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議会議事録

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検索結果 » 令和6年 第436回市議会定例会(開催日:2024/09/06) »

一般質問3日目(土居恒夫)

質問者:土居恒夫

答弁者:市長、教育長、関係課長


      議事日程     
        令和6年9月12日 木曜日 午前10時開議
第1 一般質問
          ―――――――――――*―――――――――――
      本日の会議に付した事件
  日程第1 一般質問
          ―――――――――――*―――――――――――
      午前10時 開議
○議長(岩松永治) これより本日の会議を開きます。
          ―――――――――――*―――――――――――
      一般質問
○議長(岩松永治) 日程により一般質問を行います。
 順次質問を許します。
 16番土居恒夫議員。
      〔16番 土居恒夫議員発言席〕
○16番(土居恒夫) おはようございます。みらいの会の土居恒夫です。
 私からは、まほろば祭りについて、歯周病対策についてと、教育関連で校庭開放、子ども議会、MIARE!、そして最後に地元の課題について、以上お伺いしたいと思います。私なりに提案もしたいと思いますけども、よろしくお願いします。一般質問も中日なんで、少々お疲れと思いますけども、お付き合い願いたいと思います。
 季節は暦の上では秋になりました。古今和歌集にも、秋来ぬと目にはさやかに見えねども風の音にぞ驚かれぬるという和歌も古今和歌集にありますけども、ここで季節は来ておりますけども、少し遡りましてまほろば祭りにつきまして思い出していただきまして、お伺いしたいと思います。
 さて、まほろば祭りは大変猛暑というか、酷暑の中で行われました。関係者の皆様、本当にお疲れさまでございました。そこで、まほろば祭り当日の緊急搬送などにつきまして消防長にお聞きいたします。
○議長(岩松永治) 消防長。
○消防長(小松和英) まほろば祭り会場での救急搬送についてお答えをいたします。
 救急隊が把握をしております熱中症疑いの救護者は、年齢、性別は様々ですが、6名いらっしゃいました。そのうち状態が回復した2名を除く4名の方を救急搬送いたしております。以上です。
○議長(岩松永治) 土居恒夫議員。
○16番(土居恒夫) ありがとうございます。
 そうなんですよね。ですから、これを踏まえましていろいろ提案をさせていただきたいと思います。甲子園でも今年から2部制を取りましたり、あるいは今年クーリングタイムを導入しまして選手の熱中対策を行っていたり、あるいは延長をなくして、そういう制度もやっておりますよね。それでも選手の中には、テレビを見てみますとゲーム中に足がつったりして、度々ゲームの中断も見受けられていました。選手は日頃から激しい練習に耐えてきているので、今の暑さは大丈夫と思いますけども、しかしあの選手たちが足がつったりするようなことは尋常ではありません。
 そこで、まほろば祭りの会場では、各所にミストシャワーを置いたりして対策は十分に講じられておりました。そこで、先ほど言われましたけども、消防長が言われてたように、このような緊急搬送も起きております。これ大事な事故に至らなかったのは幸いと思いますけども、これからも大変な暑さが続くと思われます。
 そこで、このまほろば祭りの開催時期、あるいは開催時間の変更ができないかについてお考えをお聞きします。
○議長(岩松永治) 商工観光課長。
○商工観光課長(山崎伸二) まほろば祭りの開催時期や開催時間につきましては、8月上旬の最も暑い時期を避けることができないかを検討し、コロナ禍明けの昨年の吾岡山会場での4年ぶりの開催では、8月26日に開催いたしましたが、ほかのイベントや会合などの状況から、今年は8月第1土曜日に戻し、熱中症対策を可能な限り行ったところでございます。また、開催時間に関しても開始時間を遅くできないか検討しましたが、団体からの出演希望の申出や学校から生徒の出演時間が5時までに終わるようにとの申出などがあり、結果としてこれまでどおりの最も暑い時間帯の開始となっております。
 今年のまほろば祭りでは、熱中症対策を行ったものの、熱中症と思われる救急搬送があり、まほろば祭り運営委員からもまほろば祭りの開催時期に対する意見も出ておりますので、次回のまほろば祭りの開催時期や開催時間については、今後まほろば祭り運営委員会で検討していくことになるかと考えております。以上でございます。
○議長(岩松永治) 土居恒夫議員。
