議会議事録
一般質問2日目(丁野美香)
質問者:丁野美香
答弁者:市長、関係課長
○議長(西本良平) 9番丁野美香議員。
〔9番 丁野美香議員発言席〕
○9番(丁野美香) 議席9番、なんこく市政会の丁野美香です。
通告に従いまして順に質問させていただきますので、どうぞよろしくお願いいたします。
南国市でも高齢化が進み、買物や通院、役所での手続、そして地域の集まりなど、日々の外出が欠かせない一方で、移動手段がなくて困っているという声を特に高齢の方から多く伺うようになりました。移動できないことが生活の質そのものを下げてしまう、これは決して見逃せない問題ではないでしょうか。特に、免許返納後に買物に行けなくなった、バス停までが遠く、運行本数も少ない、通院の送り迎えが家族に大きな負担となっている、デマンド交通が予約しづらい、使い方が分かりにくいという声が多くありました。市として、移動に困っている方たちをしっかりと支える体制を強化することは、早急に取り組むことではないでしょうか。
そこで、お伺いします。
まず、移動に困っている方がどれくらいいるのか、分からないままでは本当に必要な支援も届けにくいのではないでしょうか。そこで、本市における高齢者の移動困難者の人数や地域別の状況、移動手段の不足実態をどのように把握されているのか、また現状の調査方法についての課題などは考えたりしているのか、改善できる点があればお聞かせください。
○議長(西本良平) 企画課長。
○企画課長(田所卓也) 地域別の高齢者数や交通空白地域別の人口につきましては、令和5年3月策定の南国市地域公共交通計画策定時に調査しておりますが、高齢者の移動困難者の人数や移動手段の不足実態については把握できておりません。高齢者の移動困難者の人数や移動手段の不足実態の把握方法につきましては、研究したいと考えております。まずは、高齢者に限らず、移動困難者が発生しないよう、昨年10月より実証でありますが、南国市デマンド交通を運行しているところであります。
○議長(西本良平) 丁野美香議員。
○9番(丁野美香) ありがとうございます。
その昨年10月より実証しているデマンド交通についてなのですが、現在デマンド交通の利用を考えている方からは予約が難しい、使い方が分かりにくい、行ける場所が限られているといった不安の声が多く寄せられています。そこで、予約方法の見直しとして、今後電話以外にもスマホやLINEでの予約の導入など、より使いやすい仕組みを検討されたりしないのでしょうか、教えてください。
○議長(西本良平) 企画課長。
○企画課長(田所卓也) デマンド交通の予約につきましては、電話のほかにも本市ホームページ、また市の公式LINEからも予約フォームに入り、予約できるようになっておりますが、実際の予約方法はほとんどの方が電話で予約していると伺っております。
○議長(西本良平) 丁野美香議員。
○9番(丁野美香) デマンド交通の利用者のほとんどの方が電話での予約だということは、高齢者の方が多いからなのかもしれません。ですが、現在のデマンド交通の予約は前日までとなっております。そうなると、病院の急な予約変更や体調不良など、当日どうしても移動が必要になる高齢者の方もいらっしゃるかと思いますが、そうした急な移動支援に対応できるように、当日の朝でも予約が可能となるだけでとても便利でありがたいと思うのですが、そのような改善はできるのでしょうか、お答えください。
○議長(西本良平) 企画課長。
○企画課長(田所卓也) デマンド交通の予約方法につきましては、運行事業者と協議を重ね、当日予約とした場合、予約が多くなったときにルート設計が間に合わなくなることを考慮して、前日予約という形で御協力をいただいております。
○議長(西本良平) 丁野美香議員。
○9番(丁野美香) では、利用エリアの拡大や運行台数の増加など、デマンド交通の改善について今後どのような計画をお持ちでしょうか。今後、免許返納者が増えることは確実だと思いますので、より利用しやすい体制の整備が求められるのではないでしょうか、お答えください。
○議長(西本良平) 企画課長。
○企画課長(田所卓也) デマンド交通の利用エリアにつきましては、本年4月より市内中心部を除く平野部全域まで拡大いたしました。運行台数の増加につきましては、現在はいただいた予約に対しては配車対応はできております。対応ができなくなる場合はあまり想定しておりませんが、そのような状況が生じた場合は事業者と協議を行いたいと考えております。
○議長(西本良平) 丁野美香議員。
○9番(丁野美香) 利用エリアも少し拡大しているということですが、免許返納後に移動不安から返納をためらう高齢者も多い現状にあります。交通機関の使い方が分からない方や市としての説明が不足していて不便だと感じている方に向けて、免許返納後の移動支援説明会を開催することはできないでしょうか。返納をためらっている方が少しでも安心して返納できる環境づくりということが必要だと考えますが、いかがでしょうか、お答えください。
○議長(西本良平) 企画課長。
○企画課長(田所卓也) これまでにも地域に出向き、デマンド交通の説明会を行っており、地域から要望があれば御説明に伺いたいと考えております。
なお、デマンド交通の周知につきまして、まだ相談はできておりませんが、警察署とも連携し、免許返納手続のときにデマンド交通の使い方などを記載したチラシを配布するなど、デマンド交通の周知に努めてまいりたいと考えております。
○議長(西本良平) 丁野美香議員。
○9番(丁野美香) 高齢者の方にとっては免許を返納する決断をするに当たって、生活の中での交通手段は本当に重要なことです。地域に出向いての説明会などは本当にありがたいことではないでしょうか。そして、警察署とも連携して返納時に交通手段の案内を提供する仕組みなど、ぜひ今後進めていってほしいですので、よろしくお願いいたします。
そこで次に、若者が高齢者を支えるマッチングアプリの導入についてなのですが、可能性としてはいかがでしょうか。地域の若い方が高齢者の移動をサポートする仕組みができれば、世代間交流にもつながり、地域全体の温かい支え合いが広がるのではないでしょうか、お答えください。
○議長(西本良平) 企画課長。
○企画課長(田所卓也) タクシーも含めた公共交通が不足している地域であれば、既存事業者の営業を圧迫しない範囲で、若者を中心とするNPO法人等が主体となって公共ライドシェアという形で運行していくことも考えられるかもしれませんが、利用するアプリや運賃、安全性など、クリアすべき課題が多く、実現は難しいと考えております。
○議長(西本良平) 丁野美香議員。
○9番(丁野美香) なかなか課題も多いことだと思いますが、若い世代の方の中には高齢者の助けになりたいと思っている方もいらっしゃるのではないでしょうか。少しずつでも実現に向けて進めていっていただければと思います。よろしくお願いいたします。
市民が行きたいところに行けるということは、医療、買物、社会参加、全てに直結し、生活の質を守る上で欠かせません。特に、高齢者の方が使いやすい仕組みになっていることが大切だと思います。市として、移動に困る方をこれ以上増やさないために、今後どのような方向性で移動支援策を進めていかれるのかお聞かせください。
○議長(西本良平) 企画課長。
○企画課長(田所卓也) 本市では、昨年10月より市南部地域のデマンド交通と併せて、後免方面と高知龍馬空港を結ぶ乗合タクシーの実証運行を開始いたしました。現在は利用者からの御意見等を踏まえ、運行内容をそれぞれ拡充して運行しております。
このデマンド交通の実証運行につきましては、これまでの定路線型の路線バスではカバーし切れなかった交通空白地対策として実施しているもので、市民の皆様方が生活をしていく上で必要不可欠である大型量販店や病院などを目的地に御自宅からドア・ツー・ドアでお運びするもので、御高齢の方にとりましても体に負担のかからない移動手段であると考えております。ただ、運行時間が限定的でありますので、全ての御要望にお応えできておりませんが、NACOバスなどの路線バスを補完して運行することで、現時点では効果的な移動手段の一つであると考えており、引き続きデマンド交通の周知により一層努めてまいりたいと考えております。
○議長(西本良平) 丁野美香議員。
○9番(丁野美香) ドア・ツー・ドアでという、高齢者の方にとってはうれしい移動手段もあるようですが、運行時間が決まっていたり、先ほども言いましたが、前日予約であったりとこれから改善していただきたい点もあるかと思いますが、引き続きデマンド交通の周知のほうをよろしくお願いいたします。
次に、コミュニティバスの路線バスを補完して運行していくということですが、そのコミュニティバス、NACOバスの医療機関やスーパーなどに近い場所に停留所を設置するという、生活に密着した場所へのピンポイント停留所の増設についてお聞きします。
高齢者の方からは、病院とスーパーに行くだけでも大変という切実な声が多く聞こえます。今後、停留所の増設や位置調整など、本当に必要な場所に止まってもらえると日常生活の負担が大いに軽くなると思いますが、御検討いただけないでしょうか、お答えください。
○議長(西本良平) 企画課長。
