議会議事録
一般質問3日目(有沢芳郎)
質問者:有沢芳郎
答弁者:教育長、関係課長
○議長(西本良平) 17番有沢芳郎議員。
〔17番 有沢芳郎議員発言席〕
○17番(有沢芳郎) 市政会の有沢です。もう5人目で疲れちゅうとは思いますけれども、よろしくお願い申し上げます。
私の質問は、1、市街化調整区域の見直し、2、香南中学校区エリアで大湊小学校は存続できるか、3、南国市スポーツセンターの夜間運営について質問をさせていただきます。
南国市の市街化調整区域について質問します。
香美市において長年の課題であった市街化調整区域の実質的な見直し、規制緩和が進んだ主な原因と背景には、地域の活力維持、子育て世代の定住促進と高知県開発審査会提案基準第23号の改正、適用という自治体制、県側の双方の働きが合致したことにあります。2026年4月1日から新基準運用開始に至った具体的要因は、以下の3点に集約されます。
1、高知県開発審査会提案基準第23号への特定エリア追加。これが、最も直接的な制度要因です。もともと市街化調整区域内での建築は厳しく制限されていましたが、香美市は策定したまちづくり方針に沿う形で県に対して基準緩和の特定エリア追加を働きかけ、これが認められたことが原因です。これにより、一律の激しい規制から地域の特性に応じた建築、土地の活用の幅を広げる柔軟な運用、市指定の区域内であれば要件を満たすことで住宅や店舗等の建築が可能になる措置へとかじを切ることができました。
2、人口減少、子育て世代の流出に対する強い危機感。香美市では、次のような地域存続に関わる課題が深刻化していました。高知工科大学という若者が集まるリソースがありながら、周辺市街化調整区域に住宅が建てられないため、卒業後や若年層の定住受皿がつくれない。調整区域内にある小学校の周辺集落で若者が家を建てられず、少子・高齢化とコミュニティーの維持困難が加速している。こうした農地や秩序を守るための規制がかえって地域の活力を奪っているという現状への危機感が、行政や議会を突き動かす強い原動力となりました。
3つ目、具体的なエリア選定による計画的な緩和への転換。無秩序な開発を防ぎつつ、見直しを成立させるため、香美市が対象を絞り込んだことも原因として挙げられます。今回の見直しは、以下のエリアが特定され、大義名分、まちづくりとの整合性が立ちやすくなりました。
香美市が市街化調整区域の規制を緩和できた原因は、高知県の開発審査会提案基準第23号という仕組みを活用し、市の明確なまちづくり方針、いわゆる実施方針を県に認めさせたことにあります。
そこで、質問です。
市街化調整区域の規制緩和を認めさせる開発審査会提案基準第23号を活用したことはありますか。
○議長(西本良平) 都市整備課長。
○都市整備課長(篠原正一) 先ほど有沢議員から御説明をいただきました高知県開発審査会提案基準第23号につきましては、本市においても活用をしております。本市では、香美市に先立ち、平成29年3月1日より高知大学医学部周辺において、また平成30年4月1日よりインターチェンジ周辺において、市のまちづくりの方針に沿った特定エリアを設定し、市長意見書を作成した上で、高知県開発審査会へ付議する運用を行っております。
○議長(西本良平) 有沢芳郎議員。
○17番(有沢芳郎) 第23号提案には市長の意見書が必須になっており、意見書を出したことがあれば、どんな提案を出したか、教えてくれませんか。
○議長(西本良平) 都市整備課長。
○都市整備課長(篠原正一) これまでの提案内容といたしましては、高知大学医学部周辺における自己用住宅、共同住宅及び店舗等の立地やインターチェンジ周辺における製造業、運輸業及び卸売業に係る施設の立地などでございます。
○議長(西本良平) 有沢芳郎議員。
○17番(有沢芳郎) その結果、何件建ちましたか。
○議長(西本良平) 都市整備課長。
○都市整備課長(篠原正一) 提案基準第23号につきましては、これまでに17件の活用実績がございます。内訳を申し上げますと、医学部周辺における自己用住宅が1件、アパートなどの共同住宅が6件、店舗が1件、そのほかインターチェンジ周辺の事業所が9件となっております。
○議長(西本良平) 有沢芳郎議員。
○17番(有沢芳郎) その結果、自己用住宅は僅か1件、活用されてない原因は何でしょう。
○議長(西本良平) 都市整備課長。
○都市整備課長(篠原正一) 高知大学医学部周辺の自己用住宅の要件では、対象者を高知大学医学部の常勤職員に限っております。そのため、利用対象者が限定されていることから、利用件数は少ない状況にございます。しかしながら、本提案基準は高知大学医学部周辺におけるまちづくりの方針に基づき運用しているものであり、一定その役割は果たしているものと考えております。
また、本市では、都市計画法施行条例に基づき、集落拠点周辺エリアの住宅の許可要件を設けております。岡豊地区におきまして、この要件による開発許可件数は、権限移譲後の8年間で74件に上っております。提案基準第23号による開発許可は、高知県開発審査会での議決を経る必要があり、先ほどの条例による開発許可と比較してハードルが高く、手続にも時間を要します。そのため、自己用住宅につきましては、より利用しやすい条例による許可制度が選択されていることも提案基準第23号の活用件数が少ない要因の一つであると考えております。
