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一般質問 令和5年度 » 令和5年 第431回市議会定例会(開催日:2023/09/01) »

一般質問2日目(有沢芳郎)

質問者:有沢芳郎

答弁者:市長、代表監査委員、関係課長


○副議長(西川 潔) 休憩前に引き続き会議を開きます。
 引き続き一般質問を行います。12番有沢芳郎議員。
      〔12番 有沢芳郎議員発言席〕
○12番(有沢芳郎) よろしくお願いします。
 では、通告に従いましてユーチューブを活用した南国市の情報発信について、施政方針の見える化について質問します。
 南国市議会定例会は、数年前からオンライン動画共有プラットフォーム、ユーチューブで配信しています。また、議会内容をアーカイブとして残すことにより、市民が議会についていつでも知る、あるいは見返すことができます。これはライフスタイルが多様化している現代において、議会の透明性向上に有効な手段です。
 そこで質問です。議会の例を参考に、市側でも市政運営や各施策等について説明や開設する動画を配信する考えはないか、市長にお伺いします。
○副議長(西川 潔) 市長。
○市長(平山耕三) 有沢議員の御質問にお答えします。
 市民の皆様に市政に関心を持ってもらい、また理解を深めてもらうことは大変重要なことであると考えております。市の広報活動では、本年度から公式LINEを立ち上げ、必要な行政情報をプッシュ型でお知らせすることも行っていますが、まだ情報発信という点では十分とは言えない状態です。議員からユーチューブの配信につきまして御提案いただきましたが、まずは現在行っておりますSNSにより、タイムリーな情報の提供、また南国市の魅力発信について、取組を強化することから始めてまいりたいと考えております。
○副議長(西川 潔) 有沢芳郎議員。
○12番(有沢芳郎) 市政に関心を持ってもらい、市民の皆様に理解してもらうことが大変重要です。今年度立ち上げた公式LINEでの情報発信も十分ではないと答弁することは、私が質問した内容の重要性を認知しているはずです。SNSを活用するなら、多面的な情報発信について検討しないのか理解できません。ユーチューブの強みはライブ配信とライブレスポンスですが、その機能を使わなくても情報発信は可能です。先ほどの答弁で本年度からLINEの運用を開始していると言っておられました。情報発信という点ではユーチューブにも同じものを投稿すればよいのではないでしょうか。公式のLINEの情報発信がテキストや画像のみならば、ユーチューブのコミュニティー投稿機能を活用すれば対応できます。
 南国市公式LINEについて付け加えますと、私は公式LINEの存在を知りませんでした。現在の南国市公式ホームページのトップページにある情報を探す一覧に、南国市LINE公式アカウントと文字で書かれています。これでは分かりません。情報を発信しているとは言えません。ユーチューブの活用は、あくまで情報伝達手段の一つでしかありません。ライフスタイルが多様になった社会では、複数のSNSに情報を発信していくことで、一人でも多くの市民に必要な情報を伝えることができ、ひいてはタイムリーな情報提供及び南国市の魅力の発信の取組化につながるんではないでしょうか。
 そこで、南国市関連のユーチューブアカウントについて質問をさせていただきます。
 ユーチューブはアカウントをチャンネルと定義していますが、混乱を防ぐため、この場ではアカウントと言います。私は南国市公式のユーチューブアカウントを作成する必要があると考えております。現在、南国市に関連するアカウントをユーチューブ上で検索すると、南国市議会、南国市、南国市観光協会、南国市農地整備課等のチャンネルが出てきます。これらのアカウントは各ホームページからの動線はほぼ未整備といってよい状況であり、定期的に行う南国市議会アカウント以外は数か月から数年の間、更新していません。これではユーチューブ上にアカウントがあるだけに等しい上、広報活動に生かせていないと言えます。各アカウントの現状を具体的に説明します。
