移住者インタビュー 後藤 祐一さん
ホーム > 移住者インタビュー 後藤 祐一さん
掲載日:2018/01/12
夫婦での就農を目指して
出身は二人とも神奈川県ですが、農業をやりたくて移住を考えていました。香川県のナス農家で2年間修業させてもらったので、当初はナス農家として就農しようと香川県を含めさまざまな県で就農場所を探したのですが、なかなか見つかりませんでした。そんな時、高知県農業会議で知り合った方から高知県の畑をいくつか紹介してもらえたので、その中から南国市で就農することに決めました。
複数の栽培品目に挑戦中
夏場の収入が安定すると農協から教えてもらったオクラを中心に、米、ししとう、ブロッコリーを栽培しています。就農1年目は収入的に非常に厳しかったですが、6年間なんとか夫婦でやっています。今年はビニールハウスを貸してもらえることになったので、経営を安定させることが目標です。
地域とかかわることの大切さ
今住んでいる家はインターネットで探しました。知り合いもいない土地での暮らしに不安もありましたが、大家さんが地域の方々へ私たちを紹介してくださったおかげで解消できました。
田舎では地域の繋がりが強く、草刈りや掃除など、地域全体で取り組んでいる作業が多くあります。そのため、高知の人はとても親切で、見知らぬ人でも気軽に話しかけてきてくれます。神奈川で暮らしていた時にはあり得ないことでした。
南国市での生活について
南国市はスーパーや病院などの施設が充実していますし、高知市へもアクセスが良いため、生活面で不便を感じることはありません。私はお酒を飲むこと、妻は食べることが趣味なのですが、高知は美味しいものがたくさん売っていますのでよく買いに行っています。
新規就農を目指して移住を考えている方へ
私の前職は製造業で半導体を作っていましたし、妻は介護職でした。農業未経験の方は、学校や研修でしっかりと学んだうえで就農すべきだと思います。農業に対して本気で取り組む姿勢が、何より大切だと思います。