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一般質問 令和5年度 » 令和5年 第431回市議会定例会(開催日:2023/09/01) »

一般質問2日目(福田佐和子)

質問者:福田佐和子

答弁者:市長、関係課長


○副議長(西川 潔) 20番福田佐和子議員。
      〔20番 福田佐和子議員発言席〕
○20番(福田佐和子) 20番福田佐和子です。よろしくお願いいたします。
 今回通告をしてありますのは、平和行政、子育て支援、高齢者支援、これは補聴器購入助成、マイナンバーカード、生活道路と公園整備、市民に見えるまちづくりをということで通告してありますが、既に答弁が出ているものもありますので、そのあたりは簡単にしながらお聞きをしたいと思います。
 平和と暮らし、子供や高齢者、障害のある方が大切にされる市政をと願い、ここに立たせていただきました。市民の皆さんからお預かりした願いは実現したこともありますけれども、できなかったことのほうが残念ながら多かったのではないかと思います。大変申し訳なく思っています。同時に地方の政治を交付金の増減で脅す国政の下で、限られた予算の中、市民要望をどう実現をするか、御苦労されていることも理解をしております。ただ、全て国の言いなりでは、決して市民の命と暮らしを守ることはできません。国は軍事大国を目指しています。これはさきにもお話が出ました。市長が守るべきは南国市民です。今後もその立場で他の自治体と力を合わせ、地方から強く国に対して声を上げるべきだと思います。まず初めに、そのことを強く求めておきたいと思います。
 いつも言ってきたことですけれども、平和行政についてお聞きをいたします。
 毎年度共産党議員団は、次年度の予算に対して予算要求を市長にお渡しをしております。今大変危ない時期にあり、今西議員への答弁にもありましたように、平和行政について、その立場を貫くということで私は受け止めました。今後もその立場をぜひとも南国市民の皆さんのために尽くしていただきたいと思います。市長には今後もその立場で行かれるのかどうか、私にもお返事をいただきたいと思います。
 次に、MIARE!で戦争遺跡展、これは大きなものでなくても単品でもいいと思いますけれども、これができないかどうかお聞きをいたします。さきの答弁では、以前の答弁では図書館の2階につくってはどうかという答弁がありましたけれども、MIARE!の入り口も外から見るとガラス越しによく見えるという利点もありまして、この展示が可能かどうか、まず聞いておきたいと思います。遺品は掩体のように無言のままで戦争はいかんということを伝えられる大切なものだと思います。そして、子供への平和教育にもなると思いますので、ぜひお考えいただきたいと思います。
 次は、保育行政についてお聞きをいたします。
 要望書の回答の中に民営化との記述がありました。大変大きな運動が起きたものですから、民営化という文字には大変敏感になっておりまして、またどこかこれ以上という思いがいっぱいでしたけれども、これは実際に動いているのかどうか、お聞きをしたいと思います。調べてみると、平成27年度に出された子ども・子育て支援事業計画、この中にも民営化という言葉が載っております。ですから、ここまで減らした保育園を、公立保育所をまた民営化をするということなのか、非常に心配でなりません。そのお答えをいただきたいと思います。
 現在、市内の子供さんの施設には大変差があり過ぎる、これは前回も言いましたが、西山議員からも質問があったように、明見保育所の建物とそれから駐車場の取得、これ大事だと思いますけれども、どこに住んでいても本当に同じような環境で子供たちが育てられるように施設の改築をしていく、このことは大事なことだと思いますが、改めてもう一度お聞きをしたいと思います。
 今回準備をしていまして、民営化の文字に再び会い、まさかこの間やったばっかりなのにという思いで残念でなりませんでした。私は小笠原市長、大町市長、浜田市長、橋詰市長、そして平山市長と5代にわたる市政に市民の声を届けてきました。この間には、汚職事件、ギャンブル施設の誘致、保育にお金がかかり過ぎるという一言で始まった公立保育所の民営化、小学生の虐待死、中学生のいじめ自殺など、市政を揺るがす大変大きな問題がありました。そのたびに市民の皆さんと学習会や署名に取り組み、市政の問題をみんなで支えることができたことは大きな宝でした。民営化の折、保育は子供にとって生まれて初めの社会保障だというこの言葉が新聞にも載り、民営化反対の運動は改めて子供たちの保育の大切さを広く知らせることにもなりました。全て国の言いなりでは、決して市民の命と暮らしを守ることはできません。お金がなければ何もできないと言われればそれまでなんですけれども、そうではない、皆さんにはたくさんの知恵が、そして力があると思います。それをぜひ発揮していただき、民営化などに二度と走らないようにしていただきたいと思いますが、答弁をお願いをいたします。
