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議会議事録

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検索結果 » 令和6年 第435回市議会定例会(開催日:2024/06/14) »

一般質問1日目(神崎隆代)

質問者:神崎隆代

答弁者:市長、関係課長


      議事日程     
        令和6年6月18日 火曜日 午前10時開議
第1 一般質問
          ―――――――――――*―――――――――――
      本日の会議に付した事件
  日程第1 一般質問
          ―――――――――――*―――――――――――
      午前10時 開議
○議長(岩松永治) おはようございます。これより本日の会議を開きます。
 この際、4月の人事異動により新しく管理職になられた方に御挨拶をいただきたく、許可いたしますので、御挨拶願います。徳平情報政策課長。
      〔徳平拓一郎情報政策課長登壇〕
○情報政策課長(徳平拓一郎) 本年4月1日付で情報政策課長を拝命しました徳平拓一郎でございます。本日は、発言の機会として貴重なお時間をいただきましたことを、岩松議長をはじめ議員の皆様方に厚くお礼申し上げます。
 情報政策課では、庁内で使用する業務システムの対応、セキュリティーを保つためのネットワーク対応、南国市の情報発信ツールであるホームページ、LINE、フェイスブックの運用などを業務としています。住民情報系システムについては、南国市、香美市、香南市、安芸市、室戸市の5市で共同調達し、令和6年1月末から稼働しており、5市で連携を取りながら運用しています。今後の取組としましては、令和7年度末までに20業務システムを国から示された標準仕様に対応することや、本市のDX推進事業の対応として、市民の利便性向上、職員の業務改善につなげるような新たな仕組みを実現するため、環境面での整備を行っていきたいと思います。
 議員の皆様には、今後とも御指導、御鞭撻賜りますようお願い申し上げまして、新任の挨拶とさせていただきます。(拍手)
○議長(岩松永治) 野村危機管理課長。
      〔野村 学危機管理課長登壇〕
○危機管理課長(野村 学) 本年4月の人事異動により危機管理課長を拝命いたしました野村学でございます。どうぞよろしくお願いいたします。本日は、貴重なお時間をいただき、発言の機会をいただきまして、岩松議長をはじめ議員の皆様方に厚くお礼申し上げます。
 危機管理課の主な業務は、防災、防犯、交通安全でございます。いずれも住民の方々の安全を守り、安心して暮らしていただくための重要な業務であります。危機管理課長を拝命いたしましたこと、改めて身の引き締まる思いをしております。
 危機管理課長といたしまして、特に大きく3つのことに重点的に取り組んでまいりたいと思っております。
 1つ目は、今までの取組の実効性を高め、レベルアップを図ることであります。東日本大震災以降取り組んでまいりましたハード対策、ソフト対策をいま一度振り返り、真に役に立つものにしてまいります。
 2つ目は、南海トラフ地震の発生を見据え、大規模災害が発生した際に機能する組織をつくるということであります。昨年度、改定いたしました南国市地域防災計画に基づき、災害対応の標準化、推進体制の強化、災害対応のDXにしっかりと取り組み、全庁的な災害対応の組織づくりを図ってまいります。
 最後に、事前準備を十分に行ったとしても、南海トラフ地震に代表される大規模災害発生時には、本市だけで災害対応を完結することはできません。事前準備をしっかりと行いつつ、発災時に臨機応変に対応できるよう、様々な関係団体、関係組織と顔の見える信頼される関係を危機管理課長として構築してまいります。
 以上、3つを重点的な取組として、課員一同、力を合わせてしっかりと取り組んでまいります。
 議員の皆様方には、御指導、御支援賜りますようお願い申し上げまして、新任の挨拶とさせていただきます。どうぞよろしくお願いいたします。(拍手)
○議長(岩松永治) 川村農林水産課長。
      〔川村佳史農林水産課長登壇〕
○農林水産課長(川村佳史) おはようございます。本年4月1日付で農林水産課長を拝命いたしました川村佳史と申します。
 農林水産課は、私たちの大切な食料を確保するとともに、豊かな自然環境を次世代に引き継いでいくという重要な役割を担っております。
 耕作放棄地の問題や担い手の高齢化、減少など農林水産業を取り巻く課題が山積される中、先日、農政の憲法とも言われる食料・農業・農村基本法が改正されました。今回の法改正で日本の農業は大きな転換点を迎え、今後改正法に沿った具体的な政策が国から示されてくると思いますが、補助事業等を含め、刻々と変化し、複雑化する農林水産政策に対しまして、議員の皆様をはじめ、多くの方々の助けをいただきながら、微力ではございますが、課員一同、力を合わせて取り組んでまいりますので、今後とも御指導、御鞭撻をよろしくお願い申し上げまして、簡単ではございますが新任の御挨拶とさせていただきます。(拍手)
○議長(岩松永治) 篠原都市整備課長。
      〔篠原正一都市整備課長登壇〕
○都市整備課長(篠原正一) おはようございます。本年4月1日付で都市整備課長を拝命いたしました篠原正一でございます。どうぞよろしくお願いいたします。
