議会議事録
一般質問4日目(松本信之助)
質問者:松本信之助
答弁者:市長、関係課長
○議長(西本良平) 3番松本信之助議員。
〔3番 松本信之助議員発言席〕
○3番(松本信之助) 議席番号3番、民主クラブ、立憲民主党の松本信之助です。
今回質問させていただく内容は、消防団について、市有地の活用、教育行政、生活保護となっています。通告していました会計年度任用職員の待遇改善については、自分の勘違いもあったようですので、質問を取下げさせていただきます。
また、これまでの質問と重なるところもありますが、お答えいただければと思います。
それでは最初に、消防団について質問させていただきます。
私も西部消防団に入っておりまして、この3月3日に春の火災予防巡回の補導をしてきました。それで、全国的に消防団の充足率が低くなってきているようですけども、南国市においては消防団の充足率はどのようになっておりますでしょうか。
○議長(西本良平) 消防長。
○消防長(三谷洋亮) 全国の消防団員数ですが、令和7年4月1日現在、前年比1万4,458名減の73万2,223名となっており、近年は毎年1万人以上が減少している状態である中、南国市においては条例定数350名に対し実員334名、充足率約95.4%となっております。
○議長(西本良平) 松本信之助議員。
○3番(松本信之助) ありがとうございます。
95.4%は非常に高い充足率だと感じました。実際分団によっては人員を確保するのが難しいと感じている分団も、もしかしたらあるのかもしれませんが、私のところの西部分団においては、近年では友達が友達を誘い、あるいは社会体育のメンバーを一緒に誘ったりして、充足率も高く、また年齢層のほうも若くなってきております。
では、近隣自治体の充足率はどうでしょうか。
○議長(西本良平) 消防長。
○消防長(三谷洋亮) 令和7年4月1日現在、県下の市消防団で南国市より充足率が高いのは、土佐市が定数331名に対し実員322名、充足率は約97.2%、宿毛市が定数402名に対し実員388名、充足率は約96.5%となっております。近隣市においては高知市が定数900名に対し実員699名、充足率は約77.6%、香南市は定数315名に対し実員239名、充足率は約75.8%、香美市は定数400名に対し実員302名、充足率は75.5%と、それぞれ70%台の充足率となっております。
○議長(西本良平) 松本信之助議員。
○3番(松本信之助) 県下では高い充足率の自治体もあるようですけども、しかし近隣では厳しいようです。
では、南国市の充足率の高さの要因は何であるとお考えでしょうか。
○議長(西本良平) 消防長。
○消防長(三谷洋亮) 自分たちの町は自分たちで守るという消防団幹部をはじめ、団員の皆様の意識の高さによるものと、消防本部と消防団が互いに尊重し合い、積極的に連携を深めているところにあると考えております。
○議長(西本良平) 松本信之助議員。
○3番(松本信之助) ありがとうございます。
消防本部と消防団がお互いに尊重し合い、積極的に連携を深めているところにある、これは本当に重要なことだと思いますし、万が一にでも消防広域化が発足してしまった場合には、この連携を深めていくことが難しくなると感じていますので、消防広域化には慎重な判断をしていただきたいと思います。
それでは、2つ目の分団への女性団員加入について質問させていただきます。
最近では西部分団も含め各分団に女性の入団もありますが、幾つの団に何名入っておりますでしょうか。
○議長(西本良平) 消防長。
○消防長(三谷洋亮) 4つの分団、班に5名入団していただいており、内訳は後免分団、西部分団、香南分団立田班にそれぞれ1名、琴平分団浜改田班に2名となっております。
○議長(西本良平) 松本信之助議員。
○3番(松本信之助) 少しずつ増えてきているようですけども、今後も分団での女性の入団は進めていきますでしょうか。
○議長(西本良平) 消防長。
○消防長(三谷洋亮) 今後の考え方についてですが、消防団長にお聞きしたところ、現場へ出動する女性消防団員の採用については門戸を広げてきましたので、希望者がおりましたら積極的に採用していきたいと考えておりますとのお考えでございます。
○議長(西本良平) 松本信之助議員。
○3番(松本信之助) ありがとうございます。
女性だからこそできるスムーズな救助活動というものも絶対にあると思いますので、ぜひよろしくお願いいたします。
それでは、消防本部が作成しました消防分団整備計画というのがあるようですけども、概要を教えていただけますでしょうか。
○議長(西本良平) 消防長。
○消防長(三谷洋亮) 南国市立地適正化計画により大篠地区に人口が集中する中、当地区における人口に対する消防団員数が非常に少ないことから、南国市国土強靱化地域計画の脆弱性の評価として南国市消防分団整備計画を策定し、新たな分団、班を創設するよう提案しております。
○議長(西本良平) 松本信之助議員。
○3番(松本信之助) 先ほど質問させていただいた南国市の充足率の高さの要因について、自分たちの町は自分たちで守るという消防団幹部をはじめ団員の皆さんの意識の高さにあるとお答えいただきましたけども、この消防分団整備計画の中に団員1人に対する人口というのがあります。長岡西部、東部両分団も団員1人に対してカバーする人口が200人以上と多いのですけども、大篠分団に至っては500名弱と非常に多くの住民をカバーする必要があるようです。これではどれほど自分たちの町は自分たちで守るという強い意識があったとしても、団員にかかる負担が大き過ぎると言わざるを得ません。この団員への負担の問題と併せて人口が多い大篠地区の災害時などの課題はどういったものがあるか、教えてください。
○議長(西本良平) 消防長。
○消防長(三谷洋亮) 現在の大篠分団は、住民の人口と比較して人員が少ない状況にあります。災害時には団員の負担が増えることが考えられますが、条例定数は満たしており、今後大幅に定数を増やすことになると、団員の確保、維持のために大篠分団の分団長、副分団長の負担が増すことになります。また、地震災害時には揺れによる被害や津波による被害に加え、火災による被害が発生する可能性があります。地震火災の特徴は、あちらこちらで同時に火災が発生し、家屋やブロック塀の倒壊等により通行障害が発生し、車両が現場にたどり着けない場合や、断水により消火水が不足するなど、木造住宅が密集している市街地では大規模火災になる可能性があります。
また、能登半島地震時の輪島市大規模火災において教訓となりましたが、消火水の確保のため、消防車両を中継させて遠方より水を確保する必要が生じるため、多くの人員が必要となります。
○議長(西本良平) 松本信之助議員。
○3番(松本信之助) これほどのことが起こるのであれば、やはり団員1人に対する負担を減らさなければ、今後負担を理由に消防団に入りたくないと、そう思う人が増えてくるおそれもあります。
消防分団整備計画の中に、南国市の都市計画として大篠地区への人口集中となっている現状に対して、新たな消防団員の増員及び新分団(班)の増設が必要と思われますとありますけれども、計画は進んでいますでしょうか。
○議長(西本良平) 消防長。
○消防長(三谷洋亮) この計画は令和4年度に南国市国土強靱化地域計画の市の脆弱性の評価に基づく対策として検討されておりましたが、市としての優先事業及び財政状況の悪化等により進んでおりません。
○議長(西本良平) 松本信之助議員。
○3番(松本信之助) もし大規模災害が起きた場合に、南部のほうでは津波災害が、北部は土砂災害、そして市中心部では大規模地震火災が起きる可能性があります。そうなってしまうと、市中心部の現状での人口カバー割合では、消火活動に本当に大きな遅れが出てしまう。そうなると、より多くの犠牲者を生んでしまうことになります。また、市中心部の人口カバー割合が高いがために、北部や南部への応援にも遅れが出てしまい、市全体が大きなダメージを受けてしまう、そういったことになるのではないかなと。それらを少しでも防ぐためにも、大篠地区への新たな分団、あるいは班の増設は必要不可欠ではないでしょうか。
○議長(西本良平) 消防長。
○消防長(三谷洋亮) 消火活動は消防にしかできないことを念頭に置き、地震火災が発生した場合の対応として、今年度から中継放水訓練等を行い、大規模火災を念頭に備えておりますが、市中心部の消防力強化については喫緊の課題であると考えており、今年度市役所駐車場に本市初の100トンの耐震性防火水槽を設置したところであります。
新分団、班の設置につきましては、令和8年度に南国市国土強靱化地域計画の見直しもあることから、しっかりと議論をしていきたいと考えております。
○議長(西本良平) 松本信之助議員。
○3番(松本信之助) 県が無理やりつくろうとしております消防広域化が万が一にでも発足してしまった場合、発足以降に消防本部抜きで新たな消防団組織をつくるというのは本当に難しいと思っています。そうなる前にも、今将来起こるであろう大規模災害にも備えて、市中心部に新たな消防団、あるいは班をつくっておかなければと考えますけれども、市長、市長の考えはいかがでしょうか。
○議長(西本良平) 市長。
○市長(平山耕三) 市の消防組織が広域化によって変わっていく可能性がある中、立地適正化計画を進める上で発生した問題でもあるというように思いますが、物価高騰等によりこれまで以上に経費節減及び業務の合理化を進めているところであります。
また、新たな分団を整備することについては、財源の課題以外にも消防団員の確保等、多くの課題もあると感じますので、国土強靱化地域計画の見直しとともに今後協議をしていきたいと思います。以上です。
○議長(西本良平) 松本信之助議員。
○3番(松本信之助) ある消防職員の方が、今すぐには団あるいは班の設置はできないにしても、つくることを見据えて現在の大篠分団の定数を数名増やし、行く行くは新しい団あるいは班ができた際に移動してもらえればスムーズではないかと、そういったことをおっしゃってましたので、それらも含めて積極的な協議をよろしくお願いいたします。
続きまして、市有地の活用について質問させていただきます。
現在、南国市が所有していて活用できていない土地はどれぐらいありますでしょうか。
○議長(西本良平) 財政課長。
○参事兼財政課長(溝渕浩芳) 南国市が所有していて活用できていない土地ということでございますが、行政目的で使用していない土地、普通財産ということであれば、面積は全体で1.82平方キロメートル、うち森林が1.45平方キロメートル、その他が0.37平方キロメートルとなっております。
○議長(西本良平) 松本信之助議員。
