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議会議事録

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一般質問3日目(山中良成)

質問者:山中良成

答弁者:市長、副市長、関係課長


○議長(岡崎純男) 4番山中良成議員。
      〔4番 山中良成議員発言席〕
○4番(山中良成) 議席4番の山中良成です。一般質問3日目となりました。
 私の質問は、1番、大篠小学校増築について、2番、地方公共団体カーボンマネジメント強化事業について、3番、峰寺へのお遍路観光バス経路の問題についてになります。
 まず、大篠小学校増築についてですが、大篠地区の児童増により増築をされるとお聞きいたしました。平成27年6月議会にて岡崎議長が大篠小学校の児童増について一般質問をされており、平成33年に児童数が937名になると答弁されておりました。しかしながら、既に2年が経過しておりますので数値も変化していると思います。そこで、現在の児童数及びこれからの最大数になるまでの経過、さらには減少していく年度について答弁を求めます。
○議長(岡崎純男) 教育次長。
○教育次長兼学校教育課長(竹内信人) 山中議員さんの大篠小学校の増築に関します御質問にお答えをしていきます。
 幾つか御質問があったと思いますが、まず大篠小学校の現在の児童数ですが、本年度5月1日付で803名となっております。
 それで次に、最大になるまでの経過とか減少していく年度という御質問でありますが、大篠小学校の児童数の推計は、校区の環境変化によりまして大変難しいものではありますが、本年度5月1日付児童生徒数の推計では平成35年度までの新入生の推計が出されております。これは現段階の出生数からの推計でありまして、現段階では比較的正確なものでありますが、それで見ますと平成32年に新入学生の数が178名となっており最大となっております。しかし、その後も平成34年から数年間は170名が続くと考えられ、推計では平成37年、2025年になりますが、1,030名で最大となることが予想されております。そういう意味におきまして、新入学生がピークを過ぎてもしばらく横ばいの状況が続くことが推測されております。
 また、一番悩ましいのは児童数よりも学級数の増加でございます。本年度は29学級です。これが現在の校舎ではマックスで、これ以上になりますと現状の校舎では特別教室を潰すしかなくなります。平成31年度、再来年度ですが、32学級になる予定ですので、来年度中に増築が必要となります。また、先ほど申しましたように平成32年度は新入学生徒のピークになりますが、平成35年度からは35学級がしばらく続くことが予想されておりますので、そういう意味におきましても増築は必要と考えております。
○議長(岡崎純男) 4番山中議員。
○4番(山中良成) お答えをいただき、ありがとうございます。学級数につきましてはちょっとまた後で質問させていただきたいと思います。
 先に、人数について。平成37年に向けて現在で考えますと227名がふえるということがわかりました。これが増築になるためのエビデンスになるとは思っておりません。南国市の人口は、2030年には約4万2,000人になります。2016年の出生数は348人、前年度からマイナス9.6%、37名の減少であります。2006年からはマイナス23.5%であり、減少していくということはもう事実であります。現在、この大篠地区のみ住宅がふえているのでこのような数値になっていると思っております。
 しかし、私は本当に増築するに当たり必要なのかエビデンスが明確でなく、必要性が感じられません。といいますのも、そもそも校区の見直しや学校選択制による近隣小学校児童増についての計画の話し合いがなされていないにもかかわらず、今回の増築を進めるのはおかしいと思っております。そこで、校区見直しの検討を保護者やPTAを集め、されたのはいつが最後ですか。また、学校選択制による近隣小学校児童増についての計画はどのようになっており、近隣小学校の校長及びPTAや保護者または地域住民と最後にいつ会合されたのか、答弁を求めます。
○議長(岡崎純男) 教育次長。
○教育次長兼学校教育課長(竹内信人) 校区の見直しについての検討委員会でございますが、これにかかわるようなことで考えますと、南国市公立学校通学区審議会というのがあります。これにつきましては昨年度4回会合を開かれましたが、このときは主に大篠小学校の隣接校選択制度の議論でしたので、校区そのものの見直しについてはしばらく検討はされておりません。
      (「答弁抜かってます」と呼ぶ者あり)
○議長(岡崎純男) 教育次長。
○教育次長兼学校教育課長(竹内信人) 選択制による近隣の児童数の計画ということでございますが、平成29年度のこの制度の利用者が14名です。それから、平成30年度利用者数が予定として11名でございます。学級数でいいますと近隣校の学級数に余り影響はないものと考えております。
 選択制による近隣小学校への最後の会合の日はということでしたが、平成29年度募集前に近隣5校へのPTA、それから役員会等への説明に出向いたのが最後となっております。
○議長(岡崎純男) 4番山中議員。
○4番(山中良成) 御答弁ありがとうございます。しばらく校区の見直しの検討会をされてないというふうにお答えをいただきました。なぜ校区の見直しの検討会をされないのか、理由について答弁を求めます。
