議会議事録
検索結果 » 令和6年 第435回市議会定例会(開催日:2024/06/14) »
一般質問3日目(福田佐和子)
質問者:福田佐和子
答弁者:市長、教育長、関係課長
○議長(岩松永治) 20番福田佐和子議員。
〔20番 福田佐和子議員発言席〕
○20番(福田佐和子) 福田でございます。通告順に従いましてお尋ねをいたします。
まず1点目は、地方自治法改正について。
既に答弁もありましたけれども、地方自治法に基づき、市民の命と平和、暮らしを守るという市の責任が問われている問題でもありますので、改めてお尋ねをしたいと思います。市の受け止めをお聞きをいたします。
○議長(岩松永治) 市長。
○市長(平山耕三) 今回、地方自治法改正につきましては成立したということでございまして、今西議員の御質問にも答弁させていただいたところでもございますが、現在の地方自治は2000年に施行された地方分権一括法により、国と地方の関係は対等協力となったところでございます。その中で地方は自主性、自立性を持って各地域特有の課題解決のため、創意工夫を行いながら、地方創生に取り組んできたところであります。そのような中、今回の地方自治法改正につきましては、国の指示権を創設するものでありまして、今までの地方分権の流れの中で自治体から意見を求めることを努力義務とし、国会への事後報告が義務づけられたにしましても、閣議決定のみでも指示ができるという可能性があり、不安感を感じることは否めないというところでございます。
今回の法改正は、コロナ禍への対応という事実を踏まえた法改正であるということでありますが、今回の法改正が憲法に規定されています地方自治の本旨や、今までの地方分権の流れが変わるものではあってはならないと思っております。やはり地方の意見をしっかりと聞いていただきたいというように思うところです。以上です。
○議長(岩松永治) 福田佐和子議員。
○20番(福田佐和子) 今の市長の立場ではなかなか答弁しにくい問題だったと思いますが、先ほどの答弁は本当に市民の皆さんの立場で進めていくということを受け止めたいと思います。これからはいろいろ具体的な問題も出てくると思いますので、ぜひほかの市町村と一緒になって、撤回を要求することを求めておきたいと思います。よろしくお願いをいたします。
南国市は、厳しい財政の中でも市民の皆さんの暮らしを守る、そのために様々な工夫と努力をされて今日まで来ました。安定した財政を実現をするためにも、担当課をはじめ市長、それぞれの担当課、御苦労されたことは理解をしております。ぜひそのことをこれからも続けていただきたいと思います。残念ながら先送りになっていることもありますけれども、これ以上、国の都合で地方自治が制限されたり、あるいはまた市民の望まないことを強制されるのではない、そんな地方自治体を実現をしていただきたいと思いますので、ぜひよろしくお願いをいたします。
2007年に策定をされ、2010年に変更された国民保護計画というのがあります。これは、もしかのときにどういう対応をするかということなんですが、なかなかこの中には様々な物資が、なくなったらどうするか、あるいはこんなことも書かれております。安定ヨウ素剤、天然痘ワクチン、化学防護服、あるいは放射線測定装置という資材が要るということも附則に書かれておりまして、なかなか大変な中身になっているわけですが、やはり南国市の責任は、果たすべき役割は、南国市の市民の皆さんを守るということですから、先ほどの答弁もいただきましたが、引き続き市民の皆さんの命と暮らしを守るという立場に立っていただきたいと、これは要望しておきたいと思います。
今の国政を見ていると、先ほど申し上げましたような中身、本当に怖い思いがいたします。武力で平和は実現をいたしません。ぜひそのことも確認をしていただいて、南国市全体で頑張っていただきたいと思います。当時の市長にこのことを質問いたしますと、何ともないときにいろいろ議論したらいいと言われましたけれども、やっぱりそのときに出てきた話は、やはりこうして生き返ってくるということがよく分かりました。そのことをきっちりと見定めながら、南国市政を続けていくべきだというふうに思いますので、よろしくお願いをいたします。
これまで地方自治の在り方まで国が変えることは許さないという立場で来ましたけれども、国は国民の命と暮らしを守ることが仕事のはずです。地方にはそれぞれの市民の願いがあり、それを実現できるように援助するのが国政の役割ではないかと私はずっと思ってまいりました。国民の幸せを守るためには、武器ではなく対話で平和を守る、そのことに力を入れていただきたいと思います。私はそれぞれの市町村の人々と暮らしにきちんと結びついている地方のこの南国市政を信じています。何でも国の言いなりはやめ、市民と一緒に住んでよかったと思っていただける南国市にするために奮闘すべきだと思いますが、改めて一言いただければありがたいです。
○議長(岩松永治) 市長。
○市長(平山耕三) もちろん住民の皆様の安心・安全な暮らしを守っていくっていうことは、市として当然のことでございまして、そのためには何をしていくかということは、そのたびごとに考えてもまいります。まずは命と暮らしと申しましたが、そのとおりでございまして、それをまず守るために努力してまいりたいと思います。以上です。
○議長(岩松永治) 福田佐和子議員。
