議会議事録
一般質問1日目(神崎隆代)
質問者:神崎隆代
答弁者:市長、教育長、関係課長
午後3時5分 再開
○議長(西本良平) 休憩前に引き続き会議を開きます。
引き続き一般質問を行います。11番神崎隆代議員。
〔11番 神崎隆代議員発言席〕
○11番(神崎隆代) 公明党の神崎隆代です。通告に従いまして一般質問をさせていただきます。
初めに、物価高騰対策について伺います。
近年の物価高騰は、市民生活のあらゆる場面に影響を及ぼしています。食料品や日用品の値上がりは生活を圧迫し、買物のたびに値段が上がっている、生活が苦しくなったという声をお聞きする機会が増えています。また、事業者においても原材料費や燃料費、輸送費などの上昇により経営環境は厳しさを増しており、農業、建設業、製造業、運輸業をはじめ、多くの業種に影響が広がっています。さらに資材価格の高騰や供給不足は、民間事業だけでなく公共事業や行政運営にも影響を及ぼすものと思いますし、今後の財政運営にも少なからず影響を与えることが懸念されます。物価高騰が長期化する中、市民生活を守り、地域経済を支え、持続可能な財政運営を行っていくためには、現状を正確に把握し、必要な対策を講じていくことが重要であると考えますので、順次質問をさせていただきます。
ナフサ価格高騰や資材供給不足への対応についてでございますが、14日にイランとアメリカが停戦合意を行ったというニュースがありました。12日の高知新聞には、1面にイラン海峡全面封鎖、米連日攻撃に対抗という見出し、4面には米、イラン停戦危機的、応酬が激しさを増しているなどの記事があって、数日後であり、にわかに信じがたいことでもありますが、ひとまずほっとしました。しかしながら、不安定な状況であることは確かですので、まだまだ安心はできません。
ナフサは、プラスチック製品や包装資材、農業用資材、建設資材など幅広い分野で使用されており、市内事業者にも大きな影響を及ぼしているものと考えます。ナフサ価格高騰や資材供給不足が事業者に与えている影響をどのように認識しているのか、お聞きいたします。
○議長(西本良平) 商工観光課長。
○商工観光課長(山崎伸二) ナフサ価格高騰や資材供給不足が事業者に与えている影響につきましては、ナフサをはじめとする石油製品由来の原材料の価格上昇に加え、供給が不安定になっている原材料もあるとお聞きする中、各事業者の方々による当面の資材の確保や使用料の調整、代替品の活用など、様々な工夫や努力によって、今のところ事業継続されているものと考えております。以上でございます。
○議長(西本良平) 神崎隆代議員。
○11番(神崎隆代) 私がお聞きした事業者の方は、資材の高騰や不足によって大変な苦労をしておりました。工事途中に卸元からの資材が不足し、ネットでやっと探し当てたけれど、それまでの何倍にも価格が膨れ上がっていたこと、それでも手に入らないので仕方なく買うしかない状況であり、事業経営や生活へ大きな影響を及ぼしている様子でした。
このように市のほうへは各業種の事業者からどのような声が寄せられていますか。また、相談対応をどのように行っているのか、お聞きいたします。
○議長(西本良平) 商工観光課長。
○商工観光課長(山崎伸二) 事業者の方々からは、資材の確保や使用料の調整、代替品の活用、出荷調整など、事業が停止することにならないように取り組まれているとお聞きしております。また、相談対応につきましては、国による特別相談窓口や県内金融機関等による特別相談窓口、南国市商工会においても相談窓口が設置されておりまして、中小企業者に対する資金繰りや経営に関する相談を受け付けられているところでございます。以上でございます。
○議長(西本良平) 神崎隆代議員。
○11番(神崎隆代) ナフサ関連の資材を扱う事業者は、本当に大変な御苦労をされています。
県は、商工会または商工会議所の認定を受けることにより、貸付利率が2%引き下げられる緊急支援融資を開始しています。市としては、今後さらなる価格上昇や供給不足が発生した場合、どのような支援を考えていますか。
○議長(西本良平) 商工観光課長。
○商工観光課長(山崎伸二) 市としましては、引き続き状況を注視し、市による支援が必要な状況となれば、財源等を考慮しつつ、その状況に応じた支援策を検討し、実施したいと考えております。以上でございます。
○議長(西本良平) 神崎隆代議員。
○11番(神崎隆代) 市による支援が必要な状況とは、どのような状況なのですか。どうしようもなくなってからでは遅いですので、事業や生活を立て直すことができる余力がある状況のうちに対策を打つことが大事だと思います。そのときが来れば、速やかに対策が実施できるような施策の検討を今からしていくことが大事だと思いますが、いかがですか。
○議長(西本良平) 商工観光課長。
○商工観光課長(山崎伸二) 市内中小企業者さんの状況等につきましては、南国市商工会と情報を共有し、状況を把握しているところでございます。支援が必要な状況等の施策につきましては、商工会と情報を共有しながら、困窮し切らない状況の前に、やはり施策を打っていきたいと考えております。以上でございます。
○議長(西本良平) 神崎隆代議員。
○11番(神崎隆代) よろしくお願いします。
物価高騰による市民生活への支援について伺います。
食料品や日用品、光熱費など生活に欠かせない物の値上がりが続いており、特に低所得世帯や高齢者世帯、子育て世帯への影響は大きいと考えます。現在の市民生活への影響をどのように把握しているのですか。
○議長(西本良平) 福祉事務所長。
○福祉事務所長(天羽庸泰) 南国市独自の大規模な調査を実施することは難しい状況でありますが、消費者物価指数や家計調査といった政府統計を見ますと、食料品、光熱費を中心とした物価上昇が家計を圧迫していることが読み取れます。とりわけ家計の諸支出に占める食費の割合を示す経済指標であるエンゲル係数の高い低所得世帯などへの影響が特に大きいと認識しております。
○議長(西本良平) 神崎隆代議員。
○11番(神崎隆代) 生きていくことに必要不可欠なものに直接影響が及び、やりくりをしても追いつかない状況になっているということはお分かりだと思います。今後本格的な暑さを迎えますが、電気代を節約するためにエアコンの使用を控えれば大変なことになります。生活困窮相談や福祉相談の状況に変化は見られるのですか。
○議長(西本良平) 福祉事務所長。
○福祉事務所長(天羽庸泰) 相談件数は、数字を見れば減少傾向にあるんですけども、その内容は変化しておりまして、複数の課題が絡み合った複合的な相談とか、支援が長期化するケースが増えており、一件一件への対応に要する時間とか労力が増えております。
○議長(西本良平) 神崎隆代議員。
○11番(神崎隆代) それでは、低所得世帯、高齢者世帯、子育て世帯に対して、現在行われている支援策はどのようなものがありますか。
○議長(西本良平) 福祉事務所長。
○福祉事務所長(天羽庸泰) 現在実施しています主な支援策としましては、福祉事務所では低所得者を含む生活困窮世帯に対する支援としまして、生活困窮者自立支援相談支援事業を社会福祉法人南国市社会福祉協議会に委託しておりまして、家計改善支援や就労準備支援も組み合わせながら、自立に向けた支援を行っています。
なお、国の臨時交付金を活用した給付事業につきましては、令和7年度に非課税世帯への給付1世帯当たり3万円、子供1人当たり加算2万円を実施いたしましたが、令和8年度におきましては現時点で新たな給付事業の実施予定はありません。国の動向を注視してまいります。
○議長(西本良平) 神崎隆代議員。
○11番(神崎隆代) 低所得世帯については御答弁はいただけました。高齢者世帯、子育て世帯に対しても、やはり大変な状況を踏まえまして、御検討いただけたらと思います。今後も物価高騰が続く場合、市民生活を守るためにどのような対策が必要と考えているのですか。
○議長(西本良平) 福祉事務所長。
○福祉事務所長(天羽庸泰) 物価高騰は、エネルギー価格や国際情勢、為替動向に起因するものでありまして、基礎自治体が根本的な対策を講じることには限界があります。実効性のある対策を国、県レベルで講じていただくことが重要であると認識しております。
本市としましては、本年度から本格実施しています重層的支援整備事業を活用して、社会福祉協議会、地域包括支援センター、こども家庭センターなど、庁内外の関係機関が連携して複合的な課題を解きほぐし、早期支援につなげる体制を整備することで、相談支援体制の強化に取り組んでおります。
また、国が新たな給付事業や交付金措置を講じた際には、速やかに市としての対応を検討し、必要な支援が住民の皆さんに届くように努めてまいります。
○議長(西本良平) 神崎隆代議員。
○11番(神崎隆代) やはりタイミングが大事ですので、速やかに支援が必要なときに届くっていうところで、しっかりと取り組んでいただきたいと思います。
物価高騰が公共事業と財政運営に与える影響について、物価や資材価格の上昇は市民生活や事業経営だけでなく、公共工事や公共施設の維持管理にも大きく影響してくるものと考えます。資材価格の高騰や供給不足によって、公共工事の遅延や契約変更、設計変更等は発生しているのですか。
○議長(西本良平) 財政課長。
○参事兼財政課長(溝渕浩芳) 令和7年度の財政課において契約を行った工事等の状況となりますが、資材価格の高騰や供給不足を原因とする工事の遅延はありませんでしたが、賃金等の変動に基づいて請負代金を増額したものは1件ございました。本年度現時点におきましては、資材価格の高騰や供給不足を原因とした公共工事の遅延や契約変更、設計変更についての相談は財政課のほうにはない状況でございます。
○議長(西本良平) 神崎隆代議員。
○11番(神崎隆代) 受注事業者に対し、資材価格上昇分を適切に反映するための対応はどのように行っているのですか。
○議長(西本良平) 財政課長。
○参事兼財政課長(溝渕浩芳) 入札により決定した工事受注者と交わす契約書には、賃金または物価の変動に基づく請負代金の変更を定めた条項がございます。また、国からも資材価格の高騰等を踏まえ、受注者から協議の申出があった際には適切に協議に応じることなどが要請されております。これからも資材価格の高騰等の理由で受注者から契約変更の協議の申出があった場合には、担当課を交えて協議を行いまして、条項に合致すれば請負代金の増額をするなど、適正に対処してまいります。
○議長(西本良平) 神崎隆代議員。
○11番(神崎隆代) 物価高騰による公共施設の維持管理費や事業費への影響をどのように把握しているのですか。また、市の財政運営にどのような影響を及ぼすとお考えですか。
○議長(西本良平) 財政課長。
