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議会議事録

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その他 令和6年度 » 令和6年 第434回市議会定例会(開催日:2024/03/04) »

委員長報告・採決


      午前10時2分 開議
○議長(岩松永治) これより本日の会議を開きます。
          ―――――――――――*―――――――――――
      議案第1号から議案第38号まで
○議長(岩松永治) この際、議案第1号から議案第38号まで、以上38件を一括議題といたします。
 これより委員長の報告を求めます。総務常任委員長西山明彦議員。
      〔10番 西山明彦議員登壇〕
○10番(西山明彦) 総務常任委員会の審査の経過並びに結果につきまして、御報告申し上げます。
 今期定例会におきまして、当委員会に付託されました案件は、議案第1号、議案第3号、議案第8号、議案第9号、議案第28号から議案第33号まで、議案第35号から議案第38号までの14件であります。去る18日に委員会を開催し、執行部から副市長はじめ関係課長の出席を求め、慎重に審査を行いましたので、以下、順次御報告申し上げます。
 まず、議案第1号令和5年度南国市一般会計補正予算で当委員会に付託されました第1条歳入歳出予算の補正中、歳入の部、歳出第1款議会費、第2款総務費、第9款消防費、第2条繰越明許費の補正、第3条債務負担行為の補正、第4条地方債の補正についてであります。
 歳入歳出補正予算の規模は、3,063万5,000円の増額計上であります。歳入につきましては、普通交付税や固定資産税などを増額計上し、地方消費税交付金や財政調整基金繰入金などを減額計上するものです。
 歳出につきましては、主なもののうち、総務費関係で、人事管理費4,335万9,000円及び国土調査事業費1億8,932万6,000円を増額計上し、ふるさと応援基金積立金1億3,999万2,000円を減額計上するものです。
 繰越明許費につきましては、25事業で総額7億2,302万円を追加計上し、3事業を変更しております。
 債務負担行為につきましては、高知県管理型最終処分場整備費負担金(追加分)に係る限度額6,688万2,000円、一般廃棄物最終処分場運転管理業務委託に係る限度額1億986万3,000円及び資源廃棄物徹底回収業務委託に係る限度額965万5,000円を追加しております。
 審査の結果、適当と認め、原案を可決すべきものと決しました。
 次に、議案第3号令和5年度南国市土地取得事業特別会計補正予算につきましては、歳入で財産収入9万6,000円を減額計上し、歳出で土地取得事業費9万6,000円を減額計上するものであり、適当と認め、原案を可決すべきものと決しました。
 次に、議案第8号令和6年度南国市一般会計予算で当委員会に付託されました第1条歳入歳出予算中、歳入の部、歳出第1款議会費、第2款総務費、第9款消防費、第12款公債費、第13款予備費、第2条債務負担行為、第3条地方債、第4条一時借入金、第5条歳出予算の流用についてであります。
 予算の総額は242億8,000万円で、前年度当初予算と比べ7.9%の増額予算となっており、一般財源総額は132億7,411万3,000円で、前年度に比べ3.1%の増となっております。
 主な歳出として、総務費関係では、電子自治体推進事業費3億48万1,000円、ふるさと応援基金積立金3億円及びふるさと寄附金事業費1億3,901万円を計上し、消防費関係では、高機能消防指令システム及び消防救急デジタル無線設備購入費を含む消防施設費6億3,164万2,000円、防災費7,909万6,000円及び住宅耐震対策促進事業費1億165万5,000円を計上しております。
 また、公債費は、元利償還金20億3,808万4,000円を計上し、債務負担行為は、ふるさと納税事務等業務委託に係る費用、第5次南国市総合計画等作成支援業務委託1,001万3,000円、一般廃棄物処理事業に係る業務委託1億4,144万円、南国市立図書館整備事業12億4,726万1,000円及び給食センター調理等業務委託3億6,036万円を計上しております。
 審査の結果、やむを得ないものと認め、原案を可決すべきものと決しました。