○20番(福田佐和子) 市長の前向きな答弁をいただきましたので、1問は終わりたいと思います。
次に、2点目は災害対策についてお聞きをいたします。
これまでも質問が出されておりますけれども、まず防災計画の見直しが先日されました。このことは市政報告で述べられております。この見直しをされた計画を市民全体のものにするべきだと思いますが、その予定はありますでしょうか。
○議長(岩松永治) 危機管理課長。
○危機管理課長(野村 学) 令和4年度から5年度にかけて南国市地域防災計画の全面改定を行いました。今回の改定では、分かりやすさと実効性を追求した計画づくり及び行政、市民の災害対応力を高める計画づくりを基本としております。計画には、行政だけではなく、住民、家庭、自主防災組織として取り組んでいただきたいことや、発災時の対応行動についても記載をしております。改定版南国市地域防災計画について広く広報し、住民の方々にも活用いただけるよう進めてまいります。以上です。
○議長(岩松永治) 福田佐和子議員。
○20番(福田佐和子) 市町村だけでは対応は難しいと思います、この南国市だけでは。県と国の責任も大事になってきますし、県と国の責任、これは今明らかになっておりますか。先日の1月の能登半島沖地震の際も、なかなか市町村だけでは賄い切れない、とても住民の願いに応えられないという声が聞こえておりますけれども、国と県の責任、これは今の段階で明らかになっているのか、お聞きします。
○議長(岩松永治) 危機管理課長。
○危機管理課長(野村 学) 災害発生時の国、都道府県、市町村の責務につきましては、災害対策基本法に定められております。特に大規模災害発生時には、市として国、県と連携して災害対応に当たることが肝要であります。災害発生時に国、県、市が三すくみとならないよう、平時から各機関の役割と責務を十分に認識して、また訓練等を通じて連携が図れるように取り組んでまいります。以上です。
○議長(岩松永治) 福田佐和子議員。
○20番(福田佐和子) それは、その支援があれば南国市は対応できるという状況でしょうか。
○議長(岩松永治) 危機管理課長。
○危機管理課長(野村 学) 災害救助法が適用されるような大規模災害の場合には、救助の主体は都道府県ということになりますけれども、その都道府県と連携して、国、また基礎自治体であります市町村が災害対応に当たることとなっております。そのための準備を今現在進めているというところになります。以上です。
○議長(岩松永治) 福田佐和子議員。
○20番(福田佐和子) 前回の質問で女性の参画について質問をしておりましたが、その後、防災対策会議に女性の委員さんが入られたのか、お聞きをいたします。
○議長(岩松永治) 危機管理課長。
○危機管理課長(野村 学) 女性の参画につきまして、防災会議への女性の委員の委嘱ということですけれども、今現在、前回の議会以降、まだ委嘱はされておりません。ただし、南国市防災会議条例では、女性の視点から減災、復興について提言ができるものを委員として委嘱することができることとなっております。この枠組みで委員として御意見いただくことにより、本市の防災行政に女性の視点を反映させることが可能となります。次回の防災会議委員の委嘱のタイミングに合わせまして、女性委員の委嘱について検討してまいります。以上です。
○議長(岩松永治) 福田佐和子議員。
○20番(福田佐和子) ぜひ女性を入れていただきたい。前回も申し上げましたが、女性それぞれの団体の代表ではなくて、子供や高齢者、障害のある皆さんのそばで、そういう人たちの困り感をよく分かっている人、そういう人を入れていただきたいと思いますので、これは強く要望しておきたいと思います。市長にも要望しておきたいと思いますので、よろしくお願いをいたします。なかなか先ほどの答弁では難しいというふうに思いますけれども、とても大事なことですし、命のかかっていることなので、ぜひ実行していただきたいと思います。なかなか会議に出席ができないという方もおいでになるかもしれません。その人たちには御意見を寄せていただくだとか、具体的な提案をしていただく、そういうこともできると思いますので、幅広くそういう人たちの声を入れていただかないと、本当に困る状況になりますので、よろしくお願いをいたします。防災はそれで、あと個別にはまたお願いに行くかもしれませんが、防災は終わります。
次に、子育て支援策について伺います。
JA高知病院の産科については、前田議員のほうから質問がありました。随分前から人口減と言いながら、国も県も対策を取らず、その結果が今回の事態だというふうに思います。
以前、子供さんをこれから出産しようとしているお母さんたち何人かとお話をしたことがありました。そのときはまだ市内にも産婦人科、個人の産科があり、農協病院も稼働しておりました。ただ、お里へ帰って出産されるという方もおいでになりましたけれども、やはりこの南国市に来て、南国市で出産をしたい、そういう方の声のほうが多かったように思います。
今回お医者さんの体力や、それから両方を掛け持ちでやっていく、それとても大変なことだと思います。そのことはやはり人も増やし、人件費も増やすということでしか解決はできないと思います。南国市が人口を増やしたい、もっと元気な南国市にしたいと思われるのであれば、市も努力をし、そして国、県にも対して声を上げていくことが大事だと思いますが、これからできると思われる、今の段階で、国、県に対して対応するのかどうか、お聞きをいたします。