○参事兼財政課長(溝渕浩芳) 物価高騰による影響でございますが、令和6年度決算額や令和7年度の契約額、見積り等を参考にいたしまして、令和8年度当初予算編成を行いましたが、維持管理や委託作業に係る費用は上昇傾向にございました。また、主要土木資材の価格を前年度と比べますと、現在生コンクリートは約15%、アスファルトは約13%の上昇となっております。
市の財政運営への影響でございますが、令和8年度地方財政計画において、地方公共団体のコスト増に対応するための費用として5,850億円が増額計上されておりますが、中東情勢の変化による影響は考慮されてないと思われますので、国の補正予算や普通交付税の追加交付などの動向を注視していく必要があると考えております。
○議長(西本良平) 神崎隆代議員。
○11番(神崎隆代) 今後の予算編成や市政運営において、市長はどのような点を重視していく考えなのか、お伺いいたします。
○議長(西本良平) 市長。
○市長(平山耕三) 今後の予算編成、また市政運営においてということでございますが、現在物価の上昇等ある状況でございまして、そういった物価の上昇等のその上昇分ということは予算の中へ的確に盛り込んで、市民生活に影響を与えないような、そういった予算編成はしていかねばならないというように思います。
また、今後、来年とかそういったことになるわけでございますが、そういったときに今後の地財計画の中で、国のほうでどのような、そちらの財源措置をしていただけるかということによりまして、今後の財政状況、市の予算編成というものをどのようにしていくのかということを考えていかないといけないというように思っております。
物価上昇分が的確に反映し、また住民生活に影響がないような予算編成っていうのは、再度申しますとおり、考えていきたいというように思います。
○議長(西本良平) 神崎隆代議員。
○11番(神崎隆代) 市長はしっかり考えていくということで、市民生活を守ることを第一に考えていってくれるということでよろしいですよね。食料品や光熱費をはじめ、様々なものの値上がりが続いておりますので、市民の皆さんの暮らしは厳しさを増しております。また、事業者の経営や市の財政にも影響が広がっております。それらぜひ市民を守ることを第一に考え、具体的な施策につなげていただき、市民が安心して暮らせるような取組を進めていただきたいと思います。
次の質問に移ります。
芸術文化に触れる機会の充実ということで、先月、後免野田小学校で民音学校コンサートが行われました。カズンというポップスデュオが来校し、歌で世界を旅しようというテーマの下、子供たちと一体となって歌ったり作曲をしたり、また誕生日を迎えた児童に対して、みんなが歌でお祝いをするなどの様子を後ろから観賞させていただいたのですが、児童は本当に大変に楽しそうで、私もそんな子供を見るとすごくうれしい気持ちでいっぱいになりました。この催しに対して、学校や子供たちの感想などをお聞きになっていると思いますので、お聞かせください。
○議長(西本良平) 学校教育課長。
○学校教育課長(池本滋郎) こちらの歌ですけれども、カズンさんのほうから、毎回一緒に歌ってるので一緒に歌いたいという申出があったというふうに聞いております。音源をいただきまして、各学年に呼びかけたところ、一緒に歌えるようにということで子供たちも練習をしたと聞いております。子供たちも割と気に入って歌ってくれていたように聞いております。
子供たちの感想としましては、テンポがよくて聞きやすかったし、知っている曲が多くあり、歌いやすかったや、「WAVE」という曲を聞いて、心が弱ることがあっても強く進んでいこうと思った、音楽で心を動かされた、音楽のすごさを改めて感じた、ピアノの音色がとてもきれいだった、自分もピアノを習っているので、いい音色が出せるように練習を頑張りますといった、非常に前向きで感謝の感想がたくさんございました。
○議長(西本良平) 神崎隆代議員。
○11番(神崎隆代) 学校でコンサートを行うことはあまりないことだと思います。個人個人では親と一緒にコンサートに行くことはあると思いますが、今回のように多くの友人と一緒に歌ったり、手拍子をしたりしながら、会場全体が一体となる雰囲気を味わうことは、よい経験だったのではないかと思います。子供たちが音楽を楽しむ姿がとても印象的で、音楽の持つ力や感動を改めて感じることができました。学校で本格的な芸術文化に触れる機会は、子供たちの豊かな感性や創造力を育む上で大変貴重なものだと思います。
そこで、子供たちが芸術に触れる教育的意義と取組についてお考えをお聞きしたいと思います。
○議長(西本良平) 学校教育課長。
○学校教育課長(池本滋郎) 子供たちが学校で友人たちと一緒に芸術作品に触れるということは、人間形成においても重要な教育的意義があると考えております。例えば、感性や情操などの非認知能力の育成や、感覚を刺激することにより脳の発達と認知能力の向上、子供の頃に本当の芸術に触れることで将来の生涯学習のきっかけとなるなど、多くの益があると考えております。今回のようなコンサートなど、児童生徒の感性に触れるような機会があれば、できるだけ教育委員会としても取り組んでいきたいと考えております。
○議長(西本良平) 神崎隆代議員。
○11番(神崎隆代) ぜひとも今後もこのような機会をつくっていっていただきたいと思います。
教育長には、今回の開催に対しまして御尽力をいただきありがとうございます。受け入れるということは、準備など本当に大変だということも感じております。ですが、やはり教育長の子供たちへの思いというものが、日頃から熱いものがあっての、このすんなりと受入れをいただいたということだと思っております。本当に感謝をしております。
そこで、芸術及び文化に対する教育長の思いをお聞かせ願います。
○議長(西本良平) 教育長。
○教育長(竹内信人) まず、子供たちに対しまして、授業以外のこういった機会、場、チャンスを与えていただきましたことに感謝を申し上げたいと思います。
芸術文化への思いということですが、市の教育指針として挙げております六育の中でも、私は才育というのを大事にしていかねばならないんじゃないかというふうに考えております。この才育とは、単に特別な才能を伸ばすということではなくて、芸術や文化、そういった多様な体験を通じて、子供たち一人一人が持つ感性や表現力、創造性を育んでいくことを意味をしております。
近年は、社会全体が効率性やデジタル化を重視する傾向にありますが、そのような時代だからこそ、音楽や美術、演劇、伝統文化などに触れ、心を動かし、自分なりに表現する経験が、子供たちの豊かな人間性を育てる上で極めて重要であると考えております。
また、芸術文化は世代を超えた交流や地域への愛着の醸成にもつながるものであり、文化活動の充実は、教育の観点だけでなく、地域活性化の観点からも大きな意義があるというふうに認識をしております。教育委員会といたしましても、今後も才育の理念を大切にしながら、子供たちが感性を磨き、自ら表現する喜びを実感できる環境づくりに取り組んでまいりたいと考えております。以上です。
○議長(西本良平) 神崎隆代議員。
○11番(神崎隆代) ありがとうございました。
教育長がおっしゃる才育の理念は、これからの教育にとても重要なことだと感じています。民音学校コンサートの折には、子供たちが目を輝かせながら音楽を楽しみ、自分を表現している姿が見られました。こうした体験の積み重ねが、一人一人の持った才能や可能性を伸ばしていくのだと感じました。こうした学びの場が今後も継続されることを期待しております。ありがとうございました。
次の質問に移ります。
旧日本陸軍のざんごう跡が岡豊山の北側斜面中腹で発見されたという記事が、4月26日の高知新聞に掲載されていました。南国市観光案内人の会の会長が岡豊地区の見どころを掘り起こす中での発見だったということでした。村上会長によると、「岡豊風日」という歴民館が出している冊子の平成30年の記念号に高射砲台の台座があったと書いていたので、岡豊山には戦争遺跡が残っているであろうことは分かっていたということでした。水がたまっていると確認ができないので、給水制限が発令されるほど乾いていたときがありましたが、そのときに赤色立体地図をもって岡豊山を歩いたということです。発見は昨年12月ということで、その後、出原恵三氏にも確認をしてもらったということでした。
戦争遺構は、地域の歴史を物語る貴重な文化資源であると同時に、戦争の記憶を後世に伝える平和学習の教材としても重要な価値を持っていると思います。今回のざんごう発見は、岡豊山が戦国時代だけではなく、近代の戦争遺構をも有する重層的な歴史空間であることを示しました。この意義をどのように考えておられるのか、お聞きします。
○議長(西本良平) 生涯学習課長。
○生涯学習課長(前田康喜) 岡豊山につきましては、これまで戦国時代の山城跡として、その歴史的価値が認識されてまいりました。しかしながら、近年の調査により戦争遺構も確認され、岡豊山が一つの時代に限定されるものでなく、複数の時代の歴史を重層的に伝える歴史空間であることが明らかになっております。このことは地域の歴史をより多面的に理解する上で重要な意義を有しており、戦国期の歴史と近代戦争の歴史を併せて学ぶことができる貴重な場として、岡豊山の新たな価値を示すものであると認識しております。
○議長(西本良平) 神崎隆代議員。
○11番(神崎隆代) このざんごうは民有地で発見されましたが、今後どのような調査を進める予定なのか、また土地所有者との協議を含め、保存についてどのような考えを持っているのか、お伺いいたします。
○議長(西本良平) 生涯学習課長。
○生涯学習課長(前田康喜) 今回のざんごうにつきましては、市内の史跡や戦争遺跡などをガイドしている市観光案内人の会が岡豊地区の見どころを掘り起こす中で発見をしております。今後につきましては、戦争遺構の歴史的価値の検証を進めるとともに、土地所有者との協議も行いながら、保存の可能性について検討をしたいと考えております。そして、文化財的価値や土地利用との調和などを総合的に勘案し、関係機関とも連携しながら適切な対応を図ってまいりたいと考えております。
○議長(西本良平) 神崎隆代議員。
○11番(神崎隆代) 民地ということで、土地所有者の意向が大きく影響するとは思いますが、丁寧に進めていただきたいと思います。
昨年は、戦後80年を迎えました。戦争体験者の高齢化が進み、全国的にも直接体験を聞く機会が減少している中で、このような戦争遺構は平和の大切さを学ぶ貴重な教材となります。小中学校の平和教育や郷土学習の中で、このざんごうを活用していく考えはあるのか、お伺いいたします。
○議長(西本良平) 生涯学習課長。
○生涯学習課長(前田康喜) 戦争遺構は、平和の大切さを地域の歴史と結びつけて学ぶことができる貴重な教材であると認識しております。学校教育におきましては、社会科や総合的な学習の時間等を通じて、平和学習や郷土学習に取り組んでおります。このざんごうにつきましても、今後実態や歴史的背景に関する調査を踏まえながら、地域の歴史教材としての活用の可能性を検討してまいりたいと考えております。