 次に、議案第9号令和6年度南国市土地取得事業特別会計予算につきましては、予算総額が歳入歳出それぞれ3,520万6,000円で前年度に比べ4,000円の増額予算となっており、歳入では、財産収入10万円及び繰越金3,510万6,000円を計上し、歳出では、土地取得事業費520万6,000円及び予備費3,000万円を計上するものであり、適当と認め、原案を可決すべきものと決しました。
 次に、議案第28号南国市消防手数料徴収条例の一部を改正する条例につきましては、地方公共団体の手数料の標準に関する政令の改正に伴い、本市における消防手数料の見直しを行うため、本条例の一部を改正するものであり、適当と認め、原案を可決すべきものと決しました。
 次に、議案第29号南国市防災広場の設置及び管理に関する条例につきましては、平常時における市民の防災に関する意識の向上を図るとともに、災害発生時における災害応急対策活動の拠点としての機能を確保するため、南国市防災広場を設置することから、本条例を制定するものであり、適当と認め、原案を可決すべきものと決しました。
 次に、議案第30号南国市水道事業の設置等に関する条例等の一部を改正する条例につきましては、地方自治法の改正に伴い、同法に係る引用条項について条ずれが生じたことから、南国市水道事業の設置等に関する条例等の一部を改正するものであり、適当と認め、原案を可決すべきものと決しました。
 次に、議案第31号会計年度任用職員に対する勤勉手当の支給に伴う関係条例の整備に関する条例につきましては、地方自治法の改正に伴い、会計年度任用職員に勤勉手当を支給することから、関係する条例の一部を改正するものであり、適当と認め、原案を可決すべきものと決しました。
 次に、議案第32号南国市長等に対する給与並びに旅費に関する条例の特例に関する条例につきましては、十市保育園及び十市高齢者多世代交流プラザの事業の用に供するための土地を未契約のまま利用したことにより、相手方に損害を与え、また、市民に不安を与えたことから、責任の重さを痛感し、市長の給料を減額するため、本条例を制定するものであり、やむを得ないものと認め、原案を可決すべきものと決しました。
 次に、議案第33号損害賠償の額を定めることについてにつきましては、令和5年1月から12月までの1年間、十市保育園及び十市高齢者多世代交流プラザの事業の用に供するための土地を未契約のまま利用したことにより、相手方に損害を与えたことに対し、当該損害に係る賠償金として、255万6,723円を支払う必要があることから、議会の議決を求めるものであり、やむを得ないものと認め、原案を可決すべきものと決しました。
 次に、議案第35号市道瓶岩体育館線道路整備工事(橋梁上部工)請負契約を変更する契約の締結についてにつきましては、市道瓶岩体育館線道路整備工事における当該橋梁上部工事について、仮橋の賃料及び撤去費用の追加等に伴い、契約金額を1,566万9,500円増額し、1億6,196万9,500円とする変更契約を締結するに当たり、議会の議決を求めるものであり、やむを得ないものと認め、原案を可決すべきものと決しました。
 次に、議案第36号高機能消防指令システム購入契約の締結についてにつきましては、高機能消防指令システムを更新するため、高機能消防指令システム・消防救急デジタル無線更新事業者選定審査委員会を設置し、プロポーザル方式により更新事業者の選定を行った結果を受け、2億6,180万円で契約を締結するに当たり、議会の議決を求めるものであり、やむを得ないものと認め、原案を可決すべきものと決しました。
 次に、議案第37号消防救急デジタル無線購入契約の締結についてにつきましては、消防救急デジタル無線を更新するため、高機能消防指令システム・消防救急デジタル無線更新事業者選定審査委員会を設置し、プロポーザル方式により更新事業者の選定を行った結果を受け、2億20万円で契約を締結するに当たり、議会の議決を求めるものであり、やむを得ないものと認め、原案を可決すべきものと決しました。
 最後に、議案第38号上倉・瓶岩北辺地に係る総合整備計画(第1次変更)についてにつきましては、辺地対策事業債を利用した上倉・瓶岩北辺地に係る公共的施設の整備を行うため、令和5年度から令和9年度までの5年間の上倉・瓶岩北辺地に係る公共的施設の総合的な整備に関する財政上の計画(総合整備計画)が策定され、事業が進められておりますが、既存計画事業の事業費の見直しを行うとともに、新たに、林道、通学施設及び農林漁業経営近代化施設の整備を行うため、同計画を変更することについて、議会の議決を求めるものであり、適当と認め、原案を可決すべきものと決しました。