○議長(岩松永治) 市長。
○市長(平山耕三) 国のほうもこの地域の医療を守るということで、医療制度の中で地域枠等をつくって対応していこうと、ずっと取り組んできたところでございます。その中で今回産科の医師は全国的に不足しているという状況もあって、さらなる取組をお願いしたいと望むところでもございます。そういったことを言うのであれば、やはり市長会を通じて言っていくということになろうと思います。以上です。
○議長(岩松永治) 福田佐和子議員。
○20番(福田佐和子) ありがとうございました。
次に、「こども誰でも通園制度」についてお聞きをいたします。
子供は荷物ではありません。預け場所があるので連れていくと、そこが預かってくれて、お母さんが迎えに来たらお渡しをするというものではありません。何でこういう発想になるのかよく分からないんですが、今の保育制度の中で足りていないのは、やはりゼロ歳児から保育をする体制が整っていないことと、それからとても先生方は大変なんで、同じ思いをしているのは子供がとにかくかわいいです。そのために頑張ることができている、そうしたことも話を聞くことができました。今回も同じようにそういうことになるのかと思いますけれども、保育士さんの良心だけに頼っていいのかどうかです。南国市の大切な子供たちを育てることについて、私は今回の制度の改悪は問題だと思いますし、南国市には身近にその子供たちがいるわけですから、大切にしてほしいと思いますが、今回通告をしてありますのは、国においては子供通園制度の実施が示され、現在、試しに事業が進められていますが、「こども誰でも通園制度」の問題点をお聞きをして、それを子供の目線で変えることができるのかということをお聞きをしたいと思います。まずは、この通園制度に対する答弁をいただきたいと思います。
○議長(岩松永治) 子育て支援課長。
○子育て支援課長(長野洋高) 国において示されております「こども誰でも通園制度」につきましては、これまでの保育給付とは別の保育要件を満たさなくても利用できる、新たな給付制度としての実施を目指し、現在、試行的な事業が行われているところです。
本制度は、子供が家庭とは異なる経験や家族以外の人と関わる機会となり、物や人への興味が広がるとともに、成長発達に資する豊かな経験を得ること、また保護者の負担軽減などが意義として考えられております。現在行われています試行的な事業では、対象となる子供をゼロ歳6か月から2歳の未就園児とし、月10時間を上限にするなどの基準で実施されていますが、本格的な実施についての内容は現在国において検討されており、具体的には示されていない状況です。
そういった状況の中で想定される問題点ということにはなりますが、現在、保育士不足の状況がある中、本事業に携わる人員の確保が難しいのではないか、また通常保育の子供に比べて利用時間が少ないということで、子供たちがこの制度に慣れるのが難しかったり、時間がかかったりということも考えられること、それに伴いまして保育士と職員の負担感が増えるのではないかといったことなども考えられます。施設面におきましては、本制度を実施するに当たり、既存施設のスペースで実施ができるのかなどのことが課題となるのではないかと考えております。
○議長(岩松永治) 福田佐和子議員。
○20番(福田佐和子) 国の方向はそれでよく分かりました。
ただ、南国市市政は南国市の子供たちを守る責任がありますので、ぜひその立場を手放さず、必ず子供たちを守るという立場に立ち切っていただきたいと思いますので、引き続き子供の立場で考える保育所運営、これを考えていただきたいと思いますので、これは強く要望して終わりたいと思います。
次に、いじめ防止対策と不登校の状況についてお尋ねをいたします。
香長中学校の生徒さんの自死以降の具体的な取組について、不登校の状況といじめの問題も含め、お聞きをいたします。
○議長(岩松永治) 教育次長。
○参事兼教育次長兼学校教育課長(溝渕浩芳) 南国市では、平成28年12月から夏と冬の2回、4日に分けて南国市ゲートキーパー育成研修を行っております。子供たちに関わる全ての教職員、関係者に声をかけ、児童生徒の自殺予防対策に取り組んでおります。令和5年度までで延べ860人が受講しております。また、昨年度からは、より専門的な講座も実施しております。
不登校対応でございますが、不登校となった児童生徒の担任は家庭訪問等で本人や保護者と話をし、校内支援会などで支援の手だてを検討しております。支援会では、担任、学級主任、養護教諭、管理職、スクールカウンセラーやスクールソーシャルワーカーなどが連携を取りながら、支援策を検討し、児童生徒への支援をチームで継続的に行っております。また、登校ができたが教室に入りづらい児童生徒の居場所として、市内4中学校に校内サポートルームを設置し、不登校学習支援員を配置しております。また、北陵中学校と岡豊小学校は、不登校支援推進プロジェクト事業を受けて、不登校担当教員が加配もされております。学習面のサポートといたしましては、オンラインにより自宅やサポートルームでも学校の教室とつながることができる環境も整えております。
○議長(岩松永治) 福田佐和子議員。
○20番(福田佐和子) 今の答弁の中では、現在は問題がないというふうに受け止めていいんでしょうか、お聞きします。
