「南海トラフ地震臨時情報」に関する南国市の対応について
「南海トラフ地震臨時情報」とは
近い将来必ずやってくるといわれる「南海トラフ地震」について、国は令和元年5月より、「南海トラフ地震臨時情報」(以下「臨時情報」)の本格運用を開始しました。
「臨時情報」は、南海トラフ沿いで異常現象が観測された場合に、連動する恐れのある大規模地震を警戒して気象庁が発表する情報です。
南国市の対応
本市は「臨時情報」発表時には、以下の防災対応を行います。(他の市町村と対応内容が異なる恐れがありますのでご注意ください。)
○「南海トラフ臨時情報(巨大地震警戒)」が発表された場合:プレート境界でM8.0以上の地震が発生
・避難指示(緊急)を発令 → 住民事前避難対象地域(下記参照)
・避難準備・高齢者等避難開始を発令 → 上記以外の市内全域
○「南海トラフ臨時情報(巨大地震注意)」が発表された場合:領域でM7.0以上の地震が発生、又はプレート境界で通常と異なるゆっくりすべりが観測
・避難準備・高齢者等避難開始を発令 → 市内全域
○「臨時情報」発表中の小・中学校、保育施設の対応
・南国市立小・中学校は全校休校となります。保育施設については、現在検討中です。
※対応はいずれの場合も、一週間程度継続します。その後、以降の対応を改めて検討します。
住民事前避難対象地域
住民事前避難対象地域とは、地震発生に伴う二次災害に備えて、安全性を高めるために、強く事前避難を促す地域のことです。
南国市の事前避難対象地域は、
- 津波浸水想定区域(「南国市津波ハザードマップ」参照)
- 土砂災害警戒区域(「高知県土砂災害危険箇所マップ」参照)
- 耐震性のない住居に居住する住民
となります。
※他の市町村の事前避難対象地域の検討状況につきましては、高知県のホームページよりご確認ください。
注意事項
「臨時情報」が発表されたからといって、必ずしも大規模地震が発生するとは限りません。
また、「臨時情報」の解除、または市の防災対応が終了しても、地震発生の可能性がなくなったわけではないことにご留意ください。
なお、上記の情報は、令和2年1月時点のものです。今後、対応が一部変更となる場合がありますので、ご注意ください。