 以上で、総務常任委員会の報告を終わります。同僚議員の御賛同をよろしくお願いいたします。
○議長(岩松永治) 産業建設常任委員長神崎隆代議員。
      〔11番 神崎隆代議員登壇〕
○11番(神崎隆代) 産業建設常任委員会の審査の経過並びに結果につきまして、御報告申し上げます。
 今期定例会におきまして当委員会に付託されました案件は、議案第1号、議案第2号、議案第7号、議案第8号、議案第12号、議案第14号、議案第15号、議案第24号から議案第27号まで、議案第34号の以上12件であります。去る18日に委員会を開催し、副市長はじめ関係課長の出席を求め、慎重に審査をいたしましたので、以下、順次御報告を申し上げます。
 まず、議案第1号令和5年度南国市一般会計補正予算、第1条歳入歳出予算の補正、歳出第6款農林水産業費、第7款商工費、第8款土木費につきまして、歳出の主なものとして、農林水産業費関係では、地産地消促進事業費1,000万円を増額計上し、農林振興育成補助金等事業費4,640万1,000円を減額計上し、土木費関係では、下水道事業会計繰出金1,412万7,000円を増額計上し、土地区画整理事業費422万9,000円を減額計上するものです。審査の結果、やむを得ないものと認め、原案を可決すべきものと決しました。
 次に、議案第2号令和5年度南国市住宅新築資金等貸付事業特別会計補正予算につきましては、歳入歳出補正予算の規模は、293万円の減額計上であります。歳入におきましては、繰越金293万円を減額計上し、歳出におきましては、住宅新築資金等職員人件費3,000円及び一般会計繰出金292万7,000円を減額計上するものです。審査の結果、やむを得ないものと認め、原案を可決すべきものと決しました。
 次に、議案第7号令和5年度南国市下水道事業会計補正予算につきましては、収益的収入及び支出におきまして、下水道事業収益を2,957万6,000円増額し、下水道事業費用を184万4,000円減額するものです。下水道事業収益につきましては下水道使用料を減額し、一般会計負担金、一般会計補助金及び長期前受金戻入を増額し、下水道事業費用につきましては流域下水道維持管理費を減額し、総係費及び減価償却費を増額し、また、資本的収入におきまして、他会計補助金を9万6,000円増額するものです。審査の結果、やむを得ないものと認め、原案を可決すべきものと決しました。
 次に、議案第8号令和6年度南国市一般会計予算、第1条歳入歳出予算、歳出第5款労働費、第6款農林水産業費、第7款商工費、第8款土木費、第11款災害復旧費につきまして、歳出の主なものとして、労働費関係では、高知勤労者福祉サービスセンター及び労働金庫預託金1,800万円を計上し、農林水産業費関係では、農業振興育成補助金等事業費5億8,439万7,000円、市単独土地改良事業費1億750万円、市単独農道水路維持管理費5,750万円、多面的機能支払交付金事業費9,210万7,000円及び林業振興育成補助金等事業費3,348万8,000円を計上し、商工費関係では、商工振興費5,347万1,000円、ものづくりサポートセンター関連事業費3,744万円、観光費6,016万9,000円及び連続テレビ小説「あんぱん」の放送に合わせた観光等の振興を目的とする観光振興事業費3,479万2,000円を計上し、土木費関係では、道路維持費1億6,312万円、市単独道路新設改良事業費1億1,311万5,000円、道路に係る社会資本整備総合交付金事業費5億4,175万5,000円、橋梁等の長寿命化に係る道路更新防災等対策事業費8,640万円、都市再生整備事業費6億1,099万円並びに繰出金として公共下水道事業及び農業集落排水事業への下水道事業会計繰出金3億7,160万円を計上するものです。審査の結果、やむを得ないものと認め、原案を可決すべきものと決しました。
 次に、議案第12号令和6年度南国市企業団地造成事業特別会計予算につきましては、歳入歳出それぞれ3億7,604万1,000円であり、歳入では、県支出金95万円及び南国日章産業団地の分譲に伴う財産収入3億7,509万1,000円を計上し、歳出では、工業団地造成事業費790万7,000円及び公債費3億6,813万4,000円を計上するものです。審査の結果、やむを得ないものと認め、原案を可決すべきものと決しました。