○企画課長(田所卓也) コミュニティバスにつきましては、4路線全てが定時定路線型で運行しておりますが、これらは道路運送法に基づき運行しており、路線変更やバス停留所の設置等につきましては四国運輸局長が示す審査基準をクリアする必要がございます。これらにつきましては、公安委員会や道路管理者であります県中央土木事務所が車両の大きさ、道路の幅員、停留所の位置等を現地確認いたしまして、安全な運行ができるかどうかの確認をすることになっておりますので、具体的な設置場所をお示しいただければ関係機関で構成される南国市地域公共交通会議において検討したいと思います。ただ、昨年10月より実証運行を行っておりますデマンド交通が大型量販店や医療機関を目的地としておりますので、そちらを御利用いただきたいと考えております。
○議長(西本良平) 丁野美香議員。
○9番(丁野美香) 高齢者からスーパーや病院に行きたいが、その日の病院の時間やスーパーだとシルバーデーのようなお得な日などに合わせて動ければ助かるというお声もいただきます。
そこで、週の中で曜日ごとに巡回ルートを変える曜日替わり巡回バスの導入を検討できないでしょうか。月曜日は北側、火曜日は南側といった形で日替わりにエリアを回ることで、買物、通院、公共施設への移動目的に合わせた柔軟なサービスができ、高齢者の移動不安が大きく解消されるのではないでしょうか、お答えください。
○議長(西本良平) 企画課長。
○企画課長(田所卓也) 他市町村では限られた交通リソースの中で曜日ごとに運行路線を変え、広範囲に分散する集落の地域住民の移動手段を確保する方法を取られているところもございます。
本市におきましては、4台のNACOバスが4路線を運行しておりますが、先ほどもお答えしましたように、NACOバスが回り切れないエリアを補完する形でデマンド交通の実証運行を行っていますので、そちらを御利用いただければと考えております。
○議長(西本良平) 丁野美香議員。
○9番(丁野美香) 前回の私の一般質問のときにも取り上げて質問をさせていただいたのですが、高齢者の方からは決まった曜日に決まった目的地へ行ける手段が欲しい、しかし現状では行きたい時間にバスが来ない、通院や買物の予定が合わないという切実な声をいただいております。南国市全域を見渡したルートであることは理解しておりますが、一度地域ごとの代表者の方にも集まっていただき、地域の実情に合ったルートを一緒に考えていく場を市として設けてみてはいかがでしょうか。現場の声を丁寧に拾うことも大事ではないでしょうか、お答えください。
○議長(西本良平) 企画課長。
○企画課長(田所卓也) バス路線の見直しをする場合は、交通事業者や関係機関、また利用者や住民団体等から構成される南国市地域公共交通会議で合意形成を図った上で、道路管理者や公安委員会からの意見聴取を含め、国に申請することとなっております。今後、都市計画道路などのインフラ整備の状況により、見直しは必要と考えておりますが、頻繁に路線を変更することは利用者の混乱を招きますので、慎重に対応したいと考えております。南国市地域公共交通会議には南国市地域活性化のための自治活動団体連合会や南国市老人クラブ連合会も構成員として参加しておりますので、御意見を伺いたいと思います。
○議長(西本良平) 丁野美香議員。
○9番(丁野美香) 南国市地域公共交通会議での参加者の意見をきちんと取り組んでいっていただきたいと思います。そして、最終的にはコミュニティバス、デマンド交通、その他の移動支援をどのように組み合わせ、市民、とりわけ高齢者の生活を支えていくのかという視点が一番求められていると思います。
市として、デマンド交通のエリア拡大や予約の柔軟化が可能であるなら、南国市の高齢者の移動不安は大きく解消されるのではないでしょうか。若者の交通手段としてのNACOバスの利用もあるかとは思いますが、それよりも時間帯や目的地を一番利用を必要としている高齢者にもっと焦点を合わせてみてはどうでしょうか。そして、何度も質問をさせていただいているのですが、これは私からの切実なお願いなんですが、NACOバスの停留所を市役所庁舎前につくっていただきたいと思います。
そこで、最後に市長にお聞きします。
南国市の高齢者の交通手段の確保について、今後どのような方向性で進めていかれるお考えでしょうか。市民の皆さんの安心した暮らしのためにも、ぜひお聞かせいただければと思います。
○議長(西本良平) 市長。
○市長(平山耕三) 今後につきましても、高齢化率は上昇して世帯構成も変化していき、独居の方も増加してくるということになると思います。同時に、これまででは思いつかなかった新たな交通手段、例えば自動運転とか等もありますが、そういったサービスもこれから広がってくるのかもしれません。現在は、NACOバスとデマンド交通を組み合わせることで、高齢者の皆さんを含む交通弱者と言われる方の移動手段の確保に努めておるところです。
今後につきましても、これにつきましては利便性の向上ということを考えた上で、どのようにしていけばいいのかっていうのを継続的に考えていきたいというように思います。
なお、何度も御要望いただいておるところでございますが、NACOバスの市役所前の停留所ということにつきましては、敷地のスペースの問題もありますし、それによる交通の安全性の確保ということもありますので、心苦しいですが、難しいと言わざるを得ないというところでございます。そういうことで答弁に換えさせていただきます。
○議長(西本良平) 丁野美香議員。
○9番(丁野美香) 御答弁ありがとうございました。
何度も何度も市役所庁舎前のバスの停留所のほうをお願いしてるんですけれども、これは本当に私の切実なる思いですので、改善できる点があればちょっとでも進めていっていただければと思います。
交通機関での移動は、本当に日々の生活の中でも基本的なことであり、特に高齢者の方にとっては外出できるかどうかが健康や孤立防止にも直結します。これからも高齢者の方が安心して外に出られるまちづくりのために、コミュニティバスやデマンド交通が使いやすく、頼れる存在になるように市として改善を進めていっていただきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。
次に、災害時のごみ仮置場の適正な選定についてお伺いします。
災害廃棄物の仮置場については、2023年9月議会でもお伺いしたところ、国の指針や地区の状況を踏まえながら今後の土地利用に応じて見直していくという御説明をいただいておりました。
そこで、改めてお聞きしたいのですが、あれから現在までの間に仮置場の見直しや検討はどのように進んでいるのでしょうか。もし、進展があれば教えていただきたいですが、いかがでしょうか。
○議長(西本良平) 環境課長。
○環境課長(横山聖二) 南国市災害廃棄物処理計画にあります仮置場候補地につきましては、見直しをするべく準備をしていましたが、昨年度及び今年度に高知県環境対策課が実施しました災害廃棄物対応実働訓練で仮置場の廃棄物のレイアウトや動線のつくり方を学びましたので、そちらも選定基準に含めて仮置場の選定を行っていきます。
○議長(西本良平) 丁野美香議員。
○9番(丁野美香) 次に、こちらも2023年9月議会でお願いしておりました点についてお伺いします。
当時、住民の皆さんが災害時に落ち着いて協力できるよう、大阪府豊中市で発行している災害時のごみの分け方・出し方ガイドブックを参考に、南国市でも同じようなガイドブックを作っていただきたいと提案させていただきました。その際には、香美市、香南市と連携している災害廃棄物処理広域ブロック協議会で検討していきたいという御答弁をいただいております。
そこで、改めてお伺いします。
その後、このガイドブックの作成についてどのように検討が進んでいるのかお答えください。
○議長(西本良平) 環境課長。
○環境課長(横山聖二) 中央東部地区環境行政連絡協議会において災害時ごみのガイドブックについて協議をし、香南市が令和6年9月に、香美市が令和7年11月に災害時ごみ処理ハンドブックを発行しています。当市におきましてもこのハンドブックを作成し、来月全戸配布をする予定となっています。
○議長(西本良平) 丁野美香議員。
○9番(丁野美香) ありがとうございます。来月には全戸へガイドブックを配布していただけるということで、ありがとうございます。
災害時は慌ててしまい、正しい分け方や出し方が分からず、地域に混乱が生まれがちです。今回のガイドブックが市民の皆さんの不安を少しでも減らし、安全でスムーズに片づけができることにつながるといいのではないでしょうか。よろしくお願いいたします。
次に、仮置場の選定については前回の質問でも申し上げましたが、緑ケ丘地区は緑ケ丘3丁目の神母公園が候補地となっております。この公園は、住宅がすぐ近くにある場所ですので、地域の皆さんからは生活環境への影響は大丈夫なのか、粉じんや悪臭、騒音の心配はないのか、火災のリスクや車両の通行の安全はどうなるのかという不安の声が寄せられています。ほかの地域の候補地では敷地面積も広く、周囲に建物が少なく、道幅も十分に確保されている場所が多いようですが、そのような中で緑ケ丘地区は住宅もあり、災害時にはごみもたくさん出ることが想定されると思うのですが、そもそもなぜ神母公園を災害時のごみ仮置場候補地とされたのか、その際の選定基準はどのようなものだったのか、改めて教えてください。
○議長(西本良平) 環境課長。
○環境課長(横山聖二) 仮置場候補地の選定基準は、それぞれ必要面積や選定条件があり、必要面積の算定方法や選定条件の留意事項など、詳しい内容につきましては南国市災害廃棄物処理計画にありますが、さらに廃棄物のレイアウトや車両の動線を選定基準に加えます。
○議長(西本良平) 丁野美香議員。
