議会議事録
一般質問4日目(松本信之助)
質問者:松本信之助
答弁者:市長、関係課長
議事日程
令和7年6月13日 金曜日 午前10時開議
第1 一般質問
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本日の会議に付した事件
日程第1 一般質問
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午前10時 開議
○議長(岩松永治) これより本日の会議を開きます。
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一般質問
○議長(岩松永治) 日程により一般質問を行います。
順次質問を許します。3番松本信之助議員。
〔3番 松本信之助議員発言席〕
○3番(松本信之助) おはようございます。議席番号3番、立憲民主党、民主クラブの松本信之助です。一般質問、最終日のトップバッターとして登壇させていただきました。
質問に先立ちまして、私ごとですけども、先日、部落解放同盟高知県連合会の執行委員長に就任いたしました。ですので、これまで以上に、部落差別をはじめ全ての差別の解消、そして全ての人の人権が確立された社会を目指して邁進していきたいと思っております。そのためにも、人権が確立された南国市にしていくための質問も幾つかさせていただきますので、市長をはじめ執行部の皆さん、真摯な御答弁をよろしくお願いいたします。
ではまず、人権課題の解決としまして、南国市が制定しました南国にじいろ宣言、パートナーシップ登録制度について、どういったものか教えていただけますでしょうか。
○議長(岩松永治) 総務課長。
○参事兼総務課長兼選挙管理委員会事務局長(松木和哉) 令和3年9月に、南国市人権を尊重するまちづくり条例を制定をいたしました。この条例につきましては、市民一人一人が思いやりの心を持ち、様々な立場に立って考え、お互いを理解し、多様性を認め合い、全ての人の人権が尊重される社会の実現に寄与することを目的としております。令和4年9月市議会定例会の中で南国にじいろ宣言を行いまして、性の在り方に関し、性的指向、性自認についても人権課題の一つとして捉え、性的マイノリティーの方への差別や偏見などの解消に向け、社会的理解を深め、多様性を認め合う取組といたしまして、令和4年11月にパートナーシップ登録制度を開始いたしました。この登録制度は、性的マイノリティーの方への支援の一環といたしまして、お互いを人生のパートナーとして、日常生活において相互に協力し合うことを約束したお二人が、パートナーシップの関係であると市に届け出て、登録を行う制度となっております。
○議長(岩松永治) 松本信之助議員。
○3番(松本信之助) ありがとうございます。この南国にじいろ宣言とパートナーシップ登録制度により、性的マイノリティーの方たちの権利が向上されることになったと思います。
では、この登録制度で何組の市民の方が登録されたか教えていただけますでしょうか。
○議長(岩松永治) 総務課長。
○参事兼総務課長兼選挙管理委員会事務局長(松木和哉) 令和4年11月の制度開始以来、2組の登録がされております。
○議長(岩松永治) 松本信之助議員。
○3番(松本信之助) ありがとうございます。南国にじいろ宣言の中で、「南国市は、性のあり方に関わる差別や偏見をなくし、多様性やお互いの価値観を認め合い、誰もが個人として尊重され、共に生きる心を大切にする、住みやすいまちづくりを目指す」とありますので、この登録制度ができたことで、南国市における行政サービスには何の差別なく受けられると理解させていただいて構わないでしょうか、教えていただけますか。
○議長(岩松永治) 総務課長。
○参事兼総務課長兼選挙管理委員会事務局長(松木和哉) このパートナーシップ登録につきましては、市の要綱に基づいて実施をしておりますので、法律上の権利義務の付与を伴うものではございませんが、登録者が利用可能な行政サービスにつきましては、市営住宅の入居、同居や救急搬送証明書の交付など、市及び県のホームページ等において公開をしております。
○議長(岩松永治) 松本信之助議員。
○3番(松本信之助) では、6月10日付でしたか、南国市のホームページのお知らせにも更新されていましたが、結婚新生活支援補助金についてお聞きします。
この制度はどういった制度か教えていただけますでしょうか。
○議長(岩松永治) 子育て支援課長。
○子育て支援課長(高野正和) 経済的理由により結婚に踏み出せない者を支援し、少子化対策の強化に資することを目的とする補助金です。対象者は、婚姻届が受理された日においてともに39歳以下の夫婦で、南国市内において新たに住居を購入、または住居の賃借を開始した夫婦となります。補助金額は、夫婦ともに婚姻日における年齢が29歳以下の世帯は60万円、これ以外の世帯は30万円となります。
○議長(岩松永治) 松本信之助議員。
○3番(松本信之助) では、現状、パートナーシップ登録制度で結ばれた方々は対象に入ってますでしょうか。
○議長(岩松永治) 子育て支援課長。
○子育て支援課長(高野正和) この補助金の交付要綱に、婚姻届を提出し受理された夫婦であることと定めており、対象外となります。
○議長(岩松永治) 松本信之助議員。
○3番(松本信之助) では、お隣の高知市ではどういった対応になってますでしょうか。
○議長(岩松永治) 子育て支援課長。
○子育て支援課長(高野正和) 高知市の担当者に確認したところ、高知市はにじいろのまち宣言を行っているため、制度開始時にパートナーシップ登録者を外すような議論は一切していない。また、この制度では国の補助がありますが、パートナーシップ登録者はこの国の補助の対象外であるため、市の単独事業として補助をしているとのことでした。
○議長(岩松永治) 松本信之助議員。
○3番(松本信之助) ありがとうございます、そのような理由でしたら、南国市もしっかりとした南国にじいろ宣言をしているわけですから、差別して補助対象から排除する理由にはならないかなと思います。また、南国市は人権施策推進基本計画も策定し、その中の「はじめに」の市長の挨拶のところで、「初めに人権を考えるとき、多様性という言葉を理解することが大変重要なポイントになります」また、令和3年に「南国市人権を尊重するまちづくり条例を制定し、不当な差別や人権侵害は絶対に許さないという強い意志を表明しました。このたび、人権問題の解決に向け、また新たな人権侵害を発生させないよう、誰もが生きやすく、住みやすいと感じられる南国市にするため、南国市人権施策推進基本計画を策定いたしました。多岐にわたる人権問題に向き合い、市民一人一人が笑顔で暮らせるよう、本計画に定めた基本理念に基づき、人権問題等の解決に向けた取組を推進してまいります」と書いてあります。それであるならば、パートナーシップ登録制度利用者の市民の方々も、南国市では差別されることなく、結婚新生活支援補助金の対象とすべきではないでしょうか。市長の考えをお聞かせください。
○議長(岩松永治) 市長。
○市長(平山耕三) 南国市といたしましても、パートナーシップ登録者を制度に加えることにつきましては、その方向で補助要綱改正も含め検討したいと思います。以上です。
○議長(岩松永治) 松本信之助議員。
○3番(松本信之助) 前向きな御答弁、本当にありがとうございます。これからも差別のない南国市を目指して、お互い知恵を出し合いながら取り組んでまいりましょう。よろしくお願いいたします。
では、続いても、障害者の権利の向上にも関する質問をさせていただきます。
先日、産業建設常任委員会で神奈川県平塚市へインクルーシブ公園の視察に行きましたが、同行していただいた都市整備課長、そのときの感想を教えていただけますでしょうか。
○議長(岩松永治) 都市整備課長。
○都市整備課長(篠原正一) このたびは、南国市議会産業建設常任委員会の丁野美香委員長をはじめ委員の皆様方には、神奈川県横須賀市と平塚市への視察に同行する機会を与えていただきまして、厚く御礼申し上げます。
それでは、平塚市総合公園内に整備されたインクルーシブ公園の視察を終えての感想を述べさせていただきます。
まず、一番印象的であったのは、公園の整備計画や設計に当たり、市内の障害者団体や特別支援学校、保育園や幼稚園など、116もの団体から意見を収集されてきたということです。インクルーシブ公園は、公園を利用者とともに育てていくという考え方の下、計画設計段階から積極的に公園利用者へのヒアリングや意見交換を行うことが多いと聞いておりましたが、平塚市では、設計までに至る約1年間のうち、15回にわたる関係団体との意見交換を実施しており、園内の柵の設置の在り方から遊具の細かな使い方に至るまで、利用者の声に耳を傾けるという一貫した姿勢に感銘を受けました。ところで、このインクルーシブ公園を整備するきっかけとなったのは、市制施行90周年の記念事業として、職員提案から始まったとのことでした。こうした経緯から、発足された庁内推進会議では、公園担当の部署だけではなく、福祉や子育て支援の担当部署も加わり、整備場所の選定から関係団体との意見交換など、役割分担を明確にしつつ、庁内体制がしっかりと確立されていたことも非常に参考となりました。
また、公園整備や維持管理に係る財源の確保につきましては、クラウドファンディングやネーミングライツの実施を導入するなどの工夫が行われておりました。
