議会議事録
一般質問4日目(松下直樹)
質問者:松下直樹
答弁者:市長、関係課長
○議長(岩松永治) 2番松下直樹議員。
〔2番 松下直樹議員発言席〕
○2番(松下直樹) 改めましておはようございます。公明党の松下直樹でございます。大衆とともにとの立党精神を胸に、生活者目線で質問をさせていただきます。
それでは、通告に従いまして一般質問をさせていただきますので、執行部の皆様、御答弁よろしくお願いをいたします。
また、本日、最終日ともなり、質問が重複すると思いますが、よろしくお願いをいたします。
それでは、防災対策について質問をさせていただきます。
主に今回は、津波避難タワーについて質問をさせていただきます。
2011年の東日本大震災、あの大きな津波被害の映像は、南海トラフ巨大地震を抱える本市においても、大きな衝撃でありました。巨大地震対策、津波対策と、より一層の対策が求められる中、命山構想、また発災後5分以内に到達できる緊急避難場所として津波避難タワーを整備をいたしました。この命を守る重要な津波避難タワーですが、現在の管理はどのように行われているでしょうか、お聞きをいたします。
○議長(岩松永治) 危機管理課長。
○危機管理課長(野村 学) 津波避難タワーや高台の避難場所、避難経路の管理につきまして、日常の清掃、点検などにつきましては、地元の自主防災組織が行い、修繕等の必要が生じた場合は、市が修繕をするなどの管理をしております。平時から地域住民に避難施設、避難場所に関心を持ってもらい、継続して防災意識を持っていただくことを目的として、清掃など、日常的な管理を自主防災組織にお願いをしているところです。以上です。
○議長(岩松永治) 松下直樹議員。
○2番(松下直樹) ありがとうございます。基本的に地元で日常の管理をし、何かあれば市に連携、また修繕の依頼をする、そのような運営の仕組みだと確認をいたしました。
次に、津波避難タワーにはかまどベンチが設置をされてると思いますが、設置の意義と、またその燃料はどうしているのかお聞きをいたします。
○議長(岩松永治) 危機管理課長。
○危機管理課長(野村 学) かまどベンチにつきましては、津波避難タワーの周囲に整備した防災広場に設置をしております。防災広場は、緊急時には緊急避難する避難者の混雑を防ぐスペースとなりますが、平時は地域住民が気軽に訪れることのできる広場として活用いただけるよう、ベンチを整備したものであります。その際、防災啓発としても活用できるよう、通常のベンチではなく、かまど機能のついたベンチを整備したところです。かまどベンチにつきましては、あくまでも平常時の活用や訓練での使用を念頭に置いたものであり、発災時の使用を想定したものではありません。そのため、かまどベンチ用の備蓄燃料等はございません。以上です。
○議長(岩松永治) 松下直樹議員。
○2番(松下直樹) ありがとうございます。平常時の活用と訓練を想定して、また発災時の使用は想定をしていないとの答弁でしたけども、正直、私が思うに、有事のときに使えない、そういった備品となると、意味が全くないんではないかなと、そのように思います。使える場所に移設してはどうでしょうか、お伺いいたします。
○議長(岩松永治) 危機管理課長。
○危機管理課長(野村 学) あくまで平常時の活用を目的としたものでありますし、また建設当時、地域の自主防災組織などの意見も反映して整備したものでありますので、現在のところは移設は考えておりません。以上です。
○議長(岩松永治) 松下直樹議員。
○2番(松下直樹) 先ほどのかまどベンチ設置の意義について、その中の答弁の中に、ベンチを設置するに当たり、防災啓発として活用できるように、通常のベンチではなくかまどベンチを整備したとの答弁もありました。設置から10年もたちました。十分に防災意識啓発はできたと考えます。移設は考えていないとのことですが、有事のときに実用できてこそのかまどベンチだと私は考えます。当時の自主防災組織の意見も反映したとのことですが、10年の時間経過の中で変化もあるかもしれません。各防災組織ともまた丁寧に話合いをしていただいて、しっかり考えてほしいと思います。これは要望しときます。
次に、避難タワーの現状についてお聞きをいたします。
私も、改めて津波避難タワーの現状を確認するために、全てではないですが、回ってみました。感想ですが、各地域の避難タワーの管理に差が明確にあると感じます。例えば、鳥のふんが大量にあり、衛生的にどうかと思うような避難タワーもありました。また、トイレのドアのラッチ部分と受け手の金具がずれていて、外からはドアが閉まらない、また蛍光灯器具の本体が腐食をして、ソケットの1か所が本体から外れていまして、蛍光灯が落下しかかっている環境の津波避難タワーもありました。また、落ち葉や各種ごみが詰まって排水が上手にできていなくて、避難すべきスペースが池になっている環境もありました。そういった環境がある反面、好事例で、トイレがしっかり男女分けもできている箇所、また手洗いもペットボトルを工夫して独自で作っているところ、また掲示板を設置し、防災情報や地域の情報等を掲載をしている箇所もありました。各地域での津波避難タワーの管理環境に差が出ていると思いますが、御所見を伺います。
○議長(岩松永治) 危機管理課長。
○危機管理課長(野村 学) 先ほど答弁いたしましたとおり、継続的に防災意識を持っていただくことを目的として、日常の清掃などの管理は地域の自主防災組織にお願いをしているところです。しかしながら、建設から10年たち、建設当時に行政と地域が共有していた思いが少しずつ形骸化している部分もあるのではないかと、議員のお話をお伺いし感じたところです。改めて建設当初の考えに立ち返り、管理等について、自主防災組織と認識の共有を図ってまいりたいと思います。以上です。
○議長(岩松永治) 松下直樹議員。
