ページの先頭です。 メニューを飛ばして本文へ
トップページ > 南国市議会 > 議会議事録

用語検索はこちら


議会議事録

  • 開催別
  • 一般質問
  • 議員提案
  • 市長提案
  • その他
  • 検索
一般質問 令和5年度 » 令和5年 第433回市議会定例会(開催日:2023/12/01) »

一般質問3日目(神崎隆代)

質問者:神崎隆代

答弁者:関係課長


○議長(岩松永治) 11番神崎隆代議員。
      〔11番 神崎隆代議員発言席〕
○11番(神崎隆代) 公明党の神崎隆代でございます。市民の皆様の負託を受けましてこの場に立たせていただいております。今期におきましても、暮らしの中で不便を感じている方に寄り添いながら生活者の視点でその声を届けてまいります。どうぞよろしくお願いいたします。
 初めに、まちづくりについて質問をさせていただきます。
 さきの質問と答弁が重なるところもございますが、通告しておりますので、そのままさせていただきたいと思います。また、順番が前後するところもございますが、御答弁よろしくお願いいたします。
 「らんまん」ロスから一転し、高知県民として新たな楽しみとなるNHKの連続テレビ小説「あんぱん」の発表がありました。2025年春の放映が待ち遠しい気持ちです。このことは、多くの観光客が本市を訪れるチャンスともなりますので、市を挙げて盛り上げていきたいものです。南国市として、このチャンスを生かし、観光振興の効果を最大にしていかなければなりません。
 また、アンパンマンミュージアムのある香美市やお隣の香南市とも連携していくことも必要だと思いますし、「らんまん」の舞台となった佐川町への視察も予定しているということもさきに聞いておりましたので、担当課としては既に動き始めておるところですが、「あんぱん」放映に向けてどのように取り組んでいかれるのか、お伺いいたします。
○議長(岩松永治) 商工観光課長。
○商工観光課長(山崎伸二) NHK朝の連続テレビ小説「あんぱん」の放送に向けての取組につきましては、現段階では、県内外からの観光客を受け入れるための環境の整備や、来られた観光客が後免町を巡り、楽しんでいただくためのやなせ先生にゆかりのある場所や功績の洗い出しなど、どのような対策が必要かを検討しているところでございます。
 香美市、香南市との連携につきましては、先月20日に、「あんぱん」放送決定以前から予定されておりました物部川DMO協議会による南国市、香美市、香南市の3市長と物部川DMO協議会との意見交換会が開催され、県観光振興部長も同席いただいた中、「あんぱん」に対して3市が連携して取り組むことや、県から3市の取組に対して支援する意向であることなどの話合いを行っております。
 また、先月24日には、「らんまん」の舞台ともなった佐川町、越知町へ訪問し、特に佐川町では、町と商工会や観光協会などの関係団体で構成される牧野富太郎博士顕彰事業推進協議会を設立したことや、駐車場やトイレなどの受入れ環境の整備、関係団体等による牧野博士を顕彰する取組への補助など貴重な話をお聞きいたしましたので、南国市でも取組の参考にしたいと考えております。以上でございます。
○議長(岩松永治) 神崎隆代議員。
○11番(神崎隆代) 南国市のよいところを最大限アピールできるように、そしてまた、今度も南国市に行きたいと思ってもらえるようなおもてなしの準備をお願いしたいと思います。
 「あんぱん」効果を最大限に生かし、多くの観光客を迎える準備をしていく中で、やはり駐車場のことを心配いたします。町なかの駐車場整備は、これまで何度も多くの議員が取り上げてきました。観光客にとっても、市民としましても、目的地近くに駐車できることが理想だと思いますが、離れた場所であっても、安心して駐車できる場所があればとも思います。この駐車場確保についてはどのように取り組まれるのですか。
○議長(岩松永治) 商工観光課長。
○商工観光課長(山崎伸二) 駐車場につきましては、現在、観光客が大型観光バスや自家用車で来られることを想定し、市有地を中心に活用できる土地がないか検討しているところでございます。以上でございます。
○議長(岩松永治) 神崎隆代議員。
○11番(神崎隆代) 大型バスも想定しているということですので、広い土地が必要だと思います。広い土地で使えそうなところとして、日章産業団地の未分譲地も駐車場所の候補になると思いますが、ここの状況はどうなっておりますか。
○議長(岩松永治) 商工観光課長。
○商工観光課長(山崎伸二) 南国日章産業団地の分譲状況につきましては、11月末時点では7区画中4区画の分譲となっております。未分譲の区画に対しお問合せをいただいておりますが、分譲決定までには至っていない状況でございます。以上でございます。
○議長(岩松永治) 神崎隆代議員。
○11番(神崎隆代) こことしましては、大型観光バスの駐車場としての活用としましては、少し遠いようにも思いますが、適地が見つからない場合は、ここの場所も大型観光バスの待機場所候補として考えていかないといけないかもしれませんね。
