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議会議事録

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議員提出意見書


議発第1号から議発第4号まで
○議長(岡崎純男) ただいま議発第1号から議発第4号まで、以上4件の意見書が提出されましたので、お手元へ配付いたしました。
          ―――――――――――*―――――――――――
 議発第1号
待機児童解消、保育士の処遇改善、保育の無償化のための必要な措置を求める意見書

 上記の意見書を別紙のとおり会議規則第14条の規定により提出する。

   平成30年12月20日提出
        提出者 南国市議会議員   土居恒夫
        賛成者    〃      野村新作
         〃     〃      山中良成
         〃     〃      浜田憲雄
         〃     〃      植田 豊
         〃     〃      西岡照夫
         〃     〃      前田学浩
         〃     〃      岩松永治
         〃     〃      高木正平
         〃     〃      神崎隆代
         〃     〃      浜田和子
         〃     〃      今西忠良
         〃     〃      中山研心
         〃     〃      小笠原 治幸
         〃     〃      有沢芳郎
         〃     〃      西川 潔
         〃     〃      土居篤男
         〃     〃      浜田 勉
         〃     〃      福田 佐和子
 南国市議会議長  岡崎 純男 様
 …………………………………………………………………………………………………………
 議発第1号
待機児童解消、保育士の処遇改善、保育の無償化のための必要な措置を求める意見書

 平成27年の子ども・子育て支援新制度実施以後も待機児童の増加、保育士不足など保育問題は深刻化しており、保育・子育て環境の整備は待ったなしの課題となっている。すべての子どもたちが安心して育つことのできる社会を実現するためには、国の責任で安定的な財源を確保し、市町村と連携した認可保育所の整備はもとより、実態に合わない配置基準の改善による保育士の増員と処遇改善による「保育の質」の確保、保育の無償化も含めた総合的な対策をすすめることである。
 よって、国においては予算を大幅に増額し、安心できる保育が実現されるよう、以下について要望する。

1.待機児童を解消し、地域の子ども・子育て支援を拡充するために、国として認可保育所の整備計画を立て、保育所等整備交付金の増額など支援の拡充、必要な財源措置を行うこと。
2.保育士等職員の配置基準の改善、賃金の引き上げなど処遇改善のために、公定価格の改善など必要な措置を行うこと。
3.保育の無償化の実施にあたっては、地方自治体の負担増とならないよう、国として必要な財源措置を行うこと。
以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。
平成30年12月20日
                        南 国 市 議 会

衆議院議長    大島理森 様
参議院議長    伊達忠一 様
内閣総理大臣    安倍晋三 様
財務大臣    麻生太郎 様
厚生労働大臣    根本 匠 様
文部科学大臣    柴山昌彦 様
内閣府特命担当大臣    宮腰光寛 様
(少子化対策)
          ―――――――――――*―――――――――――
 議発第2号
Society5.0時代に向けた学校教育環境の整備を求める意見書

 上記の意見書を別紙のとおり会議規則第14条の規定により提出する。

   平成30年12月20日提出
        提出者 南国市議会議員   浜田和子
        賛成者    〃      土居恒夫
         〃     〃      野村新作
         〃     〃      山中良成
         〃     〃      植田 豊
         〃     〃      高木正平
         〃     〃      岩松永治
         〃     〃      浜田憲雄
         〃     〃      西岡照夫
         〃     〃      前田学浩
         〃     〃      神崎隆代
         〃     〃      中山研心
         〃     〃      今西忠良
         〃     〃      小笠原 治幸
         〃     〃      有沢芳郎
         〃     〃      西川 潔
 南国市議会議長  岡崎 純男 様
 …………………………………………………………………………………………………………
 議発第2号
Society5.0時代に向けた学校教育環境の整備を求める意見書