○16番(土居恒夫) ありがとうございます。ぜひともこのような暑い中でやる子供たちから大人まで楽しんでおられる行事でございますので、これを絶やさないように、みんなが安全に、そして楽しく過ごせるような会を、日時も含め検討していただきたいと思います。
 そこで、課長から答弁がありましたように、学校からの要望で出演時間が5時までとかということもありました。そのことを踏まえまして、次の質問をしたいと思います。
 この前は、前回が鳶ヶ池中学でしたか、の生徒さんたちが暑い中で、4時ぐらいだったかな、ステージで演奏されておりました。子供たちは日頃からの音楽活動の発表の場として一生懸命演奏もされておりましたし、これは聞く側にとってもいいものだと思いましたけども、あの中でやられるのは大変かわいそうじゃないかとふと思いました。
 そこで、この次のいわゆる朝ドラのあんぱんの放映のレガシーとしまして、音楽祭でも開催してみたらどうかと。やなせ先生は愛と勇気、いわゆる平和をメッセージとして世に送り届けられた先生です。その先生の意志も継ぎながら、MIARE!という舞台もせっかくありますので、中学生あるいは小学生でもいいです。そういう愛と平和の記念コンサートであるとか、あるいはチャリティーコンサートであるとか、お金を取ったらどうか分かりませんけども、そのような吹奏楽部等々の演奏会をやられてみたらどうかと、そして最後にみんなで手のひらを太陽にを歌うとか、アンパンマンマーチを歌って終わるとかということで、やなせ先生の意志を継いだ一つのレガシーとしてそのようなことが、音楽祭ができないかということを妄想を抱いておりましたけども、この点についてお聞きいたします。
○議長(岩松永治) 教育次長。
○参事兼教育次長兼学校教育課長(溝渕浩芳) まほろば祭りでの中学生の音楽演奏については、まほろば祭り運営委員会からの出演依頼により各学校が出演を決めているようでございます。学校としましては、生徒の発表の機会ということで参加をしていると思いますが、議員言われましたように、炎天下での演奏は生徒にとっては大変なものだったかもしれません。議員御提案のMIARE!での中学校の吹奏楽を主体としたコンサートでございますが、南国市の中学生が南国市の施設で演奏会を行い、名誉市民でありますやなせたかしさんにゆかりのある曲を演奏することには意義があると思っております。今まで合同でMIARE!でのコンサートを開催したことはございませんので、課題は多くあろうかと思いますが、そういったコンサートの運営が可能か、中学校の吹奏楽部の関係者と協議をいたしたいと考えております。
○議長(岩松永治) 土居恒夫議員。
○16番(土居恒夫) ぜひとも前向きに、これは大変有意義なものだと思いますので、子供たちの発表の場として、そして市民が平和とか愛を考える、勇気を考えるようなコンサートにしていただき、市民が楽しめるような催しをお願いしたいと思います。子供たちは一生懸命演奏してます。大人は暑いのでビールを飲みたいと、その中で非常に矛盾をした点も見受けられますので、子供たちは演奏は演奏会場としてちゃんとしたところで演奏するということも一つのものではないかと思いまして、この提案をさせていただきました。ぜひともよろしくお願いいたします。
 次、2項目めに歯周病対策の質問をさせていただきます。
 歯周病の怖さを改めて述べる必要がないかもしれませんが、歯周病を含めた口腔ケアに対する意識が低いのではないかと思い、質問をさせていただきました。
 歯の健康と全身の健康は非常に関連性があります。特に、歯周病は万病の元と言われています。科学的にも糖尿病や心筋梗塞などとの関連性が認められていますし、適切な歯科治療を受けている方は、定期的にスポーツをしている人に近い程度まで健康寿命が延びることも報告されています。また、歯周病の原因菌が血管内に入り込むことにより、神経細胞がダメージを受け、記憶障害が起こり、認知症を悪化させるという結果が、マウスを使った実験で分かっています。歯の健康が認知症のリスクに影響を与えて、歯を失うことで認知症のリスクが最大で1.9倍になるという報告も出ております。
 そこで、本市の歯周病の受診率をお聞きいたします。
○議長(岩松永治) 保健福祉センター所長。
○保健福祉センター所長兼こども家庭センター所長(藤宗 歩) 保健福祉センターで行っている6月と11月の無料歯科健診及び年6回の総合健診での歯科健診での受診率は、令和5年度は40歳以上の方が1.1%となっています。個人で受診されている受診率については把握できておりません。また、妊娠中は歯周病になりやすいため、無料で行っている妊婦歯科健診では受診率が高くなり、毎年35%から40%程度となっています。以上です。
○議長(岩松永治) 土居恒夫議員。