○9番(丁野美香) 先ほど申し上げましたように、神母公園が仮置場の候補地となっていることについては地域の皆さんから様々な不安の声をいただいております。そこで、市としてはこの神母公園を候補地とするに当たり、現在の状況を踏まえてどのような課題点があるとお考えでしょうか、教えていただけますでしょうか。
○議長(西本良平) 環境課長。
○環境課長(横山聖二) 神母公園は住宅密集地に隣接していますので、大型車両の騒音や安全対策の問題を課題点の一つとして考えております。
○議長(西本良平) 丁野美香議員。
○9番(丁野美香) 住宅が密集している地域に隣接する公園を候補地としていることから、災害時は大型ダンプや重機の出入りが増えることが想定されます。
そこで、お伺いします。
このような状況を踏まえ、住民の皆さんの安全を守るための対策についてはどのように検討されているのでしょうか、お答えください。
○議長(西本良平) 環境課長。
○環境課長(横山聖二) 住宅密集地における安全対策については、課題点の一つとしてこれから検討していきます。
○議長(西本良平) 丁野美香議員。
○9番(丁野美香) 災害時のごみ仮置場については、神母公園に限らず、ほかの候補地も含めて市民の皆さんや地域の住民の方々にこれまでに何か事前の説明や情報提供は行われているのでしょうか、お答えください。
○議長(西本良平) 環境課長。
○環境課長(横山聖二) 今の段階では事前説明はしておりません。
○議長(西本良平) 丁野美香議員。
○9番(丁野美香) 災害が起きてから慌ただしく場所を知らされるのでは、住民の皆さんはどうしても不安を感じてしまいます。平常時からなぜこの場所が候補なのか、どのような安全対策を考えているのかといったことを丁寧に説明し、地域の皆さんに理解していただくことがとても大切ではないかと思います。
そこで、お伺いします。
平常時からこうした情報を丁寧にお伝えし、住民の皆さんの理解を得ていくことについて、市としてはどのようにお考えでしょうか、お答えください。
○議長(西本良平) 環境課長。
○環境課長(横山聖二) 仮置場の見直しを行い、候補地として選定した段階で市民の方々から御意見をいただき、候補地を決定したいと思います。
○議長(西本良平) 丁野美香議員。
○9番(丁野美香) 候補地として選定した段階で市民の御意見をいただくということですが、ただ災害廃棄物の仮置場は地域にお住まいの皆さんの暮らしにとても近い問題です。できるだけ早い段階から安心につながる情報をお伝えいただければ、住民の方も不安が少しでも和らぐのではないでしょうか。候補地を検討する上での安全基準についても、住民の方々が理解しやすい形で示していただけると安心できると思います。市民の皆さんのお声をどのような形で伺っていかれるのか、何か考えている方法はあるのでしょうか。そして、見直し作業の今後の流れや大体のスケジュールなどを考えていただければ、住民の皆さんの心に準備ができて安心できると思いますが、どうでしょうか、お答えください。
○議長(西本良平) 環境課長。
○環境課長(横山聖二) 説明会の開催や意見公募などの方法が考えられますが、今の段階での方向性は決まっておりません。また、スケジュールにつきましてはこれから考えていきたいと思います。
○議長(西本良平) 丁野美香議員。
○9番(丁野美香) 説明会の開催や見直し作業のスケジュールなど、まだ今の段階では決まってないというお答えですが、災害時のごみの仮置場はなぜこの場所なのか、周辺への影響はどうなのかなど、市民の皆さんの不安を少しでも軽減できるように、そして市民の皆さんが納得できる場所に災害時のごみ仮置場を設置していただけますように、それには行政から丁寧に説明していただき、災害時に現場で混乱が起きないように、平常時からコミュニケーションの場を今後ぜひ設けていただきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。
では次に、なんこくファミリーサポートセンターへの支援についてお伺いします。
地域における子育て支援体制の充実には、行政だけでなく、地域住民が支え合う仕組みが欠かせません。その中でも、地域ファミリーサポートセンターは子育て家庭の多様なニーズに応える重要な役割を担っています。しかし、現場では会員の確保、担い手の高齢化、活動の周知不足などの課題が見られ、行政との連携が十分とは言えない状況もあります。
そこで、行政としてどのように連携支援を強化していくのかお伺いします。
現在、なんこくファミリーサポートセンターの登録会員数や利用件数についてどのように把握しているのか伺います。子育て家庭にとっては大きな支えとなる事業ですので、まずは利用状況を教えてください。
○議長(西本良平) 子育て支援課長。
○子育て支援課長(高野正和) 令和7年3月末で、依頼会員170名、提供会員38名、両方会員20名、合計228名です。活動状況といたしましては、令和6年度利用件数は1,334回です。
○議長(西本良平) 丁野美香議員。
○9番(丁野美香) ありがとうございます。
実際の子育ての現場では、頼りたいけど預け先がないという声をよく耳にします。利用したくても十分に利用できない状況があるのであれば、しっかりと把握して、改善していかなければならないのではないでしょうか。利用が伸び悩んでいる要因や、特に預かる側である提供会員の確保についてどのような課題があると考えていますか、お伺いします。
○議長(西本良平) 子育て支援課長。
○子育て支援課長(高野正和) 議員おっしゃるように、提供会員の確保が課題でございます。会員不足の一つの要因としましては、長期の研修です。広報等を通じて興味を示していただける方は一定数ございますが、3日間会場での研修を受けていただく必要があり、研修期間をお伝えすると申請とならない場合がございます。この研修をオンライン研修とすることも検討いたしましたが、お子様を預かることとなりますので、対面での研修を必須としているところでございます。
○議長(西本良平) 丁野美香議員。
○9番(丁野美香) 提供会員の確保の課題はいろいろあると思いますが、行政としてファミリーサポートセンターの運営団体に対し、どのような支援を行っているのでしょうか。安全面の指導や人材育成など、利用者が安心してお願いできる体制づくりはとても重要です。特に、初めて子育てをする方にとって、安心して頼れる環境かどうかは切実な問題であるため、現在の支援状況をお伺いします。
○議長(西本良平) 子育て支援課長。
○子育て支援課長(高野正和) ファミリーサポートセンター事業につきましては、運営団体と委託契約を結び、運営経費の全額をお支払いしています。委託先の実施する研修会、講習会につきまして会場をお貸ししております。月に1回、実績報告が提出されており、随時電話での連絡を取り合っております。
○議長(西本良平) 丁野美香議員。
○9番(丁野美香) ありがとうございます。
子育て家庭は日々忙しく、細やかな情報を取りこぼしがちです。必要な支援に気づける仕組みをより積極的に整えていただくことで、地域で子育てを支える流れがもっと広がっていくのではないでしょうか。そこで、市広報やSNS、イベントなどにシャモ番長を活用したり、母子手帳アプリなどを活用してファミリーサポートセンターの利用促進へと図れないでしょうか、お答えください。
○議長(西本良平) 子育て支援課長。
○子育て支援課長(高野正和) 年数回、会員募集、講習会などを広報に掲載し、市及びファミリーサポートセンターのホームページへの掲載を行っています。また、登録者向けに各種イベント、パネルシアターやワークショップ、紙芝居を行っており、これにシャモ番長を登場させ、その様子を広報することが考えられます。
令和7年4月から導入している電子母子手帳子育てアプリぐんぐんの登録数は、11月末現在324件となっています。子育てアプリぐんぐんは、市の子育てに関する情報を迅速に入手できる有用なツールであることから、当該アプリへファミリーサポートセンターの情報を掲載することは効果的な周知方法であると考えます。今後、情報発信に活用してまいります。
○議長(西本良平) 丁野美香議員。
○9番(丁野美香) 行政の様々な窓口がうまく連動することで、必要なときに必要な支援が届きやすくなると考えます。そこで、電子母子手帳子育てアプリぐんぐんでの情報発信はとても重要になってくるのではないでしょうか。特に、初めて子育てをされる方や周囲に頼れる人が少ない家庭にとっては、ファミリーサポートセンターの利用はとても大切な支援になります。保健センターや子育て世代包括支援センター、学校などともっと連携し、支援が必要な家庭を早い段階でつなぎ、サポートにつなげていく仕組みづくりはできないでしょうか、お答えください。
○議長(西本良平) 子育て支援課長。
○子育て支援課長(高野正和) 子育てアプリや学校でのお知らせ文書配布などで利用会員を増やすことは可能ですが、提供会員を増やすことが課題となっておりまして、提供会員が増えた際にはそういった仕組みも検討していきたいと思います。
○議長(西本良平) 丁野美香議員。
○9番(丁野美香) 提供会員を増やすことは本当に大変だと思います。そこで、ボランティアポイント制度の活用や市独自の研修、表彰制度などを設けることで、子育てをみんなで支える地域づくりを進めていけるのではないかと思います。支援する側の方の励みや誇りにもつながり、提供会員の確保にもいい影響が出ると感じますが、いかがでしょうか。
