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議会議事録

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第404回市議会定例会初日


第404回南国市議会定例会会議録
 …………………………………………………………………………………………………………
                                 南国市告示第116号
                                 平成30年8月31日
                           南国市長 平 山 耕 三  

第404回南国市議会定例会を次のとおり招集する。

 1.期  日  平成30年9月7日
 2.場  所  南国市役所 5階議場
 …………………………………………………………………………………………………………
第1日  平成30年9月7日  金曜日

      出席議員     
     1番 神 崎 隆 代         2番 植 田   豊
     3番 浜 田 憲 雄         4番 山 中 良 成
     5番 岩 松 永 治         6番 西 川   潔
     7番 土 居 恒 夫         8番 高 木 正 平
     9番 有 沢 芳 郎        10番 中 山 研 心
    11番 前 田 学 浩        12番 村 田 敦 子
    13番 岡 崎 純 男        14番 小笠原 治 幸
    15番 野 村 新 作        16番 浜 田 和 子
    17番 浜 田   勉        18番 土 居 篤 男
    19番 福 田 佐和子        20番 西 岡 照 夫
    21番 今 西 忠 良
          ―――――――――――*―――――――――――
      欠席議員
    な し
          ―――――――――――*―――――――――――
      出席要求による出席者
  市     長  平 山 耕 三   副  市  長  村 田   功
参事兼総務課長兼
西 山 明 彦   参事兼財政課長  渡 部   靖
選挙管理委員会事務局長
  参事兼企画課長  松 木 和 哉    情報政策 課 長  原   康 司
  危機管理 課 長  山 田 恭 輔    税 務 課 長  高 野 正 和
市 民 課 長  崎 山 雅 子    子育て支援課長  田 内 理 香
                      保健福祉センター
  長寿支援 課 長  島 本 佳 枝             高 橋 元 和
                      所     長
環 境 課 長  谷 合 成 章   農林水産 課 長  古 田 修 章
  商工観光 課 長  長 野 洋 高 建 設 課 長  西 川 博 由
  地籍調査 課 長  横 山 聖 二 都市整備 課 長  若 枝   実
                      会計管理者兼
  上下水道 局 長  橋 詰 徳 幸             橋 田 裕 子
                      参事兼会計課長
福祉事務 所 長  岩 原 富 美 教  育  長  大 野 吉 彦
  教育次長兼
           伊 藤 和 幸 生涯学習 課 長  中 村 俊 一
  学校教育 課 長
  監 査 委 員 農 業 委 員 会
           細 川 千 秋 土 橋   愛
  事 務 局 長 事 務 局 長
  消  防  長  小 松 和 英
          ―――――――――――*―――――――――――
      議会事務局職員出席者
  事 務 局 長  秋 田 節 夫    次     長  公 文 知 子
  書     記  門 脇 智 哉
          ―――――――――――*―――――――――――     
      議事日程     
        平成30年9月7日 金曜日 午前10時開議
第1 会期の決定 
第2 会議録署名議員の指名 
第3 議案第1号 平成29年度南国市一般会計歳入歳出決算
第4 議案第2号 平成29年度南国市住宅新築資金等貸付事業特別会計歳入歳出決算
第5 議案第3号 平成29年度南国市土地取得事業特別会計歳入歳出決算
第6 議案第4号 平成29年度南国市農業集落排水事業特別会計歳入歳出決算
第7 議案第5号 平成29年度南国市国民健康保険特別会計歳入歳出決算
第8 議案第6号 平成29年度南国市介護保険特別会計歳入歳出決算
第9 議案第7号 平成29年度南国市企業団地造成事業特別会計歳入歳出決算
第10 議案第8号 平成29年度南国市後期高齢者医療保険特別会計歳入歳出決算
第11 議案第9号 平成29年度南国市水道事業会計決算の認定について
第12 議案第10号 平成29年度南国市下水道事業会計未処分利益剰余金の処分について
第13 議案第11号 平成29年度南国市下水道事業会計決算の認定について
第14 議案第12号 平成30年度南国市一般会計補正予算
第15 議案第13号 平成30年度南国市土地取得事業特別会計補正予算
第16 議案第14号 平成30年度南国市国民健康保険特別会計補正予算
第17 議案第15号 平成30年度南国市介護保険特別会計補正予算
第18 議案第16号 平成30年度南国市企業団地造成事業特別会計補正予算
