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一般質問 令和5年度 » 令和5年 第433回市議会定例会(開催日:2023/12/01) »

一般質問2日目(山中良成)

質問者:山中良成

答弁者:市長、関係課長


○議長(岩松永治) 日程により一般質問を行います。
 順次質問を許します。14番山中良成議員。
      〔14番 山中良成議員発言席〕
○14番(山中良成) 議席14番の山中良成です。一般質問2日目となり、質問が重複するかと存じますが、よろしくお願い申し上げます。
 私の質問は、1、選挙について、2、観光、3、吾岡保育園移転について、4、ごみ問題、以上となります。
 それでは、選挙の投票の仕方について質問をさせていただきます。
 今回の選挙は、市議会議員選挙と同時に参議院議員の補欠選挙が行われ、投票日が一緒となりました。私は大篠の竹中公民館にて投票を行ったのですが、ほかの地区の方に聞くと、投票のやり方が違っておりました。竹中公民館では、最初に市議会議員の投票用紙を頂いて記入し、投票後、参議院議員の投票用紙を頂き記入しという投票でしたが、ほかの地区での投票をお聞きすると、最初から市議会議員と参議院議員の投票用紙を同時に渡されて混乱したという苦情をいただきました。
 そこで、質問をさせていただきます。
 まず、このように同時に渡された地区と渡されなかった地区はどれぐらいあったのか、答弁を求めます。
○議長(岩松永治) 選挙管理委員会事務局長。
○参事兼総務課長兼選挙管理委員会事務局長(中島 章) 投票所の数は44投票所あり、そのうち投票用紙を別々に渡して投票してもらう都度交付の投票所は8投票所、それ以外の36の投票所は、投票用紙をそれぞれ説明しながら渡しておりますが、同時に渡しております。
○議長(岩松永治) 山中良成議員。
○14番(山中良成) なぜ一度に配付されたのか、答弁を求めます。
○議長(岩松永治) 選挙管理委員会事務局長。
○参事兼総務課長兼選挙管理委員会事務局長(中島 章) 投票の方法については、選挙人が投票用紙をもらってから投票し、そして次の投票用紙をもらって投票するという都度交付を行うことが望ましいです。しかしながら、一度に配付するところでは、投票所の広さや投票事務従事者の増員が課題となります。狭い投票所では、選挙人の投票を行う動線が交差しないようにしなければなりません。確実にそれぞれの投票用紙を受け取ってもらうことや、同じ投票用紙を渡さないこと、投票箱に投票したことを確認すること、どちらかの投票を拒否される選挙人の確認など注意しなければなりません。そのような理由から、狭い投票所では一度に配付をしております。
○議長(岩松永治) 山中良成議員。
○14番(山中良成) 公民館等の広さや投票事務従事者などの問題は分かりましたが、2度投票用紙を配付するのに広さは同じでもできるというふうに考えます。この点については改善の余地があると考えますので、次の選挙まで改善していただきますようよろしくお願い申し上げます。
 次に、投票用紙の色が違うのですが、私は色弱で色の区別が分かりづらいです。混乱されるとは予想されなかったのか、答弁を求めます。
○議長(岩松永治) 選挙管理委員会事務局長。
○参事兼総務課長兼選挙管理委員会事務局長(中島 章) 2つの選挙がある場合には、それぞれの選挙名が記載された投票用紙となっております。しかしながら、投票用紙の大きさも記入箇所も同じでありますので、分かりづらいものとなっております。区別をするための方法として、それぞれ色を変えた投票用紙としており、立候補者の氏名の掲示の用紙の色もその色に合わせております。そのほかに、今回は市議会議員選挙の投票用紙には○市と、参議院議員補欠選挙の投票用紙には○選のマークを記入し、区別化も図りました。また、一度に投票用紙を配付する場合は、選挙名を間違わないようにするため、投票用紙を手渡すときに1枚ずつ手渡しながら、市議会議員の投票用紙です、参議院補欠選挙の投票用紙ですと説明しながら渡すようにしており、混乱が生じないよう注意はしております。
○議長(岩松永治) 山中良成議員。
