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熱中症には気を付けましょう!!

担当 : 消防本部 / 掲載日 : 2023/08/14

毎年5月下旬頃から熱中症患者が出始め、8月頃に熱中症患者数のピークを迎えることが多いです。
熱中症を知り、しっかりと予防するようにしましょう。


熱中症とは?

室温や気温が高い中での作業や運動により、体内の水分や塩分(ナトリウム)などのバランスが崩れ、体温の調節機能が働かなくなり、体温上昇、めまい、体がだるい、ひどいときにはけいれんや意識の異常など、様々な症状をおこす病気です。


熱中症予防のポイント


消太

・ 部屋の温度をこまめにチェック!
 (普段過ごす部屋には温度計を置くことをお奨めします。)
・ 室温28度を越えないように、エアコンや扇風機を上手に使いましょう!
・ のどが渇いたと感じたら必ず水分補給!
・ のどが渇かなくてもこまめに水分補給!
・ 外出の際は体をしめつけない涼しい服装で、日よけ対策も!
・ 無理をせず、適度に休憩を!
・ 日頃から栄養バランスの良い食事と体力づくり!
・ 暑くなる日に注意しましょう!
 (環境省が発表する暑さ指数(WBGT)を活用しましょう。)



暑さ指数(WBGT)とは?
熱中症防止に向け、危険度を暑さ指数として表示するもので、気温、湿度、日照による放射熱などを加味して算出されます。「ほぼ安全」から「危険」まで5段階で表示され、熱中症予防の指標として活用できます。
環境省の熱中症予防情報のサイトで確認できます。


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子どもと高齢者(65歳以上)は熱中症に気をつけて

○子どもの熱中症予防

特徴

・ 小児・幼児は、汗腺をはじめとした体温調節機能が発達していない。
・ 大人よりも身長が低いため、地面の照り返しの影響を強く受け、大人より高い温度にさらされる。
・ 遊びに熱中してしまい、水分補給や休憩するのを忘れる。
・ 乳幼児は自分で水分補給ができない。
・ 自動車内に置き去りにされることがある。


予防のポイント

・ お子さんの様子を十分に観察しましょう。
・ 遊びの最中には、水分補給や休憩をしましょう。
・ 外出時の服装に注意し、帽子も忘れずにかぶりましょう。
・ 日頃から栄養のバランスのとれた食事や運動、遊びを通して暑さに負けない体づくりを実践しましょう。
・ ちょっとの間だからと油断せず、絶対に自動車内に子どもを置き去りにしないようにしましょう。


○高齢者の熱中症予防

特徴

・ 熱中症患者の半数が高齢者です。日中の炎天下だけではなく、室内でも、夜でも多く発生しています。
・ 体の中の水分量が若年者より減少しているために、脱水症状に陥りやすい。
・ 汗をかきにくい、暑さを感じにくいなどの体温を下げるための体の反応が弱くなっており、自覚がないのに熱中症になる危険がある。


予防のポイント

・ 室温をこまめにチェックし、エアコンや扇風機等を活用しましょう。
・ のどが渇かなくてもこまめに水分補給しましょう。
・ 「周りに迷惑をかけたくない」などと無理をせず、調子が悪いと感じたら、家族や近くの人にそばにいてもらいましょう。


熱中症が疑われたら

・ 涼しい場所へ移動し、衣服を緩め、安静に寝かせる。
・ エアコンをつける、扇風機・うちわなどで風を当て、体を冷やす。
・ 飲めるようであれば水分を少しずつこまめに飲ませる。
・ 脇の下・太もものつけねなどを冷やす。


こんな時はためらわずに救急車を呼びましょう

・ 自分で水が飲めなかったり、脱力感や倦怠感が強く、動けない場合。
・ 意識がない(おかしい)、全身のけいれんがあるなどの症状があった場合。



応急手当