 次に、議案第14号令和6年度南国市水道事業会計予算につきまして、収益的収支では、収入7億1,779万3,000円、支出6億6,187万2,000円とし、建設改良事業に伴う資本的収支では、収入3億6,954万円、支出6億6,574万4,000円を予定しており、不足する額2億9,620万4,000円は過年度分損益勘定留保資金7,783万2,000円、減債積立金1億4,603万円、当年度分消費税資本的収支調整額4,314万7,000円及び当年度分損益勘定留保資金2,919万5,000円で補塡するものです。審査の結果、やむを得ないものと認め、原案を可決すべきものと決しました。
 次に、議案第15号令和6年度南国市下水道事業会計予算につきまして、収益的収支では収入6億9,183万2,000円、支出6億559万7,000円であり、建設事業に伴う資本的収支では、収入3億4,596万9,000円、支出6億3,320万6,000円であります。不足する額2億8,723万7,000円は、当年度分消費税及び地方消費税資本的収支調整額711万5,000円、減債積立金4,263万5,000円、過年度分損益勘定留保資金1億5,513万4,000円、当年度利益剰余金処分額8,235万3,000円で補塡するものです。審査の結果、やむを得ないものと認め、原案を可決すべきものと決しました。
 次に、議案第24号南国市公園条例につきましては、都市公園並びに都市公園以外の公園、広場及び緑地について、一体的な管理運用を行うため、本条例を制定するものです。審査の結果、適当と認め、原案を可決すべきものと決しました。
 次に、議案第25号南国市立児童遊園地の設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例につきましては、老朽化した遊具等を撤去し、供用を休止している日吉児童遊園地を廃止するため、本条例の一部を改正するものです。審査の結果、適当と認め、原案を可決すべきものと決しました。
 次に、議案第26号南国市水道給水条例の一部を改正する条例につきましては、水道法の改正に伴い、権限が厚生労働大臣から国土交通大臣及び環境大臣に移管することから、本条例の一部を改正するものです。審査の結果、適当と認め、原案を可決すべきものと決しました。
 次に、議案第27号南国市下水道事業の設置等に関する条例の一部を改正する条例につきましては、南国市農業集落排水事業について、令和6年4月1日から地方公営企業法の規定を一部適用し、企業会計の導入を予定しており、これに伴い必要となる条例の改正及び廃止を行うものです。審査の結果、適当と認め、原案を可決すべきものと決しました。
 最後に、議案第34号南国市山村振興等農林漁業特別対策事業施設の指定管理者の指定についてにつきましては、南国市山村振興等農林漁業特別対策事業施設の設置及び管理に関する条例の規定により「道の駅南国・風良里」の管理につきまして、「株式会社道の駅南国」に行わせるため、地方自治法の規定に基づき、議会の議決を求めるものです。審査の結果、適当と認め、原案を可決すべきものと決しました。
 以上で、産業建設常任委員会の報告を終わります。同僚議員の御賛同をよろしくお願いいたします。
○議長(岩松永治) 教育民生常任委員長有沢芳郎議員。
      〔17番 有沢芳郎議員登壇〕
○17番(有沢芳郎) 教育民生常任委員会の審査の経過並びに結果につきまして御報告を申し上げます。
 今期定例会におきまして当委員会に付託されました案件は、議案第1号、議案第4号から議案第6号まで、議案第8号、議案第10号、議案第11号、議案第13号、議案第16号から議案第23号までの以上16件であります。去る3月18日、関係課長の出席を求め、慎重に審査を行いましたので、以下順次、御報告を申し上げます。
 まず、議案第1号令和5年度南国市一般会計補正予算、第1条歳入歳出予算の補正、歳出第3款民生費、第4款衛生費、第10款教育費についてであります。
 民生費関係で主なものは、障害者自立支援給付事業費3,976万3,000円及び民営保育所等費2,584万7,000円を増額計上し、後期高齢者医療関連事業費469万4,000円を減額計上するものです。
 教育費関係で主なものは、小学校管理費(学校総務) 4,882万4,000円を増額計上し、国営圃場整備発掘調査等事業費450万円を減額計上するものであり、審査の結果、やむを得ないものと認め、原案を可決すべきものと決しました。