○議長(西本良平) 子育て支援課長。
○子育て支援課長(高野正和) ボランティアポイント制度につきましては、導入自治体も増えているところでございます。南国市で導入するとなった場合は、提供会員への付与も含め、検討をいたします。ボランティアポイント制度導入につきましては、課長会で市の共通課題といたします。表彰制度につきましては、提供会員の登録年数によって、例えば10年であるとか、表彰を行うことが考えられますので、検討をしていきます。
○議長(西本良平) 丁野美香議員。
○9番(丁野美香) 提供会員の確保にボランティアポイント制度も活用していくことを検討していただけるということで、ありがとうございます。進めていただければと思います。
また、会員登録やマッチングをオンラインでできる仕組みを導入できないでしょうか。仕事や家事、育児で時間が取れない保護者の方にとって、スマホで手続ができることは大変助けになります。他の自治体では公式LINEを活用した取組も進んでおり、愛知県刈谷市ではLINE公式アカウントでファミリーサポートセンター情報を配信したり、熊本県熊本市では行政と社会福祉協議会が合同で運営をしたり、奈良県奈良市ではファミリーサポートセンターと保育所、こども園の情報共有会議を定期的に開催したりしているそうです。南国市でもそういったいろいろと工夫をされた取組を検討していただければと思いますが、いかがでしょうか。
○議長(西本良平) 子育て支援課長。
○子育て支援課長(高野正和) 利用の流れといたしまして、依頼会員とファミリーサポートセンターとの面接、その後依頼会員と提供会員とのお子様を連れての面接がございます。お子様を預かることから、直接の面接が必須と考えます。このため、オンラインマッチングではビデオ通話のようなものでも不十分と考えております。LINEでの情報発信や最初の申請のところを電子申請にするというようなことにつきましては、委託先と協議し、検討をしてまいります。
○議長(西本良平) 丁野美香議員。
○9番(丁野美香) ありがとうございます。ぜひLINEでの情報発信や電子申請につきましては進めていっていただきたいと思っております。協議していただきたいと思っております。
提供会員には高齢者の方も多くいらっしゃいます。子どもとの触れ合いがお年寄りの生きがいにつながっているとよく聞きます。世代を超えた関わりが自然に生まれることは、子どもにも大人にもいい影響があります。地域全体で子育てを支えながら、高齢者の地域参加や生きがいづくりにもつながるような仕組みをより進めることはできないでしょうか、お答えください。
○議長(西本良平) 子育て支援課長。
○子育て支援課長(高野正和) 子どもの笑顔と触れ合う活動は、高齢者にとってやりがいや生きがいの提供につながり、世代間交流を通じて子育て世代と高齢者世代に顔と名前の分かる関係が構築されるといった効果が生まれると考えます。今後、長寿支援課、福祉事務所、企画課と協議を行っていきます。
○議長(西本良平) 丁野美香議員。
○9番(丁野美香) ありがとうございます。ぜひよろしくお願いいたします。
また、送迎をお願いした際にチャイルドシートの装着など、提供会員の方に負担が生じる場合があります。特に、雨の日や荷物が多い日、子どもが泣いて大変なときなどは、保護者としても申し訳なく感じることがあります。そうした際に実費として補助できる制度があれば、安心してお願いできる御家庭も増えると思います。ちょっと助かる小さな支援が子育て家庭にとっては大きな支えになると考えますが、市としてどのようにお考えでしょうか、お答えください。
○議長(西本良平) 子育て支援課長。
○子育て支援課長(高野正和) 国の子育て援助活動支援事業実施要綱に基づき、市でなんこくファミリーサポートセンター事業実施要綱を定めております。この中で提供会員への報酬を定め、報酬以外の費用は実費と定めているところでございます。御提案は金額の算定が困難で、実費としての算定はできないと考えております。
なお、報酬金額は平日の午前7時から午後7時までが600円、それ以外の時間が700円、土日及び12月29日から1月3日までは時間にかかわらず700円です。この報酬は、提供会員にとってはボランティアに近いものではないかと考えますが、この全体への報酬金額を見直すことは可能でございますので、委託先を通じて提供会員の意見を聞き、報酬を上げる検討をしてまいります。
○議長(西本良平) 丁野美香議員。
○9番(丁野美香) ありがとうございます。どうぞよろしくお願いいたします。
現在、なんこくファミリーサポートセンターは平日の火曜日から土曜日の午前9時から午後5時までの利用時間となっています。自宅で預かっていただく場合などには、時間も少し調整する余裕があるので助かる御家庭も多いと思いますが、サポートセンターでのお預かりになると、例えば午前9時より前のお預かりや夕方のお迎え時間が少し伸びるだけで、あと少しの時間をどうしようと悩んでいる保護者の方々もいらっしゃると思います。
そこで、時間帯の改善もそうなのですが、場所もサポートセンターだけでなく、もう少し気軽にどうぞと言える場所を一つつくってみてはいかがでしょうか。南国市には空き家などもあり、柔軟に活用できる場所の可能性もあると思います。子育て家庭の実情に寄り添った時間設定について検討できないかお伺いいたします。
○議長(西本良平) 子育て支援課長。
○子育て支援課長(高野正和) 援助活動の時間は午前7時から午後10時までの間で、子どもへの援助活動、子どもを預かる場所は提供会員の家庭において行うことを原則としております。
御質問は、西部児童館2階のファミリーサポートセンターでのお預かりの時間と思われます。11月18日より西部児童館にて月曜の午後、火曜から土曜までの10時から17時の利用を可能としております。空き家を活用するとなれば、職員の配置が必要ではないかと考えますので、現在のところ空き家の活用は考えていません。また、10分、15分程度であれば提供会員との間でお話がつけば、お車であるとか児童館前の公園でお待ちいただけるとかというようなことも可能であると考えております。
○議長(西本良平) 丁野美香議員。
○9番(丁野美香) あと少しの時間をそうやって調節していただけると本当に助かる保護者の方もいらっしゃると思いますので、どうぞよろしくお願いいたします。
次に、また南国市から高知市や他市町村へ出かける際に子どもを預かっていただける場所がもう少し広がると、保護者にとっては大変助かります。県や他市町村と連携し、預かり場所の選択肢を増やすことはできないでしょうか。例えば、中心になる高知市に1か所でもいいので、働き方が多様化し、移動も多くなっている今、柔軟な預かり環境は子育て支援として重要になってきていると思います。市としてのお考えはどうでしょうか、お答えください。
○議長(西本良平) 子育て支援課長。
○子育て支援課長(高野正和) 実際に利用会員と提供会員の合意に基づき、高知市の施設を利用しようとした際に利用できなかったとの報告を受けております。子育て支援課からも県に問い合わせた結果、制度上南国市以外の施設利用はできないとの回答でありました。このため、今後県へそういうところも利用できるように要望をしていきたいと思います。
○議長(西本良平) 丁野美香議員。
○9番(丁野美香) ぜひ県への要望をよろしくお願いいたします。
ファミリーサポートセンターは、行政だけでは担えない部分を地域で支えていただく、とても大切な仕組みです。提供会員の高齢化が進み、新しい担い手をどう確保するのかが大きな課題となる中、行政が積極的に支援体制を強化し、登録しやすく、活動しやすい環境づくりを進めることが必要ではないでしょうか。広報やSNSの活用、講習会の工夫、デジタル化による手続の負担軽減など、より多くの方が気軽に参加しやすくなるような取組を行政として進めていく考えはあるのでしょうか。安心して子育てできるまちを地域の皆さんと共につくっていくためにも、今後の見解をお聞かせください。
○議長(西本良平) 子育て支援課長。
○子育て支援課長(高野正和) 現在登録していただいている提供会員の高齢化も進み、新たな担い手を確保することが喫緊の課題でございます。広報、SNSを活用し、新規登録を呼びかけます。また、子育て中の方が両方会員として登録しやすいよう、講習会中の無料の託児サービスを行っており、これは引き続き行います。効率的な情報共有や手続の簡素化に向け、デジタルツールやオンライン申請について研究をしてまいります。
ファミリーサポートセンター事業が地域の子育ての根幹をなす重要な仕組みであるとの認識の下、地域全体で子育て家庭を支える環境づくりに取り組んでまいります。
○議長(西本良平) 丁野美香議員。
○9番(丁野美香) 子育てというと、日々の小さな困ったということの積み重ねです。誰か頼れる人がいるということを知るだけでも、本当に心の支えにもなります。そして、その一つ一つに丁寧に寄り添えるまちであれば、子どもを育てる喜びももっと大きく広がっていくはずです。今後も市民の皆さんの声をしっかりと聞いて、地域と行政が連携していければ、南国市がもっと住みやすいまちとなるのではないでしょうか。そこで、このなんこくファミリーサポートセンターのことをもっと必要としている方に周知していただくためにも、引き続きよろしくお願いいたします。
以上で私からの一般質問を終わります。丁寧な御答弁ありがとうございました。
○議長(西本良平) 昼食のため休憩いたします。
再開は午後1時であります。
