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議会議事録

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検索結果 » 令和6年 第438回市議会定例会(開催日:2024/12/06) »

一般質問2日目(植田豊)

質問者:植田豊

答弁者:関係課長


      午前10時 開議
○議長(岩松永治) おはようございます。
 会議前に御報告いたします。欠席届、福田佐和子議員。これより本日の会議を開きます。
          ―――――――――――*―――――――――――
      一般質問
○議長(岩松永治) 日程により一般質問を行います。
 順次質問を許します。
 福田佐和子議員の発言の順位でありますが、本日欠席しておりますので、会議規則第51条第4項の規定により通告の効力を失いました。12番植田豊議員。
      〔12番 植田 豊議員発言席〕
○12番(植田 豊) おはようございます。なんこく市政会、植田です。よろしくお願いします。
 2日目、順番が2番のつもりが1番になったということもあり、朝から何かばたばたしてまして、いつも以上にどきどき感を持って質問させていただきますので、よろしくお願いします。
 それでは、通告に従いまして質問させていただきます。
 まず最初に、危機管理課長にお聞きします。
 高性能大型ドローンの導入ということでお聞きします。
 本年6月議会で質問した複数のドローン業者と協定を結ぶ必要があるのではないかについてのその後の進捗状況をお聞きします。
○議長(岩松永治) 危機管理課長。
○危機管理課長(野村 学) 6月議会で御質問いただきました後に、植田議員、有沢議員からドローン事業者であります株式会社CoNExT様を御紹介いただきました。その後、株式会社CoNExT様と協定内容につきまして協議を進め、双方が合意をいたしましたので、来年1月に協定締結式を開催の上、締結する運びとなっております。御紹介いただきました植田議員、有沢議員に、この場をお借りしましてお礼を申し上げます。ありがとうございました。
○議長(岩松永治) 植田豊議員。
○12番(植田 豊) どうもありがとうございました。
 有事の際に協力していただける業者さんが複数になったのは本当に心強いです。
 協定の次は、大型高性能ドローン機体そのものの所有が必要かと考えます。導入の予定をお聞きします。
○議長(岩松永治) 危機管理課長。
○危機管理課長(野村 学) ドローン機体の導入につきましては、本市の策定しております南国市DX推進計画アクションプランに位置づけをしております。その中で令和7年度から計画的にドローン機体の整備と操縦者の育成を行うべく、令和6年度はドローン活用計画を策定することとしておりました。
 先日、この活用計画の策定が終了しましたので、これに基づき、次年度から順次ドローン機体の導入と人材育成を進めてまいりたいと考えております。
 なお、ドローン機体につきましては、上空からの被害状況の調査のみならず、孤立地域などへの物資の運搬を可能とするものを検討しております。以上です。
○議長(岩松永治) 植田豊議員。
○12番(植田 豊) ありがとうございます。
 DX推進計画アクションプランに位置づけていただいたことはありがたく、孤立地域などへ物資の運送を可能にするのを検討するという内容も含まれていました。本当に心強く、期待をさせていただきます。よろしくお願いします。
 次に、同じく危機管理課長にお聞きします。
 感震ブレーカー普及事業拡大。
 ブレーカーの落とし忘れを防ぐために感震ブレーカーが有効であると言われています。南国市の感震ブレーカー設置事業の内容と条件についてお聞きします。
○議長(岩松永治) 危機管理課長。
○危機管理課長(野村 学) 現在、本市の市民が活用できる感震ブレーカー設置に関する事業につきましては、市の行う事業と県の行う事業の2つがございます。市の事業といたしましては、南国市家具等安全対策支援事業がございます。この事業は、もともと地震時の家具転倒防止を目的としたものでありますが、その後、順次補助対象の拡大を行い、令和4年度からは地震火災を防ぐことを目的とした感震ブレーカーの設置も対象としております。
 本事業は、補助限度額を1世帯当たり3万2,000円とし、家具転倒防止器具や感震ブレーカーの機器代を含む設置に係る費用を補助するものであります。なお、機器代のみの場合は補助の対象としておりません。