一方、インクルーシブ公園がある平塚市総合公園は、市の中心部に位置し、Jリーグの湘南ベルマーレのホームスタジアムやイースタンリーグが開催される平塚球場を有する約30ヘクタールの広大な敷地の中にあることから、休日には利用者が集中し、遊具の使用に順番待ちが発生することも多くあり、障害のあるお子さんが健常児と一緒になって本当に自由に遊べることができるのかという課題があるとのことでした。そこで、市では、インクルーシブ遊具を備えた公園運営に実績のある団体から講師を招き、委託先の公園スタッフに対し、まずはインクルーシブ公園の位置づけや特性をしっかりと理解してもらった上で、遊具の使い方の指導や案内、誘導や補助などを適切に行うための研修を開催するなど、公園運営の方法にも工夫がなされておりました。インクルーシブ公園は、人との関わり合いによってつくられる誰もが集える場所を目指していると言われます。物理的、あるいは情報などのバリアをデザインを使ってなくしていこうとするのがユニバーサルデザインの取組ですが、このユニバーサルデザインだけでは解決ができない、人と人との間にある心のバリアを取り除いていこうとする考え方が、インクルーシブという考え方だと言います。
今回の視察は、インクルーシブな公園の整備が共生社会の実現に向けた重要な一歩であることを認識できた貴重な視察研修でした。この経験を生かし、まずは一つからでも、インクルーシブの考え方を取り入れた公園の実現に向けて取り組んでまいりたいと思います。以上でございます。
○議長(岩松永治) 松本信之助議員。
○3番(松本信之助) ありがとうございます。丁野議員の質問にもありましたが、南国市には、現在、インクルーシブ公園、もしくはインクルーシブ遊具を設置している公園はないとのことですけども、南国市でも、障害者も健常者も誰もが遊べるインクルーシブ公園の設置は本当に必要だと思うのですが、御所見を伺います。
○議長(岩松永治) 都市整備課長。
○都市整備課長(篠原正一) 議員がおっしゃられたとおり、年齢に関係なく、障害のある子どももない子どもも一緒に遊べる公園は、多様性を尊重する社会づくりの観点からも重要であると認識しております。インクルーシブ公園の整備は、全ての子どもたちの健やかな成長と保護者の安心感にもつながるものであり、今後の検討課題として重要と考えております。以上でございます。
○議長(岩松永治) 松本信之助議員。
○3番(松本信之助) ありがとうございます。では、設置をするならば、どこに設置しようとお考えでしょうか。
○議長(岩松永治) 都市整備課長。
○都市整備課長(篠原正一) 設置場所につきましては、アクセスのよさや周辺の居住人口、あるいは既存の遊具状況などを踏まえて検討する必要がございます。また、障害のある子どもさんの利用が前提となりますので、障害者専用の駐車場の整備は必須であり、バリアフリー化や遊具周りの安全領域の確保など、公園の面積についても一定の広さを有する場所が必要かと考えます。現在のところ、具体的な場所は想定しておりませんが、今後、市民の皆様の御意見も伺いながら、適切な場所の選定を行ってまいりたいと思います。以上です。
○議長(岩松永治) 松本信之助議員。
○3番(松本信之助) ありがとうございます。新しい公園を造る際だけでなく、既存の公園でのインクルーシブの遊具の設置ができないか、お伺いしてよろしいでしょうか。
○議長(岩松永治) 都市整備課長。
○都市整備課長(篠原正一) 既存の公園にインクルーシブ遊具を導入することは、用地費などが不要なため、比較的コストを抑えつつ、対応可能ではないかなと考えておるところでございます。ただし、先ほども申し上げましたとおり、障害者専用駐車場やある程度の面積を必要とするなどの条件を満たす公園を選定していく必要があると思います。これらの条件に合った公園において、老朽化した遊具を更新する際には、バリアフリーやインクルーシブデザインの観点を取り入れていけるよう検討してまいります。以上でございます。
○議長(岩松永治) 松本信之助議員。
○3番(松本信之助) ぜひよろしくお願いいたします。インクルーシブ遊具に限らず、既存の公園の遊具が老朽化などにより少なくなってきている、あるいは全くなくなってしまった公園がたくさんあろうかと思いますが、この現状に対してどうお考えでしょうか。
○議長(岩松永治) 都市整備課長。
○都市整備課長(篠原正一) 老朽化した遊具は、安全面から撤去を余儀なくされる場合がありますが、撤去後の対応が十分ではない公園があることも認識をしております。子どもたちの遊び場が減少している現状を踏まえ、できる限り維持管理や更新を進めていく必要があると考えております。以上です。
○議長(岩松永治) 松本信之助議員。
○3番(松本信之助) 公園の遊具で子どもたちが遊ぶことは、楽しいだけでなく、精神的にも身体的にも非常に効果があると思いますが、どのような効果があると思いますか。
○議長(岩松永治) 都市整備課長。
○都市整備課長(篠原正一) 遊具で遊ぶことは、子どもたちの体力向上はもとより、バランス感覚や協調性、想像力などの育成にもつながります。また、仲間と一緒に遊ぶことで、社会性やコミュニケーション能力の向上といった精神的な効果も期待できると考えております。以上です。
○議長(岩松永治) 松本信之助議員。
○3番(松本信之助) ありがとうございます。その整備された公園には、子ども、親などの保護者、また地域住民など、様々な人が集まってきますので、地域コミュニティーの形成にも寄与するかと思われますが、どう思われるでしょうか。
○議長(岩松永治) 都市整備課長。
○都市整備課長(篠原正一) 議員御指摘のとおり、公園は子どもたちだけではなく保護者や高齢者を含む地域住民の交流の場となり、地域コミュニティーの活性化に大きく寄与するものと考えております。誰もが気軽に集える場として、公園の整備は大変意義深いものと考えております。
○議長(岩松永治) 松本信之助議員。
○3番(松本信之助) ありがとうございます。整備された公園は、子どもの健全な育ちや地域コミュニティーの活性など、非常に有効で効果が高いと思われます。ぜひとも既存公園の遊具の設置を進めていただきたいんですけども、いかがお考えでしょうか。
○議長(岩松永治) 都市整備課長。
○都市整備課長(篠原正一) 遊具の設置や更新は、子どもたちの健全育成に資するとともに、公園の利用促進にもつながります。財政状況や優先順位を踏まえながらにはなりますが、計画的に既存公園への遊具整備を進めていけるよう努めてまいりたいと考えております。
○議長(岩松永治) 松本信之助議員。
○3番(松本信之助) ぜひお願いいたします。とりわけ南国市の北側、特にJRの線路から北側になると、遊具が充実した公園がほぼないように思われますが、どうでしょうか。
○議長(岩松永治) 都市整備課長。
○都市整備課長(篠原正一) 御指摘のとおり、南国市北部、特にJR線以北につきましては、遊具の整備が十分でない地域が多いと認識しております。今後の整備や改修に当たりましては、地域のバランスにも配慮をし、北部エリアでの公園環境の改善にも取り組んでいく必要があると考えております。以上です。
○議長(岩松永治) 松本信之助議員。
○3番(松本信之助) ぜひよろしくお願いいたします。しかし、全ての公園に遊具を充実させることは難しいと思います。特に私の住む長岡西部地区には、改良住宅の建設や道路幅の拡張などを行った同和対策事業の際に、過剰地などを利用して多くの公園が設置されました。それら全てとなると、金銭的にも無理があろうかと思います。しかし、地域コミュニティーの活性化も踏まえて、市立公民館がある地区に1つは、遊具が充実された公園があってもいいのではないかと考えますが、今後、進めていただけますでしょうか。
○議長(岩松永治) 都市整備課長。
○都市整備課長(篠原正一) 市立公民館がある地区に1か所でも遊具が充実した公園を設けるという御提案につきましては、非常に現実的で効果的な考え方と受け止めております。全ての公園に一律の整備は難しいものの、拠点的な場所に重点的に整備を進めることは、地域コミュニティーの活性化に寄与するとともに、集落拠点への定住促進にもつながるものとも考えられますので、今後の公園整備に向けた検討に生かさせていただきたいと思っております。以上でございます。
○議長(岩松永治) 松本信之助議員。
○3番(松本信之助) ぜひとも各地区への遊具の設置を進めていただきたいですし、設置の際には、インクルーシブデザインを取り入れた遊具の設置も積極的に行っていただきますようよろしくお願いいたします。
次の質問は、子どもたちが育つ上で必要な保育士の労働環境について質問させていただきます。
昨年、保育現場の職員の配置基準の見直しが行われましたが、南国市においては新基準での配置となっているか教えていただけますでしょうか。
○議長(岩松永治) 子育て支援課長。
○子育て支援課長(高野正和) 令和6年度配置基準の見直しは、保育の質の向上と保育士の負担を軽減し、よりよい子育て環境づくりを目的に改正され、保育士1人当たりの受持ち園児数を減らしたものです。新基準を満たした配置を行っております。
○議長(岩松永治) 松本信之助議員。
○3番(松本信之助) それでも保育所などに聞きますと、人が足りないとの声を聞きますが、現状、どうなってますでしょうか。
○議長(岩松永治) 子育て支援課長。
○子育て支援課長(高野正和) 昨年は、会計年度任用職員を募集しても応募が少なく、不足することがありましたが、賃金改定によって、現在、状況は改善されております。しかしながら、3か月の短期間雇用などでは応募がない状態もあります。また、所長会で確認したところ、各クラスに1名は正職が必要とのことで、クラス数は35あり、退職などで正規職員の欠員が出た場合は早期に補充し、長期休暇職員が出た場合に対応するため、今後、正規職員を増やすよう努めていきたいと考えております。
○議長(岩松永治) 松本信之助議員。
○3番(松本信之助) ありがとうございます。現状、保育士の方は事務作業も行う必要があって、時間外勤務が多くなってきていることもあるかと思われます。実際、各クラスに1台パソコンが整備されてますでしょうか。保育所に聞きますと、パソコンが不足しており、事務作業に支障を来していると言われておりましたが、いかがでしょうか。
