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一般質問 令和5年度 » 令和5年 第429回市議会定例会(開催日:2023/03/03) »

一般質問4日目(浜田憲雄)

質問者:浜田憲雄

答弁者:市長、教育長、関係課長


○議長(浜田和子) 日程により一般質問を行います。
 順次質問を許します。7番浜田憲雄議員。
      〔7番 浜田憲雄議員発言席〕
○7番(浜田憲雄) おはようございます。なんこく市政会の浜田憲雄でございます。
 一般質問も最終日となり、トップバッターでございますが、よろしくお願いいたします。
 私は、通告のとおり質問2項目を一問一答方式で行います。
 質問の1項目めは、南国スポーツパークの運営と管理・整備について、2項目めは市道三和南北線橋梁の架け替え工事についてでございます。いずれもさきの議会において質問した項目でもございますが、再度改めて質問をさせていただきます。
 それでは初めに、南国スポーツパークの運営と管理・整備に関連して人工芝のグラウンド、これの整備計画のその後についてお伺いをいたします。
 さきの議会でもただしたように、現在の人工芝グラウンドは整備後20年余りが経過しまして施設状況は極めて悪くなっており、サッカーやほかのスポーツを行う上で非常に危険な状態にもなってきております。そうした中、令和3年5月、一昨年になりますけれども、高知県サッカー協会のほうから新たな人工芝によるサッカー場及びフットサル場、そして駐車場等を整備して、南国市の地域活性化を図ってはどうかということで提案がありました。
 その内容は、総工事が1億7,000万円ほどで、高知県サッカー協会のほうから7,000万円ほどの助成金を申し出て、それから地方交付税、あるいは高知県から補助金を見込みながら、南国市の応分の負担金をという計画でございました。南国市や高知県サッカー協会はもちろん、スポーツパークの指定管理者でありますところのまほろばクラブ南国、それから地域サッカー関係のリーダーが協議をした結果、南国市、市側としても財政負担等を考慮して、この人工芝による整備は行わないと、土によるグラウンドにするとの回答だったようでございます。それによって、高知県サッカー協会からの提案されたサッカー場の建設構想というのは断念となったというふうに、私は認識をしております。
 ここで質問をいたします。
 南国市は、この協議結果を受けて、老朽化した現在の人工芝を盛土にして土のグラウンドにするという方向で検討されているようでございますが、こうした安易なというか手だては、これまで流通団地が建設された以降、いろいろと問題になってきたことの中に、やはり最近では異常気象を受けた貯水量、そして現在の排水溝、そして上の土の流出等、様々な問題が生じてくるというふうに思われますが、その後の整備計画の進捗状況、これについて生涯学習課長にお伺いをいたします。
○議長(浜田和子) 生涯学習課長。
○生涯学習課長(前田康喜) 令和4年9月議会にて答弁をした内容と同じになりますが、令和4年1月及び4月に南国市、スポーツパークの指定管理者であるまほろばクラブ南国、高知県サッカー協会、利用者で協議を行いました。協議の結果、一旦土入れを行う方向で進めていくということになりましたので、5月に現地で土のサンプルを持ち込み、協議を行いましたが、思うような効果が得られないことが判明し、一旦白紙に戻して、コンサル会社に委託をして調査を行っております。今月末には結果が出る予定となっておりますので、それを基に市及び施設管理者、利用者で協議を行い、整備の方向性について決めていきたいと考えております。また、今後の工事の見込みにつきましても関係者で協議を行い、令和5年度以降で適した時期を決めたいと考えております。
○議長(浜田和子) 浜田憲雄議員。
○7番(浜田憲雄) ありがとうございました。
 お聞きしますと、南国市、スポーツパークの指定管理者でありますところのまほろばクラブ、そしてサッカーの利用者代表で話合いを行い、土のサンプルを持ち込んで協議したが思うような効果が得られないことが判明したと、そして一旦白紙に戻してコンサル会社に委託して、調査中ということであります。
 それでは、今答弁をいただきました。サンプルを持ち込んで調査したが、思うように効果が得られなかったことが判明したということでございます。思うような効果というのは、どんな効果を期待して、そのサンプル調査をしたのか、どんな内容だったのか、生涯学習課長にお伺いをいたします。
○議長(浜田和子) 生涯学習課長。