 平和行政については、先ほど今西議員の答弁をいただきましたので、それで納得をいたしました。
 3点目は、高齢者支援についてお聞きをいたします。
 補聴器購入助成について伺います。
 せんだって集められた市民の方と一緒に、購入助成を求める署名簿を市長にお渡しをいたしました。その後、集められた署名も市長室のほうにお届けをしております。ぜひ来年度には実現をしてほしいと思います。補聴器購入助成を介護事業計画に入れている自治体があるとこれまでも言ってきましたが、その理由が私は分かったような気がします。これはもしかしたら、なってみないと分からない疎外感かもしれません。私が大分耳が遠くなりまして、悪気はないのに聞こえずに知らん顔してしまう、人間関係がうまくいかない、あるいは後ろから来る人や車の音が聞こえない、集まって話してもよく分からないので、ついつい外へ出なくなる。そして、介護度が上がる、これらはよく聞く話です。私も幾つか思い当たりました。
 補聴器は、大変高額なので簡単には買えません。その後の調整も大分難しいですし、大変ではあるんですけれども、やはり高齢になっても安心して暮らせる手だてがあるのならば、それを実現をすべきだと思います。介護度を上げないためにも、市が助成をして元気な老後を保障するべきではないかと思います。今、コロナ禍の不況と年金引下げで、高齢者は大変な御苦労をされております。以前にも90歳から税金を取るなとの声もあったように、大変な暮らしをされておられます。助成の早期実現を求めます。他市を見てということでしたけれども、改めて求めたいと思います。
 次に、マイナンバーカードについてお聞きをいたします。
 これも今西議員のほうから詳しく質問があり、答弁もありました。6月議会と9月議会の市民の取得状況、交付数も触れられましたので、ここでは述べません。今、市内ではお米につられてカードを持ったけど、戻したいとの声をよく聞きます。そして、ひもつけミスが想定以上にあったために、受付職員のミスと報道されました。南国市の窓口も、そして医療機関も少ない人数で頑張っている人たちが、どれだけ傷ついたか分かりません。マイナンバーカードそのものに問題があるのではないかと、国が強行しているには訳があることは以前ここでも述べました。市民の立場で判断すべきだと思います。市長は延期をという判断をされたとお聞きをいたしました。延期をしながら、そしてやっぱり要らないものではないかという判断になればいいなと思いますが、そのあたりもこの点だけ市長からお聞きをしたいと思います。
 それと、カードは要らんという人の権利をどのように守っていくことができるのでしょうか。本来申請による取得のはずが、一方的に強制的に持たされるというのは、今の時代にあり得ないと思いますけれども、その点についてお聞きをいたします。
 次に、生活道路と公園整備についてお聞きをいたします。
 これも毎回同じことを言ってまして、担当の方には申し訳ありませんが、先日気になっていた道路についに穴が開き、建設課に電話しました。すると、何と暫時行きますとお返事をされ、雨の中、埋めてくださいました。そして、本当にほっとしました。車が落ちずに済んだ、人がこけずに済んだと思ってほっとしました。同時に職員の皆さんの御苦労に改めて感謝を申し上げます。卵が割れる道も何十年かぶりに直りましたし、市民にとって生活道は日々の暮らしの中で欠かせないものです。通行しているのは決して元気で若い人ばかりではありません。市民には納税義務を果たしているんだから、せめて生活道路は整備してほしい、こう思うのは当然です。担当課は限られた財源でと答弁をされ、大変御苦労をされているのも本当によく分かります。市が大きな事業ばかり目が行くことに、以前から市民の皆さんと一緒に違和感を感じるという思いできました。個別に相談もしておりますけれども、改めて市民の生活道の改善について、市のお考えをお伺いをいたします。