○3番(松本信之助) 今後その未活用地をどのようにしていく予定でしょうか。
○議長(西本良平) 財政課長。
○参事兼財政課長(溝渕浩芳) 普通財産の多くは森林となっておりますので、活用は難しいと考えております。森林以外の土地につきましても、地域の公民館等として活用されている土地がほとんどでございます。
○議長(西本良平) 松本信之助議員。
○3番(松本信之助) ありがとうございます。
その持ってる土地は払下げなどを行い、財政的に現在厳しい市の状況を少しでも軽くすることもできるのではないかなと思いますが、いかがでしょうか。
○議長(西本良平) 財政課長。
○参事兼財政課長(溝渕浩芳) 御提案いただきました払下げでございますが、過去には長岡東部保育所跡地等の売却を試みたこともございますが、応札者がいなかった経緯もございます。
○議長(西本良平) 松本信之助議員。
○3番(松本信之助) 売却することで少しでも市の収入になればとも思いましたけども、現実厳しかったようですが、またどうするか検討いただければと思います。
では、普通財産ではなく各課が管理していると思われます東部児童センター跡、第3中央団地跡、旧高見団地跡が建物の撤去後、長岡西部地区に目立ってそのままになっています。これらの場所がそのままの理由というのは何でしょうか。
○議長(西本良平) 都市整備課長。
○都市整備課長(篠原正一) 御質問の東部児童センターの跡地は、条例に基づく東部児童遊園地として位置づけております。設置していた東部児童センターは、耐震性能の確保が困難であったため、令和2年に利用を休止し、翌令和3年に建物を解体いたしました。また、老朽化していた遊具につきましても、安全面を考慮し撤去しております。その後の活用につきましては、児童遊園地としての役割や財政状況などを踏まえ、整理を行ってまいりましたが、現時点では整備内容や実施時期を具体化する段階には至っておりません。今後は市全体の施設配置の考え方や優先順位を見極めながら方向性を判断してまいります。
○議長(西本良平) 住宅課長。
○住宅課長(松岡千左) 第3中央団地跡地及び高見団地跡地につきましては、一部を現に駐車場として利用していることに加えて、南海トラフ地震発生後、応急仮設住宅や災害公営住宅の建設を見据えて確保している土地になります。もともと市営住宅があった頃から応急仮設住宅や災害公営住宅の建設を見越して、水道管や下水道管といった設備を残して解体しており、現時点では積極的な活用は想定しておりません。
○議長(西本良平) 松本信之助議員。
○3番(松本信之助) ありがとうございます。
まず、東部児童センター跡は児童遊園地ということですけども、遊具を設置して子供たちが日常的に遊べるようにはできないでしょうか、お聞きします。
○議長(西本良平) 都市整備課長。
○都市整備課長(篠原正一) 東部児童センター跡地は、現在も条例上は児童遊園地として位置づけており、子供たちの利用につながる活用はとても重要なことであると認識しております。
一方で遊具の設置には、整備費だけではなく安全点検や維持管理に係る継続的な費用が伴います。また、諸周辺の公園や児童遊園地との役割分担、そして利用状況も踏まえた検討が必要です。現時点で具体的な遊具の設置計画はありませんが、地域のニーズや利用実態を見極めながら、今後の方向性を検討してまいりたいと思います。以上です。
○議長(西本良平) 松本信之助議員。
○3番(松本信之助) 現状、児童遊園地ということですけども、日常的に閉められていて、中に入ることはできません。年に数回草刈りをしているようですけれども、草刈り前は人の背丈になるぐらい草が生えてます。遊具っていうのはすぐに設置できないのかもしれませんけども、開放して広場としての子供たちが遊べる場にできないでしょうか。
○議長(西本良平) 都市整備課長。
○都市整備課長(篠原正一) 本市といたしましても、東部児童センター跡地を地域の子供たちが安心して利用できる場として活用していくことが望ましいと考えております。これまで施錠しておりましたのは、遊具のない更地の状態での利用形態や、日常管理の方法について慎重に整理してきたためでありますが、広場として活用していただくことは可能であると判断しております。今後は草刈りの実施時期や回数につきましても、必要に応じて改善しつつ、適切な管理の下、可能な限り早期に広場として開放してまいります。以上でございます。
○議長(西本良平) 松本信之助議員。
○3番(松本信之助) ありがとうございます。ぜひよろしくお願いいたします。
これまで地域の方から、こんなにも市の跡地をほったらかしにして、うちの地域をスラムにするのかと、そういった声をよく聞いてまいりました。旧高見団地跡をどう活用するかというのは、私自身今はいい案がないのですが、第3中央団地跡に関しましては地域のど真ん中にあり、周辺には中央市民館やしあわせ広場、長岡西部公民館兼体育館など、地域の拠点となっている場所が多くあります。同和対策事業での不良住宅や狭隘道路の改善により景観が変わってはいますけども、それまで周辺には共同浴場、酒屋、雑貨屋、駄菓子屋、お好み焼き屋など多くの店もあり、大変にぎわっていた場所でした。そしてまた、またその昔には坂折簡易学校というのもあったそうで、昔からこの辺りは地域の中心地です。その中心地をそのまま放置され続けることは、地域にとってもやはり腹立たしさがあります。かといって現実的に公共施設などの箱物を造るということは、現在の財政的にも厳しいのではないかと思っています。
そこで、第3中央団地跡駐車場として活用できるような整備はできないでしょうか。現在第3中央団地跡の南西部の一部に砕石を敷いて、長岡西部保育所職員用の駐車場としているようです。その他の部分も砕石を敷いていただき、駐車場として利用できるようになれば、長岡西部体育館の利用時や中央市民館利用時の駐車場問題が解決できます。
今、長岡西部地区の大きなイベントは、ほぼ全て長岡西部体育館で開催しております。ミニ運動会、雨天時の南平神社の夏祭りの催し、盆踊り大会、西部ふれあい文化祭、イルミネーションイベントのふれあいフェスティバル、先ほど西内議員からもありましたけども、防災フェスティバルなどがあり、多いときの来場者は300名を超す方が来られます。しかし、長岡西部体育館自体、駐車場はほとんどなくて、隣の西部児童館の職員駐車場に来場者が無理やり駐車したりして、西部児童館やなんこくファミリーサポートセンター職員さんの車が出せなくなった、そういったこと、あるいはまた路上駐車をする、そういったことにより、たくさんの方に迷惑がかかるといった問題が毎回起こっております。
長岡西部体育館から第3中央団地跡までは少し距離がありますが、駐車場として整備されれば、そこに止めてもらう誘導ができ、先ほど言った問題は解決されると思います。また、中央市民館も同様で、駐車場が少なく、多くの人が来る行事の際は駐車場に困っております。
特に子ども食堂でありますスマイル食堂の開催のときは、多いときは150名ほど市民館に来られますので、車が止められない状況は毎回出ており、スタッフもそちらの対応に手が取られて、中にスタッフが足らない状況となることが毎回出ております。
第3中央団地跡が駐車場として整備されますと、中央市民館から第3中央団地跡までは距離も近く、スムーズな来場ができ、スタッフが駐車場の関係で手を取られることもなくなります。駐車場として活用できるようにすることで、第3中央団地跡の放置問題や駐車場問題が解決されると思いますが、いかがでしょうか。
○議長(西本良平) 住宅課長。
○住宅課長(松岡千左) 先ほどの質問でお答えしましたとおり、南海トラフ地震後の応急仮設住宅や災害公営住宅の建設用地に利用することを想定しておりますので、まずは第3中央団地跡地をアスファルトなどの舗装するような形態での緊急時の建築工事の支障になるリスクのある利活用は現時点では考えておりません。
議員御指摘の砕石を敷いて駐車場として利用できないかというようなお尋ねに対して、そのような整備であれば建築工事の支障にはならないであろうとは考えますが、一定面積が広いことなどから、かなり高額な予算を必要とすることが見込まれております。また、砕石を敷くこと自体は建築工事への大きな支障にはならなかったとしても、利活用が災害時の速やかな対応への支障となることがないよう総合的な判断が求められるため、今後につきましては利活用に対して、するに当たっても慎重な判断が必要ではないかと考えております。以上です。
○議長(西本良平) 松本信之助議員。
○3番(松本信之助) 災害時のことは考えなければならないということは、もちろん理解はできます。けど、やはり地域としてはそのままほったらかしにされているということに腹立たしさを感じます。先ほども言いましたが、地域のど真ん中に位置している場所のことですので、日常の地域のこともちゃんと考えていただきたいと思ってます。現状の放置ではなく、また草刈りだけでない対応を必ず市長、ぜひ検討していただきたいと思っております。よろしくお願いいたします。
続きまして、教育行政の質問をさせていただきます。
昨年3月議会で不登校支援の質問をさせていただきましたが、今年度不登校の人数はどのように変化しましたでしょうか。
○議長(西本良平) 学校教育課長。
○学校教育課長(池本滋郎) 令和7年12月末時点での不登校、もしくは不登校傾向の児童数は27名、生徒数は60名です。児童につきましては若干増加しておりまして、生徒につきましては同数で推移しております。
○議長(西本良平) 松本信之助議員。
○3番(松本信之助) ありがとうございます。
昨年、その児童生徒の相談支援体制や学び、居場所づくりはどのようにしていますかと質問させていただき、回答は各中学校にスクールカウンセラーやスクールソーシャルワーカーを配置していると、必要に応じてカウンセリング等の面談、またはスクールソーシャルワーカーが家庭訪問するなどの支援を実施している。また、市にはアウトリーチ型スクールカウンセラーも配置しているので、学校配置のスクールカウンセラー以外にもカウンセリングが可能となっていると。教室に入ることが難しい場合は、保健室はもちろん別室での支援も行っている。中学校においては、全ての学校に不登校支援の配置、教室に入りづらい生徒の居場所としてサポートルームを設置し、そちらを活用することで、登校、教室での授業につなげられるよう、居場所づくりをしていると。
また、お子さんが学習に取り組める状況であったら、リモートでの授業も可能、教員が不登校支援員、もしくは不登校担当と連携を取りながら学習支援を行っているケースもある。学校に来ることが難しい場合は、教育支援センターふれあいを居場所としているお子さんもいらっしゃると。そして、昨年度から高知県心の教育センター主催でのオンライン学習も可能とし、福祉事務所が実施している、先ほどありました学習支援室の活用も一つの居場所として提案させていただいていると、そうおっしゃっていました。