○議長(岩松永治) 子育て支援課長。
○子育て支援課長(高野正和) 子育て支援課としても、保育所へのパソコンの不足は認識をしております。令和6年度には長岡西部に2台、その他の園では各1台を増やしたところです。現在の公立保育所でのパソコンの設置台数は、久礼田4台、国府4台、長岡西部4台、明見4台、あけぼの5台、里4台、たちばな5台でございます。各クラスへの設置や調理室にもパソコンが必要との要望が、保育所からは上がっております。
○議長(岩松永治) 松本信之助議員。
○3番(松本信之助) 出勤した際や退勤するとき、出退勤を入力する際にも、皆さん、列をなしているとお聞きしました。保育所の業務効率を上げるためにも、各クラスに1台のパソコン設置を進めていってもらえますでしょうか。お願いします。
○議長(岩松永治) 子育て支援課長。
○子育て支援課長(高野正和) 保育所のパソコンは職員室に設置しており、令和6年度設置時には、設置するスペースが狭く苦慮したとのことです。利便性としては各クラスへの設置が望ましいと思いますが、園児の手が触れるところへの設置はできないため、保育所と設置場所について協議し、設置方法の検討をいたします。しかし、市全体でパソコン設置の要望は多く、優先順位をつけ、順位の高い部署からの設置となります。保育所は昨年、設置いたしましたので、現在、優先順位は下がっているものです。設置スペースを確保した上で、引き続き、設置を進めていきます。
○議長(岩松永治) 松本信之助議員。
○3番(松本信之助) ぜひ早急に設置を進めていただき、業務効率を上げていけるようよろしくお願いいたします。
それでは、長岡西部保育所の労働環境のほうに質問を移らさせていただきます。
長岡西部保育所は、新しく建て替えられ、駐車場も前のときよりは広くなりましたが、園児の送り迎えの際は、その送迎の車でいっぱいであり、職員用駐車場とはあまりなってないようです。職員の駐車場はどのようになってますでしょうか。
○議長(岩松永治) 子育て支援課長。
○子育て支援課長(高野正和) 現在、保育所敷地の駐車場だけでは不足をしております。市有地を元町に2か所、幸町に1か所、職員用駐車場として借り受けているところです。また、イベント時には近隣施設の駐車場をお借りしている状況です。
○議長(岩松永治) 松本信之助議員。
○3番(松本信之助) ありがとうございます。元町の高見団地南側の駐車場や幸町の元中央団地の駐車場ですが、駐車場周辺は街灯がなくて、夜間になると暗く、危険かと思われます。保育所は女性が多い職場ですし、女性が暗い場所を1人で歩くには様々な危険もあるかと思われます。その駐車場に行くに当たり、安全対策は何か行ってますでしょうか。
○議長(岩松永治) 子育て支援課長。
○子育て支援課長(高野正和) 長岡西部保育所へ確認したところ、夜間、高見団地の駐車場を利用している職員につきましては、長岡西部保育所敷地に駐車している職員が車で送る場合もあるとのことです。しかしながら、現在、ほかに使用可能な駐車スペースがないため、駐車場への移動につきましては、危険の少ない経路での移動をお願いするところです。
○議長(岩松永治) 松本信之助議員。
○3番(松本信之助) ありがとうございます。では、1つ提案としてもあるんですけども、長岡西部保育所の駐車場に関しまして、南国市社会福祉協議会北側の元わかくさ児童館跡地が、現在、期間限定の観光駐車場となっています。その期間が終了した場合、安全面や距離などを考慮し、職員駐車場として利用できないかお聞きします。
○議長(岩松永治) 子育て支援課長。
○子育て支援課長(高野正和) 社会福祉協議会北の駐車場につきましては、本年度の観光客誘客のため整備したもので、商工観光課が管理しております。今後、観光客用以外に有効利用を検討することとなった際には、一部は職員駐車場としての利用ができないか検討いたします。また、7月5日夕方から、西部保育所の夕涼み会時に保護者用駐車場として利用したいとの要望がありまして、観光客の利用とは重ならないため、利用を認めております。今後も観光客利用と重ならなければ、保護者用の一時駐車場所としての使用は可能と考えますのと、あと市有地で空きがあれば、周辺のところについても再度確認をして、保育所駐車場として利用できないか検討していきます。
○議長(岩松永治) 松本信之助議員。
○3番(松本信之助) ぜひ職員の安全をしっかり考慮した御検討のほどよろしくお願いいたします。
最後に、今西議員からもバトンタッチを受けました、マイナンバーについて質問をさせていただきます。
そもそも私自身、マイナンバー制度には肯定的ではないのですが、もう進められてしまっているものですので、今回、制度に対してどうこうではなく、市役所庁内での業務の効率、行政サービス向上のための質問をさせていただきます。
今議会の市政報告に、マイナンバーカードの更新に関する報告がありました。これまで幾度かマイナンバー制度についての説明を受けてきましたけども、再度、マイナンバーカードの更新について御説明をお願いいたします。
○議長(岩松永治) 市民課長。
○市民課長(山田恭輔) マイナンバーカードは、交付を受けてからの有効期限が定められております。18歳以上の方は、カードの交付から10回目の誕生日までに更新をしていただく必要がございます。また、カードには公的個人認証サービスによる電子証明書の機能も搭載されておりますので、この電子証明書の有効期限は交付から5回目の誕生日までとなっております。
○議長(岩松永治) 松本信之助議員。
○3番(松本信之助) では、公的個人認証サービスによる電子証明書とは、具体的にどのようなものでしょうか。
○議長(岩松永治) 市民課長。
○市民課長(山田恭輔) 公的個人認証サービスとは、インターネットを通じて申請や届出といった行政手続やインターネットサイトにログインを行う際に、他人によるなりすましやデータ改ざんを防ぐために用いられる本人確認の手段のことになります。電子証明書と呼ばれるデータをマイナンバーカードのICチップに記録することにより、利用が可能となっております。
○議長(岩松永治) 松本信之助議員。
○3番(松本信之助) これはどのようなときに利用できるものでしょうか。
○議長(岩松永治) 市民課長。
○市民課長(山田恭輔) 電子証明書には、署名用電子証明書と利用者証明用電子証明書の2種類がございます。署名用電子証明書は、インターネット等で電子文書を作成し、送信する際に使用いたします。この作成、送信した電子文書が利用者の作成した真正なものであり、利用者が送信したものであることを証明するものでございます。例として、確定申告のe-Tax等の電子申請がございます。また、利用者証明用電子証明書は、インターネットサイト等でログインする際に使用し、ログインした者が利用者本人であることを証明するものでございます。例として、マイナポータルへのログインやコンビニでの公的な証明書の交付、健康保険証や運転免許証としての利用などが上げられます。
○議長(岩松永治) 松本信之助議員。
○3番(松本信之助) ありがとうございます。説明をいただいた更新手続に関して、市政報告によると、本年度には、カード本体の更新者が759人、電子証明書の更新者が5,352人で、合計6,111人が対象となるとのことですが、実際は、お亡くなりになったり転出した方もいるので、対象者は減るということはないでしょうか。
○議長(岩松永治) 市民課長。
○市民課長(山田恭輔) 議員の言われますとおり、死亡や転出もございまして、本市で交付を受けた更新者の数は減少してまいりますが、本市への転入等もございます。令和5年度は、5年前の平成30年度に本市においてカードを交付した方が309人でございましたが、508人の更新を行っております。また、6年度におきましても、5年前の令和元年度には、カードを交付した1,208人に対して2,836人の更新手続を行っております。本年度からは、さらに10年前にカードを交付した方の更新も加わってまいりますので、対象者6,111人におきましても、これを上回る更新があると考えております。
○議長(岩松永治) 松本信之助議員。
○3番(松本信之助) ありがとうございます。それでは、また窓口が大変混雑するのではないかと容易に予想されます。それでも、更新の手続ですので、最初の交付申請時に比べて手続の内容は簡単になるのではないでしょうか。
○議長(岩松永治) 市民課長。
○市民課長(山田恭輔) マイナンバーカードの交付申請時には、先ほど御答弁いたしました2つの電子証明書に加え、住民基本台帳用と券面事項入力補助用の合わせて4つの暗証番号を設定していただいております。このうち署名用電子証明書の暗証番号は、英数字6文字以上16文字以下で、利用者証明書用電子証明書と住民基本台帳用及び券面事項入力補助用の暗証番号は、数字4桁となっております。利用者証明書用電子証明書と住民基本台帳用及び券面事項入力補助用の暗証番号は同じ番号でもよいことになっておりますので、少なくとも2つの暗証番号を設定していただいていることになります。更新手続時には、これらの暗証番号を用いて手続を進めてまいりますが、暗証番号をお忘れの方も多く、暗証番号の再設定から始めていくことから、あまり時間の短縮につながっておりません。
○議長(岩松永治) 松本信之助議員。
○3番(松本信之助) では、実際にマイナンバーカードの交付や更新にどれぐらいの時間がかかるものでしょうか。
○議長(岩松永治) 市民課長。
○市民課長(山田恭輔) 手続内容によって異なりますけれども、1件当たり20分程度の時間が必要でございます。しかしながら、年度当初の混雑時には、転入者のマイナンバーカードの手続に1件当たり1時間以上の時間がかかっており、年金などの他の手続なども含めると2時間半もかかったとのお叱りもいただいております。
