議会議事録
一般質問3日目(植田豊)
質問者:植田豊
答弁者:関係課長
○議長(西本良平) 12番植田豊議員。
〔12番 植田 豊議員発言席〕
○12番(植田 豊) 議席番号12番、なんこく市政会、植田です。
通告に従いまして質問をさせていただきます。御答弁のほどよろしくお願いします。
まず最初に、消防行政についてお聞きします。
緊急防災・減災事業債で耐震性貯水槽の設置をについて消防長にお聞きします。
緊急防災・減災事業債は、令和7年度末、昨年度末で期限がされていましたけれども、延長され、防災・減災国土強靱化の取組を継続するため、令和12年度まで5年間延長されました。この措置により、自治体は高機能な避難所整備や橋梁、道路の防災対策、流域治水対策等の事業に引き続き有利な条件で活用できるということになりました。
そこで、お聞きします。
近年の5年ぐらいの間に南国消防として緊急防災・減災事業債の利用で行ってきた事業の主なものを時系列でお答えください。
○議長(西本良平) 消防長。
○消防長(三谷洋亮) 過去5年間の緊急防災・減災事業債を利用した主な事業実績は、令和3年度は東部分団及び大篠分団篠原班の消防ポンプ自動車の整備、中島及び前浜防災活動拠点施設の整備、令和4年度は北部分団国府班及び岡豊分団八幡班の消防ポンプ自動車、消防団災害活動用重機の整備、令和5年度は立田消防屯所、南国市立図書館、日章防災活動拠点施設のそれぞれの敷地内に耐震性貯水槽を整備、令和6年度は後免分団消防ポンプ自動車の整備、日章及び十市防災活動拠点施設の整備、同じく十市防災活動拠点施設の敷地内に耐震性貯水槽を整備、令和7年度は市役所駐車場及び国府小学校に耐震性貯水槽を整備しております。以上です。
○議長(西本良平) 植田豊議員。
○12番(植田 豊) ありがとうございます。
それでは次に、答弁の中に耐震性貯水槽の設置がありました。耐震性貯水槽の利用目的と市内設置場所及び1か所当たりの金額をお答えください。
○議長(西本良平) 消防長。
○消防長(三谷洋亮) まず、利用目的としては、昭和40年代後半から50年代にかけて市内90か所以上に防火水槽を設置しておりますが、設置より50年以上が経過しているところもあり、亀裂が入り水が漏れ出している水槽もあることから、東日本大震災以降、既存の防火水槽も修理して残しつつ、消火水の確保が難しいところに耐震性貯水槽の設置を進めております。令和8年4月1日現在で市内に42基の耐震性貯水槽を設置しており、火災等における消火水確保はもちろんですが、南海トラフ地震等による地震火災に対応するための設置も進めています。能登半島地震における輪島市の大規模火災においては、断水により消火栓からの取水ができず、水利の確保が大きな課題となっておりましたので、今後も積極的な水利の確保のため設置を進めてまいります。
また、1か所当たりの金額についてですが、掘削したときに水が出たり砂地のため埋設が難しかったりするなど工事に手間がかかる場合、費用が高額となります。また、近年工事費が高騰しており、標準の40トンの耐震性貯水槽で1,000万円から1,500万円の工事費がかかります。
○議長(西本良平) 植田豊議員。
○12番(植田 豊) ありがとうございます。
それでは、今後の耐震性貯水槽設置予定をお聞きします。
○議長(西本良平) 消防長。
○消防長(三谷洋亮) 今年度は新川児童遊園地内に設置を予定しております。今後も市内全域を確認し、火災時等において消火水の確保が難しい場所に設置していきたいと考えております。
○議長(西本良平) 植田豊議員。
○12番(植田 豊) 大災害を想定した場合、耐震性貯水槽は、ろ過器を通すことによって生活用水として使用され、また消火活動のための用水確保を確実に担うことができるものです。非常に重要な設備だと考えます。引き続きの設置をお願いいたします。
次に、救急出動の件数と現場への到着時間について、消防長にお聞きします。
総務省消防庁は、令和8年3月31日、昨年令和7年中における全国の救急出動件数速報値を発表されました。前年比で0.4%減の768万6,235件だったと発表されました。搬送人員も0.1%減の676万1,871人で、いずれも令和2年以降、5年ぶりのマイナスとなっています。消防庁は軽症者の搬送が減り適時適切な利用が広がっていると見られると分析しているようですが、本市南国市の救急出動件数は過去10年間の変化を見たときに増加傾向にあるとお聞きしたことがあります。
そこで、質問です。
南国市の過去5年間の救急出動件数を順番にお答えください。
○議長(西本良平) 消防長。
○消防長(三谷洋亮) 過去5年間の救急出動件数ですが、令和3年中は2,671件、令和4年中は3,010件、令和5年中は3,154件、令和6年中は3,185件、令和7年中は3,327件となっており、過去4年間は毎年過去最高を更新しております。
○議長(西本良平) 植田豊議員。
○12番(植田 豊) それでは、救急車が119番通報を受けてから現場に到着するまでの時間、令和6年度中の全国平均は約9.8分です、先ほどの内容です。南国市の場合はどうでしょうか。
○議長(西本良平) 消防長。
○消防長(三谷洋亮) 令和6年中の救急出動における現場到着所要時間は10.1分となっております。
○議長(西本良平) 植田豊議員。
○12番(植田 豊) 救急出動件数が増加傾向にある要因及び現場への到着時間が全国平均よりも約0.3分、18秒ぐらい遅くなっている要因についての心当たりがあればお答えください。お願いします。
○議長(西本良平) 消防長。
○消防長(三谷洋亮) 救急出動の増加につきましては、搬送された方の約70%が65歳以上の高齢者となっており、一番の要因は高齢化が挙げられると思います。また、事故種別を見ますと、高齢者の急病及び転倒等で骨折されるなど、負傷者による搬送も多くなっております。
次に、現場到着所要時間ですが、近年の推移を説明しますと、令和4年中が10.3分、令和5年中が10.2分、令和6年中が10.1分、令和7年中については9.7分と、令和6年中の全国平均時間を下回っております。要因として考えられるのが、指令システムの更新や市中心部の道路整備が挙げられると思いますが、南国市内の病院への搬送割合が増加したことについても時間短縮の大きな要因であると考えます。
数年前は市内の病院への傷病者の搬送割合は約70%でしたが、令和7年中では約46.5%となっており、市内病院への傷病者受入れが増加しております。市内への病院に搬送しますと、救急出動が3件、4件と重なることで遠方、例えば市外からの出動となり、現場に到着する時間が長くなる傾向にあります。市内の病院が傷病者を積極的に受け入れてくれることで容易に次の出動態勢を取ることができますので、今後も市内の病院への積極的な受入れをお願いしていきたいと考えております。
○議長(西本良平) 植田豊議員。
○12番(植田 豊) ありがとうございます。南国市内病院の傷病者の受入れが増えているということですので、本当にありがたいし、うれしいことだと思います。
また、解決策としてはそれぞれ難しい部分はあるように思いますが、時間の短縮が傷病者の生命につながります。Live119映像通報システムの試験運用も開始されています。引き続きできる対策を最大限取っていただきたいと思います。よろしくお願いします。
次に、女性消防士の採用率について質問させていただきます。
総務省消防庁は、警察官や自衛官と比べると女性の割合が低いということで、令和8年度当初までに女性の割合を5%に引き上げることを目標に掲げてきましたが、令和7年4月1日現在の女性の占める割合は全国で約3.8%、6,386人であり、少しずつ増加する状況にあるとしています。
そこで、お聞きします。
南国市の女性消防吏員の人数と割合を教えてください。
○議長(西本良平) 消防長。
○消防長(三谷洋亮) 現在の南国市消防本部の実員は68名であり、うち女性は1名となっております。女性消防士の割合については約1.5%となっております。
○議長(西本良平) 植田豊議員。
○12番(植田 豊) 現時点での割合の低さは全国平均と比べてかなり低いわけですけども、何か理由、要因があるとお考えでしょうか、お答えください。
○議長(西本良平) 消防長。
○消防長(三谷洋亮) 南国市消防職員採用試験の過去5年の実績記録を見ますと、5年間の合計受験者数は138名であるのに対し、女性の受験者はそのうち5名と、非常に少ない現状があります。現在は県においても女性を対象とした消防の仕事体験イベントの開催や女性吏員PR動画の配信等の事業を行っておりますが、依然として女性が働くことのできる職業として認識する方が少ない現状があると考えております。
○議長(西本良平) 植田豊議員。