それに対して、昔に比べると私は不登校への支援体制は大きくなっているなと実感している。しかし、それでも環境になじむことができない児童生徒もいるかと思いますので、やはり全ての子供に支援が行き届くように体制づくりをしていただきたいと伝えさせていただきました。現在は、昨年に比べ変化した支援体制はありますでしょうか。
○議長(西本良平) 学校教育課長。
○学校教育課長(池本滋郎) 登校に不安を抱える児童生徒の居場所として、教育支援センターふれあいを設置しておりまして、主に通室には保護者の送迎や自転車などが主な手段となっておりました。
本年度は、遠方で送迎が困難な御家庭のニーズに応えることで、8月末に分室ふれあいサテライトを十市方面に開設しました。南部地域の生徒が通室しやすい状況を整えており、毎週木曜の13時から15時という限られた時間でありますけれども、既に継続して利用されているお子さんもおりまして、不登校のお子さんへの新たな居場所の選択肢としての提案が可能になっております。
また、これは以前も紹介いたしました継続事業ですけれども、高知県心の教育センターのオンラインサポートの活用も推進をしておりまして、学習や交流の場として、現在1名が利用しており、新たに1名が参加の予定となっております。
また、ほかにもフリースクールを利用しているお子さんも数名おりまして、いずれの支援においても支援員と学校が密に情報共有して連携した支援体制を整えております。
○議長(西本良平) 松本信之助議員。
○3番(松本信之助) ありがとうございます。
選択肢が増えるのは、合う合わないというのが子供にとってもあると思いますので、非常にいいことだなと思います。例えば、自分が中央市民館や集落支援員として勤務していたときに、そこに不登校の子供たちに来てもらい勉強などをした際に、学校からは登校扱いにしてもらう。そしてまた学校の先生も来てもらって、子供たちとコミュニケーションを取る、そういったこともしておりました。できましたら、そういったこともやってもらいたいなと思うんですけども、現在ではそういった支援体制はしてますでしょうか。
○議長(西本良平) 学校教育課長。
○学校教育課長(池本滋郎) 御指摘いただきましたような支援は、現在直接的には行っておりませんけれども、不登校傾向にある児童生徒に対しましては多様な居場所の提案に努めております。具体的には、各中学校ブロックに配置しているスクールソーシャルワーカーを活用いたしまして、教育センターへの接続や福祉事務所が主催する、先ほども御紹介がありましたけれども、学習支援室の紹介などを行っております。学校外の施設を利用する場合でも、現地の支援員と学校との連携はもちろん、可能な限り教員が直接足を運び、児童生徒とコミュニケーションを図るように各校に働きかけております。
○議長(西本良平) 松本信之助議員。
○3番(松本信之助) 中央市民館や集落支援員、あるいは児童館など、地域を拠点として働いている職員もいますので、もちろんその職員さんの勤務状況や意向もあるとは思いますが、子供の状況によってはサポートしてもらうことも選択肢の一つとして検討してもらえればと思ってますので、よろしくお願いいたします。
それでは、この4月から高知市が学びの多様化学校というものを開設しますが、この学びの多様化学校について教えてください。
○議長(西本良平) 学校教育課長。
○学校教育課長(池本滋郎) 文部科学省が認めている新しいタイプの学校で、不登校の子供たちの実態に配慮し、特別なカリキュラムの中で学びを進められる学校となっております。授業時間を普通校より少なく設定、始業時間を遅めに設定、体験学習や探究学習、個別学習などを行っており、弾力的な授業時間で実施できることが特徴となっております。令和7年11月現在、全国で小学校13校、中学校41校、高等学校11校が開設されているような状況でございます。
○議長(西本良平) 松本信之助議員。
○3番(松本信之助) では、高知市以外で県内で設置を考えている自治体はどれぐらいありますでしょうか。
○議長(西本良平) 学校教育課長。
○学校教育課長(池本滋郎) 令和8年4月から、先ほど御紹介がありました高知市といの町が実施予定となっております。
○議長(西本良平) 松本信之助議員。
○3番(松本信之助) この学びの多様化学校は、ちゃんとカリキュラムも用意されていて、非常にいい環境で学べるなというふうに思うのですが、南国市でも不登校児童生徒の多様な教育機会確保のために、この学びの多様化学校、これを開設する方向で進めていけないかなと思うのですが、どうでしょうか。
○議長(西本良平) 学校教育課長。
○学校教育課長(池本滋郎) 現時点におきまして、具体的な設置計画はございません。
学校の新設には、場所の確保に加えまして、新聞報道でもよく出ておりますけれども、深刻な教員不足という大きな課題があるためです。もちろん不登校傾向にある子供たち一人一人に寄り添う教育環境の確保は、最優先課題であると認識はしております。当面は不登校支援員の配置や教室に入りづらい生徒の居場所としてサポートルームなどを設置し、そちらを活用することで登校、教室での授業につなげられるよう居場所づくりをするなど、現在行っている施策に注力したいと考えております。
そのため南国市では、まず既存の各学校において子供たちが明日も行きたいと思えるような魅力ある学校づくりを推進し、新たな不登校を生まないための未然防止に全力を注いでおります。今後も関係機関や各学校との連携をさらに深め、誰一人取り残さない教育の実現に向けた体制整備に努めてまいります。
○議長(西本良平) 松本信之助議員。
○3番(松本信之助) ありがとうございます。
教員不足は非常に重大な問題だと思います。しかし、そのような中でも子供たちや子供を取り巻く状況も様々ですので、先ほど言っていただいたように、全ての子供を取り残さないような取組の充実をぜひ図ってもらえるよう、よろしくお願いいたします。
それでは、教育行政の中で学校生活アンケートについて質問をさせていただきます。
現在、私自身鳶ヶ池中学校と長岡小学校での学校運営協議会の委員をさせていただいておりますが、学校運営協議会は南国市では全ての小中学校で導入していますでしょうか。
○議長(西本良平) 学校教育課長。
○学校教育課長(池本滋郎) 本市におきましては、令和5年度より全ての小中学校に学校運営協議会が設置されております。
○議長(西本良平) 松本信之助議員。
○3番(松本信之助) 分かりました。
では、その学校運営協議会の会の中で年度末に委員が学校評価というものを毎年しておりますけども、それにより学校にどのような変化がありましたでしょうか。
○議長(西本良平) 学校教育課長。
○学校教育課長(池本滋郎) 学校、家庭、地域及び市教委がそれぞれの役割を持って成果と課題を共有することで、具体的な対策を協議でき、学校運営の改善、活性化に大きく寄与しております。一方的な評価ではなく、地域と学校が一体となった教育力の向上や、学校の透明性を確保し、信頼される学校づくりがさらに促進されるものと考えております。
○議長(西本良平) 松本信之助議員。
○3番(松本信之助) ありがとうございます。
鳶ヶ池中学校や長岡小学校の学校運営協議会でも、年度末に同じように学校評価をしております。その中の大項目、生徒指導の中の中項目に、道徳教育、人権教育の推進などがあります。その評価指標に、子供からアンケートを取った結果の肯定的回答、その結果で評価をする、そういったところがあります。
まず、そのアンケート、アンケート名が「みんなの学校生活を活性化、安定化するためのアンケート」というものらしいですけども、手元に16項目の質問がありますので、ちょっと読ませていただきたいんですけれども、1つ目、あなたにはよいところがあると思いますか。2つ目、あなたは将来の夢や目標を持っていますか。3つ目、あなたは周りの人の役に立っていると思いますか。4つ目が、あなたは友達と仲よく生活していますか。5つ目が、あなたはみんなで何かをするのは楽しいと思いますか。6つ目、あなたはクラブや委員会、縦割り班活動など、ほかのクラスや学年の人とも協力して行動できていますか。7つ目、あなたは先生に褒められたり認められたりすることがありますか。8つ目が、あなたは安心して話ししたり、相談したりできる先生がいますか。9つ目が、あなたは学校生活が楽しいですか。10個目が、あなたは授業がよく分かりますか。11個目が、あなたは授業に主体的に取り組んでいますか。12個目が、あなたは授業中に自分の思いや考えを安心して言えますか。13番目は、あなたは授業で友達と協力したり話し合ったりする活動をよくしていますか。14番目が、あなたは自分から進んで挨拶をしていますか。15番目が、あなたは学校の決まりを守っていますか。16番目が、あなたは係の仕事や掃除を最後まで責任を持って取り組んでいますかというのがあるんですけども、このアンケート内容の質問内容のことで、毎回鳶ヶ池中学校の学校運営協議会のほうではいつも議論になるんです。
議論になるアンケートの質問内容は、あなたにはよいところがあると思いますかというのと、あなたは周りの人の役に立っていると思いますかって、この2つなんですけども、ほかは結構具体的な質問なんですけども、この2つがえらい抽象的な質問で、そんな質問でいいのかなということがあるんですけども、この質問に対して、ほかの学校では疑問というものは出てないでしょうか。
○議長(西本良平) 学校教育課長。
○学校教育課長(池本滋郎) 議員御指摘のように、この質問内容につきましては、調査や心理テスト等で自己肯定感を図る際によく使われておりますが、受け手の心理状況によってはポジティブな効果よりもネガティブな影響を与えるという指摘は、これは南国市だけではなく、全国的にはよく言われているところでございます。
○議長(西本良平) 松本信之助議員。
○3番(松本信之助) 全国的にも指摘があるということなんですけれども、これらの質問内容は南国市の教育委員会が考えている内容ではないということでしょうか。
○議長(西本良平) 学校教育課長。
○学校教育課長(池本滋郎) 御指摘のとおりでございます。
こちらの質問ですけれども、子供たちの心身の健康と成長を評価するための重要な指標として、文科相が毎年実施する全国学力・学習状況調査の児童生徒質問調査などで用いられておりまして、国や県、市が連携して取り入れているものでございます。
○議長(西本良平) 松本信之助議員。