○議長(岩松永治) 松本信之助議員。
○3番(松本信之助) 2時間半はかなり長いかと思われます。
では、更新手続の業務に関しては、制度開始当初から分かっていることであって、国としてもDX政策を推進する上でも何か改善をしていることがあるのではないでしょうか。
○議長(岩松永治) 市民課長。
○市民課長(山田恭輔) カード本体の更新は、送られてくる更新案内に記載されておりますQRコードをスマホで読み取ることで御自身で更新の手続が可能でございますが、電子証明書の更新につきましては、現在のところ、市町村のマイナンバー窓口での対面手続が必要となっております。これまで全国の地方自治体から情報通信技術を活用した更新手続についての要望が幾度か上がっておりますけれども、国からは、対面で発行することで最高位の保証レベルを実現するという国際的な基準から乖離することに加え、こうした基準を踏まえた諸外国においても対面で発行されていることが実態であることなどから、直ちに実現することは難しいとの回答が示されております。
なお、次期マイナンバーカードにつきましては、デジタル社会の実現に向けた重点計画に基づく最終取りまとめ案が作成されており、技術進展に対応したさらなる安全性が確保され、より利便性が高まることが期待されております。
○議長(岩松永治) 松本信之助議員。
○3番(松本信之助) それでは、本市においても、更新手続の混雑解消に向けて、何か対策は考えてますでしょうか。
○議長(岩松永治) 市民課長。
○市民課長(山田恭輔) マイナンバーカードの交付事務に限らず、3月や4月の異動時期には窓口が大変混雑して、来庁者の皆様には大変御迷惑をおかけしております。昨年度には呼出しブザーを導入するなど、長い待ち時間の不安解消に努めているところでございます。また、さらなる対策として、待ち順番などが表示される電子掲示板の導入なども検討しております。
○議長(岩松永治) 松本信之助議員。
○3番(松本信之助) 電子掲示板導入も早く取り入れていただきたい対策だと思います。しかし、大多数の更新者が訪れると予想されているマイナンバーカードの更新業務に特化しての対策は考えてますでしょうか。
○議長(岩松永治) 市民課長。
○市民課長(山田恭輔) 本年度以降のカード更新業務は、多くの件数をこなしていかなければならないため、現状の窓口やブース枠を増設するなどの執務場所の拡大や、人員についても増員の必要があると考えております。ただし、執務場所の拡大につきましては、現状では必要面積を確保できないため、他の課の協力も得ながら、面積を拡大するなど、手続可能件数を増やしていくように検討してまいります。
○議長(岩松永治) 松本信之助議員。
○3番(松本信之助) ぜひ窓口の増設をお願いしたいと思っております。
更新者は、本年度のみ増えるわけではないと思いますが、今後の対象者は把握してますでしょうか。
○議長(岩松永治) 市民課長。
○市民課長(山田恭輔) 10年前と5年前の交付申請者の数の合計が、各年度の概算の更新対象者数となります。詳細な対象者数につきましては、直近3年間をお答えをいたします。本年度は、繰り返しとなりますが、合計6,111人が対象となります。8年度は合計7,568人で、9年度は合計1万2,394人となっております。特に9年度は対象者が倍増しますので、市民課の窓口だけでなく、全庁的な取組も必要ではないかと考えております。
○議長(岩松永治) 松本信之助議員。
○3番(松本信之助) 再来年で倍増するということですので、それでは全庁的な窓口業務に係るDX対策として、現在、何を行っており、今後の計画について、企画課長にお尋ねします。
○議長(岩松永治) 企画課長。
○企画課長(田所卓也) 全庁的な窓口業務におけるDX対策としましては、市民の皆様が市役所に来庁しなくてもオンラインで手続ができるよう取組を進めております。例えば、南国市電子申請システムを使った奨学金返還支援や移住に関する補助金申請、また戸籍証明書申請などが該当します。令和2年3月から開始しているマイナンバーカードを利用した住民票や印鑑証明などのコンビニ交付も、その一つであると考えております。今後につきましても、引き続き、デジタル技術を活用して、市民の利便性向上と併せて職員の業務効率化、負担軽減を進めたいと考えております。
○議長(岩松永治) 松本信之助議員。
○3番(松本信之助) それではあまり更新に関する混雑解消という対策にはなってないなと思われます。今後、更新手続においては5年のスパンが繰り返されるわけですから、先ほど市民課長から答弁いただいた3年間の更新対象者数を聞いただけでも、課の配置を変えたり、マイナンバーの係を新設するなど、課の再編も含めた根本的な機構改革も必要かと思われますが、そのあたりの検討はされてないのでしょうか、教えていただけますか。
○議長(岩松永治) 企画課長。
○企画課長(田所卓也) マイナンバーカードの更新者数が増加していくということは把握しておりまして、また市民課前の待合スペースが細長く、繁忙期には混雑しているということから、課の再編も含めた検討もしておりましたが、大がかりな工事となることが予想され、工事中の仮設の事務室のめども立たない状況であったことから、その後の検討ができておりません。
○議長(岩松永治) 松本信之助議員。
○3番(松本信之助) それでは、南国市DX推進本部長である市長にお聞きします。
できないでは目の前の課題は解決できません。窓口を有する課だけの問題とせず、財源を含めた協議を早急に始めるべきではないでしょうか。市の業務は窓口業務だけではありませんが、市民が一番訪れる窓口が混雑し、事務が滞っていると見られると、行政サービスが低下していると感じられ、職員の頑張りだけでは評価されないことが多いと思います。市民が来庁しなくてよいDXを推進することも大切ですが、来庁した場合でもスムーズな対応を受けることができる体制が必要ではないでしょうか。
○議長(岩松永治) 市長。
○市長(平山耕三) 市として、市民の皆様が来庁せずに手続を完了できるDXの推進は、最重要課題の一つとして取り組んでおります。しかしながら、全ての手続がオンラインで完結するわけではなく、またデジタルツールの利用に不慣れな市民の方々もいらっしゃることを考慮すれば、来庁した場合でも市民の皆様がスムーズな対応を受けられる、そのような体制の整備は不可欠であると考えております。以上です。
○議長(岩松永治) 松本信之助議員。
○3番(松本信之助) 本庁舎のレイアウトなどについては、様々な制約を受けることが多く、一筋縄でいかないと思います。市長も御承知のとおり、本市の庁舎は、残念ながら高知県や近隣市の庁舎のように免震構造ではなく、耐震構造であるとお聞きしております。今さら機能の劣る耐震をなぜ選んだのかを問うつもりはありませんが、南海トラフ地震が発生すれば、来庁者や職員の命は守られても、その後の業務をこの庁舎で行えるかについては大いに不安を感じるところです。避けることのできない地震後の先を見据え、新庁舎建設も視野に入れるならば、現状の窓口の混雑も解消に向かうと思われますが、市長の御所見をお伺いします。
○議長(岩松永治) 市長。
○市長(平山耕三) 本庁舎は耐震補強工事から10年余りを経過しており、庁舎が災害応急対策活動の拠点となることからも、必要な機能が維持確保できるか、また業務の継続についても検証する時期にあります。これから庁舎の耐用年数も考慮した上で、施設をメンテナンスしながら、庁舎の在り方は考えていきたいと思います。
市役所の窓口業務につきましては、マイナンバーカードの更新手続をはじめとする窓口の混雑が想定されており、まずは利便性向上のための行政手続のオンライン化をより一層進めるとともに、適正な人員配置と窓口の一部レイアウト変更や特設窓口の設置など、可能な範囲で窓口の混雑解消に向けた対策を進めてまいりたいと思います。以上です。
○議長(岩松永治) 松本信之助議員。
○3番(松本信之助) 新庁舎建設にまで質問を広げてしまいましたが、混雑解消に関しては早急に行う必要があるかと思います。市役所に来庁される市民の方は、来るのを楽しみにしている方ほとんどいないと思います。手続などでしょうがなしに来るしかないというのが現状だと思います。ですので、デパートやショッピングモールに買物に行くとか、テーマパークに遊びに行くのとは、そもそも気持ちの持ち方が違うわけですよね。デパートやショッピングモールで欲しいものを探してうろうろするっていうのは楽しいですけども、市役所であちこち窓口に振り回されるのは、正直、面倒くさい。また、テーマパークであれば、1時間でも待つことはまだまだ苦ではないですが、手続で長時間、待たされるっていうのは、苦痛で仕方がないわけです。窓口で市民の方が腹を立ててしまい、職員を責めざるを得ないことが日常のようになってしまっているこの状況を変えて、待たすことを少なくするためにも、また業務効率を上げるためにも、窓口を広げるなどの対策は必須であるとは思うのですが、ぜひとも凍結してしまってる係の設置なども含めた課の再編なども再度検討していただきたいのですが、市長、いかがお考えでしょうか。
○議長(岩松永治) 市長。
○市長(平山耕三) 先ほど、窓口業務につきましては、可能な範囲で混雑解消に向けた対策を進めていくとお答えしましたが、これによりまして、一定の混雑緩和が図られると考えております。今後、マイナンバーカードの更新対象者数は増加してまいりますが、特別窓口の設置等でも混雑が解消されないのであれば、係の設置も含めてどのような対応ができるのか、検討してまいりたいと思います。以上です。
○議長(岩松永治) 松本信之助議員。
○3番(松本信之助) 様子を見ながらということですけども、ぜひとも市民サービスの向上、また業務の効率を上げるためにも、ぜひ考えていただきたいと思います。
以上で私からの質問を終わらせていただきます。御答弁ありがとうございました。