○2番(松下直樹) ありがとうございます。私、思うに、地域のみで管理をするというのは、現実的に無理があるのではないのかなと、そのように思いました。本当にシンプルに、避難タワー建設から10年の時間経過で、地域の高齢化も進んだ、これも現実的にあると思います。避難訓練等は地域でしっかり展開をしていただきながら、津波避難タワーの管理においては、市が毎月2基程度、チェックをすれば、1年あれば全基チェックはできると思いますので、これは市の責任でお願いしたいと思いますが、いかがでしょうか。
○議長(岩松永治) 危機管理課長。
○危機管理課長(野村 学) 御指摘いただきました各地区での避難タワーの現状につきまして、日常の管理の状況と不具合等のチェックを、まず早急に実施をいたしたいと思います。以上です。
○議長(岩松永治) 松下直樹議員。
○2番(松下直樹) ありがとうございます。よろしくお願いいたします。
津波避難タワーを日常生活に取り入れていくために、提案ですが、地域の公民館などで行われている高齢者の体操など、季節がよいときには津波避難タワーで行い、階段や、またスロープもありますので、健康づくりと防災を掛け合わせてみてはどうかと思いますが、いかがでしょうか。
○議長(岩松永治) 危機管理課長。
○危機管理課長(野村 学) 津波避難タワーを活用した健康づくりとして、生涯学習課主催のさわやか健康ウオーキングのコースに避難タワーを組み込み、通過する参加者に防災クイズに答えていただくなどのイベントを実施したことがございます。また、毎年実施しております、きらりフェアにおいて、危機管理課ブースでは、「防災は健康から」のキャッチフレーズの下、各種防災啓発を行っております。
御提案いただきました津波避難タワーでの高齢者の健康体操につきましては、まさに防災は健康からの考え方にかなうものでありますので、実施できないか、関係部署と検討してまいります。以上です。
○議長(岩松永治) 松下直樹議員。
○2番(松下直樹) ありがとうございます。高齢者の皆様は、この避難タワーにまず行けるのかと、これは重大なことだと思います。まずは、避難タワーの階段やスロープを、こういったものを活用する中で、御自身の現在の体力や、また気をつけることなどが明確になると思います。階段やスロープを登るのが大変な方は、もう少し体力づくりをしようとか、また体力に問題がなく上れた方は、このまま体力をキープしていこうなどと、各個人での課題も見えてくると思います。また、改善をされることによって、高齢者の皆様の各個人の自信にもつながっていくと思いますので、ぜひ取り組んでいただきますようお願いをいたします。
津波避難タワーですが、先ほど備品等の不備のほかに、クラックがありました。幅0.2ミリ以上なら、表面上で問題はない。0.2ミリを超えると、注視が必要で何かしらの処理をしなくてはならない。また、0.5ミリ以上だと、専門家の調査と補強が必要になると思います。また、クラックには、エフロレッセンスといわれる白華現象も見られました。コンクリート内のセメント成分が水に溶け出し、表面ににじみ出てきて空気中の炭酸ガスと反応をし、炭酸カルシウムなどの白い結晶となる現象だそうです。この現象の示唆するところは、コンクリート内部に水が浸入し、それが表面に出てきている。また、水の浸入は内部の鉄筋のさびにつながります。さびた鉄筋は体積が膨張を伴うため、さらにひび割れを広げる可能性もあります。私、今が早いか遅いか分かりませんけども、すぐに調査をする必要があると思いますが、御対応をお願いします。いかがでしょうか。
○議長(岩松永治) 危機管理課長。
○危機管理課長(野村 学) クラックにつきましては、例えばクラックからの水の浸入によりさびが出ている場合など、対応が必要な場合の管理指針があります。これまでも必要に応じて点検等を行ってきたところですが、定期的に実施しているものではありません。今後、建築技師等とも協議し、対応の必要なクラック等が発生してないか、定期的な点検を実施してまいります。以上です。
○議長(岩松永治) 松下直樹議員。
○2番(松下直樹) 本当に迅速な対応をよろしくお願いします。しっかり今のこの現状を把握していただいて、例えば5年後、10年後、またそれ以上の時間経過によるリスクは一体どうなのか。予算も伴うことですから、トータル的なコストも考え、修繕等、必要あれば、業者にはA案、B案、C案など、テーブルに並べていただいて、こういった工法なら5年は保証できますよとか、こういった工法なら10年保証できますよとか、20年保証できますよなどと、いろいろな施工技術もあると思いますので、安ければいいというわけではなくて、将来的なことも考えて、長い目で見たトータルコストで考えていただきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。
今回、津波避難タワーを回ってみて、少しですが、気づいた点を質問をさせていただきました。最後に、市長に指揮を執っていただいて、改善するところは改善していただけますよう、お願いをいたします。市長、いかがでしょうか。
○議長(岩松永治) 市長。
○市長(平山耕三) 危機管理課長が答弁いたしましたとおり、地域による日常管理や補修、修繕等の必要性につきましては、定期的な点検等を実施しまして、必要なときに十分機能が発揮できるよう、適正に管理をしてまいりたいと思います。以上です。
○議長(岩松永治) 松下直樹議員。
○2番(松下直樹) どうぞよろしくお願いいたします。
次に、指定避難所や避難タワーでも、一定期間、生活をしていくことになります。プライベートな空間がやはり必要だと私は思います。災害関連死対応も含めて、テント避難も考えていくべきではないのかなと、そのように思いますが、いかがでしょうか。
○議長(岩松永治) 危機管理課長。
○危機管理課長(野村 学) 指定避難所での避難スペースにつきましては、避難所設置後、速やかにパーティションを設置し、避難者のプライベート空間を確保することが必要とされております。本市では、現在1,158張りのパーティションを備蓄しており、また本年度、220張りのパーティションを購入する予定としております。今後、整備したこれら資機材が有効に活用できるよう、パーティションの設置も含めた避難所開設訓練を実施してまいります。