 次に、生活道と同時にこの中心地にないのが公園です。都市公園用地として確保された用地はありますけれども、それは公園にはなっておりません。あれから私が知るだけで36年たってしまいましたけれども、そのままです。中心市街地には大変多くの若い人たちが住んでおられます。新しいお家を建てて引っ越してこられた方がたくさんおいでになります。前回も同じようなことを言いましたけれども、何かの道路のついでに造るのではなく、南国市民の皆さんが大人も子供も楽しめるような公園をぜひ造ってほしいと、これは何十年もかけた思いですけれども、ぜひ実現を目指していただきたいと思います。答弁と言われても困るかもしれませんが、答弁をお願いします。
 最後に、市民に見えるまちづくりを通告してあります。
 議員は説明を受けます。資料もいただきますし、地域にどういうことがありゆうということはお届けすることができるんですけれども、市民の皆さんが疑問に思われたこと、なぜこんなになるのか、そしてどういうふうになるのか、それは最後までは私たちでは結果は出せません。お答えできないことなので、ぜひ関連する地域の皆さん、そして市内の皆さんには、どこでどういうことが進んでいるかということを分かりやすくお知らせをしていただきたいと思います。これは住民の協力が必要ならきめ細かな対策が大事だと思いますので、そのことについてお尋ねをいたします。以上です。
○副議長(西川 潔) 答弁を求めます。市長。
      〔平山耕三市長登壇〕
○市長(平山耕三) 福田議員の御質問にお答えいたします。
 まず、平和行政でございますが、福田議員のおっしゃったとおり御質問いただいて、それについてのお答えをさせていただいたところでございますが、その答えの中に、もちろん憲法を守り、市民の命と暮らしを守ることは行政の基本理念でありますので、これに沿った市政運営を進めますとお答えさせていただいておりまして、これについてはもう全く変わっていないところでございます。
 また、戦争遺品の展示等につきましては、平和教育、戦争のない世界を目指すという意味で、本当にそういったことを行うことも非常に有効であるというようにも思いますし、戦争遺跡を残すということは、観光に現在は掩体も使われておるところでございますが、平和教育を進める上で非常に有効なことであると思っております。
 また、マイナンバーカードでございますが、今西議員の御質問にもお答えいたしましたとおり、アンケートには健康保険証の廃止を延期すべきだと回答しておりまして、現在国民の皆さんが不安を抱えている現状に対して、そのトラブルを解消して、丁寧に信頼回復をしていく必要があると考えまして、そのように答えた次第でございます。そのマイナ保険証につきましては、メリットもあるというようにもお答えさせてもいただいたところでございまして、それを推進するということもこれからのデジタルの社会では必要であるというようには思っております。
 ただ、要らない人の権利っていうことも今福田議員からも御質問もあったところでございますが、そちらにつきましてはまた担当課長のほうからも御説明させていただくようにしておるところでございます。もちろん要らないという方につきまして、強制的にそれをマイナ保険証等を使わすということはなかなかできないことであろうと思います。資格確認書等もこれから発行するということもございますが、そこの手続等も含め、行政の中で対応していくことが今後出てくるということでございます。以上でございます。
○副議長(西川 潔) 生涯学習課長。
      〔前田康喜生涯学習課長登壇〕
○生涯学習課長(前田康喜) 議員の戦争遺品の展示会をMIARE!でできないかとの御質問にお答えいたします。
 MIARE!におきましても常設展示は難しいと考えますが、ホワイエ等を使用した期間限定の展示会でしたら可能ではないかと考えます。以上でございます。
○副議長(西川 潔) 子育て支援課長。
      〔長野洋高子育て支援課長登壇〕
○子育て支援課長(長野洋高) 福田議員の子育て支援に関する質問につきましては、公立保育所の民営化を行うべきではないとの御趣旨での質問であったかと思います。
 現在、公立保育所を民営化するといった計画はございません。市内の保育施設においては、老朽化への対応や津波浸水区域に所在する等の理由で移転を検討しなければならない施設があり、こういった施設の整備の際には今後の市内全体の保育状況を見ながら考えていく必要があると考えております。
○副議長(西川 潔) 長寿支援課長。
      〔中村俊一長寿支援課長登壇〕
○長寿支援課長(中村俊一) 高齢者の補聴器購入助成についてお答えをいたします。