○議長(岩松永治) 教育次長。
○参事兼教育次長兼学校教育課長(溝渕浩芳) 教育委員会といたしましても、考えられる対応をしております。以上です。
○議長(岩松永治) 福田佐和子議員。
○20番(福田佐和子) ないということですね。
○議長(岩松永治) 教育長。
○教育長(竹内信人) 対応は、不登校に対しても、それからいじめ対応にいたしましても、考えられるべきことは順に行っているつもりなんですが、実際に不登校の数は、以前紹介もさせていただきましたが、減るような状況にはないということで、まだまだやれることはあるんではないかというふうには思っております。
○議長(岩松永治) 福田佐和子議員。
○20番(福田佐和子) 現在ではいじめはないというふうに受け止めてよろしいですね。
○議長(岩松永治) 教育長。
○教育長(竹内信人) いじめの認知にいたしましても、ちょっと今手元に数はございませんが、すごく増えております。できるだけ早いうちに認知をして、早期な対応をしていこうと現在しておるところでございます。
○議長(岩松永治) 福田佐和子議員。
○20番(福田佐和子) 現行では、まだまだそういう実態があるということですね。これは教育委員会だけの責任ではなくて、私たちも本当に前回のことについてはつらい思いをお互いにしたわけですけれども、誰もが子供を無事に豊かに育てたいというのは、これは全ての皆さんの思いだと思いますので、ぜひ引き続き前回のことを教訓にして、誰も傷つかない、決して子供を傷つけることがないような教育行政をしていただきたいと思います。
これまでも度々教育長には質問もさせていただきましたが、今後は教育長という立場で南国市の子供たちの安全を守っていただきたい、このことを強く要望しておきたいと思います。一言決意をいただいたらありがたいです。
○議長(岩松永治) 教育長。
○教育長(竹内信人) 福田議員からもしょっちゅう議会で後押しをされているんですが、やはり私たち公教育に携わる者というのは、公教育の使命といたしまして寄り添わなければいけない子供たち、そこを核として対応してまいらねばならないと思っておりますので、なお御理解、御支援、よろしくお願いいたします。
○議長(岩松永治) 福田佐和子議員。
○20番(福田佐和子) ぜひ子供を守る立場で取組を進めていただきたいと思います。
教育行政では、もう一点通告をしてあります。
4月に入りますと、新入生が学校にわっと元気に入りました。それを迎える先生方も大変な思いをしながらでもうれしい悲鳴だったわけですけれども、大変この中で心配をされたのが1点だけあります。今回通告をしてありますが、例えば学校の2階の部分にフェンスは取り付けられないのだろうか、今の状況とそしてそのことが可能なのかどうか、お聞きをしたいと思います。
実はとても子供さんお元気で、ぱっと手を離したら、すぐになかなか一緒にということにはならないらしくて、その上、手が少ない。先生の数も担任だけだったりとかということで、前は支援員の方がおいでたんですが、今は支援員の方はどうなっているのでしょうか。現場の先生は、非常に何かどきどきをしながら日々過ごしている学校もあるようなので、これは1校だけの問題ではないので、全校をこれを機会に回っていただいて、安全性の確認をしていただきたいと思いますが、教育長にお聞きをいたします。
○議長(岩松永治) 教育長。
○教育長(竹内信人) バルコニーを設ける場合には、転落防止のために建築基準法に基づき、十分な高さと強度を持った擁壁や手すりを設置することが求められております。そういうことで一応の安全性は確認はしておるんですが、なお私たちも学校訪問を毎年して、先々週全ての学校を回ったわけですが、その際には学校教育課の職員、それぞれ担当の職員も一緒に回っておりますので、そこら辺、危険性がないのかどうかということについては見ております。なお、そういったお声があるようでしたら、また学校教育課のほうにその場所についておっしゃっていただけたら、速やかに対応していきたいというふうに思っております。
○議長(岩松永治) 福田佐和子議員。
○20番(福田佐和子) 以前は教育民生常任委員会のメンバーは教育委員さんと一緒に各学校を一緒に回らせていただいて、学校でいろいろ、いろいろ要求を聞いてくるので、それはなくなったんですが、そのせいだけじゃないかもしれませんが、そういうこともあって、地域全校を回るというのはなかなか難しいこともありまして、そういう声が出たときには即対応をしないと命がかかっているというふうに思いますので、ぜひ教育長は心配をしてくださりよるということが分かりましたので、各校、安全な学校になるように、よろしくお願いをしたいと思います。
すいません、いきなり呼ばれて何となしに。しっかりいきませんでしたが、間違いなくフェンスまで質問しておりますので、以上で質問を終わります。ありがとうございました。
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○議長(岩松永治) お諮りいたします。本日の会議はこの程度にとどめ、延会いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(岩松永治) 御異議なしと認めます。よって、さよう決しました。
明21日の議事日程は、一般質問であります。開議時刻は午前10時、本日はこれにて延会いたします。
