前浜掩体群(市史跡)
担当 : 生涯学習課 / 掲載日 : 2017/04/06
掩体とは、敵の攻撃から飛行機を守るための作られた、飛行機の格納庫のことです。鉄筋コンクリート製のもの、木や竹、土で造られたもの、屋根がなく擁壁のみのものなど様々な掩体が作られました。防衛庁(高知空港史)の資料によると、当時、中型15基、小型9基、W型17基あったと記されています。
現在残っている掩体は、高知龍馬空港近くの田園地帯に点在しているコンクリート製のもの7基だけですが、平成18年2月21日に「前浜掩体群」(まえはまえんたいぐん)として南国市史跡に指定をされています。
もの言わぬ掩体ですが、無言のうちに戦争の悲しさ、平和の大切さを訴えています。
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