○12番(植田 豊) ありがとうございます。
女性消防士の必要性は、主に傷病者の安心感、多様なニーズへの対応、職場環境の活性化の3点に集約されると思います。救急現場での安心感と配慮、救急活動において患者や負傷者の体に触れる機会は多々あります。特に女性の傷病者にとって、同性の隊員が対応することは心理的なハードルを下げ、大きな安心感につながります。デリケートな聴取、女性特有の症状や相談が必要な際、女性隊員のほうが話しやすいという側面があります。
そこで、質問です。
以前、消防長より、女性吏員を増やすお考えはあるとお聞きしたことがあります。今までと同じやり方をしても難しいと思います。どのような方法を今後お考えでしょうか、お答えください。
○議長(西本良平) 消防長。
○消防長(三谷洋亮) まずは、女性を採用したくても受験してくれないという現状がありますので、消防は女性が安心して働いていくことのできる職業であることを広くPRしていくことが重要であるとともに、その取組を長年にわたり続けていくことが重要であると考えております。今年度も7月に南国市において嶺北、香美、香南の消防本部と合同で消防職業説明会の開催を予定していますので、今後も女性消防吏員の採用に向けて積極的に取り組んでいきたいと思っております。
○議長(西本良平) 植田豊議員。
○12番(植田 豊) ありがとうございます。
幾つかの方法をお考えのようです。目標達成の結果を出すためにも、今まで以上に消防本部全体が一丸となることも必要かと思います。県内他市町村も同じ傾向にあると思われますが、女性消防士を増やすことは絶対必要です。あの手この手のあらゆる手段の方法、対策を考えていただいて、女性消防士を増やしていただきたいと思います。よろしくお願いします。
次に、防災行政について質問させていただきます。
まず最初に、外国人の方へ災害時にやさしい日本語を。
昨年12月の高知新聞に、香南市、災害時の外国人支援において非常に重要となるやさしい日本語を活用した避難所対応の訓練を行いました。こうした実践的な訓練の取組として、実際に外国の方や多様な方が避難してきた際にスムーズに情報把握ができるよう工夫された。香南市、避難者カードが用意されていますと載っていました。
そこで、危機管理課長に質問させていただきます。
香南市の避難者カードには、1つ、基本情報、氏名、住所、世帯主の有無、2つ目、避難形態、避難所生活か在宅避難か(食料等の配給のみ希望かなど)、3つ目、健康状態や配慮、けが、人工透析、酸素療法の有無、4つ目、アレルギー情報、小麦、卵、牛乳など食事提供時の配慮、5つ目、ペット同伴、車両避難の有無等についてカードに載っているようです。
そこで、質問です。
本市には同様の避難者カードはありますでしょうか、あるなら香南市のように避難者カードがやさしい日本語対応になっているか、お答えください。
○議長(西本良平) 危機管理課長。
○危機管理課長(野村 学) 本市では、各指定避難所の避難所運営マニュアルを作成しており、受付の際に使用する避難者カードも整備しております。避難者カードには、避難生活の支援につなげるために必要となる項目として、香南市と同様の情報を記載する欄を設けております。
本市の避難者カードは、比較的平仮名を多く使用したものにはなっておりますが、やさしい日本語を意識した表記にはなっておりません。ただし、避難者カードとは別に避難所の受付で聴覚障害者や日本語に不慣れな外国人とコミュニケーションを図るためのツールとして、イラストややさしい日本語を使用したコミュニケーション支援ボードを準備しております。以上です。
○議長(西本良平) 植田豊議員。
○12番(植田 豊) 次に、大分前、一昨年のことになりますけど、令和6年12月の高知新聞に南国市内の記事として、南海トラフ地震に対して外国人への防災教育や啓発は南国市国際交流協会からの要請で過去2回実施したが、定期的な啓発活動はできていないと載っています。さきの避難者カードも含めて、ここ数年、二、三年の外国人の方に対しての防災教育、訓練等の活動内容をお答えください。
○議長(西本良平) 危機管理課長。
○危機管理課長(野村 学) 昨年10月26日に実施した避難所開設・運営訓練では、南国市国際交流協会にも参加いただき、避難所での受付や避難スペースの確認、炊き出し食料の試食などを体験していただきました。このような機会があれば参加を要請することはありますが、定期的な啓発活動には至っていないところです。以上です。
○議長(西本良平) 植田豊議員。
○12番(植田 豊) ありがとうございます。
次に、香南市避難者カードの内容の一部ですが、紹介させていただきます。
やさしい日本語での言い換え例として、1つ、「御記入をお願いします」を「ここにお名前や住所を書いてください」、2つ目、「在宅避難を希望ですか」を「家に住むことができますか」等、できる限り日常会話に近い言葉遣いになっています。今回の質問の避難者カードについて、南国市、本市の導入予定をお聞きします。
○議長(西本良平) 危機管理課長。
○危機管理課長(野村 学) 香南市の事例を参考にして、日本語に不慣れな方でも容易に記入できる避難者カードを作成してまいりたいと思います。以上です。
○議長(西本良平) 植田豊議員。
○12番(植田 豊) ありがとうございます。南国市内でも外国の就労者の方も随分多くなってきていると感じています。どうぞよろしくお願いします。
次に、ボランティアセンターの運営についてお聞きします。
初日の西山議員の内容と重複するかも分かりませんが、よろしくお願いします。
災害時のボランティアセンターは、地域住民やボランティア希望者と支援を必要とする個人、団体をつなぐマッチング機能と情報提供を行う組織です。平時は活動の啓発や育成、また災害時には災害ボランティアセンターとして被災地ニーズとボランティアの調整を担います。
そこで、危機管理課長にお聞きします。
南国市の災害ボランティアセンターの体制が現時点でどのようになっているのか、お聞きします。
○議長(西本良平) 危機管理課長。
○危機管理課長(野村 学) 災害発生時のボランティアの受入れに関しましては、南国市社会福祉協議会がその設置、運営を担うこととなっております。本市では、その実効性を担保するために、南国市内に災害が発生した場合における協力体制に関した南国市災害ボランティアセンターの設置運営等に関する協定を南国市社会福祉協議会と締結しております。また、本市の災害対策本部の体制としては、受援全般の業務を担う後方支援チームがボランティアセンターの開設要請や連絡調整を行うこととしております。以上です。
○議長(西本良平) 植田豊議員。
○12番(植田 豊) ありがとうございます。
次に、ボランティアの方が安全に活動していただくために幾つかの質問をさせていただきます。
まず、ボランティア保険の加入はどのようになっていますか。2つ目、スムーズな運営をするために適切な活動内容を依頼する側とボランティア側の御本人や団体さんに伝える必要があります。マッチング方法はどのようになっていますでしょうか。また、資機材等の確保はできていますか。ボランティアの休憩待機スペース、駐車場等の確保はどのようになっていますでしょうか。質問です。よろしくお願いします。
○議長(西本良平) 危機管理課長。
○危機管理課長(野村 学) 被災地へボランティアに向かわれる方のボランティア保険に関しましては、ボランティアに向かう際にあらかじめお住まいの地域の社会福祉協議会で保険を掛けることが可能となっております。活動内容のマッチングにつきましては、効果的な活動のために非常に重要なこととなりますし、ボランティアセンターの運営の中でも中心的な活動になります。南国市、香美市、香南市の3市の社会福祉協議会では、例年合同でマッチングも含めた受入れの模擬訓練を行っております。資機材につきましては、現在十分な物品、数量が整っているものではありませんが、協定に基づき、社会福祉協議会と協議の上、整備を進めております。休憩スペースや車で来られたボランティアの方の駐車場等のスペースにつきましては、現状では十分な検討ができておりません。以上です。
○議長(西本良平) 植田豊議員。
○12番(植田 豊) ありがとうございます。
休憩スペースや宿泊施設に車で来られた方に対しての駐車場の確保、宿泊施設の確保ができていないということが分かりました。平時から関係団体と防災協定等を締結し、顔の見える関係を築いておく必要があると考えます。大災害時を想定すれば、必ず必要になります。今後は十分な体制づくりを今以上によろしくお願いします。
次に、新たな防災気象情報について、危機管理課長にお聞きします。
先月5月29日から運用が開始された新たな新防災気象情報は、大雨、洪水などの災害リスクと避難行動とを結びつけて、レベル表示で分かりやすくなりました。