○議長(岡崎純男) 教育次長。
○教育次長兼学校教育課長(竹内信人) この通学区の審議会のほうではこの理由についても述べさせていただいたんですが、校区の見直しそのものにかかわる議論、いずれはしなくてはならないというふうには考えております。ただし、この校区の線引きについての議論というのは、ほかの地域での状況も見てみますと非常に長い時間かかる、それからなかなか合意形成ができない。そういったことで、まずは直面しております学級数の増につきましての改築から始めるということで現在計画をしております。
○議長(岡崎純男) 4番山中議員。
○4番(山中良成) ほかの地域のこともあり長くかかるということであれば、今すぐでも始めないといけないと思います。今と昔は違うのであれば、もう必要か必要でないか、これを決めるのは教育委員会ではありません。保護者や地域の住民の皆さんが決めることだと思っております。そのためにも意見交換をする必要があると思っております。それが私はエビデンスになると思っております。このようにするのは、私はちょっと問題があると思っております。
 また、学校選択制は、大篠小学校の児童がふえるので近隣小学校へ促すのが本来の計画だと思っております。その計画もどのようにしていくかわからないままですし、近隣小学校保護者にもどうなのか聞かれましたか。また、意見交換をされたのか、この件について答弁を求めます。
○議長(岡崎純男) 教育次長。
○教育次長兼学校教育課長(竹内信人) 今、大篠小学校への子供さんが多くなるというふうに言われたように思うんですが、大篠小学校の子供がふえるのではなくて、近隣の小学校の子供数がふえるということであります。
 それで、話し合いにつきましては、現在はしておりません。ただ、今回の国の補正による増築計画が早くなりましたので、これについては今後大篠の保護者の皆様にも説明をする場を持つように計画はしております。
○議長(岡崎純男) 4番山中議員。
○4番(山中良成) 今ちょっと済みません、学校選択制のことについて聞いております。近隣小学校が、先ほど課長何かふえるというふうに言われたんですけど。ちょっと答弁を聞いてびっくりしたんですけど。どちらにしても交換会をされてないということだと思っております。
 私は、補助金が取れたので、急いで取れたのでやるというのは私は間違っているというふうに思っております。まず一つ一つをきちんと精査した上でやるのであればわかるんですけども、まだ精査していない上で補助金が取れたのでやる、私はそれはおかしいと思っております。
 選択制でもう一度お聞きしますけども、この選択制、近隣小学校の学校選択制は何年でどの小学校にどれだけの方が行き、近隣小学校が今以上の魅力ある方針ができるのか、これについて答弁を求めます。
○議長(岡崎純男) 教育次長。
○教育次長兼学校教育課長(竹内信人) この学校選択制、隣接校選択制につきましては、あくまでも推測ではありますが、その年度年度によって変わってくるものと思います。ただ、この制度をつくるときに、大篠小学校の新入生に対する7%から8%を予測しておりました。ということで言いますと、今年度の利用者が14名で来年度の予想が11名ということですので、大体それに近づいてきているのではないかというふうに考えております。
○議長(岡崎純男) 4番山中議員。
○4番(山中良成) ありがとうございます。先ほどその前の答弁で課長も大篠小学校に説明に行かれるというふうに言われました。しかしながら、決まってもう工事を始めた上で説明会をし、いや、必要ないというふうになってしまうと工事をやめるんですか。そんなことはできないと私は思っております。その前にきちんと説明会をすべき、私はそう思っております。
 この学校も公共施設だというふうに思っております。この公共施設を建築する際には説明することが私は望ましいと思っております。それは地域住民も含め、保護者も含め、やっていくべきだと私は思っております。それがもしできないのであれば、もっと事前にアンケートをとるなりの手段や方法があったと思います。それにつきまして実施されたのかどうか、答弁を求めます。
○議長(岡崎純男) 教育次長。
○教育次長兼学校教育課長(竹内信人) 現在のところアンケートはとっておりません。保護者、地域への説明、山中議員さん言われますように遅くなったということで大変申しわけなくは思っております。議会におきましても平成27年からその大篠の増築の計画につきましては御答弁させていただいておりましたが、実際に学校のほうへの説明につきましては今後考えていきたいというふうに思っておりますので、御理解をお願いしたいと思います。
○議長(岡崎純男) 4番山中議員。
○4番(山中良成) 理解をしてくださいと言われても、私は申しわけありませんが一議員として理解はできません。全てやった上で必要であるというのであれば、私は構いません。しかし、先ほども申しましたように、事業費に今回3億6,940万円が上がっております。そのうち国が7,648万5,000円を補助されるというふうになっております。2億9,290万円が起債されるというふうになっております。この中には交付税措置もあると思っております。この金額のうち交付税措置となる金額は、大体で構いませんので、財政課長より答弁を求めます。
○議長(岡崎純男) 財政課長。