 さて、本市の土地利用につきましては、人口減少が進む中でも持続的発展が可能なコンパクトな市街地の形成を図り、市街化調整区域の優良農地や自然豊かな環境を保全するとともに、その自然環境や農地との調和を図りつつ、地区計画などを活用して多様な雇用の場の創出を促進し、さらに既存集落におきましては、開発許可基準の適正な運用によりコミュニティー機能を維持した定住環境づくりを図ってまいりたいと考えております。
 また、現在進めております中心市街地の整備につきましては、後免駅の駅前広場から南国駅前線のシンボルロード、そしてやなせたかしロードである後免町商店街を居心地が良く歩きたくなるまちなかをコンセプトに整備を進めてまいります。
 大詰めを迎えております篠原土地区画整理事業につきましては、現在は全工区の工事を完了しており、今年秋の換地処分に向けて準備を進めているところでございます。
 都市計画行政を推進するに当たっては、地元住民の声を幅広くお聞きし、住民の思いや御意見をできる限り施策に反映させていくことが求められています。そのため、市民と行政が信頼関係を持ちながら、適切な役割分担の下、市民の参画の機会を増やし、市民の皆様の声をまちづくりに生かしてまいりたいと考えております。一人でも多くの市民の方々に、このまちに住んでよかったと思っていただけるまちづくりに向けて、課員一同、力を合わせ取り組んでまいりますので、議員の皆様方には、今後とも御指導、御支援を賜りますようお願い申し上げまして、新任の挨拶とさせていただきます。
 本日は、発言の機会を設けていただきまして、誠にありがとうございました。(拍手)
          ―――――――――――*―――――――――――
      一般質問
○議長(岩松永治) 日程により一般質問を行います。
 順次質問を許します。11番神崎隆代議員。
      〔11番 神崎隆代議員発言席〕
○11番(神崎隆代) おはようございます。公明党の神崎隆代です。
 通告に従いまして一般質問をさせていただきます。
 以前にも質問をさせていただいたことがありますが、MIARE!について、1問目をさせていただきます。
 MIARE!については、以前の質問で教育長が文化芸術基本法を引いていただいて、様々お答えをしていただいたという経緯があります。今現在のMIARE!の利用状況をまずお聞かせください。
○議長(岩松永治) 生涯学習課長。
○生涯学習課長(前田康喜) ホールにつきましては、主に市内保育園や小学校の活動発表、中学校、高校の吹奏楽部、各種サークル活動の発表、会議や講演会などに御利用いただいております。
○議長(岩松永治) 神崎隆代議員。
○11番(神崎隆代) それだけですか。
○議長(岩松永治) 生涯学習課長。
○生涯学習課長(前田康喜) 今後の予定につきましては、7月には高知中央地区文化協会主催による東西南北まわり舞台を、10月には南国市文化協会主催による南国市文化祭を行う予定となっております。
 自主事業につきましては、毎年御好評をいただいておりますスタインウェイピアノ試奏会の回数を増やすことに加え、新たな計画として映画上映会の実現に向けて協議を進めているところでございます。
○議長(岩松永治) 神崎隆代議員。
○11番(神崎隆代) すいません。今後の計画についてというのは聞いてなかったんで、すいません。
 今課長から利用状況と今後の計画について教えていただきました。
 主に、今の状況では貸し館業務を中心に行っているようで、中央からの文化、芸術を呼んできて、市民が南国市でいながらその芸術に触れることができるというような催しについてはできていないように感じます。
 MIARE!については、イベントを増やしていきながら、来てもらってPRをしていくということが大事になると思います。MIARE!、今貸し館業務を主にやっておりますけれども、今後イベントをするに当たって、駐車場のほうも使用して、建物と駐車場を一体的に活用して物品販売等もしていけるようになるのかどうか、教えていただけますか。
○議長(岩松永治) 生涯学習課長。
○生涯学習課長(前田康喜) 施設全体の使用許可を出す場合のみ、建物と駐車場の一体的使用や駐車場での物品販売等も可能としております。施設全体を使用しない場合には、他の利用者もおりますので、皆様が安全に御利用いただくために貸しスペースの範囲内での販売をお願いしております。
○議長(岩松永治) 神崎隆代議員。
○11番(神崎隆代) ありがとうございます。
 先ほどイベントを増やしてお客様に来てもらって、それがMIARE!のPRになるということを言いましたけれども、イベントをするには予算をつけていくということが大事ですけど、MIARE!はイベントを行う予算が今ついてないように思います。これ予算をつけるべきじゃないかと思いますが、いかがですか。
○議長(岩松永治) 生涯学習課長。
○生涯学習課長(前田康喜) ホール、イベントを開催するためには、一定の予算化が必要となります。市民の皆様に文化、芸術に触れる機会を多く持っていただくために、様々なイベント情報等を収集して今後検討してまいりたいと考えております。
○議長(岩松永治) 神崎隆代議員。
○11番(神崎隆代) 今後検討していくということですが、まず予算をつけないとイベントはできませんので、予算をつけるようにお願いをしたいと思います。