第19 議案第17号 平成30年度南国市水道事業会計補正予算(第2号)
第20 議案第18号 南国市火災予防条例の一部を改正する条例
第21 議案第19号 南国市特別職の職員で非常勤の者の報酬及び費用弁償支給条例の一部を改
         正する条例
第22 議案第20号 災害対応特殊救急自動車購入契約の締結について
第23 議案第21号 市道の認定について
第24 議案第22号 和解の成立について
第25 報告第1号 平成30年度南国市一般会計補正予算の専決処分の承認について
第26 報告第2号 平成29年度健全化判断比率の報告について
第27 報告第3号 平成29年度資金不足比率の報告について 
          ―――――――――――*―――――――――――
      本日の会議に付した事件
  日程第1より日程第27まで
          ―――――――――――*―――――――――――
      午前10時3分 開会・開議
○議長(岡崎純男) これより第404回南国市議会定例会を開会いたします。
 直ちに本日の会議を開きます。
          ―――――――――――*―――――――――――
      会期の決定
○議長(岡崎純男) 日程第1、会期の決定を議題といたします。
 お諮りいたします。今期定例会の会期は、本日から9月21日までの15日間といたしたいと思います。これに御異議ありませんか。
      〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(岡崎純男) 御異議なしと認めます。よって、会期は15日間と決定いたしました。
          ―――――――――――*―――――――――――
      会議録署名議員の指名
○議長(岡崎純男) 日程第2、会議録署名議員の指名を行います。会議録署名議員は、会議規則第81条の規定により、有沢芳郎議員及び前田学浩議員を指名いたします。
          ―――――――――――*―――――――――――
○議長(岡崎純男) 市長より議案の送付がありましたので、お手元へ配付いたしました。
 …………………………………………………………………………………………………………
                                   30南総第103号
                                 平成30年9月7日

 南国市議会議長  岡 崎 純 男 様

                       南国市長  平 山 耕 三   

      第404回南国市議会定例会の議案の送付について
 第404回南国市議会定例会に提出する議案を別紙のとおり送付します。

 議案第1号 平成29年度南国市一般会計歳入歳出決算
 議案第2号 平成29年度南国市住宅新築資金等貸付事業特別会計歳入歳出決算
 議案第3号 平成29年度南国市土地取得事業特別会計歳入歳出決算
 議案第4号 平成29年度南国市農業集落排水事業特別会計歳入歳出決算
 議案第5号 平成29年度南国市国民健康保険特別会計歳入歳出決算
 議案第6号 平成29年度南国市介護保険特別会計歳入歳出決算
 議案第7号 平成29年度南国市企業団地造成事業特別会計歳入歳出決算
 議案第8号 平成29年度南国市後期高齢者医療保険特別会計歳入歳出決算
 議案第9号 平成29年度南国市水道事業会計決算の認定について
 議案第10号 平成29年度南国市下水道事業会計未処分利益剰余金の処分について
 議案第11号 平成29年度南国市下水道事業会計決算の認定について
 議案第12号 平成30年度南国市一般会計補正予算
 議案第13号 平成30年度南国市土地取得事業特別会計補正予算
 議案第14号 平成30年度南国市国民健康保険特別会計補正予算
 議案第15号 平成30年度南国市介護保険特別会計補正予算
 議案第16号 平成30年度南国市企業団地造成事業特別会計補正予算
 議案第17号 平成30年度南国市水道事業会計補正予算(第2号)
 議案第18号 南国市火災予防条例の一部を改正する条例
 議案第19号 南国市特別職の職員で非常勤の者の報酬及び費用弁償支給条例の一部を改正す       る条例
 議案第20号 災害対応特殊救急自動車購入契約の締結について
 議案第21号 市道の認定について
 議案第22号 和解の成立について
 報告第1号 平成30年度南国市一般会計補正予算の専決処分の承認について
 報告第2号 平成29年度健全化判断比率の報告について
 報告第3号 平成29年度資金不足比率の報告について
 …………………………………………………………………………………………………………
          ―――――――――――*―――――――――――
      議案第1号から議案第22号まで、報告第1号から報告第3号まで
○議長(岡崎純男) この際、議案第1号から議案第22号まで及び報告第1号から報告第3号まで、以上25件を一括議題といたします。
 市政報告並びに提案理由の説明を求めます。市長。
      〔平山耕三市長登壇〕
○市長(平山耕三) おはようございます。
 本日、議員の皆様の御出席をいただき、第404回南国市議会定例会が開かれますことを厚く御礼申し上げます。
 まず最初に、昨日発生いたしました北海道の地震におきまして、多くの皆様が被災されましたことに、心よりお見舞い申し上げるところでございます。1日も早い救出、また復旧をご祈念申し上げるところであります。
 それでは、開会に当たりまして、提案いたしました議案の説明に先立ち、市政の状況について御報告申し上げ、議員の皆様並びに市民の皆様の御理解をよろしくお願いしたいと思っております。