 次に、議案第4号令和5年度南国市国民健康保険特別会計補正予算につきましては、歳入歳出補正予算の規模は、1,096万4,000円の減額計上であります。歳入では、国庫支出金9万7,000円、県支出金27万8,000円、預金利子3,000円及び一般被保険者返納金342万8,000円を増額計上し、国民健康保険税491万8,000円、一般会計繰入金285万2,000円、一般被保険者延滞金400万円及び一般被保険者第三者納付金300万円を減額計上するものです。歳出では、国民健康保険職員人件費119万9,000円を増額計上し、国民健康保険一般管理費70万円、保健衛生普及費7万円及び財政調整基金積立金1,139万3,000円を減額計上するものであり、審査の結果、適当と認め、原案を可決すべきものと決しました。
 次に、議案第5号令和5年度南国市介護保険特別会計補正予算につきましては、歳入歳出補正予算の規模は、366万2,000円の減額計上であります。歳入では、国庫支出金146万3,000円及び預金利子9,000円を増額計上し、支払基金交付金3,000円、県支出金1,000円及び一般会計繰入金513万円を減額計上するものです。歳出では、介護給付費準備基金積立金1万1,000円を増額計上し、介護保険職員人件費366万4,000円及び一般介護予防職員人件費9,000円を減額計上するものであり、審査の結果、やむを得ないものと認め、原案を可決すべきものと決しました。
 次に、議案第6号令和5年度南国市後期高齢者医療保険特別会計補正予算につきましては、歳入歳出補正予算の規模は、543万1,000円の増額計上であります。歳入では、後期高齢者医療保険料541万3,000円及び後期高齢者医療保険料延滞金3万円を増額計上し、一般会計繰入金1万2,000円を減額計上するものです。歳出では、後期高齢者医療広域連合納付金544万3,000円を増額計上し、後期高齢者医療保険職員人件費1万2,000円を減額計上するものであり、審査の結果、適当と認め、原案を可決すべきものと決しました。
 次に、議案第8号令和6年度南国市一般会計予算、第1条歳入歳出予算、歳出第3款民生費、第4款衛生費、第10款教育費についてであります。
 民生費関係で主なものは、障害者自立支援給付事業費12億9,955万8,000円、広域連合負担金を含む後期高齢者医療関連事業費8億467万3,000円、児童扶養手当費2億3,058万1,000円、児童手当費7億1,959万8,000円、民営保育所等費11億896万7,000円、認定こども園事業費4億2,323万6,000円、乳幼児等医療費助成事業費1億7,378万1,000円、公立保育所費7億3,416万7,000円、放課後児童対策事業費2億3,817万8,000円、生活保護扶助費15億400万円並びに繰出金として国民健康保険特別会計繰出金4億9,989万1,000円、介護保険特別会計繰出金7億4,729万2,000円及び後期高齢者医療保険特別会計繰出金2億2,285万3,000円を計上しております。
 衛生費関係で主なものは、公的病院運営助成金6,754万5,000円、予防接種委託料を含む保健衛生予防費1億3,895万3,000円、妊婦・乳児等健康診査事業費3,812万1,000円、香南斎場組合負担金1億754万2,000円、香南清掃組合負担金及びごみ収集等委託料を含む塵芥処理関係事業費5億9,976万1,000円、最終処分場関係一般管理費8,564万円、し尿処理施設運営事業費2億4,003万6,000円及び繰出金として水道事業会計繰出金1,944万4,000円を計上しております。
 教育費関係で主なものは、南国市アクションプラン事業費1,867万6,000円、公民館管理費7,889万8,000円、地域交流センター運営事業費4,244万1,000円、体育施設管理運営費1億6,008万3,000円及び給食センター運営事業費7,473万9,000円を計上するものであり、審査の結果、やむを得ないものと認め、原案を可決すべきものと決しました。
 なお、一部反対の意見がありましたことを申し添えます。
 次に、議案第10号令和6年度南国市国民健康保険特別会計予算につきましては、予算総額は、歳入歳出それぞれ55億6,619万2,000円で、対前年度1億14万1,000円の減額予算となっております。
 歳入では、国民健康保険税8億1,031万1,000円、県支出金42億4,373万1,000円、諸収入等1,225万9,000円及び一般会計からの繰入金4億9,989万1,000円を計上しております。歳出では、職員の人件費を含む総務費8,626万5,000円、保険給付費41億5,380万円、国民健康保険事業費納付金12億6,983万6,000円、保健事業費4,924万2,000円、基金積立金237万2,000円及び諸支出金等467万7,000円を計上するものであり、審査の結果、やむを得ないものと認め、原案を可決すべきものと決しました。