○3番(松本信之助) 先ほども言いましたけど、全国的にも指摘があるというのに、なのにそのままということに疑問は感じますし、やはりこの2つの質問がほかの質問に比べて非常に抽象的な質問だなと思います。ともすれば、先ほどお答えいただいたように、この質問を考えることで子供の自尊感情を下げてしまう可能性があるような質問だなというふうに思っています。もう少し質問内容を具体的な内容に変えることはできないでしょうか。
○議長(西本良平) 学校教育課長。
○学校教育課長(池本滋郎) こちらの質問内容につきましては、先ほども申し上げましたが、全国的な子供たちの心身の健康と成長を評価するための重要な指標となっております。つきましては、今後も国と県との継続した検討が必要となります。
市教委といたしましても、様々な知見はございますが、一番大切なことはこのアンケート結果が全てではなくて、結果を参考として、日常生活のささいな頑張りや他者への貢献を、教師はもちろんのこと、大人が見つけ、ありがとう、助かったなど、子供にフィードバックすることが大切であると考えております。そのことを現場と連携を取りながら、子供たちが自分の長所や短所を含め、自分らしさを認め、前向きに生きる姿勢を持てるような取組を推進することが重要であると考えております。
○議長(西本良平) 松本信之助議員。
○3番(松本信之助) 結果を参考にして、子供たちにしっかりフィードバックすること、これはもちろん大事なことだと思います。しかし、この質問の結果を学校評価の一つとするならば、こういった抽象的なことではいけないのではないのかなというふうに思っております。
質問内容自体をすぐに変えることができないのでしたら、これらの質問の際は現場のほうでどういった意図があるのかということをしっかり説明するようにしていただきたいなと、そして子供の自尊感情自体を奪わないようにしてもらいたいなと思っています。
また、教育委員会におきましても、こういった議論が学校運営協議会の中でしっかり出ているということを国や県に提言していただきたく思ってますので、よろしくお願いいたします。
それでは、最後の生活保護の質問に移らさせていただきます。
2月11日付の高知新聞に、南国市生活保護事務怠慢、受給2割、138世帯訪問など未実施、内部統制崩壊、死亡発見遅れもとの見出しで、生活保護に関する大変不名誉でショッキングなニュースが新聞やメディアに出てしまいました。この件に関しまして、市長はどのように感じておられるかお伺いします。
○議長(西本良平) 市長。
○市長(平山耕三) このたびの生活保護業務におけます不適正な事務処理によりまして、生活保護受給者及び市民の皆様の信頼を損ねることになり、本当に大変申し訳なく思っております。当該受給者の皆様におわび申し上げますとともに、信頼回復と再発防止に向けて、組織を挙げて取り組んでまいる所存でございます。以上です。
○議長(西本良平) 松本信之助議員。
○3番(松本信之助) そして、訪問不足によって亡くなられていた方の発見が半年以上に及んでいたようですけども、この方は持病のほうはありましたでしょうか。
○議長(西本良平) 福祉事務所長。
○福祉事務所長(天羽庸泰) はい。持病で医療機関を受診されておりました。
○議長(西本良平) 松本信之助議員。
○3番(松本信之助) もし定期的な訪問ができていれば、発見のほうは早かったと思いますけども、もし病気によって亡くなるリスクがある方、そういった方たちに対して訪問を増やすなどといった対応をしたことは福祉事務所ではありましたでしょうか。
○議長(西本良平) 福祉事務所長。
○福祉事務所長(天羽庸泰) ケースによっては、医療機関、ケアマネジャー、家主、近隣住民などから情報提供があって、臨時訪問を取るかといった対応をしております。
○議長(西本良平) 松本信之助議員。
○3番(松本信之助) 亡くなっていることを発見する、それ自体がケースワーカーの仕事でないということは承知の上ですけども、もし先ほどの質問のように訪問を増やした場合、亡くなられた方が今も生きていた可能性というものはありましたでしょうか。
○議長(西本良平) 福祉事務所長。
○福祉事務所長(天羽庸泰) 今回のケースでは、ケースワーカーが令和6年11月8日に訪問、11月20日に医療機関を最後最終受診されていまして、11月下旬に亡くなられておられます。この場合ですけども、訪問を増やしたとしても生存中に発見できたかどうかは分からないとこです。
○議長(西本良平) 松本信之助議員。
○3番(松本信之助) 新聞記事には、11月の訪問のことは記載されていませんでしたので、議員説明会の中で訪問があったということを知ることができました。しかし、ニュースを知った生活保護を受給されている方から自分のところに、怒りもそうなんですけども、不安をすごく感じている、そういった相談というものがやっぱりありました。
日本には、健康で文化的な最低限度の生活を全ての国民に保障する仕組みが用意されています。その一つが生活保護制度、生活保護は経済的な困窮に陥った方に対し、国が最低限度の生活を保障し、自立を支援するための公的制度です。基本的人権の尊重にとって必要な日本国憲法第25条に定められた生存権を具体化したものであり、誰もが平等に利用できる最後のセーフティーネットと言えます。
生活保護法には、国家責任の原理、無差別平等の原理、最低生活の原理、保護の補足性の原理という4つの基本原理が定められていて、生活保護の受給というのは、その人が生きていくための最後の手段として、ほかの支援策や自助努力を尽くしたその先に位置する制度です。生きていたい、その思いで生活保護を活用するしかもうすべがなくなった市民に対して、するべく支援をしなかったことっていうのは憤りさえ感じてしまいます。
今後、再発を防ぐためにどのようにしていくのか、具体的に教えてください。
○議長(西本良平) 福祉事務所長。
○福祉事務所長(天羽庸泰) 高知県子ども・福祉政策部福祉指導課の支援をいただきまして、今後の対応、再発防止策についてを令和8年1月7日に策定して、事務懈怠が発生しないように取り組んでおります。
しかし、平成28年3月18日の事務懈怠に対する事務改善策が形骸化したことを踏まえて、令和8年1月7日の先ほど言いました今後の対応、再発防止策については市長決裁を経て策定しましたので、当然内容を改正する場合は市長決裁とします。この再発防止策を固持していきます。原因が職員の事務処理における問題はもとより、事務の進捗管理に問題があることを重く受け止め、次の3つの対策を実施してまいります。
1つ目が、訪問調査、それから調査未回付の防止のため、訪問実施管理票の活用と確認の徹底、2つ目が転出済み、停止世帯への対応と保護費支給に係る事務の進行管理と上席者による直接的な関与、3つ目が組織的なリスク管理のため、査察指導台帳を基にした事務処理の進捗状況把握と個別課題の共有であります。
○議長(西本良平) 松本信之助議員。
○3番(松本信之助) 必ず再発することがないようにしてもらいたいんですけども、今回の件を踏まえまして、福祉事務所はもちろんなんですけれども、福祉事務所だけでなく、ほかの執行部の皆さんが所属している組織も含めて、南国市役所は市民が安全で安心して生活していくために仕事をしている、そういうことをいま一度思い返していただきたいなと思っています。全ての組織で職員それぞれ仕事を抱えると思いますけれども、係という一つのチームとして仕事を進めていってもらいたいなと思っています。
1人で仕事を抱えさせ、業務が回らなくなる、そういうことでなく、チームとして支えられるところは支え合い、業務を回してもらいたいと思っておりますが、市長の考えをお聞かせください。
○議長(西本良平) 市長。
○市長(平山耕三) 議員のおっしゃるとおりであると思います。
まず組織は、連携、協力し合いながら、一人一人、個々ではなくチームとして取り組んでまいることが必要であるというように思っております。
今回の事案は、福祉事務所のみならず全庁的なリスクであると認識しております。改めて今回に至った要因を検証した上で、職場単位での事務手順や進捗管理を徹底するとともに、また組織でのマネジメントがしっかり機能するよう、職員研修等を通じ、再発防止に取り組んでまいります。以上です。
○議長(西本良平) 松本信之助議員。
○3番(松本信之助) 必ずお願いいたします。
今回の件が起きたことで、職員に対して職員の服務規律の徹底についてとの文書が出された、こういったことを私は一昨日知ったんですけれども、この差出人が総務課長となっているようです。ニュースや新聞記事になったこれほど大きな事件ですので、本来であれば総務課長でなく、市長自らの発信のほうがよかったのではないかなというふうに思います。
また、文書の内容に関しましても、服務規律の徹底ですので、してくださいといったようなお願いでなく、することとするべきではないかなとも感じます。
また、その文書の中の(3)に、業務の遅れや不適正な事務処理事案が生じた際には、速やかに所属長まで報告してくださいとあるんですけども、確かに職員には報告を求めることも必要なんですけども、そもそも所属長は管理職ですよね。管理職自体が業務の遅れや不適正な事務処理がないか適宜確認するべきではないかなと、そう思うんですけども、この件に関して、市長、いかがです。
○議長(西本良平) 市長。
○市長(平山耕三) それは、おっしゃるとおりであるというように思います。以上です。
○議長(西本良平) 松本信之助議員。
○3番(松本信之助) ですので、所属長の皆様、適宜本当に確認の程よろしくお願いいたします。
何か私がすごく感じたことなんですけども、説明会やこれまでの皆様の一般質問で、何かこう自分は知らなかったということなどを市長がちょっと自分に責任がないかのような態度だなというふうに私は感じてしまいました。福祉事務所っていう市長決裁でないところで起こったことかもしれませんけれども、福祉事務所で働いている職員は皆さん市役所の職員ですよね。市役所職員の最高で最終の責任者は市長ですので、市長は知らなかったということにしてしまうんではなく、市長が責任を持って全容の把握、また再発防止にしっかり取り組んでいくって、そういう強い意志を示してもらいたかったなというふうに思います。
私たち議員ももちろんそうなんですけれども、市長、副市長、教育長をはじめ、執行部の皆さんが所属している組織も、全て市民の税金を使わせてもらい、市民のために仕事をしている、そういうことをいま一度考えていただき、職務を全うしていただけますようよろしくお願いいたしまして、私の一般質問を終わらせていただきます。ありがとうございました。
○議長(西本良平) 昼食のため休憩いたします。
再開は午後1時であります。
