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検索結果 »  平成28年 第393回市議会定例会(開催日:2016/12/02) »

一般質問2日目(神崎隆代)

質問者:神崎隆代

答弁者:関係課長


○議長(西岡照夫君) 1番神崎隆代さん。
      〔1番 神崎隆代君登壇〕
○1番(神崎隆代君) 通告に従いまして質問をさせていただきます。
 初めに、子育て支援についてですが、1つ目としてファミリーサポートセンター事業についてお尋ねいたします。
 この事業は、平成17年度に次世代育成支援対策として開始して以来10年の時が過ぎ、子ども・子育て支援新事業の開始に伴い、平成27年度からは地域子ども・子育て支援事業として実施されています。保育所や幼稚園の送り迎えができないときや、放課後や児童クラブの後に預かってもらいたい時などに支援をしてもらえるのがこの事業です。
 この子育て支援を受けたい人と手助けができる人をつなぐ仕組みであるファミリーサポートセンター事業を、高知県は2019年度末までに県内で13カ所以上開設することを目標としています。国の補助要件では、50人以上の会員登録がなければならないため、これが壁となり、2015年度末時点では、高知市と佐川町の2カ所のみが設置という状態でした。県は、高知版として会員数が50人未満であっても、県の補助金で応援するということで普及を図っています。その1番目として、香南市がこの11月に市の社会福祉協議会に運営を委託し、開設しました。共働き世帯の仕事と子育ての両立のために、子育て支援の充実を図るためにも必要な施策であると思いますので、南国市の取り組みをお聞かせください。
 2つ目に、虐待予防への取り組みについてお尋ねいたします。
 11月の1カ月間は、毎年児童虐待の防止を啓発するオレンジリボン推進月間となっています。皆さん御存じであると思いますが、このオレンジリボン運動の淵源は、12年前の痛ましい事件がきっかけとなっています。2004年9月、栃木県小山市で3歳と4歳になる2人のかわいらしい兄弟が、何度も何度も父親の友人から暴行を受けていました。その顔を見たコンビニエンスストアの店長さんが警察に通報したのですが、一旦は保護されながら、周囲の機関が適切な措置をとることができませんでした。そのため、後日再びガソリンスタンドや車の中で何度も暴行を受け、息も絶え絶えの状態になり、あろうことか橋の上から川に投げ込まれて幼い命を奪われるという痛ましい事件でした。2005年、事件のあった小山市の団体が二度とこのような事件が起こらないようにという願いを込めて、児童虐待防止を目指してオレンジリボン運動が始まりました。それから10年以上が経過しましたが、私たちの身近で児童虐待がなくなることはありません。
 こういった虐待で命を落とす子供たちは、日本全国で年間60人もいます。そして、私たちの住む高知県でも、また南国市でも数年前に命を落とした子供がいたという現実があります。2015年度に全国の児童相談所が対応した虐待の相談対応件数はついに10万件を超え、調査が開始された1990年度以降、相談対応件数は25年連続で過去最多を更新し続けているということです。虐待をしている親は、貧困や人間関係の悩みなどさまざまな事情があり、虐待をしてしまいます。また、産後の鬱も大きな問題です。夫の帰りが遅く、実母やしゅうとめさんの助けもかりることができない中、一人で悩み、助けがない中、孤立し鬱になるということが決して珍しくない現状があります。虐待をなくすためには、親と子供、そして子育てをしている家族全員を助けていく周りのサポートや行政の施策が不可欠です。南国市として、虐待防止のために取り組んでいることをお聞かせください。
 また、子育ての困難に直面する保護者のためにも、負担を軽くし、楽しく充実した子育てをするためのコツを教えるペアレントトレーニングというプログラムがあります。これは、もともとは知的障害や自閉症などの子供を持つ御家族を対象に開発されたものですが、このペアレントトレーニングの視点が、発達障害に限らず全ての子供たちとその家族にも大切で、子育て全般への効果が期待できると、不登校や虐待予防としても広がってきているようです。