 西日本の広い範囲で甚大な被害をもたらしました「平成30年7月豪雨」では、全国で多くの方々がお亡くなりになり、高知県でも3名の方がお亡くなりになりました。亡くなられた方々に謹んでお悔やみ申し上げますとともに、被災されました皆様に心よりお見舞い申し上げます。
 平成30年7月豪雨では、11府県で大雨特別警報が発表され、高知県でも初めて6市町村に発表されました。本市には人的被害はありませんでしたが、床下浸水3件等の被害が発生し、一級河川の物部川では、水位が4.52メートルまで上昇し、氾濫危険水位にあと3センチメートルに迫るなど、越水や決壊を覚悟しなければならないほどの切迫した状況でありました。近年では気候変動に伴う極端気象や自然災害が数多く発生しており、これまでの知識や経験が通用しない現象が起こり得ることを想定して、災害対策を講じてまいります。
 政府は、6月15日に経済財政運営と改革の基本方針(骨太の方針)を経済財政諮問会議での答申を経て閣議決定いたしました。これには、人づくり革命として、幼児教育無償化や、大学など高等教育無償化が盛り込まれています。幼児教育無償化は、経済・財政一体改革の一つとして、2019年10月の消費税率引き上げに合わせて実施することとしており、今後の制度設計について注目しているところです。
 9月20日には自民党総裁選が行われますが、実質的に国のリーダーを決める選挙となりますので、立候補予定者が掲げます経済政策や、人口減少社会に対応する政策等について注視してまいります。
 私が市長に就任して1年が経過しましたが、これからの市政に関しまして、地域の皆様方と意見交換を行うため、「市長と市政を語る会」を各地域で開催することとし、第1回目として8月に稲生地区で開催いたしました。地域の将来像や課題等もお伺いしながら、地域と行政が一体となってまちづくりを進め、魅力的で住みやすい南国市の実現を目指してまいりたいと考えております。
 それでは、市政の主要な課題につきまして、御報告いたします。
     〔危機管理〕
 まず、危機管理関係につきまして、御報告いたします。
 7月の豪雨災害では、大雨警報(土砂災害)や洪水警報、また、大雨警報(浸水害)の警報が連続して発表されました。これらの警報に加え、土砂災害警戒情報も発表されたことにより、それぞれの警報対象地域に対しまして、早めの「避難準備・高齢者等避難開始」や「避難勧告」「避難指示(緊急)」を発令いたしましたが、複合した気象警報の伝達の難しさを痛感したところであります。
 訓練関係につきましては、各地域におきまして防災意識や災害対応能力の向上のため、避難訓練などの防災訓練の実施や学習会が開催されました。7月22日には、南国市国際交流協会の主催で、本市の津波避難タワー間を結ぶ、安心防災システム「つながっタワー」アプリの活用を説明する講習会が開催されました。システム開発を指導された高知工業高等専門学校の今井一雅名誉教授を講師に迎え、安否情報を送信する機能など緊急時における活用方法だけでなく、津波や地震に関する知識を深める防災検定機能や、14基のタワーを巡るスタンプラリー機能など、日ごろから利用できるアプリの操作説明が行われました。参加した留学生や自主防災会の方々からは、周りの人にも勧めたいと大変好評でありました。
 9月3日には、岡豊小学校におきまして、南海トラフ地震を想定した「平成30年度南国市震災訓練」を、岡豊小学校・岡豊地区防災連合会・南国市消防団第1中隊など関係団体の参加のもと実施いたしました。
 今後におきましても、市民の皆様の防災意識や防災対応能力の向上のために、地域の訓練や学習会などの実施に協力してまいります。
     〔財政〕
 次に、財政関係につきまして、御報告いたします。
 平成29年度普通会計の決算状況につきましては、普通建設事業費の減により、歳入・歳出ともに減額いたしました。歳入総額は対前年度比12億1,961万5,000円、5.4パーセント減の213億5,850万5,000円、歳出総額は対前年度比12億257万円、5.5パーセント減の205億4,453万2,000円で、実質収支は6億3,138万9,000円の黒字となっております。
 また、地方債借入残高は、平成29年度末で188億2,472万8,000円となり、対前年度比3億975万8,000円、1.7パーセントの増となりました。財政構造の弾力性を示す経常収支比率は92.4パーセントで対前年度比2.2ポイントの増となり、公債費負担の健全度を示す実質公債費比率は、7.4パーセントで対前年度比0.7ポイントの減となりました。
 本年度の普通交付税につきましては、対前年度比1,150万8,000円、0.4パーセントの増となりました。また、臨時財政対策債は469万8,000円、0.7パーセントの増となり、合計では1,620万6,000円の増となっております。
 今後も、行政改革大綱や中期財政収支ビジョンなどに基づき、引き続き健全な財政運営の確立に努めてまいります。
     〔企画〕
 次に、企画関係につきまして、御報告いたします。
公共交通につきましては、昨年度から作業を進めておりました、公共交通のマスタープランとなる、地域公共交通網形成計画を策定いたしました。本計画は、本年度からの5年間を計画期間とし、持続可能な公共交通を目指し、目標を定め取り組むこととしております。
