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セアカゴケグモにご注意ください!

担当 : 環境課 / 掲載日 : 2020/08/06
セアカゴケグモ

令和2年8月1日、南国市田村で「セアカゴケグモ」のメスの成体1匹が発見されました。
現在は駆除されております。

セアカゴケグモは、元々日本にいなかったクモですが、1995年に大阪で初めて見つかってから、いくつかの地域で存在が確認されるようになりました。セアカゴケグモは、強い毒を持っていますが、攻撃性のないおとなしいクモです。

発見した場合は、絶対に素手で触らないでください。


特徴


セアカゴケグモ2

・成体のメス
毒を持っており、体長は約7~12ミリメートルです。
全体的に黒色または濃い褐色を基調とし、腹部に「赤色の帯状の模様」があります。

・成体のオス
人体に及ぼす毒は持っておらず、体長は約3.5~5ミリメートルです。
腹部の背に白い斑点があります。

・卵のう
乳白色の球形で、大きさは約6~10ミリメートルです。
 



生息場所

日当たりが良く、暖かいところや、昆虫などの餌が豊富なところに生息しています。
特に下記の場所にはご注意ください。

  • 側溝のグレーチング
  • 金網フェンスの支柱やガードレールの支柱の空間
  • 駐車場の車止めブロック空間
  • 花壇周りのブロックのくぼみや穴
  • 排水溝の側面やふたの裏側
  • クーラーなどの室外機や自動販売機と壁とのすきま(人工的な熱源の周り)
  • 墓地の花立てや線香立てなどの石のすきま
  • ベンチの裏側

駆除方法

市販の殺虫剤(ピレスロイド系)をかけるか、靴で踏みつぶしてください。

卵のうは、踏みつぶすか焼却してください。
※卵のうには、殺虫剤は効果ありません。


咬まれた時は

【症状】
針で刺されたような痛みを感じ、咬まれた周りが腫れ、熱くなり、時間の経過とともに全身に広がり、悪化すると四肢の痛みや腹痛、けいれんなどが現れることがあります。

【対応】
咬まれたところを温水や水で洗い流し、清潔にし、できるだけ早く医療機関を受診し、セアカゴケグモに咬まれたことを告げて治療を受けてください。


注意事項

気温の高い時期は活動性が高まるので、屋外での作業は特に気をつけるとともに、次の点に注意してください。
  

  • 発見しても、絶対に素手で捕まえないこと
  • 庭の手入れや溝掃除など、外で作業する時は、軍手などを使用すること
  • 植木鉢を運ぶ時や庭先に置いた履物を履く時は、クモがいないことを確認すること

発見した時は

発見した時は、下記まで連絡してください。
  
高知県林業振興・環境部 環境共生課
電話番号:088-821-4842
FAX:088-821-4530
メール:030701@ken.pref.kochi.lg.jp