 また、「あんぱん」放映まで1年と3か月余りですが、日章産業団地のこの未分譲地につきましては、実際のところ、早く誘致が決まればうれしいですが、空いていれば駐車場としての活用も可能かと思い、お聞きをいたしました。駐車場については、南国市を訪れた方が駐車する場所に困らないように確保をしていただくことをお願いいたします。
 この日章産業団地につきましては、1年前にも残り3区画の誘致への取組をお聞きしております。その後、どのように取り組んでこられたのか、お伺いいたします。
○議長(岩松永治) 商工観光課長。
○商工観光課長(山崎伸二) 未分譲地への企業誘致につきましては、県、市共同で取り組んでおります。県とともに県外の企業誘致イベント等へ参加し、雇用創出効果が高いと見込まれる県外企業などの誘致に努めております。以上でございます。
○議長(岩松永治) 神崎隆代議員。
○11番(神崎隆代) 県外の企業誘致イベントへの参加もされて、誘致に向けて努力をしてこられたと思いますが、企業誘致イベント等で出会った県外企業に対し、企業が求めている立地条件や進出するまでに至らなかった理由などの情報収集を行うことやPRなど積極的アプローチも必要と思いますが、どのようにお考えでしょうか。
○議長(岩松永治) 商工観光課長。
○商工観光課長(山崎伸二) 県外企業への訪問等のアプローチにつきましては、企業の立地に対する考えやニーズなどを聞くことができることから重要なことだと考えております。
 企業誘致イベント等で名刺交換させていただいた県外企業につきましては、後日、今後につながるよう電話等を行い、接触を図っております。また、県もダイレクトメール等をお送りして誘致見込みのある企業の掘り起こしを行っております。県や市で企業訪問のアポイントが取れた場合には、県、市一緒に訪問することにしております。以上でございます。
○議長(岩松永治) 神崎隆代議員。
○11番(神崎隆代) 企業誘致は、地域経済を活性化させるための起爆剤だと思います。税収増や新規雇用が生まれることによって若者の県外流出を抑えることにもつながるのではないかと思いますし、働きたい高齢者の雇用につながれば、さらに活性化されていくと思います。県とともに引き続き誘致への取組に力を入れていただきますことをお願いいたします。
 今議会には、シンボルロードの沿道広場の整備を前倒しで行うための設計業務委託料補正予算が計上されております。議案説明の際には、この沿道広場は、子供が遊べるような噴水のある広場とすることをお聞きいたしましたが、今の段階でどのような構想をされているのか、お伺いいたします。
○議長(岩松永治) 都市整備課長。
○都市整備課長(若枝 実) 南国駅前線沿道広場は、都市計画道路南国駅前線と後免町商店街とが交わる北東に位置しており、面積は約750平方メートルの広場になります。当初、この広場につきましては、令和7年度に整備する計画でございましたが、先月発表されました朝の連続ドラマ「あんぱん」が令和7年4月から9月にかけて放映されることを受けまして計画を前倒しし、令和6年度中の完成を目指すことにいたしました。沿道広場には噴水施設を設置することは決まっておりますが、ベンチやパーゴラ、モニュメント等、その他の施設につきましては現在検討中でございます。
 沿道広場の中に噴水施設を設置する計画としたことにつきましては、まずは、この広場が立地する後免町のシンボルとなるような広場として整備したいという思いが一番にございました。この広場のすぐ北側を流れる舟入川は、御存じのとおり、野中兼山が香長平野の新田開発を行うために造った用水路でございまして、今なお後免町には多くの水路が張り巡らされております。
 また、この舟入川は、奥物部から切り出した木材や高知城下の産物などを運ぶ運河としても重要な水路でございました。後免町は、この運河の中継地として栄え、多くの人や商品などが行き交う在郷町として発展してきたという歴史がございます。このような歴史的背景から、後免町は舟入川の水の恩恵を受けてできたまちであり、水から生まれたまちとも言えます。
 このようなことから、今回整備する沿道広場では、小さなお子さんたちがじかに水と触れ合いながら親子でこの後免町を楽しんでもらえる、そうした噴水施設のある広場を計画いたしたところでございます。
 なお、設置予定の噴水施設は電気制御で水がノズルから定期的に噴出し、プログラムによって高さや水量などの変化がつけられる仕様となっておりまして、お子さんたちには喜んでもらえる施設になるのではないかと思っております。
○議長(岩松永治) 神崎隆代議員。
○11番(神崎隆代) 朝ドラ「あんぱん」の放映に間に合うように沿道広場の整備を前倒しで行うということですが、市民にも、観光客にも喜んでもらえる整備を遅れなく進めていただきたいと思います。
 沿道広場のベンチや休憩施設などは現在検討中とのことですが、どのような検討をされているのですか。また、3月議会で質問させていただいたのですが、沿道広場へのフリーWi−Fiスポットの整備についてはどうなりますか。