 計画の1年目事業といたしまして、バス路線につきましては、本年10月から、市内路線の高知医大〜久枝線、植田〜JA高知病院線、前浜〜JA高知病院線の3つの路線と、幹線であります高知駅〜十市〜後免線の4路線を再編して運行することとしております。また、高知大学医学部附属病院を発着し、高知市方面につながる2つのバス路線を、予約型乗合タクシーに交通モードを変更することとしており、かもはら〜鏡岩線につきましては、路線バスから予約型乗合タクシーに変更して一宮バスターミナルまでの運行となります。医大病院線につきましては、路線バスの運行を残しつつ、約半数の便を、予約型乗合タクシーにより美術館通電停まで運行するように変更いたします。運行ルートやダイヤなどの変更内容につきましては、市広報紙で周知するとともに、予約型乗合タクシーに交通モードが変更となる地域では、利用方法等につきまして、地元説明会を開催する予定であります。市民の皆様の移動における利便性を、できる限り損なわないよう対策を講じてまいりますので、ご理解のほどよろしくお願い申し上げます。
 姉妹都市・岩沼市との交流事業につきましては、姉妹都市提携45周年を記念して、南国市姉妹都市親善協会が市民訪問団を募り、8月17日から19日まで岩沼市を訪問いたしました。岩沼復興の象徴である千年希望の丘や、震災遺構の仙台市立荒浜小学校を視察したほか、いわぬま市民夏まつりに参加するなど交流を深めました。
     〔民生〕
 次に、民生関係につきまして、御報告いたします。
 国民健康保険特別会計につきましては、平成29年度の国、県等への実績報告が終了し、返還金の額が1億1,109万円と確定いたしました。内訳といたしましては、療養給付費等負担金の返還金が1億522万円、退職者医療の療養給付費等交付金の返還金が587万円となっております。
 医療費の状況につきましては、診療報酬、高額療養費の増加などにより、7月末現在で前年度比約5.1パーセントの増となっております。このまま推移いたしますと、来年度の高知県への納付金の増が見込まれますことから、第2期データヘルス計画に基づきまして、医療費の適正化に努めてまいります。市民の皆様に健康で満足度の高い生活を送っていただくためには、生活習慣病予防の取り組みを一層強化する必要があります。特定健診の受診率は、平成29年度は平成28年度より上昇する見込みでありますが、医療費適正化のための目標である60パーセントには、まだまだ届かない状況にあります。従いまして本年度は、高知県中央東福祉保健所とともに、特定健診の受診率向上に向けまして、本市における効果的な方法を探っております。
 高知家健康パスポート事業につきましては、事業開始の平成28年度から3年目を迎えまして、パスポートの種類もパスポート(2)、(3)と充実してきております。本年9月からは、パスポートの最上位となる、健康マイスターという新しい位置づけが追加され、カード化されました。同時にスマートフォン向けのアプリも配布されましたので、若年層の参加を促し、更なる健康パスポートの普及促進につなげたいと考えております。本市では、健康パスポートを取得した方を対象に、南国市健康ポイントを付与しておりますが、この度、市民の皆様の健康増進への取り組みをより一層支援できるよう付与ポイントの見直しを行いました。「自分の健康は自分でつくる」という考えのもとに、自らの健康づくりに気軽に取り組むことができる環境整備を進めてまいります。
 介護保険関係につきましては、介護保険法の一部改正により、本年8月から一定以上の所得がある方の介護保険利用者負担割合の見直しが行われ、新たに3割負担が導入されました。介護保険制度を持続可能なものとするための制度改正であり、市広報紙等で周知をいたしました。
     〔子育て支援〕
 次に、子育て支援関係につきまして、御報告いたします。
 保育施設の安全・安心対策につきましては、6月の大阪府北部での地震により、登校中の児童が亡くなる事故が発生したことを受け、各保育施設のブロック塀等の状況を確認いたしました。その後も、文部科学省からの通知に基づき外観による点検だけでなく、鉄筋センサーによるブロック内部点検の2段階の安全点検調査を実施いたしました。その結果、1ヵ所の保育施設プールの壁付シャワーで改善の必要性がありましたので、使用禁止の周知を行い、水泳シーズン終了後に設備の改修を行ってまいります。
     〔環境〕
 次に、環境関係につきまして、御報告いたします。
 7月31日に、市教育研究所主催の「夏休みこども教室」の一つとして、環境教室を開催いたしました。高知県地球温暖化防止活動推進センター及び新聞バッグインストラクターの皆様の御協力を得ましてエコバッグを新聞紙で制作するなど、楽しみながら地球温暖化防止活動について学ぶことができました。環境教室は、小学生が身近な環境問題に気付く良い機会となっておりますので、来年度も継続して実施したいと考えております。
 地球温暖化防止対策につきましては、南国市地球温暖化対策実行計画(事務事業編)の強化・拡充等を行うため、環境省に応募申請しておりました地方公共団体カーボン・マネジメント強化事業(第1号事業)が採択されました。今後も「COOL CHOICE」運動に賛同するとともに、更なる温室効果ガスの削減に取り組んでまいります。
     〔農林水産〕
 次に、農林水産関係につきまして、御報告いたします。
 国営ほ場整備事業につきましては、仮同意徴集を継続して進めておりますが、9月末までに一部除外を含めた整備範囲の絞り込みを行い、整備範囲を基本決定したうえで、平成32年度の事業着手に向け、地元関係者や関係機関と連携協力しながら、詳細な整備・営農計画等を検討し、事業採択に必要となる事業計画書案の作成等を進めてまいります。
     〔商工観光〕
 次に、商工観光関係につきまして、御報告いたします。
