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議会議事録

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一般質問2日目(土居恒夫)

質問者:土居恒夫

答弁者:市長、教育長、関係課長


○議長(西本良平) 16番土居恒夫議員。
      〔16番 土居恒夫議員発言席〕
○16番(土居恒夫) かんきつ系は抜けていますけど、2日目最後となりました。少し時間をいただいて、質問に入りたいと思います。
 みらいの会の土居恒夫です。
 今回の私の質問は、8050問題、地域おこし協力隊、物部川流域の芸術祭、そして子ども議会(ドリームトークin議会)、最後に地元の課題ということで質問をしてみたいと思います。
 最初、8050問題ですが、8050問題とは御存じのように、80代の親と50代の子の組合せから8050問題と呼ばれるようになっております。その何が問題かといいますと、就職氷河期世代の子どもが安定した職に就けず、長期のひきこもりや非正規雇用にとどまっているケースが多く、また親は高齢化し、年金や貯蓄で生活を支えるが、介護が必要になると子どもが支えることができなくなるため、家庭全体が困窮し、孤立に陥るケースが増え、深刻な社会問題となっていることです。つまり、8050問題は高齢化、ひきこもり、貧困が重要な社会の重なり合う複合的な社会の課題です。自治体や地域社会が早期に関わり、就労や生活支援を組み合わせることが解決の鍵となります。
 内閣府の調査では、40から64歳のひきこもりは推計約61万人に上るとされ、全国の8050問題世帯は15から50万世帯と推計され、今後さらに増加が懸念されております。そのまま放置すれば、9060問題へと進む深刻な可能性も指摘されております。
 この問題を解決するには、1つ、実態調査、2つ目、他機関との連携、そして親亡き後の支援の3つが必要だと言われておりますが、そこでお聞きしたいと思いますが、高齢の親と中高年の子が社会参加できない世帯が本市ではどのように存在されてるか把握されていますか、お聞きします。
○議長(西本良平) 福祉事務所長。
○福祉事務所長(天羽庸泰) この調査などによる把握は今できておりません。
 ちょうど今、第4次南国市地域福祉計画の策定作業に取りかかってまして、計画策定委員会で了承いただけるんが条件になるんですけども、いただいてからになりますけども、計画策定の事務局案としましてはアンケートの内容にひきこもりに関する質問項目を追加して、いわゆる8050問題の実態などの調査、分析を試みようとしているところであります。
○議長(西本良平) 土居恒夫議員。
○16番(土居恒夫) ありがとうございます。ぜひよろしくお願いします。
 次に、問題解決の2点目の他機関との連携についてお聞きします。
 地域包括支援センターや福祉事務所、就労支援機関、医療機関などが連携して親子双方の支援をする仕組みなどについてお聞かせください。特に、親の介護申請や医療相談をきっかけにこの支援につながる仕組みが必要だと思われますが、いかがでしょうか。
○議長(西本良平) 福祉事務所長。
○福祉事務所長(天羽庸泰) 令和8年度から、重層的支援体制整備事業を実施の方向で進めております。この事業においては、障害、高齢、子ども、生活困窮の各相談支援事業を一体もしくは連携体制により実施することとされております。具体的な連携方法は今後協議をしてまいりますが、御質問のように適切な相談支援機関につなぐ、もしくは連携して支援に当たるよう、連携の体制を構築したいと考えております。
○議長(西本良平) 土居恒夫議員。
○16番(土居恒夫) ありがとうございます。
 次、3点目に、親亡き後の支援についてですが、親が亡くなった後、子が生活困窮や孤立に陥ることを防ぐため、生活保護や福祉サービスへの移行体制などを検討されていますかどうか、お聞かせください。
○議長(西本良平) 福祉事務所長。
○福祉事務所長(天羽庸泰) 既に支援の現場では、例えば南国市が社会福祉法人南国市社会福祉協議会に委託して実施してます生活困窮者自立支援相談事業において、高齢の親世代に扶養されているひきこもりなどによる自立できてない状態の支援対象者が複数おられまして、これは第2のセーフティーネットであります生活困窮者自立支援事業に当たるものであります。その支援プランを検討する会議には福祉事務所の職員が参加しておりまして、このようなケースにおいては本人の申請に基づきまして自立を目指す支援を行いますが、自立に至らぬまま親世代の支援が途切れた場合には、第3のセーフティーネットであります生活保護制度の申請に至る可能性が高いと推測されます。