答弁者:市長、関係課長
議事日程
令和7年6月13日 金曜日 午前10時開議
第1 一般質問
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本日の会議に付した事件
日程第1 一般質問
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午前10時 開議
○議長(岩松永治) これより本日の会議を開きます。
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一般質問
○議長(岩松永治) 日程により一般質問を行います。
順次質問を許します。3番松本信之助議員。
〔3番 松本信之助議員発言席〕
○3番(松本信之助) おはようございます。議席番号3番、立憲民主党、民主クラブの松本信之助です。一般質問、最終日のトップバッターとして登壇させていただきました。
質問に先立ちまして、私ごとですけども、先日、部落解放同盟高知県連合会の執行委員長に就任いたしました。ですので、これまで以上に、部落差別をはじめ全ての差別の解消、そして全ての人の人権が確立された社会を目指して邁進していきたいと思っております。そのためにも、人権が確立された南国市にしていくための質問も幾つかさせていただきますので、市長をはじめ執行部の皆さん、真摯な御答弁をよろしくお願いいたします。
ではまず、人権課題の解決としまして、南国市が制定しました南国にじいろ宣言、パートナーシップ登録制度について、どういったものか教えていただけますでしょうか。
○議長(岩松永治) 総務課長。
○参事兼総務課長兼選挙管理委員会事務局長(松木和哉) 令和3年9月に、南国市人権を尊重するまちづくり条例を制定をいたしました。この条例につきましては、市民一人一人が思いやりの心を持ち、様々な立場に立って考え、お互いを理解し、多様性を認め合い、全ての人の人権が尊重される社会の実現に寄与することを目的としております。令和4年9月市議会定例会の中で南国にじいろ宣言を行いまして、性の在り方に関し、性的指向、性自認についても人権課題の一つとして捉え、性的マイノリティーの方への差別や偏見などの解消に向け、社会的理解を深め、多様性を認め合う取組といたしまして、令和4年11月にパートナーシップ登録制度を開始いたしました。この登録制度は、性的マイノリティーの方への支援の一環といたしまして、お互いを人生のパートナーとして、日常生活において相互に協力し合うことを約束したお二人が、パートナーシップの関係であると市に届け出て、登録を行う制度となっております。
○議長(岩松永治) 松本信之助議員。
○3番(松本信之助) ありがとうございます。この南国にじいろ宣言とパートナーシップ登録制度により、性的マイノリティーの方たちの権利が向上されることになったと思います。
では、この登録制度で何組の市民の方が登録されたか教えていただけますでしょうか。
○議長(岩松永治) 総務課長。
○参事兼総務課長兼選挙管理委員会事務局長(松木和哉) 令和4年11月の制度開始以来、2組の登録がされております。
○議長(岩松永治) 松本信之助議員。
○3番(松本信之助) ありがとうございます。南国にじいろ宣言の中で、「南国市は、性のあり方に関わる差別や偏見をなくし、多様性やお互いの価値観を認め合い、誰もが個人として尊重され、共に生きる心を大切にする、住みやすいまちづくりを目指す」とありますので、この登録制度ができたことで、南国市における行政サービスには何の差別なく受けられると理解させていただいて構わないでしょうか、教えていただけますか。
○議長(岩松永治) 総務課長。
○参事兼総務課長兼選挙管理委員会事務局長(松木和哉) このパートナーシップ登録につきましては、市の要綱に基づいて実施をしておりますので、法律上の権利義務の付与を伴うものではございませんが、登録者が利用可能な行政サービスにつきましては、市営住宅の入居、同居や救急搬送証明書の交付など、市及び県のホームページ等において公開をしております。
○議長(岩松永治) 松本信之助議員。
○3番(松本信之助) では、6月10日付でしたか、南国市のホームページのお知らせにも更新されていましたが、結婚新生活支援補助金についてお聞きします。
この制度はどういった制度か教えていただけますでしょうか。
○議長(岩松永治) 子育て支援課長。
○子育て支援課長(高野正和) 経済的理由により結婚に踏み出せない者を支援し、少子化対策の強化に資することを目的とする補助金です。対象者は、婚姻届が受理された日においてともに39歳以下の夫婦で、南国市内において新たに住居を購入、または住居の賃借を開始した夫婦となります。補助金額は、夫婦ともに婚姻日における年齢が29歳以下の世帯は60万円、これ以外の世帯は30万円となります。
○議長(岩松永治) 松本信之助議員。
○3番(松本信之助) では、現状、パートナーシップ登録制度で結ばれた方々は対象に入ってますでしょうか。
○議長(岩松永治) 子育て支援課長。
○子育て支援課長(高野正和) この補助金の交付要綱に、婚姻届を提出し受理された夫婦であることと定めており、対象外となります。
○議長(岩松永治) 松本信之助議員。
○3番(松本信之助) では、お隣の高知市ではどういった対応になってますでしょうか。
○議長(岩松永治) 子育て支援課長。
○子育て支援課長(高野正和) 高知市の担当者に確認したところ、高知市はにじいろのまち宣言を行っているため、制度開始時にパートナーシップ登録者を外すような議論は一切していない。また、この制度では国の補助がありますが、パートナーシップ登録者はこの国の補助の対象外であるため、市の単独事業として補助をしているとのことでした。
○議長(岩松永治) 松本信之助議員。
○3番(松本信之助) ありがとうございます、そのような理由でしたら、南国市もしっかりとした南国にじいろ宣言をしているわけですから、差別して補助対象から排除する理由にはならないかなと思います。また、南国市は人権施策推進基本計画も策定し、その中の「はじめに」の市長の挨拶のところで、「初めに人権を考えるとき、多様性という言葉を理解することが大変重要なポイントになります」また、令和3年に「南国市人権を尊重するまちづくり条例を制定し、不当な差別や人権侵害は絶対に許さないという強い意志を表明しました。このたび、人権問題の解決に向け、また新たな人権侵害を発生させないよう、誰もが生きやすく、住みやすいと感じられる南国市にするため、南国市人権施策推進基本計画を策定いたしました。多岐にわたる人権問題に向き合い、市民一人一人が笑顔で暮らせるよう、本計画に定めた基本理念に基づき、人権問題等の解決に向けた取組を推進してまいります」と書いてあります。それであるならば、パートナーシップ登録制度利用者の市民の方々も、南国市では差別されることなく、結婚新生活支援補助金の対象とすべきではないでしょうか。市長の考えをお聞かせください。
○議長(岩松永治) 市長。
○市長(平山耕三) 南国市といたしましても、パートナーシップ登録者を制度に加えることにつきましては、その方向で補助要綱改正も含め検討したいと思います。以上です。
○議長(岩松永治) 松本信之助議員。
○3番(松本信之助) 前向きな御答弁、本当にありがとうございます。これからも差別のない南国市を目指して、お互い知恵を出し合いながら取り組んでまいりましょう。よろしくお願いいたします。
では、続いても、障害者の権利の向上にも関する質問をさせていただきます。
先日、産業建設常任委員会で神奈川県平塚市へインクルーシブ公園の視察に行きましたが、同行していただいた都市整備課長、そのときの感想を教えていただけますでしょうか。
○議長(岩松永治) 都市整備課長。
○都市整備課長(篠原正一) このたびは、南国市議会産業建設常任委員会の丁野美香委員長をはじめ委員の皆様方には、神奈川県横須賀市と平塚市への視察に同行する機会を与えていただきまして、厚く御礼申し上げます。
それでは、平塚市総合公園内に整備されたインクルーシブ公園の視察を終えての感想を述べさせていただきます。
まず、一番印象的であったのは、公園の整備計画や設計に当たり、市内の障害者団体や特別支援学校、保育園や幼稚園など、116もの団体から意見を収集されてきたということです。インクルーシブ公園は、公園を利用者とともに育てていくという考え方の下、計画設計段階から積極的に公園利用者へのヒアリングや意見交換を行うことが多いと聞いておりましたが、平塚市では、設計までに至る約1年間のうち、15回にわたる関係団体との意見交換を実施しており、園内の柵の設置の在り方から遊具の細かな使い方に至るまで、利用者の声に耳を傾けるという一貫した姿勢に感銘を受けました。ところで、このインクルーシブ公園を整備するきっかけとなったのは、市制施行90周年の記念事業として、職員提案から始まったとのことでした。こうした経緯から、発足された庁内推進会議では、公園担当の部署だけではなく、福祉や子育て支援の担当部署も加わり、整備場所の選定から関係団体との意見交換など、役割分担を明確にしつつ、庁内体制がしっかりと確立されていたことも非常に参考となりました。
また、公園整備や維持管理に係る財源の確保につきましては、クラウドファンディングやネーミングライツの実施を導入するなどの工夫が行われておりました。