○議長(西本良平) 神崎隆代議員。
○11番(神崎隆代) 今後どのような活用ができるのか、村上会長や、また市民の中からも意見をお聞きしながら、一緒に検討していくことをお願いをしておきたいと思います。
次に、NHK連続テレビ小説「あんぱん」の放映後も南国市を訪れる観光客は続いていると伺っております。また、大河ドラマの「ジョン万」の放映も決定し、高知県内への観光需要も高まることが期待されています。遠くの方は空路で高知に来られると思います。岡豊山には国指定史跡である岡豊城跡をはじめ、長宗我部元親ゆかりの歴史資源、今回発見された戦争遺構、そして周辺には紀貫之ゆかりの史跡、先日55周年を迎えた西島園芸団地など、見どころがたくさんあります。これらの歴史文化資源を活用した観光振興と交流人口の拡大を図る上で、具体的に取り組むべき施策はお考えですか。
○議長(西本良平) 商工観光課長。
○商工観光課長(山崎伸二) 議員から御紹介がありましたとおり、本市には連続テレビ小説「あんぱん」の舞台となった後免町をはじめ、国指定史跡である岡豊城跡や比江廃寺塔跡、前浜掩体群等の戦争遺産などの歴史資源、観光農園である西島園芸団地、海洋堂の関連施設である海洋堂SpaceFactoryなんこくなど、様々な観光資源があるところでございます。
大河ドラマ「ジョン万」の放映も決定し、引き続き高知県が注目されることから、連続テレビ小説「らんまん」や「あんぱん」のレガシーを最大限に活用する高知県の観光キャンペーンと連携を図りながら、本市としてはやなせたかしが育った町として、ハガキでごめんなさいなど、後免の地名を生かした取組や、「やなせ先生ゆかりの地、南国市を巡るクイズdeスタンプラリー」企画、連続テレビ小説の小道具を活用した「あんぱんのナカミ展!」など、引き続きドラマファン、やなせ先生のファンに対し訴求力の高い企画を実施してまいりたいと考えております。
また、現在放映中の大河ドラマ「豊臣兄弟!」において、今後長宗我部元親が登場します。県立歴史民俗資料館でも長宗我部元親関連の企画が進められておりますし、秋には長宗我部フェスの開催が予定されております。本市としても豊富な歴史文化資源が残る歴史の町として、これらの取組と連携して進めてまいりたいと考えております。
また、今年3月に展示リニューアル等を行った海洋堂SpaceFactoryなんこくにおいては、海洋堂関連施設らしい企画も準備されているところでございます。また、観光大使の名を冠したドローンフェスタ三山ひろしCUPが11月1日開催予定でございます。新旧の技術が光る物づくりのまちとしての取組も進めてまいりたいと考えております。
県外、海外からの観光客を迎える高知龍馬空港からは、現在空港乗合タクシーによって、本市の中心市街地にある後免町商店街や海洋堂SpaceFactoryなんこくへのルートも設けております。この空港乗合タクシーの情報を伝えるポスターは、多言語化したものを掲出しております。これらの取組や観光情報を、物部川DMO協議会には国内外の旅行会社等へ旅行プランとして引き続き積極的に売り込んでいただきたいと考えております。これらの様々な取組によって、国内観光客とともにクルーズ船等を含めた外国人観光客の誘客をも図り、交流人口の拡大、観光振興に努めてまいりたいと考えております。以上でございます。
○議長(西本良平) 神崎隆代議員。
○11番(神崎隆代) 山崎課長は、休みに行われるイベントにほとんど全て駆けつけて、いろんな意見を聞きながら取組を進めていただけています。そのことに対して、すごく敬服しております。今後も南国市の発展のために、また御尽力をいただくことをよろしくお願いいたします。
市長の目指す歴史文化資源を生かしたまちづくりの将来像をお聞かせください。
○議長(西本良平) 市長。
○市長(平山耕三) 本市には、神崎議員が御紹介いただいたとおり、古代から現代までの様々な歴史文化資源が存在しておるところであります。これらを適切に保存し、高知県の玄関口である本市の地理的優位を生かしつつ、観光資源として活用していくことは、地域の活性化を進める上で効果的な取組になるものと考えております。
また、これらの歴史文化資源につきましては、市民が地域に誇りと愛着を持つ基盤となるものであります。各地各地でそれぞれの歴史文化遺産につきまして、資源につきまして、それぞれの取組イベント等も行われておるところでございます。
学校教育におけますそれらの資源を活用した事業、またそういう企画、イベントなど、実施されておるところでもございますし、また観光ガイドによる地域住民が主体となった活動なども実施されておるところでもございまして、そういった活動によりまして市民の皆様が、それによる生きがいやそちらの活動をすることによります、そちらの毎日の充実感などを得ていくようにすることによりまして、次世代に継承し、『「みどり」輝き 「まち」も輝く 笑顔あふれる 南国市』という本市の総合計画に掲げました将来像に向け、取り組んでまいりたいというように思います。以上です。
○議長(西本良平) 神崎隆代議員。
○11番(神崎隆代) 今後も楽しいイベントに取り組んでいただきまして、市長がおっしゃる人が輝く、地域が輝く、まちが輝く南国市を目指していっていただきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。
最後に、RSウイルス感染症の現状認識と定期接種化の意義について質問をさせていただきます。
本市における近年の小児のRSウイルス感染症の発生状況及び乳幼児の重症化や入院に至るケースの現状をお聞きいたします。
○議長(西本良平) 保健福祉センター所長。
○保健福祉センター所長(弘田明平) RSウイルス発生状況につきまして、高知県感染症予防発生動向調査によりまして週報が公開されております。中央東保健所管内の5月25日から31日の発生状況は2件、6月1日から6月7日の発生状況はゼロ件、県内としては横ばい状況で、注意報及び警報は出ていないという状況になっております。
○議長(西本良平) 神崎隆代議員。
○11番(神崎隆代) 課長からは高知県感染症発生動向調査から直近の発生状況をお知らせしていただきました。
今の状況は横ばい状態で、注意報、警報は出ていないということでした。
お聞きしているのは、南国市のここ数年での発生状況と乳幼児の重症化や入院に至るケースについてということですが、お答えいただけますか。
○議長(西本良平) 保健福祉センター所長。
○保健福祉センター所長(弘田明平) 大変申し訳ありません、私のほうで南国市内の近年の数値を持ち合わせてございません。
1つ参考になるのが厚生労働省のほうで出しております、これは国の動向ということになってしまいますが、2010年代です。2010年から2019年のあたりで、年間12万人から18万人の2歳未満の乳幼児がRSウイルスに感染したというふうに診断されております。入院につきましては3万人から5万人、約20%強のお子さんが入院したということはありますが、すいません、南国市の分については把握しておりません。
○議長(西本良平) 神崎隆代議員。
○11番(神崎隆代) ありがとうございます。
やはりRSウイルスにかかって重症化で入院しているお子さんが3万人から5万人ということで、本当にワクチン接種っていうことを進めていって、その重症化に至らないようなことになれば本当によいと思います。数年に及ぶ実態把握ということは、流行の傾向などを知ることにもなり、その時々の最善の対策をする上でも大切だと思います。今後医療機関との連携により実態把握を行っていただきたいと思いますが、その点はいかがですか。
○議長(西本良平) 保健福祉センター所長。
○保健福祉センター所長(弘田明平) 発生の状況につきましては、動向を確認していくことは重要なことだと考えております。今後医療機関、もしくは中央東福祉保健所等々と関係機関と連携を図ってまいりたいと思います。
○議長(西本良平) 神崎隆代議員。
○11番(神崎隆代) RSウイルスは2歳までにほぼ100%が感染し、生後6か月未満の乳児の入院リスクは極めて高いとされています。2026年、今年の4月1日より母子免疫ワクチンがA類疾病として定期接種化された意義について、本市としての御見解をお聞きいたします。
○議長(西本良平) 保健福祉センター所長。
○保健福祉センター所長(弘田明平) 自己負担なく接種できることになったことは、RSウイルスによる呼吸器症状の悪化を防ぐことができる、そして乳児の重症化予防が期待できるというふうに考えております。
○議長(西本良平) 神崎隆代議員。
○11番(神崎隆代) このたびの定期接種化の意義について、南国市の見解をお答えいただきました。私はこの母子免疫ワクチンが定期接種化されたことは、母子福祉的にも、医学的にも大きな意義があると思います。RSウイルス感染症は、多くの子供が一度は感染する身近な感染症ですが、生後間もない乳児が感染した場合には重症化し、入院や集中治療が必要となるケースもあります。母親や家族にとっては、我が子の小さな体に呼吸器をつけて治療を受ける姿を見ることは大変つらく、精神的ストレスは計り知れません。
今回の母子免疫ワクチンの定期接種化は、単に一つの予防接種が増えたということではありません。生まれてくる子供の命と健康を守るための大きな前進であり、重症化や入院を減らし、医療機関の負担軽減や感染拡大の抑制にもつながる重要な施策です。
また、これまでの任意接種であれば、1回当たり3万円から4万円の費用が全額自己負担であったため、接種費用が家計の負担となり、受けたくても受けられない方がおられたかもしれません。しかし、定期接種化により、所得の高低にかかわらず、希望する全てのお母さんが生まれてくる子供を守るための予防策を選択できるようになりました。これは子供の健康を社会全体で支えるという観点からも、大きな意義があると考えます。
担当課におかれましては、この制度の持つ意義をしっかりと受け止めていただき、対象となる方への丁寧な周知や相談体制の充実など、安心して出産、子育てができる環境づくりに引き続き取り組んでいただくことをお願いをしたいと思います。
そのような観点で質問を続けさせていただきます。
確実かつ安全な接種体制の整備について伺います。
本ワクチンの定期接種対象者は、妊娠28週ゼロ日から妊娠36週6日までとされているので、適切な週数管理の下、接種が行われる必要があります。医療機関等との情報共有や連携等の必要性や現状についてお聞きをいたします。
○議長(西本良平) 保健福祉センター所長。
○保健福祉センター所長(弘田明平) 定期予防接種につきましては、県内では集合契約のため、各市町村が所在地内にある委託医療機関に説明資料などを事前に配布しております。