そこで、質問です。
今までは災害ごとに情報名称と警戒レベルが異なり、受け手の我々にとっては分かりにくいという課題があったと聞いています。大きく変更になった点をお尋ねします。
○議長(西本良平) 危機管理課長。
○危機管理課長(野村 学) 従来の気象情報では、住民の避難行動の目安を示す警戒レベルと降雨の状況や降雨による土砂災害、洪水などの危険度を示す注意報や警報等、いわゆる気象予警報との関係が分かりにくいということが課題となっておりました。この点を改善することを大きな目的として、今回の防災気象情報の変更に至っております。
具体的には、河川氾濫、大雨、土砂災害、高潮の4つの防災気象情報につきましては、住民の避難行動の目安を示す5段階の警戒レベルに合わせて発表すること、5段階の警戒レベルと対応させるために防災気象情報も5段階の情報として整理し、警戒レベル4相当の情報として新たに危険警報を設定すること、5段階の警戒レベルと防災気象情報との対応を明確にするために気象情報にも5段階のレベルの数字を付して発表すること、以上が大きな変更点であります。例えば大雨の気象情報に関しましては、これまでの大雨警報に代わり、レベル3、大雨警報という言葉で発表されますし、さらに危険度が高まれば、レベル4、大雨危険警報として発表されるようになります。
さらに、気象情報名も大きく変更しております。
具体的には、洪水に注意、警戒する必要があることを示す洪水注意報、洪水警報などの情報名がなくなり、物部川に関しましては氾濫という言葉を用いて、レベル2、氾濫注意報、レベル3、氾濫警報などと発表されるようになりました。それ以外の河川につきましては、従来どおりの水位情報の発表と併せて、当面の間、大雨に関する情報でも扱うこととされております。
なお、氾濫注意報等の情報に関しましては、他の気象情報と異なり、市町村に対してではなく、河川、本市の場合は物部川に対して発表されることに注意が必要となります。
また、土砂災害に関しましては、従来は大雨情報の中で取り扱い、例えば大雨警報(土砂災害)などとして発表されておりましたが、今回の改善により、大雨から独立して土砂災害という言葉を用いて発表されるようになりました。例えば、レベル3、土砂災害警報やレベル4、土砂災害危険警報などとして発表されます。
そのほか、市町村単位の時系列情報として、あしたまでの警報等の見通しが発表されること、気象解説情報や気象防災速報として、例えば線状降水帯の半日前予測や直前予測、発生情報が発表されることとなりました。この点も大きな改善点となっております。以上です。
○議長(西本良平) 植田豊議員。
○12番(植田 豊) ありがとうございます。
防災気象情報の役割は、災害規模を示すことではなく、受け手側が避難や避難準備など具体的な行動につなげ、自身や周囲の命を守ることにあります。
改めて質問です。
今回の変更で行政側、自治体側の想定されるメリットをお答えください。
○議長(西本良平) 危機管理課長。
○危機管理課長(野村 学) 先ほどお答えいたしましたとおり、今回の改善は住民の避難行動につなげることを目的として行われております。この点につきましては、避難情報の発令を検討し、状況に応じて発令をする義務を負う自治体側にとっても大きなメリットとなります。先日の台風6号接近時には、この新しい防災気象情報に基づき対応を検討いたしましたが、本市の状況に応じて避難情報を適切に発令するためにも、今回の改善は検討、判断のしやすい情報になったと感じております。避難情報の発令は、災害対策基本法で市町村長が発令すると定められておりますので、今後も気象庁から発表される防災気象情報を十分に活用し、適切な避難情報の検討、発令につなげてまいります。以上です。
○議長(西本良平) 植田豊議員。
○12番(植田 豊) 行政側にも発令しやすくなった、情報を出しやすくなったということなわけですから、新しくなった新防災気象情報の定着には一定の時間はどうしてもかかると思います。受け手側である我々が誤った場合は不具合が生じることも想定しておく必要もあります。少なくとも今シーズンに最大限の広報、周知活動が必要かと考えます。どのような方法で市民の方に広報、周知されるのか、予定をお聞きします。
○議長(西本良平) 危機管理課長。
○危機管理課長(野村 学) 新しい防災気象情報の広報につきましては、南国市の広報紙「広報なんこく」や防災新聞等を通じてお知らせをしております。特に「広報なんこく」につきましては、出水期に合わせて6月号、7月号の2回続けての広報を行い、周知を図っております。また、自主防災組織や地区防災連合会の防災学習や総会に合わせて、順次説明を行っているところです。引き続き、混乱を招くことのないよう、より丁寧に住民への説明、啓発を行ってまいります。以上です。
○議長(西本良平) 植田豊議員。
○12番(植田 豊) ありがとうございます。先ほども質問させてもらいましたように、一定の時間はかかると思いますので、いろんな場面で周知のほどをよろしくお願いします。
次に、農林行政について質問させていただきます。
まず最初に、南国市危険木伐採等森林整備事業補助金についてお聞きします。
先月5月4日月曜日は、みどりの日でした。というわけではないと思いますが、ゴールデンウイーク中に全国ニュースでも公園や街路樹等の倒木や、高知新聞では、JR相次ぐ倒木で運休、26日から27日にかけての局地的な大雨が原因と見られます、JR四国の対応、4月28日、定例会でJR四国の社長は倒木は確実に増えたと述べ、従来の巡回点検に加えて樹木の専門家が同行する調査を実施する方針を表明しました等、倒木に関する全国ニュースが入ってきました。本市南国市では、南国市危険木伐採等森林整備事業補助金が今年4月から実施されています。「広報なんこく」5月号に大きく載っています。
農林水産課長にお聞きします。
始まったばかりではありますが、現時点での問合せや受付の状況等についてお聞きします。
○議長(西本良平) 農林水産課長。
○農林水産課長(川村佳史) 現時点で1件交付決定されており、そのほか何件かお問合せをいただいておりますが、そのうちの1件につきましては、現地確認を行い、現在手続を進めているところでございます。
○議長(西本良平) 植田豊議員。
○12番(植田 豊) ありがとうございます。今のところ始まったばかりということもあるかも分かりませんけど、交付決定は1件だということで、承知しました。
次の質問です。
補助対象者の条件や補助内容、補助金額はどのようになっているか、改めてお聞きします。
○議長(西本良平) 農林水産課長。
○農林水産課長(川村佳史) 南国市内の森林に存在する立竹木のうち、倒れることで住宅等に被害を与えるおそれがある立竹木の伐採に係る費用を補助することで、適切な森林管理と倒木等による被害防止を図ることを目的とした事業となっておりまして、立竹木の所有者や直接的な被害を受けるおそれのある方が森林組合や造園業者などに伐採を委託した場合の費用に対する補助となっております。
補助対象となる立竹木は、立木の場合は樹高5メートル以上かつ地上1.2メートルの部分の直径が25センチ以上、竹の場合は樹高5メートル以上かつ地上1.2メートル部分の直径が10センチ以上で、樹高と同等の距離の範囲内にある住宅または市道に被害を与えるおそれがある場合としております。また、補助金額は補助対象経費の2分の1以内で、75万円が上限となっております。
○議長(西本良平) 植田豊議員。
○12番(植田 豊) ありがとうございます。
さきに紹介しました新聞の中にもありましたが、JR四国の社長の話です。従来の巡回点検に加えて樹木の専門家が同行する調査を実施する方針を表明したとあるように、一般の方にしてみたら、木が太ってきたから切らないかんがやないろうかとか、腐ってきゆうにかわらんき切らないかんがやないろうかとか、幹も腐ってきゆうがやないろうか等、要するに見た目には、なかなか普通の方にしてみたら、実際倒木する可能性があるかどうかというのは、よく分からないと思います。
そこで、質問です。
先ほどの話にもあった専門家、樹木医さん等に診てもらう場合に、診断してもらうために補助金を使えますか、お答えください。
○議長(西本良平) 農林水産課長。
○農林水産課長(川村佳史) 補助対象とはなっておりません。
○議長(西本良平) 植田豊議員。
○12番(植田 豊) 本当に倒木事故が発生した場合、人や住宅に被害を与えてしまい、大きな事故になってしまうことが考えられます。一度診ちょいてもらいたいという方の要望に補助金が使えるように今後検討していただきたいと思いますが、どうでしょうか。
○議長(西本良平) 農林水産課長。