 一方、県の行う事業につきましては、地震火災対策を重点的に推進する地区の住居に対し、感震ブレーカーの配布を行うものであります。地震火災対策を重点的に推進する地区とは、平成27年6月に策定されました高知県地震火災対策指針に定められているもので、県の指針を基に平成29年4月に策定しました南国市地震火災対策計画でも位置づけをしております。この推進地区につきましては、平成30年度に感震ブレーカーの一斉配布を行ったところですが、今回の県の事業はそれ以降この地区で新たに建築された住宅もあることから、改めて令和元年以降に新築または建て替えされた住居に対して実施するものです。以上です。
○議長(岩松永治) 植田豊議員。
○12番(植田 豊) ありがとうございました。
 南国市家具等安全対策支援事業の申請から設置の手順をお答えください。
 また、地震火災対策を重点的に推進する地区とはどこになるのかお答えください。
○議長(岩松永治) 危機管理課長。
○危機管理課長(野村 学) 申請の手順につきましては、まず危機管理課へ申請書を提出いただき、内容審査の上、交付決定を行います。交付決定後、危機管理課より本事業による器具等の設置を委託している業者へ依頼いたします。その後、委託業者が申請者と日程調整の上、まず事前に設置内容の詳細を確認する下見を行い、別の日に実際取付作業を行い、完了となります。
 本市の地震火災対策を重点的に推進する地区につきましては、後免町2丁目と3丁目、駅前町3丁目、西野田町1丁目から4丁目及び後免町1丁目の一部、駅前町2丁目の一部、駅前町4丁目の一部、後免町の一部、大そね甲の一部となっております。以上です。
○議長(岩松永治) 植田豊議員。
○12番(植田 豊) 詳しくありがとうございます。
 感震ブレーカーのみを希望する場合は、ブレーカーのタイプによっては特別な工事が必要ありませんので、申請の緩和が可能になりませんか。また、高知県事業の対象地区について、大きく町並みも変わってきています。対象地区の拡大や見直しをしていただけないでしょうか。
○議長(岩松永治) 危機管理課長。
○危機管理課長(野村 学) 先ほど答弁の中で少し触れましたが、南国市家具等安全対策支援事業につきましては機器の購入ではなく、機器の設置に対してその費用を補助するものとしております。その理由といたしまして、取り付けた機器が地震時に有効に作動するよう、しっかりと設置することが重要であると考えているためであり、その有効性を確保するために専門の事業者に委託しているところです。この点を御理解いただきまして、申請につきましては従来どおりとさせていただければと思います。
 地震火災対策を重点的に推進する地区につきましては、高知県により人口や建物の密集度や延焼のしやすさなどを評価指標として抽出したものであります。具体的には、木造住宅が密集している市街地において、地震発生時刻や風速などの状況により延焼が拡大するエリアを避けて安全に避難することが困難となる可能性がある地区として定められております。
 議員御指摘のとおり、県の指針策定から9年たつことから、当時と町並みも変化をしております。一定の指標により抽出されておりますので、すぐに拡大や見直しということにはつながらないかもしれませんが、県とも情報共有し、地区の拡大や見直しの予定などあるのか、確認をしてまいります。以上です。
○議長(岩松永治) 植田豊議員。
○12番(植田 豊) ありがとうございます。
 質問ではありませんが、高知県事業の地震火災対策を重点的に推進していることとなっていますが、年度内の設置補助額の上限枠はあるとしても、希望エリアでなくても希望される方、感震ブレーカーを希望される方に設置ができるような方法になればいいなと思います。よろしくお願いします。
 次に、南国市消防本部で防災キャンプということで、消防長にお聞きします。
 9月18日の新聞に、防災キャンプについて載っていましたので、先に御紹介します。
 茨城県常総市は、このほど親子で楽しみながら災害時の行動や避難生活を体験する1泊2日の防災キャンプを開催し、9組26人の親子が参加した。参加者は消防職員の助けを借りながらロープを使って急降下したり、消火器で火を消したりする訓練を体験、人命救助の方法も学んだ。さらに初日の夜は、1組1個のテントを自力で組み立て、炊き出しの晩御飯で英気を養った。小学生の子供と参加した父親は、ロープを使った訓練など、日頃体験できないことが多く、子供も楽しく防災を学べたと感想を語った。
 紹介が長くなりました。お聞きします。
 現在、南国市で子供たちを対象に実施されている防災に関する訓練や体験学習を教えてください。私の知る限り、学校へ出向いての研修や体験がほとんどだと思います。よろしくお願いします。
○議長(岩松永治) 消防長。
○消防長(小松和英) 体験学習につきましては、議員御指摘のとおり、小中学校や幼稚園、保育園などの避難訓練に合わせて防災に関する話や放水体験等を実施することがほとんどでございます。令和5年には、1日消防体験、救急フェアを開催いたしました。