 高知県では、発達障害に携わる専門員の確保や療育機関の整備が課題となっており、医師や専門家がいてもいなくても、子供と親への支援がスタートできるような仕組みづくりとして、このペアレントトレーニングを地域へ普及させていくために、平成27年度より「上手にほめて楽しい子育て講座指導者養成セミナー」を開始いたしました。保護者の方々が子供とのよいかかわり方を学ぶことで、精神的な負担を和らげ、さらには母親の孤立を防ぐという観点からも虐待予防につながるのではないかと思いますが、このペアレントトレーニングに対する御所見をお聞かせください。
 次に、観光行政ですが、幕末維新博についてお尋ねいたします。
 明年の3月4日、高知県立高知城歴史博物館の一般公開を目前にし、いよいよ幕末維新博の開幕が近づいてまいりました。県下挙げての大イベントの開幕に向けて気迫みなぎる中、準備にいそしんでいることと思います。そこで、7月に作成されました実施計画書に基づいて幾つか質問をさせていただきます。
 メーン会場2施設、サブ会場1施設、合わせて3つの会場は高知市に存在し、すばらしい陣容で維新博に備えています。地域会場20施設の一つである高知県立歴史民俗資料館が南国市としての地域会場です。ここでは、常設展に加えて企画展が計画されており、「幕末の土佐 ―書跡にみる人物群像―」が1月から開かれます。そして、「脱藩の道、塩の道写真展」、また「堺事件展、歴史の闇に葬られた人々」など維新にまつわる展示が予定されているようです。
 歴史館には、従来から坂本龍馬湿板写真や武市半平太獄中自画像など国の重要文化財も所蔵されていますが、この歴史民俗資料館のイメージとしては、どちらかといえば長宗我部元親が強い印象となっているように思います。火の見やぐらもつくられるとのことですし、当然長宗我部にまつわる展示もあるわけですが、歴史民俗資料館は高知の歴史文化を多面的に学べるという所ということからも、今回は長宗我部のイメージを超えるくらいの維新博としてのイメージづくりが必要ではないかとも思います。課長の御所見をお聞かせください。
 また、お勧め周遊コースには、ごめんケンカシャモ料理や西島園芸団地、長尾鶏センターなどが周辺素材として上げられておりますが、これらのコースへの誘客にはどのような工夫がなされているのでしょうか。
 今回の取り組みにつきましては、南国市の市民がどれくらい盛り上がるのかということも大切であると思います。先日熊本に視察に行かれた同僚議員さんに伺ったところ、熊本城の観光ガイドの方々は、三度の食事よりもガイドが好きという熱の入った方々であったということです。南国市でも北部を中心に観光案内人の会のガイドさんが活躍されておりますが、この観光ガイドの方の人数は足りているのでしょうか、お聞きいたします。
 実施計画書には、受け入れ事業として特別イベントの実施、各種イベントの実施、周遊促進ということで、地域会場に対しては博覧会を盛り上げ、地域へ誘客する取り組みを人的、財政的に支援することがうたわれています。この10月から支援制度が創設されているように思います。南国市では、この県からの支援を人的、また財政的な面でどのように受けられておられるのかをお聞きいたします。そしてまた、これらの支援をどのように活用されるのかお聞きします。
 あわせまして、9月議会での高木議員さんへの質問に対しまして、南国市では県立歴史民俗資料館を拠点施設として関係機関や地域団体等と連携を図りながら、昨年建立された長宗我部元親飛翔之像を活用した取り組みや新しい体験メニューの確立、ガイド体制の充実などを計画、検討をしています。また、長宗我部フェスといった歴史系イベントとともに、長宗我部ラリーの磨き上げ、遍路体験メニューの実施、観光施設等への相互の案内看板の設置、ガイドマップの作成など、観光客の回遊性を高める取り組みを進めていきますとの御返答でしたが、これらの計画、検討をしているものや進めていくとされていた取り組みが現段階でどれくらい進んだのか、具体的にお聞かせください。
 以上で1問目を終わります。御答弁よろしくお願いいたします。
○議長(西岡照夫君) 答弁を求めます。子育て支援課長。
      〔子育て支援課長 田内理香君登壇〕
○子育て支援課長(田内理香君) おはようございます。
 神崎議員さんの御質問であるファミリーサポートセンターについてお答えします。
 ファミリーサポートセンター事業は、子育てのお手伝いをしたい方とお手伝いを頼みたい方がそれぞれ会員となり、地域で子育ての助け合いを行う会員制の組織となります。子育て中の家庭は、保育所などへの送迎、放課後児童クラブ、保育所修了後の預かり、習い事の送迎、リフレッシュをしたいときの預かりなどで利用することができ、このことより地域の支え合いによる子育て支援が推進され、仕事と育児が両立できやすい環境が図られると考えております。