南国市内の委託医療機関につきましては、高知大学医学部附属病院と市内の小児科との計2か所でございます。説明資料は送付済みでございます。医療機関からは質問事項など問合せがありまして、担当者が対応いたしまして、情報共有とそれから連携についても行われておるものと考えております。
○議長(西本良平) 神崎隆代議員。
○11番(神崎隆代) 医療機関との連携は説明資料を送付していることと、質問があれば対応しているという現状をお答えいただきました。接種状況や課題などの情報共有の必要性についてはどうなんでしょうか。今後協議の場を設ける中で、そのようなことも様々情報共有しながら、話合いを持ちながら対応していくということについて、どのように考えておりますか。
○議長(西本良平) 保健福祉センター所長。
○保健福祉センター所長(弘田明平) もちろん進捗状況とそれから情報共有等は重要なことだと思っておりますので、そのように漏れなく共有していきたいというふうに考えております。
○議長(西本良平) 神崎隆代議員。
○11番(神崎隆代) 副反応として他のワクチンと同様の局所症状のほか、一部の報告で妊娠高血圧症候群になる僅かなリスク上昇が指摘されていますが、周知の必要性についてお伺いいたします。
○議長(西本良平) 保健福祉センター所長。
○保健福祉センター所長(弘田明平) 周知の重要性というのは考えております。重要であると考えております。
厚生労働省が作成いたしましたRSウイルス感染症に対する母子免疫ワクチンの定期接種についての説明書、それから市のほうで同じように作成しております説明書でも、この副反応について具体的に発現割合等も記載をしております。それらの説明書を予診票に同封いたしまして、妊婦さんに情報提供をしております。同様に委託医療機関にも周知をしておるところです。
○議長(西本良平) 神崎隆代議員。
○11番(神崎隆代) 妊婦の中には、接種に関して不安を抱える方もいると思われます。市としては説明書の配布だけで十分な周知をしていると考えているというわけではないと思います。妊婦の方が副反応への不安を感じた場合、保健師等へ気軽に相談できる体制は整っているのですか。
○議長(西本良平) 保健福祉センター所長。
○保健福祉センター所長(弘田明平) 御指摘のとおり、妊婦さんのほうからもこの4月以降、保健福祉センターのほうに相談が寄せられております。担当者のほうから丁寧な説明をしております。以上です。
○議長(西本良平) 神崎隆代議員。
○11番(神崎隆代) 対象者への周知・勧奨と相談体制について伺います。
本ワクチンは、妊婦自身に接種の努力義務が課されています。市区町村と医療機関は連携して、対象者へ公費負担で安全にワクチンを接種、勧奨する義務が課されていると言われていますが、その内容や方針を教えていただけますか。
○議長(西本良平) 保健福祉センター所長。
○保健福祉センター所長(弘田明平) 国は生後6か月未満の乳児の重症化予防を目的といたしまして、2026年度からRSウイルス母子免疫ワクチンを予防接種法のA類定期接種に位置づけております。これによりまして、対象となる妊婦さんは接種の努力義務が課されておりますが、それを後押しするというところが大事だと思っております。費用は公費負担となっておりますが、各自治体、南国市といたしましても、接種の勧奨というのを丁寧にしていくところであります。以上です。
○議長(西本良平) 神崎隆代議員。
○11番(神崎隆代) 努力義務の内容と市の方針についてはどうなんでしょうか。努力義務とは、具体的に妊婦にどのような行動を求めるものと認識しているのか、また市はその努力義務を踏まえ、どのような考え方で接種を行うのか、お考えをお聞きいたします。
○議長(西本良平) 保健福祉センター所長。
○保健福祉センター所長(弘田明平) 一人でも多くの妊婦さんにワクチンを打っていただくということで、そのあたりをきちんと関係機関と情報共有しながら、我々で進めていくというふうに考えております。
○議長(西本良平) 神崎隆代議員。
○11番(神崎隆代) 重症化を防ぐという意味では、できるだけ接種をしていただくということは大事なことだと思いますので、またよろしくお願いいたします。
対象者への周知、勧奨については、個別通知やリーフレット配布などが考えられますが、どのような周知を行っているのでしょうか。
○議長(西本良平) 保健福祉センター所長。
○保健福祉センター所長(弘田明平) 周知につきましては、こども家庭センターと連携いたしまして、妊娠8か月の方にアンケートを送るタイミングで、予診票、それから説明書、先ほど申し上げた2種類の説明書です。1式を個別発送しております。それと、市の広報、ホームページにも掲載をしております。説明書の中でも、かかりつけの産科での相談というのも勧めておりまして、それから先ほど言いましたように、お問合せ、直接電話等でされたときもそうなんですが、産科での相談というのを勧めております。4月に接種した方は、ほとんどがかかりつけの産科で接種をされておる状況です。以上です。
○議長(西本良平) 神崎隆代議員。
○11番(神崎隆代) 4月に接種された方は、ほとんどがかかりつけの産科で接種されたということですが、どれくらいの方が接種されたのか、分かっていればお答えしていただきたいです。
○議長(西本良平) 保健福祉センター所長。
○保健福祉センター所長(弘田明平) 今、数字を持ち合わせておりませんので、また後ほど確認をして、お伝えしたいと思います。
○議長(西本良平) 神崎隆代議員。
○11番(神崎隆代) 始まったばかりですので、やはりその動向にはしっかり情報を得ておくということをまたお願いしたいと思います。
定期接種化の意義は大きいと思うので、未接種者へのフォローや妊婦健診の機会に接種勧奨を強化するなど、さらなる周知、取組をお願いしたいと思います。万一の健康被害救済制度については、妊婦やその家族が正しく理解し、安心して選択できるよう、保健師等による相談窓口の体制整備はどのようになっておりますか。
○議長(西本良平) 保健福祉センター所長。
○保健福祉センター所長(弘田明平) 相談窓口の体制整備につきましては、センターのほう、保健師が常駐しておりますので、先ほど申し上げましたように、電話による対応等、十分行えていると思っております。
健康被害の救済制度についてなんですけれども、先ほど答弁いたしました説明書のほうに、厚生労働省のほうも、それから南国市のほうの説明書もそうなんですけども、どちらにも記載をしております。分かりやすく記載をしております。また、市のホームページにも掲載をしております。以上です。
○議長(西本良平) 神崎隆代議員。
○11番(神崎隆代) 健康被害救済制度は、説明書に記載をしており、ホームページでもお知らせをしているということです。
ここでも妊婦やその家族が不安や疑問を感じた際に、やっぱし保健師さんに相談できるっていうことが大事だと思います。健康被害救済制度に関する相談があった場合は、誰がどのように対応するのかっていうところもしっかり体制を整えていただければと思います。よろしくお願いいたします。
ここまで主に乳児の重症化予防を目的とした母子免疫ワクチンについてお聞きしましたが、RSウイルスは乳幼児だけでなく高齢者においても重症化のリスクが指摘されています。
そこで、最後に高齢者への周知について伺います。
ハイリスクの高齢者へのワクチンの周知についての方針はございますか。
○議長(西本良平) 保健福祉センター所長。
○保健福祉センター所長(弘田明平) 高齢者の場合、RSウイルスワクチンについては任意接種となっております。感染の拡大等の状況により高齢者への広報も必要となれば、速やかに周知していきたいと考えております。以上です。
○議長(西本良平) 神崎隆代議員。
○11番(神崎隆代) 速やかに周知をするということは大事ですが、どのような状態になれば必要と判断するのか、その判断基準もしっかりと整理をしておくということも必要だと思います。また、市として接種を推奨するかどうかは別として、重症化リスクの高い高齢者がワクチンの存在や効果について知る機会を確保する必要があると考えます。市の見解をお聞きいたします。
○議長(西本良平) 保健福祉センター所長。
○保健福祉センター所長(弘田明平) 議員がおっしゃるように、周知徹底というのは必要だと思います。高齢者の方につきましては、やはり御家庭の小さな子供さん、一緒に住んでる方ですね、そこからうつるなどということも十分考えられます。
RSウイルスにつきましては、季節性があり、以前は秋冬だったんですが、最近では夏になってきているというところも傾向があります。また、接触飛沫感染により伝播するということで、手洗い、うがいですね、そういったものが有効であるというのも出ておりますので、そういうところをしっかりと周知していきたいと思います。以上です。
○議長(西本良平) 神崎隆代議員。
○11番(神崎隆代) 今回御答弁いただきまして、市として必要な事務手続を進められていることは分かりました。
質問内容は、課長会で共有されてると思いますので、市長にお聞きをしたいと思います。
市長は、今回のRSウイルス母子免疫ワクチンの定期接種化をどの程度重要な施策と認識されているのですか。
○議長(西本良平) 市長。
○市長(平山耕三) このRSウイルスワクチンといいますか、RSウイルスにはほぼ2歳までに100%感染するということで、その中で一部の乳児が重症化するということが現実に起こっておるというようなことでございますので、それを防げるということであれば、非常に有効な手段であるというように思います。ぜひともそういったことを広報しながら、多くの皆様にそういった重症化にならないような、そういったワクチンの接種をお願いしたいというように思いますし、必要な情報はしっかりと出していかないといけないというように思っております。以上です。
○議長(西本良平) 神崎隆代議員。
○11番(神崎隆代) ありがとうございます。
私は単なる予防接種事業ではなく、生まれてくる子供の命を守るための重要な子育て支援策だと考えています。市長には、この制度によって南国市の子供たちを守るという観点から、今後必要な取組、その指示をしていただきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。
以上で私からの質問を終わります。御答弁ありがとうございました。
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○議長(西本良平) お諮りいたします。本日の会議はこの程度にとどめ、延会したいと思います。これに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(西本良平) 御異議なしと認めます。よって、さよう決しました。
明17日の議事日程は、一般質問であります。開議時刻は午前10時、本日はこれにて延会いたします。
お疲れさまでした。