また、発災時の避難につきましては、これまでの災害事例を見ましても、指定避難所への避難だけでなく、車中泊避難や自宅の庭や公園など、広いスペースでの屋外テント避難など、多岐にわたっております。行政として、多様化している避難生活へ対応できるよう、過去の事例など研究してまいります。以上です。
○議長(岩松永治) 松下直樹議員。
○2番(松下直樹) ありがとうございます。避難生活と一言に言っても、一定期間、居住し、生活をしていくことになります。ストレス軽減のためにも、簡易でもいいので、テントの展開もこれから考えてみてはと、そのように思います。
また、キャンプ用では簡易な折り畳みの椅子もあり、特に高齢者の方は椅子のほうが生活しやすいと私も思います。いろいろ研究して、前向きに取り入れていただきますよう、よろしくお願いいたします。
次に、テント避難に関連して、津波避難タワーを活用して、地域の方に楽しい防災の観点で、避難タワーでテントを張り、また花火を見たり、食事をしたり等のイベントを組みながら、日常に防災を落とし込むことが必要ではないのかなと、そのように考えますが、いかがでしょうか。
○議長(岩松永治) 危機管理課長。
○危機管理課長(野村 学) 楽しみながら日常生活に防災を落とし込むことは、継続的に防災意識を持ち続けるための有効な手段であります。本市の津波避難タワーにつきましても、そのような考えの下、地域イベント等での使用につきましては、原則、禁止をしておりません。各地区でタワーを活用した防災イベントなどを開催いただくことは大いに歓迎するところです。地区の防災連合会などとも協議し、避難タワーでのイベント実施について検討いたします。以上です。
○議長(岩松永治) 松下直樹議員。
○2番(松下直樹) よろしくお願いいたします。この津波避難タワーを活用しない手はないと思います。また、体験をしてみることで、季節ごとの避難生活の課題も体験ができ、課題も見えてくると思います。机上よりも、その季節季節の暑さや寒さ、昼ではどうか、また夜ではどうか、そういったことを体験することで、より一層の準備や心構えが十分充実するように思います。また、南海トラフの危険性が上がっている中にあって、南国市ではこのような取組で防災力向上に取り組んでいるなど、SNSやメディアにも発信していけば、南国市の魅力向上にもつながるとも思います。もしかしたら、県内、また県外からも、防災キャンプをしたいとの声も上がってくる可能性もあるかもしれません。せっかくの津波避難タワーとこの広大な海を活用して、先ほどの健康と防災、また防災イベント、前向きにお考えいただければと思います。
次に、国営圃場整備事業について御質問をいたします。
現在の進捗状況とこれからの計画を伺います。
○議長(岩松永治) 農地整備課長。
○農地整備課長(高橋元和) これまでの進捗につきましては、圃場整備工事が完了いたしました59ヘクタールにつきまして、久枝工区7.1ヘクタールは換地処分が終了し、登記申請中であります。同じく整備工事が完了しました下島工区9.8ヘクタール、能間工区21.5ヘクタールでは、確定測量を実施した上で換地計画を策定し、権利者会議を経た後で、換地処分及びその登記ができるよう準備を進めております。以上です。
○議長(岩松永治) 松下直樹議員。
○2番(松下直樹) ありがとうございます。圃場整備は確実に進捗をしていますが、その中でいろいろ農家さんにも声をいただきました。整備されて効率がよくなった、大型機械の性能が生かせる環境になったなど、喜びの声もある一方で、少し気になる点がありました。それは、石が大量に出てきてトラクターの爪が傷んだ、トラクターが煮え込んで何ともならない、圃場が水平ではなく、水が張れなく作付ができない箇所があった、しかも誰かに言おうとしても、もう業者もいなくなっているところで誰に何を言っていいかよく分からなかったなどという声もいただきました。こういったことへの対応はどのようにお考えでしょうか、御答弁お願いします。
○議長(岩松永治) 農地整備課長。
○農地整備課長(高橋元和) 議員御指摘のとおり、浜改田西部工区における昨年度の工事では、一部に不具合が生じております。令和5年度に区画整理工事を完了した圃場におきまして、昨年度、暗渠排水の追加工事を実施しました。しかし、その後、排水管を布設した箇所で田植機の車輪が煮え込んだといった事例が発生し、耕作者の皆様に大変御迷惑をおかけしております。
この原因としましては、暗渠排水工事を後から施工したこと、またその工事が田植直前に完了したため、掘削部分の土が十分に締め固まっておらず、周囲の基盤土も緩んでいたことが、車輪の煮込みを引き起こした要因の一つと考えられます。
また、区画整理工事完了後の一部の圃場におきまして、石が多い、均平が不十分であるといった課題も確認されております。これらは、表土中に礫が多く含まれていたことなどによって、田植作業に支障を来しており、重ねて御迷惑をおかけしているとこです。
それから、圃場の不備への連絡の件でございますが、こちらの今回の不具合は、田植直前の代かきの時期に判明したものであり、農家の皆様におかれましては、既に苗の準備を終えていたことから、対策にかけられる時間が限られており、やむを得ず、応急的な対応の下、田植を行っていただくことになりました。このような状況に至ったことについて、改めておわび申し上げます。
不具合の情報につきましては、地元から連絡を受けた段階で速やかに現場を確認し、国の事業所や関係機関と情報を共有の上、対応を進めております。また、国、県、市の関係者が出席する定例会議においても、再発防止策や今後の工事全体の改善に向けて協議を行い、情報共有体制の強化に努めているとこであります。今後は、稲刈り終了後に改めて圃場の状況を確認し、必要な対策については誠意を持って対応してまいります。国、県、市、土地改良区をはじめとする関係機関と連携し、農家の皆様が安心して営農を継続できるよう、引き続き取り組んでまいります。