○農林水産課長(川村佳史) 御指摘のとおり樹木の健康状態というのは専門家でないと判断が難しい場合があるかとは思いますが、本事業は倒木による被害防止だけではなく、水源涵養や土砂災害防止といった森林の多面的な機能を持続的に発揮するために必要な間伐など、適切な森林管理を促すことも補助の目的となっております。そのため、現在危険木であるかどうかの判断については幅広く捉えており、樹高と同等の距離の範囲内に住宅や市道がある場合は、樹木の状態にかかわらず、伐採費用の補助対象と考えております。補助申請に当たって樹木の状態を判断することは求めておりませんし、状態を判断することに要する費用を補助対象とはしておりませんので、御理解をお願いいたします。
○議長(西本良平) 植田豊議員。
○12番(植田 豊) ありがとうございました。将来的には考えてみてください。よろしくお願いします。
次に、本県開催の第78回全国植樹祭についてお聞きします。
先月の令和8年5月愛媛県で、第76回全国植樹祭えひめ2026が5月17日日曜日に天皇皇后両陛下が御臨席され松山市の式典会場で開催されました。愛媛県での開催は、昭和41年、1966年以来60年ぶりとなり、大会名が第76回全国植樹祭えひめ2026、大会のテーマが「育てるけん 伊予の国から 緑の宝」、本会場が愛媛県総合運動公園(松山市)で開催されました。2年後、令和10年は本県高知県で第78回全国植樹祭が開催されます。全国植樹祭は、天皇皇后両陛下が出席され、県民挙げての取組の行事となるはずです。その年の開催県は、会場の選定から準備に数年前から取り組みます。昨年11月に本県高知県で令和10年に開催されることが新聞等で発表されました。現時点で決まっていることもかなりあろうかと思います。
まず、質問です。
大会のテーマ、あるいは式典会場等について、決まっていることをお答えください。
○議長(西本良平) 農林水産課長。
○農林水産課長(川村佳史) 令和10年に高知県で開催予定の第78回全国植樹祭につきましては、大会テーマや式典会場について高知県から南国市に対して直接通知されているわけではございませんが、高知県が全国植樹祭に関するホームページを開設しておりまして、そちらで各種情報発信がなされております。大会テーマは「黒潮に 恵み届ける 森づくり」で、式典会場は高知県立春野総合運動公園体育館となっております。
○議長(西本良平) 植田豊議員。
○12番(植田 豊) ありがとうございました。
次に、現時点で本市南国市のこの全国大会への取組の内容を教えてください。
○議長(西本良平) 農林水産課長。
○農林水産課長(川村佳史) 農林水産課としての取組は、現時点では特にございません。
○議長(西本良平) 学校教育課長。
○学校教育課長(池本滋郎) 学校教育課としましては、市内では国府小、久礼田小、奈路小、たちばな幼稚園が、式典等で使用される苗木を育てる苗木のスクールステイに取り組んでおります。昨年末に種子の配布と専門家による育成指導を受け、現在栽培中でございます。育成期間は、令和9年秋頃から令和10年春頃までとなっております。その後、回収された苗木は、全国植樹祭や関連する記念行事に活用されると聞いております。
○議長(西本良平) 植田豊議員。
○12番(植田 豊) ありがとうございました。
学校教育課のほうで課長が御答弁いただきました苗木のスクールステイという形で今現在やっておられるようですけど、私としては、2002年に高知県内全域を会場として開催された第57回国民体育大会、よさこい高知国体を思い出します。歓迎ムードはもちろんのこと、宿泊施設の大幅な不足をカバーするため、民泊を取り入れました。私の住んでいる岡豊町小蓮地区でも、一般の御家庭と小蓮自治会公民館でも受入れを行い、喜んでいただき、多くの市民や行政職員の関わった方々の労が報われたと記憶し、今でも宿泊された選手の方と交流がある話は時々聞く話です。
皇室や大会役員の方、参加される多くの方は、飛行機で高知龍馬空港にお越しになると思われます。県内で最初に南国市に入るということです。2年後のことです。今回も本市南国市として最大限の歓迎ムードでお迎えすれば全国的にも注目されると思いますので、それぞれの担当課で工夫していただきたいと思います。
この年はちょうど「ジョン万」の放映もあり、高知県が注目されます。取組や進捗状況も今後の一般質問で何回か質問させていただきたいと思いますので、よろしくお願いします。
次に、商工観光行政の中で、中小企業振興事業費補助金についてお聞きします。
南国市中小企業振興事業費補助金の受付が今年も4月1日より募集が行われており、市内の中小企業者を対象に創業、特産品や新製品の開発、販路拡大などを支援する南国市中小企業振興事業費補助金を実施するものです。
そこで、お聞きします。
地域特産品等開発事業とお土産品開発事業、大きく2つに使い道が分かれると思います。地域特産品等開発事業とお土産品開発事業の対象事業件数を令和5年、6年、7年でお答えください。また、本年令和8年の受付状況を現時点で4月、5月をお答えください。よろしくお願いします。
○議長(西本良平) 商工観光課長。
○商工観光課長(山崎伸二) 地域特産品等開発事業につきましては、令和5年度は1件、令和6年度は6件、令和7年度は3件となっております。お土産品開発事業につきましては、令和6年度及び令和7年度に実施したものでございまして、令和6年度は5件、令和7年度は1件となっております。また、今年度の地域特産品等開発事業の受付状況につきましては、5月末時点ではゼロ件となっております。以上でございます。
○議長(西本良平) 植田豊議員。
○12番(植田 豊) 令和5年、7年と比べて、令和6年が非常に多い結果、数字になっています。
質問です。
令和6年度が多くなっている心当たり、理由をお答えください。
○議長(西本良平) 商工観光課長。
○商工観光課長(山崎伸二) 令和6年度の実績件数が多いことにつきましては、令和7年度前期の連続テレビ小説「あんぱん」の放映を契機に、南国市へ訪れる観光客へのお土産品等の開発に市内中小企業者の方々が取り組まれたことによるものと考えております。また、市として連続テレビ小説や後免をテーマにしたお土産品開発を支援するお土産品開発事業を実施したことも、市内中小企業者の方々の取組を後押しできたのではないかと思っております。以上でございます。
○議長(西本良平) 植田豊議員。
○12番(植田 豊) ありがとうございます。
やはり朝ドラ「あんぱん」の放映時期に県外市外からのお客様の入りを見込んで、企業の商品開発が現れたものだと思います。南国市観光協会さんの話になりますが、観光客と思われるお客様の南国市への入り数から、アフター「あんぱん」はまだまだ続いているのではと言われていました。
そこで、質問です。
せっかくの追い風機運を生かさない手はありません。振興事業費補助金です。利用する側の企業、個人、経営者さん等にどのように周知、広報をさせていく予定なのか、お答えください。
○議長(西本良平) 商工観光課長。
○商工観光課長(山崎伸二) 南国市中小企業振興事業費補助金の広報活動につきましては、南国市ホームページにてお知らせしているところでございます。また、今年度は土佐FBCの方に相談させていただいておりまして、土佐FBCと親和性が高い地域特産品等開発事業等のチラシを作成し、土佐FBC事務所へのチラシの設置や土佐FBCのメーリングリストに登録されている方々へのこのチラシを添付したメール配信に向け、準備を進めておるところでございます。以上でございます。
○議長(西本良平) 植田豊議員。
○12番(植田 豊) ありがとうございました。
こじつけた話にはなりますが、今年の秋にはよさこい高知文化祭、令和10年には先ほど質問させてもらいました全国植樹祭や大河ドラマ「ジョン万」の放映、また3年後にはなりますが、本市南国市制の70周年を控えています。いろいろな思いを込めて、商工業、観光業界はもちろん、南国市の活性化につながればよいと考えますので、せっかくの事業ですので、よろしくお願いします。
以上で私の本議会の一般質問を終わらせていただきます。
○議長(西本良平) ちょっとお待ちください。消防長。
○消防長(三谷洋亮) 消防行政についての答弁に誤りがありましたので、訂正をいたしたいと思います。
数年前は市内の病院への傷病者搬送割合を「約30%」と説明をしなければならないところ、「70%」と誤って答弁をしてしまいました。正しくは約30%で、現在は約46.5%となっているというところです。訂正しておわびを申し上げます。
○議長(西本良平) 以上で終わります。
(「訂正ありがとうございました。御丁寧な答弁、ありがとうございました」と呼ぶ者あり)
昼食のため休憩いたします。
再開は午後1時であります。