○議長(西本良平) 土居恒夫議員。
○16番(土居恒夫) ありがとうございます。
 そして次に、ほかの自治体などの事例活用についてお聞きをしたいと思います。
 例えば、岡山県総社市のひきこもり支援センターや滋賀県守山市の支援カルテなどの先進的な自治体を参考に、本市ではどのように考えられ、支援体制を導入する考えはないかお聞きします。
○議長(西本良平) 福祉事務所長。
○福祉事務所長(天羽庸泰) 南国市においては、高知県が主導する高知型共生社会の実現に向けて、南国市社会福祉協議会に委託してますあったかふれあいセンターを拠点にして10年以上取組を進めてまいりました。この取組は、先ほども触れましたけども、重層的支援体制整備事業に先んじて、制度のはざまにある困り事を抱えたあらゆる住民の方の困り事を支援し得るものでして、ひきこもりの方々の支援も行っております。全国的にも先進的な取組として評価されておりまして、重層的支援体制整備事業導入を検討している県外の自治体からの視察も南国市社会福祉協議会では多く受け入れられているようです。言い換えますと、先進的な取組を県と市の負担で実施してきたところに、国が追いついて財源を活用できる状況になったものと認識しております。
 それから、人件費などが上がってる状況でして、財政負担が急増してるっていうこともございますので、南国市における重層的支援体制整備の事業のほとんどは財政負担増に伴う新規事業を最小限として、こういった既存の取組をベースに進めていく方向で検討しております。
○議長(西本良平) 土居恒夫議員。
○16番(土居恒夫) ありがとうございます。
 大変先進的な体制を組まれて、よそからも視察が来られるということで、すばらしい取組を国に先んじてやられることにおきまして評価をさせていただきたいと思いますが、なお先ほど最初に言いました、特に実態調査を含めまして、ぜひとも本市にはどのような潜在的な方がいらっしゃいますかということでいろいろ調査していただきたいと思います。地域住民、福祉、教育機関、そして行政が互いに協働し、早期にこの課題を発見し、支援につながる仕組みづくりが不可欠だと思います。南国市が率先してやられてるものを国よりまたさらに進んだ取組をお願いしたいと思って、この項は終わりたいと思います。
 次に、地域おこし協力隊につきまして質問をしたいと思います。
 高知県内では、現在200名以上の方が多様な分野で活動をされております。地域おこし協力隊は、都市部から人材を受け入れ、地域資源の活用や地域活性化を目的として導入された制度です。本市の協力隊員は一生懸命頑張られてきたように思われますが、どうも私の目からしますと成果が見えにくいということも思われますし、市民からも聞くことがあります。
 そこで、本市の地域おこし協力隊のこれまでの主な取組や成果につきましてお聞きしたいと思います。
○議長(西本良平) 企画課長。
○企画課長(田所卓也) 本市では、平成27年度以降、現在活動されている方を含め、10名の方を隊員として採用してまいりました。隊員にはこれまで様々なミッションに取り組んでいただいてきたところですが、このうち従事した隊員数が最も多いミッションは中心市街地活性化になります。
 この中心市街地活性化の取組の主な成果としましては、中心市街地活性化をミッションとする地域おこし協力隊員の活動拠点、ごめんくでの定期的なワークショップや企画展、イベントの開催に加え、後免町商店街での西町軒下マーケットや、やなせライオン公園でのごめん秋のパンまつりの開催など、これまで各隊員による工夫を凝らした活動が展開されております。また、市のマルシェとして定着しているごめんteteマルシェについても協力隊員は事務局として活動しており、最近は平均して約1,000名の方においでいただいております。そして、任期満了した協力隊員の中には中心市街地で起業されたケースもあるところです。
 これら協力隊員の活動につきましては、取組の告知も兼ねて「広報なんこく」に地域おこし協力隊活動報告として毎月掲載し、発信しているところでございます。
○議長(西本良平) 土居恒夫議員。
○16番(土居恒夫) ありがとうございます。
 ですから、そこでその中心市街地活性化ということがいつもついて回るんですけども、確かにごめんteteマルシェの取組がだんだん評価されていきまして、来場者は多くなっておりますけども、町そのものはあまり変わりません。そのミッションを広げる、ですから現時点で後免商店街の空き店舗利活用も大変困難だと思われまして、それ以上妙に進んでいないようなことを思います。
 そこで、提案ですけども、協力隊の活動を分散させ、後免の中心市街地活性化だけではなく、ミッションの柔軟化をしてみてはどうでしょうか。例えば、本市の地域資源である農業、観光、そしてものづくりに隊員の活躍の場を広げてみてはどうでしょうかね。