 また、昨年度からは、女性消防団員が中心となり、消防ふれあいイベントを開催しており、この中では防災クイズや紙芝居、消防車両の搭乗体験や消火器を使っての放水体験などを行っております。また、危機管理課の担当になりますが、健康なんこくきらりフェアにおいて、防災工作などを行っております。以上です。
○議長(岩松永治) 植田豊議員。
○12番(植田 豊) 御答弁ありがとうございます。
 多くの防災に関する事前の研修や体験の機会を実施していただき、ありがとうございます。ただ、学校へ出向いての実施は限られた時間、環境、場所、場所のことですけど、場所や限られた機材の中で多くのメニューは体験できません。
 そこで提案ですが、AEDの研修を南国市消防本部で実施していただいてるのと同じように、防災研修、防災訓練の実施を消防本部で実施していただけませんでしょうか。さきに紹介した防災キャンプではありませんが、消防本部を会場にしていただくことにより、かなり充実した防災研修、防災訓練が実施できると思います。よろしくお願いします。
○議長(岩松永治) 消防長。
○消防長(小松和英) 少年消防クラブに所属しているクラブ員は、サマーキャンプや高知県消防防災航空隊の見学や、消防学校での訓練に加え、南国市消防署で防災学習や放水訓練などを実施しています。今後はクラブ員でもない方も参加できるような方法で開催ができないか、検討してまいります。また、現在実施しております消防ふれあいイベントの内容を充実させ、防災研修に近づけるようにしたいと考えております。以上です。
○議長(岩松永治) 植田豊議員。
○12番(植田 豊) 前向きな御答弁ありがとうございます。
 参加させていただく側、子供、保護者、学校にとって充実した環境、消防本部のことです。充実した環境と熱心な消防職員の御指導をいただけるのは大変ありがたいです。さきに紹介した新聞内容にあったように、参加した父親の話、ロープを使った訓練など、日頃体験できないことが多く、子供も楽しく防災を学べたと、研修についてよい印象を参加者に持っていただくことができると思います。
 また、勝手な私の思いですが、消防職員の方にも本部での開催はかなり内容の濃い御指導をいただけるものではないかと思います。
 もう一つ提案、質問になりますが、危機管理課のやっておられる防災士資格取得のような各小中学校にイベントの御案内をし、参加者、児童生徒、保護者の方に修了証書カードのようなものを発行してみてはどうでしょうか。こういうことは、なかなかすぐに目に見えるような結果は現れないと考えますが、しかし長期的に継続することで南国市の消防防災行政の底上げに結果的にはつながると考えます。将来的なお考えで結構です。お答えください。
○議長(岩松永治) 消防長。
○消防長(小松和英) 確かに本部で訓練を開催すれば、資機材等も充実していることから効果があると思います。また、現在実施されている少年消防クラブの訓練や消防ふれあいイベントの開催については、小中学校や幼稚園、保育園などに御案内をしていきたいと考えております。
 防災イベント参加の修了証を発行してはとの御提案ですが、スタンプラリー形式や体験内容を記録したカードタイプなど、少しでも参加者の記憶に残り、防災について考えてもらえるようなものを検討したいと思います。以上です。
○議長(岩松永治) 植田豊議員。
○12番(植田 豊) ありがとうございます。
 継続して行うことが大事になってきます。聞いたことは忘れる、見たことは覚える、やったことは分かると教えがあります。実際体験していただくことが、大人になって役立つことになります。どうぞよろしくお願いします。
 次に、農林水産課長にお聞きします。
 危険木伐採事業費補助金について、南国市では市民の安全で安心な生活環境を守るため、住宅等へ倒木被害から人命及び財産保護等を目的とする南国市内の危険木の伐採等を行うものに対する補助金や伐採対応の対策はありますか、お答えください。
○議長(岩松永治) 農林水産課長。
○農林水産課長(川村佳史) 危険木の伐採に要した費用に対する補助制度はございません。また、伐採対応の対策につきましては、基本的にその樹木を所有する方の責任により、伐採等適切な管理をしていただく必要があると、そのように考えております。以上です。
○議長(岩松永治) 植田豊議員。
○12番(植田 豊) ありがとうございます。
 香美市の危険木伐採事業費補助金交付要綱を紹介させていただきます。
 危険木伐採事業補助になる条件の定義、胸の高さ、胸高直径が25センチメートル以上かつ樹高が5メートル以上のもので、その危険木が倒れることにより樹高と同等の距離の範囲にある他人の居住する住宅、または公道に被害を与える立木をいう。また、公道とは、国道を除き一定の通行が認められる県道及び市道をいうとなっています。つまり他人が住んでいる家と公道、市道と県道です、に被害を与える可能性にある一定条件以上の大きさの木が対象になります。