 次に、議案第11号令和6年度南国市介護保険特別会計予算につきましては、予算総額は、歳入歳出それぞれ45億5,933万4,000円で、対前年度5,227万1,000円の減額予算となっております。
 歳入では、第1号被保険者の保険料8億2,368万3,000円、国庫支出金11億3,594万5,000円、支払基金交付金11億7,280万6,000円、県支出金6億3,955万2,000円、諸収入等5万6,000円及び一般会計等からの繰入金7億8,729万2,000円を計上しております。
 歳出では、職員の人件費を含む総務費1億1,895万2,000円、保険給付費42億1,465万円、職員の人件費を含む地域支援事業費2億1,828万7,000円及び一般会計への繰出金を含む諸支出金等744万5,000円を計上するものであり、審査の結果、やむを得ないものと認め、原案を可決すべきものと決しました。
 次に、議案第13号令和6年度南国市後期高齢者医療保険特別会計予算につきましては、予算総額は、歳入歳出それぞれ8億7,840万8,000円で、対前年度5,172万5,000円の増額予算となっております。
 歳入では、後期高齢者医療保険料6億5,443万5,000円、諸収入等112万円及び一般会計繰入金2億2,285万3,000円を計上し、歳出では職員の人件費を含む総務費2,226万3,000円、後期高齢者医療広域連合納付金8億5,499万5,000円及び諸支出金等115万円を計上するものであり、審査の結果、やむを得ないものと認め、原案を可決すべきものと決しました。
 なお、一部反対の意見がありましたことを申し添えます。
 次に、議案第16号南国市手数料徴収条例の一部を改正する条例につきましては、戸籍法が改正され、戸籍及び除籍の電子証明書提供用識別符号が発行されることに伴い、当該識別符号の発行に要する手数料の額を定める必要があることから、本条例の一部を改正するものであり、審査の結果、適当と認め、原案を可決すべきものと決しました。
 次に、議案第17号南国市介護保険条例の一部を改正する条例につきましては、令和6年度から3か年を計画期間とする第9期南国市介護保険事業計画の策定及び介護保険法施行令の改正に伴い、本条例の一部を改正するもので、主な改正の内容は、第1号被保険者に係る保険料率のさらなる多段階化及び新たな計画期間における保険料率の設定であり、審査の結果、やむを得ないものと認め、原案を可決すべきものと決しました。
 なお、一部反対の意見がありましたことを申し添えます。
 次に、議案第18号南国市指定地域密着型サービスの事業の人員、設備及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例、議案第19号南国市指定地域密着型介護予防サービスの事業の人員、設備及び運営並びに指定地域密着型介護予防サービスに係る介護予防のための効果的な支援の方法に関する基準を定める条例の一部を改正する条例、議案第20号南国市指定介護予防支援等の事業の人員及び運営並びに指定介護予防支援等に係る介護予防のための効果的な支援の方法に関する基準を定める条例の一部を改正する条例、議案第21号南国市指定居宅介護支援等の事業の人員及び運営に関する基準等を定める条例の一部を改正する条例につきましては、指定地域密着型サービスの事業の人員、設備及び運営に関する基準等の改正に伴い、関連する条例の一部を改正するもので、主な改正の内容は、利用申込者のサービスの選択に資すると認められる重要事項のウェブサイトへの掲載の義務化、管理者が兼務できる事業所の範囲の明確化、利用者の身体的拘束等の適正化の推進等に関する規定の整備であり、審査の結果、議案第18号、議案第19号、議案第20号、議案第21号の4件いずれも、やむを得ないものと認め、原案を可決すべきものと決しました。
 次に、議案第22号南国市遺跡調査事業に係る附属機関設置条例につきましては、南国市が行う遺跡調査に関する事業の円滑な実施を目的として、南国市内の遺跡の調査並びに調査に係る指導及び助言を行う教育委員会の附属機関を設置することから、本条例を制定するものであり、審査の結果、適当と認め、原案を可決すべきものと決しました。