○議長(岩松永治) 都市整備課長。
○都市整備課長(若枝 実) ベンチやパーゴラなどは設置を前提に検討しておるところでございますが、噴水施設を設置することから、他の施設を設置するスペースが減少したことによりまして設置する施設も限られてくることから、どの施設をどこに配置するかをただいま検討中でございます。
 また、神崎議員御提案のWi−Fi機能つきの自動販売機の設置につきましても現在検討中でございます。設置スペースやコンテンツを含めた検討もする必要がありますので、関係団体と協議しながら引き続き検討してまいります。
○議長(岩松永治) 神崎隆代議員。
○11番(神崎隆代) ありがとうございます。観光客にとりましては、Wi−Fiっていうのはすごく重要だと思いますので、ぜひ整備していただきたいと思います。
 先ほどの課長のお話からもありましたとおり、野中兼山が造った舟入川の恩恵を受けて後免町は発展してきました。整備される沿道広場のすぐ横を舟入川から南北に走る用水路があります。これは野中兼山の遺構の用水路で、唯一暗渠化されていない箇所であるとお聞きしております。後世に伝え残していくべきものとして、9月議会での答弁では看板の設置も検討されることになっていたと思います。沿道広場の整備の際に配慮する必要があると思いますが、どのようにお考えですか。
○議長(岩松永治) 都市整備課長。
○都市整備課長(若枝 実) この広場のコンセプトは、後免町を流れる舟入川やその水路の水と大いに関わりのあるものですので、噴水施設で楽しんでいただくだけでなく、この後免町の成り立ちや歴史なども、せっかく来ていただいた来街者の皆様に、遊びに来てくれた子供たちにも知ってもらえるような情報板を広場内に設置したいと考えております。
 また、情報板に掲載する内容につきましては、できるだけ分かりやすいものとなるように、地元の方々をはじめ、南国市観光案内人の会の皆様にも御協力をいただきながら作成してまいりたいと考えております。
○議長(岩松永治) 神崎隆代議員。
○11番(神崎隆代) 南国市を訪れた観光客には、市内の観光地を周遊してもらいたいものです。県外から車で来られた場合は、高速を下りて、まず道の駅南国風良里で休憩をされると思います。道の駅には、坂本龍馬先塋の地という垂れ幕でアピールをしておりますので、龍馬のふるさと高知、ここに来たのだからと、また、坂本龍馬ゆかりの地の才谷龍馬公園に立ち寄ることも考えられます。才谷龍馬公園の状況はどのようになっておりますでしょうか。
○議長(岩松永治) 商工観光課長。
○商工観光課長(山崎伸二) 才谷龍馬公園につきましては、コロナ禍以前は、坂本龍馬才谷保存会による才谷龍馬先祖まつりの開催や公園の環境整備等に対して補助を行っておりましたが、コロナ禍以降はお祭りを開催するに至らず、公園の環境整備等に対して補助を行っているところでございます。
 先日、現地確認しましたところ、タイミング的なことかと思いますが、草が伸び、少しトイレも汚れているような印象を受けました。来年2月には、土佐のまほろば風景街道推進協議会によるウオーキングイベントにおいて、才谷龍馬公園の坂本龍馬先塋の地を巡り、梅を観賞することが予定されておりますので、坂本龍馬才谷保存会に環境整備等のタイミング等について話をしてみたいと考えております。以上でございます。
○議長(岩松永治) 神崎隆代議員。
○11番(神崎隆代) 2月のウオーキングイベントでは、才谷龍馬公園の梅を観賞しながらお弁当を食べるようです。市民や観光客がいつ訪れても気持ちよくトイレを使えることができればと思いますので、才谷龍馬公園に限らず、市内の公園などのトイレにつきましても点検整備をお願いしておきたいと思います。
 次に、南国市では、大型遊具のある吾岡山文化の森公園や今年新しく遊具が設置された防災公園、海洋堂SpaceFactory横の広場、新川児童遊園地や宇田児童遊園地、高知空港緑の広場やトリム公園など、子供たちが遊ぶために整備された遊園地や公園は、中心市街地から南のほうに多いと感じます。市民からの希望として、北部の岡豊地区には子供たちが遊べる公園が少ないので、近くに公園をつくってほしいという御意見がございました。担当課長の認識と、この御意見についてどのように考えておられるのか、お伺いいたします。
○議長(岩松永治) 都市整備課長。
○都市整備課長(若枝 実) 神崎議員が言われるとおり、本市の北部地域には、子供たちが遊べるような公園が少ないと認識しております。本市が2017年に実施した市民意向調査においても、北部の岡豊地区における公園や広場の整備に対する満足度は、他の地域と比べても低い結果となっており、住民の皆様から公園、広場の整備が強く求められているものと考えております。
 また、現在、高知大学医学部周辺の地域では新しい住宅の建築が徐々に進み、子育て世代も増えてきているほか、ドラッグストア等の生活利便施設の建設も進められておるような状況でございます。このようなことから、本市といたしましても、岡豊地区周辺に子供たちが遊べる公園の設置は必要であると考えております。