○16番(土居恒夫) ありがとうございます。そうなんです。この数字をもらってびっくりしておりましたけども、40歳以上の方が1.1%の受診率ということで、ほかに多分かかりつけの歯医者さんとか、そういうところでやられてるとは思いますけども、さらに40、50、60、70、行くか分かりませんが、そのあたりまでやはり受診勧告をしていただく、あるいは個人でもいいですから、歯周病のいわゆる受診を特定でもいいですけども、個人でもいいですけども、やっていただくような周知をしていただきたいと思います。そして、この初期の段階では、生活習慣や定期的な歯科健診なども予防として重要だと思います。それらも含めまして、歯周病予防としてほかにどのような取組をされているかお聞かせください。
○議長(岩松永治) 保健福祉センター所長。
○保健福祉センター所長兼こども家庭センター所長(藤宗 歩) 先ほども申しましたが、6月と11月には市内の歯科医療機関に申込みをして受診できる無料歯科健診と、妊婦の方には母子手帳交付時に市内医療機関で無料で受診できる妊婦歯科健診受診券をお渡ししています。また、毎年秋にスポーツセンターで行っている健康きらりフェアでは、口腔ケアのコーナーを設け、歯科衛生士による歯科保健指導を行っています。以上です。
○議長(岩松永治) 土居恒夫議員。
○16番(土居恒夫) ありがとうございます。歯周病は初期の段階では自覚症状もなく進行することも多く、歯周病が進行すると歯肉が腫れたり痛みが出たりなどして、初めて歯周病に気づくことになります。しかし、歯周病と気づくほどの自覚症状が出たときには、もう手後れになっていることも多いようですので、啓発には余念のないように取り組んでもらいたいと思います。
 そこで、歯周病を増悪する危険因子の一つとしてストレスが取り上げられています。人はストレスに侵されると唾液の分泌が減少したり、食事も忙しさで必要な栄養が取れなかったり、歯磨きも不規則になったりして歯磨きをしなかったり、習慣に影響が出て歯周病の原因菌が増加しやすくなるということです。食いしばりや歯ぎしりもストレスが原因で起こると言われています。
 そこで、ストレスが多いと思われる職場で働いている方などに歯周病健診をさらに進めることも大切だと思いますが、いかがでしょうか。
○議長(岩松永治) 保健福祉センター所長。
○保健福祉センター所長兼こども家庭センター所長(藤宗 歩) 2025年には国民皆歯科健診制度が開始されます。企業の健康診断や人間ドックでの受診が必須となりますので、ホームページやチラシ等で呼びかけていきたいと思います。以上です。
○議長(岩松永治) 土居恒夫議員。
○16番(土居恒夫) 来年度に国民皆歯科健診制度が始まるということでございますので、国の動向も見ながら、さらに歯周病対策に余念のないように取り組んでいただきたいと思います。歯周病は歯を支える骨が溶けてしまうという大変恐ろしい病気です。抜歯原因である虫歯より歯周病による抜歯が多いということです。口の衰えは体の衰えにつながります。全身の健康のために、歯周病健診強化に努めていただくようお願いしまして、この質問を終わらさせてもらいます。
 3項目めに、教育関連の質問に入ります。
 1点目は、少し私も勘違いしているところはありますけども、一応質問をさせていただきましたので、改めて問いたいと思います。
 小学校の校庭を開放してできないかということにつきましてお聞きします。
 まず、本市の公園状況についてですが、管理をしている公園内でキャッチボールやサッカーボールの遊びができる公園はどれぐらい存在していますでしょうか。
○議長(岩松永治) 都市整備課長。
○都市整備課長(篠原正一) 本市におきましては、小さなお子さんなどにボールが当たってけがをすることがないように、公園内でのボール遊びは原則禁止としております。ただし、吾岡山文化の森公園内のサッカー場東側にある芝生の憩いの広場内においては、ボール遊びは禁止しておりません。また、バスケットボールゴールを設置しております十市水分物流公園につきましても、同様にボール遊びの禁止をいたしておりません。以上です。
○議長(岩松永治) 土居恒夫議員。
○16番(土居恒夫) ありがとうございます。そういうことなんですね。吾岡山公園であるとか、水分の物流団地内のところであるとか、本当に子供たちがいつも暮らしているそばにある公園、身近な公園ではボール遊びはできないということになっているようです。子供たち、最近の家も門扉っちゅうか塀ですか、塀がなかったり、そういうところが多いんで、公園でやってるとそのまま野球ボールが飛んできたり、サッカーボールが飛んできたりということも、どうも遊んだらいけないという原因になってると思います。