○議長(西本良平) 有沢芳郎議員。
○17番(有沢芳郎) 人口減少、地域の活力低下に対する強い危機感は持っちゅうかえ。
○議長(西本良平) 都市整備課長。
○都市整備課長(篠原正一) 人口減少や地域活力の低下につきましては、本市においても大きな課題であると認識しており、強い危機感を持っております。特に本市では、市街化区域の人口が増加している一方で、市街化調整区域の人口は減少しており、地域によってはコミュニティーの維持が喫緊の課題となっております。また、本市は市街化調整区域の人口が市街化区域の人口を上回るという、全国的に見てもまれな都市構造となっております。そのため、集落の維持や地域コミュニティの存続は重要な行政課題であると考えております。このようなことから、本市では都市計画マスタープランや立地適正化計画において、地域コミュニティの核となる集落拠点を位置づけるとともに、開発許可基準の見直しや空き家の利活用などを通じて、地域コミュニティの維持と定住促進に取り組んでいるところでございます。
○議長(西本良平) 有沢芳郎議員。
○17番(有沢芳郎) 南国市の明確なまちづくり方針を高知県に提案しましたか。
○議長(西本良平) 都市整備課長。
○都市整備課長(篠原正一) 本市のまちづくりの方針につきましては、都市計画マスタープラン及び立地適正化計画において明確に位置づけております。都市計画マスタープランでは中心拠点や集落拠点、産業拠点などを位置づけ、それらを高速自動車道や主要幹線道路などの交通ネットワークで結ぶ多極ネットワーク型の都市構造を目指しております。また、開発許可基準の見直しをはじめ、提案基準第23号の運用におきましても、本市のまちづくりの方針との整合を図りながら高知県とも協議を行ってるところでございます。
○議長(西本良平) 有沢芳郎議員。
○17番(有沢芳郎) 市街化区域内にある大篠地区は、人口増、特に学校に関する問題としてどのような問題が生じておりますか、教えてください。
○議長(西本良平) 都市整備課長。
○都市整備課長(篠原正一) 大篠地区につきましては、住宅立地が進んでいることなどから、大篠小学校の児童数は増加傾向にあり、県内でも有数の大規模校となっております。一方で、本市の集落拠点に位置づけている地域の小学校におきましては、児童数の減少が続いている学校もございます。このように、地域によって児童数の増減に差が生じていることは認識をしております。本市といたしましては、大篠地区における教育環境の確保に努めるとともに、集落地域における地域コミュニティの維持や定住促進も重要な課題であると考えております。
○議長(西本良平) 有沢芳郎議員。
○17番(有沢芳郎) では、その問題を解決するにはどんな提案ができると考えてますか。
○議長(西本良平) 都市整備課長。
○都市整備課長(篠原正一) 地域ごとの児童数の偏りにつきましては、土地利用制度だけで解決できるものではなく、雇用環境や交通の利便性、子育て環境など、様々な要因が関係しているものと考えております。そのため、本市では都市計画マスタープランや立地適正化計画に基づき中心拠点や地域拠点への居住誘導を図るとともに、集落拠点においては開発許可基準の規制緩和や空き家の利活用の促進などに取り組んでおります。大篠地区をはじめとする市街化区域への居住誘導と集落拠点における定住促進は、対立をするものではなく、双方を進めることによって市全体の均衡ある発展につながるものと考えております。以上です。
○議長(西本良平) 有沢芳郎議員。
○17番(有沢芳郎) 地域拠点の明確な位置づけに、日章産業団地周辺や香南中、日章小学校エリアで住宅や店舗などの建築、土地活用の幅が大きく広がることを提案しましたか。してなければ、今後地域拠点の明確な位置づけに取り組む考えがあるか、教えてください。
○議長(西本良平) 都市整備課長。
○都市整備課長(篠原正一) 御質問の日章産業団地周辺や香南中学校、日章小学校周辺につきましては、先ほど来からの提案基準第23号における特定エリアとして高知県に提案したことはございません。しかし、本市では日章地区をはじめとする集落拠点について、提案基準第23号ではなく、南国市都市計画法施行条例に基づく許可制度を運用しているところでございます。
○議長(西本良平) 有沢芳郎議員。
○17番(有沢芳郎) 香美市の提案基準第23号の中には、本市における集落拠点周辺エリアの住宅の許可要件に類似した特定エリアが設定されているが、その違いは何か、教えてください。
○議長(西本良平) 都市整備課長。
○都市整備課長(篠原正一) 本市と香美市との運用の違いでありますが、大きく4つあると思います。
まず1つ目は、対象エリアの要件についてです。本市の集落拠点周辺エリアは、高知県が指定した既存集落と大規模指定集落のエリア内としています。一方、香美市では、香長小学校ほか3校、及び佐岡コミュニティセンターの敷地からおおむね1キロメートル以内のエリアとしています。
2つ目は、対象者の要件についてです。本市の集落拠点周辺エリアの住宅の許可要件では、対象者についての要件はございません。一方、香美市の提案基準では、子育て世帯であり、かつ10年以上居住することを確約できる者に限られております。
3つ目は、自己用住宅の所有の有無についてでございます。本市では、所有の有無については問いませんが、香美市では自己用住宅を所有していないことを要件としております。