 ほかの市町村の募集要項を見ましても、農林水産業とか観光、地域づくり、特産品開発など、幅広い分野で多くの隊員を募集しております。きめ細かい募集内容をホームページで見ますと、都会から自分の市町に来ていただいて、活性化を望んでる市町が大変多いと思うんですよ。ですから、うちの本市のを見てみますと、何か寂しいような気がしまして、いわゆる別の地域へこの協力隊を活用できるミッションを変えていくというような取組の考えがないかお聞きいたします。
○議長(西本良平) 企画課長。
○企画課長(田所卓也) 現在募集中であります中心市街地活性化以外にも、農林水産課におきまして、ごめんケンカシャモの販路拡大とブランド確立をミッションに、ごめんシャモ研究会が雇用する形態の地域おこし協力隊の募集をしており、現在応募があり、選考中であります。引き続き、本制度を活用し、幅広い分野での課題解決と地域の担い手となる人材の確保に努めてまいりたいと考えております。
○議長(西本良平) 土居恒夫議員。
○16番(土居恒夫) 分かりました。
 けども、取りあえずこの中心市街地とごめんシャモぐらいでしか何か見えてきません。だから、このいわゆる協力隊をもうちょっと広げるといいますか、ひとつ行政の内部に配置されてみてはどうかと思うんですけども、その配置によりまして政策立案の段階から地域の声を反映しやすくなり、協力隊が地域と共に考える存在になるということですね。政策と現場をつなぐ役割を果たせると思うんですが、この協力隊を行政内部への配置ができないもんかお聞きします。
○議長(西本良平) 企画課長。
○企画課長(田所卓也) 国の地域おこし協力隊推進要綱では、地方自治体は地域おこし協力隊を地域協力活動に従事させることとあり、この地域協力活動とは地域力の維持強化に直接資する活動であって、公益性を有するものと規定されております。地域おこし協力隊は、その趣旨から行政内部に配置し、会計や庶務等の内部管理業務に従事させることはできませんが、職員と同様の地域協力活動業務に従事させることは可能で、隊員の知見を行政課題の解決に生かすという点で意義があるものと考えます。隊員が行政内部で政策立案から関わる業務スタイルは、隊員自身が活動内容を自由に企画するフリーミッション型となると思われますが、土地カンもなく、行政実務経験のない隊員は自ら課題を発見することから活動を始めることになり、地域課題の把握に時間を要することや、隊員が提案する自由なミッションが必ずしも行政側が求める課題解決や事業目的と一致するとは限らないところに注意する必要があると考えます。
 そういった観点から、現在本市が募集しているような行政が求める具体的な目標が明確なミッション型が隊員にとりましても、行政側にとりましても負担が少ないと考えております。隊員が円滑に活動できるように、担当職員には募集要項の作り込みから地域との事前の調整、住まいの手配、また着任後のフォローや活動終了後の支援など、かなりの業務負担がかかりますので、担当職員のその他の業務にも支障が出ない範囲で隊員を募集すべきであると考えております。
○議長(西本良平) 土居恒夫議員。
○16番(土居恒夫) ありがとうございました。
 その活用につきましては行政の負担が大変かかるということでもありますけども、この行政の負担といいますか、ですからこれを地域に受け入れる場合のといいますか、土地カンもないという方につきましては、私が思うのにその受入れ団体を商工会とか農業団体とかNPOとか、そういうところ、いわゆる団体に協力してもらうことと、あるいは住まいの活用にしますと、不動産業者との空き家バンクにつなげるとか、行政の負担をなるべく少なくして、とにかくそのミッションを変えていただいて、地域おこし協力隊という本当の協力をしてもらうようなやつを南国全市に広めていただきたいと思っております。
 これは昨日の前田議員から言うてましたように、公共人材の確保ということでも、この地域おこし隊という観点でぜひとも積極的に地域おこし協力隊を活用していただきたいと思います。本市の地域資源である、先ほど言いました農業、観光、そして中心市街地活性化を含めた全市的な取組となるように広げて、市民が成果が見えるような形で発信できたら南国市の発展にもつながると思いますので、ぜひともよろしくお願いいたします。
 それでは、3問目にどうも財政事情が寂しい状況の中でこんな夢みたいな質問を言うのはあれですけども、せめて私の夢を語らせてください。
 3点目には、物部川流域の芸術祭ということです。これは未来への提案ということでお聞き願います。