 四国では高知県が出おくれており、他の3県でほぼ全域で当該事業が行われております。高知県では、神崎議員がおっしゃられてましたように、高知市が平成16年度から、佐川町が平成27年度、そして香南市がこの平成28年11月にファミリーサポートセンターを開設しました。国の交付事業では50人以上の会員登録が要件となるため、高知県ではファミリーサポートセンターの普及を図るため、県独自の補助金制度を実施しており、国の交付金事業では対象とならない小規模な事業の実施に対して、今年度より支援を行っております。
 子育て支援課では、先進地である愛媛県松前町、開設準備中であった香南市、そして高知市及び高知市の委託先である公益財団法人高知勤労者福祉サービスセンター、クンペル高知といいますが、そちらを訪問、調査を行い、来年度中にファミリーサポートセンターの開設ができるよう、現在協議を重ねているところです。
 以上でございます。
○議長(西岡照夫君) 福祉事務所長。
      〔福祉事務所長 中村俊一君登壇〕
○福祉事務所長(中村俊一君) 児童虐待予防についてのお尋ねがございました。
 まず、現況から申し上げますと、28年11月25日に行いました南国市要保護児童対策地域協議会第3回実務者会議の終了時点で、進行管理ケースは市全体で152件です。内訳は、児童相談所管理ケースが70件、市の管理するケースが82件となっております。
 市が管理するケースの内訳は、虐待が6件、ネグレクトと心理的虐待でございます。養護等62件、養護等とは、虐待には至らないものの保護者にストレス因子が見受けられるケースとか、養護相談、養育相談などの件数を合わせたものです。状況把握中が10件、特定妊婦が4件、特定妊婦とは、養育力の低さが出産前から予想されるため、かかわる必要性を認めたケースで、保健福祉センターから通告されることによって支援を開始しておるケースです。関係機関から心配な児童の情報がもたらされますと、状況の把握のための調査を行った後に、日々の訪問や関係機関との情報共有や民生児童委員、主任児童委員のお力もかりながら、事態の重篤化の防止に努めております。
 要保護児童対策協議会は、市の関係部署以外にも警察署、児童相談所、福祉保健所、ほか多くの機関で構成されておりまして、その中には精神保健福祉士や心理士といった専門職も配置されておりますので、経済的問題以外にも心理的なストレス、孤立、鬱などにも対応するようにいたしております。個別ケース検討会議というものを開催した際に、関係機関でそれぞれ支援策を出し合って対応をしております。
 ペアレントトレーニングのお尋ねがございました。勉強不足で余り詳しくはないのですが、議員さんがおっしゃったように、障害児の保護者に対してその障害の特性を理解した上で子供の行動に応じた対応を学んでいただくというものですが、最近は非行や不登校に対したプログラムもあるようです。虐待等につながりかねないストレス因子を持つ保護者や児童を周囲が支援していく際には、保護者を責めることなく、その家庭の抱える課題を分析した上で対応していく必要がありますので、共通する部分はあると考えております。
 次に、啓発活動としましては、高知県内ではオレンジリボンキャンペーンは児童家庭支援センターを運営する社会福祉法人の主催により、11月に開催されております。ことしは11月5日に幡多地区、6日に高知市で講演会が開催されたほか、この12月4日には香南市のヤ・シィパークから高知市中央公園までの間でオレンジリボンたすきリレーが行われる予定でしたが、雨天でありましたので、帯屋町筋商店街でのパレードに変更となりました。これには市の職員も参加をいたしました。また、市では独自の啓発用ポケットティッシュを作成いたしまして、小中高等学校、保育所・保育園及び幼稚園に配布をいたしました。虐待予防としましては、このような啓発活動とともに、医療機関、教育機関、地域の方々などとの連携を一層深めつつ、早期の発見、早期の対応を図っていくことが重要であると考えます。
 以上でございます。
○議長(西岡照夫君) 商工観光課長。
      〔商工観光課長 長野洋高君登壇〕
○商工観光課長(長野洋高君) 神崎議員さんの観光行政についての質問にお答えいたします。
 幕末維新博につきましては、幕末関連のみならず、歴史資源の活用、また食や自然など南国市の観光資源を絡めた周遊コースづくりを行うことで誘客を図り、持続的な観光振興につなげることを目的としています。
