較をいたしますと、本市が一番高いわけでございますが、これはそれぞれの市の沿革の中で決定されてきた料金でございまして、指定ごみ袋の価格につきましては、それぞれの市の収集運搬コストも含めまして決定されてきたものであると認識をいたしております。以上でございます。
○議長(土居恒夫) 村田議員。
○15番(村田敦子) 南国市の川は、生活している場所に近い、そういう余り広くない川。それから広い川もありますが、そこによくスーパーとかいろんな買い物のときにもらった普通のビニール袋にごみを入れて捨てているのをよく見かけます。袋が高いので余計買えずに、川に放ったりもすることになっているのではないでしょうか。
○議長(土居恒夫) 環境課長。
○環境課長(谷合成章) 袋の料金は、先ほどおっしゃられた内容で、3市の中では一番高いということでございますが、本市ではこの南国市の家庭ごみの分け方、出し方の保存版を発行しておるんですけれども、この中では市民の皆様方に指定ごみ袋を使っていただくとともに、循環型社会の実現を目指して分別をお願いをしているところでございますので、やはりごみの不法投棄等のマナーの問題につきましては、ぜひ御協力をお願いしたいところでございます。
○議長(土居恒夫) 村田議員。
○15番(村田敦子) ごみ袋は10枚まとまって売っておりますので、ごみを出したいけどごみ袋が買えなくて、私にごみ袋をもらえんろうかと言ってこられた方が3人います。その人たちは、課長とかにしたらね、450円、300円って思うがですけど、その人たちにとってはやっぱりそれは本当に1日の中で大きなウエートを占める金額です。できれば香美、香南並みにしていただきたいと思うのですが。
 また、それと香美市、香南市は可燃ごみと資源ごみの2種類のごみ袋です。瓶も資源ごみの袋に、透明、茶色、その他の色と分別して入れています。缶も資源ごみの袋に入れて出しますが、出す日を違えているので間違うことはなく、雑ごみ以外は2種類で出せるのでシンプルで使いやすいと思います。南国市も瓶の袋を資源ごみにしたら2種類でいいので、袋の制作コストも安くなるのではないですか。
○議長(土居恒夫) 環境課長。
○環境課長(谷合成章) ごみ袋につきましては、3市共同購入によりましてコストを下げております。先ほどおっしゃられた香美市との比較を少しだけ申し上げますと、本市の場合は缶、金属類は中身の見える袋で、指定袋はございません。香美市さんは、先ほどおっしゃられた資源用の指定袋を使用していると。不燃物や金属類につきましては資源用の指定袋を使用しているということで、香美市さんの場合はそういった意味ではちょっと御負担をいただいているという状況ではございます。そうした中で、瓶類につきましては、本市が袋を設定しているわけでございますが、これはもう3市のごみ袋の共同購入の中で、それぞれ使用方法が違うということでございまして、分別種類につきましては、香美、香南市ともほぼ同じでございまして、先ほど申し上げましたように、指定袋の使用が違ってまいりますので、本市はこれまで過去にさかのぼっても、瓶類の袋を指定してまいりましたので、市民の皆様には一定長い時間をかけて御認識していただいておると認識をいたしております。
○議長(土居恒夫) 村田議員。
○15番(村田敦子) 私の家のそばにも、私の家を挟んで東と西にごみのステーションがあります。それに瓶の袋がなくて、緑の資源ごみの袋に瓶を入れて出してきてる方がおいでますが、そしたらそれは持っていってくれません。回収のときに置いていかれます。だから、昔からそういうふうに瓶をそうやってしてるとはおっしゃいますが、そういうふうになくて、そういうほかの袋に入れて出してこられる方もおいでます。それから、缶を瓶の袋に入れて、わざわざ透明の袋を用意しなければいけませんので、瓶の袋に入れて出してくる方もおいでます。そしたら、やっぱりそれも回収をしてくれません。そういうことがあって、環境委員さんに大変お世話をかけます。
 2種類にしておけば、それで缶も瓶も出していいとなれば、もう少しそういう手間というか引き取ってもらえないというような、回収してもらえないということなんかもなくなっていくと思いますので、分別はちゃんとしていくわけですから、それで出す日がそれぞれ金属と瓶と、それから可燃ごみとでは出す日が違いますので、間違うことはないです。もっとシンプルで使い勝手がいいと思います。現在のごみステーションに出されて置いていかれているそういうごみを見ているとそう思いますので、昔からの伝統かもしれませんが、やはり市民が出しやすい、そういうことを一番に考えるのが本当だと思いますので、そのことをもう少し柔軟に対応していただけたらなと思います。
 それから、南国市のごみ袋が高い理由を言われませんでしたが、このごみの袋と別に香南清掃組合に出している負担金、それを見ていただいたらわかるのですが、負担金はその明細書を見る限り、南国市だけが負担が重いわけではなく、人口に応じて持ち込むごみの量が違ってくるため、施設の利用度に応じた負担となっています。応分の負担をしているということです。その上で、香美市と香南市は市民負担軽減の料金設定をしているのですから、ごみ袋ですが、南国市もそれに倣ってほしいと思うのですが、できませんか。
○議長(土居恒夫) 環境課長。
○環境課長(谷合成章) お配りいただいた負担金の明細書でございますが、均等割とか収集人口それぞれ2割と収集実績割合が60%ということで、割合に応じた負担金が決定されます。香南清掃組合の議会で決定をされますので、この金額につきましては来年度の金額につきましては本年度末の議会で決定をされるものと認識をしておりますが、やはりごみ処理経費の問題がございまして、平成30年度における香南清掃組合への負担金とごみ処理委託料、収集運搬等のごみ処理委託料を合わせました経費が4億4,620万9,000円でございます。
 また、ごみ袋販売額は1億2,962万2,000円となっておりまして、ごみ袋販売による手数料収入だけではごみ処理経費を賄えていないのが現状でございます。そして、来年度からでございますが、まほろばクリーンセンターの償還額が大きくなることが見込まれておりまして、現在のところ現状の価格を値下げできるという状況ではないということを申し上げたいと思っております。以上でございます。
○議長(土居恒夫) 村田議員。
○15番(村田敦子) 今ごみ処理経費とごみ袋販売額、そして来年度からのまほろばクリーンセンターの償還額についてお伺いをしましたが、そういうことは香美も香南も同じことです。やはり、まほろばクリーンセンターの償還額が大きくなれば、やはりその負担割合に応じて香美も香南もその費用が大きくなるわけですので。けれども、その中でも香美も香南も結局その香南清掃組合に持ってくる運送、配達する、その配送料も結局支払いをしておりますし、またほかの清掃組合に持っていかない分に関しても、どこかできちんと処分をするように、そういう業者に委託をしてやっています。だから、自分ところの市内のごみをそういうふうに始末していくことは、香美も香南も同じようにお金を使っているわけです。けれども、香美と香南はできるだけ市民負担を低くしようと努力をしておりますので、それは同じことなので、南国市もできないことはないと思います。やはり、いろんな施策をしていくときには市民の顔を思い浮かべて、市民にできるだけ使い勝手がいい負担のかからないような方法をできるだけ考えて工夫してしていくことが必要だと思います。それが市民サービスですので、どうかそういうふうに努力をしていただくことをお願いいたします。
 以上で私の質問を終わります。