午前11時53分 休憩
答弁者:市長、関係課長
○議長(西本良平) 9番丁野美香議員。
〔9番 丁野美香議員発言席〕
○9番(丁野美香) 議席9番、なんこく市政会の丁野美香です。
通告に従いまして順に質問させていただきますので、どうぞよろしくお願いいたします。
南国市でも高齢化が進み、買物や通院、役所での手続、そして地域の集まりなど、日々の外出が欠かせない一方で、移動手段がなくて困っているという声を特に高齢の方から多く伺うようになりました。移動できないことが生活の質そのものを下げてしまう、これは決して見逃せない問題ではないでしょうか。特に、免許返納後に買物に行けなくなった、バス停までが遠く、運行本数も少ない、通院の送り迎えが家族に大きな負担となっている、デマンド交通が予約しづらい、使い方が分かりにくいという声が多くありました。市として、移動に困っている方たちをしっかりと支える体制を強化することは、早急に取り組むことではないでしょうか。
そこで、お伺いします。
まず、移動に困っている方がどれくらいいるのか、分からないままでは本当に必要な支援も届けにくいのではないでしょうか。そこで、本市における高齢者の移動困難者の人数や地域別の状況、移動手段の不足実態をどのように把握されているのか、また現状の調査方法についての課題などは考えたりしているのか、改善できる点があればお聞かせください。
○議長(西本良平) 企画課長。
○企画課長(田所卓也) 地域別の高齢者数や交通空白地域別の人口につきましては、令和5年3月策定の南国市地域公共交通計画策定時に調査しておりますが、高齢者の移動困難者の人数や移動手段の不足実態については把握できておりません。高齢者の移動困難者の人数や移動手段の不足実態の把握方法につきましては、研究したいと考えております。まずは、高齢者に限らず、移動困難者が発生しないよう、昨年10月より実証でありますが、南国市デマンド交通を運行しているところであります。
○議長(西本良平) 丁野美香議員。
○9番(丁野美香) ありがとうございます。
その昨年10月より実証しているデマンド交通についてなのですが、現在デマンド交通の利用を考えている方からは予約が難しい、使い方が分かりにくい、行ける場所が限られているといった不安の声が多く寄せられています。そこで、予約方法の見直しとして、今後電話以外にもスマホやLINEでの予約の導入など、より使いやすい仕組みを検討されたりしないのでしょうか、教えてください。
○議長(西本良平) 企画課長。
○企画課長(田所卓也) デマンド交通の予約につきましては、電話のほかにも本市ホームページ、また市の公式LINEからも予約フォームに入り、予約できるようになっておりますが、実際の予約方法はほとんどの方が電話で予約していると伺っております。
○議長(西本良平) 丁野美香議員。
○9番(丁野美香) デマンド交通の利用者のほとんどの方が電話での予約だということは、高齢者の方が多いからなのかもしれません。ですが、現在のデマンド交通の予約は前日までとなっております。そうなると、病院の急な予約変更や体調不良など、当日どうしても移動が必要になる高齢者の方もいらっしゃるかと思いますが、そうした急な移動支援に対応できるように、当日の朝でも予約が可能となるだけでとても便利でありがたいと思うのですが、そのような改善はできるのでしょうか、お答えください。
○議長(西本良平) 企画課長。
○企画課長(田所卓也) デマンド交通の予約方法につきましては、運行事業者と協議を重ね、当日予約とした場合、予約が多くなったときにルート設計が間に合わなくなることを考慮して、前日予約という形で御協力をいただいております。
○議長(西本良平) 丁野美香議員。
○9番(丁野美香) では、利用エリアの拡大や運行台数の増加など、デマンド交通の改善について今後どのような計画をお持ちでしょうか。今後、免許返納者が増えることは確実だと思いますので、より利用しやすい体制の整備が求められるのではないでしょうか、お答えください。
○議長(西本良平) 企画課長。
○企画課長(田所卓也) デマンド交通の利用エリアにつきましては、本年4月より市内中心部を除く平野部全域まで拡大いたしました。運行台数の増加につきましては、現在はいただいた予約に対しては配車対応はできております。対応ができなくなる場合はあまり想定しておりませんが、そのような状況が生じた場合は事業者と協議を行いたいと考えております。
○議長(西本良平) 丁野美香議員。
○9番(丁野美香) 利用エリアも少し拡大しているということですが、免許返納後に移動不安から返納をためらう高齢者も多い現状にあります。交通機関の使い方が分からない方や市としての説明が不足していて不便だと感じている方に向けて、免許返納後の移動支援説明会を開催することはできないでしょうか。返納をためらっている方が少しでも安心して返納できる環境づくりということが必要だと考えますが、いかがでしょうか、お答えください。
○議長(西本良平) 企画課長。
○企画課長(田所卓也) これまでにも地域に出向き、デマンド交通の説明会を行っており、地域から要望があれば御説明に伺いたいと考えております。
なお、デマンド交通の周知につきまして、まだ相談はできておりませんが、警察署とも連携し、免許返納手続のときにデマンド交通の使い方などを記載したチラシを配布するなど、デマンド交通の周知に努めてまいりたいと考えております。
○議長(西本良平) 丁野美香議員。
○9番(丁野美香) 高齢者の方にとっては免許を返納する決断をするに当たって、生活の中での交通手段は本当に重要なことです。地域に出向いての説明会などは本当にありがたいことではないでしょうか。そして、警察署とも連携して返納時に交通手段の案内を提供する仕組みなど、ぜひ今後進めていってほしいですので、よろしくお願いいたします。
そこで次に、若者が高齢者を支えるマッチングアプリの導入についてなのですが、可能性としてはいかがでしょうか。地域の若い方が高齢者の移動をサポートする仕組みができれば、世代間交流にもつながり、地域全体の温かい支え合いが広がるのではないでしょうか、お答えください。
○議長(西本良平) 企画課長。
○企画課長(田所卓也) タクシーも含めた公共交通が不足している地域であれば、既存事業者の営業を圧迫しない範囲で、若者を中心とするNPO法人等が主体となって公共ライドシェアという形で運行していくことも考えられるかもしれませんが、利用するアプリや運賃、安全性など、クリアすべき課題が多く、実現は難しいと考えております。
○議長(西本良平) 丁野美香議員。
○9番(丁野美香) なかなか課題も多いことだと思いますが、若い世代の方の中には高齢者の助けになりたいと思っている方もいらっしゃるのではないでしょうか。少しずつでも実現に向けて進めていっていただければと思います。よろしくお願いいたします。
市民が行きたいところに行けるということは、医療、買物、社会参加、全てに直結し、生活の質を守る上で欠かせません。特に、高齢者の方が使いやすい仕組みになっていることが大切だと思います。市として、移動に困る方をこれ以上増やさないために、今後どのような方向性で移動支援策を進めていかれるのかお聞かせください。
○議長(西本良平) 企画課長。
○企画課長(田所卓也) 本市では、昨年10月より市南部地域のデマンド交通と併せて、後免方面と高知龍馬空港を結ぶ乗合タクシーの実証運行を開始いたしました。現在は利用者からの御意見等を踏まえ、運行内容をそれぞれ拡充して運行しております。
このデマンド交通の実証運行につきましては、これまでの定路線型の路線バスではカバーし切れなかった交通空白地対策として実施しているもので、市民の皆様方が生活をしていく上で必要不可欠である大型量販店や病院などを目的地に御自宅からドア・ツー・ドアでお運びするもので、御高齢の方にとりましても体に負担のかからない移動手段であると考えております。ただ、運行時間が限定的でありますので、全ての御要望にお応えできておりませんが、NACOバスなどの路線バスを補完して運行することで、現時点では効果的な移動手段の一つであると考えており、引き続きデマンド交通の周知により一層努めてまいりたいと考えております。
○議長(西本良平) 丁野美香議員。
○9番(丁野美香) ドア・ツー・ドアでという、高齢者の方にとってはうれしい移動手段もあるようですが、運行時間が決まっていたり、先ほども言いましたが、前日予約であったりとこれから改善していただきたい点もあるかと思いますが、引き続きデマンド交通の周知のほうをよろしくお願いいたします。
次に、コミュニティバスの路線バスを補完して運行していくということですが、そのコミュニティバス、NACOバスの医療機関やスーパーなどに近い場所に停留所を設置するという、生活に密着した場所へのピンポイント停留所の増設についてお聞きします。
高齢者の方からは、病院とスーパーに行くだけでも大変という切実な声が多く聞こえます。今後、停留所の増設や位置調整など、本当に必要な場所に止まってもらえると日常生活の負担が大いに軽くなると思いますが、御検討いただけないでしょうか、お答えください。
○議長(西本良平) 企画課長。