 今現在若者を中心に電子決済が進んでいると思いますけれども、電子決済を利用するという利便性、これはMIARE!にも今後導入をしていっていただきたいと思いますけれども、導入予定について教えていただけますか。
○議長(岩松永治) 生涯学習課長。
○生涯学習課長(前田康喜) 利用者の利便性の向上のため、電子決済が利用できる環境を整備する重要性は認識しております。電子決済につきましては、令和5年から7年度の南国市DX実施計画において、実施事業と定め、本庁におきましても令和7年度中の導入に向けて関係各課で調整を行っておりますので、それに併せて検討を行いたいと考えております。
○議長(岩松永治) 神崎隆代議員。
○11番(神崎隆代) ぜひこれは早めに電子決済を取り入れていただけたらと思います。
 今MIARE!には単独のホームページがないということで、MIARE!って調べてもホームページが出てこないので、MIARE!について調べれないと。南国市のホームページの中でMIARE!のことは載せてはいるけれども、地域交流センター、文化ホールっていうことでしたら、単独のホームページを作成する必要があると思います。今後の予定について教えていただけますか。
○議長(岩松永治) 生涯学習課長。
○生涯学習課長(前田康喜) 単独ホームページの必要性は認識しておりますが、現時点では決まっておりません。当面は、南国市ホームページにて情報発信をしていく予定ですが、検索しやすいようにバナーを作成する等をして改善をしていきたいと思います。また、単独ホームページにつきましては、施設予約システムの導入等と併せて検討をしたいと考えております。
○議長(岩松永治) 神崎隆代議員。
○11番(神崎隆代) それは早めにできないんですかね、ホームページ作成は。いろいろ併せてやるっていうか、まず作るっていうか、外部の人が活用したいって思っても、それMIARE!っていうことでホームページを調べてもないっていうのも、MIARE!を今後PRをしていく、イベントをしていくというところで、これはよその施設からすると不利じゃないかなと思います。なるだけ早くホームページの作成をお願いいたします。
 すいません。MIARE!については、いろんな意味で知らないっていう声を聞きます。MIARE!について、これは企業にも認識してもらって、展示会なんかもMIARE!を活用してもらうとか、いろんなPRをしていかないといけませんので、今後またよろしくお願いいたします。
 以前、MIARE!について質問をさせていただいたときに、市の直営か、または指定管理者制度かっていうところで、様々な意見を頂戴しながら運営の在り方を検討していくっていうことも答弁していただいておりますので、また人材の活用というところも含めまして、まだこれは決まってないと思うんですけれども、また決まりましたら情報提供していただくようにお願いいたします。
 次の質問で、青年の家について、以前もこれ南国市議会でも質問をいたしましたけれども、今南国市青年の家、どのように活用されているのでしょうか。その経緯と現状についてお伺いいたします。
○議長(岩松永治) 生涯学習課長。
○生涯学習課長(前田康喜) この建物は、旧高知県電気局庁舎として使用されておりましたが、昭和49年に南国市に移管され、市立青年の家として、青年団活動の拠点として使用されていたようでありますが、その役目も終え、現在は埋蔵文化財発掘調査で出土した土器などの保管庫として使用をしております。
 また、昭和初期の建築であるため、建築後約100年の歳月がたっている関係で老朽化も進んでおり、台風や強風の際に窓枠やコンクリート構造物が落下しておりましたので、トタンを打ちつけて安全対策を取っております。
○議長(岩松永治) 神崎隆代議員。
○11番(神崎隆代) これ青年の家について質問させていただいたのは、2017年やったと思うがですけれども、それ以降、そのままの状況で、建物が本当に危険な状況になっているということですけれども、これそのまま年月が経過したということで、今防災の面を考えると、そのままにしておくのは危険じゃないかっていう方向になってると思います。
 アールデコ調の昔ながらの原形っていうところで、これ壊したらそれで終わりですので、今後この青年の家はどのようにしていこうとお考えになっているのか、お聞きをいたします。
○議長(岩松永治) 生涯学習課長。
○生涯学習課長(前田康喜) 建物の現状を把握するため、今年1月に高知県文化財保護指導員の建築士に簡易診断をお願いしたところ、窓の木枠から雨が建物内に浸水したことで、建物全体が腐朽していることが判明いたしました。昭和初期に建築されたアールデコ様式の歴史的な建物ですが、耐震補強工事で残すことが可能であるのか、その場合は高額な費用がかかることも分かってきておりますので、今後は専門家によって組織された公共建築評定委員会に評価を委ね、報告書が出てから判断をしたいと考えております。
 また、本年度、市立青年の家を3次元測量をする予算化をしております。データによる記録保存をしておけば災害によって歴史的建造物が壊れたりした場合にも復元ができますし、ARやVRの技術を活用して様々な疑似体験や建築模型の製作も可能になってくると考えております。
 いずれにしましても、建物が建てられた時代背景を調査しながら、建築当初の姿についても調査をする記録保存報告書は作成し、後世に残していきたいと考えております。