一方、インクルーシブ公園がある平塚市総合公園は、市の中心部に位置し、Jリーグの湘南ベルマーレのホームスタジアムやイースタンリーグが開催される平塚球場を有する約30ヘクタールの広大な敷地の中にあることから、休日には利用者が集中し、遊具の使用に順番待ちが発生することも多くあり、障害のあるお子さんが健常児と一緒になって本当に自由に遊べることができるのかという課題があるとのことでした。そこで、市では、インクルーシブ遊具を備えた公園運営に実績のある団体から講師を招き、委託先の公園スタッフに対し、まずはインクルーシブ公園の位置づけや特性をしっかりと理解してもらった上で、遊具の使い方の指導や案内、誘導や補助などを適切に行うための研修を開催するなど、公園運営の方法にも工夫がなされておりました。インクルーシブ公園は、人との関わり合いによってつくられる誰もが集える場所を目指していると言われます。物理的、あるいは情報などのバリアをデザインを使ってなくしていこうとするのがユニバーサルデザインの取組ですが、このユニバーサルデザインだけでは解決ができない、人と人との間にある心のバリアを取り除いていこうとする考え方が、インクルーシブという考え方だと言います。
今回の視察は、インクルーシブな公園の整備が共生社会の実現に向けた重要な一歩であることを認識できた貴重な視察研修でした。この経験を生かし、まずは一つからでも、インクルーシブの考え方を取り入れた公園の実現に向けて取り組んでまいりたいと思います。以上でございます。
○議長(岩松永治) 松本信之助議員。
○3番(松本信之助) ありがとうございます。丁野議員の質問にもありましたが、南国市には、現在、インクルーシブ公園、もしくはインクルーシブ遊具を設置している公園はないとのことですけども、南国市でも、障害者も健常者も誰もが遊べるインクルーシブ公園の設置は本当に必要だと思うのですが、御所見を伺います。
○議長(岩松永治) 都市整備課長。
○都市整備課長(篠原正一) 議員がおっしゃられたとおり、年齢に関係なく、障害のある子どももない子どもも一緒に遊べる公園は、多様性を尊重する社会づくりの観点からも重要であると認識しております。インクルーシブ公園の整備は、全ての子どもたちの健やかな成長と保護者の安心感にもつながるものであり、今後の検討課題として重要と考えております。以上でございます。
○議長(岩松永治) 松本信之助議員。
○3番(松本信之助) ありがとうございます。では、設置をするならば、どこに設置しようとお考えでしょうか。
○議長(岩松永治) 都市整備課長。
○都市整備課長(篠原正一) 設置場所につきましては、アクセスのよさや周辺の居住人口、あるいは既存の遊具状況などを踏まえて検討する必要がございます。また、障害のある子どもさんの利用が前提となりますので、障害者専用の駐車場の整備は必須であり、バリアフリー化や遊具周りの安全領域の確保など、公園の面積についても一定の広さを有する場所が必要かと考えます。現在のところ、具体的な場所は想定しておりませんが、今後、市民の皆様の御意見も伺いながら、適切な場所の選定を行ってまいりたいと思います。以上です。
○議長(岩松永治) 松本信之助議員。
○3番(松本信之助) ありがとうございます。新しい公園を造る際だけでなく、既存の公園でのインクルーシブの遊具の設置ができないか、お伺いしてよろしいでしょうか。
○議長(岩松永治) 都市整備課長。
○都市整備課長(篠原正一) 既存の公園にインクルーシブ遊具を導入することは、用地費などが不要なため、比較的コストを抑えつつ、対応可能ではないかなと考えておるところでございます。ただし、先ほども申し上げましたとおり、障害者専用駐車場やある程度の面積を必要とするなどの条件を満たす公園を選定していく必要があると思います。これらの条件に合った公園において、老朽化した遊具を更新する際には、バリアフリーやインクルーシブデザインの観点を取り入れていけるよう検討してまいります。以上でございます。
○議長(岩松永治) 松本信之助議員。
○3番(松本信之助) ぜひよろしくお願いいたします。インクルーシブ遊具に限らず、既存の公園の遊具が老朽化などにより少なくなってきている、あるいは全くなくなってしまった公園がたくさんあろうかと思いますが、この現状に対してどうお考えでしょうか。
○議長(岩松永治) 都市整備課長。
○都市整備課長(篠原正一) 老朽化した遊具は、安全面から撤去を余儀なくされる場合がありますが、撤去後の対応が十分ではない公園があることも認識をしております。子どもたちの遊び場が減少している現状を踏まえ、できる限り維持管理や更新を進めていく必要があると考えております。以上です。
○議長(岩松永治) 松本信之助議員。
○3番(松本信之助) 公園の遊具で子どもたちが遊ぶことは、楽しいだけでなく、精神的にも身体的にも非常に効果があると思いますが、どのような効果があると思いますか。
○議長(岩松永治) 都市整備課長。
○都市整備課長(篠原正一) 遊具で遊ぶことは、子どもたちの体力向上はもとより、バランス感覚や協調性、想像力などの育成にもつながります。また、仲間と一緒に遊ぶことで、社会性やコミュニケーション能力の向上といった精神的な効果も期待できると考えております。以上です。
○議長(岩松永治) 松本信之助議員。
○3番(松本信之助) ありがとうございます。その整備された公園には、子ども、親などの保護者、また地域住民など、様々な人が集まってきますので、地域コミュニティーの形成にも寄与するかと思われますが、どう思われるでしょうか。
○議長(岩松永治) 都市整備課長。
○都市整備課長(篠原正一) 議員御指摘のとおり、公園は子どもたちだけではなく保護者や高齢者を含む地域住民の交流の場となり、地域コミュニティーの活性化に大きく寄与するものと考えております。誰もが気軽に集える場として、公園の整備は大変意義深いものと考えております。
○議長(岩松永治) 松本信之助議員。
○3番(松本信之助) ありがとうございます。整備された公園は、子どもの健全な育ちや地域コミュニティーの活性など、非常に有効で効果が高いと思われます。ぜひとも既存公園の遊具の設置を進めていただきたいんですけども、いかがお考えでしょうか。
○議長(岩松永治) 都市整備課長。
○都市整備課長(篠原正一) 遊具の設置や更新は、子どもたちの健全育成に資するとともに、公園の利用促進にもつながります。財政状況や優先順位を踏まえながらにはなりますが、計画的に既存公園への遊具整備を進めていけるよう努めてまいりたいと考えております。
○議長(岩松永治) 松本信之助議員。
○3番(松本信之助) ぜひお願いいたします。とりわけ南国市の北側、特にJRの線路から北側になると、遊具が充実した公園がほぼないように思われますが、どうでしょうか。
○議長(岩松永治) 都市整備課長。
○都市整備課長(篠原正一) 御指摘のとおり、南国市北部、特にJR線以北につきましては、遊具の整備が十分でない地域が多いと認識しております。今後の整備や改修に当たりましては、地域のバランスにも配慮をし、北部エリアでの公園環境の改善にも取り組んでいく必要があると考えております。以上です。
○議長(岩松永治) 松本信之助議員。
○3番(松本信之助) ぜひよろしくお願いいたします。しかし、全ての公園に遊具を充実させることは難しいと思います。特に私の住む長岡西部地区には、改良住宅の建設や道路幅の拡張などを行った同和対策事業の際に、過剰地などを利用して多くの公園が設置されました。それら全てとなると、金銭的にも無理があろうかと思います。しかし、地域コミュニティーの活性化も踏まえて、市立公民館がある地区に1つは、遊具が充実された公園があってもいいのではないかと考えますが、今後、進めていただけますでしょうか。
○議長(岩松永治) 都市整備課長。
○都市整備課長(篠原正一) 市立公民館がある地区に1か所でも遊具が充実した公園を設けるという御提案につきましては、非常に現実的で効果的な考え方と受け止めております。全ての公園に一律の整備は難しいものの、拠点的な場所に重点的に整備を進めることは、地域コミュニティーの活性化に寄与するとともに、集落拠点への定住促進にもつながるものとも考えられますので、今後の公園整備に向けた検討に生かさせていただきたいと思っております。以上でございます。
○議長(岩松永治) 松本信之助議員。
○3番(松本信之助) ぜひとも各地区への遊具の設置を進めていただきたいですし、設置の際には、インクルーシブデザインを取り入れた遊具の設置も積極的に行っていただきますようよろしくお願いいたします。
次の質問は、子どもたちが育つ上で必要な保育士の労働環境について質問させていただきます。
昨年、保育現場の職員の配置基準の見直しが行われましたが、南国市においては新基準での配置となっているか教えていただけますでしょうか。
○議長(岩松永治) 子育て支援課長。
○子育て支援課長(高野正和) 令和6年度配置基準の見直しは、保育の質の向上と保育士の負担を軽減し、よりよい子育て環境づくりを目的に改正され、保育士1人当たりの受持ち園児数を減らしたものです。新基準を満たした配置を行っております。
○議長(岩松永治) 松本信之助議員。
○3番(松本信之助) それでも保育所などに聞きますと、人が足りないとの声を聞きますが、現状、どうなってますでしょうか。
○議長(岩松永治) 子育て支援課長。
○子育て支援課長(高野正和) 昨年は、会計年度任用職員を募集しても応募が少なく、不足することがありましたが、賃金改定によって、現在、状況は改善されております。しかしながら、3か月の短期間雇用などでは応募がない状態もあります。また、所長会で確認したところ、各クラスに1名は正職が必要とのことで、クラス数は35あり、退職などで正規職員の欠員が出た場合は早期に補充し、長期休暇職員が出た場合に対応するため、今後、正規職員を増やすよう努めていきたいと考えております。
○議長(岩松永治) 松本信之助議員。
○3番(松本信之助) ありがとうございます。現状、保育士の方は事務作業も行う必要があって、時間外勤務が多くなってきていることもあるかと思われます。実際、各クラスに1台パソコンが整備されてますでしょうか。保育所に聞きますと、パソコンが不足しており、事務作業に支障を来していると言われておりましたが、いかがでしょうか。