○14番(山中良成) 実際は、私が聞いた中では一緒に頂いてしまったので、混乱してしまったというお話もいただいてますので、そちらのほうも考慮していただきながら、もちろん用紙は違うようにしてはおると思いますが、ぜひまた御検討のほうをよろしくお願いいたします。
 次に、今回の選挙のように市議会議員と参議院議員の名字が一緒の場合があり、先ほどのような場合、名前まで書き、違う選挙に投票してしまうと無効になってしまうと予想ができます。今回そのようなことがあったのか、また無効になってしまった票数は参議院議員補欠選挙に何票あり、市議会議員選挙に何票あったのか答弁を求めます。
○議長(岩松永治) 選挙管理委員会事務局長。
○参事兼総務課長兼選挙管理委員会事務局長(中島 章) 市議会議員選挙の投票用紙に参議院補欠選挙の立候補者の氏名が記載されていたものや、参議院議員補欠選挙の投票用紙に市議会議員選挙の立候補者の氏名が記載されていたものがあったということは報告を受けております。しかしながら、反対に記載したものか、それぞれの投票用紙に同じ名前を記載したものかは判断できません。
 無効票の票数につきましては、参議院補欠選挙では693票あり、候補者でない者、または候補者となることができない者の氏名を記載したものは186票、候補者の氏名のほか他事を記載したもの4票、候補者の何人を記載したか確認し難いもの7票、単に雑事を記載したもの73票、単に記号、符号を記載したもの47票、白紙投票376票であります。市議会議員選挙については、無効票の総数は353票で、候補者でない者、または候補者となることができない者の氏名を記載したものは84票、候補者の氏名のほか他事を記載したもの6票、候補者の何人を記載したか確認し難いもの13票、単に雑事を記載したもの33票、単に記号、符号を記載したもの24票、白紙投票193票であります。
○議長(岩松永治) 山中良成議員。
○14番(山中良成) このように、せっかく足を運んでいただき、無効になってしまっては投票に行った方の御苦労が報われません。しかも、皆様は選挙を戦っておりませんのでなかなか分からないかもしれませんけど、その1票はその方の思いや気持ちを文字にして投票されております。このようなことがないように、何が失敗だったのかしっかりと庁内で話し合っていただき、改善点を出し、実行していただきたいと思います。この件について答弁を求めます。
○議長(岩松永治) 選挙管理委員会事務局長。
○参事兼総務課長兼選挙管理委員会事務局長(中島 章) 議員おっしゃるとおり、無効票は一つでもなくさなければなりません。選挙人が混乱しないよう改善すべきところは改善し、選挙人の方の思いを無にしないよう努力してまいります。
○議長(岩松永治) 山中良成議員。
○14番(山中良成) よろしくお願いいたします。
 次に、観光の質問に移らせていただきます。
 今年の10月に、連続テレビ小説に、アンパンマンの作者であるやなせたかし先生と小松暢さん夫婦をモデルとした「あんぱん」が2025年の前期に放送されると決定されました。やなせ先生は、御存じのように、父親が亡くなった後に高知市に移住し、母親が再婚したために後免町で開業医を営んでいた伯父に引き取られ、後免野田組合小学校、今の後免野田小学校に通学され、幼少期をこの南国市で過ごされております。今回の「あんぱん」の物語でも、やなせたかし先生が伯父に引き取られ、そこでハチキンおのぶさんと出会うところからスタートするように掲載されており、確実に南国市としてもここでPRをしていかなければなりません。前回「らんまん」でも幼少期の佐川町が放送され、佐川町ではうまくPRしたのが成功したのだと考えております。本来であれば、香美市でなく南国市にアンパンマンミュージアムがあればどんなによかったことだろうと想像できますが、ないものを考えても仕方ありません。ただ、幼少期を過ごした後免町という名称は強烈なインパクトになると考えます。
 まず、市長にお伺いいたします。
 今回の放送が決まったことにより、どのように思って、南国市としてどのようにしていきたいのか答弁を求めます。
○議長(岩松永治) 市長。