○議長(岩松永治) 神崎隆代議員。
○11番(神崎隆代) ありがとうございます。
 後世に残るようにいろいろ検討して考えていただいているということで、またよろしくお願いいたします。
 次の質問に移ります。
 自販機リサイクルボックスの異物混入低減への取組についてお伺いをいたします。
 自販機のリサイクルボックスは、飲料用自動販売機の横に必ず置かれています。それは、飲み終わった後の空き缶やペットボトルなどを回収してリサイクルするために設置されています。
 リサイクルボックスの中に缶やペットボトル以外の生活ごみが大量に捨てられているという現状がございます。リサイクルボックス内がいっぱいになってあふれそうになっていたり、風で周囲に散乱している状態を見たことはありませんか。このことを課長にもお聞きしたところ、見たことがあるとおっしゃられていましたので、リサイクルボックスの中にごみが捨てられているという現状に関しては、認識をされているということが分かりました。
 リサイクルボックスの中にどのようなものが捨てられているのかといいますと、お弁当などのプラスチック包装容器、割り箸、マスク、食べ残しなどの生ごみ、たばこの吸い殻、新聞紙や雑誌、おむつやペットのふん、注射針、釣り糸、釣針、花火、サンダル、ライター、電池、スプレー缶、使い捨て懐炉など、設置場所によって様々なごみが混入されておりまして、自販機事業者はリサイクルするために回収する空き缶やペットボトルのみならず、リサイクルボックス内に投入されたごみまでも無償で回収、処理をしているという状況です。処理費用等の負担が増大し、死活問題となっております。
 本市では、南国市ごみのポイ捨て及び犬のふんの放置防止条例が制定され、その中には市の責務、市民等の責務、事業者の責務が記されておりますが、リサイクルボックスに捨てられたごみや周囲に散乱しているものを事業者が全て回収、処理をしている形になっている状況について、どうお考えでしょうか。このごみは、一般廃棄物ですので、処理責任はどこになるとお考えですか。
○議長(岩松永治) 環境課長。
○環境課長(横山聖二) 先ほど議員が言われました条例の第5条第2項に「事業者のうち、容器に収納した飲料を自動販売機により販売するものは、それを販売する場所に回収容器を設け、空き缶等を散乱させないようにするとともに、その機能が十分発揮されるように当該回収容器を適正に管理しなければならない」とありますので、リサイクルボックスについては事業者の責務として管理を行うことになっています。
 しかし、条例第3条第1項に市の責務として、「空き缶等及び吸い殻等のポイ捨て並びに犬のふんの放置防止に関する施策の推進に努めなければならない」とありますように、市としましても、環境美化活動の一環としまして事業者に協力をしていきたいと思っております。
○議長(岩松永治) 神崎隆代議員。
○11番(神崎隆代) ありがとうございます。
 協力をしていきたいという御答弁は、事業者にとりましても大変心強いものでございます。
 事業者は、リサイクルボックスが空き缶やペットボトルでいっぱいになる前に回収できるように適正な管理に努めておりますが、異物の投入によってリサイクルボックス内に本来入れるべき缶やペットボトルが散乱してしまうことなどの対応に苦慮をしております。また、適正な管理に支障を来している状況です。その上、リサイクルボックス内のごみの回収後の処理についても負担が増大している状況など、事業者の窮状も知っていただければと思います。
 さらに、ごみの混入がリサイクル率の低下を招いていること、散乱したプラスチックごみが川から海に流れるとマイクロプラスチックの問題になり、環境への悪影響を招くことにもなり得ます。
 これらの状況を踏まえ、リサイクルボックスへのごみの投入についての問題は、協力し合って取り組むことが大事だと思います。幸いにも課長もそういうお考えでしたのでよかったのですが、市としてこれについてはどのように解決していこうとお考えなのか、お伺いいたします。
○議長(岩松永治) 環境課長。
○環境課長(横山聖二) 同条例第3条第2項に「市は、前項の施策を効果的に実施するために、啓発と知識の普及に努めなければならない。」とありますので、市広報紙やホームページの啓発に努めてまいります。
○議長(岩松永治) 神崎隆代議員。
○11番(神崎隆代) 2020年に全国清涼飲料連合会が意識調査を行っておりますので、紹介します。
 町なかでごみが出た場合、どこに捨てるかという質問に対して、自販機横にあるボックスと答えた方が53%いたということでした。この調査でリサイクルボックスがごみ箱として認識されていることが分かり、衝撃でした。
 先ほどの答弁で、課長は解決策として市の広報紙やホームページでの啓発に努めていくことを上げられました。それも一つの方法だと思いますので、お願いをしたいと思いますが、事業者のほうも異物混入や周辺のごみ散乱等の問題解決に向けて努力をしておりまして、自販機横新機能リサイクルボックスを開発しております。これは、投入口を下向きにするなど、異物混入を最小化するリサイクルボックスで、カラーもSDGsオレンジで統一されています。ごみ箱でなく、リサイクルボックスだということが一目で理解できるものとなっています。投入口横には啓発スペースが設けられていますので、ホームページや広報紙と同じく、そのスペースにも南国市独自の啓発ステッカーを添付できます。