 南国市流域の芸術祭ということにつきましては、私が議員になりたての頃から夢を持っておりまして、提案もさせていただきました。北川フラム氏の監修で2010年から始まった瀬戸内国際芸術祭は、今や世界的にも注目される芸術の祭典となっています。ほかにも大地の芸術祭、越後妻有アートトリエンナーレとか奥能登の国際芸術祭などがあり、全国でも様々な地域に広がっております。コンセプトは地域再生への貢献です。アートを媒介にした地域の課題解決に取り組むこと、つまり地域の歴史や文化を結びつけ、地域活性化を目指しているのです。
 前置きはさておき、十数年前に芸術祭を物部川流域でやったらどうかということをただ言うただけで、その後何も言うてませんので、当然実現が難しいと思いますけども、何か実現できそうなことがありましたので、それでお聞きしたいと思います。
 それは、物部川DMO協議会主催のものべがわエリア観光博ものべすとに関連で、先月開催されましたアートクロッシングものべということがひとつぴんときてこの質問に入ったわけですけども、物部川エリアの商店街をメイン舞台に、このアートクロッシングものべは伝統と新しい感性が出会うまちあるきと芸術をクロッシングさせたイベントでした。そこで、今回のこの物部川DMO協議会が主催されましたアートクロッシングものべから見えてきたものにつきましてお聞きしたいと思います。
○議長(西本良平) 商工観光課長。
○商工観光課長(山崎伸二) アートクロッシングものべの開催から見えてきたものにつきましては、メイン舞台となった物部川エリアの香美市の美良布商店街、南国市の後免町商店街、香南市の赤岡町商店街の3会場全てを回られる方が多いように見受けられたことや、少ないものの県外からの来訪者もいらっしゃったこと、またこれまでのイベントで見かけたことのない方が来られるなど、アートや文化が好きな方に強く刺さったイベントだったのではと思ったところでございます。以上でございます。
○議長(西本良平) 土居恒夫議員。
○16番(土居恒夫) ありがとうございます。
 香北町では美良布神社の前の土俵の周りに伝統的なフラフを現代のアートにしたフラフがたなびいたり、そして赤岡町では赤れんがの中へ、いわゆるインスタレーションというふうな現代作家の作品が並べてありました。
 そして、私が特に心を打ったのは、ごめんくに展示されていました国府小学校の生徒さんの貫之の土佐日記のオマージュでした。この分は、このものべすと、いわゆるアートクロッシングを企画されました笹貫淳子さんという大変すばらしいキュレーターが土佐日記を現代訳しまして、その現代訳をしたものに国府小学校の生徒さんが感じた場面場面に絵を描いて展示されてました。これはなかなかすばらしいもので、そしてこのものは先ほどから出てますChatGPTで笹貫さんが土佐日記を現代訳したものを並べておりまして、すばらしい作品でした。こんないわゆるアートクロッシングへ寄せられた意見などがありましたら御紹介いただきたいと思います。
○議長(西本良平) 商工観光課長。
○商工観光課長(山崎伸二) アートクロッシングものべに寄せられた声としましては、来場者からは県内でこのような企画が少ないので、開催してくれてうれしい。地域の文化資産、伝統工芸がテーマの一つになっているのが面白い。また、まちあるき参加者からはアートだけでなく、地域のことも知れて面白かった。また、新聞に載るまで知らなかったので、もっと告知を増やしてほしいとの声をいただきました。また、地域の方からはうちの店も使って展示してほしい、店を開ける元気が出たとの声をいただいております。以上でございます。
○議長(西本良平) 土居恒夫議員。
○16番(土居恒夫) ありがとうございます。
 そこで、今後この私の言う物部川流域の芸術祭へつなげていけないかと思いますが、どうでしょうか。お考えをお聞きします。
○議長(西本良平) 商工観光課長。
○商工観光課長(山崎伸二) アートクロッシングものべは、今回ものべすとの一環として初めて開催したもので、高知県にゆかりのある12名の作家の方に御協力いただき、3会場に展示したものでございます。瀬戸内国際芸術祭は17会場、256作品、大地の芸術祭、越後妻有アートトリエンナーレもまた地域に約200作品を展示しているものでございまして、芸術祭を開催するとなりますと、その規模にもよりますが、どれくらいのアーティストの方に御協力いただき、どれくらいの作品を展示できるかもございますし、作品数が多くなれば展示場所の確保も課題となります。作品の展示方法や管理方法など、様々なノウハウやマンパワーに加え、どれくらいの費用を要するのか、広報や来場者の受入れ体制はどうするのかなど、様々な課題があるものと考えます。