午後4時2分 延会
答弁者:市長、教育長、関係課長
午後3時5分 再開
○議長(西本良平) 休憩前に引き続き会議を開きます。
引き続き一般質問を行います。11番神崎隆代議員。
〔11番 神崎隆代議員発言席〕
○11番(神崎隆代) 公明党の神崎隆代です。通告に従いまして一般質問をさせていただきます。
初めに、物価高騰対策について伺います。
近年の物価高騰は、市民生活のあらゆる場面に影響を及ぼしています。食料品や日用品の値上がりは生活を圧迫し、買物のたびに値段が上がっている、生活が苦しくなったという声をお聞きする機会が増えています。また、事業者においても原材料費や燃料費、輸送費などの上昇により経営環境は厳しさを増しており、農業、建設業、製造業、運輸業をはじめ、多くの業種に影響が広がっています。さらに資材価格の高騰や供給不足は、民間事業だけでなく公共事業や行政運営にも影響を及ぼすものと思いますし、今後の財政運営にも少なからず影響を与えることが懸念されます。物価高騰が長期化する中、市民生活を守り、地域経済を支え、持続可能な財政運営を行っていくためには、現状を正確に把握し、必要な対策を講じていくことが重要であると考えますので、順次質問をさせていただきます。
ナフサ価格高騰や資材供給不足への対応についてでございますが、14日にイランとアメリカが停戦合意を行ったというニュースがありました。12日の高知新聞には、1面にイラン海峡全面封鎖、米連日攻撃に対抗という見出し、4面には米、イラン停戦危機的、応酬が激しさを増しているなどの記事があって、数日後であり、にわかに信じがたいことでもありますが、ひとまずほっとしました。しかしながら、不安定な状況であることは確かですので、まだまだ安心はできません。
ナフサは、プラスチック製品や包装資材、農業用資材、建設資材など幅広い分野で使用されており、市内事業者にも大きな影響を及ぼしているものと考えます。ナフサ価格高騰や資材供給不足が事業者に与えている影響をどのように認識しているのか、お聞きいたします。
○議長(西本良平) 商工観光課長。
○商工観光課長(山崎伸二) ナフサ価格高騰や資材供給不足が事業者に与えている影響につきましては、ナフサをはじめとする石油製品由来の原材料の価格上昇に加え、供給が不安定になっている原材料もあるとお聞きする中、各事業者の方々による当面の資材の確保や使用料の調整、代替品の活用など、様々な工夫や努力によって、今のところ事業継続されているものと考えております。以上でございます。
○議長(西本良平) 神崎隆代議員。
○11番(神崎隆代) 私がお聞きした事業者の方は、資材の高騰や不足によって大変な苦労をしておりました。工事途中に卸元からの資材が不足し、ネットでやっと探し当てたけれど、それまでの何倍にも価格が膨れ上がっていたこと、それでも手に入らないので仕方なく買うしかない状況であり、事業経営や生活へ大きな影響を及ぼしている様子でした。
このように市のほうへは各業種の事業者からどのような声が寄せられていますか。また、相談対応をどのように行っているのか、お聞きいたします。
○議長(西本良平) 商工観光課長。
○商工観光課長(山崎伸二) 事業者の方々からは、資材の確保や使用料の調整、代替品の活用、出荷調整など、事業が停止することにならないように取り組まれているとお聞きしております。また、相談対応につきましては、国による特別相談窓口や県内金融機関等による特別相談窓口、南国市商工会においても相談窓口が設置されておりまして、中小企業者に対する資金繰りや経営に関する相談を受け付けられているところでございます。以上でございます。
○議長(西本良平) 神崎隆代議員。
○11番(神崎隆代) ナフサ関連の資材を扱う事業者は、本当に大変な御苦労をされています。
県は、商工会または商工会議所の認定を受けることにより、貸付利率が2%引き下げられる緊急支援融資を開始しています。市としては、今後さらなる価格上昇や供給不足が発生した場合、どのような支援を考えていますか。
○議長(西本良平) 商工観光課長。
○商工観光課長(山崎伸二) 市としましては、引き続き状況を注視し、市による支援が必要な状況となれば、財源等を考慮しつつ、その状況に応じた支援策を検討し、実施したいと考えております。以上でございます。
○議長(西本良平) 神崎隆代議員。
○11番(神崎隆代) 市による支援が必要な状況とは、どのような状況なのですか。どうしようもなくなってからでは遅いですので、事業や生活を立て直すことができる余力がある状況のうちに対策を打つことが大事だと思います。そのときが来れば、速やかに対策が実施できるような施策の検討を今からしていくことが大事だと思いますが、いかがですか。
○議長(西本良平) 商工観光課長。
○商工観光課長(山崎伸二) 市内中小企業者さんの状況等につきましては、南国市商工会と情報を共有し、状況を把握しているところでございます。支援が必要な状況等の施策につきましては、商工会と情報を共有しながら、困窮し切らない状況の前に、やはり施策を打っていきたいと考えております。以上でございます。
○議長(西本良平) 神崎隆代議員。
○11番(神崎隆代) よろしくお願いします。
物価高騰による市民生活への支援について伺います。
食料品や日用品、光熱費など生活に欠かせない物の値上がりが続いており、特に低所得世帯や高齢者世帯、子育て世帯への影響は大きいと考えます。現在の市民生活への影響をどのように把握しているのですか。
○議長(西本良平) 福祉事務所長。
○福祉事務所長(天羽庸泰) 南国市独自の大規模な調査を実施することは難しい状況でありますが、消費者物価指数や家計調査といった政府統計を見ますと、食料品、光熱費を中心とした物価上昇が家計を圧迫していることが読み取れます。とりわけ家計の諸支出に占める食費の割合を示す経済指標であるエンゲル係数の高い低所得世帯などへの影響が特に大きいと認識しております。
○議長(西本良平) 神崎隆代議員。
○11番(神崎隆代) 生きていくことに必要不可欠なものに直接影響が及び、やりくりをしても追いつかない状況になっているということはお分かりだと思います。今後本格的な暑さを迎えますが、電気代を節約するためにエアコンの使用を控えれば大変なことになります。生活困窮相談や福祉相談の状況に変化は見られるのですか。
○議長(西本良平) 福祉事務所長。
○福祉事務所長(天羽庸泰) 相談件数は、数字を見れば減少傾向にあるんですけども、その内容は変化しておりまして、複数の課題が絡み合った複合的な相談とか、支援が長期化するケースが増えており、一件一件への対応に要する時間とか労力が増えております。
○議長(西本良平) 神崎隆代議員。
○11番(神崎隆代) それでは、低所得世帯、高齢者世帯、子育て世帯に対して、現在行われている支援策はどのようなものがありますか。
○議長(西本良平) 福祉事務所長。
○福祉事務所長(天羽庸泰) 現在実施しています主な支援策としましては、福祉事務所では低所得者を含む生活困窮世帯に対する支援としまして、生活困窮者自立支援相談支援事業を社会福祉法人南国市社会福祉協議会に委託しておりまして、家計改善支援や就労準備支援も組み合わせながら、自立に向けた支援を行っています。
なお、国の臨時交付金を活用した給付事業につきましては、令和7年度に非課税世帯への給付1世帯当たり3万円、子供1人当たり加算2万円を実施いたしましたが、令和8年度におきましては現時点で新たな給付事業の実施予定はありません。国の動向を注視してまいります。
○議長(西本良平) 神崎隆代議員。
○11番(神崎隆代) 低所得世帯については御答弁はいただけました。高齢者世帯、子育て世帯に対しても、やはり大変な状況を踏まえまして、御検討いただけたらと思います。今後も物価高騰が続く場合、市民生活を守るためにどのような対策が必要と考えているのですか。
○議長(西本良平) 福祉事務所長。
○福祉事務所長(天羽庸泰) 物価高騰は、エネルギー価格や国際情勢、為替動向に起因するものでありまして、基礎自治体が根本的な対策を講じることには限界があります。実効性のある対策を国、県レベルで講じていただくことが重要であると認識しております。
本市としましては、本年度から本格実施しています重層的支援整備事業を活用して、社会福祉協議会、地域包括支援センター、こども家庭センターなど、庁内外の関係機関が連携して複合的な課題を解きほぐし、早期支援につなげる体制を整備することで、相談支援体制の強化に取り組んでおります。
また、国が新たな給付事業や交付金措置を講じた際には、速やかに市としての対応を検討し、必要な支援が住民の皆さんに届くように努めてまいります。
○議長(西本良平) 神崎隆代議員。
○11番(神崎隆代) やはりタイミングが大事ですので、速やかに支援が必要なときに届くっていうところで、しっかりと取り組んでいただきたいと思います。
物価高騰が公共事業と財政運営に与える影響について、物価や資材価格の上昇は市民生活や事業経営だけでなく、公共工事や公共施設の維持管理にも大きく影響してくるものと考えます。資材価格の高騰や供給不足によって、公共工事の遅延や契約変更、設計変更等は発生しているのですか。
○議長(西本良平) 財政課長。
○参事兼財政課長(溝渕浩芳) 令和7年度の財政課において契約を行った工事等の状況となりますが、資材価格の高騰や供給不足を原因とする工事の遅延はありませんでしたが、賃金等の変動に基づいて請負代金を増額したものは1件ございました。本年度現時点におきましては、資材価格の高騰や供給不足を原因とした公共工事の遅延や契約変更、設計変更についての相談は財政課のほうにはない状況でございます。
○議長(西本良平) 神崎隆代議員。
○11番(神崎隆代) 受注事業者に対し、資材価格上昇分を適切に反映するための対応はどのように行っているのですか。
○議長(西本良平) 財政課長。
○参事兼財政課長(溝渕浩芳) 入札により決定した工事受注者と交わす契約書には、賃金または物価の変動に基づく請負代金の変更を定めた条項がございます。また、国からも資材価格の高騰等を踏まえ、受注者から協議の申出があった際には適切に協議に応じることなどが要請されております。これからも資材価格の高騰等の理由で受注者から契約変更の協議の申出があった場合には、担当課を交えて協議を行いまして、条項に合致すれば請負代金の増額をするなど、適正に対処してまいります。
○議長(西本良平) 神崎隆代議員。
○11番(神崎隆代) 物価高騰による公共施設の維持管理費や事業費への影響をどのように把握しているのですか。また、市の財政運営にどのような影響を及ぼすとお考えですか。
○議長(西本良平) 財政課長。
○参事兼財政課長(溝渕浩芳) 物価高騰による影響でございますが、令和6年度決算額や令和7年度の契約額、見積り等を参考にいたしまして、令和8年度当初予算編成を行いましたが、維持管理や委託作業に係る費用は上昇傾向にございました。また、主要土木資材の価格を前年度と比べますと、現在生コンクリートは約15%、アスファルトは約13%の上昇となっております。
