特定外来生物「オオキンケイギク」の駆除にご協力お願いします
オオキンケイギクは、北アメリカ原産のキク科の多年草で、5月から7月ころにかけて鮮やかな黄色の花を咲かせます。コスモスの花に似てきれいですが、実は、日本の生態系に重大な影響を及ぼす恐れがある植物として、外来生物法による「特定外来生物」に指定され、栽培、譲渡及び生きたままの運搬などが原則として禁止されました。
特定外来生物とは
もともと日本にいなかった外来生物のうち、生態系などに被害を及ぼすものついて特定外来生物として、政府が指定し、飼育・栽培・保管・運搬・販売・輸入などが原則として禁止されています。
オオキンケイギクの特徴
・黄色く目立つ花を咲かせます。花はほかのキク科植物と同じように、中心部に管状花、その周りに舌状花があります。
形としては、コスモスの花に似ています。
・夏から秋にかけて、種子を実らせます。種子は風や流水に乗りながら拡散し、分布を拡大していきます。
・草丈は、50cm~70cmくらいになります。葉は鳥の羽根のように枝分かれするかたち(羽状複葉)で丸みを持っています。茎の同じ場所から対になって葉が生えています(対生)。
見つけたときは
もし庭先にオオキンケイギクが生えている場合は、ご自身で駆除をお願いします。
公園や川原、道路の法面など公共の場所に生えている場合は、その管理者と相談しながら駆除をすすめていく必要がありますので、南国市環境課(880-6557)まで連絡をお願いします。
駆除・処分の方法
(1)オオキンケイギクを根から抜き取ります。(抜き取りが困難な場合は根本で刈り取ります。)
(2)抜き取ったオオキンケイギクを、種が飛び散らないように袋などに入れ、乾燥させるなどして、枯死させます。
(3)枯死したものは、可燃ごみとして、ごみステーションに出してください。
(4)開花期は5~7月で、種ができてから刈り取り等の作業をすると、種をばらまく恐れがあります。花が咲く前か、なるべく花が咲いている間に駆除をお願いします。
*生きたまま移動・運搬することは、原則として禁止されています。
*除草剤の使用に当たっては、他の植物への影響も予想されるため、慎重に行う必要があります。