最後に、4つ目は、対象となる土地の要件でございます。本市の集落拠点周辺エリアの住宅の許可要件では、平成29年1月1日時点におきまして、土地の地目が宅地または雑種地として登記されていることを要件としております。一方、香美市の提案基準では、本市のような土地の地目や登記時期に関する要件は設けられておりません。以上です。
○議長(西本良平) 有沢芳郎議員。
○17番(有沢芳郎) その最後の違いが一番大きいと思います。要するに、香美市では農地を活用できるということ。南国市も同じように運用ができないか、教えてください。
○議長(西本良平) 都市整備課長。
○都市整備課長(篠原正一) 本市におきましても、香美市と同様に高知県開発審査会提案基準第23号を活用した場合には、土地要件の緩和を検討する余地はあるものと考えております。ただし、本市では、条例による許可制度を採用いたしておりますし、さらに対象者も限定をしておりません。このことから、香美市の提案基準制度と比べて利用しやすい制度となっております。そのため、現在は土地要件を設けることで市街化調整区域の性格との調和を図っているところでございます。今後は提案基準第23号の活用につきまして、高知県とも十分協議をしていく必要があるものと考えております。以上でございます。
○議長(西本良平) 有沢芳郎議員。
○17番(有沢芳郎) 実は、私もながおか温泉で香美市の市長とよく会うんです。香美市の市長にどうやって市街化調整区域を頑張ってやったんですかと聞いたら、熱意、要するに高知工科大学の周辺が何ともならんき、どうしてもやりたいという熱意を一生懸命県へ行って語ったと。市長、これなんですよ。
要するに、香美市は南国市より市街化調整区域が大きい、94%なんですよ。ほんで、南国市は92%。私が議員になるときに、市街化調整区域が92%あるから何とか緩和してくれと、当時の議長と一緒に県へ行って、何とか市街化調整区域を見直していただいて、大篠地区一辺倒じゃなく、各学校エリア、駅周辺の1キロぐらいを市街化調整区域として見直してもらえませんかと、何年もかけて陳情したんですけれども、一部しか見直しになってません。パーセントでいえば、92%が減っておりません。これは市長、市長の熱意なんですよ。市長が一生懸命市街化調整区域を見直すことによって、大篠地区一極じゃなく、コンパクトシティーでは失敗してるんですから、もう少し駅前周辺とか駅周辺、学校周辺をどうか見直すように県へ行って、陳情をよろしくお願いしまして、この質問はこれで終わります。
次に、香南中学校エリアについて質問します。
大湊小学校は、現在児童数は8人しかいません。大湊小学校は運動会など、地域と一緒になって運動会をしています。地域の絆である大湊小学校の運営方針を教育長はどのように考えているか、教えてください。
○議長(西本良平) 教育長。
○教育長(竹内信人) 大湊小学校につきましては、議員御指摘のように現在児童数が8名となっており、今後の学校運営や教育環境について御心配のお声をいただいております。
一方で、学校は、単に子供たちが学ぶ場というだけではなく、地域の歴史や文化、またつながりを支える地域の核としての役割も担っております。特に大湊地域におきましては、学校を守り、地域を次世代につないでいきたいという住民の皆様の大変熱い思いがありまして、私どもといたしましても、その思いを重く受け止めております。
教育委員会といたしましては、子供たちにとって望ましい教育環境を確保するという視点を大切にしながらも、直ちに統廃合ありきで判断するのではなく、まずは地域や保護者の皆様と丁寧に対話を重ねてまいりたいと考え、これまでも保護者や、また子供たちとも今後の学校運営についての話合いを行ってまいりました。今後も小規模校ならではの一人一人に寄り添った教育や異年齢交流のよさを生かしながら、特色ある学校づくりにも取り組んでまいります。
人口減少や少子化は全国的な課題であります。だからこそ、学校をどう地域の未来につなげていくかという視点が重要であると考えております。私たち教育委員会といたしましては、大湊小学校を地域とともに支え、できる限り存続できる方向を模索してまいります。
○議長(西本良平) 有沢芳郎議員。
○17番(有沢芳郎) 教育長の熱い言葉を聞いて、少し安心しました。もう8人しかおらんき、もう潰すぜよと言われたらどうしようかと思って。そういうふうに学校がなくなると、本当に地域が疲弊します。どうか教育長、よろしくお願い申し上げます。
そして次に、香南中学校は、全校生徒が74名しかいません。去年は59名でしたけれども、若干15名増えて74名になりました。4中学校のうち、最も生徒数の少ない中学校です。私の母校であります58年前の半分近くの生徒数なんです。高知県でも100メートル直線で走れる最大のグラウンドを持ち、くろしお鉄道の立田駅から歩いて2分、通学できる交通の便のいい中学校なんです。非常に学力も高く、英語の学力なんかは本当にトップクラスに近い学力を持っております。この香南中学校をどのように活性化するか、教えてください。
○議長(西本良平) 教育長。
○教育長(竹内信人) 有沢議員の御提案をなぞるような形にはなりますが、香南中学校につきましては、現在生徒数が74名となっておりまして、以前からいいますと、生徒数の減少が続いております。特認校制度を活用し、校区外からの受入れも進めており、多少の入学はあるものの、現状として大幅な増加には至っておりません。しかしながら、私はこの学校には他校にはない大きな魅力と可能性があるというふうに考えております。