お疲れさまでした。
午後0時2分 延会
答弁者:市長、教育長、関係課長
○議長(岩松永治) 20番福田佐和子議員。
〔20番 福田佐和子議員発言席〕
○20番(福田佐和子) 福田でございます。通告順に従いましてお尋ねをいたします。
まず1点目は、地方自治法改正について。
既に答弁もありましたけれども、地方自治法に基づき、市民の命と平和、暮らしを守るという市の責任が問われている問題でもありますので、改めてお尋ねをしたいと思います。市の受け止めをお聞きをいたします。
○議長(岩松永治) 市長。
○市長(平山耕三) 今回、地方自治法改正につきましては成立したということでございまして、今西議員の御質問にも答弁させていただいたところでもございますが、現在の地方自治は2000年に施行された地方分権一括法により、国と地方の関係は対等協力となったところでございます。その中で地方は自主性、自立性を持って各地域特有の課題解決のため、創意工夫を行いながら、地方創生に取り組んできたところであります。そのような中、今回の地方自治法改正につきましては、国の指示権を創設するものでありまして、今までの地方分権の流れの中で自治体から意見を求めることを努力義務とし、国会への事後報告が義務づけられたにしましても、閣議決定のみでも指示ができるという可能性があり、不安感を感じることは否めないというところでございます。
今回の法改正は、コロナ禍への対応という事実を踏まえた法改正であるということでありますが、今回の法改正が憲法に規定されています地方自治の本旨や、今までの地方分権の流れが変わるものではあってはならないと思っております。やはり地方の意見をしっかりと聞いていただきたいというように思うところです。以上です。
○議長(岩松永治) 福田佐和子議員。
○20番(福田佐和子) 今の市長の立場ではなかなか答弁しにくい問題だったと思いますが、先ほどの答弁は本当に市民の皆さんの立場で進めていくということを受け止めたいと思います。これからはいろいろ具体的な問題も出てくると思いますので、ぜひほかの市町村と一緒になって、撤回を要求することを求めておきたいと思います。よろしくお願いをいたします。
南国市は、厳しい財政の中でも市民の皆さんの暮らしを守る、そのために様々な工夫と努力をされて今日まで来ました。安定した財政を実現をするためにも、担当課をはじめ市長、それぞれの担当課、御苦労されたことは理解をしております。ぜひそのことをこれからも続けていただきたいと思います。残念ながら先送りになっていることもありますけれども、これ以上、国の都合で地方自治が制限されたり、あるいはまた市民の望まないことを強制されるのではない、そんな地方自治体を実現をしていただきたいと思いますので、ぜひよろしくお願いをいたします。
2007年に策定をされ、2010年に変更された国民保護計画というのがあります。これは、もしかのときにどういう対応をするかということなんですが、なかなかこの中には様々な物資が、なくなったらどうするか、あるいはこんなことも書かれております。安定ヨウ素剤、天然痘ワクチン、化学防護服、あるいは放射線測定装置という資材が要るということも附則に書かれておりまして、なかなか大変な中身になっているわけですが、やはり南国市の責任は、果たすべき役割は、南国市の市民の皆さんを守るということですから、先ほどの答弁もいただきましたが、引き続き市民の皆さんの命と暮らしを守るという立場に立っていただきたいと、これは要望しておきたいと思います。
今の国政を見ていると、先ほど申し上げましたような中身、本当に怖い思いがいたします。武力で平和は実現をいたしません。ぜひそのことも確認をしていただいて、南国市全体で頑張っていただきたいと思います。当時の市長にこのことを質問いたしますと、何ともないときにいろいろ議論したらいいと言われましたけれども、やっぱりそのときに出てきた話は、やはりこうして生き返ってくるということがよく分かりました。そのことをきっちりと見定めながら、南国市政を続けていくべきだというふうに思いますので、よろしくお願いをいたします。
これまで地方自治の在り方まで国が変えることは許さないという立場で来ましたけれども、国は国民の命と暮らしを守ることが仕事のはずです。地方にはそれぞれの市民の願いがあり、それを実現できるように援助するのが国政の役割ではないかと私はずっと思ってまいりました。国民の幸せを守るためには、武器ではなく対話で平和を守る、そのことに力を入れていただきたいと思います。私はそれぞれの市町村の人々と暮らしにきちんと結びついている地方のこの南国市政を信じています。何でも国の言いなりはやめ、市民と一緒に住んでよかったと思っていただける南国市にするために奮闘すべきだと思いますが、改めて一言いただければありがたいです。
○議長(岩松永治) 市長。
○市長(平山耕三) もちろん住民の皆様の安心・安全な暮らしを守っていくっていうことは、市として当然のことでございまして、そのためには何をしていくかということは、そのたびごとに考えてもまいります。まずは命と暮らしと申しましたが、そのとおりでございまして、それをまず守るために努力してまいりたいと思います。以上です。
○議長(岩松永治) 福田佐和子議員。
○20番(福田佐和子) 市長の前向きな答弁をいただきましたので、1問は終わりたいと思います。