○参事兼財政課長(渡部 靖) 今回の義務教育施設整備事業債、通常であれば義務教育施設整備事業債ということになりますけれども、国の補正予算の対応ということになりますので、現時点で今回の補正予算のそれぞれの事業の率というものはまだ出されておりません。大もとの義務教育施設整備事業債でありますと、充当率が90%、で通常分、財対分というふうに分かれますけれども、合わせまして90%のうち60%が交付税措置という形になります。補正予算債の場合には、それを基本的には上回るということになりますので、例年ですと70%程度、充当率100%になりますので100の70%ということになりますと、交付税措置、今回の補助対象事業費7,648万5,000円で計算いたしますと、交付税措置分では1,000万円近く上がってくるというふうな形になります。
 また、今回補正予算の対応とさせていただくことによりまして、借金にはかわりないんですけども、一般財源、当初予算で計上するということになりますと、今回の補正予算では一般財源は1万5,000円しか措置しておりません。これを当初予算で同額計上するというふうになりますと、一般財源が6,100万円以上出てくるということになりますので、借金ではありますけれども、当初予算なかなか編成が難しい中で6,000万円の一般財源が必要になるということは、非常に当初予算の編成においては大きなものとなるというふうに考えております。
 財政課といたしましては、当然財政措置、財源措置が大きいものにできるだけ事業を充てたいというふうに考えておりますので、今回の12月補正でも予算計上させていただいております。
 以上でございます。
○議長(岡崎純男) 4番山中議員。
○4番(山中良成) 御答弁ありがとうございます。使わなければ6,000万円が一般財源として出ていくことになってしまうので、今回はどうしてもこれをやらざるを得ないというふうに答弁をいただいたと思います。
 しかしながら、約3億円が起債というふうになるわけです。この学校をつくるのに3億6,940万円、増築の金額になると思います。これから児童数はふえるというふうに言われておりますけど、これが一体何年続くのか、私は不思議に思っております。これがもし10年後減っていくのであれば、私は必要性が感じられないです。約3億6,000万円ということは、10年で考えると1年間に3,600万円。1年間に3,600万円、子供たちのために投資ができると思います。そうすると、タブレット教育やプログラミングもこれから始まるということであり、パソコンも買えるのではないでしょうか。さらに、この金額があれば、学校選択制にスクールバスも運行でき、現在親御さんが送迎されておりますこの負担が減り、近隣小学校に行く児童がもっとふやせるのではないでしょうか。この件について答弁を求めます。
○議長(岡崎純男) 教育次長。
○教育次長兼学校教育課長(竹内信人) その仮定として考えましたら3億6,000万円、10年で3,600万円ということですので、議員さん言われますような財源にも充てれるものだとは思います。ただ、大篠小学校はこの増築だけではなくて、御存じのように校舎の老朽化も進んでおります。プール、体育館も含めまして今後総合整備計画を現在立てておりますので、その中で検討していくべきこともたくさんあるというふうに考えております。
 以上です。
○議長(岡崎純男) 4番山中議員。
○4番(山中良成) 現在の建物の改修もなされるというふうに青写真が明記されるのを私は見せていただきました。こちらは恐らく補助金対象外であり、一般財源から捻出されるのではないだろうかと思っております。この件について金額はおおよそ幾らになるのか、答弁を求めます。
○議長(岡崎純男) 教育次長。
○教育次長兼学校教育課長(竹内信人) 既存の建物の改修で補助金対象外は約3,600万円ということになっております。
○議長(岡崎純男) 4番山中議員。
○4番(山中良成) これだけ多くの市費を投入するのであれば、先ほど課長のほうからも答弁ありましたように、雨漏りしている体育館やプールの改修、また子供たちの安心・安全のために、私はずっと言わせていただいておりますけども、教室内そして体育館の電灯をLED化するべきだと、これを優先的にやるべきだと思っております。特に、この体育館等につきましては、震災時に避難場所となる場所です。そこが雨漏りをしている状態というのは私はいかがなものかと思っており、こちらのほうが優先順位がずっと高いのではないかと思っております。先ほど課長もこれについては検討していきますと言われましたけども、この増築をするのであれば、ずっとこれを先にしていくのが大切だと思っております。
 さらには、これを増築するに当たり、私は費用対効果も考えないといけないと思っております。今回、この増築に当たって視聴覚室やコンピューター室が広くとられております。そこで、この費用対効果について答弁を求めます。
○議長(岡崎純男) 教育次長。
○教育次長兼学校教育課長(竹内信人) 視聴覚室とコンピューター室の費用対効果ということでの御質問ですが、大篠小学校の校舎は昭和54年から59年にかけて4期に分けて建築を行っておりまして、間もなく40年を迎えます。そのため、今回の増築以後も校舎の老朽化対応や、また長寿命化対策での改修を順次続けていく必要があります。その場合に、特別教室がその工事のたびに移動させるということは非効率的であると考え、先に特別教室を移動させることといたしました。このことで子供たちの混乱も防ぐことになるというふうに考えております。