 8月4日、本市の夏の風物詩「土佐のまほろば祭り」が開催されました。今回は30周年を記念して、来場者への祝賀餅のプレゼントや、本市出身の女流棋士、島井咲緒里さんによる将棋道場、そして、姉妹都市・岩沼市の佐藤煙火さんの御協力をいただきまして、例年より500発多い約2000発の打ち上げ花火など、盛大な祭りとなりました。また、「支笏湖氷濤まつり」でのフラワー交流事業や、奈路小学校と支笏湖小学校の翼交流事業でつながりのあります、北海道千歳市から3名の市職員が来訪し、まほろば祭りに参加していただくなど、千歳市との交流を深めることができました。
     〔建設〕
 次に、建設関係につきまして、御報告いたします。
 東部自動車道高知南国道路及び南国安芸道路周辺対策事業につきましては、地元との覚書に基づき、市道、農道及び水路工事9ヵ所を発注いたしました。
 社会資本整備総合交付金事業につきましては、市道14路線の改良及び舗装工事を順次発注しております。平成26年度より実施しております、市道橋816橋の点検調査につきましては、5年目となる今年度内の完了に向けまして、順次取り組んでおります。
 国、県の補助事業を活用した久礼田新田橋耐震補強工事につきましては、発注を完了させ、また、農村地域防災減災事業における県営事業につきましては、昨年度から引き続き2ヵ年で、広域農道西山跨線橋耐震工事を実施しております。
 台風7号及び平成30年7月豪雨による災害復旧工事につきましては、9月中に国による査定を受け、順次発注してまいります。
 国土調査法に基づく地籍調査事業につきましては、桑ノ川地区、北陣山地区、十市札場地区、十市西坪池地区で一筆地調査等を行う1年目事業、昨年度に一筆地調査を実施した区域における、地籍簿、地籍図の作成及び閲覧業務を行う2年目事業のすべての業務を発注し、工程管理等につきましてもそれぞれ順調に進んでおります。
     〔都市整備〕
 次に、都市整備関係につきまして、御報告いたします。
 都市計画道路南国駅前線第2工区の道路築造事業の進捗状況につきましては、本年7月末現在、用地面積全体の71パーセントに当たる5,589平方メートルの用地を取得いたしました。また、都市計画道路高知南国線第3工区につきましては、用地面積全体の13パーセントに当たる485平方メートルの用地を取得いたしました。今後も、地権者の移転計画なども考慮しながら、用地交渉を進めてまいります。
 都市計画につきましては、南国市都市計画マスタープランの改訂に関しまして、8月に第1回目の都市計画マスタープラン策定委員会を開催し、本市におけるまちづくりの課題や都市計画マスタープランの主要論点の整理等について議論いただきました。今後は、関係機関と協議・調整しつつ、各地域で開催予定のワークショップや説明会等を通じて、住民意向を反映させながら改訂素案を作成してまいります。
 篠原土地区画整理事業につきましては、本年度工事着手する第(1)工区におきまして、工事発注を行い、請負業者と契約いたしました。今後は、工事の円滑な竣工を目指して、建物移転及び埋蔵文化財発掘調査を進めてまいります。
     〔上下水道〕
 次に、上水道関係につきまして、御報告いたします。
 水道未普及地域解消につきましては、堀ノ内地区、福船地区及び岡豊町中島地区におきまして管路布設工事を進めております。
 有収率向上や地震対策につきましては、物部地区におきまして石綿管布設替え工事を進めております。十市地区での石綿管布設替え、三畠配水池への緊急遮断弁設置工事につきましては、発注に向け準備を進めております。
 次に、下水道関係につきまして、御報告いたします。
 浸水対策として整備を進めてまいりました、新川雨水幹線工事につきましては、支障電線路移転工事を、平成31年1月の完成に向け実施しております。また、新川雨水幹線工事及び未普及対策事業の篠原地区のマンホール設置工事につきましては、発注を完了し、都市計画道路関連区間の未普及地解消につきましては、発注に向け準備を進めております。
     〔福祉〕
 次に、福祉関係につきまして、御報告いたします。
 生活保護関係につきましては、本年10月から、一般低所得世帯の消費実態との均衡を図るため、段階的に生活扶助基準の見直しが行われます。また、児童扶養加算及び母子加算等につきましても見直しが行われる予定となっており、事務処理に遺漏のないよう適正な支給に努めてまいります。
 こども相談係への相談件数は、平成29年度実績で251件となりました。そのうち43件が虐待相談であり、平成28年度の21件を大きく上回っております。南国市要保護児童対策地域協議会が対応している虐待児童数は、7月時点で66人となっており、そのうちの50パーセントがネグレクトによるものです。増加の要因としましては、児童虐待への社会的関心が高まってきたことや、地域住民の児童虐待に関する認識の変化による通報の増加などが考えられます。今後も、子どもに関する様々な悩みを相談できる場所として、関係機関と連携を取りながら、丁寧な対応に努めてまいります。
     〔消防〕
 次に、消防関係につきまして、御報告いたします。
 本年1月から6月までの上半期の出動状況につきましては、火災出動は昨年の同時期より14件少ない7件、救急出動は、過去最多の出動件数となりました昨年よりも53件増加して1,381件となっております。全国的にも梅雨明け前の6月下旬から熱中症の発生が急増しており、市内での熱中症及び疑いのある救急搬送件数は、5月から7月末までで46件となっており、うち65歳以上の傷病者は27人と58パーセントを占めております。これを受けまして、市民への注意を喚起するため、市広報紙及び市ホームページに熱中症予防の記事を掲載するとともに、高温となることが予想される日には、防災行政無線や救急車等での巡回広報を実施して、市民の皆様に注意を呼び掛けております。また、多数の患者が発生した想定で熱中症対応訓練を実施いたしました。