 最後に、議案第23号南国市特別職の職員で非常勤の者の報酬及び費用弁償支給条例の一部を改正する条例につきましては、遺跡調査事業に係る附属機関の委員について報酬等を定めることから、本条例の一部を改正するものであり、審査の結果、適当と認め、原案を可決すべきものと決しました。
 以上で、教育民生常任委員会の報告を終わります。同僚議員の御賛同をよろしくお願いいたします。
○議長(岩松永治) これにて委員長の報告は終わりました。
          ―――――――――――*―――――――――――
○議長(岩松永治) これよりただいまの委員長報告に対する質疑を許します。質疑はありませんか。
      〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(岩松永治) 委員長報告に対する質疑を終結いたします。
          ―――――――――――*―――――――――――
○議長(岩松永治) これより討論に入ります。討論の通告がありますので、発言を許します。8番杉本理議員。
      〔8番 杉本 理議員登壇〕
○8番(杉本 理) 日本共産党南国市議団の杉本理です。
 議案第8号令和6年度南国市一般会計予算について反対討論をいたします。
 なお、議案第11号、議案第13号、議案第17号についても今から述べる理由により反対をいたします。
 さて、先の見えない物価高騰、物価に追いつかない年金、市民の少なくない皆さんが苦しい生活を余儀なくされています。今回の当初予算では、公共交通、観光、防災関係など、ぜひ実現させなければいけないものが少なくありません。その反面、後期高齢者医療保険や介護保険の値上げが含まれています。これは市民生活を考えたときになかなか厳しいものがあります。よって、残念ながら賛成するわけにはいかないものと考え、反対をいたします。
 以上をもちまして反対討論といたします。
○議長(岩松永治) ほかに討論はありませんか。
      〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(岩松永治) 討論を終結いたします。
          ―――――――――――*―――――――――――
○議長(岩松永治) これより採決に入ります。
 まず、議案第1号から議案第7号まで、以上7件を一括採決いたします。委員長の報告はいずれも可決であります。委員長の報告のとおり決することに御異議ありませんか。
      〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(岩松永治) 御異議なしと認めます。よって、議案第1号から議案第7号まで、以上7件はいずれも原案のとおり可決されました。
 次に、議案第8号を採決いたします。委員長の報告は可決であります。委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。
      〔賛成者起立〕
○議長(岩松永治) 起立多数であります。よって、議案第8号は原案のとおり可決されました。
 次に、議案第9号及び議案第10号、以上2件を一括採決いたします。委員長の報告はいずれも可決であります。委員長の報告のとおり決することに御異議ありませんか。
      〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(岩松永治) 御異議なしと認めます。よって、議案第9号及び議案第10号、以上2件はいずれも原案のとおり可決されました。
 次に、議案第11号を採決いたします。委員長の報告は可決であります。委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。
      〔賛成者起立〕
○議長(岩松永治) 起立多数であります。よって、議案第11号は原案のとおり可決されました。
 次に、議案第12号を採決いたします。委員長の報告はいずれも可決であります。委員長の報告のとおり決することに御異議ありませんか。
      〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(岩松永治) 御異議なしと認めます。よって、議案第12号は原案のとおり可決されました。
 次に、議案第13号を採決いたします。委員長の報告は可決であります。委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。