市の財政運営への影響でございますが、令和8年度地方財政計画において、地方公共団体のコスト増に対応するための費用として5,850億円が増額計上されておりますが、中東情勢の変化による影響は考慮されてないと思われますので、国の補正予算や普通交付税の追加交付などの動向を注視していく必要があると考えております。
○議長(西本良平) 神崎隆代議員。
○11番(神崎隆代) 今後の予算編成や市政運営において、市長はどのような点を重視していく考えなのか、お伺いいたします。
○議長(西本良平) 市長。
○市長(平山耕三) 今後の予算編成、また市政運営においてということでございますが、現在物価の上昇等ある状況でございまして、そういった物価の上昇等のその上昇分ということは予算の中へ的確に盛り込んで、市民生活に影響を与えないような、そういった予算編成はしていかねばならないというように思います。
また、今後、来年とかそういったことになるわけでございますが、そういったときに今後の地財計画の中で、国のほうでどのような、そちらの財源措置をしていただけるかということによりまして、今後の財政状況、市の予算編成というものをどのようにしていくのかということを考えていかないといけないというように思っております。
物価上昇分が的確に反映し、また住民生活に影響がないような予算編成っていうのは、再度申しますとおり、考えていきたいというように思います。
○議長(西本良平) 神崎隆代議員。
○11番(神崎隆代) 市長はしっかり考えていくということで、市民生活を守ることを第一に考えていってくれるということでよろしいですよね。食料品や光熱費をはじめ、様々なものの値上がりが続いておりますので、市民の皆さんの暮らしは厳しさを増しております。また、事業者の経営や市の財政にも影響が広がっております。それらぜひ市民を守ることを第一に考え、具体的な施策につなげていただき、市民が安心して暮らせるような取組を進めていただきたいと思います。
次の質問に移ります。
芸術文化に触れる機会の充実ということで、先月、後免野田小学校で民音学校コンサートが行われました。カズンというポップスデュオが来校し、歌で世界を旅しようというテーマの下、子供たちと一体となって歌ったり作曲をしたり、また誕生日を迎えた児童に対して、みんなが歌でお祝いをするなどの様子を後ろから観賞させていただいたのですが、児童は本当に大変に楽しそうで、私もそんな子供を見るとすごくうれしい気持ちでいっぱいになりました。この催しに対して、学校や子供たちの感想などをお聞きになっていると思いますので、お聞かせください。
○議長(西本良平) 学校教育課長。
○学校教育課長(池本滋郎) こちらの歌ですけれども、カズンさんのほうから、毎回一緒に歌ってるので一緒に歌いたいという申出があったというふうに聞いております。音源をいただきまして、各学年に呼びかけたところ、一緒に歌えるようにということで子供たちも練習をしたと聞いております。子供たちも割と気に入って歌ってくれていたように聞いております。
子供たちの感想としましては、テンポがよくて聞きやすかったし、知っている曲が多くあり、歌いやすかったや、「WAVE」という曲を聞いて、心が弱ることがあっても強く進んでいこうと思った、音楽で心を動かされた、音楽のすごさを改めて感じた、ピアノの音色がとてもきれいだった、自分もピアノを習っているので、いい音色が出せるように練習を頑張りますといった、非常に前向きで感謝の感想がたくさんございました。
○議長(西本良平) 神崎隆代議員。
○11番(神崎隆代) 学校でコンサートを行うことはあまりないことだと思います。個人個人では親と一緒にコンサートに行くことはあると思いますが、今回のように多くの友人と一緒に歌ったり、手拍子をしたりしながら、会場全体が一体となる雰囲気を味わうことは、よい経験だったのではないかと思います。子供たちが音楽を楽しむ姿がとても印象的で、音楽の持つ力や感動を改めて感じることができました。学校で本格的な芸術文化に触れる機会は、子供たちの豊かな感性や創造力を育む上で大変貴重なものだと思います。
そこで、子供たちが芸術に触れる教育的意義と取組についてお考えをお聞きしたいと思います。
○議長(西本良平) 学校教育課長。
○学校教育課長(池本滋郎) 子供たちが学校で友人たちと一緒に芸術作品に触れるということは、人間形成においても重要な教育的意義があると考えております。例えば、感性や情操などの非認知能力の育成や、感覚を刺激することにより脳の発達と認知能力の向上、子供の頃に本当の芸術に触れることで将来の生涯学習のきっかけとなるなど、多くの益があると考えております。今回のようなコンサートなど、児童生徒の感性に触れるような機会があれば、できるだけ教育委員会としても取り組んでいきたいと考えております。
○議長(西本良平) 神崎隆代議員。
○11番(神崎隆代) ぜひとも今後もこのような機会をつくっていっていただきたいと思います。
教育長には、今回の開催に対しまして御尽力をいただきありがとうございます。受け入れるということは、準備など本当に大変だということも感じております。ですが、やはり教育長の子供たちへの思いというものが、日頃から熱いものがあっての、このすんなりと受入れをいただいたということだと思っております。本当に感謝をしております。
そこで、芸術及び文化に対する教育長の思いをお聞かせ願います。
○議長(西本良平) 教育長。
○教育長(竹内信人) まず、子供たちに対しまして、授業以外のこういった機会、場、チャンスを与えていただきましたことに感謝を申し上げたいと思います。
芸術文化への思いということですが、市の教育指針として挙げております六育の中でも、私は才育というのを大事にしていかねばならないんじゃないかというふうに考えております。この才育とは、単に特別な才能を伸ばすということではなくて、芸術や文化、そういった多様な体験を通じて、子供たち一人一人が持つ感性や表現力、創造性を育んでいくことを意味をしております。
近年は、社会全体が効率性やデジタル化を重視する傾向にありますが、そのような時代だからこそ、音楽や美術、演劇、伝統文化などに触れ、心を動かし、自分なりに表現する経験が、子供たちの豊かな人間性を育てる上で極めて重要であると考えております。
また、芸術文化は世代を超えた交流や地域への愛着の醸成にもつながるものであり、文化活動の充実は、教育の観点だけでなく、地域活性化の観点からも大きな意義があるというふうに認識をしております。教育委員会といたしましても、今後も才育の理念を大切にしながら、子供たちが感性を磨き、自ら表現する喜びを実感できる環境づくりに取り組んでまいりたいと考えております。以上です。
○議長(西本良平) 神崎隆代議員。
○11番(神崎隆代) ありがとうございました。
教育長がおっしゃる才育の理念は、これからの教育にとても重要なことだと感じています。民音学校コンサートの折には、子供たちが目を輝かせながら音楽を楽しみ、自分を表現している姿が見られました。こうした体験の積み重ねが、一人一人の持った才能や可能性を伸ばしていくのだと感じました。こうした学びの場が今後も継続されることを期待しております。ありがとうございました。
次の質問に移ります。
旧日本陸軍のざんごう跡が岡豊山の北側斜面中腹で発見されたという記事が、4月26日の高知新聞に掲載されていました。南国市観光案内人の会の会長が岡豊地区の見どころを掘り起こす中での発見だったということでした。村上会長によると、「岡豊風日」という歴民館が出している冊子の平成30年の記念号に高射砲台の台座があったと書いていたので、岡豊山には戦争遺跡が残っているであろうことは分かっていたということでした。水がたまっていると確認ができないので、給水制限が発令されるほど乾いていたときがありましたが、そのときに赤色立体地図をもって岡豊山を歩いたということです。発見は昨年12月ということで、その後、出原恵三氏にも確認をしてもらったということでした。
戦争遺構は、地域の歴史を物語る貴重な文化資源であると同時に、戦争の記憶を後世に伝える平和学習の教材としても重要な価値を持っていると思います。今回のざんごう発見は、岡豊山が戦国時代だけではなく、近代の戦争遺構をも有する重層的な歴史空間であることを示しました。この意義をどのように考えておられるのか、お聞きします。
○議長(西本良平) 生涯学習課長。
○生涯学習課長(前田康喜) 岡豊山につきましては、これまで戦国時代の山城跡として、その歴史的価値が認識されてまいりました。しかしながら、近年の調査により戦争遺構も確認され、岡豊山が一つの時代に限定されるものでなく、複数の時代の歴史を重層的に伝える歴史空間であることが明らかになっております。このことは地域の歴史をより多面的に理解する上で重要な意義を有しており、戦国期の歴史と近代戦争の歴史を併せて学ぶことができる貴重な場として、岡豊山の新たな価値を示すものであると認識しております。
○議長(西本良平) 神崎隆代議員。
○11番(神崎隆代) このざんごうは民有地で発見されましたが、今後どのような調査を進める予定なのか、また土地所有者との協議を含め、保存についてどのような考えを持っているのか、お伺いいたします。
○議長(西本良平) 生涯学習課長。
○生涯学習課長(前田康喜) 今回のざんごうにつきましては、市内の史跡や戦争遺跡などをガイドしている市観光案内人の会が岡豊地区の見どころを掘り起こす中で発見をしております。今後につきましては、戦争遺構の歴史的価値の検証を進めるとともに、土地所有者との協議も行いながら、保存の可能性について検討をしたいと考えております。そして、文化財的価値や土地利用との調和などを総合的に勘案し、関係機関とも連携しながら適切な対応を図ってまいりたいと考えております。
○議長(西本良平) 神崎隆代議員。
○11番(神崎隆代) 民地ということで、土地所有者の意向が大きく影響するとは思いますが、丁寧に進めていただきたいと思います。
昨年は、戦後80年を迎えました。戦争体験者の高齢化が進み、全国的にも直接体験を聞く機会が減少している中で、このような戦争遺構は平和の大切さを学ぶ貴重な教材となります。小中学校の平和教育や郷土学習の中で、このざんごうを活用していく考えはあるのか、お伺いいたします。
○議長(西本良平) 生涯学習課長。
○生涯学習課長(前田康喜) 戦争遺構は、平和の大切さを地域の歴史と結びつけて学ぶことができる貴重な教材であると認識しております。学校教育におきましては、社会科や総合的な学習の時間等を通じて、平和学習や郷土学習に取り組んでおります。このざんごうにつきましても、今後実態や歴史的背景に関する調査を踏まえながら、地域の歴史教材としての活用の可能性を検討してまいりたいと考えております。