午前11時50分 休憩
答弁者:関係課長
○議長(西本良平) 12番植田豊議員。
〔12番 植田 豊議員発言席〕
○12番(植田 豊) 議席番号12番、なんこく市政会、植田です。
通告に従いまして質問をさせていただきます。御答弁のほどよろしくお願いします。
まず最初に、消防行政についてお聞きします。
緊急防災・減災事業債で耐震性貯水槽の設置をについて消防長にお聞きします。
緊急防災・減災事業債は、令和7年度末、昨年度末で期限がされていましたけれども、延長され、防災・減災国土強靱化の取組を継続するため、令和12年度まで5年間延長されました。この措置により、自治体は高機能な避難所整備や橋梁、道路の防災対策、流域治水対策等の事業に引き続き有利な条件で活用できるということになりました。
そこで、お聞きします。
近年の5年ぐらいの間に南国消防として緊急防災・減災事業債の利用で行ってきた事業の主なものを時系列でお答えください。
○議長(西本良平) 消防長。
○消防長(三谷洋亮) 過去5年間の緊急防災・減災事業債を利用した主な事業実績は、令和3年度は東部分団及び大篠分団篠原班の消防ポンプ自動車の整備、中島及び前浜防災活動拠点施設の整備、令和4年度は北部分団国府班及び岡豊分団八幡班の消防ポンプ自動車、消防団災害活動用重機の整備、令和5年度は立田消防屯所、南国市立図書館、日章防災活動拠点施設のそれぞれの敷地内に耐震性貯水槽を整備、令和6年度は後免分団消防ポンプ自動車の整備、日章及び十市防災活動拠点施設の整備、同じく十市防災活動拠点施設の敷地内に耐震性貯水槽を整備、令和7年度は市役所駐車場及び国府小学校に耐震性貯水槽を整備しております。以上です。
○議長(西本良平) 植田豊議員。
○12番(植田 豊) ありがとうございます。
それでは次に、答弁の中に耐震性貯水槽の設置がありました。耐震性貯水槽の利用目的と市内設置場所及び1か所当たりの金額をお答えください。
○議長(西本良平) 消防長。
○消防長(三谷洋亮) まず、利用目的としては、昭和40年代後半から50年代にかけて市内90か所以上に防火水槽を設置しておりますが、設置より50年以上が経過しているところもあり、亀裂が入り水が漏れ出している水槽もあることから、東日本大震災以降、既存の防火水槽も修理して残しつつ、消火水の確保が難しいところに耐震性貯水槽の設置を進めております。令和8年4月1日現在で市内に42基の耐震性貯水槽を設置しており、火災等における消火水確保はもちろんですが、南海トラフ地震等による地震火災に対応するための設置も進めています。能登半島地震における輪島市の大規模火災においては、断水により消火栓からの取水ができず、水利の確保が大きな課題となっておりましたので、今後も積極的な水利の確保のため設置を進めてまいります。
また、1か所当たりの金額についてですが、掘削したときに水が出たり砂地のため埋設が難しかったりするなど工事に手間がかかる場合、費用が高額となります。また、近年工事費が高騰しており、標準の40トンの耐震性貯水槽で1,000万円から1,500万円の工事費がかかります。
○議長(西本良平) 植田豊議員。
○12番(植田 豊) ありがとうございます。
それでは、今後の耐震性貯水槽設置予定をお聞きします。
○議長(西本良平) 消防長。
○消防長(三谷洋亮) 今年度は新川児童遊園地内に設置を予定しております。今後も市内全域を確認し、火災時等において消火水の確保が難しい場所に設置していきたいと考えております。
○議長(西本良平) 植田豊議員。
○12番(植田 豊) 大災害を想定した場合、耐震性貯水槽は、ろ過器を通すことによって生活用水として使用され、また消火活動のための用水確保を確実に担うことができるものです。非常に重要な設備だと考えます。引き続きの設置をお願いいたします。
次に、救急出動の件数と現場への到着時間について、消防長にお聞きします。
総務省消防庁は、令和8年3月31日、昨年令和7年中における全国の救急出動件数速報値を発表されました。前年比で0.4%減の768万6,235件だったと発表されました。搬送人員も0.1%減の676万1,871人で、いずれも令和2年以降、5年ぶりのマイナスとなっています。消防庁は軽症者の搬送が減り適時適切な利用が広がっていると見られると分析しているようですが、本市南国市の救急出動件数は過去10年間の変化を見たときに増加傾向にあるとお聞きしたことがあります。
そこで、質問です。
南国市の過去5年間の救急出動件数を順番にお答えください。
○議長(西本良平) 消防長。
○消防長(三谷洋亮) 過去5年間の救急出動件数ですが、令和3年中は2,671件、令和4年中は3,010件、令和5年中は3,154件、令和6年中は3,185件、令和7年中は3,327件となっており、過去4年間は毎年過去最高を更新しております。
○議長(西本良平) 植田豊議員。
○12番(植田 豊) それでは、救急車が119番通報を受けてから現場に到着するまでの時間、令和6年度中の全国平均は約9.8分です、先ほどの内容です。南国市の場合はどうでしょうか。
○議長(西本良平) 消防長。
○消防長(三谷洋亮) 令和6年中の救急出動における現場到着所要時間は10.1分となっております。
○議長(西本良平) 植田豊議員。
○12番(植田 豊) 救急出動件数が増加傾向にある要因及び現場への到着時間が全国平均よりも約0.3分、18秒ぐらい遅くなっている要因についての心当たりがあればお答えください。お願いします。
○議長(西本良平) 消防長。
○消防長(三谷洋亮) 救急出動の増加につきましては、搬送された方の約70%が65歳以上の高齢者となっており、一番の要因は高齢化が挙げられると思います。また、事故種別を見ますと、高齢者の急病及び転倒等で骨折されるなど、負傷者による搬送も多くなっております。
次に、現場到着所要時間ですが、近年の推移を説明しますと、令和4年中が10.3分、令和5年中が10.2分、令和6年中が10.1分、令和7年中については9.7分と、令和6年中の全国平均時間を下回っております。要因として考えられるのが、指令システムの更新や市中心部の道路整備が挙げられると思いますが、南国市内の病院への搬送割合が増加したことについても時間短縮の大きな要因であると考えます。
数年前は市内の病院への傷病者の搬送割合は約70%でしたが、令和7年中では約46.5%となっており、市内病院への傷病者受入れが増加しております。市内への病院に搬送しますと、救急出動が3件、4件と重なることで遠方、例えば市外からの出動となり、現場に到着する時間が長くなる傾向にあります。市内の病院が傷病者を積極的に受け入れてくれることで容易に次の出動態勢を取ることができますので、今後も市内の病院への積極的な受入れをお願いしていきたいと考えております。
○議長(西本良平) 植田豊議員。
○12番(植田 豊) ありがとうございます。南国市内病院の傷病者の受入れが増えているということですので、本当にありがたいし、うれしいことだと思います。
また、解決策としてはそれぞれ難しい部分はあるように思いますが、時間の短縮が傷病者の生命につながります。Live119映像通報システムの試験運用も開始されています。引き続きできる対策を最大限取っていただきたいと思います。よろしくお願いします。
次に、女性消防士の採用率について質問させていただきます。
総務省消防庁は、警察官や自衛官と比べると女性の割合が低いということで、令和8年度当初までに女性の割合を5%に引き上げることを目標に掲げてきましたが、令和7年4月1日現在の女性の占める割合は全国で約3.8%、6,386人であり、少しずつ増加する状況にあるとしています。
そこで、お聞きします。
南国市の女性消防吏員の人数と割合を教えてください。
○議長(西本良平) 消防長。
○消防長(三谷洋亮) 現在の南国市消防本部の実員は68名であり、うち女性は1名となっております。女性消防士の割合については約1.5%となっております。
○議長(西本良平) 植田豊議員。
○12番(植田 豊) 現時点での割合の低さは全国平均と比べてかなり低いわけですけども、何か理由、要因があるとお考えでしょうか、お答えください。
○議長(西本良平) 消防長。
○消防長(三谷洋亮) 南国市消防職員採用試験の過去5年の実績記録を見ますと、5年間の合計受験者数は138名であるのに対し、女性の受験者はそのうち5名と、非常に少ない現状があります。現在は県においても女性を対象とした消防の仕事体験イベントの開催や女性吏員PR動画の配信等の事業を行っておりますが、依然として女性が働くことのできる職業として認識する方が少ない現状があると考えております。
○議長(西本良平) 植田豊議員。
○12番(植田 豊) ありがとうございます。