 しかしながら、現時点においては、具体的な公園、広場の整備計画はない状況でございまして、また、財政負担も大きいことから、すぐの公園整備は難しいと考えておりますが、財政状況を踏まえながら、まずは適地の検討から取組を進めてまいりたいと考えております。
○議長(岩松永治) 神崎隆代議員。
○11番(神崎隆代) 適切な場所の検討から取組を進めていくという、これは前向きな御答弁として受け止めさせていただきます。
 実際に北部には公園が少ないということも認識していただいておりますので、岡豊周辺にも公園が欲しいというニーズに応え、設置に向けて努力をしていただきたいと思います。
 続きまして、東部児童センター跡地についてお聞きいたします。
 建物を壊した後、そのままになっております。いつまでも活用しないまま草刈りをして、またそれを放置して、また草刈りをする、その繰り返しではもったいないと思います。今後の活用についてどのようにお考えですか。
○議長(岩松永治) 都市整備課長。
○都市整備課長(若枝 実) 東部児童遊園地につきましては、ジャングルジムやコンビネーション等の遊具を設置しておりましたが、遊具は、老朽化により数年前に全て撤去をしております。その後、東部児童センターの用途廃止に伴い、現在では門扉を施錠し、児童遊園地内に立入りはできないようにしている状況でございます。
 児童遊園地は児童福祉法に基づく遊園地でありますので、児童の健康増進や情緒を豊かにすることを目的とし、児童に安全かつ健全な遊び場所を提供する施設でありますが、東部児童遊園地は、現在のところ、本来の目的の用途として利用できておらず、今後の利活用につきましては、今後の課題であると認識しております。
 しかしながら、東部児童遊園地の活用につきましては、今のところ、どのようにしていくのか、具体的な整備方針を持っておりませんので、今後につきましては、地域住民の声を聞きながら整備方針を定め、利活用について検討してまいりたいと考えております。
○議長(岩松永治) 神崎隆代議員。
○11番(神崎隆代) 課長も御存じのとおり、本来の目的の用途として利用するなら、遊具やベンチ、トイレ、飲料水設備、照明設備などを標準的設備として設置する必要がありますし、運営についても留意するべき事項があります。いつまでもそのままにするのではなく、どのように活用していくのかを、課長のおっしゃるように、地域住民の声も聞きながら進めていただきたいと思います。
 次に、こども家庭センターについてお聞きいたします。
 令和6年度から福祉事務所こども相談係と保健福祉センター母子保健係が統合され、新たにこども家庭センターが設置されるということですが、こども家庭センターという体制でどのような役割を果たしていくことになるのかをお伺いいたします。
○議長(岩松永治) 保健福祉センター所長。
○保健福祉センター所長(藤宗 歩) 令和6年4月に施行される改正児童福祉法等では、母子保健と児童福祉の相談支援を一体的に行うこども家庭センターの設置を市町村の努力義務としました。南国市では、保健福祉センター内にある子育て世代包括支援センターと福祉事務所のこども相談係に設置された子ども家庭総合支援拠点を、母子保健と児童福祉両方の機能を有した機関として統合・再編し、保健福祉センターに新たにこども家庭センターが設置されます。
 役割としましては、一体的な相談支援体制を構築することにより、妊産婦や子育て世帯の不安に切れ目なく対応し、児童虐待への予防的な対応や個々の家庭に応じた支援を強化させていくことになります。以上です。
○議長(岩松永治) 神崎隆代議員。
○11番(神崎隆代) ありがとうございます。
 児童福祉法等の一部を改正する法律は、児童虐待の相談対応件数の増加など子育てに困難を抱える世帯がこれまで以上に顕在化してきている状況等を踏まえ、子育て世帯に対する包括的な支援のための体制強化等を行うことを趣旨として令和4年に成立し、令和6年4月1日施行となります。
 こども家庭センターの設置は市町村の努力義務ですが、南国市では早期設置を行い、所長御答弁のように、これまで子ども家庭総合支援拠点や子育て世代包括支援センターにおいて実施している相談支援等の取組に加え、新たに妊娠届から妊産婦支援、子育てや子供に関する相談を受けて支援をつなぐためのマネジメントや民間団体と連携しながら多様な家庭環境等に関する支援体制の充実強化を図るための地域支援の開拓を担うことで、さらなる支援の充実強化を図ることに取り組んでいくことになります。児童福祉と母子保健の一体的支援を行う上で新たに配置される統括支援員など人員についても適切な配置をお願いしたいと思います。
 児童虐待につきまして、南国市での児童虐待の現状をお伺いいたします。
○議長(岩松永治) 福祉事務所長。