 令和元年台風19号のときには、猛烈な風が吹き、植樹された大木の杉、ヒノキが市道にかぶさってきたこともありました。平時は問題なくても、倒れてしまうと大変なことになることが想定される場合は、事前に伐採する必要があると思いますが、この補助について導入のお考えをお聞きします。
○議長(岩松永治) 農林水産課長。
○農林水産課長(川村佳史) 植田議員御指摘のとおり、危険木が放置されると人的な被害や住宅の損壊など、重大な事故が引き起こされる可能性があると認識しておりますが、先ほどお答えしましたとおり、所有者が責任を持って伐採等適切な維持管理を行っていただくことが原則と考えております。
 ただ、本市におきましても、年間数件程度ではございますが、隣地に倒木しそうな木があるが、所有者が対応してくれない、あるいは所有者が分からないといったお問合せをいただいておりますし、伐採するにしても費用負担が課題となっているといった御意見もいただいておりますので、伐採に要する費用に対する補助制度がありましたら、安全で安心な生活環境の保全に資するのではないかと、そのように考えております。以上です。
○議長(岩松永治) 植田豊議員。
○12番(植田 豊) それでは、実際に南国市で補助制度を創設するとすれば、どのような方が補助になる対象にあるか、想定されているか、お答えください。
○議長(岩松永治) 農林水産課長。
○農林水産課長(川村佳史) 危険木の所有者本人や隣接地に居住されて、実際に危険性を感じている方などが想定されますが、危険木とはいえ個人の財産となりますので、所有者以外の方が伐採するとなると、所有者の承諾が得られた場合に限られますし、危険木と判定する基準のようなものを定める必要もあろうかと思います。
 また、財源として森林環境譲与税の活用を検討する必要がございますので、対象となる森林内の危険木に限定する必要もあると考えておりますが、御紹介いただきました香美市をはじめまして、県内複数の自治体で同様の制度がございますので、他の事例等を調査研究し、検討してまいりたいと考えております。以上です。
○議長(岩松永治) 植田豊議員。
○12番(植田 豊) ありがとうございます。先ほどの答弁で、財源として森林環境譲与税の活用という話もありました。補助金額につきましても想定される金額があれば、お答えください。
○議長(岩松永治) 農林水産課長。
○農林水産課長(川村佳史) 補助金の額につきましても、他の自治体の制度を調査研究してまいりたいと考えておりますが、限られた人員の中での対応となりますので、予算規模等につきましては事務量や人員体制を踏まえた上で検討する必要があると考えております。以上です。
○議長(岩松永治) 植田豊議員。
○12番(植田 豊) 前向きな御答弁ありがとうございます。
 人員の問題もあろうかと思いますが、市民が安全で安心して暮らすことのできるために必要な制度だと思いますので、制度設計を十分に検討していただき、できれば早期の補助制度の創設に向けて取り組んでいただきたいと思います。よろしくお願いします。
 次に、商工観光課長にお聞きします。
 南国市キャラクター営利目的は可能か。
 朝ドラ「あんぱん」の放映がいよいよ近づいてきました。私も心待ちにしています。私たち市民が盛り上げるために、行動に移しても問題にならないことを精いっぱいしていこうと考えています。
 そこでお聞きします。
 香美市の広報香美10月号、ページ3ですけど、10月号に載っていました。香美市のキービジュアルが利用できます。香美市キャラクターの営利目的の利用が可能になりました。南国市も同様のことが可能だと考えます。この2つの内容を南国市に置き換えて、具体的にどういうこと、どういったものなのかお答えください。
 なお、許可をいただきまして、同僚議員の皆様の机の上にこのチラシを置かさせていただいてますんで、これを参考にしながら課長答弁を聞いていただきたいと思います。
○議長(岩松永治) 商工観光課長。
○商工観光課長(山崎伸二) 南国市が使用申請窓口となるやなせたかし先生著作のキャラクターとしては、しょうがちゃん、ありがとう駅のセンベちゃん、ごめん生姜地蔵、やなせライオンがございます。また、香美市のキービジュアルに相当するものとして、南国市のロゴを製作しております。これらにつきましては、市や公的性質を有する団体等による南国市地域の広報活動等を目的とした利用は無償利用の対象となりますし、また事業者等による自らの販売商品や商品の広報、販売促進活動への利用は、香美市と同様に有償利用の対象となります。いずれの場合も南国市への使用申請が必要となります。以上でございます。
○議長(岩松永治) 植田豊議員。
○12番(植田 豊) ありがとうございます。