○議長(岩松永治) 子育て支援課長。
○子育て支援課長(高野正和) 子育て支援課としても、保育所へのパソコンの不足は認識をしております。令和6年度には長岡西部に2台、その他の園では各1台を増やしたところです。現在の公立保育所でのパソコンの設置台数は、久礼田4台、国府4台、長岡西部4台、明見4台、あけぼの5台、里4台、たちばな5台でございます。各クラスへの設置や調理室にもパソコンが必要との要望が、保育所からは上がっております。
○議長(岩松永治) 松本信之助議員。
○3番(松本信之助) 出勤した際や退勤するとき、出退勤を入力する際にも、皆さん、列をなしているとお聞きしました。保育所の業務効率を上げるためにも、各クラスに1台のパソコン設置を進めていってもらえますでしょうか。お願いします。
○議長(岩松永治) 子育て支援課長。
○子育て支援課長(高野正和) 保育所のパソコンは職員室に設置しており、令和6年度設置時には、設置するスペースが狭く苦慮したとのことです。利便性としては各クラスへの設置が望ましいと思いますが、園児の手が触れるところへの設置はできないため、保育所と設置場所について協議し、設置方法の検討をいたします。しかし、市全体でパソコン設置の要望は多く、優先順位をつけ、順位の高い部署からの設置となります。保育所は昨年、設置いたしましたので、現在、優先順位は下がっているものです。設置スペースを確保した上で、引き続き、設置を進めていきます。
○議長(岩松永治) 松本信之助議員。
○3番(松本信之助) ぜひ早急に設置を進めていただき、業務効率を上げていけるようよろしくお願いいたします。
それでは、長岡西部保育所の労働環境のほうに質問を移らさせていただきます。
長岡西部保育所は、新しく建て替えられ、駐車場も前のときよりは広くなりましたが、園児の送り迎えの際は、その送迎の車でいっぱいであり、職員用駐車場とはあまりなってないようです。職員の駐車場はどのようになってますでしょうか。
○議長(岩松永治) 子育て支援課長。
○子育て支援課長(高野正和) 現在、保育所敷地の駐車場だけでは不足をしております。市有地を元町に2か所、幸町に1か所、職員用駐車場として借り受けているところです。また、イベント時には近隣施設の駐車場をお借りしている状況です。
○議長(岩松永治) 松本信之助議員。
○3番(松本信之助) ありがとうございます。元町の高見団地南側の駐車場や幸町の元中央団地の駐車場ですが、駐車場周辺は街灯がなくて、夜間になると暗く、危険かと思われます。保育所は女性が多い職場ですし、女性が暗い場所を1人で歩くには様々な危険もあるかと思われます。その駐車場に行くに当たり、安全対策は何か行ってますでしょうか。
○議長(岩松永治) 子育て支援課長。
○子育て支援課長(高野正和) 長岡西部保育所へ確認したところ、夜間、高見団地の駐車場を利用している職員につきましては、長岡西部保育所敷地に駐車している職員が車で送る場合もあるとのことです。しかしながら、現在、ほかに使用可能な駐車スペースがないため、駐車場への移動につきましては、危険の少ない経路での移動をお願いするところです。
○議長(岩松永治) 松本信之助議員。
○3番(松本信之助) ありがとうございます。では、1つ提案としてもあるんですけども、長岡西部保育所の駐車場に関しまして、南国市社会福祉協議会北側の元わかくさ児童館跡地が、現在、期間限定の観光駐車場となっています。その期間が終了した場合、安全面や距離などを考慮し、職員駐車場として利用できないかお聞きします。
○議長(岩松永治) 子育て支援課長。
○子育て支援課長(高野正和) 社会福祉協議会北の駐車場につきましては、本年度の観光客誘客のため整備したもので、商工観光課が管理しております。今後、観光客用以外に有効利用を検討することとなった際には、一部は職員駐車場としての利用ができないか検討いたします。また、7月5日夕方から、西部保育所の夕涼み会時に保護者用駐車場として利用したいとの要望がありまして、観光客の利用とは重ならないため、利用を認めております。今後も観光客利用と重ならなければ、保護者用の一時駐車場所としての使用は可能と考えますのと、あと市有地で空きがあれば、周辺のところについても再度確認をして、保育所駐車場として利用できないか検討していきます。
○議長(岩松永治) 松本信之助議員。
○3番(松本信之助) ぜひ職員の安全をしっかり考慮した御検討のほどよろしくお願いいたします。
最後に、今西議員からもバトンタッチを受けました、マイナンバーについて質問をさせていただきます。
そもそも私自身、マイナンバー制度には肯定的ではないのですが、もう進められてしまっているものですので、今回、制度に対してどうこうではなく、市役所庁内での業務の効率、行政サービス向上のための質問をさせていただきます。
今議会の市政報告に、マイナンバーカードの更新に関する報告がありました。これまで幾度かマイナンバー制度についての説明を受けてきましたけども、再度、マイナンバーカードの更新について御説明をお願いいたします。
○議長(岩松永治) 市民課長。
○市民課長(山田恭輔) マイナンバーカードは、交付を受けてからの有効期限が定められております。18歳以上の方は、カードの交付から10回目の誕生日までに更新をしていただく必要がございます。また、カードには公的個人認証サービスによる電子証明書の機能も搭載されておりますので、この電子証明書の有効期限は交付から5回目の誕生日までとなっております。
○議長(岩松永治) 松本信之助議員。
○3番(松本信之助) では、公的個人認証サービスによる電子証明書とは、具体的にどのようなものでしょうか。
○議長(岩松永治) 市民課長。
○市民課長(山田恭輔) 公的個人認証サービスとは、インターネットを通じて申請や届出といった行政手続やインターネットサイトにログインを行う際に、他人によるなりすましやデータ改ざんを防ぐために用いられる本人確認の手段のことになります。電子証明書と呼ばれるデータをマイナンバーカードのICチップに記録することにより、利用が可能となっております。
○議長(岩松永治) 松本信之助議員。
○3番(松本信之助) これはどのようなときに利用できるものでしょうか。
○議長(岩松永治) 市民課長。
○市民課長(山田恭輔) 電子証明書には、署名用電子証明書と利用者証明用電子証明書の2種類がございます。署名用電子証明書は、インターネット等で電子文書を作成し、送信する際に使用いたします。この作成、送信した電子文書が利用者の作成した真正なものであり、利用者が送信したものであることを証明するものでございます。例として、確定申告のe-Tax等の電子申請がございます。また、利用者証明用電子証明書は、インターネットサイト等でログインする際に使用し、ログインした者が利用者本人であることを証明するものでございます。例として、マイナポータルへのログインやコンビニでの公的な証明書の交付、健康保険証や運転免許証としての利用などが上げられます。
○議長(岩松永治) 松本信之助議員。
○3番(松本信之助) ありがとうございます。説明をいただいた更新手続に関して、市政報告によると、本年度には、カード本体の更新者が759人、電子証明書の更新者が5,352人で、合計6,111人が対象となるとのことですが、実際は、お亡くなりになったり転出した方もいるので、対象者は減るということはないでしょうか。
○議長(岩松永治) 市民課長。
○市民課長(山田恭輔) 議員の言われますとおり、死亡や転出もございまして、本市で交付を受けた更新者の数は減少してまいりますが、本市への転入等もございます。令和5年度は、5年前の平成30年度に本市においてカードを交付した方が309人でございましたが、508人の更新を行っております。また、6年度におきましても、5年前の令和元年度には、カードを交付した1,208人に対して2,836人の更新手続を行っております。本年度からは、さらに10年前にカードを交付した方の更新も加わってまいりますので、対象者6,111人におきましても、これを上回る更新があると考えております。
○議長(岩松永治) 松本信之助議員。
○3番(松本信之助) ありがとうございます。それでは、また窓口が大変混雑するのではないかと容易に予想されます。それでも、更新の手続ですので、最初の交付申請時に比べて手続の内容は簡単になるのではないでしょうか。
○議長(岩松永治) 市民課長。
○市民課長(山田恭輔) マイナンバーカードの交付申請時には、先ほど御答弁いたしました2つの電子証明書に加え、住民基本台帳用と券面事項入力補助用の合わせて4つの暗証番号を設定していただいております。このうち署名用電子証明書の暗証番号は、英数字6文字以上16文字以下で、利用者証明書用電子証明書と住民基本台帳用及び券面事項入力補助用の暗証番号は、数字4桁となっております。利用者証明書用電子証明書と住民基本台帳用及び券面事項入力補助用の暗証番号は同じ番号でもよいことになっておりますので、少なくとも2つの暗証番号を設定していただいていることになります。更新手続時には、これらの暗証番号を用いて手続を進めてまいりますが、暗証番号をお忘れの方も多く、暗証番号の再設定から始めていくことから、あまり時間の短縮につながっておりません。
○議長(岩松永治) 松本信之助議員。
○3番(松本信之助) では、実際にマイナンバーカードの交付や更新にどれぐらいの時間がかかるものでしょうか。
○議長(岩松永治) 市民課長。
○市民課長(山田恭輔) 手続内容によって異なりますけれども、1件当たり20分程度の時間が必要でございます。しかしながら、年度当初の混雑時には、転入者のマイナンバーカードの手続に1件当たり1時間以上の時間がかかっており、年金などの他の手続なども含めると2時間半もかかったとのお叱りもいただいております。
○議長(岩松永治) 松本信之助議員。