○福祉事務所長(天羽庸泰) 9月の市政報告で令和4年度の福祉事務所のこども相談係の相談件数は65件で、そのうち19件が児童虐待相談でありまして、令和3年度の43件より減少してると報告させていただいております。また、南国市要保護児童対策地域協議会で進行管理をしております児童虐待は、本年11月末現在で31件でありまして、虐待種別の内訳としましては、身体的虐待が13件、性的虐待はゼロ件、ネグレクトが6件、心理的虐待が12件となっており、本年7月時点よりも5件増加しております。
 それから、きょうだい児のケースでありました場合は、件数の増減が大きくなることがありますけど、これは関係機関の対応の成果とは必ずしも直結しない現状であると思われます。
○議長(岩松永治) 神崎隆代議員。
○11番(神崎隆代) 核家族化や地域のつながりの希薄化が進む中で、孤立し、育児不安を抱えながらもSOSが出せない状況が虐待の背景にある場合が多いと言われています。特に、コロナ禍により自宅で過ごす時間が増えたことで、親が抱えたストレスのはけ口が弱い立場にある子供に向かうなど状況はさらに深刻になっています。
 経済的な困窮や予期せぬ妊娠、出産、複雑な家庭環境なども虐待リスクを高めると指摘をされております。実際、現場で相談支援に携わる中で、虐待の原因、背景にはどのようなことが多いとお考えですか。
○議長(岩松永治) 福祉事務所長。
○福祉事務所長(天羽庸泰) 児童虐待に至るおそれのある原因、背景は多岐にわたると考えられます。一部になる例でありますが、性格が衝動的、障害や疾患、アルコール依存等、被虐待経験、体罰容認、関係機関の支援の拒否など保護者側の側面、それから、経済的不安定とか孤立、夫婦間の不和などの養育環境面、育てにくさのある子供などが挙げられます。複数の原因、背景が組み合わさっていることが多くの虐待ケースに見受けられております。
○議長(岩松永治) 神崎隆代議員。
○11番(神崎隆代) 被虐待児へのサポートとしては、どのようなことをされているのか。また、どのような支援が必要だと考えるのか、お伺いいたします。
○議長(岩松永治) 福祉事務所長。
○福祉事務所長(天羽庸泰) 児童虐待ケースには、面接とか家庭訪問などを通じて児童と、保護者もそうですが、関わっていくことになります。児童が話しやすい雰囲気づくりに努めて、学校や保育施設以外に、困ったときにいろいろなことを相談できる場所があることを知ってもらうことは大切であると思っております。
 それから、児童相談所の役割になるんですけども、虐待を受けた子供のうち、家庭を離れて施設等での養育が適当であると判断された子供は児童養護施設等で養育されることになって、それに関してもサポートの一つであります。
 児童虐待は、子供の心身の成長や人格の形成に重大な影響を与えるとともに、次の世代に引き継がれるおそれがある子供に対する権利の侵害でもあります。家庭の状況によって支援の方法は異なり、ごく一部の例示となりますけども、医療につなぐことによって疾患の軽減や福祉サービスの導入によって家庭負担の軽減、児童育成の促進、セーフティーネットによる経済的安定の確保、ショートステイ、短期入所ですけど、など各種子育て支援事業による予防的観点を含んだ支援が必要であると考えております。
○議長(岩松永治) 神崎隆代議員。
○11番(神崎隆代) ありがとうございます。
 虐待と思ったら、児相の全国共通ダイヤル「189」に電話をすることで早期発見につなげることが重要だと思いますが、もしも違ったらとちゅうちょされる方へのアドバイスをお願いいたします。
○議長(岩松永治) 福祉事務所長。
○福祉事務所長(天羽庸泰) 児童虐待と思ったら、すぐに通話料無料の児童相談所の虐待対応ダイヤルである「189」、いちはやくと言うてるんですけど、へ電話をしてください。その中で、さっきおっしゃった分ですけど、おうちの近くの児童相談所さんのほうに電話がつながります。電話をするときは、あなたの名前を言わなくて大丈夫と、あなたのことや内容に関する秘密を守りますとアナウンスされております。
○議長(岩松永治) 神崎隆代議員。
○11番(神崎隆代) ありがとうございます。
 児童虐待への対応で大切なのは、やはり早期発見であり、虐待死など重大な事態に発展するのを防ぐことです。関係機関同士が情報共有やお互いの役割分担の確認など、ふだんから連携することが重要になります。こども家庭センター設置後も、引き続き連携強化をしての取組をお願いいたします。
 次に、高齢者施策についてお伺いいたします。
 2040年には65歳以上の高齢者が全人口の約35%を占めると予想されております。地域とのつながりの希薄化や身寄りのない単身世帯など課題も多い中で、これからは高齢者が地域で役割を担い、自分らしく輝いていくことができるように相談支援体制の整備を行い、高齢者の活躍を応援していく取組を強化していく必要があると思います。
 高齢者が就労や有償・無償ボランティアなどに参加するにはどうすればよいのかなどアプローチの方法が分かりにくいといったことに対して、相談を受けたり活躍の場につなげるまでをワンストップで対応する窓口の設置や、高齢者を受け入れる各種団体による協議会の設置についてのお考えをお伺いいたします。
