救急車を呼んだ時、救急隊が必要とする情報をご存じでしょうか？
救急隊は、傷病者を適切な医療機関へ搬送するために、様々な情報を必要としています。
その情報が正確、迅速に救急隊に伝わることで、適切な医療機関の選定、搬送時間の短縮につながる可能性があります。

救急隊が必要とする情報

以下の個人情報が必要です

・氏名
・生年月日
・住所
・既往歴（今までの病気、現在治療中の病気）
・かかりつけ医療機関
・家族の連絡先

以上の個人情報の他に

・救急車を呼んだ理由（いつ、どこで、なにがあったのか）
・発生日/発生時刻/発生場所（事故、病気が起こった日、時間、場所）
・主訴（傷病者が訴える症状など）

などの状況や症状の情報も必要となります。

保険証とお薬手帳の準備を

救急車を呼んだ時は、個人情報が分かる物（保険証やマイナンバーカード、免許証など）とお薬手帳の準備をお願いします。お薬手帳は搬送先医療機関において必要な情報となります。

命のバトンを繋ぎましょう

救急車を呼ぶときは、緊急であり、非常事態だと思います。現場ではどうしても慌ててしまったり、焦ってしまうと思いますが、救急隊は必ず現場に向かいます。救急隊が到着するまでの間に、必要な応急手当や情報整理をできる範囲でかまいませんので、落ち着いて行ってください。
傷病者救命の為、市民の方から救急隊へ命のバトンを繋いでください。

高齢者施設などの事業所の方へお願い

救急車要請時、必要な情報について記載する記録用紙があります。できる範囲で構いませんので、記録用紙の活用にご協力をお願いします。

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