 現在、来年度の開催に向けて検討されているところでございますので、まずはこの企画を育てていくことが重要だと思うところでございますし、根を伸ばし、成長を続けていくことができれば、物部川流域の芸術祭の可能性も出てくるのではと思うところでございます。以上でございます。
○議長(西本良平) 土居恒夫議員。
○16番(土居恒夫) ありがとうございます。
 少し課長に誤解されてると思うんですが、この展示場所っていうのは、参加した作家がここでやるとか、例えば棚田を使ってやるとか、物部川、十市やったら石土の池を使ってやるとか、場所じゃなくて、地域地域でその資源を利用してものをつくると、あるいは空き家の中でものをつくっていくとかというものですんで、私の言ってるのは箱物をつくるじゃなくて、作家が選んでいただいて、その場所でいわゆる物部川流域のすばらしい自然を相手に作品をつくるということですんで、そこを少しあれです。
 そういうことで、芸術祭というのは地域経済の活性化、交流人口の拡大、地域資源の再発見とブランド化、住民参加と誇りの醸成など、効果が期待できると思います。先ほど言いました箱物ではなく、地域資源を生かしながら、観光、経済、文化、交流の面で持続的な活性化につながると思います。特に、過疎化や高齢化が進む地域に新しい人の流れが生まれるわけです。また、高知龍馬空港に国際線ターミナルも2027年ですか、春の運用開始に向かっております。そして、大型クルーズ船のインバウンド客も期待できると思いますので、関所ではないですが、壁を乗り越えていきませんでしょうか。市長のお考えを、大変お体があれなんで、お聞きするのはすいませんけども。
○議長(西本良平) 市長。
○市長(平山耕三) 芸術祭につきましては、議員のおっしゃるとおり、様々な効果が期待できるということだと思いますし、瀬戸内国際芸術祭や大地の芸術祭、越後妻有アートトリエンナーレのように空き地や空き家を活用した作品展示は、地域の課題を地域資源、観光資源に変える効果も期待できるというように思います。しかしながら、芸術祭の開催になりますと、商工観光課長が答弁しましたとおり、様々な課題もあるところでございます。
 現在、来年度の開催に向けて検討しておるということでございますので、まずはその動向を見守り、継続して開催され、イベントとして成長し続けていくことができれば、そういった物部川流域の芸術祭の開催の可能性も高まってくるのではないかというように思います。以上です。
○議長(西本良平) 土居恒夫議員。
○16番(土居恒夫) ありがとうございます。
 様々な課題というのは、当然お金の問題もあると思います。
 そこで、最後ですけど、昨日、今西議員から地域未来投資促進法ということをお聞きしまして、私も帰ってAIで聞いてみますと、芸術祭にも利用できると。いや、課長、首をかしげられてますけど、いわゆる文化、交流人口の拡大とか、観光資源が、まあ見てください、何かこの促進法が使えるらしいです。ですから、一つこのこともありますんで、いろんな知恵を生かしながら、私の年寄りの意見を聞いて、前向きにひとつよろしくお願いします。以上で終わります。
 それでは、4番目ですが、いわゆる子ども議会、このドリームトークin議会で質問をしたいと思います。
 10月20日に待望の子ども議会が開催されました。開催に当たりまして、準備、御尽力されました執行部の皆さん、あるいは先生方にお礼を申し上げたいと思います。ありがとうございます。
 さて、今回のドリームトークin議会では、例年市長が市内の4中学校を訪問し、南国市の課題やまちづくりについて語り合うドリームトークを初めてこの議場で集まってドリームトークin議会として開催されたわけですが、約ですか、11名の生徒の方々が堂々と質問をしておりました。中には、漫才じゃないですけども、2人で登壇して、始めてみて掛け合いで質問をしているところにはなかなかほほ笑ましい姿も見受けられました。
 そこで、質問の内容について要望が少しあったかと思いますが、その生徒たちの要望に対して市はどのような取組をされていますか、進捗状況についてお聞きいたしたいと思います。
○議長(西本良平) 答弁を求めます。学校教育課長。
○学校教育課長(池本滋郎) ドリームトークの中で教育長が防災ヘルメットの購入ということで答弁いたしましたけども、令和8年度当初予算について中学校の生徒並びに教職員の防災ヘルメットについては予算要求をする予定にしております。以上です。
○議長(西本良平) 危機管理課長。
○危機管理課長(野村 学) 防災や交通安全関係として、鳶ヶ池中学校と北陵中学校から大きく2点の御質問、御提案をいただきました。