○議長(岩松永治) 長寿支援課長。
○長寿支援課長(中村俊一) 地域包括支援センターでは、主任介護支援専門員、保健師、社会福祉士、生活支援コーディネーターなど多職種の職員を配置しており、様々な問題に対応できるべく努めてございますので、各種の御相談に御利用いただきたく存じます。
 地域包括支援センターの認知度の向上につきましては、今後も広報紙等で周知に努めてまいります。
 協議会につきましては、現在のところ、設置予定はございませんが、医療機関、薬局、介護事業所、その他高齢者に関わる各種団体の情報共有のためのネットワークとして地域資源情報収集提供システムを現在構築中でございまして、庁内向け、事業所向けの説明会、操作研修を年内には終え、年明けから稼働させることとしております。以上です。
○議長(岩松永治) 神崎隆代議員。
○11番(神崎隆代) 地域ニーズとのマッチングによって、高齢者が地域で生き生きと活躍できる環境整備をしていただきたいと思いますが、どのようなことをお考えですか。
○議長(岩松永治) 長寿支援課長。
○長寿支援課長(中村俊一) 地域包括支援センターの生活支援コーディネーターは、高齢者が住み慣れた地域で元気に暮らしていけるよう通いの場の御紹介やサロンの立ち上げ支援等の活動をしておりますので、御活用いただけるよう今後も努めてまいります。
 また、今年度からアプリによる健康づくりを実証実験中でございますが、市指定のイベントや社会参加活動に従事するとポイントを付与するというような制度システムを構築していく予定でございます。以上です。
○議長(岩松永治) 神崎隆代議員。
○11番(神崎隆代) ありがとうございます。
 認知症基本法が本年6月に制定されました。これは、認知症になっても安心して暮らし、活躍できる共生社会の実現を柱としております。2025年には65歳以上の5人に1人が認知症になると推計されております。誰もが無関係ではいられない状況です。南国市でも、これまで以上に認知症に対する施策の充実を急ぐ必要があります。その際には、当事者や家族の意思をサービスや支援策に反映していく視点が大事です。このことに対してはどのようにお考えですか。
○議長(岩松永治) 長寿支援課長。
○長寿支援課長(中村俊一) 今後、認知症となる方の増加が予想される中、認知症の早期発見、早期治療につなげるための初期集中チームの活動はますます重要となってまいりますが、認知症の方、当事者、また、その御家族への支援、また、御意見をお聞きすることも大変重要であると考えます。
 認知症カフェや当事者の会をさらに充実させることや認知症サポーター養成講座など一般の方への理解を深める取組も、第9期介護保険事業計画の中で前進させていかなければならないと考えております。以上です。
○議長(岩松永治) 神崎隆代議員。
○11番(神崎隆代) 認知症になっても、住み慣れた地域で生活していくために必要な支援は、買物支援、孤立を防ぐ取組、またフレイル予防、見守り支援、ごみ捨て、お金の管理など様々考えられますが、支援策のさらなる充実についてのお考えをお伺いいたします。
○議長(岩松永治) 長寿支援課長。
○長寿支援課長(中村俊一) 認知症の方に限らず、高齢者の方が住み慣れた地域で生活していくために必要な支援は、介護給付の枠組みにこだわらず、これまで行っております、これまでのサービスをより充実させるほか、地域密着型サービス事業所の開設も支援してまいります。以上です。
○議長(岩松永治) 神崎隆代議員。
○11番(神崎隆代) 支える側である介護人材の確保については、求人をしても来ないということをお聞きいたしました。必要な人材確保ができなければ、利用者を減らさなければならないということになります。これに対しては、どのように取り組んでいかれますか。
○議長(岩松永治) 長寿支援課長。
○長寿支援課長(中村俊一) 現在、高知市と近接市で構成する高知県中央市町村介護人材連絡協議会に参加し、情報交換するほか、介護人材実態調査を実施するなど現状把握、課題分析に努めてまいりました。
 特に人材不足が懸念される訪問系サービスにつきましては、家事援助などに従事できる暮らしのサポーターの養成研修を、令和4年度に引き続き今年度も実施予定です。ただ、来年度は介護報酬改定がありますが、多くの産業で賃上げが実現しておりますので、人材確保のためには、介護人材も賃金引上げが実現できるよう介護報酬の引上げが必要となるのではないかと考えております。以上です。
○議長(岩松永治) 神崎隆代議員。
○11番(神崎隆代) 介護人材実態調査の実施をして、現状把握、課題分析に努められているようですので、市としましても、介護施設関係者等からの声を聞いていただき、必要なところに補助や支援ができるように取り組んでいただきますことをお願いいたします。
 最後に、物価高対策についてお聞きいたします。