 聴覚機能は、コミュニケーションにおいて重要な機能でございます。加齢とともに聴覚機能が低下すると、社会性が低下したりするなどによって、ひきこもりや認知症のリスクが高まってまいります。加齢性難聴者の補聴器購入に対する公的助成制度の創設につきましては、国へは市長会を通じて公的助成制度の創設を求めてまいりましたが、これは今後も継続して要望してまいります。また、県にも都道府県知事会等からも要望は上げてほしい旨、要請をいたしました。市として、この公的制度創設に先行して単独事業で行うということになりますと、多くの財源が必要となってまいります。令和6年度からは第9期介護保険事業計画がスタートいたします。その中で現在既存事業として実施してございます在宅で要介護4、5の方を介護してらっしゃいます非課税世帯への介護用品支給事業に係る公費がなくなるということも示されておりますので、財源の確保につきましてはこれまで以上に厳しい状況にございますので、これを単独で直ちに制度化するということは難しいものと考えてございます。以上でございます。
○副議長(西川 潔) 市民課長。
      〔高橋元和市民課長登壇〕
○市民課長(高橋元和) マイナンバーカードが要らない方、持たない方の権利をどう守っていくかという御質問でございますが、全ての健康保険の被保険者が安心して確実に必要な保険診療を受けることができるようにしていく必要が大前提でありますので、来年秋の改正法の施行後も最大1年間は健康保険証を使えるようにする経過措置が設けられます。マイナ保険証をお持ちでない方については、当分の間、資格確認書を職権で交付する運用となりました。マイナンバーカードの申請やマイナンバーカードの健康保険証の利用登録は任意の手続であることから、利用登録の解除を希望する方には資格確認書の申請を条件としまして、任意に解除の手続ができるよう、国がシステム改修を行う予定となっております。
 マイナンバー制度については、ひもづけ誤り等によりマイナスのイメージを持たれている方が多いと思いますが、一方でマイナンバーカードを持つことによるメリットについては、防災分野におけるマイナンバーカードの積極的活用や子供の医療費助成制度や診察券として利用できる取組など、マイナンバーカード1枚で利用や受診できる環境整備が進められており、出産、子育てや介護などの公共サービスを特に多く利用する方のライフステージでの利便性向上につなげていくことになっております。市民、国民の皆さんは様々な価値観をお持ちですが、デジタル社会の実現のためにマイナンバーカードが必要であることの理解を得るために、周知、広報等も行いながら、制度の不具合等については必要であれば国へ要望し、市民の皆様が納得してマイナンバーカード制度を利用できるよう努めていきたいと考えています。以上でございます。
○副議長(西川 潔) 建設課長。
      〔橋詰徳幸建設課長登壇〕
○建設課長(橋詰徳幸) 道路の改善についてお答えいたします。
 道路の改善、道路の補修につきましては、建設課の道路補修員によるパトロール及び補修工事の発注や市道維持補修委託業務で対応しております。以上でございます。
○副議長(西川 潔) 都市整備課長。
      〔若枝 実都市整備課長登壇〕
○都市整備課長(若枝 実) 福田議員の公園整備についての御質問にお答えいたします。
 本市の公園、緑地、広場は年々少しずつ増加しておりまして、現在では170か所を超える公園、緑地、広場の維持管理をしておりますが、市内中心部には公園が少ないと認識しております。現在では篠原地区1号街区公園、篠原地区2号街区公園及び南国駅前線沿道広場の3つの公園と広場の整備に着手しているほか、今後はJR後免駅前広場、図書館入り口及び高知南国線沿いの市有地にポケットパークを整備することとしておりまして、市内中心部の公園、広場の整備を現在進めているところでございます。公園、緑地、広場は地域住民の憩いや交流、レクリエーションの場であり、地域コミュニティーの核としての役割を担っているほか、子育て世代の方が居住を考える上においても重要な都市施設であると考えておりますので、今後も公園の整備状況や人口分布などを踏まえ、公園が不足している地域においては適正に配置できるよう、長期的な視点に立って地域住民との協働により公園の整備に努めてまいりたいと考えております。
 また、南国中央公園につきましては、将来市民の余暇活動や休息の場となるほか、災害時の避難所や災害防止効果もある多様な役割を担う都市公園でございますので、できるだけ早く整備しなければならないと考えております。まずは都市計画道路南国駅前線の南進と中央公園の整備につきましては、事業化する範囲や整備方法、概算事業費の算出、その財源の確保などを検討する中で、どんな効果的な整備ができるのか検討してまいりたいと思います。
 続きまして、市民に見えるまちづくりをについての御質問にお答えいたします。