 そこで、少し子供たちが自由にボール遊びができるような、みんなの校庭プロジェクトという取組がありますので、ちょっと御紹介させていただきたいと思います。この事業の趣旨は、都市化が進む本市においても自由に遊べる空間を広げ、子供たちが本来持っている、外でボール遊びを思い切りしてみたいという欲求など、子供のやりたいを実現する取組であります。豊中市では、ずばり校庭で遊ぼうという取組、豊中のほうはいわゆる事業としまして、ほかにも全国各地にたくさんの事業があって、この今紹介しました豊中のほうでは、民間の事業者が運営を行っているようで、校庭の開放に取り組んでおるようです。ほかにもいろんな事例がありますけども、ここで本市もこのような校庭の開放に取り組んでみられたらどうかと思いますけども、そこでお聞きいたします。
○議長(岩松永治) 教育次長。
○参事兼教育次長兼学校教育課長(溝渕浩芳) 小学校に放課後や休日に児童が校庭を利用することについて確認いたしましたところ、放課後は開放時間帯に少し差はありますが、帰りの会から最終下校時間までとなっており、児童が自由に遊べるようにしている学校がほとんどでございます。遊んでいる児童数は平均5人から6人程度で、保護者の迎えまでの間遊んでいる児童もいると聞いております。多くの児童が学童あるいは下校しているようで、その後の時間帯は社会体育などに解放をしております。休日につきましても、学校は校庭の使用を禁止はしておりません。理由としましては、ボールを使うことや思いっ切り走り回ることのできる公園などの施設が近隣にないというためでございます。ただし、休日や最終下校時間以降は学校の管理下ではないため、十分注意して使用していただくことになりますので、学校に用のない場合は学校に来ないようにと児童に指導している学校もございます。
○議長(岩松永治) 土居恒夫議員。
○16番(土居恒夫) ありがとうございます。私が聞いた学校はどうもやってないような気もしますので、そこはやってる学校、やってない学校というのが差がないようなことで、また改めて要望しておきたいと思います。けど、校庭の開放には危機管理という問題もありますので、スポーツクラブに任せるとか保険とか、いろんな問題も出てくると思いますけども、やはり子供たちの身体運動、家に閉じ籠もってゲームで遊ぶより外で伸び伸びと運動させるようなことが大変大事だと思いますので、ひとつここはよろしくお願いいたしたいと思います。
 2点目につきまして、子ども議会でございます。またかよということかと思いますけども、改めましてここで子ども議会について質問をさせてもらいたいと思います。
 最近新聞を見てみますと、大変子ども議会を各地で行っておりますので、どうもそれを見るとじくじとした思いがします。以前、私の答弁をしていただきました教育長は、かなり前向きな発言をなさっていたかのように受け止めておりました。しかし、あれから随分と月日も流れまして、子ども議会の熱もすっかり冷めました。そこで、私の今までの質問が小学生も含めたというふうなことも言うたようなこともありますので、そこで角度を変えまして、今ドリームトークを市長がやられとると思いますけども、ドリームトークのいわゆる議会版みたいな、ドリームトークをここの本会議場でやってもらうということにつきまして、それでどうかなと思いまして、考えが浮かびましたので、市長とこの話しました。市長とそして教育長に、ぜひこのドリームトークを変えて、この本会議場でできないかと、子ども議会を。それについてお聞きしたいと思います。よろしくお願いします。
○議長(岩松永治) 教育長。
○教育長(竹内信人) 今年度のドリームトークも9月30日、北陵中学校を皮切りにスタートいたします。現在、各学校では、生徒会を中心に準備を進めているところですが、その中で今年の生徒からの質問、要望に、ドリームトークを4校合同で実施することはできないかという質問が出ているということをお聞きしております。子供の要望をかなえる形で、土居議員からもありましたように、議場で行うということでありましたら、子供たちにとっても主体的な取組として、また学校行事を増やすこともなく、移行ができるのではないかというふうに考えております。今年度のドリームトーク終了後、この事業の所管であります企画課とも協議をいたしまして進めてまいりたいというふうに思います。
○議長(岩松永治) 市長。
○市長(平山耕三) 今教育長からも御答弁申し上げたとおり、学校運営に支障がないということでありましたら、私としましては異存はないところでございまして、ドリームトークといわず、子ども議会をやればというように思うところです。以上です。
○議長(岩松永治) 土居恒夫議員。