女性消防士の必要性は、主に傷病者の安心感、多様なニーズへの対応、職場環境の活性化の3点に集約されると思います。救急現場での安心感と配慮、救急活動において患者や負傷者の体に触れる機会は多々あります。特に女性の傷病者にとって、同性の隊員が対応することは心理的なハードルを下げ、大きな安心感につながります。デリケートな聴取、女性特有の症状や相談が必要な際、女性隊員のほうが話しやすいという側面があります。
そこで、質問です。
以前、消防長より、女性吏員を増やすお考えはあるとお聞きしたことがあります。今までと同じやり方をしても難しいと思います。どのような方法を今後お考えでしょうか、お答えください。
○議長(西本良平) 消防長。
○消防長(三谷洋亮) まずは、女性を採用したくても受験してくれないという現状がありますので、消防は女性が安心して働いていくことのできる職業であることを広くPRしていくことが重要であるとともに、その取組を長年にわたり続けていくことが重要であると考えております。今年度も7月に南国市において嶺北、香美、香南の消防本部と合同で消防職業説明会の開催を予定していますので、今後も女性消防吏員の採用に向けて積極的に取り組んでいきたいと思っております。
○議長(西本良平) 植田豊議員。
○12番(植田 豊) ありがとうございます。
幾つかの方法をお考えのようです。目標達成の結果を出すためにも、今まで以上に消防本部全体が一丸となることも必要かと思います。県内他市町村も同じ傾向にあると思われますが、女性消防士を増やすことは絶対必要です。あの手この手のあらゆる手段の方法、対策を考えていただいて、女性消防士を増やしていただきたいと思います。よろしくお願いします。
次に、防災行政について質問させていただきます。
まず最初に、外国人の方へ災害時にやさしい日本語を。
昨年12月の高知新聞に、香南市、災害時の外国人支援において非常に重要となるやさしい日本語を活用した避難所対応の訓練を行いました。こうした実践的な訓練の取組として、実際に外国の方や多様な方が避難してきた際にスムーズに情報把握ができるよう工夫された。香南市、避難者カードが用意されていますと載っていました。
そこで、危機管理課長に質問させていただきます。
香南市の避難者カードには、1つ、基本情報、氏名、住所、世帯主の有無、2つ目、避難形態、避難所生活か在宅避難か(食料等の配給のみ希望かなど)、3つ目、健康状態や配慮、けが、人工透析、酸素療法の有無、4つ目、アレルギー情報、小麦、卵、牛乳など食事提供時の配慮、5つ目、ペット同伴、車両避難の有無等についてカードに載っているようです。
そこで、質問です。
本市には同様の避難者カードはありますでしょうか、あるなら香南市のように避難者カードがやさしい日本語対応になっているか、お答えください。
○議長(西本良平) 危機管理課長。
○危機管理課長(野村 学) 本市では、各指定避難所の避難所運営マニュアルを作成しており、受付の際に使用する避難者カードも整備しております。避難者カードには、避難生活の支援につなげるために必要となる項目として、香南市と同様の情報を記載する欄を設けております。
本市の避難者カードは、比較的平仮名を多く使用したものにはなっておりますが、やさしい日本語を意識した表記にはなっておりません。ただし、避難者カードとは別に避難所の受付で聴覚障害者や日本語に不慣れな外国人とコミュニケーションを図るためのツールとして、イラストややさしい日本語を使用したコミュニケーション支援ボードを準備しております。以上です。
○議長(西本良平) 植田豊議員。
○12番(植田 豊) 次に、大分前、一昨年のことになりますけど、令和6年12月の高知新聞に南国市内の記事として、南海トラフ地震に対して外国人への防災教育や啓発は南国市国際交流協会からの要請で過去2回実施したが、定期的な啓発活動はできていないと載っています。さきの避難者カードも含めて、ここ数年、二、三年の外国人の方に対しての防災教育、訓練等の活動内容をお答えください。
○議長(西本良平) 危機管理課長。
○危機管理課長(野村 学) 昨年10月26日に実施した避難所開設・運営訓練では、南国市国際交流協会にも参加いただき、避難所での受付や避難スペースの確認、炊き出し食料の試食などを体験していただきました。このような機会があれば参加を要請することはありますが、定期的な啓発活動には至っていないところです。以上です。
○議長(西本良平) 植田豊議員。
○12番(植田 豊) ありがとうございます。
次に、香南市避難者カードの内容の一部ですが、紹介させていただきます。
やさしい日本語での言い換え例として、1つ、「御記入をお願いします」を「ここにお名前や住所を書いてください」、2つ目、「在宅避難を希望ですか」を「家に住むことができますか」等、できる限り日常会話に近い言葉遣いになっています。今回の質問の避難者カードについて、南国市、本市の導入予定をお聞きします。
○議長(西本良平) 危機管理課長。
○危機管理課長(野村 学) 香南市の事例を参考にして、日本語に不慣れな方でも容易に記入できる避難者カードを作成してまいりたいと思います。以上です。
○議長(西本良平) 植田豊議員。
○12番(植田 豊) ありがとうございます。南国市内でも外国の就労者の方も随分多くなってきていると感じています。どうぞよろしくお願いします。
次に、ボランティアセンターの運営についてお聞きします。
初日の西山議員の内容と重複するかも分かりませんが、よろしくお願いします。
災害時のボランティアセンターは、地域住民やボランティア希望者と支援を必要とする個人、団体をつなぐマッチング機能と情報提供を行う組織です。平時は活動の啓発や育成、また災害時には災害ボランティアセンターとして被災地ニーズとボランティアの調整を担います。
そこで、危機管理課長にお聞きします。
南国市の災害ボランティアセンターの体制が現時点でどのようになっているのか、お聞きします。
○議長(西本良平) 危機管理課長。
○危機管理課長(野村 学) 災害発生時のボランティアの受入れに関しましては、南国市社会福祉協議会がその設置、運営を担うこととなっております。本市では、その実効性を担保するために、南国市内に災害が発生した場合における協力体制に関した南国市災害ボランティアセンターの設置運営等に関する協定を南国市社会福祉協議会と締結しております。また、本市の災害対策本部の体制としては、受援全般の業務を担う後方支援チームがボランティアセンターの開設要請や連絡調整を行うこととしております。以上です。
○議長(西本良平) 植田豊議員。
○12番(植田 豊) ありがとうございます。
次に、ボランティアの方が安全に活動していただくために幾つかの質問をさせていただきます。
まず、ボランティア保険の加入はどのようになっていますか。2つ目、スムーズな運営をするために適切な活動内容を依頼する側とボランティア側の御本人や団体さんに伝える必要があります。マッチング方法はどのようになっていますでしょうか。また、資機材等の確保はできていますか。ボランティアの休憩待機スペース、駐車場等の確保はどのようになっていますでしょうか。質問です。よろしくお願いします。
○議長(西本良平) 危機管理課長。
○危機管理課長(野村 学) 被災地へボランティアに向かわれる方のボランティア保険に関しましては、ボランティアに向かう際にあらかじめお住まいの地域の社会福祉協議会で保険を掛けることが可能となっております。活動内容のマッチングにつきましては、効果的な活動のために非常に重要なこととなりますし、ボランティアセンターの運営の中でも中心的な活動になります。南国市、香美市、香南市の3市の社会福祉協議会では、例年合同でマッチングも含めた受入れの模擬訓練を行っております。資機材につきましては、現在十分な物品、数量が整っているものではありませんが、協定に基づき、社会福祉協議会と協議の上、整備を進めております。休憩スペースや車で来られたボランティアの方の駐車場等のスペースにつきましては、現状では十分な検討ができておりません。以上です。
○議長(西本良平) 植田豊議員。
○12番(植田 豊) ありがとうございます。
休憩スペースや宿泊施設に車で来られた方に対しての駐車場の確保、宿泊施設の確保ができていないということが分かりました。平時から関係団体と防災協定等を締結し、顔の見える関係を築いておく必要があると考えます。大災害時を想定すれば、必ず必要になります。今後は十分な体制づくりを今以上によろしくお願いします。
次に、新たな防災気象情報について、危機管理課長にお聞きします。
先月5月29日から運用が開始された新たな新防災気象情報は、大雨、洪水などの災害リスクと避難行動とを結びつけて、レベル表示で分かりやすくなりました。