まず、県内でも有数の広い運動場を有し、芝生の維持管理も丁寧に行われております。生徒たちは恵まれた環境の中で伸び伸びと学校生活を送っております。また、英語教育については、長年にわたり特色ある取組を積み重ねておりまして、防災教育においても中学生防災士の育成など、全国的にも誇れる実践が行われております。加えて、落ち着いた教育環境の中で、学力面においても一定の成果を上げております。
私は、これからの学校づくりにおいては、小規模校だからこそできる教育をどう磨き上げていくかが重要であると考えております。例えば英語教育、防災教育、地域連携教育をさらに発展させ、香南中学校に行きたいと思われる学校づくりを進める必要があると考えております。単に生徒数を追うだけではなく、教育内容そのもので学校の価値を高めていく視点が重要であります。また、広い敷地や芝生グラウンドを活用したスポーツ、体験活動、地域と連携した防災キャンプや交流事業、さらにはICTを活用した特色ある学びなど、他の学校では実現しにくい教育環境を積極的に発信してまいりたいと考えております。
これからは保護者や子供たちが学校を選ぶ時代になっていくようにも思われます。教育委員会といたしましても、学校の魅力を待つのではなく、積極的に発信し、選ばれる学校づくりを支援してまいります。生徒数減少という現実は厳しいものもありますが、私は香南中学校が持つ豊かな教育資源を生かしながら、地域に根差し、地域に誇られる学校として、今後も活性化に取り組んでまいりたいと考えております。
○議長(西本良平) 有沢芳郎議員。
○17番(有沢芳郎) 教育長の熱い答弁、ありがとうございました。よろしくお願い申し上げます。
次に、南国市のスポーツセンターの夜間運営について質問します。
平成11年に建設してから、田植が始まり稲を刈るまでの3月から8月までの約半年間、グラウンドが使えません。建設に当たり地権者との約束と聞いていますが、覚書か契約書がありますか。
○議長(西本良平) 生涯学習課長。
○生涯学習課長(前田康喜) 御指摘の覚書につきましては、関係文書や保存資料等を調査いたしましたが、約30年前の案件であり、現存する資料からは覚書の存在や内容を確認することができませんでした。
○議長(西本良平) 有沢芳郎議員。
○17番(有沢芳郎) この覚書がないというのは非常に残念ですが、僕はあると思います。なぜならば、このし尿処理センターをやったときに、覚書があったんです。三和の体育会が運営するのに覚書があったんで、ないはずはありません。そのときにサインをしてたのは、西森教育長なんです。僕は見まして、議会でもそれを取り上げてやったことがあります。
だから、言われんけれども、本当はよく探せばあると思うんですが、これはもう30年前のことなんで、これ以上は追及しませんけれども、要はこのグラウンドをどうしても使えるようにしたいんです。もう20年たって、私がこの理事長をしてたときに、あの農地の方に、使わせてもらいたいと。そのときに、要するに補償を出しましょうと。要するに、米が減反になったら補償しますと、米1俵ぐらいでどうでしょうかというような提案をしたときに、一部の農家の人はオーケーいうて言うてくれましたけども、最終的には西側の地権者が取り合う間もなくシャットアウトされましたんで、全然交渉になりませんでした。要は、一年中グラウンドが使えるように、市民が喜んでいただけるように夜間使用の解除に取り組んでいただける考えはあるかないか、教えてください。
○議長(西本良平) 生涯学習課長。
○生涯学習課長(前田康喜) スポーツセンターのグラウンドの夜間利用につきましては、周辺で営農されている水田への影響に配慮し、農作物の生育期間である春から秋にかけて夜間照明の使用を制限しているところでございます。
議員御提案の農家の皆様に補償を行った上で夜間利用を認めてはどうかとの御質問でございますが、本施設は地域住民のスポーツ活動の場である一方、周辺農地との共存を前提として整備しており、営農環境への配慮は重要な責務であると考えております。しかしながら、スポーツ施設の有効活用と地域農業との両立を図る観点から、検討に値する提案であると受け止めております。今後につきましては、関係者の御意見を伺いながら検討してまいりたいと考えております。
○議長(西本良平) 有沢芳郎議員。
○17番(有沢芳郎) よろしくお願いします。
一応課長にはその地域の照明のデータは渡してるので、また地域の住民にお願いをして、オーケーと言うてもらうように努力しますんで、その成果が出たら、市長、ひとつよろしくお願いします。
これで質問を終わります。
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○議長(西本良平) お諮りいたします。本日の会議はこの程度にとどめ、延会したいと思います。これに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(西本良平) 御異議なしと認めます。よって、さよう決しました。
明19日の議事日程は、一般質問であります。開議時刻は午前10時、本日はこれにて延会いたします。
お疲れさまでした。
