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検索結果 »  平成28年 第392回市議会定例会(開催日:2016/09/09) »

一般質問2日目(植田豊)

質問者:植田豊

答弁者:市長、関係課長


○議長(西岡照夫君) 日程により一般質問を行います。
 順次質問を許します。2番植田豊君。
      〔2番 植田 豊君登壇〕
○2番(植田 豊君) おはようございます。通告に従いまして今回の質問をさせていただきます。
 まず1つ目は、森林環境税を使った木育について質問させていただきます。
 木育ということで、ある方から木を育ててもうける話かと言われましたが、残念ながらそうではなく、いわゆる食べる食育、眠る眠育と同様に、私の中では木からの学びであり、森林からの教訓、学びのことです。よろしくお願いいたします。
 高知県は、県民みんなの負担で森づくりを進めるため、平成15年から全国に先駆けて森林環境税を導入しました。県民税、個人、法人それぞれ年額500円を加算し、平成26年度は約1億7,000万円が集まったそうです。
 森林環境税の使い道には、大きく4つの内容に分かれています。
 1つ目は、森林環境の保全として、間伐や鹿の被害対策などに対応しています。
 2つ目は、県民の主体的な活動として、「こうち山の日」11月11日の活動や森林保全ボランティア活動を推進しています。
 3つ目、森林環境教育として、山の学習、小中学校が行う総合的な学習などを支援し、森林を通じた環境教育を推進するものです。
 4つ目、木材の利用、木の香るまちづくり推進事業として、教育施設の木製品の導入や公共施設の木質化など、県民の皆様の目に触れやすい公共的な施設などに県産木材を使うことを支援しながら、その木のよさをPRするものです。
 この中で、3つ目の森林環境教育について具体的に質問をさせていただきます。
 山の学習について、森林環境税を活用しての出前授業、山の一日先生派遣事業というのがあります。内容としては、木工クラフト体験や樹木の観察、シイタケの駒打ち体験など、さまざまな学習が行われています。
 そこで、南国市内小中学校の山の学習事業の利用について伺います。
 参考ですが、一昨年、平成26年度には、県下全体で21市町村、59校、4,974人の児童生徒が森林環境学習を利用しました。隣の香美市では、小学校の利用が6件、中学校の利用が2件、合わせて8校、756人が香美市では利用されています。同じ平成26年度、南国市内小中学校での利用はとなりますと、学校林を所有しておられる鳶ヶ池中学校さんの1件のみです。ちなみに、南国市内全小中学校、香長、香南、北陵中学校は、学校林は所有していません。
 また、全国的に小学5年生では環境学習の一環として、杉・ヒノキの植林の間伐体験なども実施される学校が多くあります。それぞれの学校や先生方の考えももちろんありますでしょうが、南国市は総じて余りにも利用実績が少ないのではないでしょうか。私の考えですが、フィールドとして利用できる場所がほとんどないことも理由の一つだと思います。
 香美市では、県立甫喜ヶ峰森林公園、県立森林総合センターの中にある情報交流館「ほっと平山」、香南市では、県立のいち動物公園、県立月見山など数カ所受け入れのできるフィールドがありますが、南国市内の小中学校では、学校林を所有するのは、先ほど申し上げた鳶ヶ池中学校さんだけです。受け入れできるフィールドの施設のほうもほとんどありません。
 そこで提案ですが、鳶ヶ池中学校学校林には宿泊施設もありますので、希望する学校には使用を許可してはどうでしょうか。
 また、それぞれ学校の周辺には少なからず大小さまざまな公園があります。樹木の植えられた公園のほとんどが、予算の関係だと思いますが、通常の公園管理である掃き掃除や草引き、トイレ掃除程度になっています。それ以上の管理は、なかなか難しいのが現状だと聞いております。
 そこで、希望する学校には公園を指定し、フィールドとしてどんどん利用してもらったらどうでしょうか。例えば、樹木観察やら枝打ち体験などや動植物や鳥の観察など、身近な環境学習に利用できると思います。