 Society5.0の時代は、これまで以上に人間が中心の社会であり、読解力や考える力、対話し協働する力など、人間としての強みを活かして一人一人の多様な関心や能力を引き出すことが求められています。
 そのためには、これまでの日本の教育の良さを活かしつつ、AI、IOT等の革新的技術をはじめとするICT等の活用による新たな教育の展開が不可欠です。
 そのような中、一人一人の興味関心や習熟度に対応した公正に個別化・最適化された学びを可能にするだけでなく、データ・進捗管理に伴う教員の負担軽減にもつながる「EdTech」イノベーションの波が世界各国の教育現場に及び、「学びの革命」が進んでいます。
 EdTechを学校教育現場で活用するには、前提としてICT環境の整備が不可欠ですが、我が国の学校教育現場におけるICT環境の実態は、整備状況(通信容量・PCのスペック・台数等)に自治体間格差も大きく、このままでは生徒全員が十分にEdTechを活用するのは困難な状況にあることから、政府においては、下記の項目を実現するよう強く要望します。

1.2018〜2022年度まで行うことになっている地方財政措置について、自治体においてICT環境整備に向けられるよう周知徹底するとともに、より使い勝手の良い制度にするなど、一層の拡充を行うこと。
2.ICTを活用した教育を推進するために、教員や児童生徒のICT利活用を援助する役割がある「ICT支援員」の配置が進むよう周知徹底するとともに、教員向けの研修等の充実を図ること。
3.「公正に個別最適化された学び」を広く実現するため、学校現場と企業等の協働により、学校教育において効果的に活用できる「未来型教育テクノロジー」の開発・実証を行い、学校教育の質の向上を図ること。
 以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。
平成30年12月20日
                        南 国 市 議 会

内閣総理大臣    安倍晋三 様
文部科学大臣    柴山昌彦 様
総務大臣    石田真敏 様
経済産業大臣    世耕弘成 様
          ―――――――――――*―――――――――――
 議発第3号
認知症施策の推進を求める意見書

 上記の意見書を別紙のとおり会議規則第14条の規定により提出する。

   平成30年12月20日提出
        提出者 南国市議会議員   神崎隆代
        賛成者    〃      野村新作
         〃     〃      山中良成
         〃     〃      植田 豊
         〃     〃      高木正平
         〃     〃      岩松永治
         〃     〃      浜田憲雄
         〃     〃      西岡照夫
         〃     〃      土居恒夫
         〃     〃      前田学浩
         〃     〃      中山研心
         〃     〃      今西忠良
         〃     〃      小笠原 治幸
         〃     〃      有沢芳郎
         〃     〃      西川 潔
         〃     〃      浜田和子
 南国市議会議長  岡崎 純男 様
 …………………………………………………………………………………………………………
 議発第3号
認知症施策の推進を求める意見書

 世界に類例を見ないスピードで高齢化が進む我が国において、認知症の人は年々増え続けている。2015年に推計525万人であったものが、2025年には推計で700万人を突破すると見込まれている。
 認知症は、今や誰でも発症する可能性があり、誰もが介護者となり得るため、認知症施策の推進は極めて重要である。
 また、認知症施策の推進に当たっては、認知症と診断されても尊厳をもって生きることができる社会の実現をめざし、当事者の意思を大切にし、家族等も寄り添っていく姿勢で臨むことが重要であるとともに、「若年性認知症」など、これまで十分に取り組まれてこなかった課題にも踏み込んで行く必要がある。さらに、認知症施策に関する課題は、今や医療・介護だけでなく、地域づくりから生活支援、教育に至るまで多岐にわたっている。
 よって政府におかれては、認知症施策のさらなる充実、加速化を目指し、基本法の制定も視野に入れた、下記の事項に取り組むことを強く求める。

1.国や自治体をはじめ企業や地域が力を合わせ、認知症の人やその家族を支える社会を構築するため、認知症対策を総合的かつ計画的に推進する基本法を制定すること。
2.認知症診断直後は、相談できる人がいないといった人が多く存在しており、診断直後の空白期間が生じている。この空白期間について、本人が必要とする支援や情報につながることができるよう、認知症サポーターの活用やガイドブックを作成することによる支援体制の構築を図ること。
3.若年性認知症の支援については、若年性認知症支援コーディネーターの効果的・効率的な活動を推進するため、コーディネーターに対する研修など支援体制を整備するとともに、本人の状態に応じた就労継続や社会参加ができる環境の整備を進めること。
4.認知症の全国規模の疫学調査と疾患登録に基づくビックデータの活用を通し、有効な予防法や行動・心理症状に対する適切な対応など認知症施策の推進に取り組むこと。また、次世代認知症治療薬の開発・早期実用化や最先端の技術を活用した早期診断法の研究開発を進めるとともに、認知症の人の心身の特性に応じたリハビリや介護方法に関する研究を進めること。
 以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。
平成30年12月20日
                        南 国 市 議 会