 この新機能リサイクルボックスを使った実証実験もされています。2022年度に環境省が行った実証実験では、従来のリサイクルボックスを新機能リサイクルボックスに置き換えることにより、76%の設置先で異物混入率が低減したという結果が出ております。さらに、90%で周辺へのごみの散乱がなしになるなど、周辺の美化に対する効果も示されました。
 異物混入が減ることが分かったことで、岡山県や岡山市では新機能リサイクルボックスを利用者の多い公共施設に導入し、オリジナルステッカーを作成して、これに添付をし、ペットボトル、リサイクルの促進と海洋プラスチックごみの削減を図るための取組を周知しています。
 いろいろ紹介させていただきましたが、異物混入の低減等が立証された新機能リサイクルボックスですので、本市でも設置、促進を図るべきだと思いますが、いかがですか。
○議長(岩松永治) 環境課長。
○環境課長(横山聖二) 県内の状況を高知県環境対策課に確認したところ、現在高知県及び県内市町村で新機能リサイクルボックスを導入しているところはないとのことでした。しかし、高知県では来年度より市町村向けの補助事業を検討しているとのことですので、当市としましても、この機会に新機能リサイクルボックスの導入の支援を検討していきたいと思います。
○議長(岩松永治) 神崎隆代議員。
○11番(神崎隆代) 新機能リサイクルボックスの設置、促進について、前向きな御答弁をありがとうございます。
 課長がおっしゃったように、県からは県内自治体の廃棄物担当者が集まる会で新機能リサイクルボックスを導入する際に使える地域環境保全対策費補助金の説明もしているとお聞きしました。導入への補助については、よろしくお願いいたします。
 市長にお聞きいたします。
 ここまでリサイクルボックスへのごみの投棄や周囲への散乱の問題、事業者の処理費用の負担が増大していることなどお伝えをさせていただきました。新機能リサイクルボックスのことも知っていただけたと思います。
 課長からは、協力をしていきたい、新機能リサイクルボックスについても導入の支援を検討したいという答弁がありました。市長のお考えもそういうことでよろしいですか。あわせて、新機能リサイクルボックスを推進して、ごみの不法投棄や散乱を防いでいこうという流れの中で、今後において従来型のリサイクルボックスを設置するということはあり得るのかどうか、併せてお伺いいたします。
○議長(岩松永治) 市長。
○市長(平山耕三) 先ほど来からリサイクルボックスについてのごみの散乱ということをお教えいただいたところでございますが、そういった不法投棄のあるごみステーションが幾つもあるというのは非常に残念なところでございます。
 今後は、新しい新機能のリサイクルボックスというものがあるということをお教えいただきましたので、そういったごみの散乱につながらない効果があるということでございますので、そういった支援はしていきたいと思ってます。
 今までのリサイクルボックスを使うということについてはということでございますが、それは事業者の皆様が設置されておるということでございますので、徐々に活用していただけるように啓発していくということになろうというように思います。
 今後、「あんぱん」も決まって、観光客の皆様も増えるというようにも思っておりますので、環境美化については今後も事業者の皆様と協力し合いながら努めてまいりたいというように思います。どうぞよろしくお願いいたします。
○議長(岩松永治) 神崎隆代議員。
○11番(神崎隆代) ありがとうございます。
 今後も従来型のリサイクルボックスを新たに設置するとなると、ごみの問題が後退するということですので、今後は公共施設に自販機を置く場合などは、新機能のリサイクルボックスを推進をしていっていただければと思います。
 あと、環境の美化ということが今すごく大事で、「あんぱん」の効果で多くの観光客に来てもらうという準備をしているときでもありますので、ごみの散乱、不法投棄についてはしっかりと取り組んでいっていただかないといけないので、よろしくお願いいたします。
 次に、持続可能な水道水供給のための取組についてお伺いいたします。
 能登半島地震でも、これまでの災害でもそうですが、ライフラインの中でも特に水道の復旧が遅れている状況が住民の生活に大きな影響を及ぼしていますので、事前の対策を早急に進めることが求められています。
 本年3月に厚生労働省が全国の水道事業における耐震化の状況を公表しています。令和4年度末時点における水道施設の耐震化の状況は、基幹的な水道管のうち耐震性のある管路の割合が全国平均42.3%となっております。1月1日に起きた能登半島地震で約3か月の断水が続いた石川県は37.9%でしたが、高知県はというと、水道の耐震化率がかなり悪い、全国で最下位を争う状況だと浜田知事が話されておりましたとおり、24.8%となっており、この数値からも長期の断水が懸念をされます。
 南国市はというと28.8%で、県内平均よりは上回ってはいますが、低いことには変わりありませんので、今後において早急な対策をしていく必要に迫られている状況だと思います。本市では、水道事業経営戦略の見直しを行い、令和6年度から15年度までの計画期間の中で10年後の耐震化目標32%以上としておりますが、この目標数値というのは適正ということになるのですか。