そこで、質問です。
今までは災害ごとに情報名称と警戒レベルが異なり、受け手の我々にとっては分かりにくいという課題があったと聞いています。大きく変更になった点をお尋ねします。
○議長(西本良平) 危機管理課長。
○危機管理課長(野村 学) 従来の気象情報では、住民の避難行動の目安を示す警戒レベルと降雨の状況や降雨による土砂災害、洪水などの危険度を示す注意報や警報等、いわゆる気象予警報との関係が分かりにくいということが課題となっておりました。この点を改善することを大きな目的として、今回の防災気象情報の変更に至っております。
具体的には、河川氾濫、大雨、土砂災害、高潮の4つの防災気象情報につきましては、住民の避難行動の目安を示す5段階の警戒レベルに合わせて発表すること、5段階の警戒レベルと対応させるために防災気象情報も5段階の情報として整理し、警戒レベル4相当の情報として新たに危険警報を設定すること、5段階の警戒レベルと防災気象情報との対応を明確にするために気象情報にも5段階のレベルの数字を付して発表すること、以上が大きな変更点であります。例えば大雨の気象情報に関しましては、これまでの大雨警報に代わり、レベル3、大雨警報という言葉で発表されますし、さらに危険度が高まれば、レベル4、大雨危険警報として発表されるようになります。
さらに、気象情報名も大きく変更しております。
具体的には、洪水に注意、警戒する必要があることを示す洪水注意報、洪水警報などの情報名がなくなり、物部川に関しましては氾濫という言葉を用いて、レベル2、氾濫注意報、レベル3、氾濫警報などと発表されるようになりました。それ以外の河川につきましては、従来どおりの水位情報の発表と併せて、当面の間、大雨に関する情報でも扱うこととされております。
なお、氾濫注意報等の情報に関しましては、他の気象情報と異なり、市町村に対してではなく、河川、本市の場合は物部川に対して発表されることに注意が必要となります。
また、土砂災害に関しましては、従来は大雨情報の中で取り扱い、例えば大雨警報(土砂災害)などとして発表されておりましたが、今回の改善により、大雨から独立して土砂災害という言葉を用いて発表されるようになりました。例えば、レベル3、土砂災害警報やレベル4、土砂災害危険警報などとして発表されます。
そのほか、市町村単位の時系列情報として、あしたまでの警報等の見通しが発表されること、気象解説情報や気象防災速報として、例えば線状降水帯の半日前予測や直前予測、発生情報が発表されることとなりました。この点も大きな改善点となっております。以上です。
○議長(西本良平) 植田豊議員。
○12番(植田 豊) ありがとうございます。
防災気象情報の役割は、災害規模を示すことではなく、受け手側が避難や避難準備など具体的な行動につなげ、自身や周囲の命を守ることにあります。
改めて質問です。
今回の変更で行政側、自治体側の想定されるメリットをお答えください。
○議長(西本良平) 危機管理課長。
○危機管理課長(野村 学) 先ほどお答えいたしましたとおり、今回の改善は住民の避難行動につなげることを目的として行われております。この点につきましては、避難情報の発令を検討し、状況に応じて発令をする義務を負う自治体側にとっても大きなメリットとなります。先日の台風6号接近時には、この新しい防災気象情報に基づき対応を検討いたしましたが、本市の状況に応じて避難情報を適切に発令するためにも、今回の改善は検討、判断のしやすい情報になったと感じております。避難情報の発令は、災害対策基本法で市町村長が発令すると定められておりますので、今後も気象庁から発表される防災気象情報を十分に活用し、適切な避難情報の検討、発令につなげてまいります。以上です。
○議長(西本良平) 植田豊議員。
○12番(植田 豊) 行政側にも発令しやすくなった、情報を出しやすくなったということなわけですから、新しくなった新防災気象情報の定着には一定の時間はどうしてもかかると思います。受け手側である我々が誤った場合は不具合が生じることも想定しておく必要もあります。少なくとも今シーズンに最大限の広報、周知活動が必要かと考えます。どのような方法で市民の方に広報、周知されるのか、予定をお聞きします。
○議長(西本良平) 危機管理課長。
○危機管理課長(野村 学) 新しい防災気象情報の広報につきましては、南国市の広報紙「広報なんこく」や防災新聞等を通じてお知らせをしております。特に「広報なんこく」につきましては、出水期に合わせて6月号、7月号の2回続けての広報を行い、周知を図っております。また、自主防災組織や地区防災連合会の防災学習や総会に合わせて、順次説明を行っているところです。引き続き、混乱を招くことのないよう、より丁寧に住民への説明、啓発を行ってまいります。以上です。
○議長(西本良平) 植田豊議員。
○12番(植田 豊) ありがとうございます。先ほども質問させてもらいましたように、一定の時間はかかると思いますので、いろんな場面で周知のほどをよろしくお願いします。
次に、農林行政について質問させていただきます。
まず最初に、南国市危険木伐採等森林整備事業補助金についてお聞きします。
先月5月4日月曜日は、みどりの日でした。というわけではないと思いますが、ゴールデンウイーク中に全国ニュースでも公園や街路樹等の倒木や、高知新聞では、JR相次ぐ倒木で運休、26日から27日にかけての局地的な大雨が原因と見られます、JR四国の対応、4月28日、定例会でJR四国の社長は倒木は確実に増えたと述べ、従来の巡回点検に加えて樹木の専門家が同行する調査を実施する方針を表明しました等、倒木に関する全国ニュースが入ってきました。本市南国市では、南国市危険木伐採等森林整備事業補助金が今年4月から実施されています。「広報なんこく」5月号に大きく載っています。
農林水産課長にお聞きします。
始まったばかりではありますが、現時点での問合せや受付の状況等についてお聞きします。
○議長(西本良平) 農林水産課長。
○農林水産課長(川村佳史) 現時点で1件交付決定されており、そのほか何件かお問合せをいただいておりますが、そのうちの1件につきましては、現地確認を行い、現在手続を進めているところでございます。
○議長(西本良平) 植田豊議員。
○12番(植田 豊) ありがとうございます。今のところ始まったばかりということもあるかも分かりませんけど、交付決定は1件だということで、承知しました。
次の質問です。
補助対象者の条件や補助内容、補助金額はどのようになっているか、改めてお聞きします。
○議長(西本良平) 農林水産課長。
○農林水産課長(川村佳史) 南国市内の森林に存在する立竹木のうち、倒れることで住宅等に被害を与えるおそれがある立竹木の伐採に係る費用を補助することで、適切な森林管理と倒木等による被害防止を図ることを目的とした事業となっておりまして、立竹木の所有者や直接的な被害を受けるおそれのある方が森林組合や造園業者などに伐採を委託した場合の費用に対する補助となっております。
補助対象となる立竹木は、立木の場合は樹高5メートル以上かつ地上1.2メートルの部分の直径が25センチ以上、竹の場合は樹高5メートル以上かつ地上1.2メートル部分の直径が10センチ以上で、樹高と同等の距離の範囲内にある住宅または市道に被害を与えるおそれがある場合としております。また、補助金額は補助対象経費の2分の1以内で、75万円が上限となっております。
○議長(西本良平) 植田豊議員。
○12番(植田 豊) ありがとうございます。
さきに紹介しました新聞の中にもありましたが、JR四国の社長の話です。従来の巡回点検に加えて樹木の専門家が同行する調査を実施する方針を表明したとあるように、一般の方にしてみたら、木が太ってきたから切らないかんがやないろうかとか、腐ってきゆうにかわらんき切らないかんがやないろうかとか、幹も腐ってきゆうがやないろうか等、要するに見た目には、なかなか普通の方にしてみたら、実際倒木する可能性があるかどうかというのは、よく分からないと思います。
そこで、質問です。
先ほどの話にもあった専門家、樹木医さん等に診てもらう場合に、診断してもらうために補助金を使えますか、お答えください。
○議長(西本良平) 農林水産課長。
○農林水産課長(川村佳史) 補助対象とはなっておりません。
○議長(西本良平) 植田豊議員。
○12番(植田 豊) 本当に倒木事故が発生した場合、人や住宅に被害を与えてしまい、大きな事故になってしまうことが考えられます。一度診ちょいてもらいたいという方の要望に補助金が使えるように今後検討していただきたいと思いますが、どうでしょうか。
○議長(西本良平) 農林水産課長。
