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非核・平和について

担当 : 総務課 / 掲載日 : 2023/05/29

非核平和都市を建設する決議・非核平和都市を宣言する決議

南国市では、昭和58年3月25日に「非核平和都市の建設」について、平成21年12月16日に「非核平和都市の宣言」について決議することにより、非核・平和に対する市の意思を表明しています。
また、平成26年4月1日には、非核宣言を行った自治体間の協力体制を確立することを目的とする全国非核宣言自治体協議会に加入しました。



非核平和都市を建設する決議

 世界と日本の恒久平和実現は、南国市民の悲願である。
 しかしながら、米・ソをはじめとする核軍拡競争が激化している今日、世界唯一の被爆国として、また平和憲法の精神からも、核兵器の全面禁止と軍備縮小を目指すわが国の責任は極めて重大である。
 よって、南国市議会は、市民の総意として
 1 南国市の区域内での非核三原則(持たず、作らず、持ち込ませず)を完全実施する。
 2 核兵器の南国市への通過一時持ち込みをさせない。
 3 核兵器の完全禁止のため、南国市を「非核都市」とし、広く呼びかける。
 以上のとおり決議する。

  昭和58年3月25日
  南国市議会



非核平和都市を宣言する決議

 私たちの南国市は、豊かな自然に育まれて発展してきました。
 今、その恩恵を受けながら生きる者として、このかけがえのない豊かな自然を平和で美しいままに後世に引き継ぐことは、私たちに課せられた大切な責務であります。
 しかし、今なお、世界では地域紛争やテロの頻発など、人間の生命の尊厳を踏みにじる行為が繰り返される中で、核の小型化や拡散が進み、世界の平和と人類の生存に脅威をもたらしています。
 日本は、世界唯一の被爆国です。人類破滅に導く核兵器の廃絶と平和の尊さを訴え、世界の恒久平和の実現を希求することは、すべての市民の願いです。
 私たちは、市政施行50周年を機に、核兵器の廃絶と平和を願うすべての人々と相携えて行動することを決意し、ここに「非核平和都市」を宣言することを決議します。

  平成21年12月16日
  南国市議会


平和首長会議との連携

平和首長会議は、加盟都市相互の緊密な連帯を通じて核兵器廃絶の市民意識を国際的な規模で喚起するとともに、人類の共存を脅かす飢餓・貧困等の諸問題の解消さらには難民問題、人権問題の解決及び環境保護のために努力し、もって世界恒久平和の実現に寄与することを目的として、昭和57年、当時の広島市長の呼びかけにより設立されました。
南国市は、平成23年1月1日から平和首長会議に加盟し、世界各国の都市と連携して、核兵器のない平和な世界の実現に向けて取り組んでいます。