○16番(土居恒夫) ありがとうございます。なかなか以心伝心みたいなもんで、4校で、そうか。4校で合同でできるという点があるからという利点を言うことをすっかり頭から抜けてました。確かにいいですね。ぜひ子供たちの主権者教育でございますので、議会を知っていただき、若い子供たちが議会ということ、あるいは市政につきまして関心を持っていただくことは大変重要だと思いますので、ぜひとも前向きというか、よろしくお願いしたいと思います。ありがとうございました。
 次に、MIARE!につきましてお聞きします。
 まず、ホール以外の使用料につきましてここでお聞きしたいと思います。
 使用料ですけども、使用料のメニューの中には、会議室、サロンとかいろいろ入ってます。ここで私が一番気になりましたのは、後もちょっと関連するんですけども、ホワイエとか、そういう展示をする場所、ホワイエは本来、後でも言いますけども、無料であるということが私の本来の考え方なんですけども、料金をいただく、使用料をいただくとなりましても、ホワイエの場合、時間貸しというのは大変おかしなシステムじゃないかと。例えば展示作品をグループが展示をするときに、絵を1枚、2枚かけるときに、1時間でかけて1時間200円とか、そういう作業はできないんですよね。作業するにはある程度半日で500円でも何百円でもいいですけども、半日縛りでやっていただかないと、なかなか1枚、2枚かけて、はい、2時間とか、そういうふうな縛りができないと思いますけども、この料金設定につきまして変更するお考えがないかお伺いします。
○議長(岩松永治) 生涯学習課長。
○生涯学習課長(前田康喜) 使用料につきましては、近隣市町村の文化施設の料金等を参考に、他市町村よりも安い料金設定としております。また、ホワイエを短時間だけ借りる方は少ないとは思いますが、午前、午後、終日のような選択肢にするよりは、実際に使った時間だけの使用料を御負担いただいたほうが利用者の納得もいただけると考えております。
○議長(岩松永治) 土居恒夫議員。
○16番(土居恒夫) いや、利用者の立場から納得がいかないから聞いてるわけですけども、実際、例えば課長が自分の絵をかけるとして、じゃあ1時間でかけれなかったから1時間5分かかった、5分の使用料も取られるという、何かその時間が非常に縛りがおかしいと。近隣市町村とか言いますけども、ほかの県とかほかのところがそういうふうな貸し方をしてないところも多数あります。半日とかそういう。できたらそういうふうな縛りで、使い勝手のいいように、時間貸しじゃなくて、そういうふうな余裕を持った使用料の設定につきまして、ぜひとも検討の余地がありましたらお願いしたいと思います。
 そこで、ホワイエのことですが、ホワイエというのは通路、ロビーとかというふうなことでございますけども、MIARE!の場合のいわゆるホールの分の待合というふうなものじゃどうもないんじゃないかと、大変狭いし、言えばそういう何か広々としたロビーのようなものじゃないですから、ホワイエはぜひとも市民開放でせめて無料にしてあげたらどうかと、例えば美術館の回廊、あるいはかるぽーとの廊下側はたしか無料のはずですけども、そこも調べて、かまんかったらぜひとも市民開放でいつでも使えるようにしてあげたら、料金の問題も発生しないで、市民が、借りたい人があこへ壁面へ飾ると、そういうことを私は考えるんですけども、課長の答弁をお願いします。
○議長(岩松永治) 生涯学習課長。
○生涯学習課長(前田康喜) 一般的に、ホワイエはホールの入り口から観覧席までの通路であり、開演前や休憩時間における社交の場、また公演に関連した物品の販売などに利用されるスペースとして、ホールと一体的に使われることが一般的であると思います。それに対しまして、MIARE!のホワイエは、そのような機能に加えて、ホワイエのみを独立して使用することを可能とした空間としております。物品の販売等ができるスペースとして貸出しも行っており、市民の皆様にとって多様な使い方の選択ができる貸しスペースになっているのではないかと考えております。必要な方がそれぞれの用途のために使える空間であり、受益者負担の原則から使用料の負担を求めておりますので、御理解、御協力をお願いしたいと思います。
○議長(岩松永治) 土居恒夫議員。
○16番(土居恒夫) ありがとうございます。本来わざわざホワイエを借りてやらなくても、ほかにMIARE!の中に、交流センターの中にそういうちょっとした展示室でもあれば、ホワイエでやらなくてもちゃんとした貸しギャラリー的なものがあれば問題なかったと思いますけども、そういうことも根底にはあると思います。これをいつまでたっても言うてもいかんと思いますけども、そこは無料も含め、あるいは金額の設定も含め、考えていただきたいと思ってこれは終わりますけども、関連しまして、今度はホワイエとか、あの通路側にある、名前はカタログラックでいいんですか、ラックの位置の移動をお願いしたいと思います。なぜなら、今設置しているカタログラックの上にはピクチャーレールがちゃんとあるわけです。ところが、そのラックがあるためにピクチャーレールを使えない、展示しようとしても使えないような状態になってるんです。