午前11時47分 休憩
答弁者:市長、関係課長
○議長(西本良平) 3番松本信之助議員。
〔3番 松本信之助議員発言席〕
○3番(松本信之助) 議席番号3番、民主クラブ、立憲民主党の松本信之助です。
今回質問させていただく内容は、消防団について、市有地の活用、教育行政、生活保護となっています。通告していました会計年度任用職員の待遇改善については、自分の勘違いもあったようですので、質問を取下げさせていただきます。
また、これまでの質問と重なるところもありますが、お答えいただければと思います。
それでは最初に、消防団について質問させていただきます。
私も西部消防団に入っておりまして、この3月3日に春の火災予防巡回の補導をしてきました。それで、全国的に消防団の充足率が低くなってきているようですけども、南国市においては消防団の充足率はどのようになっておりますでしょうか。
○議長(西本良平) 消防長。
○消防長(三谷洋亮) 全国の消防団員数ですが、令和7年4月1日現在、前年比1万4,458名減の73万2,223名となっており、近年は毎年1万人以上が減少している状態である中、南国市においては条例定数350名に対し実員334名、充足率約95.4%となっております。
○議長(西本良平) 松本信之助議員。
○3番(松本信之助) ありがとうございます。
95.4%は非常に高い充足率だと感じました。実際分団によっては人員を確保するのが難しいと感じている分団も、もしかしたらあるのかもしれませんが、私のところの西部分団においては、近年では友達が友達を誘い、あるいは社会体育のメンバーを一緒に誘ったりして、充足率も高く、また年齢層のほうも若くなってきております。
では、近隣自治体の充足率はどうでしょうか。
○議長(西本良平) 消防長。
○消防長(三谷洋亮) 令和7年4月1日現在、県下の市消防団で南国市より充足率が高いのは、土佐市が定数331名に対し実員322名、充足率は約97.2%、宿毛市が定数402名に対し実員388名、充足率は約96.5%となっております。近隣市においては高知市が定数900名に対し実員699名、充足率は約77.6%、香南市は定数315名に対し実員239名、充足率は約75.8%、香美市は定数400名に対し実員302名、充足率は75.5%と、それぞれ70%台の充足率となっております。
○議長(西本良平) 松本信之助議員。
○3番(松本信之助) 県下では高い充足率の自治体もあるようですけども、しかし近隣では厳しいようです。
では、南国市の充足率の高さの要因は何であるとお考えでしょうか。
○議長(西本良平) 消防長。
○消防長(三谷洋亮) 自分たちの町は自分たちで守るという消防団幹部をはじめ、団員の皆様の意識の高さによるものと、消防本部と消防団が互いに尊重し合い、積極的に連携を深めているところにあると考えております。
○議長(西本良平) 松本信之助議員。
○3番(松本信之助) ありがとうございます。
消防本部と消防団がお互いに尊重し合い、積極的に連携を深めているところにある、これは本当に重要なことだと思いますし、万が一にでも消防広域化が発足してしまった場合には、この連携を深めていくことが難しくなると感じていますので、消防広域化には慎重な判断をしていただきたいと思います。
それでは、2つ目の分団への女性団員加入について質問させていただきます。
最近では西部分団も含め各分団に女性の入団もありますが、幾つの団に何名入っておりますでしょうか。
○議長(西本良平) 消防長。
○消防長(三谷洋亮) 4つの分団、班に5名入団していただいており、内訳は後免分団、西部分団、香南分団立田班にそれぞれ1名、琴平分団浜改田班に2名となっております。
○議長(西本良平) 松本信之助議員。
○3番(松本信之助) 少しずつ増えてきているようですけども、今後も分団での女性の入団は進めていきますでしょうか。
○議長(西本良平) 消防長。
○消防長(三谷洋亮) 今後の考え方についてですが、消防団長にお聞きしたところ、現場へ出動する女性消防団員の採用については門戸を広げてきましたので、希望者がおりましたら積極的に採用していきたいと考えておりますとのお考えでございます。
○議長(西本良平) 松本信之助議員。
○3番(松本信之助) ありがとうございます。
女性だからこそできるスムーズな救助活動というものも絶対にあると思いますので、ぜひよろしくお願いいたします。
それでは、消防本部が作成しました消防分団整備計画というのがあるようですけども、概要を教えていただけますでしょうか。
○議長(西本良平) 消防長。
○消防長(三谷洋亮) 南国市立地適正化計画により大篠地区に人口が集中する中、当地区における人口に対する消防団員数が非常に少ないことから、南国市国土強靱化地域計画の脆弱性の評価として南国市消防分団整備計画を策定し、新たな分団、班を創設するよう提案しております。
○議長(西本良平) 松本信之助議員。
○3番(松本信之助) 先ほど質問させていただいた南国市の充足率の高さの要因について、自分たちの町は自分たちで守るという消防団幹部をはじめ団員の皆さんの意識の高さにあるとお答えいただきましたけども、この消防分団整備計画の中に団員1人に対する人口というのがあります。長岡西部、東部両分団も団員1人に対してカバーする人口が200人以上と多いのですけども、大篠分団に至っては500名弱と非常に多くの住民をカバーする必要があるようです。これではどれほど自分たちの町は自分たちで守るという強い意識があったとしても、団員にかかる負担が大き過ぎると言わざるを得ません。この団員への負担の問題と併せて人口が多い大篠地区の災害時などの課題はどういったものがあるか、教えてください。
○議長(西本良平) 消防長。
○消防長(三谷洋亮) 現在の大篠分団は、住民の人口と比較して人員が少ない状況にあります。災害時には団員の負担が増えることが考えられますが、条例定数は満たしており、今後大幅に定数を増やすことになると、団員の確保、維持のために大篠分団の分団長、副分団長の負担が増すことになります。また、地震災害時には揺れによる被害や津波による被害に加え、火災による被害が発生する可能性があります。地震火災の特徴は、あちらこちらで同時に火災が発生し、家屋やブロック塀の倒壊等により通行障害が発生し、車両が現場にたどり着けない場合や、断水により消火水が不足するなど、木造住宅が密集している市街地では大規模火災になる可能性があります。
また、能登半島地震時の輪島市大規模火災において教訓となりましたが、消火水の確保のため、消防車両を中継させて遠方より水を確保する必要が生じるため、多くの人員が必要となります。
○議長(西本良平) 松本信之助議員。
○3番(松本信之助) これほどのことが起こるのであれば、やはり団員1人に対する負担を減らさなければ、今後負担を理由に消防団に入りたくないと、そう思う人が増えてくるおそれもあります。
消防分団整備計画の中に、南国市の都市計画として大篠地区への人口集中となっている現状に対して、新たな消防団員の増員及び新分団(班)の増設が必要と思われますとありますけれども、計画は進んでいますでしょうか。
○議長(西本良平) 消防長。
○消防長(三谷洋亮) この計画は令和4年度に南国市国土強靱化地域計画の市の脆弱性の評価に基づく対策として検討されておりましたが、市としての優先事業及び財政状況の悪化等により進んでおりません。
○議長(西本良平) 松本信之助議員。
○3番(松本信之助) もし大規模災害が起きた場合に、南部のほうでは津波災害が、北部は土砂災害、そして市中心部では大規模地震火災が起きる可能性があります。そうなってしまうと、市中心部の現状での人口カバー割合では、消火活動に本当に大きな遅れが出てしまう。そうなると、より多くの犠牲者を生んでしまうことになります。また、市中心部の人口カバー割合が高いがために、北部や南部への応援にも遅れが出てしまい、市全体が大きなダメージを受けてしまう、そういったことになるのではないかなと。それらを少しでも防ぐためにも、大篠地区への新たな分団、あるいは班の増設は必要不可欠ではないでしょうか。
○議長(西本良平) 消防長。
○消防長(三谷洋亮) 消火活動は消防にしかできないことを念頭に置き、地震火災が発生した場合の対応として、今年度から中継放水訓練等を行い、大規模火災を念頭に備えておりますが、市中心部の消防力強化については喫緊の課題であると考えており、今年度市役所駐車場に本市初の100トンの耐震性防火水槽を設置したところであります。
新分団、班の設置につきましては、令和8年度に南国市国土強靱化地域計画の見直しもあることから、しっかりと議論をしていきたいと考えております。
○議長(西本良平) 松本信之助議員。
○3番(松本信之助) 県が無理やりつくろうとしております消防広域化が万が一にでも発足してしまった場合、発足以降に消防本部抜きで新たな消防団組織をつくるというのは本当に難しいと思っています。そうなる前にも、今将来起こるであろう大規模災害にも備えて、市中心部に新たな消防団、あるいは班をつくっておかなければと考えますけれども、市長、市長の考えはいかがでしょうか。
○議長(西本良平) 市長。
○市長(平山耕三) 市の消防組織が広域化によって変わっていく可能性がある中、立地適正化計画を進める上で発生した問題でもあるというように思いますが、物価高騰等によりこれまで以上に経費節減及び業務の合理化を進めているところであります。
また、新たな分団を整備することについては、財源の課題以外にも消防団員の確保等、多くの課題もあると感じますので、国土強靱化地域計画の見直しとともに今後協議をしていきたいと思います。以上です。
○議長(西本良平) 松本信之助議員。
○3番(松本信之助) ある消防職員の方が、今すぐには団あるいは班の設置はできないにしても、つくることを見据えて現在の大篠分団の定数を数名増やし、行く行くは新しい団あるいは班ができた際に移動してもらえればスムーズではないかと、そういったことをおっしゃってましたので、それらも含めて積極的な協議をよろしくお願いいたします。
続きまして、市有地の活用について質問させていただきます。
現在、南国市が所有していて活用できていない土地はどれぐらいありますでしょうか。
○議長(西本良平) 財政課長。
○参事兼財政課長(溝渕浩芳) 南国市が所有していて活用できていない土地ということでございますが、行政目的で使用していない土地、普通財産ということであれば、面積は全体で1.82平方キロメートル、うち森林が1.45平方キロメートル、その他が0.37平方キロメートルとなっております。
○議長(西本良平) 松本信之助議員。
○3番(松本信之助) 今後その未活用地をどのようにしていく予定でしょうか。