衆議院議長    大島理森 様
参議院議長    伊達忠一 様
内閣総理大臣    安倍晋三 様
厚生労働大臣    根本 匠 様
          ―――――――――――*―――――――――――
 議発第4号
日欧EPAや日欧SPAからの勇敢なる撤退を求める意見書

 上記の意見書を別紙のとおり会議規則第14条の規定により提出する。

   平成30年12月20日提出
        提出者 南国市議会議員   浜田 勉
        賛成者    〃      中山研心
         〃     〃      今西忠良
         〃     〃      土居篤男
         〃     〃      福田 佐和子
 南国市議会議長  岡崎 純男 様
 …………………………………………………………………………………………………………
 議発第4号
日欧EPAや日欧SPAからの勇敢なる撤退を求める意見書

日欧EPA(経済連携協定)や日欧SPA(戦略的パートナーシップ協定)承認は、日豪EPAやアメリカとの新たな貿易協定交渉にも重大な危機的影響を与えることは必至であります。
 米国の農業団体などからは、TPPを超える市場解放論が早くも展開され、農産物・食品分野では関税率を問題視し、さらには、遺伝子組み換えや残留農薬の規制を整備する衛生植物検疫措置まで導入を求めています。アメリカによるアメリカのための植物検疫権行使であり、まさにトランプファーストであります。自動車の分野でも、アメリカの安全基準を押しつけています。
 日欧EPAや日欧SPAの承認は屈服への一直線であり、拙速な承認は許されません。
私たちは、日本人の心の叫びとして政府に主権国家としての自主的な行動を求めてやみません。
よって、政府においては、私たちと呼応し、日欧EPAや日欧SPAからの勇敢なる撤退を求めます。
 以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。
平成30年12月20日
                        南 国 市 議 会

内閣総理大臣    安倍晋三 様
外務大臣    河野太郎 様
経済産業大臣    世耕弘成 様
経済再生大臣    茂木敏充 様
          ―――――――――――*―――――――――――
○議長(岡崎純男) お諮りいたします。この際、以上4件を日程に追加し、議題とすることに御異議ありませんか。
      〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(岡崎純男) 御異議なしと認めます。よって、日程に追加し、議題とすることに決しました。
          ―――――――――――*―――――――――――
○議長(岡崎純男) お諮りいたします。ただいま議題となりました4件は、提案理由の説明、質疑、委員会付託、討論を省略し、直ちに採決をいたしたいと思います。これに御異議ありませんか。
      〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(岡崎純男) 御異議なしと認めます。よって、さよう決しました。
          ―――――――――――*―――――――――――
○議長(岡崎純男) これより採決に入ります。
 まず、議発第1号を採決いたします。本案は原案のとおり決することに御異議ありませんか。
      〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(岡崎純男) 御異議なしと認めます。よって、議発第1号は原案のとおり可決されました。
          ―――――――――――*―――――――――――
○議長(岡崎純男) 次に、議発第2号を採決いたします。本案は原案のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。
      〔賛成者起立〕
○議長(岡崎純男) 起立多数であります。よって、議発第2号は原案のとおり可決されました。
          ―――――――――――*―――――――――――
○議長(岡崎純男) 次に、議発第3号を採決いたします。本案は原案のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。
      〔全員起立〕
○議長(岡崎純男) 起立全員であります。よって、議発第3号は原案のとおり可決されました。
          ―――――――――――*―――――――――――
○議長(岡崎純男) 次に、議発第4号を採決いたします。本案は原案のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。
      〔賛成者起立〕
○議長(岡崎純男) 起立少数であります。よって、議発第4号は否決されました。
          ―――――――――――*―――――――――――
○議長(岡崎純男) 以上で今期定例会に付議されました事件は議了いたしました。
 これにて第405回南国市議会定例会を閉会いたします。
 どうも御苦労さまでした。