 南国市の取り組みの核となるのは、地域会場となっている県立歴史民俗資料館となりますので、神崎議員さんのおっしゃられたとおり長宗我部元親のイメージが強くなるかとは思いますが、岡豊城趾、長宗我部氏につきましては当市の重要な歴史資源であり、むしろより多くの方々に長宗我部元親のイメージを持ってもらうことが、将来的にも南国市の観光の強みになるのではないかと考えています。
 先ほど質問の中でもありましたとおり、岡豊山では歴史民俗資料館が主体となり、専属ガイドの配置、詰めの段へのやぐらの設置による岡豊城からの景観の疑似体験、案内看板の補修・改修のほか、長宗我部だけではなく、幕末明治の南国市、高知県にゆかりの人物にスポットを当てた企画展の開催、幕末明治に関する総合展示の拡充などを行い、南国市の歴史について発信する予定をしております。また、周辺の観光資源への誘客については、主要な歴史観光施設やスポット、交通関連施設等への総合案内パネルの設置を行うとともに、その他の場所にも広く周遊を促す内容のポスターを掲示する予定をしております。
 次に、ボランティアガイドについてですが、現在観光協会が事務局となっているボランティアガイド団体南国市観光案内人の会には、18名が登録しており、うち10名余りがガイドを行えます。これまではこの体制で不足なく活動ができておりますが、維新博の開催を控え、利用客の満足度向上に向け、観光ガイドの養成講座を1月より実施し、ガイドの資質向上、体制強化、ガイド範囲の拡張を図ります。
 これらの取り組みに対して、県は各市町村や観光協会、広域観光組織、各市町村観光クラスター協議会の構成員に対しまして、高知県歴史観光資源強化事業による補助を行っております。本市におきましても、本年度事業として、先ほどお答えをさせていただきました案内パネルの設置、ポスターの作成、観光ガイド養成講座のほか、歴史系パンフレットの作成について事業の採択をいただいたところであり、補助金の交付決定がもらえ次第、順次事業に着手いたします。
 続きまして、9月議会で高木議員さんへの答弁の中で計画、検討段階であったものについては、先ほどお答えさせていただいたもののほか、歴史系イベントである長宗我部フェスへの取り組みがあったかと思います。平成29年度のフェスについては、これから実施団体や地域の方々と内容を検討しながら決定していくことになります。また、長宗我部ラリーについても、次年度の内容については観光協会を中心に検討をしていく予定をしております。
 以上です。
○議長(西岡照夫君) 1番神崎隆代さん。
○1番(神崎隆代君) それぞれに御答弁いただきましてありがとうございました。
 ファミリーサポートセンター事業ですが、実施要綱に、ひとり親家庭等がファミリーサポートセンターを利用する場合、援助会員を優先して調整、また援助会員の活動時間の制限をなくし、早朝、夜間、宿泊、休日の受け入れなどに柔軟に対応、さらに援助会員への助成ということが書かれています。
 1人で子育てをしながら仕事をするのは、容易なことではありません。特に子供が小さいうちは病気やけが等も絶えないので、子供が熱を出したら仕事を早退し、幼稚園や保育園に迎えに行くということも少なくありません。そういうことからも、ひとり親家庭等がこのサポートを利用する場合の、先ほど述べました支援がとても大切になってくると思います。ひとり親家庭、中でも母子家庭は80.6%が就業をしておりますが、パート、アルバイト、派遣社員等が半数を超えています。平成27年度の全国母子世帯調査では、年間就労収入も平均181万円ということです。この方たちが金銭的にも安心して利用できるものとなるように、利用料の設定等を行っていただきたいと思いますので、この点についてお答えください。
 虐待予防への取り組みについてですが、それぞれの場で連携を図りながら虐待予防への取り組みをしていただいているということで、高知医療センターとか香美市での取り組みを見てみますと、発達障害を中心にペアレントトレーニングに取り組まれています。私が今回提案させていただいていますのは、虐待防止を含めた取り組みです。お子さんをお持ちの全ての保護者に学んでいただきたいと思います。香南市では、セミナーを終了した職員が指導者となり、受講していない職員に対して支援者向けのペアレントトレーニングの講習を予定しているようです。その後は、子育て支援の一環として保護者向けにセミナーを開催するなど、普及していく方向であるようです。