 台風7号及び平成30年7月豪雨に際しましては、物部川が観測開始以降2番目の水位に達したことを受けまして、約500個の土のう積みや避難誘導、警戒活動に延べ903人の消防団員が従事いたしました。
 6月の定例会で議決をいただきました岡豊分団中島班、南海分団稲生班及び消防本部の消防ポンプ自動車につきましては、それぞれ発注を完了して、年度内の配備を予定しております。また、全国共済農業協同組合連合会から高度救命処置用資器材の寄贈を受けて整備を予定しております、災害対応特殊救急自動車購入の議案を今議会に上程しておりますので、御審議の程よろしくお願いいたします。
     〔教育〕
 次に、教育関係につきまして、御報告いたします。
 学校教育につきましては、7月31日、8月1日の両日、転入教職員等を対象に、南国市ゲートキーパー養成研修会を実施いたしました。2日間で約100名が参加いたしましたが、教職員一人ひとりがゲートキーパーとしての意識の高揚を感じる大変有意義な研修となりました。
 外国語・英語教育の推進につきましては、ALTの任期満了に伴い、8月1日より新たな2名のALTが着任いたしました。小学校学習指導要領の改訂に伴い、平成32年度から完全実施となる小学校への外国語の導入により、ALTの役割は、より一層重要になってくるものと考えております。
 環境整備につきましては、未設置でありました小学校6校の普通教室への空調整備工事が本年9月に完了する予定で、希望が丘分校を除くすべての市立小中学校に完備されることとなります。また、倒壊の恐れのあるブロック塀の改修につきましては、本年度中にすべての改修工事を行う予定でございます。
 8月1日から開催されました四国中学校総合体育大会では、柔道男子団体戦において、香長中学校が初優勝を果たし、柔道個人戦でも「男子73キロ級」「男子90キロ級」「男子90キロ超級」「女子57キロ級」で、男女合わせて4階級を制し、全国大会の切符を手にしました。また、陸上関係では、香長中学校3年生が「女子1500メートル」で優勝し、「女子砲丸投げ」では北陵中学校3年生が、「男子110メートルハードル」では香長中学校3年生が、それぞれ準優勝に輝くなど、柔道、陸上、水泳競技におきまして、団体個人合わせて、総勢24名が全国中学校体育大会への出場権を手にしました。全国大会では、香長中学校3年生の笠原勇馬選手が、柔道男子90キロ超級におきまして第3位に輝く好成績を上げるなど、香長中学校の名を全国に知らしめる活躍を見せてくれました。
 また、第69回高知県中学校野球選手権大会では、香長中学校が6年ぶり2度目の優勝を飾りました。
 次に、生涯学習につきまして、御報告いたします。
 中央公民館及び大篠公民館改築につきましては、基本設計、実施設計の準備を進めており、公募型プロポーザル方式で業者選定を行う予定であります。
 図書館建設につきましては、図書館協議会において用地選定・基本構想など、御意見をいただきながら事業を進めてまいります。
 人権啓発関係につきましては、「スマイリーハート人権講座」を10月1日から12日にかけて計4回開催いたします。人権意識の広がりを受けて、今年度は性的少数者(LGBT)の人権につきましても取り上げる予定としております。
 文化財関係につきましては、古代国分寺の寺域確定に向けまして、有識者で構成する「土佐国分寺跡調査指導委員会」が開催され、今秋の調査にあたっての方針が確認されました。東西の寺域確定に向けては、委員の皆様から御意見をいただきながら発掘調査を進めてまいります。
 スポーツ関係につきましては、第56回市民体育大会が開催中であり、各競技連盟の御協力により15種目で熱戦が繰り広げられております。また、9月21日から23日にかけまして、第72回全国レクリエーション大会in高知が開催されます。県外からの参加者を歓迎するとともに、県内関係者にも様々な研究フォーラムへの参加呼びかけを行い、レクリエーション気運が高まる機会となるよう協力してまいります。
 以上、市政の主要な課題につきまして、御報告いたしました。
 続きまして、提案理由を申し述べます。
 議案第1号平成29年度南国市一般会計歳入歳出決算、議案第2号平成29年度南国市住宅新築資金等貸付事業特別会計歳入歳出決算、議案第3号平成29年度南国市土地取得事業特別会計歳入歳出決算、議案第4号平成29年度南国市農業集落排水事業特別会計歳入歳出決算、議案第5号平成29年度南国市国民健康保険特別会計歳入歳出決算、議案第6号平成29年度南国市介護保険特別会計歳入歳出決算、議案第7号平成29年度南国市企業団地造成事業特別会計歳入歳出決算、議案第8号平成29年度南国市後期高齢者医療保険特別会計歳入歳出決算。平成29年度一般会計及び特別会計の決算につきまして、地方自治法(昭和22年法律第67号)第233条第2項の規定に基づく監査委員の審査が終了しましたので、同条第3項の規定に基づき議会の認定に付し、同法第96条第1項第3号の規定に基づき、議会の議決を求めるものであります。
 議案第9号平成29年度南国市水道事業会計決算の認定について。平成29年度南国市水道事業会計決算につきまして、地方公営企業法(昭和27年法律第292号)第30条第4項の規定により、監査委員の意見を付けて議会の認定を求めるものであります。