○市長(平山耕三) 2025年春のNHK連続テレビ小説が、やなせたかし先生御夫婦をモデルにした「あんぱん」ということが決まったということでございまして、そちらにつきましては本当に突然の報告を受けたところでございまして、本当に驚いたところでございます。しかしながら、これは千載一遇のチャンスというようにも思うところでございまして、このチャンスを生かすために、今、後免の駅前の都市計画道路も整備しておりますし、そういった、今ちょうどそのタイミングが合っておるようなその整備を生かして、観光に来られた、そちらの「あんぱん」のゆかりの地として来られた方々に、こちら、やなせたかし先生が連想できるような環境整備というものをして、喜んでいただきたいと。高知の南国市をよく理解していただきたいというように、そういった南国市を発信する一つの方法として大いに活用していきたいというように思います。以上です。
○議長(岩松永治) 山中良成議員。
○14番(山中良成) ありがとうございます。市長の今回の「あんぱん」にかける思いを聞かせていただき、安堵しております。今回は、私もチャンスだと感じておりますが、感情論だけでは意味がないというふうに考えております。残り1年と少しとなっており、早急に計画を練らなければなりません。まず、計画を練る前に、2023年前期に放送されました牧野富太郎先生をモデルとした「らんまん」の舞台となった佐川町での事例が大切だと考えます。そこで、調査や聞き取りをされたのか答弁を求めます。
○議長(岩松永治) 商工観光課長。
○商工観光課長(山崎伸二) 佐川町への調査や聞き取りにつきましては、先月24日に佐川町と越知町を訪問し、「らんまん」における佐川町の牧野富太郎博士の顕彰や、町民の機運の醸成、受入れ環境の整備などについてお伺いいたしました。以上でございます。
○議長(岩松永治) 山中良成議員。
○14番(山中良成) 受入れ環境等も重要ですけども、それと同時にどのような仕組みづくりをされていたのか、どのような経済効果があったのかが重要だというふうに考えております。ここは、計画していくのに私は核となるというふうに考えておりますが、そこは聞かれなかったのか。もし、聞かれていないのであれば、ぜひ調査していただきますようお願いいたします。
 今回調査された上で、これからの南国市の「あんぱん」に対する観光誘致の計画の答弁を求めます。
○議長(岩松永治) 商工観光課長。
○商工観光課長(山崎伸二) 朝ドラ「あんぱん」の放送に向けての取組につきましては、現時点では佐川町での取組を参考にして、県内外からの観光客を受け入れるための駐車場等の受入れ環境の整備、来られた観光客が後免町を巡り、楽しんでいただくためのやなせ先生にゆかりのある場所や功績の洗い出しなど、どのような対策が必要かを検討しているところでございます。以上でございます。
○議長(岩松永治) 山中良成議員。
○14番(山中良成) 受入れ環境整備などを検討されておりますけども、のんびりしていると、市長が申されました好機を逃すということになってしまいます。放送まで時間の余裕がありませんので、早急に進めていただきますようお願いいたします。
 1点提案としまして、執行部の皆様も優秀ではありますが、市民の皆様から提案していただいたり、民間の力も必要となりますので、企業のPRも兼ねて御協力いただくなど、多くの皆様に参画をしていただける仕組みづくり、これがすごい大切だと思ってますので、ぜひやっていただければとお願い申し上げます。
 前回の「らんまん」の際には、観光博覧会、牧野博士の新休日〜らんまんの舞台を3月下旬より開催されております。これからの話合いになると思いますが、もちろん県のバックアップも必要となります。高知県との連携を図られる予定がありますか。また、どのような連携を組んでいかれるのか。私は、県として何かを御協力していただけるのがすごい重要だというふうに考えております。補助なのかPRなのか、そこのところも明確にしておければ、連携を組んだときにスムーズにいくのではないでしょうか、答弁を求めます。
○議長(岩松永治) 商工観光課長。