次に、2点目は災害対策についてお聞きをいたします。
これまでも質問が出されておりますけれども、まず防災計画の見直しが先日されました。このことは市政報告で述べられております。この見直しをされた計画を市民全体のものにするべきだと思いますが、その予定はありますでしょうか。
○議長(岩松永治) 危機管理課長。
○危機管理課長(野村 学) 令和4年度から5年度にかけて南国市地域防災計画の全面改定を行いました。今回の改定では、分かりやすさと実効性を追求した計画づくり及び行政、市民の災害対応力を高める計画づくりを基本としております。計画には、行政だけではなく、住民、家庭、自主防災組織として取り組んでいただきたいことや、発災時の対応行動についても記載をしております。改定版南国市地域防災計画について広く広報し、住民の方々にも活用いただけるよう進めてまいります。以上です。
○議長(岩松永治) 福田佐和子議員。
○20番(福田佐和子) 市町村だけでは対応は難しいと思います、この南国市だけでは。県と国の責任も大事になってきますし、県と国の責任、これは今明らかになっておりますか。先日の1月の能登半島沖地震の際も、なかなか市町村だけでは賄い切れない、とても住民の願いに応えられないという声が聞こえておりますけれども、国と県の責任、これは今の段階で明らかになっているのか、お聞きします。
○議長(岩松永治) 危機管理課長。
○危機管理課長(野村 学) 災害発生時の国、都道府県、市町村の責務につきましては、災害対策基本法に定められております。特に大規模災害発生時には、市として国、県と連携して災害対応に当たることが肝要であります。災害発生時に国、県、市が三すくみとならないよう、平時から各機関の役割と責務を十分に認識して、また訓練等を通じて連携が図れるように取り組んでまいります。以上です。
○議長(岩松永治) 福田佐和子議員。
○20番(福田佐和子) それは、その支援があれば南国市は対応できるという状況でしょうか。
○議長(岩松永治) 危機管理課長。
○危機管理課長(野村 学) 災害救助法が適用されるような大規模災害の場合には、救助の主体は都道府県ということになりますけれども、その都道府県と連携して、国、また基礎自治体であります市町村が災害対応に当たることとなっております。そのための準備を今現在進めているというところになります。以上です。
○議長(岩松永治) 福田佐和子議員。
○20番(福田佐和子) 前回の質問で女性の参画について質問をしておりましたが、その後、防災対策会議に女性の委員さんが入られたのか、お聞きをいたします。
○議長(岩松永治) 危機管理課長。
○危機管理課長(野村 学) 女性の参画につきまして、防災会議への女性の委員の委嘱ということですけれども、今現在、前回の議会以降、まだ委嘱はされておりません。ただし、南国市防災会議条例では、女性の視点から減災、復興について提言ができるものを委員として委嘱することができることとなっております。この枠組みで委員として御意見いただくことにより、本市の防災行政に女性の視点を反映させることが可能となります。次回の防災会議委員の委嘱のタイミングに合わせまして、女性委員の委嘱について検討してまいります。以上です。
○議長(岩松永治) 福田佐和子議員。
○20番(福田佐和子) ぜひ女性を入れていただきたい。前回も申し上げましたが、女性それぞれの団体の代表ではなくて、子供や高齢者、障害のある皆さんのそばで、そういう人たちの困り感をよく分かっている人、そういう人を入れていただきたいと思いますので、これは強く要望しておきたいと思います。市長にも要望しておきたいと思いますので、よろしくお願いをいたします。なかなか先ほどの答弁では難しいというふうに思いますけれども、とても大事なことですし、命のかかっていることなので、ぜひ実行していただきたいと思います。なかなか会議に出席ができないという方もおいでになるかもしれません。その人たちには御意見を寄せていただくだとか、具体的な提案をしていただく、そういうこともできると思いますので、幅広くそういう人たちの声を入れていただかないと、本当に困る状況になりますので、よろしくお願いをいたします。防災はそれで、あと個別にはまたお願いに行くかもしれませんが、防災は終わります。
次に、子育て支援策について伺います。
JA高知病院の産科については、前田議員のほうから質問がありました。随分前から人口減と言いながら、国も県も対策を取らず、その結果が今回の事態だというふうに思います。
以前、子供さんをこれから出産しようとしているお母さんたち何人かとお話をしたことがありました。そのときはまだ市内にも産婦人科、個人の産科があり、農協病院も稼働しておりました。ただ、お里へ帰って出産されるという方もおいでになりましたけれども、やはりこの南国市に来て、南国市で出産をしたい、そういう方の声のほうが多かったように思います。
今回お医者さんの体力や、それから両方を掛け持ちでやっていく、それとても大変なことだと思います。そのことはやはり人も増やし、人件費も増やすということでしか解決はできないと思います。南国市が人口を増やしたい、もっと元気な南国市にしたいと思われるのであれば、市も努力をし、そして国、県にも対して声を上げていくことが大事だと思いますが、これからできると思われる、今の段階で、国、県に対して対応するのかどうか、お聞きをいたします。