それから、先ほどの御質問で答弁漏れがございましたので、答弁いたします。
これからの計画につきましては、本年度の事業費につきましては、前年度補正と合わせまして約20億円の配分をいただいております。本年度の事業内容としましては、現在、工事を継続している浜改田西部工区11.5ヘクタール及び堀ノ内工区2.6ヘクタールの区画整理工事に加え、今後、着工予定の工区においては、最終的な区画が確定した段階で、換地計画原案の作成や実施計画などの準備を進めております。そして、今後は、施工同意を得た工区から順次工事に着手していく予定です。
今後も事業推進に必要な予算の確保に努めるとともに、関係者の皆様と連携しながら、早期の事業完了を目指して取り組んでまいります。以上です。
○議長(岩松永治) 松下直樹議員。
○2番(松下直樹) ありがとうございます。この実態把握と、また具体的な対応をよろしくお願いいたします。私もこの圃場整備の不備で、県や、またJAにいろいろ話を聞いてみました。皆様、口をそろえて言われるのが、やはり1年目は石が出るのは仕方ないと、このような言葉をたくさんいただきましたが、私は少し違和感を覚えております。1年目は仕方ない、そういう言葉ですけども、しかし農家は、一年一年の作付、生産が、生活がかかっております。何か軽く考えているのではないのかと、そういった、その言葉から印象を受けたところです。高齢化も進む中で、また毎年の猛暑の中で、本当に命を削って農業に従事をされております。先ほどの答弁に、誠意を持って対応していく、そういう言葉もありました。どうか誠意を持ってよろしくお願いをいたします。
最後に、給食費無償化についての御質問をいたします。
高知市が、物価高騰対策臨時交付金を活用して、時限的だが、小学校、中学校の給食費免除にと、高知新聞にも掲載をされておりましたが、南国市としての取組をお伺いいたします。
○議長(岩松永治) 学校教育課長。
○学校教育課長(池本滋郎) 本市におきましても、令和4年度3学期と令和5年度2学期については、国のコロナウイルス関係の臨時交付金を利用しまして、給食費を免除しておりました。南国市の給食費の保護者負担につきましては、小学校で270円、中学校で300円となっておりますが、小学校については平成27年度、中学校についても給食センター運用開始時の平成29年から据え置いております。令和2年度比でも、物価高騰によりまして食材費は約1.2倍程度になっておりますが、一切値上げは行っておらず、値上がり分は実質的に市が負担しております。
○議長(岩松永治) 松下直樹議員。
○2番(松下直樹) ありがとうございます。私も子育て世代ですので、値上げをしないということには、大変助かっております。ありがとうございます。
それでは、現在、1食当たりのコストは幾らでしょうか、お伺いいたします。
○議長(岩松永治) 学校教育課長。
○学校教育課長(池本滋郎) 現在、本市の給食費のコストでございますけれども、小学校で約290円、中学校で約345円となっております。先ほども申し上げましたが、保護者負担額との差額については市のほうで負担しているところでございます。
○議長(岩松永治) 松下直樹議員。
○2番(松下直樹) ありがとうございます。これから、国のほうでは、来年から、まずは小学校給食無償化で進んでおります。まだ具体的なことはこれからだとは思いますが、子育て世代は大変助かる施策だと感じます。具体的な予算等はこれからだとは思いますが、こんなことはないとは思いますが、今のコストより低い金額で決定した場合、その対応について、どのように考えていらっしゃいますか、お伺いいたします。
○議長(岩松永治) 学校教育課長。
○学校教育課長(池本滋郎) 文部科学省の令和7年度の要保護児童生徒援助費補助金の学校給食費の標準単価につきましては、小学校が290円、中学校については345円となっております。あべ文部科学大臣も、学校給食の無償化では食材の地産地消が鍵になるとして、引き続き学校給食の充実に向けて進めていきたいとも述べられております。また、今年度に学校給食での地場産農産物の活用に向けた調査や研究を文部科学省内でも行っておるということですので、現状とかけ離れた単価提示はないのではないかと、現在のところ考えております。
いずれにしましても、南国市は以前から食育を大切にしてきており、本市の状況を考えれば、コストが低くなったからすぐ給食の質を下げるというようなことはすべきでないと考えております。
○議長(岩松永治) 松下直樹議員。
○2番(松下直樹) ありがとうございます。この間、いろいろ報道でも、物価高騰により給食が減ったなど、よくテレビでも見ました。南国市は物価高の中でも頑張っていただき、ありがたいです。私も小学6年の娘がいます。小さい頃から偏食で、大変心配をしていましたが、学校給食の中でいろいろな食材や味に出会い、食べられるものも多くなりました。今では給食を楽しみに登校しています。私自身、本当にこの学校給食はすばらしいなと実感をしています。
次に、この給食費無償化の具体案がまだまだこれからですけども、子どもの食育で大切な学校給食での栄養価や質の低下がないよう、よろしくお願いいたします。市長に御所見を伺います。
○議長(岩松永治) 市長。
○市長(平山耕三) 学校教育課長が申しましたとおり、学校給食は学校給食法第8条により学校給食実施基準が定められていると同時に、本市にとって、食育並びに学校給食は、南国市食育のまちづくり条例にありますように、教育の根幹をなす重要なものであると考えておりますので、必要なカロリーや栄養価を低下させることは考えておりません。以上です。
○議長(岩松永治) 松下直樹議員。
○2番(松下直樹) ありがとうございます。力強い御答弁ありがとうございました。
以上で私の今議会の一般質問を終了いたします。丁寧な御答弁、大変にありがとうございました。