○議長(岩松永治) 上下水道局長。
○上下水道局長(浜田秀志) 先ほど御指摘のあった10年間で整備を目指すのは、重要給水拠点となる基幹的な病院や避難施設などへの耐震管更新事業です。発災時には優先的に水道水が必要となる施設であるため、南海トラフ地震までには完了しておきたい事業です。
 また、32%の目標値は少ないとお感じになるかもしれませんが、このプラス3.2%、管路延長12キロは特に命に関わる重要な事業と考えています。そして、残りの68%の管路にも被災した多くの市民が水道水を必要としているため、10年後以降も引き続き耐震化率を上げるべく、取り組んでいく必要があります。
○議長(岩松永治) 神崎隆代議員。
○11番(神崎隆代) これから10年間で命に関わる重要な事業を確実にやっていく計画をしているということが分かりました。
 その事業を遂行していくために必要なお金ですが、今は節水意識の向上によって節水器具を利用する割合が増えておりますし、ウオーターサーバーを設置する家庭も増えていることから、水道水の利用が減っていると思われます。さらに、今後急激に人口が減っていくとなると、ますます使用水量が減るということですので、収入源である水道料金の減少が見込まれます。そういう状況でも水道管の耐震化や施設整備をしていく必要がありますが、その財源の確保についてはどのように計画をしているのですか。
○議長(岩松永治) 上下水道局長。
○上下水道局長(浜田秀志) 先ほど議員がおっしゃったように、南国市水道事業経営戦略を作成し、令和7年度での料金改定を目指していますが、6月からの電力費の値上げやその他経費の上昇により、給水原価が上昇し、収益率がさらに下がっている状況です。水道料金につきましては、令和5年度に厚生労働省が立入検査を行った際、料金設定に際して水道法施行規則で定められている資産維持費が考慮されていなかったことについて指摘を受ける事業者が多くあり、能登半島地震での耐震化の有効性も再確認された中、水道の基盤強化、機能強化に向け、将来を見据えた適正かつ合理的な料金水準の設定が求められました。
 この4月、民間団体である水の安全保障戦略機構の試算で、22年後の2046年までに全1,243の水道事業者の96%で水道料金の値上げが必要となり、値上げ率は平均で48%との結果が出ています。
 南国市は、長年県下でも一、二番の安い料金で経営を行ってきましたが、今後は老朽化した施設の更新や起債計画など持続可能で安定した水道水の供給を目指し、将来世代にツケを残さない適正な料金改定を行い、御質問にある耐震化の事業費も確保していきたいと考えます。
○議長(岩松永治) 神崎隆代議員。
○11番(神崎隆代) 2046年までに全事業体の96%が値上げをしないとやっていけないということ、また値上げ率は平均で48%という試算結果が出ているということですが、南国市の水道事業経営戦略では、令和7年度に20%アップの料金改定をした場合、令和15年度には令和4年度から6%程度の料金収入の増加が見込める試算がされています。料金の改定をしない場合は、令和15年度には令和4年度の88%程度に減少することも予測されています。
 水道事業運営のためには、本来必要となる水道料金の値上げを実施しない場合、一般会計からの繰入れによる対応を取らない限り、老朽化した施設の更新などに必要となる財源を十分確保することができませんので、今後遅かれ早かれ水道料金は上がるということが分かります。これまで随分後回しにしてきたようにも思います。後回しにすればするほど整備が遅れ、その結果、不都合を被るのは市民ということになりますので、そういうことにならないようにお考えいただきますことを願います。
 5月に産業建設常任委員会で会津若松市の水道DXの取組について視察をいたしました。局長も同行していただけましたので、水道事業の状況を知っている者同士での話も聞けたのではないかと思います。今後、南国市でも会津若松市が行っているようなAIやICTを取り入れた水道DXについて取り組むことになるのでしょうか、お伺いいたします。
○議長(岩松永治) 上下水道局長。
○上下水道局長(浜田秀志) 上下水道局では、平成28年の局舎の移転に併せ、水道施設の監視装置をクラウド化させ、個人のスマートフォンで施設の運転状態を確認できるようにしております。故障の際にも現地に行かずして管理委託業者に故障の大まかな説明ができるため、復旧までの時間が短縮しております。また、現在人工衛星による漏水探査やAIを活用した管路劣化診断を活用し、有収率の向上を目指すべく、実施に向け調査企業と他の水道事業所と協議に入る予定となっております。
○議長(岩松永治) 神崎隆代議員。
○11番(神崎隆代) 初め、課長からこれを取り入れてやっていくのかと聞いたときと随分前向きな答弁になっていますので、ぜひこれ取り入れてやっていただけたらと思います。
 会津若松市では、水道技術の継続や人材確保の観点から、近隣自治体との広域連携として、技術指導でやり方が違うところをうまく調整しながら標準化を目指し、災害時にもサポートをし合えるよう、技術連携をしているとのことでした。人が少なくなる中で、水道の維持をすることもお互い助け合いながらやっていくという考えで取り組まれております。
 今後、技術者不足についても懸念されていますが、技術の継承についてはどのように取り組まれるのですか。