 1点目は、姉妹都市岩沼市との交流事業で学んだ成果からの御質問で、南海トラフ地震の発生を見据えて発災後のまちづくり、復興のイメージを持つことができるよう、住民に対し、防災を起点としたまちづくりの工夫やイメージを募集してはどうかという御提案でした。本市では、今年度から来年度にかけて事前復興基本計画を作成し、来年度から順次地域へ入っての事前復興まちづくり計画を作成することとしておりますので、鳶ヶ池中学校の生徒さんからの御提案を実現できるよう、事前復興まちづくり計画を進める際に住民の方々が積極的に参加できる工夫をしてまいりたいと考えております。
 2点目として、交通安全と防災の両面から街灯の設置の御要望を北陵中学校と鳶ヶ池中学校からいただきました。両学校とも学校で実施したアンケート結果に基づき、また交通安全でなく、防災の場面でも活用できるよう、ソーラー式の照明の設置を提案いただくなど、コストも意識した提案でありました。御提案につきましては、全ての危険箇所に対し一気に設置することは限られた予算の中では難しいところですが、少しでも御要望に応えられるよう、次年度の予算への計上を検討しております。以上です。
○議長(西本良平) 企画課長。
○企画課長(田所卓也) 鳶ヶ池中学校の生徒さんからの質問で、汽車、電車が通っていることを生かした観光客が来てくれるにぎやかなまちに対する答弁で、南国市の魅力発信や公共交通利用促進のいい御提案があれば、公共交通に関係する事業者等で構成される南国市地域公共交通会議の会議後の時間を借りて、関係する事業者に話を聞いてもらうことは可能とお答えしたところです。今月末に公共交通会議がございますので、今回の提案に対しての御意見を伺いたいと思っております。
○議長(西本良平) 土居恒夫議員。
○16番(土居恒夫) それぞれありがとうございます。子どもたちが質問をしたことに御丁寧に取り組んでいただいていることに敬意を表します。引き続きよろしくお願いします。
 さて、そこで気になったことがありまして、本市の中学2年生を対象にしましたアンケート調査が紹介されてました。その中で、何と9割の生徒さんが南国市が好きと回答していることでございました。それと対照的に紹介されていたのが、別の中学生の生徒会が実施した校内アンケートでした。その結果ですけど、将来は南国市を離れたいという生徒さんが69%で回答しておりました。
 このことから見ますと、単純に考えられますけども、子どもたちの多くが南国市が好きだけども、しかしながら7割の生徒さんが将来南国市を離れるということです。質問に登壇していました生徒は、働く場所がないとか、中学生に質問されなくてもそれぐらいのことは分かってきてると思いますけども、仕事、働く場所がない。ここにつきまして考えてみたいと思いますけども、いわゆる子どもたちに、もう一人はたしか働く場所、それから好きな英語を使える場所があれば働きたいということを言ってたと思います。
 そこで、私どもは行政視察であちこちの庁舎へ訪れるんですけども、中には庁舎の中にその地域の地場産のものをロビーに展示したり、そういうふうにして市民あるいはそのほかの方々に、いわゆるうちの市はこういうものがつくられてるということを紹介されてる努力をされてることに非常に関心を寄せられたところがあります。
 そこで、このようなことはうちなんかでは、本市ではロビーも狭いですからなかなか難しいとは思いますけども、このような製品がありますということでロビーに展示するなり、あるいは広報でも企業紹介をしながら、広報は一つの誘致のツールですんで、南国市にはこのような会社がありますと、今のはやりのシャモ番長を出して、シャモ番長訪問記みたいな会社を取り上げて広報へ紹介するようなこともできないかと思いますけども、南国愛にあふれた、いわゆる9割の生徒の7割を防ぐような、防ぐといいますか、戻ってこられるような環境づくりに本市もできないかと思うんですが、お考えをお聞きします。
○議長(西本良平) 商工観光課長。
○商工観光課長(山崎伸二) 庁舎ロビーなどへの製造品の展示や企業紹介につきましては、市役所本庁舎よりも子どもたちが訪れる機会が多いと思われるものづくりサポートセンターの2階に市内のものづくり企業の紹介や製造品の展示を行っているところでございまして、また南国市ホームページでは立地企業の紹介もしてきたところでございます。また、県全体になりますが、先月3日間開催されました「ものメッセKOCHI2025 第14回高知県ものづくり総合技術展」では、県内の製造業をはじめ、デジタル、通信、インテリアやアウトドアなど、幅広い分野から合計94事業者が出展されており、一般の方に加え、県内の小中高の児童生徒も数多く来場されておりました。この中には市内の小中高の児童生徒も含まれておりまして、市内事業者を含む様々な分野の事業者の出展ブースを訪問し、事業者からの説明に耳を傾け、熱心にメモなどを取っておられました。