○議長(岡崎純男) 4番山中議員。
○4番(山中良成) せっかく丁寧な御答弁をいただきましたけども、私はこの視聴覚室やコンピューター室の改修にどれぐらいの金額がかかり、どれぐらいの効果があるのかをお答えしていただきたく質問をさせていただきました。この件について、もう一度御答弁のほうよろしくお願いします。
○議長(岡崎純男) 教育次長。
○教育次長兼学校教育課長(竹内信人) 山中議員さんの御質問ですが、なかなかこれ数値であらわすことは難しいように考えておりますので、先ほどの答弁でお許しをいただきたいと思います。
○議長(岡崎純男) 4番山中議員。
○4番(山中良成) わかりました。わかってはないですけど、まあわかりました。
 視聴覚室の広さですけれども、1万8,000掛ける1万150。コンピューター室は9,000掛ける8,000となって、このように広くとられているのかがちょっと理由がわかりません。現在の頻度と利用人数について答弁を求めます。
○議長(岡崎純男) 教育次長。
○教育次長兼学校教育課長(竹内信人) 利用人数そのものを調べたわけではございませんが、大篠小学校の人数からして、この両方の特別教室の使用頻度は高いものと考えております。特に視聴覚室の場合は、現在体育館以外にちょっとした集会ができるような場所がもうほかにはありません。今の視聴覚室より若干広目にとってあります。それから、コンピューター室のほうですが、これは現在のコンピューター室も普通教室の中に増設しておりまして、広さ自体は今度の計画されておるコンピューター室も余り変わらないんですが、今回はコンピューター室として初めから設置をするというような計画になっております。
○議長(岡崎純男) 4番山中議員。
○4番(山中良成) 先ほど具体的に利用人数を調べていないというふうに御答弁をいただきました。私が急にこの場で質問を考え質問をしているのであれば、私はその答弁でも構わないです。しかしながら、私はこの件については事前に課長にお話をし、このことについては聞きますというふうに私は求めておりました。調査してないというのは、私があれですか、この中で一番若い議員で、いけないと、もうこの質問に対して別に答える気はないということですか。私は、ちょっと違うと思いますよ。きちんと調べるのが課長のお仕事じゃないですか。忙しいのは皆さん一緒ですよ。でも、ほかの皆さんきちんと答弁を、私がこれについて調べちょってくださいと言うたら、きちんと調べてくれてますよ。利用人数を調べておりませんとか、こんな答弁ありますか。あり得ませんよ。まあ、もういいです。この場で多分課長に求めても、調べてない以上この人数はわからないと思いますので、もう構いません。
 ちなみに、私の娘が大篠小学校に通っております。そして、ほかの保護者5名に聞かしていただきました。これは子供たちだけが利用している回数です。視聴覚室の利用は年に1回から2回です。あとは月1回PTAの役員会がございます。もしかしたら教員の皆様がいろんな作業をされるに当たってこの場所は利用されているのかもしれません。しかしながら、子供たちが利用しているのは年に1回から多くて2回、月1回のPTA役員会。ほとんど利用がないと言っても過言ではありませんけれども、広さをとっております。また、そちらに多くの、1学年が集まって集会をされるというふうに言われておりましたけども、広さ的に問題はないのかお聞きしたところ、広さ的には問題ありませんでした。これは、お子さんから聞くことができました。
 これ以外にも、印刷室の過剰な広さ、何の作業をされているのかわからない作業スペース、さらには広い職員トイレと56席もある職員室拡大、これらについても必要性が余り感じられません。これらについても詳細な説明を求めます。
○議長(岡崎純男) 教育次長。
○教育次長兼学校教育課長(竹内信人) 先ほどの利用人数の件ですが、学校のほうも何日に何人とかいうデータをとっておりませんでして、非常に申しわけないですがお答えすることができませんでした。
 次に、印刷室の過剰な広さということなんですが、広さ自体は現状と余り変わっておりません。大篠小学校の印刷室の使用頻度というのは非常に高くて、現状でも狭い状況があります。通常の学校の2倍ぐらいの本来広さが必要だというふうに考えますが、収納も含めて作業スペースをとることによって現在の計画している広さを確保しております。
 それから、職員トイレのことにつきましても、非常に現在の職員数からいいますとトイレの数が少ない状況があります。男性用の大便器が1つしかないとか、今女性用の便器が2つであるとかいうことで、前々からトイレの増設の要望がありましたが、トイレをすぐにつくるということができませんでしたので、この増築の機会に増設をすることといたしました。
 あと、その広さのことで言いますと、職員室のこともございます。現在大篠小学校の県費負担教職員は約50名弱でございますが、それに市職とか支援員とか兼務の職員もおりますので、現在でも60名を超えております。今職員室ですと56席確保しておりますが、56席でも足りなくて兼用で使用することとなっております。
○議長(岡崎純男) 4番山中議員。