答弁者:市長、関係課長
○議長(岩松永治) 2番松下直樹議員。
〔2番 松下直樹議員発言席〕
○2番(松下直樹) 改めましておはようございます。公明党の松下直樹でございます。大衆とともにとの立党精神を胸に、生活者目線で質問をさせていただきます。
それでは、通告に従いまして一般質問をさせていただきますので、執行部の皆様、御答弁よろしくお願いをいたします。
また、本日、最終日ともなり、質問が重複すると思いますが、よろしくお願いをいたします。
それでは、防災対策について質問をさせていただきます。
主に今回は、津波避難タワーについて質問をさせていただきます。
2011年の東日本大震災、あの大きな津波被害の映像は、南海トラフ巨大地震を抱える本市においても、大きな衝撃でありました。巨大地震対策、津波対策と、より一層の対策が求められる中、命山構想、また発災後5分以内に到達できる緊急避難場所として津波避難タワーを整備をいたしました。この命を守る重要な津波避難タワーですが、現在の管理はどのように行われているでしょうか、お聞きをいたします。
○議長(岩松永治) 危機管理課長。
○危機管理課長(野村 学) 津波避難タワーや高台の避難場所、避難経路の管理につきまして、日常の清掃、点検などにつきましては、地元の自主防災組織が行い、修繕等の必要が生じた場合は、市が修繕をするなどの管理をしております。平時から地域住民に避難施設、避難場所に関心を持ってもらい、継続して防災意識を持っていただくことを目的として、清掃など、日常的な管理を自主防災組織にお願いをしているところです。以上です。
○議長(岩松永治) 松下直樹議員。
○2番(松下直樹) ありがとうございます。基本的に地元で日常の管理をし、何かあれば市に連携、また修繕の依頼をする、そのような運営の仕組みだと確認をいたしました。
次に、津波避難タワーにはかまどベンチが設置をされてると思いますが、設置の意義と、またその燃料はどうしているのかお聞きをいたします。
○議長(岩松永治) 危機管理課長。
○危機管理課長(野村 学) かまどベンチにつきましては、津波避難タワーの周囲に整備した防災広場に設置をしております。防災広場は、緊急時には緊急避難する避難者の混雑を防ぐスペースとなりますが、平時は地域住民が気軽に訪れることのできる広場として活用いただけるよう、ベンチを整備したものであります。その際、防災啓発としても活用できるよう、通常のベンチではなく、かまど機能のついたベンチを整備したところです。かまどベンチにつきましては、あくまでも平常時の活用や訓練での使用を念頭に置いたものであり、発災時の使用を想定したものではありません。そのため、かまどベンチ用の備蓄燃料等はございません。以上です。
○議長(岩松永治) 松下直樹議員。
○2番(松下直樹) ありがとうございます。平常時の活用と訓練を想定して、また発災時の使用は想定をしていないとの答弁でしたけども、正直、私が思うに、有事のときに使えない、そういった備品となると、意味が全くないんではないかなと、そのように思います。使える場所に移設してはどうでしょうか、お伺いいたします。
○議長(岩松永治) 危機管理課長。
○危機管理課長(野村 学) あくまで平常時の活用を目的としたものでありますし、また建設当時、地域の自主防災組織などの意見も反映して整備したものでありますので、現在のところは移設は考えておりません。以上です。
○議長(岩松永治) 松下直樹議員。
○2番(松下直樹) 先ほどのかまどベンチ設置の意義について、その中の答弁の中に、ベンチを設置するに当たり、防災啓発として活用できるように、通常のベンチではなくかまどベンチを整備したとの答弁もありました。設置から10年もたちました。十分に防災意識啓発はできたと考えます。移設は考えていないとのことですが、有事のときに実用できてこそのかまどベンチだと私は考えます。当時の自主防災組織の意見も反映したとのことですが、10年の時間経過の中で変化もあるかもしれません。各防災組織ともまた丁寧に話合いをしていただいて、しっかり考えてほしいと思います。これは要望しときます。
次に、避難タワーの現状についてお聞きをいたします。
私も、改めて津波避難タワーの現状を確認するために、全てではないですが、回ってみました。感想ですが、各地域の避難タワーの管理に差が明確にあると感じます。例えば、鳥のふんが大量にあり、衛生的にどうかと思うような避難タワーもありました。また、トイレのドアのラッチ部分と受け手の金具がずれていて、外からはドアが閉まらない、また蛍光灯器具の本体が腐食をして、ソケットの1か所が本体から外れていまして、蛍光灯が落下しかかっている環境の津波避難タワーもありました。また、落ち葉や各種ごみが詰まって排水が上手にできていなくて、避難すべきスペースが池になっている環境もありました。そういった環境がある反面、好事例で、トイレがしっかり男女分けもできている箇所、また手洗いもペットボトルを工夫して独自で作っているところ、また掲示板を設置し、防災情報や地域の情報等を掲載をしている箇所もありました。各地域での津波避難タワーの管理環境に差が出ていると思いますが、御所見を伺います。
○議長(岩松永治) 危機管理課長。
○危機管理課長(野村 学) 先ほど答弁いたしましたとおり、継続的に防災意識を持っていただくことを目的として、日常の清掃などの管理は地域の自主防災組織にお願いをしているところです。しかしながら、建設から10年たち、建設当時に行政と地域が共有していた思いが少しずつ形骸化している部分もあるのではないかと、議員のお話をお伺いし感じたところです。改めて建設当初の考えに立ち返り、管理等について、自主防災組織と認識の共有を図ってまいりたいと思います。以上です。
○議長(岩松永治) 松下直樹議員。