○企画課長(田所卓也) コミュニティバスにつきましては、4路線全てが定時定路線型で運行しておりますが、これらは道路運送法に基づき運行しており、路線変更やバス停留所の設置等につきましては四国運輸局長が示す審査基準をクリアする必要がございます。これらにつきましては、公安委員会や道路管理者であります県中央土木事務所が車両の大きさ、道路の幅員、停留所の位置等を現地確認いたしまして、安全な運行ができるかどうかの確認をすることになっておりますので、具体的な設置場所をお示しいただければ関係機関で構成される南国市地域公共交通会議において検討したいと思います。ただ、昨年10月より実証運行を行っておりますデマンド交通が大型量販店や医療機関を目的地としておりますので、そちらを御利用いただきたいと考えております。
○議長(西本良平) 丁野美香議員。
○9番(丁野美香) 高齢者からスーパーや病院に行きたいが、その日の病院の時間やスーパーだとシルバーデーのようなお得な日などに合わせて動ければ助かるというお声もいただきます。
そこで、週の中で曜日ごとに巡回ルートを変える曜日替わり巡回バスの導入を検討できないでしょうか。月曜日は北側、火曜日は南側といった形で日替わりにエリアを回ることで、買物、通院、公共施設への移動目的に合わせた柔軟なサービスができ、高齢者の移動不安が大きく解消されるのではないでしょうか、お答えください。
○議長(西本良平) 企画課長。
○企画課長(田所卓也) 他市町村では限られた交通リソースの中で曜日ごとに運行路線を変え、広範囲に分散する集落の地域住民の移動手段を確保する方法を取られているところもございます。
本市におきましては、4台のNACOバスが4路線を運行しておりますが、先ほどもお答えしましたように、NACOバスが回り切れないエリアを補完する形でデマンド交通の実証運行を行っていますので、そちらを御利用いただければと考えております。
○議長(西本良平) 丁野美香議員。
○9番(丁野美香) 前回の私の一般質問のときにも取り上げて質問をさせていただいたのですが、高齢者の方からは決まった曜日に決まった目的地へ行ける手段が欲しい、しかし現状では行きたい時間にバスが来ない、通院や買物の予定が合わないという切実な声をいただいております。南国市全域を見渡したルートであることは理解しておりますが、一度地域ごとの代表者の方にも集まっていただき、地域の実情に合ったルートを一緒に考えていく場を市として設けてみてはいかがでしょうか。現場の声を丁寧に拾うことも大事ではないでしょうか、お答えください。
○議長(西本良平) 企画課長。
○企画課長(田所卓也) バス路線の見直しをする場合は、交通事業者や関係機関、また利用者や住民団体等から構成される南国市地域公共交通会議で合意形成を図った上で、道路管理者や公安委員会からの意見聴取を含め、国に申請することとなっております。今後、都市計画道路などのインフラ整備の状況により、見直しは必要と考えておりますが、頻繁に路線を変更することは利用者の混乱を招きますので、慎重に対応したいと考えております。南国市地域公共交通会議には南国市地域活性化のための自治活動団体連合会や南国市老人クラブ連合会も構成員として参加しておりますので、御意見を伺いたいと思います。
○議長(西本良平) 丁野美香議員。
○9番(丁野美香) 南国市地域公共交通会議での参加者の意見をきちんと取り組んでいっていただきたいと思います。そして、最終的にはコミュニティバス、デマンド交通、その他の移動支援をどのように組み合わせ、市民、とりわけ高齢者の生活を支えていくのかという視点が一番求められていると思います。
市として、デマンド交通のエリア拡大や予約の柔軟化が可能であるなら、南国市の高齢者の移動不安は大きく解消されるのではないでしょうか。若者の交通手段としてのNACOバスの利用もあるかとは思いますが、それよりも時間帯や目的地を一番利用を必要としている高齢者にもっと焦点を合わせてみてはどうでしょうか。そして、何度も質問をさせていただいているのですが、これは私からの切実なお願いなんですが、NACOバスの停留所を市役所庁舎前につくっていただきたいと思います。
そこで、最後に市長にお聞きします。
南国市の高齢者の交通手段の確保について、今後どのような方向性で進めていかれるお考えでしょうか。市民の皆さんの安心した暮らしのためにも、ぜひお聞かせいただければと思います。
○議長(西本良平) 市長。
○市長(平山耕三) 今後につきましても、高齢化率は上昇して世帯構成も変化していき、独居の方も増加してくるということになると思います。同時に、これまででは思いつかなかった新たな交通手段、例えば自動運転とか等もありますが、そういったサービスもこれから広がってくるのかもしれません。現在は、NACOバスとデマンド交通を組み合わせることで、高齢者の皆さんを含む交通弱者と言われる方の移動手段の確保に努めておるところです。
今後につきましても、これにつきましては利便性の向上ということを考えた上で、どのようにしていけばいいのかっていうのを継続的に考えていきたいというように思います。
なお、何度も御要望いただいておるところでございますが、NACOバスの市役所前の停留所ということにつきましては、敷地のスペースの問題もありますし、それによる交通の安全性の確保ということもありますので、心苦しいですが、難しいと言わざるを得ないというところでございます。そういうことで答弁に換えさせていただきます。
○議長(西本良平) 丁野美香議員。
○9番(丁野美香) 御答弁ありがとうございました。
何度も何度も市役所庁舎前のバスの停留所のほうをお願いしてるんですけれども、これは本当に私の切実なる思いですので、改善できる点があればちょっとでも進めていっていただければと思います。
交通機関での移動は、本当に日々の生活の中でも基本的なことであり、特に高齢者の方にとっては外出できるかどうかが健康や孤立防止にも直結します。これからも高齢者の方が安心して外に出られるまちづくりのために、コミュニティバスやデマンド交通が使いやすく、頼れる存在になるように市として改善を進めていっていただきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。
次に、災害時のごみ仮置場の適正な選定についてお伺いします。
災害廃棄物の仮置場については、2023年9月議会でもお伺いしたところ、国の指針や地区の状況を踏まえながら今後の土地利用に応じて見直していくという御説明をいただいておりました。
そこで、改めてお聞きしたいのですが、あれから現在までの間に仮置場の見直しや検討はどのように進んでいるのでしょうか。もし、進展があれば教えていただきたいですが、いかがでしょうか。
○議長(西本良平) 環境課長。
○環境課長(横山聖二) 南国市災害廃棄物処理計画にあります仮置場候補地につきましては、見直しをするべく準備をしていましたが、昨年度及び今年度に高知県環境対策課が実施しました災害廃棄物対応実働訓練で仮置場の廃棄物のレイアウトや動線のつくり方を学びましたので、そちらも選定基準に含めて仮置場の選定を行っていきます。
○議長(西本良平) 丁野美香議員。
○9番(丁野美香) 次に、こちらも2023年9月議会でお願いしておりました点についてお伺いします。
当時、住民の皆さんが災害時に落ち着いて協力できるよう、大阪府豊中市で発行している災害時のごみの分け方・出し方ガイドブックを参考に、南国市でも同じようなガイドブックを作っていただきたいと提案させていただきました。その際には、香美市、香南市と連携している災害廃棄物処理広域ブロック協議会で検討していきたいという御答弁をいただいております。
そこで、改めてお伺いします。
その後、このガイドブックの作成についてどのように検討が進んでいるのかお答えください。
○議長(西本良平) 環境課長。
○環境課長(横山聖二) 中央東部地区環境行政連絡協議会において災害時ごみのガイドブックについて協議をし、香南市が令和6年9月に、香美市が令和7年11月に災害時ごみ処理ハンドブックを発行しています。当市におきましてもこのハンドブックを作成し、来月全戸配布をする予定となっています。
○議長(西本良平) 丁野美香議員。
○9番(丁野美香) ありがとうございます。来月には全戸へガイドブックを配布していただけるということで、ありがとうございます。
災害時は慌ててしまい、正しい分け方や出し方が分からず、地域に混乱が生まれがちです。今回のガイドブックが市民の皆さんの不安を少しでも減らし、安全でスムーズに片づけができることにつながるといいのではないでしょうか。よろしくお願いいたします。
次に、仮置場の選定については前回の質問でも申し上げましたが、緑ケ丘地区は緑ケ丘3丁目の神母公園が候補地となっております。この公園は、住宅がすぐ近くにある場所ですので、地域の皆さんからは生活環境への影響は大丈夫なのか、粉じんや悪臭、騒音の心配はないのか、火災のリスクや車両の通行の安全はどうなるのかという不安の声が寄せられています。ほかの地域の候補地では敷地面積も広く、周囲に建物が少なく、道幅も十分に確保されている場所が多いようですが、そのような中で緑ケ丘地区は住宅もあり、災害時にはごみもたくさん出ることが想定されると思うのですが、そもそもなぜ神母公園を災害時のごみ仮置場候補地とされたのか、その際の選定基準はどのようなものだったのか、改めて教えてください。
○議長(西本良平) 環境課長。
○環境課長(横山聖二) 仮置場候補地の選定基準は、それぞれ必要面積や選定条件があり、必要面積の算定方法や選定条件の留意事項など、詳しい内容につきましては南国市災害廃棄物処理計画にありますが、さらに廃棄物のレイアウトや車両の動線を選定基準に加えます。
○議長(西本良平) 丁野美香議員。