午後3時11分 延会
答弁者:教育長、関係課長
○議長(西本良平) 17番有沢芳郎議員。
〔17番 有沢芳郎議員発言席〕
○17番(有沢芳郎) 市政会の有沢です。もう5人目で疲れちゅうとは思いますけれども、よろしくお願い申し上げます。
私の質問は、1、市街化調整区域の見直し、2、香南中学校区エリアで大湊小学校は存続できるか、3、南国市スポーツセンターの夜間運営について質問をさせていただきます。
南国市の市街化調整区域について質問します。
香美市において長年の課題であった市街化調整区域の実質的な見直し、規制緩和が進んだ主な原因と背景には、地域の活力維持、子育て世代の定住促進と高知県開発審査会提案基準第23号の改正、適用という自治体制、県側の双方の働きが合致したことにあります。2026年4月1日から新基準運用開始に至った具体的要因は、以下の3点に集約されます。
1、高知県開発審査会提案基準第23号への特定エリア追加。これが、最も直接的な制度要因です。もともと市街化調整区域内での建築は厳しく制限されていましたが、香美市は策定したまちづくり方針に沿う形で県に対して基準緩和の特定エリア追加を働きかけ、これが認められたことが原因です。これにより、一律の激しい規制から地域の特性に応じた建築、土地の活用の幅を広げる柔軟な運用、市指定の区域内であれば要件を満たすことで住宅や店舗等の建築が可能になる措置へとかじを切ることができました。
2、人口減少、子育て世代の流出に対する強い危機感。香美市では、次のような地域存続に関わる課題が深刻化していました。高知工科大学という若者が集まるリソースがありながら、周辺市街化調整区域に住宅が建てられないため、卒業後や若年層の定住受皿がつくれない。調整区域内にある小学校の周辺集落で若者が家を建てられず、少子・高齢化とコミュニティーの維持困難が加速している。こうした農地や秩序を守るための規制がかえって地域の活力を奪っているという現状への危機感が、行政や議会を突き動かす強い原動力となりました。
3つ目、具体的なエリア選定による計画的な緩和への転換。無秩序な開発を防ぎつつ、見直しを成立させるため、香美市が対象を絞り込んだことも原因として挙げられます。今回の見直しは、以下のエリアが特定され、大義名分、まちづくりとの整合性が立ちやすくなりました。
香美市が市街化調整区域の規制を緩和できた原因は、高知県の開発審査会提案基準第23号という仕組みを活用し、市の明確なまちづくり方針、いわゆる実施方針を県に認めさせたことにあります。
そこで、質問です。
市街化調整区域の規制緩和を認めさせる開発審査会提案基準第23号を活用したことはありますか。
○議長(西本良平) 都市整備課長。
○都市整備課長(篠原正一) 先ほど有沢議員から御説明をいただきました高知県開発審査会提案基準第23号につきましては、本市においても活用をしております。本市では、香美市に先立ち、平成29年3月1日より高知大学医学部周辺において、また平成30年4月1日よりインターチェンジ周辺において、市のまちづくりの方針に沿った特定エリアを設定し、市長意見書を作成した上で、高知県開発審査会へ付議する運用を行っております。
○議長(西本良平) 有沢芳郎議員。
○17番(有沢芳郎) 第23号提案には市長の意見書が必須になっており、意見書を出したことがあれば、どんな提案を出したか、教えてくれませんか。
○議長(西本良平) 都市整備課長。
○都市整備課長(篠原正一) これまでの提案内容といたしましては、高知大学医学部周辺における自己用住宅、共同住宅及び店舗等の立地やインターチェンジ周辺における製造業、運輸業及び卸売業に係る施設の立地などでございます。
○議長(西本良平) 有沢芳郎議員。
○17番(有沢芳郎) その結果、何件建ちましたか。
○議長(西本良平) 都市整備課長。
○都市整備課長(篠原正一) 提案基準第23号につきましては、これまでに17件の活用実績がございます。内訳を申し上げますと、医学部周辺における自己用住宅が1件、アパートなどの共同住宅が6件、店舗が1件、そのほかインターチェンジ周辺の事業所が9件となっております。
○議長(西本良平) 有沢芳郎議員。
○17番(有沢芳郎) その結果、自己用住宅は僅か1件、活用されてない原因は何でしょう。
○議長(西本良平) 都市整備課長。
○都市整備課長(篠原正一) 高知大学医学部周辺の自己用住宅の要件では、対象者を高知大学医学部の常勤職員に限っております。そのため、利用対象者が限定されていることから、利用件数は少ない状況にございます。しかしながら、本提案基準は高知大学医学部周辺におけるまちづくりの方針に基づき運用しているものであり、一定その役割は果たしているものと考えております。
また、本市では、都市計画法施行条例に基づき、集落拠点周辺エリアの住宅の許可要件を設けております。岡豊地区におきまして、この要件による開発許可件数は、権限移譲後の8年間で74件に上っております。提案基準第23号による開発許可は、高知県開発審査会での議決を経る必要があり、先ほどの条例による開発許可と比較してハードルが高く、手続にも時間を要します。そのため、自己用住宅につきましては、より利用しやすい条例による許可制度が選択されていることも提案基準第23号の活用件数が少ない要因の一つであると考えております。
○議長(西本良平) 有沢芳郎議員。