 南国市農地整備課の動画は、南国市公式ホームページや農地整備課を探しても出てきません。南国市観光協会は、公式ホームページを見るとフェイスブックやX、旧のツイッターですね、インスタグラムへの動線はあるのに、ユーチューブへの動線はない。ユーチューブ上には3つのアカウントがあり、どれも本アカウントか分からないに等しいといった状況です。南国市とされるアカウントは、3年前に公開した南国市制施行60周年記念、南国新世紀が公開されていました。南国市公式ホームページからは、南国市制施行60周年記念特設ページからでないと確認することはできません。これはSNSを利用した情報発信という観点からいえば、遅れているというレベルではなく、論外と言ってよい状況です。
 市長に問います。南国市としてユーチューブ上に南国市公式アカウントを作成し、情報を発信していく意思はありますか。
○副議長(西川 潔) 市長。
○市長(平山耕三) 地域の魅力や住民サービスを対外に発信する上でユーチューブの活用は情報を多くの人に分かりやすく伝える有効な手段であると考えております。他の自治体におきましても公式チャンネルにより観光や移住・定住のPR、さらには住民に向けての福祉、生活情報の発信や定例記者会見のアーカイブなどに活用されているということは認識しております。公式チャンネルの開設に当たっては、見てもらうことが重要であり、一定の質を保った動画を継続してアップすることが必要であると考えております。また、動画製作を内製する場合にも、人材や作業時間の確保も課題となると考えております。現状の人員の中で費用対効果も考慮した上で、ユーチューブを含め、本市の広報活動の在り方について検討してまいりたいと思います。以上でございます。
○副議長(西川 潔) 有沢芳郎議員。
○12番(有沢芳郎) 南国市の公式アカウントの作成が重要なのは、現在つくっているコンテンツとこれからつくるコンテンツの管理場所を明確にすることにあります。令和5年度9月補正予算に計上した事業一覧の事業名に成人式開催事業費があり、その事業内容は成人式ユーチューブ生中継配信事業委託料とあります。この配信事業は3年前に公開した南国市制施行60周年記念、南国新世紀と同じ運用をするのではないかと危惧しております。今回限定のアカウントを作成し、事業が終われば放置では意味がありません。何のためにユーチューブで情報発信を行うかを考えれば、公式アカウントで一元管理すること自体が有益だと分かるはずです。答弁では、公式チャンネルの開設に当たっては見てもらうことが重要です。一定の質を保った動画を継続してアップすることは必要と言っていますが、まずは公式が発信する場をつくることが最優先であります。
 想像してみてください。誰が何の意図で公開したか分からないコンテンツを見たいと思いますか、私は見たいとは思いません。南国市が責任を持って公開しているからこそ見たいと思うのです。そこを履き違えてはいけません。また、コンテンツの質や継続性はおいおい高めていけばよいです。少なくとも市民にとって必要な情報が少しでも分かりやすく伝えられるようになっていれば、市政でできる範囲のことをすればよいだけです。やる気はありますか。
○副議長(西川 潔) 市長。
○市長(平山耕三) 今、有沢議員から御提案いただきましたことにつきまして、やる気っていうことはあるところでございますが、今までも申し上げてきたとおり、なかなかマンパワーが足ってない状況もあり、いろんな方法があるわけでございまして、いかに素早く適切な情報を発信できるかということを考えながら、御提案いただいたことも引き続き検討していきたいと思います。ありがとうございました。
○副議長(西川 潔) 有沢芳郎議員。
○12番(有沢芳郎) ありがとうございます。よろしくお願いします。
 それでは次に、南国市道路維持費、市単独道路新設改良工事について質問します。
 南国市の道路や水路の改良工事の要望は何件来ていますか。
○副議長(西川 潔) 建設課長。
○建設課長(橋詰徳幸) 道路維持工事、改良工事の5年度の要望件数は、市道側溝工事3件、舗装工事2件、拡幅工事1件、路側工事1件でございます。
○副議長(西川 潔) 有沢芳郎議員。