○議長(西本良平) 神崎隆代議員。
○11番(神崎隆代) 今後どのような活用ができるのか、村上会長や、また市民の中からも意見をお聞きしながら、一緒に検討していくことをお願いをしておきたいと思います。
次に、NHK連続テレビ小説「あんぱん」の放映後も南国市を訪れる観光客は続いていると伺っております。また、大河ドラマの「ジョン万」の放映も決定し、高知県内への観光需要も高まることが期待されています。遠くの方は空路で高知に来られると思います。岡豊山には国指定史跡である岡豊城跡をはじめ、長宗我部元親ゆかりの歴史資源、今回発見された戦争遺構、そして周辺には紀貫之ゆかりの史跡、先日55周年を迎えた西島園芸団地など、見どころがたくさんあります。これらの歴史文化資源を活用した観光振興と交流人口の拡大を図る上で、具体的に取り組むべき施策はお考えですか。
○議長(西本良平) 商工観光課長。
○商工観光課長(山崎伸二) 議員から御紹介がありましたとおり、本市には連続テレビ小説「あんぱん」の舞台となった後免町をはじめ、国指定史跡である岡豊城跡や比江廃寺塔跡、前浜掩体群等の戦争遺産などの歴史資源、観光農園である西島園芸団地、海洋堂の関連施設である海洋堂SpaceFactoryなんこくなど、様々な観光資源があるところでございます。
大河ドラマ「ジョン万」の放映も決定し、引き続き高知県が注目されることから、連続テレビ小説「らんまん」や「あんぱん」のレガシーを最大限に活用する高知県の観光キャンペーンと連携を図りながら、本市としてはやなせたかしが育った町として、ハガキでごめんなさいなど、後免の地名を生かした取組や、「やなせ先生ゆかりの地、南国市を巡るクイズdeスタンプラリー」企画、連続テレビ小説の小道具を活用した「あんぱんのナカミ展!」など、引き続きドラマファン、やなせ先生のファンに対し訴求力の高い企画を実施してまいりたいと考えております。
また、現在放映中の大河ドラマ「豊臣兄弟!」において、今後長宗我部元親が登場します。県立歴史民俗資料館でも長宗我部元親関連の企画が進められておりますし、秋には長宗我部フェスの開催が予定されております。本市としても豊富な歴史文化資源が残る歴史の町として、これらの取組と連携して進めてまいりたいと考えております。
また、今年3月に展示リニューアル等を行った海洋堂SpaceFactoryなんこくにおいては、海洋堂関連施設らしい企画も準備されているところでございます。また、観光大使の名を冠したドローンフェスタ三山ひろしCUPが11月1日開催予定でございます。新旧の技術が光る物づくりのまちとしての取組も進めてまいりたいと考えております。
県外、海外からの観光客を迎える高知龍馬空港からは、現在空港乗合タクシーによって、本市の中心市街地にある後免町商店街や海洋堂SpaceFactoryなんこくへのルートも設けております。この空港乗合タクシーの情報を伝えるポスターは、多言語化したものを掲出しております。これらの取組や観光情報を、物部川DMO協議会には国内外の旅行会社等へ旅行プランとして引き続き積極的に売り込んでいただきたいと考えております。これらの様々な取組によって、国内観光客とともにクルーズ船等を含めた外国人観光客の誘客をも図り、交流人口の拡大、観光振興に努めてまいりたいと考えております。以上でございます。
○議長(西本良平) 神崎隆代議員。
○11番(神崎隆代) 山崎課長は、休みに行われるイベントにほとんど全て駆けつけて、いろんな意見を聞きながら取組を進めていただけています。そのことに対して、すごく敬服しております。今後も南国市の発展のために、また御尽力をいただくことをよろしくお願いいたします。
市長の目指す歴史文化資源を生かしたまちづくりの将来像をお聞かせください。
○議長(西本良平) 市長。
○市長(平山耕三) 本市には、神崎議員が御紹介いただいたとおり、古代から現代までの様々な歴史文化資源が存在しておるところであります。これらを適切に保存し、高知県の玄関口である本市の地理的優位を生かしつつ、観光資源として活用していくことは、地域の活性化を進める上で効果的な取組になるものと考えております。
また、これらの歴史文化資源につきましては、市民が地域に誇りと愛着を持つ基盤となるものであります。各地各地でそれぞれの歴史文化遺産につきまして、資源につきまして、それぞれの取組イベント等も行われておるところでございます。
学校教育におけますそれらの資源を活用した事業、またそういう企画、イベントなど、実施されておるところでもございますし、また観光ガイドによる地域住民が主体となった活動なども実施されておるところでもございまして、そういった活動によりまして市民の皆様が、それによる生きがいやそちらの活動をすることによります、そちらの毎日の充実感などを得ていくようにすることによりまして、次世代に継承し、『「みどり」輝き 「まち」も輝く 笑顔あふれる 南国市』という本市の総合計画に掲げました将来像に向け、取り組んでまいりたいというように思います。以上です。
○議長(西本良平) 神崎隆代議員。
○11番(神崎隆代) 今後も楽しいイベントに取り組んでいただきまして、市長がおっしゃる人が輝く、地域が輝く、まちが輝く南国市を目指していっていただきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。
最後に、RSウイルス感染症の現状認識と定期接種化の意義について質問をさせていただきます。
本市における近年の小児のRSウイルス感染症の発生状況及び乳幼児の重症化や入院に至るケースの現状をお聞きいたします。
○議長(西本良平) 保健福祉センター所長。
○保健福祉センター所長(弘田明平) RSウイルス発生状況につきまして、高知県感染症予防発生動向調査によりまして週報が公開されております。中央東保健所管内の5月25日から31日の発生状況は2件、6月1日から6月7日の発生状況はゼロ件、県内としては横ばい状況で、注意報及び警報は出ていないという状況になっております。
○議長(西本良平) 神崎隆代議員。
○11番(神崎隆代) 課長からは高知県感染症発生動向調査から直近の発生状況をお知らせしていただきました。
今の状況は横ばい状態で、注意報、警報は出ていないということでした。
お聞きしているのは、南国市のここ数年での発生状況と乳幼児の重症化や入院に至るケースについてということですが、お答えいただけますか。
○議長(西本良平) 保健福祉センター所長。
○保健福祉センター所長(弘田明平) 大変申し訳ありません、私のほうで南国市内の近年の数値を持ち合わせてございません。
1つ参考になるのが厚生労働省のほうで出しております、これは国の動向ということになってしまいますが、2010年代です。2010年から2019年のあたりで、年間12万人から18万人の2歳未満の乳幼児がRSウイルスに感染したというふうに診断されております。入院につきましては3万人から5万人、約20%強のお子さんが入院したということはありますが、すいません、南国市の分については把握しておりません。
○議長(西本良平) 神崎隆代議員。
○11番(神崎隆代) ありがとうございます。
やはりRSウイルスにかかって重症化で入院しているお子さんが3万人から5万人ということで、本当にワクチン接種っていうことを進めていって、その重症化に至らないようなことになれば本当によいと思います。数年に及ぶ実態把握ということは、流行の傾向などを知ることにもなり、その時々の最善の対策をする上でも大切だと思います。今後医療機関との連携により実態把握を行っていただきたいと思いますが、その点はいかがですか。
○議長(西本良平) 保健福祉センター所長。
○保健福祉センター所長(弘田明平) 発生の状況につきましては、動向を確認していくことは重要なことだと考えております。今後医療機関、もしくは中央東福祉保健所等々と関係機関と連携を図ってまいりたいと思います。
○議長(西本良平) 神崎隆代議員。
○11番(神崎隆代) RSウイルスは2歳までにほぼ100%が感染し、生後6か月未満の乳児の入院リスクは極めて高いとされています。2026年、今年の4月1日より母子免疫ワクチンがA類疾病として定期接種化された意義について、本市としての御見解をお聞きいたします。
○議長(西本良平) 保健福祉センター所長。
○保健福祉センター所長(弘田明平) 自己負担なく接種できることになったことは、RSウイルスによる呼吸器症状の悪化を防ぐことができる、そして乳児の重症化予防が期待できるというふうに考えております。
○議長(西本良平) 神崎隆代議員。
○11番(神崎隆代) このたびの定期接種化の意義について、南国市の見解をお答えいただきました。私はこの母子免疫ワクチンが定期接種化されたことは、母子福祉的にも、医学的にも大きな意義があると思います。RSウイルス感染症は、多くの子供が一度は感染する身近な感染症ですが、生後間もない乳児が感染した場合には重症化し、入院や集中治療が必要となるケースもあります。母親や家族にとっては、我が子の小さな体に呼吸器をつけて治療を受ける姿を見ることは大変つらく、精神的ストレスは計り知れません。
今回の母子免疫ワクチンの定期接種化は、単に一つの予防接種が増えたということではありません。生まれてくる子供の命と健康を守るための大きな前進であり、重症化や入院を減らし、医療機関の負担軽減や感染拡大の抑制にもつながる重要な施策です。
また、これまでの任意接種であれば、1回当たり3万円から4万円の費用が全額自己負担であったため、接種費用が家計の負担となり、受けたくても受けられない方がおられたかもしれません。しかし、定期接種化により、所得の高低にかかわらず、希望する全てのお母さんが生まれてくる子供を守るための予防策を選択できるようになりました。これは子供の健康を社会全体で支えるという観点からも、大きな意義があると考えます。
担当課におかれましては、この制度の持つ意義をしっかりと受け止めていただき、対象となる方への丁寧な周知や相談体制の充実など、安心して出産、子育てができる環境づくりに引き続き取り組んでいただくことをお願いをしたいと思います。
そのような観点で質問を続けさせていただきます。
確実かつ安全な接種体制の整備について伺います。
本ワクチンの定期接種対象者は、妊娠28週ゼロ日から妊娠36週6日までとされているので、適切な週数管理の下、接種が行われる必要があります。医療機関等との情報共有や連携等の必要性や現状についてお聞きをいたします。
○議長(西本良平) 保健福祉センター所長。
○保健福祉センター所長(弘田明平) 定期予防接種につきましては、県内では集合契約のため、各市町村が所在地内にある委託医療機関に説明資料などを事前に配布しております。