○4番(山中良成) 課長、ちょっと申しわけありませんでした。でも、やはり私でもどれぐらいか利用がわかりますよ。それは聞いたらわかることやないですか、利用数については。大篠小学校に行って聞けばわかることですよね。それを、まあいいですけども、きちんと調べるのは。職務怠慢ですよ、本当に、私から言うたら。
 印刷室の利用頻度が高いと。印刷室の利用頻度が高いというか、印刷の利用頻度ですね。これは高いということはわかりますけども、広さは私は関係ないと思っております。どうしても印刷をしてホチキスでとめるなりの広さが欲しいというのであれば、ほとんど使われてない校長室の隣に和室がありますので、そちらを利用していただければどうでしょうか。そちらは結構広いですので作業することもできると思います。
 また、最近は社長室や市長の部屋が見える化をしております。全然校長室もやめて、そちらを利用することも私は可能だというふうに思っております。
 トイレについては、確かに女性の方はどうしても必要になるというふうに私も思っております。しかしながら、男性の方はどうしても足りないというのであれば小学生が利用しているところを一緒に利用するというのも一つの手だと思っております。私もPTA役員会のときには、ちょっと何回か利用させていただいてますけど、利用するに当たって小さいとか、そういうことの問題はないと思っております。
 皆さん御存じのとおり、人口も着実に減っております。2020年にはゼロ歳から14歳の人口は5,500人、2025年は5,005人、2030年には4,501人となります。約500人ずつが減少しております。そうなると、大篠小学校も必ず増築したのであれば、空き部屋そして空きスペースができると思います。この件について答弁を求めます。
○議長(岡崎純男) 教育次長。
○教育次長兼学校教育課長(竹内信人) 今後、減少期に入って空き教室ができた場合の活用方法ということですが、空き教室ができれば、現在行うことができていない、例えば少人数指導とか個別指導とか、そういう場所に利用するようになるというふうに考えます。
○議長(岡崎純男) 4番山中議員。
○4番(山中良成) 児童が減少するということは教員の皆様も減っていくというふうに考えますけども、先ほども申しました職員室及び職員トイレの拡大は必要なのでしょうか、答弁を求めます。
○議長(岡崎純男) 教育次長。
○教育次長兼学校教育課長(竹内信人) 先ほども申しましたように、大篠小学校の児童数は大変予想が難しい状況ではあるんですが、職員室の広さ、それからトイレが不必要なぐらい減少するということについては本当にすごく先のことになるように考えておりますので、それまではやはり必要なものではないかというふうに思っております。
○議長(岡崎純男) 4番山中議員。
○4番(山中良成) 大篠小学校は昭和60年に977名の児童数が最大でありました。このとき私も小学校に在学しており、不都合や不満も別にありませんでした。ということは、この増築の必要性がますます感じられません。私たちのときは、恐らくですけども、クラスに大体40名ぐらいがいた記憶があります。この児童がふえた期間だけでも40人制もしくは45人制に変えたらよいのではないでしょうか。この件について答弁を求めます。
○議長(岡崎純男) 教育次長。
○教育次長兼学校教育課長(竹内信人) 山中議員さん言われましたように、これまでの最大であった人数が昭和60年に977名ということでした。このときは40人学級制でございましたので、学級数が25学級であったように思います。ことしの学級よりは4学級少ない状況でしたので、教室の不足というのはなかったと思われます。1教室の人数は非常に多かったと思うんですが、学級数全体としたら少なくなっておりましたので、そういうことになっておると思います。
○議長(岡崎純男) 4番山中議員。
○4番(山中良成) 前例があるのであれば、私は問題ないと思っております。また、これがもしかしたら学校選択制の選択の一つになるのではないかとも思っております。大篠小学校を確かにきめ細やかにすることは、今でも正直なかなか難しいというふうに思っております。しかしながら、ほかの小学校に行けば、例えばですけれども日章小学校にあたってはもう今1クラス、ほとんど1クラスだというふうにお聞きしております。そういうふうに、もっときめ細やかにできるのであれば、その近隣の小学校のほうを先にきめ細やかにできますということをもっと言って、うたって、大篠小学校は現在はもう人数さえきちんとあわせれば、この増築は私は余り必要性がないというふうに思っております。何よりも保護者や地域の方と一切話をせずにつくる、このことについて私は本当に疑問を感じております。それをもし、この議案が通った後に説明に来る、もう論外だと私は思っております。私は、これについては本当に納得できないと考えております。
 この質問の最後に、市長と都市整備課に一言言わせていただきたいと思います。
 先日、市街化調整区域の説明会がありました。農地を守り農業就農者をふやすということも大切です。これは本当に大切だと思っております。しかしながら、家が建てれる箇所が多いのはこの大篠地区でしかありません。このような問題になってくるんです。これがコンパクトシティーというのであれば、私は反対させていただきたいと思っております。