○商工観光課長(山崎伸二) 高知県との連携につきましては、先月20日に、「あんぱん」放送決定以前から予定されておりました物部川DMO協議会による南国市、香美市、香南市の3市町と物部川DMO協議会との意見交換会において、県観光振興部長も同席いただいた中、「あんぱん」についても意見交換を行いました。市からは、観光PRや補助金などについて県の取組をお伺いし、県からは次期観光キャンペーン、どっぷり高知旅キャンペーンにおける現時点の概要や、3市の取組に対して支援する意向であることを御説明いただきました。なお、「あんぱん」に対して3市が連携して取り組むことなども話し合っております。以上でございます。
○議長(岩松永治) 山中良成議員。
○14番(山中良成) 先ほども答弁がありましたように、3市で行うのであれば、これも早急に計画を練っていく必要があると思いますので、これもぜひお願いいたします。
 4月から8月、高知県立牧野植物園では前年度対比245%、佐川町では前年度対比506%の観光客を動員されたようです。「あんぱん」も同じ前期、ゴールデンウイークと夏休みへの増加を見込んだ計画が必要と考えます。それも、ターゲットはファミリー層がメインになるというふうに予想できます。そうなると、本来は幼少期を過ごした南国市でなく、香美市のアンパンマンミュージアムに流れてしまう可能性が高くなります。南国市としても、西島園芸団地や海洋堂SpaceFactoryがあります。しかしながら、アンパンマンには勝てません。そこで、このような観光施設や飲食店にも御協力をいただき、やなせたかしエリア、またはアンパンマン一色のエリアをつくっていく必要があるというふうに考えます。
 そこで、著作権問題もあるとは思いますが、南国市として何か取り組んでいく予定があるのか、答弁を求めます。
○議長(岩松永治) 商工観光課長。
○商工観光課長(山崎伸二) アンパンマンややなせ先生のキャラクターを活用した取組につきましては、やはり著作権等のハードルがあるものと考えております。まずは、これらの使用について著作権者等と接触し、どのようなことが可能なのか確認したいと考えております。以上でございます。
○議長(岩松永治) 山中良成議員。
○14番(山中良成) 確認するのに時間はかからないと思いますので、それもできるだけ早急に確認をお願いいたします。
 新しいイベントを立ち上げるとなると、予算的にも相当な負担がかかるというふうに考えます。そこで、既存のイベントの活用も必要であるというふうに考えます。一度、できるだけ早期に関係団体を集め、この「あんぱん」に向けての御協力を仰げばというふうに考えますが、いかがでしょうか。これは、「あんぱん」に向けて一緒の方向性を持ってもらうことで、この団体だけでなく、南国市の方向性も市民の皆様に浸透させることができるというふうに考えますが、答弁を求めます。
○議長(岩松永治) 商工観光課長。
○商工観光課長(山崎伸二) 佐川町におきましても、牧野富太郎博士の顕彰や、町民の機運の醸成のため、商工会や観光協会などの関係団体で構成する協議会を設立し、関係団体による牧野博士を顕彰するイベント等への取組について補助したことや、この補助金について町内の活動が活発化したことをお聞きしております。南国市においても、佐川町での取組を参考に、関係団体等で構成する協議会の設立や、やなせ先生を顕彰するイベントへの補助について検討してまいりたいと考えております。以上でございます。
○議長(岩松永治) 山中良成議員。
○14番(山中良成) ぜひ、そちらのほうも早急にやっていただければと思っております。検討していただけるということなので、ぜひお願いいたします。
 今回の「あんぱん」は、寂れてしまった後免町を中心に観光を広げていかなければなりません。何もないと思って住み続けているのは私たちだけで、市外、県外の皆様の視点ではそうではないかもしれません。いかに既存のものを生かした観光をつくっていくのか、南国市が試されております。必ず、プロセスをしっかりと作成した上で成果が出るように共に頑張っていきたいと思いますので、どうかよろしくお願いいたします。
 次に、吾岡保育園の移転についての質問に移らせていただきます。