 平成29年度の水道事業における事業量につきましては、給水人口は4万869人で普及率は85.97パーセント、年間総配水量は652万9,118立方メートルとなっております。
 次に、経営状況につきましては、収益的収支は、収入が6億8,225万3,000円、支出が6億364万3,000円でしたので、当年度純利益は7,861万円となっております。
 資本的収支は、収入が2億8,726万7,000円、支出が5億7,114万5,000円となっており、収入が支出に対して不足する額2億8,387万8,000円は、当年度分損益勘定留保資金2億1,769万2,000円、過年度分消費税資本的収支調整額5,798万6,000円、減債積立金820万円で補てんいたします。
 議案第10号平成29年度南国市下水道事業会計未処分利益剰余金の処分について。平成29年度南国市下水道事業会計未処分利益剰余金の全額を減債積立金に積み立て、さらに同積立金の一部を資本金に組み入れたいので、地方公営企業法(昭和27年法律第292号)第32条第2項の規定により、議会の議決を求めるものであります。
 議案第11号平成29年度南国市下水道事業会計決算の認定について。平成29年度南国市下水道事業会計決算につきまして、地方公営企業法(昭和27年法律第292号)第30条第4項の規定により、監査委員の意見を付けて議会の認定を求めるものであります。
 平成29年度の下水道事業における事業量につきましては、処理人口は1万6,241人で整備率は75.19パーセント、年間処理水量は186万5,644立方メートルとなっております。
 次に、経営状況につきましては、収益的収支は、収入が5億6,985万4,000円、支出が4億4,485万5,000円でしたので、当年度純利益は1億2,499万9,000円となっております。
 資本的収支は、収入が4億687万2,000円、支出が5億5,347万1,000円となっており、収入が支出に対して不足する額1億4,659万9,000円は、当年度分利益剰余金処分額4,634万1,000円、当年度分消費税資本的収支調整額578万1,000円、引継金447万8,000円、当年度分損益勘定留保資金8,999万9,000円で補てんいたします。
 議案第12号平成30年度南国市一般会計補正予算。歳入歳出補正予算の規模は、4億8,263万1,000円の増額計上であります。
 主な内容といたしましては、退職手当、国・県支出金返還金、公立保育所費、小学校管理費及び中学校管理費の増額であります。
 その所要一般財源は1億9,113万6,000円の増額でありまして、過年度県補助金は100万円の減額となりましたが、地方特例交付金607万2,000円、地方交付税1億7,015万5,000円及び臨時財政対策債1,590万9,000円を増額したものを補正財源といたしました。
 以下、主な歳出につきまして、ご説明申し上げます。
 人件費関係では、退職手当3,626万2,000円を増額計上いたしました。
 総務費関係では、国・県支出金返還金5,856万4,000円を増額計上し、国土調査事業費2,167万8,000円を減額計上いたしました。
 民生費関係では、あけぼの保育所増築・非構造部材耐震化工事に係る公立保育所費1億9万6,000円を増額計上いたしました。
 農林水産業費関係では、市単独土地改良事業費1,600万円及び市単独農道水路維持管理費1,200万円を増額計上いたしました。
 土木費関係では、市道補修に係る道路維持費3,520万円及び市単独道路新設改良事業費2,556万2,000円を増額計上いたしました。
 教育費関係では、ブロック塀等耐震対策工事に係る小学校管理費6,490万円及び中学校管理費3,280万4,000円を増額計上いたしました。
 繰越明許費といたしましては、工期の不足が見込まれるあけぼの保育所増築・非構造部材耐震化工事に係る公立保育所費9,992万6,000円、関係各所との調整協議に日数の不足が見込まれる都市再生整備事業(生涯)9,383万1,000円、実施設計に不測の日時を要し工期が不足することとなった稲生防災活動拠点施設整備に係る消防施設費4,597万2,000円を計上いたしました。
 また、債務負担行為といたしましては、(仮称)南国日章工業団地整備事業に係る限度額5億8,470万円を追加いたしました。
 議案第13号平成30年度南国市土地取得事業特別会計補正予算。歳入歳出補正予算の規模は、9,240万円の増額計上であります。歳出におきましては、土地取得事業費9,240万円を増額計上いたしました。 歳入におきましては、市債9,240万円を増額計上いたしました。
 議案第14号平成30年度南国市国民健康保険特別会計補正予算。歳入歳出補正予算の規模は、1億1,029万7,000円の増額計上であります。
 歳出におきましては、国・県・支払基金への療養給付費等負担金償還金1億452万5,000円及び療養給付費等交付金償還金577万2,000円を増額計上いたしました。
歳入におきましては、特定健康診査等に係る県補助金122万6,000円、基金繰入金183万1,000円及び繰越金1億724万円を増額計上いたしました。
 議案第15号平成30年度南国市介護保険特別会計補正予算。歳入歳出補正予算の規模は、1億8,725万6,000円の増額計上であります。
 歳出におきましては、一般介護予防事業費506万6,000円、介護給付費準備基金への積立金9,400万1,000円及び国・県・支払基金への返還金8,818万9,000円を増額計上いたしました。