○生涯学習課長(前田康喜) 業者に現在のグラウンドに入っている土と同じサンプルを持ってきてもらい、実際にグラウンドの隅にまいてクッション性を確かめました。当初はグラウンドに土を入れることでクッション性が確保され、費用も抑えられるとの考えで話が進んでおりましたが、皆の感想として、あまり効果がなさそうであるとの意見でした。そして、利用者から、素人同士で話し合っても効果について疑義が残るので、専門家の意見も聞きたいとの話になりました。そのため効果的な対策について、コンサル会社に委託をして調査を行うこととなっております。
○議長(浜田和子) 浜田憲雄議員。
○7番(浜田憲雄) ありがとうございました。
 調査結果についてはコンサル会社に委託しておりますので、今月末に提出をされるということでありますので、どんな調査結果になるのか、またこれを踏まえて今後の協議内容、このことを注視していきたいというふうに思っております。ありがとうございます。
 それでは次に、グラウンドやグラウンド南側に隣接するクラブハウス、そしてまた西側の土手の管理状況等について、生涯学習課長及び都市整備課長にお伺いをいたします。
○議長(浜田和子) 生涯学習課長。
○生涯学習課長(前田康喜) グラウンドやクラブハウスについては、生涯学習課が担当であり、指定管理者であるまほろばクラブ南国に管理をお願いしております。
 西側土手については、グラウンドやクラブハウス、駐車場の面するのり面については、生涯学習課の管轄であり、定期的に業者委託により草刈り等を行っております。
○議長(浜田和子) 都市整備課長。
○都市整備課長(若枝 実) 南国スポーツパーク北側野球場グラウンドの西側土手と管理道西側土手につきましては、都市整備課が管理をしております。それぞれ業者に管理を年間委託しておりまして、年2回程度草刈りを実施しております。
○議長(浜田和子) 浜田憲雄議員。
○7番(浜田憲雄) それぞれに答弁をいただきまして、ありがとうございます。
 スポーツパークの西側の土手、グラウンド側ののり面、これは生涯学習課がやっておると、そして土手の山側のほうにつきましては都市整備課がそれぞれ管理を行っているということであります。このように小さな土手というのをそれぞれ2つの課が管理しているということでございます。上の土手の道とか、そういうところはこの地元のほうでもいろいろと、散歩道にしたり、桜の木を植えたり、いろいろやっておるところでございますが、このように管理をするところが市のほうでは2つも絡んでおるということでございます。そういったことで、草刈りとか、いろんな面で時期がずれるとかというふうなこともありまして、一元的な管理ができていないという状態にもなっております。こういったことが実態でございます。
 地元の住民としては、なぜこれが一遍にやれんのかというふうなことの思いもあって、ぜひ同時進行で進めてほしいという強い要望もございます。こういった縦割りの行政というか、決まり切ったというふうなことで、昔からやっていることをそのままやっておるような状況の中でございますが、こういったこと、新しい年度に入りまして、そこのところを少し考えていただいたらというふうに思いますが、この点について生涯学習課長にお伺いをいたします。
○議長(浜田和子) 生涯学習課長。
○生涯学習課長(前田康喜) 都市整備課と協議をし、改善をしていきたいと思います。
○議長(浜田和子) 浜田憲雄議員。
○7番(浜田憲雄) ありがとうございました。よろしくお願いをいたします。
 それでは次に、スポーツパーク施設の使用状況等についてお伺いをいたします。
 初めに、南側グラウンド、そしてクラブハウスの今年度の使用実績といただいた使用料について、生涯学習課長にお伺いをいたします。
○議長(浜田和子) 生涯学習課長。
○生涯学習課長(前田康喜) グラウンド、クラブハウスの利用状況としましては、主にサッカーのクラブチームとホッケー団体が利用されています。それ以外の利用としましては、消防出初め式やみわ祭り等のイベントにも利用されております。
 使用実績と徴収使用料につきましては、令和4年4月から10月までの実績で、グラウンドが延べ人数4,978人の利用があり、使用料が18万3,100円、クラブハウスが延べ623人の利用があり、使用料が1万9,800円でした。
○議長(浜田和子) 浜田憲雄議員。
○7番(浜田憲雄) ありがとうございました。
 答弁いただきましたように、人工芝グラウンドはサッカーとかホッケーとかというふうなスポーツだけではなくて、地区の各種イベント、特に私たちの三和地区のほうではコロナの前から、このグラウンドができた当時のほうから、グラウンドの西側の土手には地区住民が桜を植えたり、また遊歩道にしたり、そういうことで今でも咲いた桜を見ながら三和の桜祭り、また夏にはグラウンドでテントを張り、かき氷を作り、屋台を出してみわ祭りをやったり、そして花火大会を行うなど、使用機会というものは非常に多く、大変ににぎわうグラウンドでもあります。