○2番(松下直樹) ありがとうございます。私、思うに、地域のみで管理をするというのは、現実的に無理があるのではないのかなと、そのように思いました。本当にシンプルに、避難タワー建設から10年の時間経過で、地域の高齢化も進んだ、これも現実的にあると思います。避難訓練等は地域でしっかり展開をしていただきながら、津波避難タワーの管理においては、市が毎月2基程度、チェックをすれば、1年あれば全基チェックはできると思いますので、これは市の責任でお願いしたいと思いますが、いかがでしょうか。
○議長(岩松永治) 危機管理課長。
○危機管理課長(野村 学) 御指摘いただきました各地区での避難タワーの現状につきまして、日常の管理の状況と不具合等のチェックを、まず早急に実施をいたしたいと思います。以上です。
○議長(岩松永治) 松下直樹議員。
○2番(松下直樹) ありがとうございます。よろしくお願いいたします。
津波避難タワーを日常生活に取り入れていくために、提案ですが、地域の公民館などで行われている高齢者の体操など、季節がよいときには津波避難タワーで行い、階段や、またスロープもありますので、健康づくりと防災を掛け合わせてみてはどうかと思いますが、いかがでしょうか。
○議長(岩松永治) 危機管理課長。
○危機管理課長(野村 学) 津波避難タワーを活用した健康づくりとして、生涯学習課主催のさわやか健康ウオーキングのコースに避難タワーを組み込み、通過する参加者に防災クイズに答えていただくなどのイベントを実施したことがございます。また、毎年実施しております、きらりフェアにおいて、危機管理課ブースでは、「防災は健康から」のキャッチフレーズの下、各種防災啓発を行っております。
御提案いただきました津波避難タワーでの高齢者の健康体操につきましては、まさに防災は健康からの考え方にかなうものでありますので、実施できないか、関係部署と検討してまいります。以上です。
○議長(岩松永治) 松下直樹議員。
○2番(松下直樹) ありがとうございます。高齢者の皆様は、この避難タワーにまず行けるのかと、これは重大なことだと思います。まずは、避難タワーの階段やスロープを、こういったものを活用する中で、御自身の現在の体力や、また気をつけることなどが明確になると思います。階段やスロープを登るのが大変な方は、もう少し体力づくりをしようとか、また体力に問題がなく上れた方は、このまま体力をキープしていこうなどと、各個人での課題も見えてくると思います。また、改善をされることによって、高齢者の皆様の各個人の自信にもつながっていくと思いますので、ぜひ取り組んでいただきますようお願いをいたします。
津波避難タワーですが、先ほど備品等の不備のほかに、クラックがありました。幅0.2ミリ以上なら、表面上で問題はない。0.2ミリを超えると、注視が必要で何かしらの処理をしなくてはならない。また、0.5ミリ以上だと、専門家の調査と補強が必要になると思います。また、クラックには、エフロレッセンスといわれる白華現象も見られました。コンクリート内のセメント成分が水に溶け出し、表面ににじみ出てきて空気中の炭酸ガスと反応をし、炭酸カルシウムなどの白い結晶となる現象だそうです。この現象の示唆するところは、コンクリート内部に水が浸入し、それが表面に出てきている。また、水の浸入は内部の鉄筋のさびにつながります。さびた鉄筋は体積が膨張を伴うため、さらにひび割れを広げる可能性もあります。私、今が早いか遅いか分かりませんけども、すぐに調査をする必要があると思いますが、御対応をお願いします。いかがでしょうか。
○議長(岩松永治) 危機管理課長。
○危機管理課長(野村 学) クラックにつきましては、例えばクラックからの水の浸入によりさびが出ている場合など、対応が必要な場合の管理指針があります。これまでも必要に応じて点検等を行ってきたところですが、定期的に実施しているものではありません。今後、建築技師等とも協議し、対応の必要なクラック等が発生してないか、定期的な点検を実施してまいります。以上です。
○議長(岩松永治) 松下直樹議員。
○2番(松下直樹) 本当に迅速な対応をよろしくお願いします。しっかり今のこの現状を把握していただいて、例えば5年後、10年後、またそれ以上の時間経過によるリスクは一体どうなのか。予算も伴うことですから、トータル的なコストも考え、修繕等、必要あれば、業者にはA案、B案、C案など、テーブルに並べていただいて、こういった工法なら5年は保証できますよとか、こういった工法なら10年保証できますよとか、20年保証できますよなどと、いろいろな施工技術もあると思いますので、安ければいいというわけではなくて、将来的なことも考えて、長い目で見たトータルコストで考えていただきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。
今回、津波避難タワーを回ってみて、少しですが、気づいた点を質問をさせていただきました。最後に、市長に指揮を執っていただいて、改善するところは改善していただけますよう、お願いをいたします。市長、いかがでしょうか。
○議長(岩松永治) 市長。
○市長(平山耕三) 危機管理課長が答弁いたしましたとおり、地域による日常管理や補修、修繕等の必要性につきましては、定期的な点検等を実施しまして、必要なときに十分機能が発揮できるよう、適正に管理をしてまいりたいと思います。以上です。
○議長(岩松永治) 松下直樹議員。
○2番(松下直樹) どうぞよろしくお願いいたします。
次に、指定避難所や避難タワーでも、一定期間、生活をしていくことになります。プライベートな空間がやはり必要だと私は思います。災害関連死対応も含めて、テント避難も考えていくべきではないのかなと、そのように思いますが、いかがでしょうか。
○議長(岩松永治) 危機管理課長。
○危機管理課長(野村 学) 指定避難所での避難スペースにつきましては、避難所設置後、速やかにパーティションを設置し、避難者のプライベート空間を確保することが必要とされております。本市では、現在1,158張りのパーティションを備蓄しており、また本年度、220張りのパーティションを購入する予定としております。今後、整備したこれら資機材が有効に活用できるよう、パーティションの設置も含めた避難所開設訓練を実施してまいります。