○議長(西本良平) 財政課長。
○参事兼財政課長(溝渕浩芳) 普通財産の多くは森林となっておりますので、活用は難しいと考えております。森林以外の土地につきましても、地域の公民館等として活用されている土地がほとんどでございます。
○議長(西本良平) 松本信之助議員。
○3番(松本信之助) ありがとうございます。
その持ってる土地は払下げなどを行い、財政的に現在厳しい市の状況を少しでも軽くすることもできるのではないかなと思いますが、いかがでしょうか。
○議長(西本良平) 財政課長。
○参事兼財政課長(溝渕浩芳) 御提案いただきました払下げでございますが、過去には長岡東部保育所跡地等の売却を試みたこともございますが、応札者がいなかった経緯もございます。
○議長(西本良平) 松本信之助議員。
○3番(松本信之助) 売却することで少しでも市の収入になればとも思いましたけども、現実厳しかったようですが、またどうするか検討いただければと思います。
では、普通財産ではなく各課が管理していると思われます東部児童センター跡、第3中央団地跡、旧高見団地跡が建物の撤去後、長岡西部地区に目立ってそのままになっています。これらの場所がそのままの理由というのは何でしょうか。
○議長(西本良平) 都市整備課長。
○都市整備課長(篠原正一) 御質問の東部児童センターの跡地は、条例に基づく東部児童遊園地として位置づけております。設置していた東部児童センターは、耐震性能の確保が困難であったため、令和2年に利用を休止し、翌令和3年に建物を解体いたしました。また、老朽化していた遊具につきましても、安全面を考慮し撤去しております。その後の活用につきましては、児童遊園地としての役割や財政状況などを踏まえ、整理を行ってまいりましたが、現時点では整備内容や実施時期を具体化する段階には至っておりません。今後は市全体の施設配置の考え方や優先順位を見極めながら方向性を判断してまいります。
○議長(西本良平) 住宅課長。
○住宅課長(松岡千左) 第3中央団地跡地及び高見団地跡地につきましては、一部を現に駐車場として利用していることに加えて、南海トラフ地震発生後、応急仮設住宅や災害公営住宅の建設を見据えて確保している土地になります。もともと市営住宅があった頃から応急仮設住宅や災害公営住宅の建設を見越して、水道管や下水道管といった設備を残して解体しており、現時点では積極的な活用は想定しておりません。
○議長(西本良平) 松本信之助議員。
○3番(松本信之助) ありがとうございます。
まず、東部児童センター跡は児童遊園地ということですけども、遊具を設置して子供たちが日常的に遊べるようにはできないでしょうか、お聞きします。
○議長(西本良平) 都市整備課長。
○都市整備課長(篠原正一) 東部児童センター跡地は、現在も条例上は児童遊園地として位置づけており、子供たちの利用につながる活用はとても重要なことであると認識しております。
一方で遊具の設置には、整備費だけではなく安全点検や維持管理に係る継続的な費用が伴います。また、諸周辺の公園や児童遊園地との役割分担、そして利用状況も踏まえた検討が必要です。現時点で具体的な遊具の設置計画はありませんが、地域のニーズや利用実態を見極めながら、今後の方向性を検討してまいりたいと思います。以上です。
○議長(西本良平) 松本信之助議員。
○3番(松本信之助) 現状、児童遊園地ということですけども、日常的に閉められていて、中に入ることはできません。年に数回草刈りをしているようですけれども、草刈り前は人の背丈になるぐらい草が生えてます。遊具っていうのはすぐに設置できないのかもしれませんけども、開放して広場としての子供たちが遊べる場にできないでしょうか。
○議長(西本良平) 都市整備課長。
○都市整備課長(篠原正一) 本市といたしましても、東部児童センター跡地を地域の子供たちが安心して利用できる場として活用していくことが望ましいと考えております。これまで施錠しておりましたのは、遊具のない更地の状態での利用形態や、日常管理の方法について慎重に整理してきたためでありますが、広場として活用していただくことは可能であると判断しております。今後は草刈りの実施時期や回数につきましても、必要に応じて改善しつつ、適切な管理の下、可能な限り早期に広場として開放してまいります。以上でございます。
○議長(西本良平) 松本信之助議員。
○3番(松本信之助) ありがとうございます。ぜひよろしくお願いいたします。
これまで地域の方から、こんなにも市の跡地をほったらかしにして、うちの地域をスラムにするのかと、そういった声をよく聞いてまいりました。旧高見団地跡をどう活用するかというのは、私自身今はいい案がないのですが、第3中央団地跡に関しましては地域のど真ん中にあり、周辺には中央市民館やしあわせ広場、長岡西部公民館兼体育館など、地域の拠点となっている場所が多くあります。同和対策事業での不良住宅や狭隘道路の改善により景観が変わってはいますけども、それまで周辺には共同浴場、酒屋、雑貨屋、駄菓子屋、お好み焼き屋など多くの店もあり、大変にぎわっていた場所でした。そしてまた、またその昔には坂折簡易学校というのもあったそうで、昔からこの辺りは地域の中心地です。その中心地をそのまま放置され続けることは、地域にとってもやはり腹立たしさがあります。かといって現実的に公共施設などの箱物を造るということは、現在の財政的にも厳しいのではないかと思っています。
そこで、第3中央団地跡駐車場として活用できるような整備はできないでしょうか。現在第3中央団地跡の南西部の一部に砕石を敷いて、長岡西部保育所職員用の駐車場としているようです。その他の部分も砕石を敷いていただき、駐車場として利用できるようになれば、長岡西部体育館の利用時や中央市民館利用時の駐車場問題が解決できます。
今、長岡西部地区の大きなイベントは、ほぼ全て長岡西部体育館で開催しております。ミニ運動会、雨天時の南平神社の夏祭りの催し、盆踊り大会、西部ふれあい文化祭、イルミネーションイベントのふれあいフェスティバル、先ほど西内議員からもありましたけども、防災フェスティバルなどがあり、多いときの来場者は300名を超す方が来られます。しかし、長岡西部体育館自体、駐車場はほとんどなくて、隣の西部児童館の職員駐車場に来場者が無理やり駐車したりして、西部児童館やなんこくファミリーサポートセンター職員さんの車が出せなくなった、そういったこと、あるいはまた路上駐車をする、そういったことにより、たくさんの方に迷惑がかかるといった問題が毎回起こっております。
長岡西部体育館から第3中央団地跡までは少し距離がありますが、駐車場として整備されれば、そこに止めてもらう誘導ができ、先ほど言った問題は解決されると思います。また、中央市民館も同様で、駐車場が少なく、多くの人が来る行事の際は駐車場に困っております。
特に子ども食堂でありますスマイル食堂の開催のときは、多いときは150名ほど市民館に来られますので、車が止められない状況は毎回出ており、スタッフもそちらの対応に手が取られて、中にスタッフが足らない状況となることが毎回出ております。
第3中央団地跡が駐車場として整備されますと、中央市民館から第3中央団地跡までは距離も近く、スムーズな来場ができ、スタッフが駐車場の関係で手を取られることもなくなります。駐車場として活用できるようにすることで、第3中央団地跡の放置問題や駐車場問題が解決されると思いますが、いかがでしょうか。
○議長(西本良平) 住宅課長。
○住宅課長(松岡千左) 先ほどの質問でお答えしましたとおり、南海トラフ地震後の応急仮設住宅や災害公営住宅の建設用地に利用することを想定しておりますので、まずは第3中央団地跡地をアスファルトなどの舗装するような形態での緊急時の建築工事の支障になるリスクのある利活用は現時点では考えておりません。
議員御指摘の砕石を敷いて駐車場として利用できないかというようなお尋ねに対して、そのような整備であれば建築工事の支障にはならないであろうとは考えますが、一定面積が広いことなどから、かなり高額な予算を必要とすることが見込まれております。また、砕石を敷くこと自体は建築工事への大きな支障にはならなかったとしても、利活用が災害時の速やかな対応への支障となることがないよう総合的な判断が求められるため、今後につきましては利活用に対して、するに当たっても慎重な判断が必要ではないかと考えております。以上です。
○議長(西本良平) 松本信之助議員。
○3番(松本信之助) 災害時のことは考えなければならないということは、もちろん理解はできます。けど、やはり地域としてはそのままほったらかしにされているということに腹立たしさを感じます。先ほども言いましたが、地域のど真ん中に位置している場所のことですので、日常の地域のこともちゃんと考えていただきたいと思ってます。現状の放置ではなく、また草刈りだけでない対応を必ず市長、ぜひ検討していただきたいと思っております。よろしくお願いいたします。
続きまして、教育行政の質問をさせていただきます。
昨年3月議会で不登校支援の質問をさせていただきましたが、今年度不登校の人数はどのように変化しましたでしょうか。
○議長(西本良平) 学校教育課長。
○学校教育課長(池本滋郎) 令和7年12月末時点での不登校、もしくは不登校傾向の児童数は27名、生徒数は60名です。児童につきましては若干増加しておりまして、生徒につきましては同数で推移しております。
○議長(西本良平) 松本信之助議員。
○3番(松本信之助) ありがとうございます。
昨年、その児童生徒の相談支援体制や学び、居場所づくりはどのようにしていますかと質問させていただき、回答は各中学校にスクールカウンセラーやスクールソーシャルワーカーを配置していると、必要に応じてカウンセリング等の面談、またはスクールソーシャルワーカーが家庭訪問するなどの支援を実施している。また、市にはアウトリーチ型スクールカウンセラーも配置しているので、学校配置のスクールカウンセラー以外にもカウンセリングが可能となっていると。教室に入ることが難しい場合は、保健室はもちろん別室での支援も行っている。中学校においては、全ての学校に不登校支援の配置、教室に入りづらい生徒の居場所としてサポートルームを設置し、そちらを活用することで、登校、教室での授業につなげられるよう、居場所づくりをしていると。
また、お子さんが学習に取り組める状況であったら、リモートでの授業も可能、教員が不登校支援員、もしくは不登校担当と連携を取りながら学習支援を行っているケースもある。学校に来ることが難しい場合は、教育支援センターふれあいを居場所としているお子さんもいらっしゃると。そして、昨年度から高知県心の教育センター主催でのオンライン学習も可能とし、福祉事務所が実施している、先ほどありました学習支援室の活用も一つの居場所として提案させていただいていると、そうおっしゃっていました。