歳入におきましては、国庫補助金102万円、支払基金交付金136万7,000円、県補助金48万3,000円、一般会計繰入金48万3,000円及び繰越金1億8,390万3,000円を増額計上いたしました。
 議案第16号平成30年度南国市企業団地造成事業特別会計補正予算。歳入歳出補正予算の規模は、4,210万円の増額計上であります。
 歳出におきましては、工業団地造成事業費4,210万円を増額計上いたしました。
歳入におきましては、工業団地造成事業債4,210万円を増額計上いたしました。
 債務負担行為といたしましては、(仮称)南国日章工業団地整備事業の限度額3億6,972万8,000円を計上いたしました。
 議案第17号平成30年度南国市水道事業会計補正予算(第2号)。収益的支出において、企業債利息、給水装置内の漏水に係る水道料金の軽減による特別損失等の上水道事業費用を333万4,000円増額するものであります。 
 議案第18号南国市火災予防条例の一部を改正する条例。防火対象物の利用者等の防火安全に対する認識を高め火災被害の軽減を図るとともに、防火対象物の関係者による防火安全体制の確立を促すため、消防法令に違反のある建物等について、その違反内容等を公表することができるよう、本条例の一部を改正するものであります。
 議案第19号南国市特別職の職員で非常勤の者の報酬及び費用弁償支給条例の一部を改正する条例。南国市市長等退職手当審査会及び南国市退職手当審査会の委員の報酬につきましては、本条例別表中その他の委員の規定を適用し、日額4,500円としておりましたが、南国市行政不服審査会委員等の報酬額に準じて、日額6,000円とすることから、本条例の一部を改正するものであります。
 議案第20号災害対応特殊救急自動車購入契約の締結について。発生が危惧される南海トラフ地震及び増加する救急出動に備え、地域防災体制を確実なものにすることを目的として策定された消防本部車両更新整備計画により、南国市消防署の災害対応特殊救急自動車を購入するに当たり、平成30年7月30日に見積競争を実施し、その結果、高知日産プリンス販売株式会社が、1,922万4,000円(消費税含む。)で落札しました。
 本件は、予定価格が2,000万円以上であることから、地方自治法(昭和22年法律第67号)第96条第1項第8号及び議会の議決に付すべき契約及び財産の取得又は処分に関する条例(昭和40年南国市条例第4号)第3条の規定に基づき、議会の議決を求めるものであります。
 裏面に見積競争結果の状況を添付していますので、御参照ください。 
 議案第21号市道の認定について。本議案の吉田前3号線(整理番号4166)及び吉田前3号支線(整理番号4167)は、都市計画法(昭和43年法律第100号)第29条による開発により整備されたため、市道として認定するものであります。
 以上の市道の認定につきまして、道路法(昭和27年法律第180号)第8条第2項の規定に基づき、議会の議決を求めるものであります。
 後に位置図を添付してありますので御参照ください。
 議案第22号和解の成立について。一般社団法人南国市シルバー人材センターの経理において使途不明金が発覚したことに関し、同センターとの間で、平成27年度及び平成28年度の南国市シルバー人材センター運営費補助金の返還に係る和解を成立させることについて、地方自治法(昭和22年法律第67号)第96条第1項第12号の規定に基づき、議会の議決を求めるものであります。
 報告第1号平成30年度南国市一般会計補正予算の専決処分の承認について。平成30年7月豪雨により市内各所において被害が発生し、災害復旧事業を迅速に行う必要があることから、歳出において農業用施設災害復旧事業費3,066万8,000円、農地災害復旧事業費699万円、道路橋梁災害復旧事業費2,600万円及び河川災害復旧事業費499万円を増額計上し、歳入において地方交付税381万5,000円、災害復旧費分担金175万円、災害復旧費国庫負担金1,333万3,000円、災害復旧費県負担金1,325万円及び災害復旧債3,650万円を増額計上する補正予算の専決処分を行ったものであります。
 報告第2号平成29年度健全化判断比率の報告について。地方公共団体の財政の健全化に関する法律(平成19年法律第94号)第3条第1項の規定に基づき、平成29年度における健全化判断比率である実質赤字比率、連結実質赤字比率、実質公債費比率及び将来負担比率について、監査委員の意見を付けて議会に報告するものであります。
 報告第3号平成29年度資金不足比率の報告について。地方公共団体の財政の健全化に関する法律(平成19年法律第94号)第22条第1項の規定に基づき、平成29年度における公営企業の資金不足比率について、監査委員の意見を付けて議会に報告するものであります。
 以上をもちまして、私からの提案理由の説明を終わります。何とぞ御審議の上、適切な議決を賜りますようお願い申し上げます。
○議長(岡崎純男) これにて市政報告並びに提案理由の説明は終わりました。
          ―――――――――――*―――――――――――
○議長(岡崎純男) お諮りいたします。本日の会議はこの程度にとどめ、明8日から10日までの3日間は休会し、9月11日に会議を開きたいと思います。これに御異議ありませんか。
      〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(岡崎純男) 御異議なしと認めます。よって、さよう決しました。
 9月11日の議事日程は、一般質問であります。開議時刻は午前10時、本日はこれにて散会いたします。
 御苦労さまでした。
      午前10時52分 散会