 11月29日、国の補正予算が可決、成立いたしました。今回の物価高対策としましては、住民税非課税等の低所得者世帯への7万円給付と、来年6月からの所得税3万円、住民税1万円の減税、ガソリン代、電気代など12月まで延長していた価格抑制について、さらに来年4月まで延長されることなどが打ち出されました。
 物価高対策として、低所得の住民税非課税世帯などへの7万円給付につきましては、今議会の補正予算に計上されております。議会承認後は、速やかに対象者の手元にお届けできるように準備をされていると思いますので、これらの状況につきまして御説明を願います。
○議長(岩松永治) 財政課長。
○参事兼財政課長(渡部 靖) 先週、令和5年度国の補正予算が成立し、物価高騰対策として総額2兆7,363億円が計上されました。その中には、自治体が独自に支援する財源となる重点支援地方交付金1兆5,592億円が含まれております。使途は2つあり、1つ目は低所得者世帯への支援で、住民税非課税世帯に1世帯当たり7万円を給付する。2つ目といたしましては、地域の実情に合わせて自治体が柔軟に活用できる推奨事業メニュー分で、自治体が効果的と考える生活者支援や事業者支援への活用により物価高騰対策に取り組むものでございます。
 議員のおっしゃっております低所得者世帯への給付につきましては、この交付金の1つ目の使途に当たり、今回、国の補正予算の成立を見込んだ上で、今議会におきまして補正予算に5億1,745万円を計上させていただいております。これらは、あくまでも早期の給付に向け、準備を進めるための措置というふうに考えております。
 なお、令和6年度の税制改正におきまして、納税者及び配偶者を含めた扶養親族の皆様1人につき、令和6年分の所得税3万円、令和6年度分の個人住民税1万円の定額減税が来年6月から開始される予定とされております。また、住民税均等割のみ課税される世帯、新たに住民税非課税となる世帯や定額減税の恩恵を十分受けられないと見込まれる所得水準の方のように、両支援のはざまにおられる方にも、できるだけ公平な支援が行われるよう検討されているとの報道もされております。
 これらにつきましては、重点支援交付金の上乗せであるのか、推奨事業メニューでの対応なのか、報道等によりますと、予備費の活用とも言われておりますが、現時点では不明な点もございますので、情報収集に努め、早期に対応できるように準備を進めてまいります。
○議長(岩松永治) 神崎隆代議員。
○11番(神崎隆代) 重点支援交付金で行う推奨事業メニューの1、物価高騰に伴う低所得世帯支援につきましては、主に住民税均等割のみの世帯等への給付になると思いますが、重点支援交付金の上乗せでできるのか、推奨事業メニュー分での対応となるのか、まだ分からないということですが、南国市としましては、住民税均等割のみの世帯につきましても給付をする方向だということでよろしいですか。
○議長(岩松永治) 財政課長。
○参事兼財政課長(渡部 靖) 重点支援交付金のうち、推奨事業メニュー分の本市の交付限度額は県から通知がございまして、1億796万6,000円となっております。国の示すメニューといたしましては、生活者支援として、物価高騰に伴う低所得世帯支援、物価高騰に伴う子育て世帯支援、消費下支え等を通じた生活者支援、省エネ家電等への買換え促進による生活者支援の4項目、事業者支援といたしましては、医療、介護、保育施設、学校施設、公衆浴場等に対する物価高騰対策支援、農林水産業における物価高騰対策支援、中小企業等に対するエネルギー価格高騰対策支援、地域公共交通・物流や地域観光事業等に対する支援の4項目、合わせて8項目が上げられており、自治体が、さらに効果があると考えるものについても申請可能となっております。
 先ほどの非課税世帯の給付と減税の両支援のはざまにおられる方への支援としては、一番最初に申し上げた低所得世帯支援ということになろうかと思います。また、これまでにも一般質問でありました学校給食の支援、こういったものは、子育て世帯の支援としても国のほうでは上げられております。また、エネルギー価格の高騰で大きな影響を受けている事業所もあるというのが実情でございます。
 ただ、交付金の額が決まっておりますので、より効果的な支援ができるようには考えておりますが、あくまでも市民の皆様に公平に支援ができるよう、それらを踏まえまして、そういった非課税世帯と同様の支援、そういったものを優先的に検討しておるところでございます。ただ、先ほども申しましたように、新聞報道等で国のほうの動き、そういったものがまだはっきりと、まだ通知もございませんので、それらを踏まえた上で判断をしていきたいというふうに考えております。
○議長(岩松永治) 神崎隆代議員。
○11番(神崎隆代) 住民税均等割のみの世帯の給付につきましても、これの分が重点支援交付金に上乗せされた場合には、松下議員からも提案がありましたように、給食費の支援ができるということでしょうか。
○議長(岩松永治) 財政課長。