また、発災時の避難につきましては、これまでの災害事例を見ましても、指定避難所への避難だけでなく、車中泊避難や自宅の庭や公園など、広いスペースでの屋外テント避難など、多岐にわたっております。行政として、多様化している避難生活へ対応できるよう、過去の事例など研究してまいります。以上です。
○議長(岩松永治) 松下直樹議員。
○2番(松下直樹) ありがとうございます。避難生活と一言に言っても、一定期間、居住し、生活をしていくことになります。ストレス軽減のためにも、簡易でもいいので、テントの展開もこれから考えてみてはと、そのように思います。
また、キャンプ用では簡易な折り畳みの椅子もあり、特に高齢者の方は椅子のほうが生活しやすいと私も思います。いろいろ研究して、前向きに取り入れていただきますよう、よろしくお願いいたします。
次に、テント避難に関連して、津波避難タワーを活用して、地域の方に楽しい防災の観点で、避難タワーでテントを張り、また花火を見たり、食事をしたり等のイベントを組みながら、日常に防災を落とし込むことが必要ではないのかなと、そのように考えますが、いかがでしょうか。
○議長(岩松永治) 危機管理課長。
○危機管理課長(野村 学) 楽しみながら日常生活に防災を落とし込むことは、継続的に防災意識を持ち続けるための有効な手段であります。本市の津波避難タワーにつきましても、そのような考えの下、地域イベント等での使用につきましては、原則、禁止をしておりません。各地区でタワーを活用した防災イベントなどを開催いただくことは大いに歓迎するところです。地区の防災連合会などとも協議し、避難タワーでのイベント実施について検討いたします。以上です。
○議長(岩松永治) 松下直樹議員。
○2番(松下直樹) よろしくお願いいたします。この津波避難タワーを活用しない手はないと思います。また、体験をしてみることで、季節ごとの避難生活の課題も体験ができ、課題も見えてくると思います。机上よりも、その季節季節の暑さや寒さ、昼ではどうか、また夜ではどうか、そういったことを体験することで、より一層の準備や心構えが十分充実するように思います。また、南海トラフの危険性が上がっている中にあって、南国市ではこのような取組で防災力向上に取り組んでいるなど、SNSやメディアにも発信していけば、南国市の魅力向上にもつながるとも思います。もしかしたら、県内、また県外からも、防災キャンプをしたいとの声も上がってくる可能性もあるかもしれません。せっかくの津波避難タワーとこの広大な海を活用して、先ほどの健康と防災、また防災イベント、前向きにお考えいただければと思います。
次に、国営圃場整備事業について御質問をいたします。
現在の進捗状況とこれからの計画を伺います。
○議長(岩松永治) 農地整備課長。
○農地整備課長(高橋元和) これまでの進捗につきましては、圃場整備工事が完了いたしました59ヘクタールにつきまして、久枝工区7.1ヘクタールは換地処分が終了し、登記申請中であります。同じく整備工事が完了しました下島工区9.8ヘクタール、能間工区21.5ヘクタールでは、確定測量を実施した上で換地計画を策定し、権利者会議を経た後で、換地処分及びその登記ができるよう準備を進めております。以上です。
○議長(岩松永治) 松下直樹議員。
○2番(松下直樹) ありがとうございます。圃場整備は確実に進捗をしていますが、その中でいろいろ農家さんにも声をいただきました。整備されて効率がよくなった、大型機械の性能が生かせる環境になったなど、喜びの声もある一方で、少し気になる点がありました。それは、石が大量に出てきてトラクターの爪が傷んだ、トラクターが煮え込んで何ともならない、圃場が水平ではなく、水が張れなく作付ができない箇所があった、しかも誰かに言おうとしても、もう業者もいなくなっているところで誰に何を言っていいかよく分からなかったなどという声もいただきました。こういったことへの対応はどのようにお考えでしょうか、御答弁お願いします。
○議長(岩松永治) 農地整備課長。
○農地整備課長(高橋元和) 議員御指摘のとおり、浜改田西部工区における昨年度の工事では、一部に不具合が生じております。令和5年度に区画整理工事を完了した圃場におきまして、昨年度、暗渠排水の追加工事を実施しました。しかし、その後、排水管を布設した箇所で田植機の車輪が煮え込んだといった事例が発生し、耕作者の皆様に大変御迷惑をおかけしております。
この原因としましては、暗渠排水工事を後から施工したこと、またその工事が田植直前に完了したため、掘削部分の土が十分に締め固まっておらず、周囲の基盤土も緩んでいたことが、車輪の煮込みを引き起こした要因の一つと考えられます。
また、区画整理工事完了後の一部の圃場におきまして、石が多い、均平が不十分であるといった課題も確認されております。これらは、表土中に礫が多く含まれていたことなどによって、田植作業に支障を来しており、重ねて御迷惑をおかけしているとこです。
それから、圃場の不備への連絡の件でございますが、こちらの今回の不具合は、田植直前の代かきの時期に判明したものであり、農家の皆様におかれましては、既に苗の準備を終えていたことから、対策にかけられる時間が限られており、やむを得ず、応急的な対応の下、田植を行っていただくことになりました。このような状況に至ったことについて、改めておわび申し上げます。
不具合の情報につきましては、地元から連絡を受けた段階で速やかに現場を確認し、国の事業所や関係機関と情報を共有の上、対応を進めております。また、国、県、市の関係者が出席する定例会議においても、再発防止策や今後の工事全体の改善に向けて協議を行い、情報共有体制の強化に努めているとこであります。今後は、稲刈り終了後に改めて圃場の状況を確認し、必要な対策については誠意を持って対応してまいります。国、県、市、土地改良区をはじめとする関係機関と連携し、農家の皆様が安心して営農を継続できるよう、引き続き取り組んでまいります。