 以前、2021年12月議会で西山議員も質問され、移転を考えておられるところの関係者の方にお会いし、協力のお願いもさせていただいておりますし、また地権者の方ともお会いして御協力をお願いする予定でございますと答弁されております。その後の進捗状況につきまして答弁を求めます。
○議長(岩松永治) 子育て支援課長。
○子育て支援課長(長野洋高) 吾岡保育園舎の更新については、移転を含め、関係者の方々との協議を継続して行っておりますが、移転候補地の確保に至っている状況ではございません。
○議長(岩松永治) 山中良成議員。
○14番(山中良成) 先ほどの答弁ですと、あまり進んでないように感じられます。これからの計画について答弁を求めます。
○議長(岩松永治) 子育て支援課長。
○子育て支援課長(長野洋高) 吾岡保育園舎の更新については、園、運営法人の意向を生かしながら進めていくことになりますが、市としましても協力をしながら一緒に進めていく必要があるかと考えております。
○議長(岩松永治) 山中良成議員。
○14番(山中良成) 私も会社をしておりますけども、企業の場合も行政の場合も一緒だと思いますけども、第1案が駄目になった場合、第2案、第3案と考えていく必要性があります。そこの用地交渉をしながら、吾岡保育園と、第2案、第3案を考えていく必要性もあるというふうに考えております。ぜひ、吾岡保育園側と話し合っていただきたいと考えますが、答弁を求めます。
○議長(岩松永治) 子育て支援課長。
○子育て支援課長(長野洋高) これまでも園と協議を行いながら進めております。その中で、現在第1案を園が望む候補地の確保とし、対応を行っているところです。今後におきましては、山中議員がおっしゃられましたように、ほかの方法の検討なども含め、継続して対応を行っていく必要があると考えております。
○議長(岩松永治) 山中良成議員。
○14番(山中良成) 今回この質問をさせていただきましたのは、吾岡保育園側ではなく、保育園に通われている保護者から別々に3名の御要望がありました。約10年間、この移転の要望をしてるにもかかわらず、進んでいないというふうに意見されました。もちろん、保育園側の御意見もお聞きし、早期に移転をしたいという旨もお聞きいたしました。既に、水道管も大変な状況になっており、震災時に子供たちの受入れさえも難しいというふうにおっしゃっておりました。できるだけ早期の計画を立てていただき、進めていただきたいのですが、市長より答弁を求めます。
○議長(岩松永治) 市長。
○市長(平山耕三) 吾岡保育園の建て替えのことにつきましては、私も副市長時代から関わっておりまして、地元の地権者の皆様方の説明会等も行ったことが過去あります。私も、早期にそこの建て替えをしたいという思いはもちろんあるところでございまして、そちらのまずは用地の確保ということがなされないと、そちらの建て替えは実現しないということであり、吾岡保育園とこれからも協議しながら、早期の実現に向けて取り組みたいと思います。以上です。
○議長(岩松永治) 山中良成議員。
○14番(山中良成) 用地確保のためにも、行政側としても精いっぱいやっていただきたいです。そのためにも、一番は計画をどのように立てていくかがすごい必要だと思っておりますので、しっかりとその計画を立てるためにも、保育園側としっかりと話合いをしていただきたいというふうにお願いいたします。
 次に、ごみ問題についての質問に移らせていただきます。
 南国市の道幅が広い場所にあるごみステーションに、多くの不法投棄が見られます。不法投棄されているごみも3つに分かれており、1、回収されない日に捨てられた一般家庭ごみ、2、業者が捨てたであろう鉄パイプや木材、3、引っ越しや大掃除等で捨てられた机や廃棄ごみ、この3点がよく見られます。そこで、南国市はこのような不法投棄されたごみは現在どのようにしているのか、答弁を求めます。
○議長(岩松永治) 環境課長。
○環境課長(横山聖二) 不法投棄されたごみにつきましては、収集業者が違反シールを貼り、そのごみを一定期間置くことで違反者への啓発になりますが、その後、排出者が違反ごみを持って帰らない場合は、環境委員の方々に分別や処理をお願いしています。また、様々な種類のごみが混ざっているごみ袋や、大量のごみ袋がある場合などは、環境課で回収するようにしています。