それに対して、昔に比べると私は不登校への支援体制は大きくなっているなと実感している。しかし、それでも環境になじむことができない児童生徒もいるかと思いますので、やはり全ての子供に支援が行き届くように体制づくりをしていただきたいと伝えさせていただきました。現在は、昨年に比べ変化した支援体制はありますでしょうか。
○議長(西本良平) 学校教育課長。
○学校教育課長(池本滋郎) 登校に不安を抱える児童生徒の居場所として、教育支援センターふれあいを設置しておりまして、主に通室には保護者の送迎や自転車などが主な手段となっておりました。
本年度は、遠方で送迎が困難な御家庭のニーズに応えることで、8月末に分室ふれあいサテライトを十市方面に開設しました。南部地域の生徒が通室しやすい状況を整えており、毎週木曜の13時から15時という限られた時間でありますけれども、既に継続して利用されているお子さんもおりまして、不登校のお子さんへの新たな居場所の選択肢としての提案が可能になっております。
また、これは以前も紹介いたしました継続事業ですけれども、高知県心の教育センターのオンラインサポートの活用も推進をしておりまして、学習や交流の場として、現在1名が利用しており、新たに1名が参加の予定となっております。
また、ほかにもフリースクールを利用しているお子さんも数名おりまして、いずれの支援においても支援員と学校が密に情報共有して連携した支援体制を整えております。
○議長(西本良平) 松本信之助議員。
○3番(松本信之助) ありがとうございます。
選択肢が増えるのは、合う合わないというのが子供にとってもあると思いますので、非常にいいことだなと思います。例えば、自分が中央市民館や集落支援員として勤務していたときに、そこに不登校の子供たちに来てもらい勉強などをした際に、学校からは登校扱いにしてもらう。そしてまた学校の先生も来てもらって、子供たちとコミュニケーションを取る、そういったこともしておりました。できましたら、そういったこともやってもらいたいなと思うんですけども、現在ではそういった支援体制はしてますでしょうか。
○議長(西本良平) 学校教育課長。
○学校教育課長(池本滋郎) 御指摘いただきましたような支援は、現在直接的には行っておりませんけれども、不登校傾向にある児童生徒に対しましては多様な居場所の提案に努めております。具体的には、各中学校ブロックに配置しているスクールソーシャルワーカーを活用いたしまして、教育センターへの接続や福祉事務所が主催する、先ほども御紹介がありましたけれども、学習支援室の紹介などを行っております。学校外の施設を利用する場合でも、現地の支援員と学校との連携はもちろん、可能な限り教員が直接足を運び、児童生徒とコミュニケーションを図るように各校に働きかけております。
○議長(西本良平) 松本信之助議員。
○3番(松本信之助) 中央市民館や集落支援員、あるいは児童館など、地域を拠点として働いている職員もいますので、もちろんその職員さんの勤務状況や意向もあるとは思いますが、子供の状況によってはサポートしてもらうことも選択肢の一つとして検討してもらえればと思ってますので、よろしくお願いいたします。
それでは、この4月から高知市が学びの多様化学校というものを開設しますが、この学びの多様化学校について教えてください。
○議長(西本良平) 学校教育課長。
○学校教育課長(池本滋郎) 文部科学省が認めている新しいタイプの学校で、不登校の子供たちの実態に配慮し、特別なカリキュラムの中で学びを進められる学校となっております。授業時間を普通校より少なく設定、始業時間を遅めに設定、体験学習や探究学習、個別学習などを行っており、弾力的な授業時間で実施できることが特徴となっております。令和7年11月現在、全国で小学校13校、中学校41校、高等学校11校が開設されているような状況でございます。
○議長(西本良平) 松本信之助議員。
○3番(松本信之助) では、高知市以外で県内で設置を考えている自治体はどれぐらいありますでしょうか。
○議長(西本良平) 学校教育課長。
○学校教育課長(池本滋郎) 令和8年4月から、先ほど御紹介がありました高知市といの町が実施予定となっております。
○議長(西本良平) 松本信之助議員。
○3番(松本信之助) この学びの多様化学校は、ちゃんとカリキュラムも用意されていて、非常にいい環境で学べるなというふうに思うのですが、南国市でも不登校児童生徒の多様な教育機会確保のために、この学びの多様化学校、これを開設する方向で進めていけないかなと思うのですが、どうでしょうか。
○議長(西本良平) 学校教育課長。
○学校教育課長(池本滋郎) 現時点におきまして、具体的な設置計画はございません。
学校の新設には、場所の確保に加えまして、新聞報道でもよく出ておりますけれども、深刻な教員不足という大きな課題があるためです。もちろん不登校傾向にある子供たち一人一人に寄り添う教育環境の確保は、最優先課題であると認識はしております。当面は不登校支援員の配置や教室に入りづらい生徒の居場所としてサポートルームなどを設置し、そちらを活用することで登校、教室での授業につなげられるよう居場所づくりをするなど、現在行っている施策に注力したいと考えております。
そのため南国市では、まず既存の各学校において子供たちが明日も行きたいと思えるような魅力ある学校づくりを推進し、新たな不登校を生まないための未然防止に全力を注いでおります。今後も関係機関や各学校との連携をさらに深め、誰一人取り残さない教育の実現に向けた体制整備に努めてまいります。
○議長(西本良平) 松本信之助議員。
○3番(松本信之助) ありがとうございます。
教員不足は非常に重大な問題だと思います。しかし、そのような中でも子供たちや子供を取り巻く状況も様々ですので、先ほど言っていただいたように、全ての子供を取り残さないような取組の充実をぜひ図ってもらえるよう、よろしくお願いいたします。
それでは、教育行政の中で学校生活アンケートについて質問をさせていただきます。
現在、私自身鳶ヶ池中学校と長岡小学校での学校運営協議会の委員をさせていただいておりますが、学校運営協議会は南国市では全ての小中学校で導入していますでしょうか。
○議長(西本良平) 学校教育課長。
○学校教育課長(池本滋郎) 本市におきましては、令和5年度より全ての小中学校に学校運営協議会が設置されております。
○議長(西本良平) 松本信之助議員。
○3番(松本信之助) 分かりました。
では、その学校運営協議会の会の中で年度末に委員が学校評価というものを毎年しておりますけども、それにより学校にどのような変化がありましたでしょうか。
○議長(西本良平) 学校教育課長。
○学校教育課長(池本滋郎) 学校、家庭、地域及び市教委がそれぞれの役割を持って成果と課題を共有することで、具体的な対策を協議でき、学校運営の改善、活性化に大きく寄与しております。一方的な評価ではなく、地域と学校が一体となった教育力の向上や、学校の透明性を確保し、信頼される学校づくりがさらに促進されるものと考えております。
○議長(西本良平) 松本信之助議員。
○3番(松本信之助) ありがとうございます。
鳶ヶ池中学校や長岡小学校の学校運営協議会でも、年度末に同じように学校評価をしております。その中の大項目、生徒指導の中の中項目に、道徳教育、人権教育の推進などがあります。その評価指標に、子供からアンケートを取った結果の肯定的回答、その結果で評価をする、そういったところがあります。
まず、そのアンケート、アンケート名が「みんなの学校生活を活性化、安定化するためのアンケート」というものらしいですけども、手元に16項目の質問がありますので、ちょっと読ませていただきたいんですけれども、1つ目、あなたにはよいところがあると思いますか。2つ目、あなたは将来の夢や目標を持っていますか。3つ目、あなたは周りの人の役に立っていると思いますか。4つ目が、あなたは友達と仲よく生活していますか。5つ目が、あなたはみんなで何かをするのは楽しいと思いますか。6つ目、あなたはクラブや委員会、縦割り班活動など、ほかのクラスや学年の人とも協力して行動できていますか。7つ目、あなたは先生に褒められたり認められたりすることがありますか。8つ目が、あなたは安心して話ししたり、相談したりできる先生がいますか。9つ目が、あなたは学校生活が楽しいですか。10個目が、あなたは授業がよく分かりますか。11個目が、あなたは授業に主体的に取り組んでいますか。12個目が、あなたは授業中に自分の思いや考えを安心して言えますか。13番目は、あなたは授業で友達と協力したり話し合ったりする活動をよくしていますか。14番目が、あなたは自分から進んで挨拶をしていますか。15番目が、あなたは学校の決まりを守っていますか。16番目が、あなたは係の仕事や掃除を最後まで責任を持って取り組んでいますかというのがあるんですけども、このアンケート内容の質問内容のことで、毎回鳶ヶ池中学校の学校運営協議会のほうではいつも議論になるんです。
議論になるアンケートの質問内容は、あなたにはよいところがあると思いますかというのと、あなたは周りの人の役に立っていると思いますかって、この2つなんですけども、ほかは結構具体的な質問なんですけども、この2つがえらい抽象的な質問で、そんな質問でいいのかなということがあるんですけども、この質問に対して、ほかの学校では疑問というものは出てないでしょうか。
○議長(西本良平) 学校教育課長。
○学校教育課長(池本滋郎) 議員御指摘のように、この質問内容につきましては、調査や心理テスト等で自己肯定感を図る際によく使われておりますが、受け手の心理状況によってはポジティブな効果よりもネガティブな影響を与えるという指摘は、これは南国市だけではなく、全国的にはよく言われているところでございます。
○議長(西本良平) 松本信之助議員。
○3番(松本信之助) 全国的にも指摘があるということなんですけれども、これらの質問内容は南国市の教育委員会が考えている内容ではないということでしょうか。
○議長(西本良平) 学校教育課長。
○学校教育課長(池本滋郎) 御指摘のとおりでございます。
こちらの質問ですけれども、子供たちの心身の健康と成長を評価するための重要な指標として、文科相が毎年実施する全国学力・学習状況調査の児童生徒質問調査などで用いられておりまして、国や県、市が連携して取り入れているものでございます。
○議長(西本良平) 松本信之助議員。