 このように長い間なれ親しんできた人工芝のグラウンドが、今回一部の方々の協議で、過去にもいろんな問題のあった土のグラウンドでございましたけれども、またこの土のグラウンドに逆戻りをするというふうなことが果たして地域住民にどう思われるのか、また理解が得られ、評価されるのか、大いに疑問に思い、心配もするところでございます。
 ここで次に、人工芝グラウンドの北側にありますところのグラウンドは、現在野球場となっていますが、所有者である南国市と使用者とはどんな契約となっているのか、その管理状況と使用実績、またいただいておる使用料等を生涯学習課長にお伺いをいたします。
○議長(浜田和子) 生涯学習課長。
○生涯学習課長(前田康喜) 北側グラウンドに使用している部分につきましては、今まで管理を行っておりませんでした。これから今までの経緯を踏まえ、南国市、指定管理者、利用者による話合いを始めたいと考えております。
○議長(浜田和子) 浜田憲雄議員。
○7番(浜田憲雄) お聞きしますと、北側グラウンドの管理としたものは今まで何も全然行ってきていないということでございましたが、現状の野球グラウンドは大変きれいに整備されており、一つの野球クラブチームの専用グラウンド的に使用されているふうにも見受けられます。
 また、県から移管された約20数年前から所有者である南国市として全く管理をしていないというのは、ほかの市が所有しているグラウンドと同じようになぜ管理をしてこなかったのかと、その原因は何か、どうしてなのかと、何か約束事でもあるのかというふうにも思うわけでございまして、生涯学習課長にお伺いをいたします。
○議長(浜田和子) 生涯学習課長。
○生涯学習課長(前田康喜) 今までにも管理ができていない理由について、教育委員会事務局の中で調査を行ったことがございますが、二十数年前の話になりますので、当時の経過もはっきりと分からないのが現状でございます。今後につきましては、関係者の話を伺いながら、話合いを始めたいと考えております。
○議長(浜田和子) 浜田憲雄議員。
○7番(浜田憲雄) ありがとうございました。
 担当課長より答弁をいただきましたが、南国スポーツパークグラウンドは南国市の施設であり、また南国市民の財産でもあります。比江のグラウンドなど、南国市のほかのグラウンドも含めて、市の所有する施設は南国市の取決めに従って、多くの市民が有効に使い、また市としても市民の皆さんに平等に対応すべきと考えますが、この現状について市長の考えをお伺いをいたします。
○議長(浜田和子) 市長。
○市長(平山耕三) 市の財産で活用できるものは有効に活用していただいたらよいと思いますが、北側のグラウンドに利用している部分につきましては、現状に至った経緯を整理する必要があると考えております。以上です。
○議長(浜田和子) 浜田憲雄議員。
○7番(浜田憲雄) ありがとうございました。
 北側の野球グラウンドは、グラウンド周り、先般自分もあそこはいつも通るところでございまして、確認もいつもしておるところなんですが、グラウンド周りやグラウンド内の手入れ等、そういったものは見るからにしっかりと整備されておりまして、本当に統制の取れた管理の下にやっていると見受けられます。ぜひとも使用者側と早期に市のほうは話を行いまして、南国市としてあるべきこの姿、あるべき方向、早くやるべきと強く指摘もさせていただきたいと。そして、毅然としたことで、納得のいく協議をやっていただきたいというふうに思います。よろしくお願いします。
 それでは続いて、施設管理に関連して、次の質問に入ります。
 南国スポーツパークは、2003年高知国体を行うに当たって、急遽サッカーのサブグラウンドとして調整池にサッカー場が設置されたものでありまして、その後、サッカーグラウンドと附帯する照明設備並びにクラブハウス施設、こういったものは県から南国市に移管されたというふうに聞いております。
 先般、サッカー協会の関係者がスポーツパークの整備を提案するに当たり、グラウンドや屋外の照明設備、またクラブハウスの設計図などを確認すべく関係者に伺ったところ、市の財産所有管理者でありますところの財政課とか、指定管理者のまほろばクラブ南国にはそうした関係書類が全くないと、見当たらないということであったようでございます。