○参事兼財政課長(渡部 靖) 先ほど申しましたように、そのはざまの世帯のところにやる給付といいますのが、均等割のみの世帯とかという方が対象になられるんですけれども、そちらの事業費的には約8,000万円を超えるような事業となります。その分が国で対応していただけるというふうになれば、当然、ほかのメニューとしていろいろ支援策を考えていくということになります。
 給食費につきましては昨年度も実施しておりますが、昨年度の実績で約4,300万円となっておりますので、今回の分が1億800万円の額のほうが示されておりますので、そちらにつきましては十分対応可能というふうに考えております。
○議長(岩松永治) 神崎隆代議員。
○11番(神崎隆代) ありがとうございます。
 この7万円の給付につきましては、食料品をはじめ、物価高による家計への影響が最も大きい世帯への給付となりますので、最優先で手元に届けることに意義があります。できるだけ速やかに給付できるように、どのように取り組んでいかれますか。
○議長(岩松永治) 財政課長。
○参事兼財政課長(渡部 靖) 今回、補正予算にも計上させていただきましたが、それと同時に、事務的な準備のほうも既に進めております。ただ、システム改修等、一定期間のほうが必要な部分とかも想定される中で動いておりますので、それらを検討しつつ、できるだけ早期に皆様の手元に届けれるような形で動いておりますので、御理解いただきたいと思います。
○議長(岩松永治) 神崎隆代議員。
○11番(神崎隆代) 今回の物価高対策としましては、住民税非課税等の低所得者世帯へ、夏から行った3万円給付と今回の7万円給付で10万円の給付となります。来年6月からの所得税3万円、住民税1万円の減税、ガソリン代、電気代など12月まで延長していた価格抑制について、さらに来年4月まで延長されます。
 この政策、どうして今やるのかということ、これは、日本は30年間、給料が上がらなかった、賃上げが進まなかったけれども、それが今年、やっと3.58%という高い水準で賃上げができました。あまり実感がないのは、賃上げを上回る勢いで物価が上がっているからです。物価高より賃上げが上回れば購買意欲が湧いて、それが企業の利益となって、さらに給料が上がってきます。そして、物価が上がるこの好循環を生み出すために、今、この対策が必要となります。せっかく賃上げができた段階で、これをたった今年一年で終わらせずに、しっかり次へ押し上げていっていただくことが大事です。
 今後も、デフレ脱却への政策の継続を国へ求めていっていただくことをお願いいたしまして、私からの質問を終わります。御答弁ありがとうございました。
○議長(岩松永治) 5番溝渕正晃議員。
      〔5番 溝渕正晃議員発言席〕
○5番(溝渕正晃) 議席番号5番溝渕正晃でございます。
 このたびの選挙におきまして、多くの市民の皆様から御支持をいただきましたことを深く受け止め、これまで以上に活気にあふれ、そして、笑顔あふれる南国市となるよう精いっぱい務めてまいります。そのために様々な御提案をさせていただきたいと考えておりますが、何分不慣れですので、的外れな提案をする場合もあるかもしれません。その場合は御容赦願います。執行部の皆様、そして同僚議員の皆様、どうかよろしくお願いいたします。
 それでは、通告に従いまして一般質問させていただきます。
 本議会では、防災対策、子育て支援、農業振興の3点について御質問させていただきます。
 初めに、防災対策についてです。
 南海トラフ地震対策としまして、沿岸部では、津波からおおむね5分で避難可能となる緊急避難場所の津波避難タワーが整備されておりますが、避難タワーへの避難後についてお伺いさせていただきます。
 タワーごとに避難人数や待避時間等について想定されていると思います。人数や時間につきましては、避難タワーごとに異なると思いますが、おおむねどの程度の時間を想定しているのか。また、避難している時間に必要な食べ物や飲物は用意されているのか。それと、場合によっては、夜間や早朝の避難も考えられますので、防寒対策などはどのようになっているのか、併せてお伺いします。
○議長(岩松永治) 危機管理課長。
○危機管理課長(山田恭輔) 東日本大震災の事例を見ますと、陸路での救助の前提となる津波警報、大津波警報の発令から解除に要した時間は約40時間でございました。想定最大規模の南海トラフ地震は、東北地方太平洋沖地震と同じマグニチュード9.1が想定されておりますので、南海トラフ地震の発生時も、少なくとも2日程度は津波避難場所での避難を継続していただく必要があるのではないかというふうに考えております。
 津波避難タワーの備蓄につきましては、令和3年6月に高知県が作成いたしました高知県備蓄方針に基づき、飲料水、トイレ関係資材を整備しております。また、防寒対策といたしまして、毛布やブランケット、発熱材により水を温められるタンブラー、風よけ用のブルーシートなどを整備しております。
 食べ物につきましては、長期避難でないため、市としては整備を行っておりませんが、防災会への補助金を活用するなど、地域の自主防災会を中心に備蓄を進めていただいているタワーもございます。以上でございます。