○3番(松本信之助) 先ほども言いましたけど、全国的にも指摘があるというのに、なのにそのままということに疑問は感じますし、やはりこの2つの質問がほかの質問に比べて非常に抽象的な質問だなと思います。ともすれば、先ほどお答えいただいたように、この質問を考えることで子供の自尊感情を下げてしまう可能性があるような質問だなというふうに思っています。もう少し質問内容を具体的な内容に変えることはできないでしょうか。
○議長(西本良平) 学校教育課長。
○学校教育課長(池本滋郎) こちらの質問内容につきましては、先ほども申し上げましたが、全国的な子供たちの心身の健康と成長を評価するための重要な指標となっております。つきましては、今後も国と県との継続した検討が必要となります。
市教委といたしましても、様々な知見はございますが、一番大切なことはこのアンケート結果が全てではなくて、結果を参考として、日常生活のささいな頑張りや他者への貢献を、教師はもちろんのこと、大人が見つけ、ありがとう、助かったなど、子供にフィードバックすることが大切であると考えております。そのことを現場と連携を取りながら、子供たちが自分の長所や短所を含め、自分らしさを認め、前向きに生きる姿勢を持てるような取組を推進することが重要であると考えております。
○議長(西本良平) 松本信之助議員。
○3番(松本信之助) 結果を参考にして、子供たちにしっかりフィードバックすること、これはもちろん大事なことだと思います。しかし、この質問の結果を学校評価の一つとするならば、こういった抽象的なことではいけないのではないのかなというふうに思っております。
質問内容自体をすぐに変えることができないのでしたら、これらの質問の際は現場のほうでどういった意図があるのかということをしっかり説明するようにしていただきたいなと、そして子供の自尊感情自体を奪わないようにしてもらいたいなと思っています。
また、教育委員会におきましても、こういった議論が学校運営協議会の中でしっかり出ているということを国や県に提言していただきたく思ってますので、よろしくお願いいたします。
それでは、最後の生活保護の質問に移らさせていただきます。
2月11日付の高知新聞に、南国市生活保護事務怠慢、受給2割、138世帯訪問など未実施、内部統制崩壊、死亡発見遅れもとの見出しで、生活保護に関する大変不名誉でショッキングなニュースが新聞やメディアに出てしまいました。この件に関しまして、市長はどのように感じておられるかお伺いします。
○議長(西本良平) 市長。
○市長(平山耕三) このたびの生活保護業務におけます不適正な事務処理によりまして、生活保護受給者及び市民の皆様の信頼を損ねることになり、本当に大変申し訳なく思っております。当該受給者の皆様におわび申し上げますとともに、信頼回復と再発防止に向けて、組織を挙げて取り組んでまいる所存でございます。以上です。
○議長(西本良平) 松本信之助議員。
○3番(松本信之助) そして、訪問不足によって亡くなられていた方の発見が半年以上に及んでいたようですけども、この方は持病のほうはありましたでしょうか。
○議長(西本良平) 福祉事務所長。
○福祉事務所長(天羽庸泰) はい。持病で医療機関を受診されておりました。
○議長(西本良平) 松本信之助議員。
○3番(松本信之助) もし定期的な訪問ができていれば、発見のほうは早かったと思いますけども、もし病気によって亡くなるリスクがある方、そういった方たちに対して訪問を増やすなどといった対応をしたことは福祉事務所ではありましたでしょうか。
○議長(西本良平) 福祉事務所長。
○福祉事務所長(天羽庸泰) ケースによっては、医療機関、ケアマネジャー、家主、近隣住民などから情報提供があって、臨時訪問を取るかといった対応をしております。
○議長(西本良平) 松本信之助議員。
○3番(松本信之助) 亡くなっていることを発見する、それ自体がケースワーカーの仕事でないということは承知の上ですけども、もし先ほどの質問のように訪問を増やした場合、亡くなられた方が今も生きていた可能性というものはありましたでしょうか。
○議長(西本良平) 福祉事務所長。
○福祉事務所長(天羽庸泰) 今回のケースでは、ケースワーカーが令和6年11月8日に訪問、11月20日に医療機関を最後最終受診されていまして、11月下旬に亡くなられておられます。この場合ですけども、訪問を増やしたとしても生存中に発見できたかどうかは分からないとこです。
○議長(西本良平) 松本信之助議員。
○3番(松本信之助) 新聞記事には、11月の訪問のことは記載されていませんでしたので、議員説明会の中で訪問があったということを知ることができました。しかし、ニュースを知った生活保護を受給されている方から自分のところに、怒りもそうなんですけども、不安をすごく感じている、そういった相談というものがやっぱりありました。
日本には、健康で文化的な最低限度の生活を全ての国民に保障する仕組みが用意されています。その一つが生活保護制度、生活保護は経済的な困窮に陥った方に対し、国が最低限度の生活を保障し、自立を支援するための公的制度です。基本的人権の尊重にとって必要な日本国憲法第25条に定められた生存権を具体化したものであり、誰もが平等に利用できる最後のセーフティーネットと言えます。
生活保護法には、国家責任の原理、無差別平等の原理、最低生活の原理、保護の補足性の原理という4つの基本原理が定められていて、生活保護の受給というのは、その人が生きていくための最後の手段として、ほかの支援策や自助努力を尽くしたその先に位置する制度です。生きていたい、その思いで生活保護を活用するしかもうすべがなくなった市民に対して、するべく支援をしなかったことっていうのは憤りさえ感じてしまいます。
今後、再発を防ぐためにどのようにしていくのか、具体的に教えてください。
○議長(西本良平) 福祉事務所長。
○福祉事務所長(天羽庸泰) 高知県子ども・福祉政策部福祉指導課の支援をいただきまして、今後の対応、再発防止策についてを令和8年1月7日に策定して、事務懈怠が発生しないように取り組んでおります。
しかし、平成28年3月18日の事務懈怠に対する事務改善策が形骸化したことを踏まえて、令和8年1月7日の先ほど言いました今後の対応、再発防止策については市長決裁を経て策定しましたので、当然内容を改正する場合は市長決裁とします。この再発防止策を固持していきます。原因が職員の事務処理における問題はもとより、事務の進捗管理に問題があることを重く受け止め、次の3つの対策を実施してまいります。
1つ目が、訪問調査、それから調査未回付の防止のため、訪問実施管理票の活用と確認の徹底、2つ目が転出済み、停止世帯への対応と保護費支給に係る事務の進行管理と上席者による直接的な関与、3つ目が組織的なリスク管理のため、査察指導台帳を基にした事務処理の進捗状況把握と個別課題の共有であります。
○議長(西本良平) 松本信之助議員。
○3番(松本信之助) 必ず再発することがないようにしてもらいたいんですけども、今回の件を踏まえまして、福祉事務所はもちろんなんですけれども、福祉事務所だけでなく、ほかの執行部の皆さんが所属している組織も含めて、南国市役所は市民が安全で安心して生活していくために仕事をしている、そういうことをいま一度思い返していただきたいなと思っています。全ての組織で職員それぞれ仕事を抱えると思いますけれども、係という一つのチームとして仕事を進めていってもらいたいなと思っています。
1人で仕事を抱えさせ、業務が回らなくなる、そういうことでなく、チームとして支えられるところは支え合い、業務を回してもらいたいと思っておりますが、市長の考えをお聞かせください。
○議長(西本良平) 市長。
○市長(平山耕三) 議員のおっしゃるとおりであると思います。
まず組織は、連携、協力し合いながら、一人一人、個々ではなくチームとして取り組んでまいることが必要であるというように思っております。
今回の事案は、福祉事務所のみならず全庁的なリスクであると認識しております。改めて今回に至った要因を検証した上で、職場単位での事務手順や進捗管理を徹底するとともに、また組織でのマネジメントがしっかり機能するよう、職員研修等を通じ、再発防止に取り組んでまいります。以上です。
○議長(西本良平) 松本信之助議員。
○3番(松本信之助) 必ずお願いいたします。
今回の件が起きたことで、職員に対して職員の服務規律の徹底についてとの文書が出された、こういったことを私は一昨日知ったんですけれども、この差出人が総務課長となっているようです。ニュースや新聞記事になったこれほど大きな事件ですので、本来であれば総務課長でなく、市長自らの発信のほうがよかったのではないかなというふうに思います。
また、文書の内容に関しましても、服務規律の徹底ですので、してくださいといったようなお願いでなく、することとするべきではないかなとも感じます。
また、その文書の中の(3)に、業務の遅れや不適正な事務処理事案が生じた際には、速やかに所属長まで報告してくださいとあるんですけども、確かに職員には報告を求めることも必要なんですけども、そもそも所属長は管理職ですよね。管理職自体が業務の遅れや不適正な事務処理がないか適宜確認するべきではないかなと、そう思うんですけども、この件に関して、市長、いかがです。
○議長(西本良平) 市長。
○市長(平山耕三) それは、おっしゃるとおりであるというように思います。以上です。
○議長(西本良平) 松本信之助議員。
○3番(松本信之助) ですので、所属長の皆様、適宜本当に確認の程よろしくお願いいたします。
何か私がすごく感じたことなんですけども、説明会やこれまでの皆様の一般質問で、何かこう自分は知らなかったということなどを市長がちょっと自分に責任がないかのような態度だなというふうに私は感じてしまいました。福祉事務所っていう市長決裁でないところで起こったことかもしれませんけれども、福祉事務所で働いている職員は皆さん市役所の職員ですよね。市役所職員の最高で最終の責任者は市長ですので、市長は知らなかったということにしてしまうんではなく、市長が責任を持って全容の把握、また再発防止にしっかり取り組んでいくって、そういう強い意志を示してもらいたかったなというふうに思います。
私たち議員ももちろんそうなんですけれども、市長、副市長、教育長をはじめ、執行部の皆さんが所属している組織も、全て市民の税金を使わせてもらい、市民のために仕事をしている、そういうことをいま一度考えていただき、職務を全うしていただけますようよろしくお願いいたしまして、私の一般質問を終わらせていただきます。ありがとうございました。
○議長(西本良平) 昼食のため休憩いたします。
再開は午後1時であります。
午前11時47分 休憩