○12番(有沢芳郎) 道路の予算を増額したと言ってますが、どれくらい予算がついたでしょうか、教えてください。
○副議長(西川 潔) 建設課長。
○建設課長(橋詰徳幸) 5年度の当初予算につきましては、市道の工事請負工事費としまして道路新設改良費1億円、道路維持費1億7,000万円でございます。
○副議長(西川 潔) 有沢芳郎議員。
○12番(有沢芳郎) 南国市の市道は舗装状況が悪く、穴が開いて埋めている継ぎはぎだらけの歩いても歩きにくく、道路が波を打っている状態の道路が多くあります。道路は南国市の顔です。道路改良工事をする計画はあるか、教えてください。
○副議長(西川 潔) 建設課長。
○建設課長(橋詰徳幸) 道路工事の計画予定としまして、今年度工事として舗装工事27路線、主な地区としまして奈路地区、久礼田から植野地区、三畠地区、路側・路肩工事8路線、主な地区としまして十市地区、東崎地区、大そね地区、側溝・水路工事9路線、主な地区としまして小蓮地区、包末地区、以上の計画予定でございます。
○副議長(西川 潔) 有沢芳郎議員。
○12番(有沢芳郎) 改良する予定があれば、どの地域をやるか教えていただけますか。
○副議長(西川 潔) 建設課長。
○建設課長(橋詰徳幸) 舗装工事27路線の主な地区としまして、奈路地区、久礼田から植野地区、三畠地区、路側・路肩工事8路線で主な地区としまして十市地区、東崎地区、大そね地区、側溝・水路工事9路線としまして、主な地区としまして小蓮地区、包末地区でございます。
○副議長(西川 潔) 有沢芳郎議員。
○12番(有沢芳郎) 私、大篠のMIARE!へよく碁をしに行きますけれども、大篠小学校の通学道路も非常に悪く、道路工事をすべきだと思いますが、そういう計画はあるでしょうか。
○副議長(西川 潔) 建設課長。
○建設課長(橋詰徳幸) 大篠小学校東側に隣接する市道大篠小東線の小学校東側部分の舗装工事を今年度実施する予定でございます。
○副議長(西川 潔) 有沢芳郎議員。
○12番(有沢芳郎) 自分くの近くの前永田の部落の道路も非常に道路が悪いんですけれども、ここ計画はあるでしょうか。
○副議長(西川 潔) 建設課長。
○建設課長(橋詰徳幸) 市道名117号線になりますが、舗装工事の発注に向け、準備中でございます。
○副議長(西川 潔) 有沢芳郎議員。
○12番(有沢芳郎) ありがとうございます。よろしくお願い申し上げます。
 それでは、次の南国市決算審査意見について質問します。
 南国市の監査役を置く意味は何ですか。
○副議長(西川 潔) 代表監査委員。
○代表監査委員(塩崎 泰) お答えをいたします。
 監査委員制度は、昭和22年の地方自治法制定時から設けられておりまして、地方自治法第195条には地方公共団体に監査委員を置くと規定をされております。この規定に基づきまして、本市にも監査委員が置かれ、本市の財務に関する事務の執行及び経営に係る事業の管理などにつきまして、法令等に適正に行われているかどうか、また経済的、効率的かつ効果的な実施が確保されているかどうかなどについて、監査、審査が行われることとなります。もって南国市民の福祉の増進に資することが図られるものと承知をいたしております。以上でございます。
○副議長(西川 潔) 有沢芳郎議員。
○12番(有沢芳郎) 監査役の役割は何でしょう。
○副議長(西川 潔) 代表監査委員。
○代表監査委員(塩崎 泰) 地方自治法第199条第1項には、監査委員の職務権限といたしまして、先ほど申し上げました財務に関する事務の執行や経営に係る事業の管理を監査することと規定をされております。さらに第3項といたしまして、これらの監査に当たっては地方自治法第2条第14項及び第15項の規定の趣旨にのっとってなされているかについて、意を払わなければならないとされておりまして、最少の経費で最大の効果を上げているか、組織及び運営の合理化に努めているかといった観点から各種監査を行っております。これらの監査に基づく結果の報告は、地方自治法第199条第9項の規定に基づきまして、市長及び議会に提出することとなっております。この報告に基づき、あるいは報告を参考に、市長は必要な措置を講ずることが、議会は問題点や改善すべき点があれば議論をし、必要な施策や手段を決定することがそれぞれ期待をされております。以上でございます。