 通常一般社会においては、会社においては文書の管理というのは文書規定等に基づいて、重要書類にとどまらず、それぞれの書類には、例えば永久保存しなさいとか、20年間保存しなさいとか、あるいは何年後には廃棄して構いませんよとか、そういった文書規定の中できっちりと、また厳格にその保存期間というのは定められて管理をされているものでありますけれども、このスポーツパークの必要書類というのは、管理を委託しているまほろばクラブ南国にも全くないというのは、それこそまさにお粗末と。関係者が勝手に廃棄処分にしたのかと唖然としておるところでございます。
 スポーツパークのこうした事態は、このパークの施設の日常の設備点検とか、災害時等の防災面を含めて、また今後この調整池グラウンドをはじめとして、南国スポーツパークを有効に活用していく上において重大な支障が生じると思います。今後どのように対処するのか、生涯学習課長にお伺いをいたします。
○議長(浜田和子) 生涯学習課長。
○生涯学習課長(前田康喜) グラウンドにつきましては、現在コンサル会社に委託をして案を出しておりますので、そのときにこの図面をつくることになろうかと思います。照明器具に関しましては、現在水銀灯による照明なんですが、LED化に順次していく計画がございますので、そのときにつくることになろうかと思います。
 また、クラブハウスにつきましては、生涯学習課のほうで非構造部材の耐震化工事を順番に行っておりますので、そのときにつくることになろうかと考えております。
○議長(浜田和子) 浜田憲雄議員。
○7番(浜田憲雄) ありがとうございました。よろしく対処をお願いをいたします。
 次に、南国スポーツパークの活性化プランについてどのように考えていっておるのか、生涯学習課長、また都市整備課長にお伺いをいたします。
○議長(浜田和子) 答弁を求めます。生涯学習課長。
○生涯学習課長(前田康喜) 南国スポーツパークの活性化プランですが、こちらは御承知のとおり、物流団地の整備に伴う調整池であり、高知県から受け継いだものであります。土地の高さ等の地理条件と併せまして、定期的、積極的に人を集める場所ではないと考えるため、市として積極的な活性化プランは考えられていないのが現状であります。
○議長(浜田和子) 都市整備課長。
○都市整備課長(若枝 実) 南国スポーツパークの活性化プランにつきましては、都市整備課では現在持っておりませんが、以前に地元の方から管理道土手に植樹しております桜のお花見にポールを立て、ぼんぼりを設置したい旨の御相談があったことがございます。もし地域の方が、地域の活性化のために都市整備課が管理しております土手を御使用なさりたい場合がございましたら、都市整備課まで御相談いただけたらと思っております。
○議長(浜田和子) 浜田憲雄議員。
○7番(浜田憲雄) それぞれに答弁をいただきまして、ありがとうございました。
 南国スポーツパークの活性についてでございますけれども、私の地元、三和地区におきましては、先ほども少し触れましたけれども、以前から三和の公民館活動の中で、三和活性化協議会、そして三和をよくする会、そういうなどの活動を通して、スポーツパークのグラウンドを舞台にして、西側土手には、先ほども言いましたけれども植樹したり、桜の木の楽しみの食事をしたり、また花を植えたり、また遊歩道にしたり、こうしたことで、春は植えた桜を見て桜祭りをしたり、夏には先ほども言いましたけれども、グラウンドの中ではみわ祭りとしてにぎわいをしております。これもグラウンドの上にテントを張り、屋台を造ってというふうなことでございます。また、続いて花火大会なども、三和地区では人工芝グラウンドを中心にして皆さんが親睦を深めて楽しんでいくと、非常に大事なグラウンドでもあります。三和地区活性化のための集いの広場でもございます。
 市長にお伺いをいたします。
 昨年1月頃、高知県パークゴルフ協会よりパークゴルフ場としてここが最適であるというふうなことから、建設に向けて提案があったとも聞いております。この件の検討も含めて、南国スポーツパークの人工芝グラウンドの整備については、今検討しておりますところの土を入れるグラウンドの検討だけではなくて、地域の憩いの場として使用できるよう、そして地域住民が安全・安心して使えるよう、例えば全面天然芝にするなどの検討も視野に入れて、せっかくのこの地区にあるスポーツパークでございますので、サッカー、野球、またパークゴルフを含めて、様々なスポーツやイベント、また防災訓練など、安全に開催でき、南国市の子供たちやシニアの方まで集える公園広場として活用できるように、何とか総合的に判断して整備をしていただきたいと考えます。市長の所見をお伺いをいたします。
○議長(浜田和子) 市長。