 最近はコミュニケートできない母親がふえているということもお聞きしました。また、虐待児の7割が孤立家庭であるということです。保護者の方々が子供とのよいかかわり方を学ぶことで、虐待を防ぐための取り組みともなり、孤立化を防ぐ助けにもなると思います。相談、通報を待つのではなく、その前に広く全ての子育て世代に働きかける取り組みとしまして、南国市として子育て中の保護者を対象に講座を開設していただきたいと思いますが、課長の思いをお聞かせください。
 観光行政の幕末維新博についてですが、この南国市の歴史的資源や食のすばらしさも、伝え方や対応する人にかかっていると言っても過言ではないと考えます。例えば、口コミでおいしいと聞いたお店に行ったところ、味も普通においしかったが、従業員の対応が悪かったのでまた行きたいとは思わないとなれば、次につなげていくことができません。旅行客がたまたま通りかかった市民にお勧めの場所や行き方を聞いた場合に、お答えができるものが何か一つあれば、何ちゃあない南国市ということにはならないと思います。市民一人一人が意識を持って情報を準備することで、地元ならではの食や場所などの掘り起こしにもつながるのではないでしょうか。例えば、学校では子供たちが地域のことを学んでいると思いますが、いざというときにそれを伝えることができることも大切であると思います。そういう意味でも、市民挙げてのおもてなしの心というものにもアピールが必要なのではないでしょうか、取り組みをお聞かせください。
 そしてまた、あえてつけ加えさせていただきますが、平成21年度に国土交通省に認定されている土佐のまほろば風景街道推進協議会が主催する、南国フォトロゲイニングが明年1月22日に第7回目の開催となると伺っています。歴史民俗資料館から才谷龍馬公園までのエリアで行われるとのことです。南国市におきましては、幕末維新博の出発の行事と捉え、大いに盛り上げていかなければならないと思いますが、地元の協議会などとどのような連携をとられているのかお聞かせください。
○議長(西岡照夫君) 子育て支援課長。
○子育て支援課長(田内理香君) 神崎議員さんの2問目にお答えいたします。
 現在の段階では、詳細については検討中でございますが、母子世帯、ひとり親世帯が使いやすい事業となるよう、神崎議員さんからの御提案も含め、協議をしてまいります。
 以上でございます。
○議長(西岡照夫君) 福祉事務所長。
○福祉事務所長(中村俊一君) ペアレントトレーニングにつきまして、香南市の状況とかお聞かせくださってありがとうございます。また、こちらも検討してまいりたいと思いますが、本当に支援が必要な方をこういったセミナーとかへ引っ張り出すような工夫とかも検討していかなければならないと思っております。
 以上でございます。
○議長(西岡照夫君) 商工観光課長。
○商工観光課長(長野洋高君) 神崎議員さんの2問目にお答えいたします。
 維新博を迎えるに当たって、市民のおもてなしの心が必要ではないかということで、維新博の実施につきましては、先月観光協会、歴史民俗資料館、西島園芸団地、市内の観光や交通など関係団体・事業者等で構成する南国市観光クラスター連絡協議会を設立しました。その中で、本年度の事業を協議しながら進めております。今後とも必要に応じて協議会の方々の民間の御意見をいただきながら、事業内容の検討を行っていきたいと考えております。
 また、地元の住民の方々との連携につきましては、岡豊山で行っております各種イベントにつきましては、地域の団体等の方々のボランティア的な協力をイベントごとにいただいております。地元のほうからの盛り上がりがどうしてもこういう取り組みには必要となってくると思いますので、引き続き協力をいただきながら、歴史民俗資料館を中心とした取り組みを進めていきたいと考えております。
 あと風景街道、ロゲイニングにつきましては、ロゲイニングの開催に向けまして、風景街道協議会のほうで順次会を開きまして、準備に当たっております。ロゲイニングの実施につきましても、登録各団体の方々の御協力をいただきまして、ロゲイニングの協議のほか、芋煮であるとか、おにぎりの振る舞いであるとかいう部分でおもてなしを行っております。今回もまた、そういう形での実施を検討しておりますので、引き続き御協力のほうをよろしくお願いしたいと思います。
 以上です。
○議長(西岡照夫君) 1番神崎隆代さん。
○1番(神崎隆代君) それぞれに前向きな御答弁ありがとうございます。ぜひ取り組みよろしくお願いいたします。
 以上で質問を終わらせていただきます。