 本市の中心拠点におけるまちづくりの計画といたしましては、都市再生整備計画がございます。この都市再生整備計画は、本市中心拠点の都市機能誘導区域内にものづくりサポートセンター、地域交流センター、新図書館などの箱物の建設や下水道、公園、都市計画道路などの都市基盤施設のハード整備を行う計画でございます。これらの公共施設の整備を進めることで、安心・安全な市民生活と商業施設の集積の促進を図るとともに、都市計画道路南国駅前線をシンボルロードとして整備することで、居心地がよく、歩きたくなる町なかの創出と中心市街地の活性化を目指しているとこでございます。
 この都市再生整備計画につきましては、国の補助事業、都市構造再編集中支援事業を活用いたしまして、平成29年度から令和4年度までの6年間を1期、令和5年度から令和9年までの5年間を2期として計画的に公共施設の整備を進めているもので、本市のホームページにも記載をしているところでございます。しかしながら、計画の内容が市民の皆様にとって非常に分かりづらいものになっていると感じておりますので、今後はどの場所にどんな施設をいつ整備するかなど、計画全体の内容を分かりやすく表した整備計画の概要版等を作成し、ホームページに掲載するとともに、本市の広報紙にも活用し、市民の皆様に整備計画の概要や進捗状況等につきましてお知らせをしてまいりたいと考えております。以上でございます。
○副議長(西川 潔) 福田佐和子議員。
○20番(福田佐和子) それぞれ御答弁をいただきましたが、なかなか具体的にそこはそういうふうに改善しましょうということにはなかなかならなかったと思います。ずっと不思議だったのは、いろんな大きな事業はどんどん進んでいくのに、例えば納税者である市民の皆さんが直接日々利用しておられる市道などの修繕がなかなかできない、何でだろうとずっと思いよったんですけれども、やはりそういうところへのお金は後になったって言うたら悪いんですが、そういう立場にあるんですか。新しい事業をまず、例えば広い道路も何十年もかかって立ち退いたけど、そこはかからんかったっていう経過もあると私は地元の方にお聞きをしたことがありました。地元の皆さんの思いと市の事業、市が大切だと思っている事業がかみ合ってないというのは、この間本当に肌身に感じて分かりました。それは納税者である市民の皆さんにとったら本当に残念なことでもありますし、一生懸命やっている執行部の皆さんにとったら、なぜ理解してもらえないのかという思いもあるかもしれませんけれども、その違いかなと私は最近思うようになりました。ただ、納税者である市民の皆さんの願いはやはり一番大事にしていただきたいですし、これまで答弁いただいたこともできること、できんこと、よく分かりました。
 最後に、市長にこれからの市政運営は今西議員が言われたのと重なるかもしれませんけれども、市民の皆さんを第一に考えた市政をということで求めておきたいと思いますが、一言いただきたいと思います。
○副議長(西川 潔) 答弁を求めます。市長。
○市長(平山耕三) 福田議員の御質問に最後にお答えさせていただきます。
 もちろん市政を預かる身としまして、市民の幸せを第一に考えて市政運営を行っているところでございまして、市長への手紙という取組も始めたところでございまして、そういった中でいただいた意見につきましては、1件ずつ私も目を通して、丁寧に各課から返答させていただくように務めておるところでもございますし、各課もそれについては住民の皆様の立場を考えて御返答も考えてさせていただいてるということがよく分かります。ただ、不足する部分は、私は納得できない部分はもちろん注文を出して、こういった形に直してほしいというようにも言っておりますし、住民視点でっていうことはもちろん、一番前提として考えておりますので、そういったことは職員皆に共有して進めてまいりたいと思います。以上でございます。
      (「以上です。ありがとうございました」と呼ぶ者あり)
          ―――――――――――*―――――――――――
○副議長(西川 潔) お諮りいたします。本日の会議はこの程度にとどめ、延会いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。
      〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○副議長(西川 潔) 御異議なしと認めます。よって、さよう決しました。
 明7日の議事日程は、一般質問であります。開議時刻は午前10時、本日はこれにて延会いたします。
 御苦労さまでした。
      午後2時16分 延会