○議長(岩松永治) 上下水道局長。
○上下水道局長(浜田秀志) 水源地には、ポンプや滅菌機など電気設備の操作盤などが自動運転で稼働していますが、故障時を想定し、手動操作による研修も行っております。そのほかにも配管資材の技術研修や実際に工事現場にて配管接合などの経験を積んでおります。
○議長(岩松永治) 神崎隆代議員。
○11番(神崎隆代) 技術継承については、しっかり取り組んでるということですかね。
 会津若松市への視察の後、南国市の水道施設を数か所見学に行きましたが、ライフラインの重要な施設にもかかわらず、どの建物も古く、耐震性を心配したところですが、特に三畠の水源地の施設の老朽化が目立ちました。建て替えなどの計画はあるのですか。
○議長(岩松永治) 上下水道局長。
○上下水道局長(浜田秀志) 本年度より水源地の建築物に対して対策を行いますが、取りあえず鉄骨などによる補強を早急に行い、建物内の電気設備に被害がないようにいたします。また、その後に建て替えなどの検討を行ってまいります。
○議長(岩松永治) 神崎隆代議員。
○11番(神崎隆代) これ建て替えの検討を本当に、潰れたらおしまいですので、検討していくということですけれども、局長、その施設の老朽化についてもお金っていうのが必要になってきますよね。10年間で管路更新事業費について約13億4,000万円を見込んでいると。このお金は確実にやっていくということで確保できているということだと思いますけれども、この施設の老朽化についてもお金が必要ですので、今後それについてまた考えていかないといけないっていうことで、よろしくお願いいたします。
 中部の水源地の建物に関しては、壁にアスベストが使用されているようでしたので、地震等で倒壊した場合のことを考えると、先に撤去することが必要じゃないかと思ったところです。これらの対処はどうされるのでしょうか。
○議長(岩松永治) 上下水道局長。
○上下水道局長(浜田秀志) 現在、違法性はありませんが、建物の改修の際には除去するよう建築基準法に定められております。発電機の点検以外入室することはありませんが、設計コンサルに今後の取扱いについて相談いたします。
○議長(岩松永治) 神崎隆代議員。
○11番(神崎隆代) 建物が改修の際までもったらいいですけど、地震などで倒壊するという危険性はないということでよろしいですか。
○議長(岩松永治) 上下水道局長。
○上下水道局長(浜田秀志) 指摘された中部水源地は、一番新しい建物となっておりますので、耐震化については現在オーケーというふうになっております。
○議長(岩松永治) 神崎隆代議員。
○11番(神崎隆代) ありがとうございます。
 いろんな意味で情報っていうのは市民にとって安心ができるという意味では、早く伝えていっていただきたいと思います。
 有機フッ素化合物の水源地、南国市は発表されましたけれども、そのことについても皆さん不安になっております。これ報道の仕方とか、いろいろあると思いますけれども、このことについても市民が安心できるような説明っていうことも早めにやっていかなければいけないと思います。
 水源地、いろいろ説明をして回っていただきましたけれども、職員の労力というか、水道がいつでも蛇口から出てくるっていうのが当たり前になっている状況の中で、それは当たり前じゃないんだということが分かりました。いろんな人の力でこれを維持しているということです。今後も職員の皆様、また水道事業の安心・安全な提供というか、市民が安心できるようにしっかり取り組んでいただけたらと思います。よろしくお願いいたします。
 最後に、投票しやすい環境づくりについてお伺いいたします。
 まず、移動期日前投票所の設置についてです。
 これも2016年9月ですかね、以前移動期日前投票所について質問をさせていただきましたけれども、今まで何人もの議員が質問をさせていただいてます。今まだ実施にいたっておりませんけれども、これまで様々検討されて積み上げてこられたと思いますので、今後の設置についてお伺いをいたします。
○議長(岩松永治) 選挙管理委員会事務局長。
○参事兼総務課長兼選挙管理委員会事務局長(松木和哉) この移動期日前投票所の設置につきましては、市役所以外への期日前投票所開設の一つの方法といたしまして、これまでも議会で提案をいただいておるところでございます。
 他市町村の状況では、閉鎖をした投票所の代替でありますとか公共交通のない中山間地域での対象区域や対象者が限られた中での実施をしているというケースが多く見られるところです。
 本市におきまして、市内の幾つかの場所を指定した上で、例えば公共施設や量販店等で日時を限定をして車両で巡回するということになりますと、投票者数も一定の規模となりますし、また安定したシステムの構築が必要となってまいります。また、屋外車両での投票ということになりますので、天候の影響も考慮する必要があります。
 これまでも期日前投票所の開設といたしまして、量販店での開設や市北部、南部の公共施設への開設など御提案をいただいておりまして、システム構築につきましては他市の事例などから調査を進めておるところでございます。
 ただ、投票管理者や立会人などの人材確保や事務局体制の強化などが課題となっているところでございます。