      〔賛成者起立〕
○議長(岩松永治) 起立多数であります。よって、議案第13号は原案のとおり可決されました。
 次に、議案第14号から議案第16号まで、以上3件を一括採決いたします。委員長の報告はいずれも可決であります。委員長の報告のとおり決することに御異議ありませんか。
      〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(岩松永治) 御異議なしと認めます。よって、議案第14号から議案第16号まで、以上3件はいずれも原案のとおり可決されました。
 次に、議案第17号を採決いたします。委員長の報告は可決であります。委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。
      〔賛成者起立〕
○議長(岩松永治) 起立多数であります。よって、議案第17号は原案のとおり可決されました。
 次に、議案第18号から議案第38号まで、以上21件を一括採決いたします。委員長の報告はいずれも可決であります。委員長の報告のとおり決することに御異議ありませんか。
      〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(岩松永治) 御異議なしと認めます。よって、議案第18号から議案第38号まで、以上21件はいずれも原案のとおり可決されました。
          ―――――――――――*―――――――――――
      承認要求書
○議長(岩松永治) 日程第39、承認要求書を議題といたします。
 各常任委員長、議会運営委員長から委員会所管事項の調査に関する承認要求書が提出されております。
          ―――――――――――*―――――――――――
               承  認  要  求  書
  総務常任委員会、産業建設常任委員会、教育民生常任委員会、議会運営委員会は、議会閉
 会中下記事件を調査いたしたいので承認されるよう南国市議会会議規則第98条の規定により
 要求します。
                     記
  1. 事  項  本委員会の所管に属する事項
  1. 目  的  所管事項の把握
  1. 方  法  委員会開催・調査のための視察等
  1. 期  間  調査終了まで

            令和6年3月22日

 南国市議会議長  岩 松 永 治 様

                    総務常任委員長  西  山  明  彦

                    産業建設常任委員長  神  崎  隆  代

                    教育民生常任委員長  有  沢  芳  郎

                    議会運営委員長  土  居  恒  夫
          ―――――――――――*―――――――――――
○議長(岩松永治) お諮りいたします。各常任委員長、議会運営委員長から提出されました承認要求書を承認することに御異議ありませんか。
      〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(岩松永治) 御異議なしと認めます。よって、承認することに決しました。
          ―――――――――――*―――――――――――
      議員派遣の件
○議長(岩松永治) 日程第40、議員派遣の件を議題といたします。
 お諮りいたします。議員派遣の件につきまして、会議規則第159条の規定によりお手元に配付しておりますとおり決定したいと思います。これに御異議ありませんか。
      〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(岩松永治) 御異議なしと認めます。よって、議員派遣の件はお手元にお配りしましたとおり派遣することに決しました。
          ―――――――――――*―――――――――――
○議長(岩松永治) この際、お諮りいたします。ただいま決しました議員派遣の内容につきましては、諸般の事情により変更が生じる場合には、議長に一任をお願いしたいと思いますが、これに御異議ありませんか。
      〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(岩松永治) 御異議なしと認めます。よって、さよう決しました。