 そこで、前からちょっと言うておりましたけども、本当になかなか前に進みませんので、改めてこの議会で質問をしまして、改善をしていただきたいと思いまして、この問題を取り上げさせていただきました。せっかくピクチャーレールも今全然使えない状況になっております。そのピクチャーレールも使えるように、今あるカタログラックをもうちょっと目立つ、僕は思うには、もう正面の入り口の前でも、全然あそこの利用価値はないんで、カタログラック置いても全然おかしくないことであります。設計事務所とも話していただいて、ぜひともこの移動について考えておりますけども、ここのお考えをお聞きしたいと思います。
○議長(岩松永治) 生涯学習課長。
○生涯学習課長(前田康喜) 議員の御指摘のとおり、パンフレットの陳列棚の位置はホワイエでの作品展示に支障があり、来館者の目に触れにくい場所にあると認識しております。より適切な場所に設けることができないか、費用面も含めまして可能な手法について引き続き研究をしているところでございます。
○議長(岩松永治) 土居恒夫議員。
○16番(土居恒夫) 研究はいいですけども、本当、とにかく移動するようにできるだけ見積りも取って、費用も要ると思いますけども、ぜひともやっていただきたいと思います。来年には成人の部の市展が初めてMIARE!でやることになっております。市民も期待しておると思いますので、せっかくの初めての試みでございますので、展示者はじめ、来場される方々も心地よい気持ちで展示というか、いわゆる来場していただいて鑑賞できるような環境を整えていただくように、ぜひともよろしくお願いいたします。
 そして最後に、今度は令和5年度の南国市一般会計の特別会計決算審査意見書による監査委員の総括の中にMIARE!につきまして書かれておりますので、ちょっとここで御紹介したいと思います。
 昨日も山中議員からもちょっと言われておりましたけども、次のように書いておりますので、少し読んでみます。
 令和4年度から運用開始された地域交流センターMIARE!については、ホール部門の稼働率が令和5年度実績で37%と低迷しており、十分活用されているとは言い難い状況にある。最終的な運営方法についてはいまだ検討中のようであるが、文化の拠点として市民の方々に積極的に活用いただくということが本来の目的である。本来の目的達成のために、あらゆる方策を御検討願いたいと大変厳しい御意見が書かれております。僕は以前より、事あるごとにこのホールの運用につきまして、本当に指定管理を専門の方に任せるべきではないかというて言ってきました。監査委員の意見も踏まえまして、今後どのような取組を考えておられるかお伺いします。
○議長(岩松永治) 生涯学習課長。
○生涯学習課長(前田康喜) 山中議員からの一般質問で市長が答弁しましたとおり、令和5年度は直営で管理運営を始めた2年目でありましたので、稼働率を上げることよりも施設の管理運営を安定させることに重点を置いておりました。本年度は、MIARE!をより広く知ってもらうこと、また自主文化事業の実施のための課題を把握するために、実証実験的に明和電機&海洋堂高知によるトークショー、クラシックコンサートや子供映画上演会等の自主事業も計画しております。これらを踏まえた上で、今後の管理運営の方向性を検討してまいりたいと考えております。
○議長(岩松永治) 土居恒夫議員。
○16番(土居恒夫) いつまでということはなかなか難しいんでしょうけども、なかなか自主文化事業だけでは難しいことだと思います。四万十市の例を挙げますと、「しまんとぴあ」は非常に活発に事業展開をしております。これは前にも言いましたけども、開館の既に1年前から指定管理者を決めてJRの中で宣伝したり、いろんなことで「しまんとぴあ」ということを宣伝もしながら取り組んでおりました。これに比べまして、MIARE!につきましてはなかなか遅々として進んでないようなことが現状であります。今後の反省に立ちまして、指定管理者というのは、市長も書いておられますけれども、いわゆる直営運営を始めて様子も見ながらということでございますけども、これ指定管理でやるも何も決めてないんですか、質問には書いてなかったですけど、聞きます。
○議長(岩松永治) 生涯学習課長。
○生涯学習課長(前田康喜) まだ運営方法については確定しておりませんので、これから検討してまいりたいと考えております。
○議長(岩松永治) 土居恒夫議員。
○16番(土居恒夫) これから、非常に便利な言葉ですけども、これから。これから検討、この前にも検討してないわけ、これから検討するんですか。