 これらの取組を通じて、児童生徒には国内外で活動する様々な分野の企業が県内にあることを知っていただけるのではと思いますし、将来就職活動の際には県内企業も選択肢に入れていただくことにつながればと期待するところでございます。以上でございます。
○議長(西本良平) 土居恒夫議員。
○16番(土居恒夫) 本当に地道な努力が欠かせないと思いますので、ぜひとも引き続きよろしくお願いいたします。
 この項の終わりに、このドリームトークin議会につきまして、また市長でございますけど、市長と教育長に感想をお聞きしたいと思います。
○議長(西本良平) 市長。
○市長(平山耕三) 本年度開催しましたドリームトークin議会でございますが、昨年ドリームトークで各校を私がお邪魔した際に、ある学校から4校の交流を兼ねて合同で実施できないものかという申出もありまして、その思いを受けて子ども議会という提案も議会からされておりますので、そういったことをやってみることができればというようなドリームトークでの回答もさせていただいてきたところでもございました。
 それで、実際にこちらの議場でそういった4校合同のドリームトークin議会ができたということは、本当に成果として私自身もそれを見させていただいて、非常によかったなというように正直思いました。子どもたちがこの議場に座って質問をされるという、南国市議会というものを理解していただけたのではないかというようにも思っておりますし、そのことがこういった場で質問し、その回答を得るというような、そういった経験は本当にこれから学ぶっていう学びの場にもなったのではないかというようにも感じております。
 そういったことで、子どもたちにとっては本当にこちらへ来て、そういった経験をしたということはもう一生の思い出にもなったのではないかというように思いますので、子どもたちにとってすばらしい貴重な経験になったということは本当によかったなと、私自身もはっきり言いましてほほ笑ましく、うれしく思いました。以上です。
○議長(西本良平) 教育長。
○教育長(竹内信人) 今回、初めてドリームトークを議場で行うことができ、また皆様方からも好評をいただきまして、本当に感謝を申し上げます。
 事後のアンケートや子ども並びに教員などから出た意見を御紹介いたしますと、子どもたちからはおおむね満足しているという回答が多くありました。一方、昨年のドリームトークも経験した生徒からは、昨年は市長と時間を取ってゆっくり話ができたことや形式張らずに協議ができた点では、昨年のドリームトークのほうがよかったのではというような意見もありました。
 また、運営上からは開催日程の調整が困難であったことが挙げられております。この時期というのは、中間テストとか部活動の大会、また修学旅行などの行事があります。特に支障を来したのが、岩沼市との交流事業で、この事業は夏休み中からの事前学習とか、実際の交流事業または事後の報告会の準備等がこのドリームトークin議会の準備と全く重なっておりまして、生徒会役員にかなりの負担がかかったということ。また、本来子どもたちから要望のあった生徒会同士の交流に時間が取れなかったということが上がっておりました。
 また、質問内容につきましては、各校から出た質問が重なったということで、1校で代表して質問するという形になりまして、これまでのドリームトークなら各校でそれぞれが質問を行い、市長と話ができたのにという意見も上がっておりました。
 また、指導する教員からは、議場での緊張する場面を子どもたちが経験できたことは大変よかったということも上がっておりました。それからまた、質問が厳選され、子どもたちが自由に聞きたいことが言えなかったのではというようなことも出ておりました。また、学校全体のものにするために、全校生徒からの意見集約や、またドリームトーク事後の返しなどの時間的な余裕がなかったというような反省が出ております。
 また、教育委員からは、子どもたちが議会を経験したことは大変何物にも代え難いよい経験であったということと、またドリームトークという本来の趣旨を考えれば、狙いに達していたのかという意見も出されておりました。
 これらを踏まえまして、現在生徒会執行部の改選があってまして、来年度の計画を早急に立てる時期でもあることから、来年度は一旦、本来のドリームトークとして各校で実施をし、議場での開催につきましては、現在学校行事全体のスクラップ・アンド・ビルドを検討中でもありますので、改めて検討するということにいたしております。
○議長(西本良平) 土居恒夫議員。
○16番(土居恒夫) 市長をはじめ教育長、ありがとうございました。