○市長(平山耕三) 南国スポーツパークにつきましては、そういった、今浜田議員のおっしゃられたとおり提案もいただいたこともございますが、こちらの場所は、御存じのとおり物流団地の整備に伴って調整池として整備した場所でございます。ですので、その構造を、現状を大きく変更するようなことは困難であると考えております。また、もちろん池でございますので、一定量の雨が降りますと、一定期間水がたまっておるわけでございます。その状態の中で、天然芝ということもなかなか難しいのではないかというようにも思っております。
 現在、先ほど生涯学習課長が答弁申し上げたとおり、人工芝の張り替えについて検討を行っておるところでございまして、人工芝の張り替えが進みますと、サッカーのみならず、多目的に御利用もいただけるのではないかと思っております。以上でございます。
○議長(浜田和子) 浜田憲雄議員。
○7番(浜田憲雄) ありがとうございました。よろしくお願いをいたします。
 それでは次に、2問目の質問に入っていきます。
 市道三和南北線、後川の橋の架け替え工事についての質問でございます。
 市道三和南北線の橋の架け替え工事につきましては、今年度当初の実施計画によると、基礎の工事、それから橋梁の下部工事、それから橋梁上部工事というふうに、施工計画としては工期は約10か月程度計画されておりましたが、もう年度末が来た中において、現在の工事の進捗状況、これについて建設課長にお伺いをいたします。
○議長(浜田和子) 建設課長。
○建設課長(浜田秀志) 工期の延長により利用者の方々には御不便をかけております。
 後川橋の現在の進捗でありますが、現場は橋梁の下部工、いわゆる橋台と河床の復元が完成しております。橋梁の上部、いわゆる橋桁につきましては、現在、工場製作中であり、この4月には橋桁が現地に架かる予定であります。その後、車道部分となる床板や地覆部分を現地にてコンクリート打設により施工を行い、アスファルト舗装、そして最後に高欄を設置し、橋梁本体は完成します。
 また、附帯工事として、作業ヤードの盛土撤去、電柱関係や上水、下水道の復旧をそれぞれ行い、供用の開始は本年の9月末を予定しております。
○議長(浜田和子) 浜田憲雄議員。
○7番(浜田憲雄) ありがとうございました。
 それでは次に、当初に計画された工事に遅れが生じたと、そして供用開始が今年の9月にずれ込むというふうなことでございます。この工期延長に至った主な原因、それとまた竣工に向けていろんな課題も対策もあると思いますが、特にこの後川橋は浜改田と里改田を結ぶ三和の主要幹線道路に架かる橋でございます。車両全面通行止めの期間が長期化すれば、もう既に始まっておりますけれども、田植もあります。また、近隣の農耕車両や会社車両、通学路の日常の通行、また付近の生活道としては、大変地域の住民の方にも影響が大きいというふうに思うところでございます。近隣各地域の住民あるいは関係者、こうした方々への周知や、工事現場付近への通行止めの看板の設置等をやるなど、今後の対応というのを建設課長にお伺いをいたします。
○議長(浜田和子) 建設課長。
○建設課長(浜田秀志) まず、工期延長に至った原因ですが、橋台を施工する過程において、想定地質と異なる原因による工法変更により増額変更となりましたが、国の補助金により実施している事業であることで、不足した国の補正事業費確保のため、時間を要したことによる工期の延長であります。
 また、住民や関係者への周知ですが、学校、保育所、近隣事業者、また改良区へは直接訪問し、説明を行っております。また、地域の住民には、現地の工事看板や回覧板により周知をしてまいります。以上です。
○議長(浜田和子) 浜田憲雄議員。
○7番(浜田憲雄) ありがとうございました。
 次に、浜改田地区では今年度から浜改田西部工区の圃場整備が予定されておるわけでございますが、この工事延長が圃場整備事業に影響が出ないのか、建設課長にお伺いをいたします。
○議長(浜田和子) 建設課長。
○建設課長(浜田秀志) 農地整備課によると、後川橋周辺の圃場整備の着手は秋を予定しており、後川橋の完成が9月末であれば事業進捗に影響はないとの確認はできております。
○議長(浜田和子) 浜田憲雄議員。
○7番(浜田憲雄) ありがとうございました。
 市道三和南北線の後川橋の架け替え工事につきましては、工期が延長になりましたけれども、地域住民や関係者に適宜的確に適切に対応をお願いしまして、円滑な竣工まで、そしてまた9月の供用開始まで、よろしくお願いをいたすところでございます。
 以上、私のこの議会、429回の議会の一般質問を終わります。ありがとうございました。