○農林水産課長(川村佳史) 御指摘のとおり樹木の健康状態というのは専門家でないと判断が難しい場合があるかとは思いますが、本事業は倒木による被害防止だけではなく、水源涵養や土砂災害防止といった森林の多面的な機能を持続的に発揮するために必要な間伐など、適切な森林管理を促すことも補助の目的となっております。そのため、現在危険木であるかどうかの判断については幅広く捉えており、樹高と同等の距離の範囲内に住宅や市道がある場合は、樹木の状態にかかわらず、伐採費用の補助対象と考えております。補助申請に当たって樹木の状態を判断することは求めておりませんし、状態を判断することに要する費用を補助対象とはしておりませんので、御理解をお願いいたします。
○議長(西本良平) 植田豊議員。
○12番(植田 豊) ありがとうございました。将来的には考えてみてください。よろしくお願いします。
次に、本県開催の第78回全国植樹祭についてお聞きします。
先月の令和8年5月愛媛県で、第76回全国植樹祭えひめ2026が5月17日日曜日に天皇皇后両陛下が御臨席され松山市の式典会場で開催されました。愛媛県での開催は、昭和41年、1966年以来60年ぶりとなり、大会名が第76回全国植樹祭えひめ2026、大会のテーマが「育てるけん 伊予の国から 緑の宝」、本会場が愛媛県総合運動公園(松山市)で開催されました。2年後、令和10年は本県高知県で第78回全国植樹祭が開催されます。全国植樹祭は、天皇皇后両陛下が出席され、県民挙げての取組の行事となるはずです。その年の開催県は、会場の選定から準備に数年前から取り組みます。昨年11月に本県高知県で令和10年に開催されることが新聞等で発表されました。現時点で決まっていることもかなりあろうかと思います。
まず、質問です。
大会のテーマ、あるいは式典会場等について、決まっていることをお答えください。
○議長(西本良平) 農林水産課長。
○農林水産課長(川村佳史) 令和10年に高知県で開催予定の第78回全国植樹祭につきましては、大会テーマや式典会場について高知県から南国市に対して直接通知されているわけではございませんが、高知県が全国植樹祭に関するホームページを開設しておりまして、そちらで各種情報発信がなされております。大会テーマは「黒潮に 恵み届ける 森づくり」で、式典会場は高知県立春野総合運動公園体育館となっております。
○議長(西本良平) 植田豊議員。
○12番(植田 豊) ありがとうございました。
次に、現時点で本市南国市のこの全国大会への取組の内容を教えてください。
○議長(西本良平) 農林水産課長。
○農林水産課長(川村佳史) 農林水産課としての取組は、現時点では特にございません。
○議長(西本良平) 学校教育課長。
○学校教育課長(池本滋郎) 学校教育課としましては、市内では国府小、久礼田小、奈路小、たちばな幼稚園が、式典等で使用される苗木を育てる苗木のスクールステイに取り組んでおります。昨年末に種子の配布と専門家による育成指導を受け、現在栽培中でございます。育成期間は、令和9年秋頃から令和10年春頃までとなっております。その後、回収された苗木は、全国植樹祭や関連する記念行事に活用されると聞いております。
○議長(西本良平) 植田豊議員。
○12番(植田 豊) ありがとうございました。
学校教育課のほうで課長が御答弁いただきました苗木のスクールステイという形で今現在やっておられるようですけど、私としては、2002年に高知県内全域を会場として開催された第57回国民体育大会、よさこい高知国体を思い出します。歓迎ムードはもちろんのこと、宿泊施設の大幅な不足をカバーするため、民泊を取り入れました。私の住んでいる岡豊町小蓮地区でも、一般の御家庭と小蓮自治会公民館でも受入れを行い、喜んでいただき、多くの市民や行政職員の関わった方々の労が報われたと記憶し、今でも宿泊された選手の方と交流がある話は時々聞く話です。
皇室や大会役員の方、参加される多くの方は、飛行機で高知龍馬空港にお越しになると思われます。県内で最初に南国市に入るということです。2年後のことです。今回も本市南国市として最大限の歓迎ムードでお迎えすれば全国的にも注目されると思いますので、それぞれの担当課で工夫していただきたいと思います。
この年はちょうど「ジョン万」の放映もあり、高知県が注目されます。取組や進捗状況も今後の一般質問で何回か質問させていただきたいと思いますので、よろしくお願いします。
次に、商工観光行政の中で、中小企業振興事業費補助金についてお聞きします。
南国市中小企業振興事業費補助金の受付が今年も4月1日より募集が行われており、市内の中小企業者を対象に創業、特産品や新製品の開発、販路拡大などを支援する南国市中小企業振興事業費補助金を実施するものです。
そこで、お聞きします。
地域特産品等開発事業とお土産品開発事業、大きく2つに使い道が分かれると思います。地域特産品等開発事業とお土産品開発事業の対象事業件数を令和5年、6年、7年でお答えください。また、本年令和8年の受付状況を現時点で4月、5月をお答えください。よろしくお願いします。
○議長(西本良平) 商工観光課長。
○商工観光課長(山崎伸二) 地域特産品等開発事業につきましては、令和5年度は1件、令和6年度は6件、令和7年度は3件となっております。お土産品開発事業につきましては、令和6年度及び令和7年度に実施したものでございまして、令和6年度は5件、令和7年度は1件となっております。また、今年度の地域特産品等開発事業の受付状況につきましては、5月末時点ではゼロ件となっております。以上でございます。
○議長(西本良平) 植田豊議員。
○12番(植田 豊) 令和5年、7年と比べて、令和6年が非常に多い結果、数字になっています。
質問です。
令和6年度が多くなっている心当たり、理由をお答えください。
○議長(西本良平) 商工観光課長。
○商工観光課長(山崎伸二) 令和6年度の実績件数が多いことにつきましては、令和7年度前期の連続テレビ小説「あんぱん」の放映を契機に、南国市へ訪れる観光客へのお土産品等の開発に市内中小企業者の方々が取り組まれたことによるものと考えております。また、市として連続テレビ小説や後免をテーマにしたお土産品開発を支援するお土産品開発事業を実施したことも、市内中小企業者の方々の取組を後押しできたのではないかと思っております。以上でございます。
○議長(西本良平) 植田豊議員。
○12番(植田 豊) ありがとうございます。
やはり朝ドラ「あんぱん」の放映時期に県外市外からのお客様の入りを見込んで、企業の商品開発が現れたものだと思います。南国市観光協会さんの話になりますが、観光客と思われるお客様の南国市への入り数から、アフター「あんぱん」はまだまだ続いているのではと言われていました。
そこで、質問です。
せっかくの追い風機運を生かさない手はありません。振興事業費補助金です。利用する側の企業、個人、経営者さん等にどのように周知、広報をさせていく予定なのか、お答えください。
○議長(西本良平) 商工観光課長。
○商工観光課長(山崎伸二) 南国市中小企業振興事業費補助金の広報活動につきましては、南国市ホームページにてお知らせしているところでございます。また、今年度は土佐FBCの方に相談させていただいておりまして、土佐FBCと親和性が高い地域特産品等開発事業等のチラシを作成し、土佐FBC事務所へのチラシの設置や土佐FBCのメーリングリストに登録されている方々へのこのチラシを添付したメール配信に向け、準備を進めておるところでございます。以上でございます。
○議長(西本良平) 植田豊議員。
○12番(植田 豊) ありがとうございました。
こじつけた話にはなりますが、今年の秋にはよさこい高知文化祭、令和10年には先ほど質問させてもらいました全国植樹祭や大河ドラマ「ジョン万」の放映、また3年後にはなりますが、本市南国市制の70周年を控えています。いろいろな思いを込めて、商工業、観光業界はもちろん、南国市の活性化につながればよいと考えますので、せっかくの事業ですので、よろしくお願いします。
以上で私の本議会の一般質問を終わらせていただきます。
○議長(西本良平) ちょっとお待ちください。消防長。
○消防長(三谷洋亮) 消防行政についての答弁に誤りがありましたので、訂正をいたしたいと思います。
数年前は市内の病院への傷病者搬送割合を「約30%」と説明をしなければならないところ、「70%」と誤って答弁をしてしまいました。正しくは約30%で、現在は約46.5%となっているというところです。訂正しておわびを申し上げます。
○議長(西本良平) 以上で終わります。
(「訂正ありがとうございました。御丁寧な答弁、ありがとうございました」と呼ぶ者あり)
昼食のため休憩いたします。
再開は午後1時であります。
午前11時50分 休憩