南国市内の委託医療機関につきましては、高知大学医学部附属病院と市内の小児科との計2か所でございます。説明資料は送付済みでございます。医療機関からは質問事項など問合せがありまして、担当者が対応いたしまして、情報共有とそれから連携についても行われておるものと考えております。
○議長(西本良平) 神崎隆代議員。
○11番(神崎隆代) 医療機関との連携は説明資料を送付していることと、質問があれば対応しているという現状をお答えいただきました。接種状況や課題などの情報共有の必要性についてはどうなんでしょうか。今後協議の場を設ける中で、そのようなことも様々情報共有しながら、話合いを持ちながら対応していくということについて、どのように考えておりますか。
○議長(西本良平) 保健福祉センター所長。
○保健福祉センター所長(弘田明平) もちろん進捗状況とそれから情報共有等は重要なことだと思っておりますので、そのように漏れなく共有していきたいというふうに考えております。
○議長(西本良平) 神崎隆代議員。
○11番(神崎隆代) 副反応として他のワクチンと同様の局所症状のほか、一部の報告で妊娠高血圧症候群になる僅かなリスク上昇が指摘されていますが、周知の必要性についてお伺いいたします。
○議長(西本良平) 保健福祉センター所長。
○保健福祉センター所長(弘田明平) 周知の重要性というのは考えております。重要であると考えております。
厚生労働省が作成いたしましたRSウイルス感染症に対する母子免疫ワクチンの定期接種についての説明書、それから市のほうで同じように作成しております説明書でも、この副反応について具体的に発現割合等も記載をしております。それらの説明書を予診票に同封いたしまして、妊婦さんに情報提供をしております。同様に委託医療機関にも周知をしておるところです。
○議長(西本良平) 神崎隆代議員。
○11番(神崎隆代) 妊婦の中には、接種に関して不安を抱える方もいると思われます。市としては説明書の配布だけで十分な周知をしていると考えているというわけではないと思います。妊婦の方が副反応への不安を感じた場合、保健師等へ気軽に相談できる体制は整っているのですか。
○議長(西本良平) 保健福祉センター所長。
○保健福祉センター所長(弘田明平) 御指摘のとおり、妊婦さんのほうからもこの4月以降、保健福祉センターのほうに相談が寄せられております。担当者のほうから丁寧な説明をしております。以上です。
○議長(西本良平) 神崎隆代議員。
○11番(神崎隆代) 対象者への周知・勧奨と相談体制について伺います。
本ワクチンは、妊婦自身に接種の努力義務が課されています。市区町村と医療機関は連携して、対象者へ公費負担で安全にワクチンを接種、勧奨する義務が課されていると言われていますが、その内容や方針を教えていただけますか。
○議長(西本良平) 保健福祉センター所長。
○保健福祉センター所長(弘田明平) 国は生後6か月未満の乳児の重症化予防を目的といたしまして、2026年度からRSウイルス母子免疫ワクチンを予防接種法のA類定期接種に位置づけております。これによりまして、対象となる妊婦さんは接種の努力義務が課されておりますが、それを後押しするというところが大事だと思っております。費用は公費負担となっておりますが、各自治体、南国市といたしましても、接種の勧奨というのを丁寧にしていくところであります。以上です。
○議長(西本良平) 神崎隆代議員。
○11番(神崎隆代) 努力義務の内容と市の方針についてはどうなんでしょうか。努力義務とは、具体的に妊婦にどのような行動を求めるものと認識しているのか、また市はその努力義務を踏まえ、どのような考え方で接種を行うのか、お考えをお聞きいたします。
○議長(西本良平) 保健福祉センター所長。
○保健福祉センター所長(弘田明平) 一人でも多くの妊婦さんにワクチンを打っていただくということで、そのあたりをきちんと関係機関と情報共有しながら、我々で進めていくというふうに考えております。
○議長(西本良平) 神崎隆代議員。
○11番(神崎隆代) 重症化を防ぐという意味では、できるだけ接種をしていただくということは大事なことだと思いますので、またよろしくお願いいたします。
対象者への周知、勧奨については、個別通知やリーフレット配布などが考えられますが、どのような周知を行っているのでしょうか。
○議長(西本良平) 保健福祉センター所長。
○保健福祉センター所長(弘田明平) 周知につきましては、こども家庭センターと連携いたしまして、妊娠8か月の方にアンケートを送るタイミングで、予診票、それから説明書、先ほど申し上げた2種類の説明書です。1式を個別発送しております。それと、市の広報、ホームページにも掲載をしております。説明書の中でも、かかりつけの産科での相談というのも勧めておりまして、それから先ほど言いましたように、お問合せ、直接電話等でされたときもそうなんですが、産科での相談というのを勧めております。4月に接種した方は、ほとんどがかかりつけの産科で接種をされておる状況です。以上です。
○議長(西本良平) 神崎隆代議員。
○11番(神崎隆代) 4月に接種された方は、ほとんどがかかりつけの産科で接種されたということですが、どれくらいの方が接種されたのか、分かっていればお答えしていただきたいです。
○議長(西本良平) 保健福祉センター所長。
○保健福祉センター所長(弘田明平) 今、数字を持ち合わせておりませんので、また後ほど確認をして、お伝えしたいと思います。
○議長(西本良平) 神崎隆代議員。
○11番(神崎隆代) 始まったばかりですので、やはりその動向にはしっかり情報を得ておくということをまたお願いしたいと思います。
定期接種化の意義は大きいと思うので、未接種者へのフォローや妊婦健診の機会に接種勧奨を強化するなど、さらなる周知、取組をお願いしたいと思います。万一の健康被害救済制度については、妊婦やその家族が正しく理解し、安心して選択できるよう、保健師等による相談窓口の体制整備はどのようになっておりますか。
○議長(西本良平) 保健福祉センター所長。
○保健福祉センター所長(弘田明平) 相談窓口の体制整備につきましては、センターのほう、保健師が常駐しておりますので、先ほど申し上げましたように、電話による対応等、十分行えていると思っております。
健康被害の救済制度についてなんですけれども、先ほど答弁いたしました説明書のほうに、厚生労働省のほうも、それから南国市のほうの説明書もそうなんですけども、どちらにも記載をしております。分かりやすく記載をしております。また、市のホームページにも掲載をしております。以上です。
○議長(西本良平) 神崎隆代議員。
○11番(神崎隆代) 健康被害救済制度は、説明書に記載をしており、ホームページでもお知らせをしているということです。
ここでも妊婦やその家族が不安や疑問を感じた際に、やっぱし保健師さんに相談できるっていうことが大事だと思います。健康被害救済制度に関する相談があった場合は、誰がどのように対応するのかっていうところもしっかり体制を整えていただければと思います。よろしくお願いいたします。
ここまで主に乳児の重症化予防を目的とした母子免疫ワクチンについてお聞きしましたが、RSウイルスは乳幼児だけでなく高齢者においても重症化のリスクが指摘されています。
そこで、最後に高齢者への周知について伺います。
ハイリスクの高齢者へのワクチンの周知についての方針はございますか。
○議長(西本良平) 保健福祉センター所長。
○保健福祉センター所長(弘田明平) 高齢者の場合、RSウイルスワクチンについては任意接種となっております。感染の拡大等の状況により高齢者への広報も必要となれば、速やかに周知していきたいと考えております。以上です。
○議長(西本良平) 神崎隆代議員。
○11番(神崎隆代) 速やかに周知をするということは大事ですが、どのような状態になれば必要と判断するのか、その判断基準もしっかりと整理をしておくということも必要だと思います。また、市として接種を推奨するかどうかは別として、重症化リスクの高い高齢者がワクチンの存在や効果について知る機会を確保する必要があると考えます。市の見解をお聞きいたします。
○議長(西本良平) 保健福祉センター所長。
○保健福祉センター所長(弘田明平) 議員がおっしゃるように、周知徹底というのは必要だと思います。高齢者の方につきましては、やはり御家庭の小さな子供さん、一緒に住んでる方ですね、そこからうつるなどということも十分考えられます。
RSウイルスにつきましては、季節性があり、以前は秋冬だったんですが、最近では夏になってきているというところも傾向があります。また、接触飛沫感染により伝播するということで、手洗い、うがいですね、そういったものが有効であるというのも出ておりますので、そういうところをしっかりと周知していきたいと思います。以上です。
○議長(西本良平) 神崎隆代議員。
○11番(神崎隆代) 今回御答弁いただきまして、市として必要な事務手続を進められていることは分かりました。
質問内容は、課長会で共有されてると思いますので、市長にお聞きをしたいと思います。
市長は、今回のRSウイルス母子免疫ワクチンの定期接種化をどの程度重要な施策と認識されているのですか。
○議長(西本良平) 市長。
○市長(平山耕三) このRSウイルスワクチンといいますか、RSウイルスにはほぼ2歳までに100%感染するということで、その中で一部の乳児が重症化するということが現実に起こっておるというようなことでございますので、それを防げるということであれば、非常に有効な手段であるというように思います。ぜひともそういったことを広報しながら、多くの皆様にそういった重症化にならないような、そういったワクチンの接種をお願いしたいというように思いますし、必要な情報はしっかりと出していかないといけないというように思っております。以上です。
○議長(西本良平) 神崎隆代議員。
○11番(神崎隆代) ありがとうございます。
私は単なる予防接種事業ではなく、生まれてくる子供の命を守るための重要な子育て支援策だと考えています。市長には、この制度によって南国市の子供たちを守るという観点から、今後必要な取組、その指示をしていただきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。
以上で私からの質問を終わります。御答弁ありがとうございました。
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○議長(西本良平) お諮りいたします。本日の会議はこの程度にとどめ、延会したいと思います。これに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(西本良平) 御異議なしと認めます。よって、さよう決しました。
明17日の議事日程は、一般質問であります。開議時刻は午前10時、本日はこれにて延会いたします。
お疲れさまでした。
午後4時2分 延会