○議長(岩松永治) 生涯学習課長。
○生涯学習課長(前田康喜) 今までは管理の点について、管理が落ち着くように行っておりましたが、自主事業の運営方法について検討してまいりたいと考えております。
○議長(岩松永治) 土居恒夫議員。
○16番(土居恒夫) 課長は令和5年度の決算事務事業評価表で、MIARE!の今後につきましての方向性ということで、市民の生涯学習環境の充実だけではなく、世代を超えた交流を促すイベントや市民交流を行い、町の活性化につなげていきたいと考えておりますと書かれておりますので、なかなか言われませんけど、本市の中で全て言われているようなことを全部やろうとすれば、なかなか無理があることだと思います。早く指定管理も決めながら、方向性も完全に決めて前へ進んでいって、市民が本当に交流の場として、夏には夏季大学も行われるとか、そういうふうな市民楽しみのこともやっぱり待ってると思います。あるいはコンサートとか、やっぱりあると思いますので、ぜひともよろしくお願いいたします。
 最後、4問目に地元の課題につきまして質問をします。
 この拡張工事につきまして、部落長名で地元で出しておりますけども、なかなか改良工事が施工されるような気配もありません。地元から道路拡張改良の要望しても、二、三年、いや、それ以上待たなければいけないのが当たり前のようなことで、市民も熱も冷めてるような現状です。議会においても度々質問も出ておりますので、同じ質問になるかも分かりませんけども、その背景に何があるのかお聞きしたいと思います。
 この道路拡張、いわゆる狭隘道路、特に狭隘道路整備事業の年間予算がそもそも少ないのではないかと思いますが、この事業の年間予算は幾らでございますか。
○議長(岩松永治) 都市整備課長。
○都市整備課長(篠原正一) 狭隘道路整備等促進事業の年間予算につきまして、直近の5か年で申し上げますと、令和2年度が840万円、令和3年度、4年度、5年度の3か年につきましては、各年度2,160万円、そして令和6年度が5,500万円となっております。以上です。
○議長(岩松永治) 土居恒夫議員。
○16番(土居恒夫) ありがとうございます。年々御努力によりまして増えておりますけども、さてこの事業での要望箇所は何件ぐらいございますか。
○議長(岩松永治) 建設課長。
○建設課長(橋詰徳幸) 建設課で受付をした市道拡幅の地元要望のうち、狭隘道路整備等促進事業の対象となる要望件数は27件でございます。なお、計画的に事業を進めたいと考えております。以上です。
○議長(岩松永治) 土居恒夫議員。
○16番(土居恒夫) ありがとうございます。この狭隘道路の整備事業として27件で、1か所どれぐらいか分かりませんけど、先ほどの予算からいきますと、なかなか年数もかかるような気がぱっと思うのにします。そこで、県費の補助金申請枠を増やしたりして、市民の要望に速やかに応えるべきではないでしょうか。そして、県内全体額もさらに増額要望し、補助残の市費も増額して取り組んでいくべきではないでしょうか。そのことはお聞きしておきたいと思いますけども。それと、思うに技師の不足も背景にあるのではないかと思います。増員の方法や、あるいは測量の発注などの仕方も検討もいただきまして、都市整備課、建設課でうまく調整しながら、そして財政課もひとつお金も弾んじゃって、この狭隘道路整備事業、これ道路改良とはまた別ですんで、狭隘道路事業だけでこういう状態ですんで、本市の取り巻く道路環境は大変厳しいものがあると思います。度々道路のへこみで車が壊れたとかというような損害物件も起きておりますので、そんな状況を一日も早く、ないようなことを取り組んでいただきたいと思います。
 そして、この地元要望の中には、これは十市の分ですけども、いわゆるセットバックして塀がありまして、そのばちをとった塀を除去するのは建設課がやるけども、新たに塀を作り直すのは個人負担にしてくださいというふうなことも言われておるようですけども、これでも何か矛盾した話になると思います。十市だけじゃなくてほかの道路も、家の道路も引っかかるときに、そこの塀を、あんたんくの塀のけるき、この分が除去する、あとは塀を作ってやというて地主に言うていくと、ほな無償提供せんぞということも出てくるやもしれませんし、そんなことを、ブロック塀を新たに作り直すという、そのメニューがあるかどうか分かりませんけども、そういうことも含めまして、今後の宿題として、救急車やら消防車が通れないような道路を一日も早く直していただくよう要望して、この件を終わります。
 続きまして、浸水県道と言いましたけど、いわゆる冠水です。水がつかってという県道の要望について質問をしたいと思います。