○議長(岩松永治) 山中良成議員。
○14番(山中良成) 分別できるごみだったらいいですけども、業者が置いたような鉄パイプとか木材になると本当に難しいです。地域の住民の皆様は困っております。不法投棄をした場合、南国市の条例、県の条例では罰則はどのようになっているのか答弁を求めます。
○議長(岩松永治) 環境課長。
○環境課長(横山聖二) 不法投棄の罰則につきましては、市の条例や県の条例にはありませんが、廃棄物の処理及び清掃に関する法律第25条で、個人の不法投棄に対して5年以下の懲役もしくは1,000万円以下の罰金、またはその両方が科せられること、同法第32条では、法人の不法投棄に対して3億円以下の罰金刑が科せられることが規定されています。
○議長(岩松永治) 山中良成議員。
○14番(山中良成) とても環境委員が、昨日も西山議員もこの件について質問をされておりましたけども、24時間見張っておくわけにもいかないので、恐らくこのまま私は不法投棄されていってしまうというふうに感じております。南国市としてどのように解消すればよいというふうに考えておりますか、答弁を求めます。
○議長(岩松永治) 環境課長。
○環境課長(横山聖二) 現在、市が実施しています不法投棄の防止につきましては、市広報紙やホームページでの啓発、不法投棄の罰則について書かれた不法投棄禁止の看板を掲示するようにしています。
○議長(岩松永治) 山中良成議員。
○14番(山中良成) 本当に、それで不法投棄が減るのでしょうか。ホームページ等の啓発や書かれた看板等を提示しても、私はなかなか減らないというふうに感じております。私の家の近くでいいますと、新川公園の近くにあるごみステーションはまさにこのような不法投棄が多い状態で、地区の皆様も困っております。
 そこで、監視カメラの提案をさせていただきます。不法投棄は違法となりますので、個人保護法に引っかかることはありません。不法投棄をなくす一つの手段となるのではないでしょうか。もちろん、地区の方との話合いをしていただき、了承を得てとなりますが、有効な手段となります。また、公園近くに設置することで公園での事故や悪さもなくなりますし、子供たちへの安心・安全対策ともなります。監視カメラの補助もありますので、活用できると思いますがいかがでしょうか。環境課長及び都市整備課長に答弁を求めます。
○議長(岩松永治) 都市整備課長。
○都市整備課長(若枝 実) 防犯カメラの設置は、子供の遊び場や、通学における見守りや安全確保には有効な手段であると考えておりますので、新川児童遊園地内への防犯カメラの設置につきましては、子供たちの児童遊園地における見守りや安全の確保のための子供見守りカメラの設置は可能であると考えております。
○議長(岩松永治) 山中良成議員。
○14番(山中良成) 私の所有しているマンションのほうにも実はごみステーションがあって、最初は不法投棄がすごかったです。しかしながら、監視カメラをつけることによってほぼなくなりました。それは、やっぱり監視カメラの抑制というのはすごい大きいんだなというふうに思いましたし、もしそれで出された場合であったとしても、やはり警察に通報することができますので、この抑止力では私はすごい大きいと思っております。不法投棄された鉄骨や木材などのごみによって、子供たちのけがも相当考えられるというふうに思っております。このまま不法投棄を放っておくのは行政としてはやっぱりおかしく、何かしらの対策をしていかなければなりません。ホームページ等そういうのではなく、確実に何かを実行していかなければならないというふうに考えております。それをやって駄目であれば、何がいけなかったのか検証することが一番重要で、一番駄目なのは考えたがやってないっていう、これが何の意味もありません。ぜひ、地区の皆様と調整していただきたいというふうに考えております。ぜひ進めていただきますよう、よろしくお願い申し上げます。
 以上で私の質問を終わらせていただきます。ありがとうございました。