 しかしながら、全体の投票率が低下傾向にあるという中で、期日前投票者数の割合というのは高まっている状況でありますので、投票をしやすい環境づくりとして、また本市における最適な方法について引き続き検討してまいりたいと考えております。以上です。
○議長(岩松永治) 神崎隆代議員。
○11番(神崎隆代) ありがとうございます。
 この8年間、一番初めに移動期日前投票所が実施されたのは、島根県の浜田市ということで、そこから8年過ぎております。そのときにちょうど質問をしたわけですけれども、人員確保っていうところがまた一番のネックになっているというか、人が足りないということですけれども、今いろんなところがやり始めて、人が足らないというところについても、鳥取でオンライン立会いの実施をするというところにも行っております。期日前投票所に立会人1人とカメラを設置して、町役場からもう一人の立会人が監視する方法を想定しているということで、いろいろやりながらまた不都合なところを埋めていくという方法もありますので、またいろいろと検討して、できれば来年参議院選挙がありますので、1年後に実施して、できるような計画をつくっていただけたらと思います、市長選もありますしね。また、よろしくお願いします。
 投票しやすい環境づくりということで、投票支援カード、コミュニケーションボードの導入について、できるかお聞きをいたします。
○議長(岩松永治) 選挙管理委員会事務局長。
○参事兼総務課長兼選挙管理委員会事務局長(松木和哉) 令和5年4月の県議会議員選挙からコミュニケーションボードと筆談用のメモ用紙を期日前投票所を含めた全投票所に設置をしております。このコミュニケーションボードにつきましては、投票所の分かりやすい場所に設置するよう、選挙事務従事者に改めて周知をしたいと思います。
 また、投票の支援カードにつきましてですけれども、現在のところは対応ができておりませんが、投票所内にお手伝いが必要な場合に対応してほしい内容をあらかじめ記入ができ、投票がスムーズにできるというものでございますので、事前に様式をダウンロードして使用できるよう、市のホームページに掲載するよう準備を進めさせていただきたいと思います。以上です。
○議長(岩松永治) 神崎隆代議員。
○11番(神崎隆代) ありがとうございます。ぜひ導入をよろしくお願いいたします。
 次に、不在者投票用紙の電子申請はどのようになっておりますか。
○議長(岩松永治) 選挙管理委員会事務局長。
○参事兼総務課長兼選挙管理委員会事務局長(松木和哉) 不在者投票用紙のオンライン申請につきましては、令和5年4月の県議会議員選挙からマイナポータルを利用してオンライン申請ができるようにしております。このオンライン申請による投票用紙の請求者数の実績でございますけれども、令和5年4月の高知県議会議員選挙で3人、同年の10月南国市議会議員選挙で1人、同年11月の高知県知事選挙で1人という実績となっております。
○議長(岩松永治) 神崎隆代議員。
○11番(神崎隆代) 既に実施をされているということで、本当にこれはよかったです。郵送での申請となったら時間がかかりますので、途中でもう面倒くさいから投票はいいわって諦めてしまう方もいてたので、よかったです。
 次に、将来の投票率向上というところで、投票所に来られた子供さんに記念品やお菓子を配っているところがあります。これは、徳島市ですけれども、プレゼントを、クリアファイルとかボールペン、お菓子、4種類あって、その中から選んでもらうっていうことをされております。これについて、南国市では実施についてできるのかどうか、お伺いをいたします。
○議長(岩松永治) 選挙管理委員会事務局長。
○参事兼総務課長兼選挙管理委員会事務局長(松木和哉) 公職選挙法の一部改正によりまして、平成28年6月19日から選挙人が投票所に同伴できる子供の範囲が幼児から18歳未満に拡大をされております。これを受けまして、子供に選挙を身近に感じてもらい、将来の投票行動につなげてもらおうということで、親子連れ投票が推進をされております。キャンペーンといたしまして、先ほど徳島市のほうの事例も御紹介いただきましたけれども、投票に訪れた親子連れにお菓子や記念品を配布するという市町村もございます。
 本市におきましては、この親子連れ投票の推進は図りたいというふうに考えておりますけれども、記念品の配布につきましては投票所のスタッフが行うということになりますので、公正で円滑な投票を行うという本来の業務の妨げになる可能性もありますので、この点については慎重に考えていきたいと思います。以上です。
○議長(岩松永治) 神崎隆代議員。
○11番(神崎隆代) ありがとうございます。
 課長、投票所のスタッフが行うって決めなくてもよいのではないかと思います。以前、期日前投票に来たときに、ティッシュか何かでした、御自由にお取りくださいっていうのもありましたし、やり方はいろいろ考えていただけたらと思います。
 子供の頃に投票所に行ったことのある人は、ない人に比べて投票率が20%以上高くなったという総務省の調査結果もありますので、いろんなPRなどの意味でも、思い切った仕掛けというのは大事だと思いますので、ぜひ導入していただければと思います。
 それぞれ課長、答弁をいただき、ありがとうございました。
 以上で私からの質問は終わります。

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