○副議長(西川 潔) 有沢芳郎議員。
○12番(有沢芳郎) 以前に3月議会で浜田憲雄議員が三和のスポーツパークの使用状況について質問をしました。三和スポーツパークは、まほろばクラブ南国が運営管理を市役所から委託されています。南半分はサッカーグラウンドで、北半分は野球グラウンドとして使用しています。南半分は使用許可を申請して使用料を払っていますが、北半分は使用許可を申請せず、使用料も払わず使用しています。この問題を令和4年度の決算審査意見書に監査委員から、公有財産の不適切な管理、実際には管理そのものも行われていないから、特定の団体が当市の行政財産を長期にわたり占用し続けるという事態が明らかになった。どこにどのような財産が存在し、どのように使用されているのかが把握できていなかったために生じた問題であり、前日の公有財産台帳のそごと同様、財産管理の重要性に対する認識の欠如と指摘せざるを得ない。この問題に早急に取り組み、今後は条例、規則に沿った適正な管理がなされることを望むと指摘してますが、どのように取り組むか教えてください。
○副議長(西川 潔) 代表監査委員。
○代表監査委員(塩崎 泰) 本年3月議会におきまして、財産管理の不適切な問題が議論をされております。この問題とは別に公有財産の管理に係る主管課であります財政課の台帳と各課の保有する台帳とのそごの問題がございましたので、財産管理の重要性の認識の問題として御指摘をさせていただきました。以上でございます。
○副議長(西川 潔) 有沢議員、挙手をして。
○12番(有沢芳郎) すいません。
 その指摘に対して、市長はどのように対応するんです。
○副議長(西川 潔) 市長。
○市長(平山耕三) この問題につきましては、どのような経過があって現在のような状態になっているのか、十分に調査した上で慎重に対応していく必要があると考えております。そのため現在、当時の担当者の聞き取り調査を行っているところです。まずは事実関係の整理を行い、問題解決に向けて取り組んでまいる所存でございます。以上です。
○副議長(西川 潔) 有沢芳郎議員。
○12番(有沢芳郎) それを使用している団体に、市長、交渉したことあります。
○副議長(西川 潔) 市長。
○市長(平山耕三) 私はありません。以上です。
○副議長(西川 潔) 有沢芳郎議員。
○12番(有沢芳郎) 市長が自らは無理でしょうけれども、それを管理している課の担当が、使っている団体に、もうこれ20年以上多分使ってると思うんですけれども、全部無断なんですよ。これはいろんな問題で、私がNPO法人理事長をしてたときからこの問題が発生してまして、要するにあっこにあった公民館、あの公民館も鍵を2つ持ってて勝手に使ってたりして、それも僕らが行って解決しました。だから、いろんな問題がもう十数年前からいろいろ問題が出てきて、解決はできるものは我々でしたんですけれども、無断で使用しているがについては、市長、行政の責任者として知ってたはずと思うんですよ。知りませんでしたか、20年近く無断で使用しているということを。
○副議長(西川 潔) 市長。
○市長(平山耕三) その部分を使用されているということは、それは聞いたことがございますが、手続等、詳細について私は確認したことはございません。以上です。
○副議長(西川 潔) 有沢芳郎議員。
○12番(有沢芳郎) そうしたら、この担当課長さんにお伺いしますけれども、不正に使用していた団体に対して、うちは管理費を払ってるんですよ。のり面の草を刈っていただいたり、その整備していた、不正に使用している団体に契約をしてるんですよね。これについてどのように考えてるんですか。
○副議長(西川 潔) 生涯学習課長。
○生涯学習課長(前田康喜) 生涯学習課としては、契約は行っておりません。問題解決に向けて取り組み、条例また施行規則にのっとり、適正な管理に努めたいと考えております。
○副議長(西川 潔) 有沢芳郎議員。
○12番(有沢芳郎) 生涯学習課じゃなくて都市整備課、払ってますよね。
○副議長(西川 潔) 都市整備課長。