○3番(松本信之助) 2時間半はかなり長いかと思われます。
では、更新手続の業務に関しては、制度開始当初から分かっていることであって、国としてもDX政策を推進する上でも何か改善をしていることがあるのではないでしょうか。
○議長(岩松永治) 市民課長。
○市民課長(山田恭輔) カード本体の更新は、送られてくる更新案内に記載されておりますQRコードをスマホで読み取ることで御自身で更新の手続が可能でございますが、電子証明書の更新につきましては、現在のところ、市町村のマイナンバー窓口での対面手続が必要となっております。これまで全国の地方自治体から情報通信技術を活用した更新手続についての要望が幾度か上がっておりますけれども、国からは、対面で発行することで最高位の保証レベルを実現するという国際的な基準から乖離することに加え、こうした基準を踏まえた諸外国においても対面で発行されていることが実態であることなどから、直ちに実現することは難しいとの回答が示されております。
なお、次期マイナンバーカードにつきましては、デジタル社会の実現に向けた重点計画に基づく最終取りまとめ案が作成されており、技術進展に対応したさらなる安全性が確保され、より利便性が高まることが期待されております。
○議長(岩松永治) 松本信之助議員。
○3番(松本信之助) それでは、本市においても、更新手続の混雑解消に向けて、何か対策は考えてますでしょうか。
○議長(岩松永治) 市民課長。
○市民課長(山田恭輔) マイナンバーカードの交付事務に限らず、3月や4月の異動時期には窓口が大変混雑して、来庁者の皆様には大変御迷惑をおかけしております。昨年度には呼出しブザーを導入するなど、長い待ち時間の不安解消に努めているところでございます。また、さらなる対策として、待ち順番などが表示される電子掲示板の導入なども検討しております。
○議長(岩松永治) 松本信之助議員。
○3番(松本信之助) 電子掲示板導入も早く取り入れていただきたい対策だと思います。しかし、大多数の更新者が訪れると予想されているマイナンバーカードの更新業務に特化しての対策は考えてますでしょうか。
○議長(岩松永治) 市民課長。
○市民課長(山田恭輔) 本年度以降のカード更新業務は、多くの件数をこなしていかなければならないため、現状の窓口やブース枠を増設するなどの執務場所の拡大や、人員についても増員の必要があると考えております。ただし、執務場所の拡大につきましては、現状では必要面積を確保できないため、他の課の協力も得ながら、面積を拡大するなど、手続可能件数を増やしていくように検討してまいります。
○議長(岩松永治) 松本信之助議員。
○3番(松本信之助) ぜひ窓口の増設をお願いしたいと思っております。
更新者は、本年度のみ増えるわけではないと思いますが、今後の対象者は把握してますでしょうか。
○議長(岩松永治) 市民課長。
○市民課長(山田恭輔) 10年前と5年前の交付申請者の数の合計が、各年度の概算の更新対象者数となります。詳細な対象者数につきましては、直近3年間をお答えをいたします。本年度は、繰り返しとなりますが、合計6,111人が対象となります。8年度は合計7,568人で、9年度は合計1万2,394人となっております。特に9年度は対象者が倍増しますので、市民課の窓口だけでなく、全庁的な取組も必要ではないかと考えております。
○議長(岩松永治) 松本信之助議員。
○3番(松本信之助) 再来年で倍増するということですので、それでは全庁的な窓口業務に係るDX対策として、現在、何を行っており、今後の計画について、企画課長にお尋ねします。
○議長(岩松永治) 企画課長。
○企画課長(田所卓也) 全庁的な窓口業務におけるDX対策としましては、市民の皆様が市役所に来庁しなくてもオンラインで手続ができるよう取組を進めております。例えば、南国市電子申請システムを使った奨学金返還支援や移住に関する補助金申請、また戸籍証明書申請などが該当します。令和2年3月から開始しているマイナンバーカードを利用した住民票や印鑑証明などのコンビニ交付も、その一つであると考えております。今後につきましても、引き続き、デジタル技術を活用して、市民の利便性向上と併せて職員の業務効率化、負担軽減を進めたいと考えております。
○議長(岩松永治) 松本信之助議員。
○3番(松本信之助) それではあまり更新に関する混雑解消という対策にはなってないなと思われます。今後、更新手続においては5年のスパンが繰り返されるわけですから、先ほど市民課長から答弁いただいた3年間の更新対象者数を聞いただけでも、課の配置を変えたり、マイナンバーの係を新設するなど、課の再編も含めた根本的な機構改革も必要かと思われますが、そのあたりの検討はされてないのでしょうか、教えていただけますか。
○議長(岩松永治) 企画課長。
○企画課長(田所卓也) マイナンバーカードの更新者数が増加していくということは把握しておりまして、また市民課前の待合スペースが細長く、繁忙期には混雑しているということから、課の再編も含めた検討もしておりましたが、大がかりな工事となることが予想され、工事中の仮設の事務室のめども立たない状況であったことから、その後の検討ができておりません。
○議長(岩松永治) 松本信之助議員。
○3番(松本信之助) それでは、南国市DX推進本部長である市長にお聞きします。
できないでは目の前の課題は解決できません。窓口を有する課だけの問題とせず、財源を含めた協議を早急に始めるべきではないでしょうか。市の業務は窓口業務だけではありませんが、市民が一番訪れる窓口が混雑し、事務が滞っていると見られると、行政サービスが低下していると感じられ、職員の頑張りだけでは評価されないことが多いと思います。市民が来庁しなくてよいDXを推進することも大切ですが、来庁した場合でもスムーズな対応を受けることができる体制が必要ではないでしょうか。
○議長(岩松永治) 市長。
○市長(平山耕三) 市として、市民の皆様が来庁せずに手続を完了できるDXの推進は、最重要課題の一つとして取り組んでおります。しかしながら、全ての手続がオンラインで完結するわけではなく、またデジタルツールの利用に不慣れな市民の方々もいらっしゃることを考慮すれば、来庁した場合でも市民の皆様がスムーズな対応を受けられる、そのような体制の整備は不可欠であると考えております。以上です。
○議長(岩松永治) 松本信之助議員。
○3番(松本信之助) 本庁舎のレイアウトなどについては、様々な制約を受けることが多く、一筋縄でいかないと思います。市長も御承知のとおり、本市の庁舎は、残念ながら高知県や近隣市の庁舎のように免震構造ではなく、耐震構造であるとお聞きしております。今さら機能の劣る耐震をなぜ選んだのかを問うつもりはありませんが、南海トラフ地震が発生すれば、来庁者や職員の命は守られても、その後の業務をこの庁舎で行えるかについては大いに不安を感じるところです。避けることのできない地震後の先を見据え、新庁舎建設も視野に入れるならば、現状の窓口の混雑も解消に向かうと思われますが、市長の御所見をお伺いします。
○議長(岩松永治) 市長。
○市長(平山耕三) 本庁舎は耐震補強工事から10年余りを経過しており、庁舎が災害応急対策活動の拠点となることからも、必要な機能が維持確保できるか、また業務の継続についても検証する時期にあります。これから庁舎の耐用年数も考慮した上で、施設をメンテナンスしながら、庁舎の在り方は考えていきたいと思います。
市役所の窓口業務につきましては、マイナンバーカードの更新手続をはじめとする窓口の混雑が想定されており、まずは利便性向上のための行政手続のオンライン化をより一層進めるとともに、適正な人員配置と窓口の一部レイアウト変更や特設窓口の設置など、可能な範囲で窓口の混雑解消に向けた対策を進めてまいりたいと思います。以上です。
○議長(岩松永治) 松本信之助議員。
○3番(松本信之助) 新庁舎建設にまで質問を広げてしまいましたが、混雑解消に関しては早急に行う必要があるかと思います。市役所に来庁される市民の方は、来るのを楽しみにしている方ほとんどいないと思います。手続などでしょうがなしに来るしかないというのが現状だと思います。ですので、デパートやショッピングモールに買物に行くとか、テーマパークに遊びに行くのとは、そもそも気持ちの持ち方が違うわけですよね。デパートやショッピングモールで欲しいものを探してうろうろするっていうのは楽しいですけども、市役所であちこち窓口に振り回されるのは、正直、面倒くさい。また、テーマパークであれば、1時間でも待つことはまだまだ苦ではないですが、手続で長時間、待たされるっていうのは、苦痛で仕方がないわけです。窓口で市民の方が腹を立ててしまい、職員を責めざるを得ないことが日常のようになってしまっているこの状況を変えて、待たすことを少なくするためにも、また業務効率を上げるためにも、窓口を広げるなどの対策は必須であるとは思うのですが、ぜひとも凍結してしまってる係の設置なども含めた課の再編なども再度検討していただきたいのですが、市長、いかがお考えでしょうか。
○議長(岩松永治) 市長。
○市長(平山耕三) 先ほど、窓口業務につきましては、可能な範囲で混雑解消に向けた対策を進めていくとお答えしましたが、これによりまして、一定の混雑緩和が図られると考えております。今後、マイナンバーカードの更新対象者数は増加してまいりますが、特別窓口の設置等でも混雑が解消されないのであれば、係の設置も含めてどのような対応ができるのか、検討してまいりたいと思います。以上です。
○議長(岩松永治) 松本信之助議員。
○3番(松本信之助) 様子を見ながらということですけども、ぜひとも市民サービスの向上、また業務の効率を上げるためにも、ぜひ考えていただきたいと思います。
以上で私からの質問を終わらせていただきます。御答弁ありがとうございました。