○議長(岩松永治) 市長。
○市長(平山耕三) 国のほうもこの地域の医療を守るということで、医療制度の中で地域枠等をつくって対応していこうと、ずっと取り組んできたところでございます。その中で今回産科の医師は全国的に不足しているという状況もあって、さらなる取組をお願いしたいと望むところでもございます。そういったことを言うのであれば、やはり市長会を通じて言っていくということになろうと思います。以上です。
○議長(岩松永治) 福田佐和子議員。
○20番(福田佐和子) ありがとうございました。
次に、「こども誰でも通園制度」についてお聞きをいたします。
子供は荷物ではありません。預け場所があるので連れていくと、そこが預かってくれて、お母さんが迎えに来たらお渡しをするというものではありません。何でこういう発想になるのかよく分からないんですが、今の保育制度の中で足りていないのは、やはりゼロ歳児から保育をする体制が整っていないことと、それからとても先生方は大変なんで、同じ思いをしているのは子供がとにかくかわいいです。そのために頑張ることができている、そうしたことも話を聞くことができました。今回も同じようにそういうことになるのかと思いますけれども、保育士さんの良心だけに頼っていいのかどうかです。南国市の大切な子供たちを育てることについて、私は今回の制度の改悪は問題だと思いますし、南国市には身近にその子供たちがいるわけですから、大切にしてほしいと思いますが、今回通告をしてありますのは、国においては子供通園制度の実施が示され、現在、試しに事業が進められていますが、「こども誰でも通園制度」の問題点をお聞きをして、それを子供の目線で変えることができるのかということをお聞きをしたいと思います。まずは、この通園制度に対する答弁をいただきたいと思います。
○議長(岩松永治) 子育て支援課長。
○子育て支援課長(長野洋高) 国において示されております「こども誰でも通園制度」につきましては、これまでの保育給付とは別の保育要件を満たさなくても利用できる、新たな給付制度としての実施を目指し、現在、試行的な事業が行われているところです。
本制度は、子供が家庭とは異なる経験や家族以外の人と関わる機会となり、物や人への興味が広がるとともに、成長発達に資する豊かな経験を得ること、また保護者の負担軽減などが意義として考えられております。現在行われています試行的な事業では、対象となる子供をゼロ歳6か月から2歳の未就園児とし、月10時間を上限にするなどの基準で実施されていますが、本格的な実施についての内容は現在国において検討されており、具体的には示されていない状況です。
そういった状況の中で想定される問題点ということにはなりますが、現在、保育士不足の状況がある中、本事業に携わる人員の確保が難しいのではないか、また通常保育の子供に比べて利用時間が少ないということで、子供たちがこの制度に慣れるのが難しかったり、時間がかかったりということも考えられること、それに伴いまして保育士と職員の負担感が増えるのではないかといったことなども考えられます。施設面におきましては、本制度を実施するに当たり、既存施設のスペースで実施ができるのかなどのことが課題となるのではないかと考えております。
○議長(岩松永治) 福田佐和子議員。
○20番(福田佐和子) 国の方向はそれでよく分かりました。
ただ、南国市市政は南国市の子供たちを守る責任がありますので、ぜひその立場を手放さず、必ず子供たちを守るという立場に立ち切っていただきたいと思いますので、引き続き子供の立場で考える保育所運営、これを考えていただきたいと思いますので、これは強く要望して終わりたいと思います。
次に、いじめ防止対策と不登校の状況についてお尋ねをいたします。
香長中学校の生徒さんの自死以降の具体的な取組について、不登校の状況といじめの問題も含め、お聞きをいたします。
○議長(岩松永治) 教育次長。
○参事兼教育次長兼学校教育課長(溝渕浩芳) 南国市では、平成28年12月から夏と冬の2回、4日に分けて南国市ゲートキーパー育成研修を行っております。子供たちに関わる全ての教職員、関係者に声をかけ、児童生徒の自殺予防対策に取り組んでおります。令和5年度までで延べ860人が受講しております。また、昨年度からは、より専門的な講座も実施しております。
不登校対応でございますが、不登校となった児童生徒の担任は家庭訪問等で本人や保護者と話をし、校内支援会などで支援の手だてを検討しております。支援会では、担任、学級主任、養護教諭、管理職、スクールカウンセラーやスクールソーシャルワーカーなどが連携を取りながら、支援策を検討し、児童生徒への支援をチームで継続的に行っております。また、登校ができたが教室に入りづらい児童生徒の居場所として、市内4中学校に校内サポートルームを設置し、不登校学習支援員を配置しております。また、北陵中学校と岡豊小学校は、不登校支援推進プロジェクト事業を受けて、不登校担当教員が加配もされております。学習面のサポートといたしましては、オンラインにより自宅やサポートルームでも学校の教室とつながることができる環境も整えております。
○議長(岩松永治) 福田佐和子議員。
○20番(福田佐和子) 今の答弁の中では、現在は問題がないというふうに受け止めていいんでしょうか、お聞きします。
○議長(岩松永治) 教育次長。