○9番(丁野美香) 先ほど申し上げましたように、神母公園が仮置場の候補地となっていることについては地域の皆さんから様々な不安の声をいただいております。そこで、市としてはこの神母公園を候補地とするに当たり、現在の状況を踏まえてどのような課題点があるとお考えでしょうか、教えていただけますでしょうか。
○議長(西本良平) 環境課長。
○環境課長(横山聖二) 神母公園は住宅密集地に隣接していますので、大型車両の騒音や安全対策の問題を課題点の一つとして考えております。
○議長(西本良平) 丁野美香議員。
○9番(丁野美香) 住宅が密集している地域に隣接する公園を候補地としていることから、災害時は大型ダンプや重機の出入りが増えることが想定されます。
そこで、お伺いします。
このような状況を踏まえ、住民の皆さんの安全を守るための対策についてはどのように検討されているのでしょうか、お答えください。
○議長(西本良平) 環境課長。
○環境課長(横山聖二) 住宅密集地における安全対策については、課題点の一つとしてこれから検討していきます。
○議長(西本良平) 丁野美香議員。
○9番(丁野美香) 災害時のごみ仮置場については、神母公園に限らず、ほかの候補地も含めて市民の皆さんや地域の住民の方々にこれまでに何か事前の説明や情報提供は行われているのでしょうか、お答えください。
○議長(西本良平) 環境課長。
○環境課長(横山聖二) 今の段階では事前説明はしておりません。
○議長(西本良平) 丁野美香議員。
○9番(丁野美香) 災害が起きてから慌ただしく場所を知らされるのでは、住民の皆さんはどうしても不安を感じてしまいます。平常時からなぜこの場所が候補なのか、どのような安全対策を考えているのかといったことを丁寧に説明し、地域の皆さんに理解していただくことがとても大切ではないかと思います。
そこで、お伺いします。
平常時からこうした情報を丁寧にお伝えし、住民の皆さんの理解を得ていくことについて、市としてはどのようにお考えでしょうか、お答えください。
○議長(西本良平) 環境課長。
○環境課長(横山聖二) 仮置場の見直しを行い、候補地として選定した段階で市民の方々から御意見をいただき、候補地を決定したいと思います。
○議長(西本良平) 丁野美香議員。
○9番(丁野美香) 候補地として選定した段階で市民の御意見をいただくということですが、ただ災害廃棄物の仮置場は地域にお住まいの皆さんの暮らしにとても近い問題です。できるだけ早い段階から安心につながる情報をお伝えいただければ、住民の方も不安が少しでも和らぐのではないでしょうか。候補地を検討する上での安全基準についても、住民の方々が理解しやすい形で示していただけると安心できると思います。市民の皆さんのお声をどのような形で伺っていかれるのか、何か考えている方法はあるのでしょうか。そして、見直し作業の今後の流れや大体のスケジュールなどを考えていただければ、住民の皆さんの心に準備ができて安心できると思いますが、どうでしょうか、お答えください。
○議長(西本良平) 環境課長。
○環境課長(横山聖二) 説明会の開催や意見公募などの方法が考えられますが、今の段階での方向性は決まっておりません。また、スケジュールにつきましてはこれから考えていきたいと思います。
○議長(西本良平) 丁野美香議員。
○9番(丁野美香) 説明会の開催や見直し作業のスケジュールなど、まだ今の段階では決まってないというお答えですが、災害時のごみの仮置場はなぜこの場所なのか、周辺への影響はどうなのかなど、市民の皆さんの不安を少しでも軽減できるように、そして市民の皆さんが納得できる場所に災害時のごみ仮置場を設置していただけますように、それには行政から丁寧に説明していただき、災害時に現場で混乱が起きないように、平常時からコミュニケーションの場を今後ぜひ設けていただきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。
では次に、なんこくファミリーサポートセンターへの支援についてお伺いします。
地域における子育て支援体制の充実には、行政だけでなく、地域住民が支え合う仕組みが欠かせません。その中でも、地域ファミリーサポートセンターは子育て家庭の多様なニーズに応える重要な役割を担っています。しかし、現場では会員の確保、担い手の高齢化、活動の周知不足などの課題が見られ、行政との連携が十分とは言えない状況もあります。
そこで、行政としてどのように連携支援を強化していくのかお伺いします。
現在、なんこくファミリーサポートセンターの登録会員数や利用件数についてどのように把握しているのか伺います。子育て家庭にとっては大きな支えとなる事業ですので、まずは利用状況を教えてください。
○議長(西本良平) 子育て支援課長。
○子育て支援課長(高野正和) 令和7年3月末で、依頼会員170名、提供会員38名、両方会員20名、合計228名です。活動状況といたしましては、令和6年度利用件数は1,334回です。
○議長(西本良平) 丁野美香議員。
○9番(丁野美香) ありがとうございます。
実際の子育ての現場では、頼りたいけど預け先がないという声をよく耳にします。利用したくても十分に利用できない状況があるのであれば、しっかりと把握して、改善していかなければならないのではないでしょうか。利用が伸び悩んでいる要因や、特に預かる側である提供会員の確保についてどのような課題があると考えていますか、お伺いします。
○議長(西本良平) 子育て支援課長。
○子育て支援課長(高野正和) 議員おっしゃるように、提供会員の確保が課題でございます。会員不足の一つの要因としましては、長期の研修です。広報等を通じて興味を示していただける方は一定数ございますが、3日間会場での研修を受けていただく必要があり、研修期間をお伝えすると申請とならない場合がございます。この研修をオンライン研修とすることも検討いたしましたが、お子様を預かることとなりますので、対面での研修を必須としているところでございます。
○議長(西本良平) 丁野美香議員。
○9番(丁野美香) 提供会員の確保の課題はいろいろあると思いますが、行政としてファミリーサポートセンターの運営団体に対し、どのような支援を行っているのでしょうか。安全面の指導や人材育成など、利用者が安心してお願いできる体制づくりはとても重要です。特に、初めて子育てをする方にとって、安心して頼れる環境かどうかは切実な問題であるため、現在の支援状況をお伺いします。
○議長(西本良平) 子育て支援課長。
○子育て支援課長(高野正和) ファミリーサポートセンター事業につきましては、運営団体と委託契約を結び、運営経費の全額をお支払いしています。委託先の実施する研修会、講習会につきまして会場をお貸ししております。月に1回、実績報告が提出されており、随時電話での連絡を取り合っております。
○議長(西本良平) 丁野美香議員。
○9番(丁野美香) ありがとうございます。
子育て家庭は日々忙しく、細やかな情報を取りこぼしがちです。必要な支援に気づける仕組みをより積極的に整えていただくことで、地域で子育てを支える流れがもっと広がっていくのではないでしょうか。そこで、市広報やSNS、イベントなどにシャモ番長を活用したり、母子手帳アプリなどを活用してファミリーサポートセンターの利用促進へと図れないでしょうか、お答えください。
○議長(西本良平) 子育て支援課長。
○子育て支援課長(高野正和) 年数回、会員募集、講習会などを広報に掲載し、市及びファミリーサポートセンターのホームページへの掲載を行っています。また、登録者向けに各種イベント、パネルシアターやワークショップ、紙芝居を行っており、これにシャモ番長を登場させ、その様子を広報することが考えられます。
令和7年4月から導入している電子母子手帳子育てアプリぐんぐんの登録数は、11月末現在324件となっています。子育てアプリぐんぐんは、市の子育てに関する情報を迅速に入手できる有用なツールであることから、当該アプリへファミリーサポートセンターの情報を掲載することは効果的な周知方法であると考えます。今後、情報発信に活用してまいります。
○議長(西本良平) 丁野美香議員。
○9番(丁野美香) 行政の様々な窓口がうまく連動することで、必要なときに必要な支援が届きやすくなると考えます。そこで、電子母子手帳子育てアプリぐんぐんでの情報発信はとても重要になってくるのではないでしょうか。特に、初めて子育てをされる方や周囲に頼れる人が少ない家庭にとっては、ファミリーサポートセンターの利用はとても大切な支援になります。保健センターや子育て世代包括支援センター、学校などともっと連携し、支援が必要な家庭を早い段階でつなぎ、サポートにつなげていく仕組みづくりはできないでしょうか、お答えください。
○議長(西本良平) 子育て支援課長。
○子育て支援課長(高野正和) 子育てアプリや学校でのお知らせ文書配布などで利用会員を増やすことは可能ですが、提供会員を増やすことが課題となっておりまして、提供会員が増えた際にはそういった仕組みも検討していきたいと思います。
○議長(西本良平) 丁野美香議員。
○9番(丁野美香) 提供会員を増やすことは本当に大変だと思います。そこで、ボランティアポイント制度の活用や市独自の研修、表彰制度などを設けることで、子育てをみんなで支える地域づくりを進めていけるのではないかと思います。支援する側の方の励みや誇りにもつながり、提供会員の確保にもいい影響が出ると感じますが、いかがでしょうか。
○議長(西本良平) 子育て支援課長。