 というのは、周りの日章、稲生、後免地区、これは本当に疲弊していきますよ。そうすると、本当にもう地域がなくなっていきます。これは本当に重要なことですよ。これは、この地域の方しかわかりませんよ。この声をしっかりと聞いていただいて、市政に反映していただきたいというふうに思っております。特に市民との対話、これをもっと重視していただき、もっともっと市民の声を聞いていただきたいというふうに思っております。
 以上で、この質問については終わりたいと思います。
 次に、地方公共団体カーボンマネジメント事業の質問に移りたいと思います。
 こちらにつきましては、前回9月議会でも質問、提案をさせていただきました。そこで、10月のカーボンマネジメント事業について、浜田和子議員より勉強会にお誘いをいただきました。それについて今議会でも質問、提案をさせていただきたいと思っております。
 本市にある庁舎や所有する公共建築物における機械設備及び照明設備等については、恐らく15年の耐用年数を過ぎても使用されたと思われます。これを本市での一般財源だけで老朽化した設備の更新や新設は困難だと認識しております。しかし、国はCO2排出量を2030年までに2013年度比40%削減を目標としており、地方公共団体に対してもその対策を求めております。
 そこでまず、本市の庁舎も含め公共建築物における機械設備や照明設備等によるCO2排出量について答弁を求めます。
○議長(岡崎純男) 環境課長。
○環境課長(谷合成章) 本市の地球温暖化対策といたしましては、地球温暖化対策の推進に関する法律第21条に規定される地方公共団体実行計画として南国市地球温暖化対策実行計画事務事業編を策定し、市政報告で御報告いたしましたとおり、市庁舎等の事務事業によって排出される温室効果ガスの削減に取り組んでいるところでございまして、御質問の市有施設における平成28年度のCO2排出量は238万930キログラムでございます。
○議長(岡崎純男) 4番山中議員。
○4番(山中良成) ありがとうございます。この数値は恐らく委託されてこの数値を出されているとは思います、これは推測であります。
 そこで、この地方公共団体カーボンマネジメント事業の1号事案ですけども、既存の公共施設の設備にどれだけCO2が排出されており、これを更新または新規にした場合、運用改善の計画策定ができ、補助率は10分の10であり、上限は1,000万円となっております。この補助金を使い、恐らく先ほど言われた数字は委託されていると思います。ということは委託料が必要になってくると思います。これを補うことができるのではないでしょうか。
 このように、本市の環境についても調査でき、環境行政について他市より先に行うことでアピールでき、刺激できると思います。この件について答弁を求めます。
○議長(岡崎純男) 環境課長。
○環境課長(谷合成章) 議員さんおっしゃられました環境省の地方公共団体カーボン・マネジメント強化事業につきましては、地方公共団体実行計画に全庁的な体制でCO2削減対策のPDCAサイクルを取り入れて改定、強化するとともに、庁舎等の省エネ診断等を実施するために必要となる調査・検討に係る経費に対する補助事業でございまして、策定した計画に基づく先進的な省エネ設備の導入に対し補助を受けることができるものでございます。おっしゃられました地方公共団体実行計画事務事業編等の強化・拡充支援事業であります1号事案の募集最終年が平成30年度となることから、その活用につきましては前向きに検討してまいりたいと考えております。
 以上でございます。
○議長(岡崎純男) 4番山中議員。
○4番(山中良成) 御答弁ありがとうございます。平成30年が締め切りでありますので、先ほどの課長からの答弁は、もう申請していただけるというふうに判断をさせていただいて、この質問については終わりたいと思います。
 最後に、お遍路さんが禅師峰寺に来られる際に通過される経路についての質問に移らせていただきます。
 まずは、この峰寺にお参りに来られる人数は年間何名おられますか、関係課長に答弁を求めます。
○議長(岡崎純男) 商工観光課長。
○商工観光課長(長野洋高) 禅師峰寺さんへの来訪客ということで禅師峰寺さんに確認をしますところ、年間約7万人程度が来訪しておるということです。
○議長(岡崎純男) 4番山中議員。
○4番(山中良成) かなり多くの方が参拝に来られていると思われます。これを単純にですけれども、本当に単純にです、大型バスに45人乗ると計算すると年間1,556台、また普通自動車に2人乗って参拝されるとして年間3万5,000台になります。これはかなり多くの交通量が予想されます。徒歩や自転車で来られる参拝者もおられると思いますけども、多くの参拝者は観光バスもしくは自家用車に乗って参拝されるというふうに思っております。その中でも観光バスは大型ですので、車を大きく回すのには苦労すると思いますので、通る場所が決まっていると思います。そこで考えられるのが、県道春野〜赤岡線にある住吉神社の信号から入って来、市道久枝〜十市線を通り峰寺に参拝に来られると思われます。こちらについては県は調査されておりますが、本市は交通量調査は行われましたか、答弁を求めます。
○議長(岡崎純男) 建設課長。
○建設課長(西川博由) 交通量調査につきましては、建設課では独自では交通量調査は行っておりません。
○議長(岡崎純男) 4番山中議員。