 大変御負担になるとは思うんですけども、せっかくの緒に就いた議会ですんで、いろんな戸惑いがあると思います。だけど、ここで市長もおっしゃってましたように、学びの場であるということをひとつ糧にして、今後ぜひまた続けていただきたいことを思います。議長をはじめ質問者には、うちの家へカブトムシを捕りに来た子とか、そんな子が座ってまして、非常に懐かしく、立派になったなと思いました。以上でこのドリームトークin議会から見えてきたものについて質問させていただきました。
 最後になりますが、地元の課題としまして、先月30日に緑ケ丘の錦城公園あるいは1丁目、2丁目、3丁目で行われました防災訓練、TKB体験会についてお聞きしたいと思います。
 この訓練は、内閣府の官民連携による避難所運営の質の向上の強化事業の一環としまして、緑ケ丘防災会が実施しました。表題のTKB、いわゆるトイレ・キッチン・ベッドは錦城公園に展示されており、楽しい雰囲気が伝わってきました。そして、2丁目集会所での訓練では、アプリを活用しまして住民の安否確認、そして助け合いの流れを体験すること、そうしまして要配慮者の支援の流れを体験することということでした。シナジーあんしん生活を活用しました在宅避難訓練を通じて、安否情報確認など、被災時の防災会の負担軽減効果の検証も目的ということでした。
 そこで、この防災訓練から見えてきたものにつきましてお聞きしたいと思います。
○議長(西本良平) 福祉事務所長。
○福祉事務所長(天羽庸泰) 当日、実際に見学者、職員からの訓練の様子とか感想に基づいて答弁をします。
 訓練で見えたものとして、この訓練は内閣府の補助事業を活用した事業でして、申請には市町村との連携が必要であったことや要配慮者、避難行動要支援者の参加を呼びかけたいという地元の方の思いから関わらせていただいたところです。それで、訓練の現場も見せていただきました。貴重な機会をいただいたと感謝します。
 防災において、自助、共助、公助の全ての備えが十分になされることが必要となりますが、とりわけ要配慮者などにおいては重要度が高くなります。福祉事務所では、近年単に個別避難計画の登録や管理をするだけではなく、要配慮者等の生存率を高めるため、計画の質を高めるための改善や呼びかけを開始したところです。特に、共助の準備の要は自主防災組織等が実施する訓練などに参加することであると考えており、訓練参加の呼びかけを強めてまいりましたが、実際に訓練の様子を見る機会がなく、業務の参考とするため、現場を見たいと考えていたところでした。
 得られた経験は多岐にわたりますので、端的に語り難いのですが、1点に絞ってお答えさせていただきます。
 大規模災害が発災した際、膨大な情報のやり取りが短時間に効率よく行われる必要があることは、行政機関同士の情報連携において既に重要課題として認識しておりましたが、公助の現場においても短時間で大量の情報処理を行う必要があることを訓練を通じて認識しました。今回の訓練では、混乱した状況で短時間に効率よく安否確認を行うために、アプリを活用する実験をされておりました。訓練を通じて、アプリそのものの仕様変更のヒントや運用法に係る貴重な意見などがやり取りされていました。災害時の要配慮者支援におきましては、安否情報の迅速な収集が必要であり、今回の訓練見学で多くの課題の気づきをいたしました。今後の業務に生かしてまいります。
 今回、見学させていただきました緑ケ丘の防災訓練の関係者の皆様、またほかにも平時から同様の訓練を実施いただいている各自主防災組織等の皆様に敬意と感謝を申し上げます。
○議長(西本良平) 土居恒夫議員。
○16番(土居恒夫) ありがとうございました。
 非常に中身の意見が濃い感想を述べられておりましていいんですが、この中にもありますように、このようなところを幾つも増やしながら、とにかく訓練が大事だということに尽きると思います。このようなことをやるような地区を大いに広げて、南国市全体に広がって、皆が共有するようなことに努めて、私どもも努力しますが、執行部の方々もよろしくお願いしたいと思います。
 以上で私の質問を終わります。どうもありがとうございました。
          ―――――――――――*―――――――――――
○議長(西本良平) お諮りいたします。本日の会議はこの程度にとどめ、延会したいと思います。これに御異議ありませんか。
      〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(西本良平) 御異議なしと認めます。よって、さよう決しました。
 明11日の議事日程は、一般質問であります。開議時刻は午前10時、本日はこれにて延会いたします。
 お疲れさまでございました。
      午後2時38分 延会

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