○都市整備課長(若枝 実) グラウンドの西のり面の緑地の管理は委託してやっていただいております。
○副議長(西川 潔) 有沢芳郎議員。
○12番(有沢芳郎) 今言うたように、特定の団体に使用料を払ってるんですよ、維持管理費を。ということは、無断で使ってる団体に対してもう少し早い段階からどうしてそういうふうなことになってるか、調査するべきやないですか。それをのほほんとずっともう20年近く何の行動も取らず、監査からやっと指摘があったんです。これはもっと監査以前から、監査からこういうがは指摘してもらいたかったんですけれども、実は私と浜田憲雄さんとの連名で住民監査請求を出した結果、ここに載せていただいたと僕は思っております。監査は監査の仕事をしてくれたんです。代表監査にはありがたいんですけれども、私はこの問題をもう少し真摯に受け止めて、素早い行動をしていただかないと、前のうちのスポーツセンターの使用許可と同じこと、覚書があったんです。三和の体育会が使って、要するに覚書があって、そういうがで使用が制限されてた。それを僕が議会で質問させていただいて、今公平にどの団体も使えるような制度になったんです。
 僕が言いたいのは、市の財産はみんな平等と公平に使っていただくことが大事なんです。もう使ってる団体が悪いということを言ってるんじゃありません。使ってる団体は優秀で、子供たちのために一生懸命野球を教えたりやっております。そういう団体に対して使うなということは僕は言ってるんじゃないんです。市役所の財産を使うならば、みんな平等に申請をしていただいて、それに使用料を払っていただいて使っていただく、これが大前提だと私は思います。これについて市はもう20年近く、何の行動も取ってなかったんですよ、市長。今市長になられる前からそういうことをやってたんで、市長もそれに対してもう少し真摯に受け止めていただいて、もう少し速いスピードで相手側と話をしていただいて、公平に使用料も支払っていただいて、申請書類も出していただいて使っていただく段には何の問題もないと思うんです。そういうような指導をするべきじゃないでしょうか。担当課にそういう指示を出していただく考えはありますかね。
○副議長(西川 潔) 市長。
○市長(平山耕三) 先ほど答弁でも申し上げましたとおり、監査委員からの御指摘もいただき、今現在当時の担当者の聞き取り等を今既に行っておりますので、既に対応を始めております。以上です。
○副議長(西川 潔) 有沢芳郎議員。
○12番(有沢芳郎) 分かりました。よろしくお願いします。
 それでは、令和3年度の決算審査意見書に、財産に関する調書で公有財産については変動があるごとに公有財産を所管している各課から財政課へ報告を行い、台帳を整備すべきであるが、長年にわたり十分でなかったため、相手方の数値に相違が生じていた。このため令和3年度において、相手方で精査した結果、土地建物について前年度末の数値に対して大きく増減が生じたものである。精査についてはまだ完了していないので、引き続き公有財産の適正管理に取り組むことを要望すると指摘されてますが、4年度の決算審査意見書にも、財産管理については昨年度の当意見書において公有財産を所管する財政課の台帳と各課の把握する数字に生じているそごの訂正について精査を求めていたが、まだ完了していない。改めて精査を早急に完了させ、公有財産の適正管理に取り組むように望むと同じことを指摘されていますが、どのように取り組むか教えてください。
○副議長(西川 潔) 代表監査委員。
○代表監査委員(塩崎 泰) 公有財産のそごにつきましては、公有財産の管理に係る主管課であります財政課の台帳と各課の台帳との突合作業が現在続いております。今年中には精査が完了する見込みであるとの報告を受けております。また、地籍調査が現在行われておりますが、地籍調査が完了することで市の財産であります土地の地番、地目、地籍などが明確となりまして、正確な修正が可能となりますことから、今後地籍調査が完了しました際には、その都度台帳の修正がなされるとの報告を併せて受けております。以上でございます。
○副議長(西川 潔) 有沢芳郎議員。
○12番(有沢芳郎) ありがとうございました。