○4番(山中良成) 先ほども申しましたように、交通量調査は市は行っていないということなんですけども、県は行っております。平成23年でありますけども、ゴールデンウイークの5月3日、5月5日、そして日曜日の5月15日、平日の5月19日に調査されております。4日間で県内自動車は941台、県外自動車1,321台、合計2,262台が通られております。大型バスにつきましてはゴールデンウイークに12台、日曜日に28台、平日に13台で、53台もこの市道を通過しております。
 なぜ私がこのような質問をしているかと申しますと、この市道久枝〜十市線はとても狭く、観光バスが楽に通れる場所ではございません。そのために、この市道沿いの住民から、通過するたびに振動が大きいことやブロック塀等が壊された苦情をお聞きいたしました。さらに、ひどいと思いましたのが、高齢者の方が、車椅子ですかね、椅子をつきながら歩いているとバスが正面から来て、どけと大声で言われびっくりし、腰を抜かして立てなくなったところを近所の方が助けたそうです。それ以来、この高齢者は外に出なくなったそうです。この話を聞いて、私は少し胸が苦しくなりました。このバスはどこのバスかはいまだにわかっておりませんが、このようなことでよいとは思っておりません。また、普通自動車がかち合った場合、住民の土地に当たり前に入って当たり前に出られ、住民の方が誰だろうと見たときに、にらまれたりもしたそうです。そこで、質問です。市道は現在何メートルで、この道を広げることは可能でしょうか、建設課長に答弁を求めます。
○議長(岡崎純男) 山中議員の持ち時間が15分となりましたので。建設課長。
○建設課長(西川博由) お答えします。峰寺入り口から西の高知市へ向けての区間につきましては、待避所の部分以外では3.2メートルから4.1メートルとなっております。市道の拡幅につきましては、地元からの要望により事業化しておりますが、地権者の方や部落の協力が必要となります。また、家屋買収・移転等が伴うような大型の計画となりますと、道路の位置づけ等がなかなか難しいと考えられます。
 以上です。
○議長(岡崎純男) 4番山中議員。
○4番(山中良成) ありがとうございます。周りがほとんど住宅で、なかなか難しいと思います。
 それでは、春野〜赤岡線から直接峰寺に行けるルートはつくれるのか、答弁を求めます。
○議長(岡崎純男) 建設課長。
○建設課長(西川博由) 峰寺に直接行けるルートということでございますが、技術的には現地の測量によって判断ができるとは思うんですが、そこに直接行くということで、公共性の点からは建設課の事業としては不適当と考えております。
○議長(岡崎純男) 4番山中議員。
○4番(山中良成) 道を広げることもできず、峰寺へ直接行くルートも難しいという御答弁をいただきました。住民の方は、この市道を通られるバスを「遍路公害」というふうに呼んでいるそうです。本当に狭い道で、皆さんも通っていただければわかりますけども、本当にバスが間近に通る場所です。何かしらの対策が必要だと考えております。そのためにも交通量調査を本市独自で行う必要があると思いますけども、この件について答弁を求めます。
○議長(岡崎純男) 建設課長。
○建設課長(西川博由) 独自の交通量調査ということですが、平成23年度の高知県の交通量調査のデータから、その後の交通の流れの大きな変化がないと思われているために、現在は交通量調査の計画はしておりません。
○議長(岡崎純男) 4番山中議員。
○4番(山中良成) 四国八十八カ所も日本遺産登録に今向けて動いております。それによる波及効果もあると思いますので、この交通量調査については道をつくるとかそういうわけではございませんので、また前向きに検討していただきたいというふうに思っております。
 現在、観光バス同士がかち合うことはありません。その理由としては、峰寺から無線でその情報を出しているからです。しかしながら、乗用車はそのようなやりとりはありませんので、乗用車同士がかち合い、この狭い道でどちらが通すのか往生しているところも多いです。もし、このときに震災等が起こった場合、どうするのでしょうか。道が狭く瓦屋根の民家が多いため、瓦れきも多くなると予想されます。スムーズに避難できないかもしれないと私は心配しております。これについて危機管理課長に答弁を求めます。
○議長(岡崎純男) 危機管理課長。
○危機管理課長(中島 章) 観光バスなどにより市道久枝〜十市線が塞がれた場合の避難経路につきましてお答えいたします。
 この道路につきましては、地域の避難路になっております。津波浸水区域内の各部落では地域津波避難計画を策定し、避難路を含めた防災地図もつくっており、緊急津波避難場所への一経路だけでなく多重な避難経路について検討されております。また、十市地区は津波避難計画の現地点検を終了しております。町歩きを行い、倒壊のおそれのある危険な建物やブロック塀などの洗い出しも行っており、緊急津波避難場所に避難するための経路の見直しや、また地域で家具の固定やブロック塀の除却、住宅の耐震化などについて取り組みを進めることなども含め、地域津波避難計画の見直しについて検討していただく必要があると思っております。
 以上でございます。
○議長(岡崎純男) 4番山中議員。
○4番(山中良成) 地域津波避難計画等にも見直しが必要だというふうに言われました。ぜひ、行政としても地域住民の方と一緒になって考えていただきたいと思っております。そうしないと、震災のときに大型バス等がとまった場合、本当に避難するときには困ってしまいますので、それを地域の自治防災の方たちとも一緒にやって検討していただきますようお願いいたします。