○子育て支援課長(高野正和) ボランティアポイント制度につきましては、導入自治体も増えているところでございます。南国市で導入するとなった場合は、提供会員への付与も含め、検討をいたします。ボランティアポイント制度導入につきましては、課長会で市の共通課題といたします。表彰制度につきましては、提供会員の登録年数によって、例えば10年であるとか、表彰を行うことが考えられますので、検討をしていきます。
○議長(西本良平) 丁野美香議員。
○9番(丁野美香) 提供会員の確保にボランティアポイント制度も活用していくことを検討していただけるということで、ありがとうございます。進めていただければと思います。
また、会員登録やマッチングをオンラインでできる仕組みを導入できないでしょうか。仕事や家事、育児で時間が取れない保護者の方にとって、スマホで手続ができることは大変助けになります。他の自治体では公式LINEを活用した取組も進んでおり、愛知県刈谷市ではLINE公式アカウントでファミリーサポートセンター情報を配信したり、熊本県熊本市では行政と社会福祉協議会が合同で運営をしたり、奈良県奈良市ではファミリーサポートセンターと保育所、こども園の情報共有会議を定期的に開催したりしているそうです。南国市でもそういったいろいろと工夫をされた取組を検討していただければと思いますが、いかがでしょうか。
○議長(西本良平) 子育て支援課長。
○子育て支援課長(高野正和) 利用の流れといたしまして、依頼会員とファミリーサポートセンターとの面接、その後依頼会員と提供会員とのお子様を連れての面接がございます。お子様を預かることから、直接の面接が必須と考えます。このため、オンラインマッチングではビデオ通話のようなものでも不十分と考えております。LINEでの情報発信や最初の申請のところを電子申請にするというようなことにつきましては、委託先と協議し、検討をしてまいります。
○議長(西本良平) 丁野美香議員。
○9番(丁野美香) ありがとうございます。ぜひLINEでの情報発信や電子申請につきましては進めていっていただきたいと思っております。協議していただきたいと思っております。
提供会員には高齢者の方も多くいらっしゃいます。子どもとの触れ合いがお年寄りの生きがいにつながっているとよく聞きます。世代を超えた関わりが自然に生まれることは、子どもにも大人にもいい影響があります。地域全体で子育てを支えながら、高齢者の地域参加や生きがいづくりにもつながるような仕組みをより進めることはできないでしょうか、お答えください。
○議長(西本良平) 子育て支援課長。
○子育て支援課長(高野正和) 子どもの笑顔と触れ合う活動は、高齢者にとってやりがいや生きがいの提供につながり、世代間交流を通じて子育て世代と高齢者世代に顔と名前の分かる関係が構築されるといった効果が生まれると考えます。今後、長寿支援課、福祉事務所、企画課と協議を行っていきます。
○議長(西本良平) 丁野美香議員。
○9番(丁野美香) ありがとうございます。ぜひよろしくお願いいたします。
また、送迎をお願いした際にチャイルドシートの装着など、提供会員の方に負担が生じる場合があります。特に、雨の日や荷物が多い日、子どもが泣いて大変なときなどは、保護者としても申し訳なく感じることがあります。そうした際に実費として補助できる制度があれば、安心してお願いできる御家庭も増えると思います。ちょっと助かる小さな支援が子育て家庭にとっては大きな支えになると考えますが、市としてどのようにお考えでしょうか、お答えください。
○議長(西本良平) 子育て支援課長。
○子育て支援課長(高野正和) 国の子育て援助活動支援事業実施要綱に基づき、市でなんこくファミリーサポートセンター事業実施要綱を定めております。この中で提供会員への報酬を定め、報酬以外の費用は実費と定めているところでございます。御提案は金額の算定が困難で、実費としての算定はできないと考えております。
なお、報酬金額は平日の午前7時から午後7時までが600円、それ以外の時間が700円、土日及び12月29日から1月3日までは時間にかかわらず700円です。この報酬は、提供会員にとってはボランティアに近いものではないかと考えますが、この全体への報酬金額を見直すことは可能でございますので、委託先を通じて提供会員の意見を聞き、報酬を上げる検討をしてまいります。
○議長(西本良平) 丁野美香議員。
○9番(丁野美香) ありがとうございます。どうぞよろしくお願いいたします。
現在、なんこくファミリーサポートセンターは平日の火曜日から土曜日の午前9時から午後5時までの利用時間となっています。自宅で預かっていただく場合などには、時間も少し調整する余裕があるので助かる御家庭も多いと思いますが、サポートセンターでのお預かりになると、例えば午前9時より前のお預かりや夕方のお迎え時間が少し伸びるだけで、あと少しの時間をどうしようと悩んでいる保護者の方々もいらっしゃると思います。
そこで、時間帯の改善もそうなのですが、場所もサポートセンターだけでなく、もう少し気軽にどうぞと言える場所を一つつくってみてはいかがでしょうか。南国市には空き家などもあり、柔軟に活用できる場所の可能性もあると思います。子育て家庭の実情に寄り添った時間設定について検討できないかお伺いいたします。
○議長(西本良平) 子育て支援課長。
○子育て支援課長(高野正和) 援助活動の時間は午前7時から午後10時までの間で、子どもへの援助活動、子どもを預かる場所は提供会員の家庭において行うことを原則としております。
御質問は、西部児童館2階のファミリーサポートセンターでのお預かりの時間と思われます。11月18日より西部児童館にて月曜の午後、火曜から土曜までの10時から17時の利用を可能としております。空き家を活用するとなれば、職員の配置が必要ではないかと考えますので、現在のところ空き家の活用は考えていません。また、10分、15分程度であれば提供会員との間でお話がつけば、お車であるとか児童館前の公園でお待ちいただけるとかというようなことも可能であると考えております。
○議長(西本良平) 丁野美香議員。
○9番(丁野美香) あと少しの時間をそうやって調節していただけると本当に助かる保護者の方もいらっしゃると思いますので、どうぞよろしくお願いいたします。
次に、また南国市から高知市や他市町村へ出かける際に子どもを預かっていただける場所がもう少し広がると、保護者にとっては大変助かります。県や他市町村と連携し、預かり場所の選択肢を増やすことはできないでしょうか。例えば、中心になる高知市に1か所でもいいので、働き方が多様化し、移動も多くなっている今、柔軟な預かり環境は子育て支援として重要になってきていると思います。市としてのお考えはどうでしょうか、お答えください。
○議長(西本良平) 子育て支援課長。
○子育て支援課長(高野正和) 実際に利用会員と提供会員の合意に基づき、高知市の施設を利用しようとした際に利用できなかったとの報告を受けております。子育て支援課からも県に問い合わせた結果、制度上南国市以外の施設利用はできないとの回答でありました。このため、今後県へそういうところも利用できるように要望をしていきたいと思います。
○議長(西本良平) 丁野美香議員。
○9番(丁野美香) ぜひ県への要望をよろしくお願いいたします。
ファミリーサポートセンターは、行政だけでは担えない部分を地域で支えていただく、とても大切な仕組みです。提供会員の高齢化が進み、新しい担い手をどう確保するのかが大きな課題となる中、行政が積極的に支援体制を強化し、登録しやすく、活動しやすい環境づくりを進めることが必要ではないでしょうか。広報やSNSの活用、講習会の工夫、デジタル化による手続の負担軽減など、より多くの方が気軽に参加しやすくなるような取組を行政として進めていく考えはあるのでしょうか。安心して子育てできるまちを地域の皆さんと共につくっていくためにも、今後の見解をお聞かせください。
○議長(西本良平) 子育て支援課長。
○子育て支援課長(高野正和) 現在登録していただいている提供会員の高齢化も進み、新たな担い手を確保することが喫緊の課題でございます。広報、SNSを活用し、新規登録を呼びかけます。また、子育て中の方が両方会員として登録しやすいよう、講習会中の無料の託児サービスを行っており、これは引き続き行います。効率的な情報共有や手続の簡素化に向け、デジタルツールやオンライン申請について研究をしてまいります。
ファミリーサポートセンター事業が地域の子育ての根幹をなす重要な仕組みであるとの認識の下、地域全体で子育て家庭を支える環境づくりに取り組んでまいります。
○議長(西本良平) 丁野美香議員。
○9番(丁野美香) 子育てというと、日々の小さな困ったということの積み重ねです。誰か頼れる人がいるということを知るだけでも、本当に心の支えにもなります。そして、その一つ一つに丁寧に寄り添えるまちであれば、子どもを育てる喜びももっと大きく広がっていくはずです。今後も市民の皆さんの声をしっかりと聞いて、地域と行政が連携していければ、南国市がもっと住みやすいまちとなるのではないでしょうか。そこで、このなんこくファミリーサポートセンターのことをもっと必要としている方に周知していただくためにも、引き続きよろしくお願いいたします。
以上で私からの一般質問を終わります。丁寧な御答弁ありがとうございました。
○議長(西本良平) 昼食のため休憩いたします。
再開は午後1時であります。
午前11時53分 休憩