 「広報なんこく」今月12月号までには、こういった内容のことが載ってなかったように思いますので、先ほどの質問、答弁いただいた内容を南国市はどのように今後広報や周知を市民の方にしていくのか、お答えください。
○議長(岩松永治) 商工観光課長。
○商工観光課長(山崎伸二) 南国市のやなせ先生関連キャラクターや南国市ロゴの利用に関する広報につきましては、市広報1月号での掲載に向けて進めております。
 また、市広報での掲載に先駆けて、先月下旬に市ホームページへやなせ先生関連キャラクター使用マニュアルを掲載するとともに、キャラクター使用に関するチラシを南国市商工会の会報誌へ同封し、事業者への周知を図っております。以上でございます。
○議長(岩松永治) 植田豊議員。
○12番(植田 豊) ありがとうございます。
 1月号掲載予定ということですので、香美市からは3か月遅れの広報への掲載です。先ほどのチラシにつきましても、私は今回の質問をするためにこのチラシの存在を知りました。同僚議員数人に聞いてみましたが、初めて見るとのことでした。早ければよいというわけではありませんが、今回の場合は朝ドラ「あんぱん」の放映の追い風を本市南国市としても最大限生かす必要があります。限られた時間の中で、他市、競争でもありませんが、香美市、香南市に後れを取らないようにお願いしたいと思います。一事が万事とは言いませんが、もう少しできるようになったこととか、決めたことは徹底してやっていただくようにしないと、よい結果は出ないと思いますので、よろしくお願いします。
 次に、学校教育課長にお聞きします。
 令和6年度通学路点検結果の対応について。
 南国市では南国市通学路交通安全プログラムに基づき、点検が毎年実施されています。今年、令和6年は9月に行われました。点検時に関わっておられる関係者の方の紹介を改めて御紹介をお願いします。
○議長(岩松永治) 教育次長。
○参事兼教育次長兼学校教育課長(溝渕浩芳) 点検に関わる機関名でございますが、南国警察署交通課、生活安全課、高知県中央東土木事務所道路建設課、道路管理課、土佐国道事務所、南国市役所建設課、危機管理課、関係する学校、南国市教育委員会事務局となっております。
○議長(岩松永治) 植田豊議員。
○12番(植田 豊) ありがとうございます。
 点検実施日に現地、現場にどんな資料を持っていかれているのでしょうか。また、改善要望の多い内容をお答えください。
○議長(岩松永治) 教育次長。
○参事兼教育次長兼学校教育課長(溝渕浩芳) 資料につきましては、毎年4月から9月までの期間に、各学校に通学路の危険箇所について確認いただきまして、改善要望を書類でいただいております。提出書類を基に事前に対応策を検討しますが、現地確認を行う必要がある場合は関係機関で現地確認を行っております。また、現地確認を行う際には、交通安全の視点に付け加えまして、防犯の視点での確認もしていただくこととなっております。
 改善要望の多い内容といたしましては、ドライバーが児童生徒を察知しづらいことの改善や接触しやすい道路状況の改善で、要望内容はガードレールやカーブミラーの設置、注意を喚起する標識の設置、路面標示の塗り直し、道路幅の拡張、歩道の拡張、新設、街路灯に関することなどとなっております。
○議長(岩松永治) 植田豊議員。
○12番(植田 豊) ありがとうございます。
 点検結果を通学路の安全対策に速やかに反映さすために、どんな予定なのか、計画なのかをお答えください。
○議長(岩松永治) 教育次長。
○参事兼教育次長兼学校教育課長(溝渕浩芳) 合同点検の結果から明らかになった対策必要箇所について、箇所ごとに歩道整備や防護柵設置のようなハード対策や、交通規制や交通安全教育のようなソフト対策など、対策必要箇所に応じて具体的な実施メニューを検討しております。点検結果や対策内容につきましては、対策一覧表及び対策箇所図を作成し、南国市ホームページ等で公表しております。
 そのほか道路幅の拡張の要望に応えるには、用地の買収等が必要となるため、関係機関での予算の確保が必要となってまいります。予算措置や事業決定がなされていない要望箇所への具体的な対応策はお示しすることはできませんが、各関係機関の対応の方向性を協議会で確認した上、南国市ホームページでも公表しております。
○議長(岩松永治) 植田豊議員。
○12番(植田 豊) 御答弁いただきましたように、各機関の対応が必要です。すぐに解決できない場合がありますが、子供たちの通学路においての安全確保という目的は同じですので、協議会での確認をより一層密に取っていただき、前倒しするぐらいの思いで早期の対策をよろしくお願いします。
 以上で今議会の私の一般質問を終わります。ありがとうございました。

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