 では、日章水源地も進入路を閉鎖されて使えなくなって何年にもなりますが、対策はどのように考えているでしょうか。
○副議長(西川 潔) 代表監査委員。
○代表監査委員(塩崎 泰) 日章水源地についてのお尋ねでございますが、日章水源地については最低限の維持管理を実施するとともに、当該水源地周辺地所有者の理解が得られれば稼働が可能となるというふうに聞いております。以上でございます。
○副議長(西川 潔) 有沢芳郎議員。
○12番(有沢芳郎) この日章水源地は、県道から水源地へ入る入り口を物部第一農事組合が土地を約10坪弱ぐらい使用して、それを通行止めにしてるんです。だから、いざ有事の際にはここを通らなくてはならないと思います。だから、そのためにはこの農事組合さんと、もう何年にもなりますので、行政のほうから話合いを持って、土地を譲渡していただけるように交渉するべきではないかと思うんです。そういう考え方はないでしょうか、市長。
○副議長(西川 潔) 市長。
○市長(平山耕三) 日章の水源地につきましては、現在水という面では日章地区の物部地区は不足しておるという状況ではなく、今のまま置いているところです。ただ、非常のときに、もしもどこか水源がなくなったとか、そういった非常、地震のときももちろんですが、そういったときに対応する可能性のある水源地というのは多く持っている必要もあると思います。ですので、そういった方向で地権者の方が譲ってくれるのであれば譲っていただいて、いつでも使える状態にしておくということは、それは市として望むべきことではないかと思います。
○副議長(西川 潔) 有沢芳郎議員。
○12番(有沢芳郎) 市長からそういう考えでありましたら、私らも地元へ行って、農事組合の方と交渉して、何とか市の考え方に基づいて協力していただけないかと、自分らもちょっと汗をかきたいと思います。
 もともとあれはうちの日章水源地に覚書がありまして、市長も知ってるとおり、南国市が覚書に対して履行しなかった、いわゆる不正に水を使用したことが原因なんです。要するに覚書によると1日500立方以上は取水しないという契約の下に交わしていたものを、市役所が500立方どころか倍以上の水を長年にわたってあそこを取水してたということで、周囲の住民が、地盤が沈下したり、ハウスへ打ち込んでいる水が出にくくなったり、地盤が沈下したとか、いろんな弊害が出てきております。それを訴えてた。それが事の原因なんです。だから、それに対して市側としても、前橋詰市長なんかも努力をして、それに対して交渉に当たってたんですけれども、要するにそこで橋詰市長が病気で退庁されてから、いわゆる問題が棚上げになってるんです。
 だから、結局話の問題の根本は市側に問題があったんです。だから、それに対して当初水が、立田地区に人口が増えるから、あっこへ水源地を掘らせていただきたいというがが当初の市側の要望でしたんで、それに対していわゆる住民が分かりましたということで協力して覚書を書いてるんです。その覚書を要するに浜田市政のときに再度確認をして現在に至ってるんで、だから根本原因は市側に問題があったんです。
 だから、要するに今市長が言われたように、売ってくれるんやったら努力して交渉の場に上がっていただいたら、住民も喜ぶんじゃないかと思うんですよ。いわゆるああいう土地をただ、使えないですからね、実際は。何の価値もないんです、あんなくあったって。だから、本来なら市側があの土地を交渉することによって、いつでも使えれる、もともと使ってたんですよ。市側が要らなくなったき、やめたというがじゃない。向こうが通せんぼして入れなくなったき、やむを得ず閉鎖したんですから、原因は市側にあったんですよ。そこの認識を新たにしていただかないと、交渉のときに変な誤解が生まれますんで、そこのあたりを私は一生懸命地元の人と交渉して、いざ南海トラフがいつ起こっても大丈夫なように、市側も万全の体制をできるように、あっこの土地を交渉して、買収していただけるように努力していただけるということが私のお願いであります。
 どうか、市長、これで質問は終わりますけれども、どうか頑張りますんで、市長もよろしくお願いします。どうもありがとうございました。