 高知県の東土木事務所には失礼だと思いますが、浸水県道というて、県道栗山大津線をそういうふうに呼ばせてもらいました。なぜなら、度々降雨のときに通行止めになるからです。場所は十市保育園から300メートルぐらい緑ケ丘のほうへ西へ行った場所ですが、これ本当、ちょっとした大雨ですぐに冠水し、ガードマンが立って通行止めにします。そして、今回質問をしたのには、5月28日に発生しましたいわゆる線状降水帯による大雨で、十市川といいますか、あれは東沢川かな、が氾濫しまして、ここへ市道を通りかかって、間違ってこのところへ車が入って、このような一歩間違えれば大事故になるようなことも起きております。これも全て起因するのは、いわゆる冠水箇所からの排水が東沢川からずっと十市川と行って、東沢から南へゆるというところを通って南へ抜けて、それで排水してるわけですけども、その排水機能が悪いためにずっと水がつかって、大雨にはこういうふうになって、とうとうここまで水が来てというような状態になっております。この県道は十市保育所や、あるいは通学路にもなっておりますので、そして及ぼす影響は、いわゆる農免西南道路にも影響しまして、水が冠水しております、道路が。今後この冠水対策につきましてどのように取り組んでいただけるかお答えください。
○議長(岩松永治) 建設課長。
○建設課長(橋詰徳幸) 令和6年9月6日に高知県中央東土木事務所に参りまして、県道栗山大津線の冠水についてお話を伺いましたところ、ゲリラ豪雨や線状降水帯等が近年頻繁に発生していることが県道が冠水している要因ではないかとお聞きしました。
○議長(岩松永治) 土居恒夫議員。
○16番(土居恒夫) いやいや、それはそうですけども、水がはければそこまで行かないわけですよね。だから、そこのあたりの考え方というのは、東土木事務所には聞いておられませんか。
○議長(岩松永治) 建設課長。
○建設課長(橋詰徳幸) そこら辺は詳しく中央東土木事務所のほうはおっしゃっていませんでした。以上でございます。
○議長(岩松永治) 土居恒夫議員。
○16番(土居恒夫) この件につきましては、私議員になりたてのときに東土木事務所に行って話もしておりまして、測量もしておるはずです。いわゆる東沢からゆるというところの位置が高くて、今の十市保育所から300メーターぐらい行った水が発生してるところから比べますと、水面が高いということで、水はけが悪いというようなことも測量もあると思いますので、それも含めまして、ポンプで強制的に水を抜くとかも含めまして、ぜひとも重大な事故にならないように、今後ますます雨は強くなると思います。東土木と連絡を密に取っていただきまして、早急、なかなか予算もかかることはありますけども、対応をよろしくお願いしたいと思います。
 最後の質問で、避難道路につきましてお聞きします。
 このことは、十市に住んでいるおじいちゃんに、小学校の夏休みの宿題で避難道路のことについて勉強したいということで、おじいちゃんに避難道路、避難所へ行こうということで聞いたことからです。事の起こりはそういうことです。そのおじいさんが、孫が言うので防災リュックを背負って避難場所である十市の峰寺のところへ行こうとしたそうです。ところが、お孫さんが、おじいちゃん、この木危のうないと、非常に根もむき出しになっておりまして、結構な大きな木が何本かあります。この道路は札所でありますので、大きな大型観光バスやそのような通行も非常に多いです。そして、この前の南海臨時地震のときのその前の津波避難が出たときには、車で県外の方も含めまして、数台峰寺まで上がってきたそうですので、やはり地域以外の方もあの辺通りかかられた方なんかも、峰寺のほうへ上がるようなことも想定されます。
 そこで、その避難路であります十市峰寺の道路脇の道路の危険性の除去につきましてお聞きしたいと思います。
○議長(岩松永治) 危機管理課長。
○危機管理課長(野村 学) 避難路や高台の緊急避難場所、津波避難タワー等につきましては、整備後の日常的な管理、例えば草刈りや簡易な清掃などにつきましては、地元の自主防災組織等にお願いしているところです。一方、施設の修繕や避難場所、避難路の維持のために工事が必要になった場合などにつきましては、市として対応を行っているところです。今回お尋ねの箇所につきましては、状況を確認し、適切に対応してまいります。以上です。
○議長(岩松永治) 土居恒夫議員。
○16番(土居恒夫) ぜひともそこだけじゃないと思いますけども、そのほかにもいっぱいあると思いますけども、大変忙しい中、勝手なこと言いますけども、何とぞよろしくお願いいたします。
 これで質問を終わりたいと思います。いろいろ御丁寧に答弁いただきましてありがとうございました。

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