 ほかにも、火災時そして救急車両が通れない場合も発生するかもしれません。こちらについては本市はどのように対応していくのか、消防長に答弁を求めます。
○議長(岡崎純男) 消防長。
○消防長(小松和英) 山中議員さんの御質問にお答えをいたします。
 まず、狭い道や事故による通行どめなど、さまざまな理由で緊急車両が現場の直近まで近づけないという状況は、どのような出動でも発生する可能性があると考えており、日々そういう状況を想定して訓練を実施しております。基本的には、迂回可能な経路の中から火災や救助の規模や傷病者の状態を考慮して、ベストのものを選択するということになります。
 まず、火災救助につきましては、水利などを考慮して現場を包囲する隊系がとれる位置に停車をし、必要資機材については携行できる物での対応となります。
 救急につきましては、救急車が進入可能な場所まで行って、そこからは救命処置機材などを持って傷病者に接触するという手順になっております。傷病者の状態によりましては、救急救命士が先行して傷病者の状態確認及び応急処置をした後、後着の救急隊員と救急車までストレッチャーで搬送をいたします。また、状況等によっては軽四の救急自動車の活用をする可能性もあると考えております。
 いずれにしましても、どのような現場であっても臨機応変に万全の態勢を尽くしたいと考えております。
 以上です。
○議長(岡崎純男) 4番山中議員。
○4番(山中良成) 先ほどから言っておりますように、観光バス、乗用車等の参拝が多く、少し前、本当に1カ月ぐらい前にもこちらのほうで事故があったそうです。そこで、やはり、もし事故等、火事等が起こった場合、救急車を呼ぶこともあると思いますので、そちらについてもしっかり対応していただきますようお願いいたします。
 現在、壁を壊されたり、そういうこともたくさん起こっております。迂回路等も提案させていただきましたけども、なかなか難しいという状況もわかりました。本市としてはこれをどのように考え、どう計画していくか、これについて関係課長に答弁を求めます。
○議長(岡崎純男) 建設課長。
○建設課長(西川博由) お答えします。地元の方が不便を感じられていることは十分承知しておりますが、市道として従前より観光ルートでもあるためバスの規制は設けておりません。待避所等の地元や地権者の方の協力がいただける箇所の要望をいただければ、積極的に対応していきたいと考えております。
 以上です。
○議長(岡崎純男) 4番山中議員。
○4番(山中良成) 積極的に対応していただけるということで、こちらのほうもぜひともまた住民の方ともしっかりと対話していただきますようお願いいたします。
 南国市のお遍路さんは峰寺に参拝していただき、南国市内の飲食店や宿泊施設、観光施設等でお金を使ってもらうことが大変重要だと思っております。そのためにも、この地域住民の方が困ってしまうというのは本末転倒だと思っております。どうか、また地域住民の方から、まあ苦情等もあるとは思いますけども、それについてもしっかりと対応していただきますようお願いをして、私の一般質問を終わりたいと思います。
○議長(岡崎純男) 教育長より発言の申し出がありましたので、議長においてこれを許可いたします。教育長。
○教育長(大野吉彦) 許可をいただきましてありがとうございます。
 先ほど山中議員さんから大篠小学校につきまして御質問があり、教育委員会としまして適切に御答弁を申し上げる準備ができていませんでしたことに、まずもっておわびを申し上げたいと思います。
 そして、大篠小学校の増築についてでございますが、次長も申し上げましたように31年度には32学級になること、そして35年度からは35学級になるということで、早急な対応をいたしませんと大篠小学校の児童の教育活動をしっかり保障していくということができない状況でございまして。大篠小学校のPTAの会長さんも務めていただいております山中議員さんには、事前に大篠小学校隣接校選択制度の説明のときに増築についても一定御説明を申し上げましたけども、保護者会を開いて等の全面的な説明ということを私のほうで抜かっておりましたので、PTA会長様としての思いも十分保護者の方に伝えられなかったというお気持ちでの御意見、御発言でございまして、私どもも反省を深くいたしているところでございます。
 ちょうど国の予算的なものも半年早く出ることになりましたので、この増築計画も早くスタートしたいというふうに考えておりますので、今後、教育委員会といたしまして大篠小学校に足を運びまして保護者の皆様に御説明をさせていただいて増築に取りかかるようにいたしませんと、子供の教育を保障ということになりませんので、どうぞ山中議員さんにはPTA会長様として今まで以上に大篠小学校の教育活動に御理解と御支援をいただけますように、よろしくお願いいたしたいと思います。
 ずっと申し上げていますように、大篠小学校はこれでも足らない事態が来るという予想もございまして、耐用年数が来ておりますプール、そしてあと5年ぐらいで耐用が来る体育館等も含めて、総合的な改築計画も現在計画しておるところでございますので、その辺も含めましてまた御相談させていただきたいと思いますので、どうぞよろしくお願いいたします。
 発言の機会を与えていただきまして、ありがとうございました。
 以上でございます。どうぞよろしくお願いします。