○17番(有沢芳郎) 人口減少、地域の活力低下に対する強い危機感は持っちゅうかえ。
○議長(西本良平) 都市整備課長。
○都市整備課長(篠原正一) 人口減少や地域活力の低下につきましては、本市においても大きな課題であると認識しており、強い危機感を持っております。特に本市では、市街化区域の人口が増加している一方で、市街化調整区域の人口は減少しており、地域によってはコミュニティーの維持が喫緊の課題となっております。また、本市は市街化調整区域の人口が市街化区域の人口を上回るという、全国的に見てもまれな都市構造となっております。そのため、集落の維持や地域コミュニティの存続は重要な行政課題であると考えております。このようなことから、本市では都市計画マスタープランや立地適正化計画において、地域コミュニティの核となる集落拠点を位置づけるとともに、開発許可基準の見直しや空き家の利活用などを通じて、地域コミュニティの維持と定住促進に取り組んでいるところでございます。
○議長(西本良平) 有沢芳郎議員。
○17番(有沢芳郎) 南国市の明確なまちづくり方針を高知県に提案しましたか。
○議長(西本良平) 都市整備課長。
○都市整備課長(篠原正一) 本市のまちづくりの方針につきましては、都市計画マスタープラン及び立地適正化計画において明確に位置づけております。都市計画マスタープランでは中心拠点や集落拠点、産業拠点などを位置づけ、それらを高速自動車道や主要幹線道路などの交通ネットワークで結ぶ多極ネットワーク型の都市構造を目指しております。また、開発許可基準の見直しをはじめ、提案基準第23号の運用におきましても、本市のまちづくりの方針との整合を図りながら高知県とも協議を行ってるところでございます。
○議長(西本良平) 有沢芳郎議員。
○17番(有沢芳郎) 市街化区域内にある大篠地区は、人口増、特に学校に関する問題としてどのような問題が生じておりますか、教えてください。
○議長(西本良平) 都市整備課長。
○都市整備課長(篠原正一) 大篠地区につきましては、住宅立地が進んでいることなどから、大篠小学校の児童数は増加傾向にあり、県内でも有数の大規模校となっております。一方で、本市の集落拠点に位置づけている地域の小学校におきましては、児童数の減少が続いている学校もございます。このように、地域によって児童数の増減に差が生じていることは認識をしております。本市といたしましては、大篠地区における教育環境の確保に努めるとともに、集落地域における地域コミュニティの維持や定住促進も重要な課題であると考えております。
○議長(西本良平) 有沢芳郎議員。
○17番(有沢芳郎) では、その問題を解決するにはどんな提案ができると考えてますか。
○議長(西本良平) 都市整備課長。
○都市整備課長(篠原正一) 地域ごとの児童数の偏りにつきましては、土地利用制度だけで解決できるものではなく、雇用環境や交通の利便性、子育て環境など、様々な要因が関係しているものと考えております。そのため、本市では都市計画マスタープランや立地適正化計画に基づき中心拠点や地域拠点への居住誘導を図るとともに、集落拠点においては開発許可基準の規制緩和や空き家の利活用の促進などに取り組んでおります。大篠地区をはじめとする市街化区域への居住誘導と集落拠点における定住促進は、対立をするものではなく、双方を進めることによって市全体の均衡ある発展につながるものと考えております。以上です。
○議長(西本良平) 有沢芳郎議員。
○17番(有沢芳郎) 地域拠点の明確な位置づけに、日章産業団地周辺や香南中、日章小学校エリアで住宅や店舗などの建築、土地活用の幅が大きく広がることを提案しましたか。してなければ、今後地域拠点の明確な位置づけに取り組む考えがあるか、教えてください。
○議長(西本良平) 都市整備課長。
○都市整備課長(篠原正一) 御質問の日章産業団地周辺や香南中学校、日章小学校周辺につきましては、先ほど来からの提案基準第23号における特定エリアとして高知県に提案したことはございません。しかし、本市では日章地区をはじめとする集落拠点について、提案基準第23号ではなく、南国市都市計画法施行条例に基づく許可制度を運用しているところでございます。
○議長(西本良平) 有沢芳郎議員。
○17番(有沢芳郎) 香美市の提案基準第23号の中には、本市における集落拠点周辺エリアの住宅の許可要件に類似した特定エリアが設定されているが、その違いは何か、教えてください。
○議長(西本良平) 都市整備課長。
○都市整備課長(篠原正一) 本市と香美市との運用の違いでありますが、大きく4つあると思います。
まず1つ目は、対象エリアの要件についてです。本市の集落拠点周辺エリアは、高知県が指定した既存集落と大規模指定集落のエリア内としています。一方、香美市では、香長小学校ほか3校、及び佐岡コミュニティセンターの敷地からおおむね1キロメートル以内のエリアとしています。
2つ目は、対象者の要件についてです。本市の集落拠点周辺エリアの住宅の許可要件では、対象者についての要件はございません。一方、香美市の提案基準では、子育て世帯であり、かつ10年以上居住することを確約できる者に限られております。
3つ目は、自己用住宅の所有の有無についてでございます。本市では、所有の有無については問いませんが、香美市では自己用住宅を所有していないことを要件としております。