○参事兼教育次長兼学校教育課長(溝渕浩芳) 教育委員会といたしましても、考えられる対応をしております。以上です。
○議長(岩松永治) 福田佐和子議員。
○20番(福田佐和子) ないということですね。
○議長(岩松永治) 教育長。
○教育長(竹内信人) 対応は、不登校に対しても、それからいじめ対応にいたしましても、考えられるべきことは順に行っているつもりなんですが、実際に不登校の数は、以前紹介もさせていただきましたが、減るような状況にはないということで、まだまだやれることはあるんではないかというふうには思っております。
○議長(岩松永治) 福田佐和子議員。
○20番(福田佐和子) 現在ではいじめはないというふうに受け止めてよろしいですね。
○議長(岩松永治) 教育長。
○教育長(竹内信人) いじめの認知にいたしましても、ちょっと今手元に数はございませんが、すごく増えております。できるだけ早いうちに認知をして、早期な対応をしていこうと現在しておるところでございます。
○議長(岩松永治) 福田佐和子議員。
○20番(福田佐和子) 現行では、まだまだそういう実態があるということですね。これは教育委員会だけの責任ではなくて、私たちも本当に前回のことについてはつらい思いをお互いにしたわけですけれども、誰もが子供を無事に豊かに育てたいというのは、これは全ての皆さんの思いだと思いますので、ぜひ引き続き前回のことを教訓にして、誰も傷つかない、決して子供を傷つけることがないような教育行政をしていただきたいと思います。
これまでも度々教育長には質問もさせていただきましたが、今後は教育長という立場で南国市の子供たちの安全を守っていただきたい、このことを強く要望しておきたいと思います。一言決意をいただいたらありがたいです。
○議長(岩松永治) 教育長。
○教育長(竹内信人) 福田議員からもしょっちゅう議会で後押しをされているんですが、やはり私たち公教育に携わる者というのは、公教育の使命といたしまして寄り添わなければいけない子供たち、そこを核として対応してまいらねばならないと思っておりますので、なお御理解、御支援、よろしくお願いいたします。
○議長(岩松永治) 福田佐和子議員。
○20番(福田佐和子) ぜひ子供を守る立場で取組を進めていただきたいと思います。
教育行政では、もう一点通告をしてあります。
4月に入りますと、新入生が学校にわっと元気に入りました。それを迎える先生方も大変な思いをしながらでもうれしい悲鳴だったわけですけれども、大変この中で心配をされたのが1点だけあります。今回通告をしてありますが、例えば学校の2階の部分にフェンスは取り付けられないのだろうか、今の状況とそしてそのことが可能なのかどうか、お聞きをしたいと思います。
実はとても子供さんお元気で、ぱっと手を離したら、すぐになかなか一緒にということにはならないらしくて、その上、手が少ない。先生の数も担任だけだったりとかということで、前は支援員の方がおいでたんですが、今は支援員の方はどうなっているのでしょうか。現場の先生は、非常に何かどきどきをしながら日々過ごしている学校もあるようなので、これは1校だけの問題ではないので、全校をこれを機会に回っていただいて、安全性の確認をしていただきたいと思いますが、教育長にお聞きをいたします。
○議長(岩松永治) 教育長。
○教育長(竹内信人) バルコニーを設ける場合には、転落防止のために建築基準法に基づき、十分な高さと強度を持った擁壁や手すりを設置することが求められております。そういうことで一応の安全性は確認はしておるんですが、なお私たちも学校訪問を毎年して、先々週全ての学校を回ったわけですが、その際には学校教育課の職員、それぞれ担当の職員も一緒に回っておりますので、そこら辺、危険性がないのかどうかということについては見ております。なお、そういったお声があるようでしたら、また学校教育課のほうにその場所についておっしゃっていただけたら、速やかに対応していきたいというふうに思っております。
○議長(岩松永治) 福田佐和子議員。
○20番(福田佐和子) 以前は教育民生常任委員会のメンバーは教育委員さんと一緒に各学校を一緒に回らせていただいて、学校でいろいろ、いろいろ要求を聞いてくるので、それはなくなったんですが、そのせいだけじゃないかもしれませんが、そういうこともあって、地域全校を回るというのはなかなか難しいこともありまして、そういう声が出たときには即対応をしないと命がかかっているというふうに思いますので、ぜひ教育長は心配をしてくださりよるということが分かりましたので、各校、安全な学校になるように、よろしくお願いをしたいと思います。
すいません、いきなり呼ばれて何となしに。しっかりいきませんでしたが、間違いなくフェンスまで質問しておりますので、以上で質問を終わります。ありがとうございました。
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○議長(岩松永治) お諮りいたします。本日の会議はこの程度にとどめ、延会いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(岩松永治) 御異議なしと認めます。よって、さよう決しました。
明21日の議事日程は、一般質問であります。開議時刻は午前10時、本日はこれにて延会いたします。
お疲れさまでした。
午後0時2分 延会