それから、先ほどの御質問で答弁漏れがございましたので、答弁いたします。
これからの計画につきましては、本年度の事業費につきましては、前年度補正と合わせまして約20億円の配分をいただいております。本年度の事業内容としましては、現在、工事を継続している浜改田西部工区11.5ヘクタール及び堀ノ内工区2.6ヘクタールの区画整理工事に加え、今後、着工予定の工区においては、最終的な区画が確定した段階で、換地計画原案の作成や実施計画などの準備を進めております。そして、今後は、施工同意を得た工区から順次工事に着手していく予定です。
今後も事業推進に必要な予算の確保に努めるとともに、関係者の皆様と連携しながら、早期の事業完了を目指して取り組んでまいります。以上です。
○議長(岩松永治) 松下直樹議員。
○2番(松下直樹) ありがとうございます。この実態把握と、また具体的な対応をよろしくお願いいたします。私もこの圃場整備の不備で、県や、またJAにいろいろ話を聞いてみました。皆様、口をそろえて言われるのが、やはり1年目は石が出るのは仕方ないと、このような言葉をたくさんいただきましたが、私は少し違和感を覚えております。1年目は仕方ない、そういう言葉ですけども、しかし農家は、一年一年の作付、生産が、生活がかかっております。何か軽く考えているのではないのかと、そういった、その言葉から印象を受けたところです。高齢化も進む中で、また毎年の猛暑の中で、本当に命を削って農業に従事をされております。先ほどの答弁に、誠意を持って対応していく、そういう言葉もありました。どうか誠意を持ってよろしくお願いをいたします。
最後に、給食費無償化についての御質問をいたします。
高知市が、物価高騰対策臨時交付金を活用して、時限的だが、小学校、中学校の給食費免除にと、高知新聞にも掲載をされておりましたが、南国市としての取組をお伺いいたします。
○議長(岩松永治) 学校教育課長。
○学校教育課長(池本滋郎) 本市におきましても、令和4年度3学期と令和5年度2学期については、国のコロナウイルス関係の臨時交付金を利用しまして、給食費を免除しておりました。南国市の給食費の保護者負担につきましては、小学校で270円、中学校で300円となっておりますが、小学校については平成27年度、中学校についても給食センター運用開始時の平成29年から据え置いております。令和2年度比でも、物価高騰によりまして食材費は約1.2倍程度になっておりますが、一切値上げは行っておらず、値上がり分は実質的に市が負担しております。
○議長(岩松永治) 松下直樹議員。
○2番(松下直樹) ありがとうございます。私も子育て世代ですので、値上げをしないということには、大変助かっております。ありがとうございます。
それでは、現在、1食当たりのコストは幾らでしょうか、お伺いいたします。
○議長(岩松永治) 学校教育課長。
○学校教育課長(池本滋郎) 現在、本市の給食費のコストでございますけれども、小学校で約290円、中学校で約345円となっております。先ほども申し上げましたが、保護者負担額との差額については市のほうで負担しているところでございます。
○議長(岩松永治) 松下直樹議員。
○2番(松下直樹) ありがとうございます。これから、国のほうでは、来年から、まずは小学校給食無償化で進んでおります。まだ具体的なことはこれからだとは思いますが、子育て世代は大変助かる施策だと感じます。具体的な予算等はこれからだとは思いますが、こんなことはないとは思いますが、今のコストより低い金額で決定した場合、その対応について、どのように考えていらっしゃいますか、お伺いいたします。
○議長(岩松永治) 学校教育課長。
○学校教育課長(池本滋郎) 文部科学省の令和7年度の要保護児童生徒援助費補助金の学校給食費の標準単価につきましては、小学校が290円、中学校については345円となっております。あべ文部科学大臣も、学校給食の無償化では食材の地産地消が鍵になるとして、引き続き学校給食の充実に向けて進めていきたいとも述べられております。また、今年度に学校給食での地場産農産物の活用に向けた調査や研究を文部科学省内でも行っておるということですので、現状とかけ離れた単価提示はないのではないかと、現在のところ考えております。
いずれにしましても、南国市は以前から食育を大切にしてきており、本市の状況を考えれば、コストが低くなったからすぐ給食の質を下げるというようなことはすべきでないと考えております。
○議長(岩松永治) 松下直樹議員。
○2番(松下直樹) ありがとうございます。この間、いろいろ報道でも、物価高騰により給食が減ったなど、よくテレビでも見ました。南国市は物価高の中でも頑張っていただき、ありがたいです。私も小学6年の娘がいます。小さい頃から偏食で、大変心配をしていましたが、学校給食の中でいろいろな食材や味に出会い、食べられるものも多くなりました。今では給食を楽しみに登校しています。私自身、本当にこの学校給食はすばらしいなと実感をしています。
次に、この給食費無償化の具体案がまだまだこれからですけども、子どもの食育で大切な学校給食での栄養価や質の低下がないよう、よろしくお願いいたします。市長に御所見を伺います。
○議長(岩松永治) 市長。
○市長(平山耕三) 学校教育課長が申しましたとおり、学校給食は学校給食法第8条により学校給食実施基準が定められていると同時に、本市にとって、食育並びに学校給食は、南国市食育のまちづくり条例にありますように、教育の根幹をなす重要なものであると考えておりますので、必要なカロリーや栄養価を低下させることは考えておりません。以上です。
○議長(岩松永治) 松下直樹議員。
○2番(松下直樹) ありがとうございます。力強い御答弁ありがとうございました。
以上で私の今議会の一般質問を終了いたします。丁寧な御答弁、大変にありがとうございました。