最後に、4つ目は、対象となる土地の要件でございます。本市の集落拠点周辺エリアの住宅の許可要件では、平成29年1月1日時点におきまして、土地の地目が宅地または雑種地として登記されていることを要件としております。一方、香美市の提案基準では、本市のような土地の地目や登記時期に関する要件は設けられておりません。以上です。
○議長(西本良平) 有沢芳郎議員。
○17番(有沢芳郎) その最後の違いが一番大きいと思います。要するに、香美市では農地を活用できるということ。南国市も同じように運用ができないか、教えてください。
○議長(西本良平) 都市整備課長。
○都市整備課長(篠原正一) 本市におきましても、香美市と同様に高知県開発審査会提案基準第23号を活用した場合には、土地要件の緩和を検討する余地はあるものと考えております。ただし、本市では、条例による許可制度を採用いたしておりますし、さらに対象者も限定をしておりません。このことから、香美市の提案基準制度と比べて利用しやすい制度となっております。そのため、現在は土地要件を設けることで市街化調整区域の性格との調和を図っているところでございます。今後は提案基準第23号の活用につきまして、高知県とも十分協議をしていく必要があるものと考えております。以上でございます。
○議長(西本良平) 有沢芳郎議員。
○17番(有沢芳郎) 実は、私もながおか温泉で香美市の市長とよく会うんです。香美市の市長にどうやって市街化調整区域を頑張ってやったんですかと聞いたら、熱意、要するに高知工科大学の周辺が何ともならんき、どうしてもやりたいという熱意を一生懸命県へ行って語ったと。市長、これなんですよ。
要するに、香美市は南国市より市街化調整区域が大きい、94%なんですよ。ほんで、南国市は92%。私が議員になるときに、市街化調整区域が92%あるから何とか緩和してくれと、当時の議長と一緒に県へ行って、何とか市街化調整区域を見直していただいて、大篠地区一辺倒じゃなく、各学校エリア、駅周辺の1キロぐらいを市街化調整区域として見直してもらえませんかと、何年もかけて陳情したんですけれども、一部しか見直しになってません。パーセントでいえば、92%が減っておりません。これは市長、市長の熱意なんですよ。市長が一生懸命市街化調整区域を見直すことによって、大篠地区一極じゃなく、コンパクトシティーでは失敗してるんですから、もう少し駅前周辺とか駅周辺、学校周辺をどうか見直すように県へ行って、陳情をよろしくお願いしまして、この質問はこれで終わります。
次に、香南中学校エリアについて質問します。
大湊小学校は、現在児童数は8人しかいません。大湊小学校は運動会など、地域と一緒になって運動会をしています。地域の絆である大湊小学校の運営方針を教育長はどのように考えているか、教えてください。
○議長(西本良平) 教育長。
○教育長(竹内信人) 大湊小学校につきましては、議員御指摘のように現在児童数が8名となっており、今後の学校運営や教育環境について御心配のお声をいただいております。
一方で、学校は、単に子供たちが学ぶ場というだけではなく、地域の歴史や文化、またつながりを支える地域の核としての役割も担っております。特に大湊地域におきましては、学校を守り、地域を次世代につないでいきたいという住民の皆様の大変熱い思いがありまして、私どもといたしましても、その思いを重く受け止めております。
教育委員会といたしましては、子供たちにとって望ましい教育環境を確保するという視点を大切にしながらも、直ちに統廃合ありきで判断するのではなく、まずは地域や保護者の皆様と丁寧に対話を重ねてまいりたいと考え、これまでも保護者や、また子供たちとも今後の学校運営についての話合いを行ってまいりました。今後も小規模校ならではの一人一人に寄り添った教育や異年齢交流のよさを生かしながら、特色ある学校づくりにも取り組んでまいります。
人口減少や少子化は全国的な課題であります。だからこそ、学校をどう地域の未来につなげていくかという視点が重要であると考えております。私たち教育委員会といたしましては、大湊小学校を地域とともに支え、できる限り存続できる方向を模索してまいります。
○議長(西本良平) 有沢芳郎議員。
○17番(有沢芳郎) 教育長の熱い言葉を聞いて、少し安心しました。もう8人しかおらんき、もう潰すぜよと言われたらどうしようかと思って。そういうふうに学校がなくなると、本当に地域が疲弊します。どうか教育長、よろしくお願い申し上げます。
そして次に、香南中学校は、全校生徒が74名しかいません。去年は59名でしたけれども、若干15名増えて74名になりました。4中学校のうち、最も生徒数の少ない中学校です。私の母校であります58年前の半分近くの生徒数なんです。高知県でも100メートル直線で走れる最大のグラウンドを持ち、くろしお鉄道の立田駅から歩いて2分、通学できる交通の便のいい中学校なんです。非常に学力も高く、英語の学力なんかは本当にトップクラスに近い学力を持っております。この香南中学校をどのように活性化するか、教えてください。
○議長(西本良平) 教育長。
○教育長(竹内信人) 有沢議員の御提案をなぞるような形にはなりますが、香南中学校につきましては、現在生徒数が74名となっておりまして、以前からいいますと、生徒数の減少が続いております。特認校制度を活用し、校区外からの受入れも進めており、多少の入学はあるものの、現状として大幅な増加には至っておりません。しかしながら、私はこの学校には他校にはない大きな魅力と可能性があるというふうに考えております。
