消毒用アルコールの取り扱いに注意しましょう!
令和5年5月24日に福岡県内の美容専門学校でバーベキュー中にドラム缶に火力を強めるために消毒用アルコールを入れたことが原因で、急激に激しく炎が燃え上がり学生4名が火傷をし、その後1名の学生が死亡する事故がありました。
身近に使用する消毒用アルコールはとても引火しやすい液体です。また、ジェル状の着火剤も、既に火が点いているところには絶対に継ぎ足しはしないでください。手に燃え移るなど大変危険です。使用方法を誤ると今回のような大きな事故に繋がることから取り扱いには十分に注意してください。
1. 消毒用アルコールを火気の近くに置かない。
2. 消毒用アルコールで消毒した直後に火気を使用しない。
3. 消毒用アルコールを直射たる場所や高温となる場所に置かない
4.消毒用アルコールを密閉した空間で使用することで引火する危険性が高まるため、火気を使用しない。
ストップ、ドロップ&ロール!!(着衣着火の対処法)
自分が着ている洋服に火が燃え移ってしまうことを着衣着火と言います。
きちんと対処法を知らないと火を消せないどころか、かえって炎が大きくなってしまいます。
着衣着火への正しい対処法を学びましょう。
「ストップ、ドロップ&ロール」止まって、倒れて、転がって という対処法を紹介いたします。
1.ストップ(火の勢いを大きくさせないために、その場に止まる。)
2.ドロップ(地面に倒れこみ、燃えているところを地面に押し付ける。)
※体と地面の間にできるだけすきまができないように!
3.ロール(地面に倒れたまま左右に転がります。転がることで火を窒息消火させる。
※両手で顔を覆い顔へのやけどを防ぎましょう!