まず、県内でも有数の広い運動場を有し、芝生の維持管理も丁寧に行われております。生徒たちは恵まれた環境の中で伸び伸びと学校生活を送っております。また、英語教育については、長年にわたり特色ある取組を積み重ねておりまして、防災教育においても中学生防災士の育成など、全国的にも誇れる実践が行われております。加えて、落ち着いた教育環境の中で、学力面においても一定の成果を上げております。
私は、これからの学校づくりにおいては、小規模校だからこそできる教育をどう磨き上げていくかが重要であると考えております。例えば英語教育、防災教育、地域連携教育をさらに発展させ、香南中学校に行きたいと思われる学校づくりを進める必要があると考えております。単に生徒数を追うだけではなく、教育内容そのもので学校の価値を高めていく視点が重要であります。また、広い敷地や芝生グラウンドを活用したスポーツ、体験活動、地域と連携した防災キャンプや交流事業、さらにはICTを活用した特色ある学びなど、他の学校では実現しにくい教育環境を積極的に発信してまいりたいと考えております。
これからは保護者や子供たちが学校を選ぶ時代になっていくようにも思われます。教育委員会といたしましても、学校の魅力を待つのではなく、積極的に発信し、選ばれる学校づくりを支援してまいります。生徒数減少という現実は厳しいものもありますが、私は香南中学校が持つ豊かな教育資源を生かしながら、地域に根差し、地域に誇られる学校として、今後も活性化に取り組んでまいりたいと考えております。
○議長(西本良平) 有沢芳郎議員。
○17番(有沢芳郎) 教育長の熱い答弁、ありがとうございました。よろしくお願い申し上げます。
次に、南国市のスポーツセンターの夜間運営について質問します。
平成11年に建設してから、田植が始まり稲を刈るまでの3月から8月までの約半年間、グラウンドが使えません。建設に当たり地権者との約束と聞いていますが、覚書か契約書がありますか。
○議長(西本良平) 生涯学習課長。
○生涯学習課長(前田康喜) 御指摘の覚書につきましては、関係文書や保存資料等を調査いたしましたが、約30年前の案件であり、現存する資料からは覚書の存在や内容を確認することができませんでした。
○議長(西本良平) 有沢芳郎議員。
○17番(有沢芳郎) この覚書がないというのは非常に残念ですが、僕はあると思います。なぜならば、このし尿処理センターをやったときに、覚書があったんです。三和の体育会が運営するのに覚書があったんで、ないはずはありません。そのときにサインをしてたのは、西森教育長なんです。僕は見まして、議会でもそれを取り上げてやったことがあります。
だから、言われんけれども、本当はよく探せばあると思うんですが、これはもう30年前のことなんで、これ以上は追及しませんけれども、要はこのグラウンドをどうしても使えるようにしたいんです。もう20年たって、私がこの理事長をしてたときに、あの農地の方に、使わせてもらいたいと。そのときに、要するに補償を出しましょうと。要するに、米が減反になったら補償しますと、米1俵ぐらいでどうでしょうかというような提案をしたときに、一部の農家の人はオーケーいうて言うてくれましたけども、最終的には西側の地権者が取り合う間もなくシャットアウトされましたんで、全然交渉になりませんでした。要は、一年中グラウンドが使えるように、市民が喜んでいただけるように夜間使用の解除に取り組んでいただける考えはあるかないか、教えてください。
○議長(西本良平) 生涯学習課長。
○生涯学習課長(前田康喜) スポーツセンターのグラウンドの夜間利用につきましては、周辺で営農されている水田への影響に配慮し、農作物の生育期間である春から秋にかけて夜間照明の使用を制限しているところでございます。
議員御提案の農家の皆様に補償を行った上で夜間利用を認めてはどうかとの御質問でございますが、本施設は地域住民のスポーツ活動の場である一方、周辺農地との共存を前提として整備しており、営農環境への配慮は重要な責務であると考えております。しかしながら、スポーツ施設の有効活用と地域農業との両立を図る観点から、検討に値する提案であると受け止めております。今後につきましては、関係者の御意見を伺いながら検討してまいりたいと考えております。
○議長(西本良平) 有沢芳郎議員。
○17番(有沢芳郎) よろしくお願いします。
一応課長にはその地域の照明のデータは渡してるので、また地域の住民にお願いをして、オーケーと言うてもらうように努力しますんで、その成果が出たら、市長、ひとつよろしくお願いします。
これで質問を終わります。
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○議長(西本良平) お諮りいたします。本日の会議はこの程度にとどめ、延会したいと思います。これに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(西本良平) 御異議なしと認めます。よって、さよう決しました。
明19日の議事日程は、一般質問であります。開議時刻は午前10時、本日はこれにて延会いたします。
お疲れさまでした。
午後3時11分 延会