 余談になりますが、龍馬空港の周辺には県管理の公園が何カ所かあり、こちらも管理費の関係のようですが、樹木のお世話までなかなかできていません。公園自体も管理され、子供たちにとっても愛着の湧く公園となるのではないでしょうか。木育という視点からのお考えをお聞きします。
 その次に、木材の利用、木の香るまちづくり推進事業について質問させていただきます。
 子供のころの体験は豊かな人生の基盤になります、と聞いたことがあります。子供のころのさまざまな体験が豊富な人ほど、大人になってからのやる気や生きがい、モラルや人間関係能力などの資質・能力が高い傾向にあるそうです。子供たちの健やかな成長には、ふだんからの友達との遊びの中やお手伝いや地域での活動なども大変重要な要素です。
 この事業は、学校関連環境整備事業で、補助対象としては、園児や児童・生徒が日常的に触れ合う木製品、机や椅子、遊具などの導入及び児童・生徒が利用する保育室、教室などの木質化に係る経費を補助対象とするものです。
 南国市の昨年度平成27年度の利用実績は、長岡西部保育所の長テーブル1件のみです。せっかくの県の補助事業で、利用件数が少なく残念です。県負担は2分の1ですので、残り2分の1の費用は必要ですが、各学校に1つ木を使った象徴的な製品があればと考えます。例えば、大きい机、げた箱、本棚などがあれば、園児、児童、子供たちにとっての木に対するイメージはよくなると思います。
 参考までに、学校ではありませんが、高知市薊野の量販店では、この事業を利用して社会貢献及び地域活性化活動と位置づけ、店内におもちゃ広場を開設し5年になりましたが、未就学の子供同士の交流はもちろん、親同士のつながりにも結びついているそうです。積極的にこの事業を利用してはどうでしょうか、お考えをお聞きします。
 また、別の事業の話で、緑の募金を使った木のおもちゃに触れ合う事業というのがあります。
木は、子供が心地よく感じる素材と言われています。先生方は木のおもちゃがよいことはわかっていても、園の備品として設置するのは高額で管理も大変です。木のおもちゃに触れ合う事業は、高知県産の木でつくったおもちゃで遊ぶことで、緑や自然環境に興味を持ってほしいという思いから始められました。原則3カ月間、保育園や幼稚園に木のおもちゃを貸し出しするものです。
 貸し出しを受けた保育園、幼稚園からの感想としては、木のおもちゃを置いているといい香りがして、心が安定します。木に触れることにより木の温かみを感じることができます。三角や四角の形の積み木、自然木、木の玉プール、ドミノなどいろいろあり、みんなで繰り返し工夫したり想像力が膨らみ、楽しんでいます、などの感想が聞かれます。
 平成26年、27年度の貸出利用実績は、南国市では残念ながらありません。なお、この貸し出しは地域の祭りやイベントにも数日間の貸し出しも可能です。
 先ほどの木の香るまちづくり推進事業と同様、積極的に取り入れてはどうでしょうか、お考えをお聞きします。
 余談ですが、きのう議会終了後、小笠原議員とお話をさせていただくことがありました。偶然ですが、鳶ヶ池中学校の学校林で子供たちに10年余り、年輪から始まっての木のうんちくを語りゆう、そのときの子供の目が輝いちゅう、と聞かされました。私自身、さきにお話をさせていただきました山の一日先生事業に、微力ですが10年余りかかわりました。小笠原議員と同じことを感じたことが思い出されます。
 2つ目の質問になります。
 環境先進企業の協働の森づくり事業についてお尋ねします。
 企業の環境への社会貢献が求められると同時に、森林率日本一の高知県は、森林の整備を求められています。高知県内外の企業などが森林保全への協力を呼びかける県の環境先進企業との協働の森づくり事業がちょうど丸10年を迎えました。平成27年度末、ことしの3月末現在で74の企業・団体などから協賛金年額25万円から500万円の中で、総額10年間で約5億2,179万円が集まったそうです。県内では4,000ヘクタールの森林が整備され、県が認証した二酸化炭素CO2吸収率は8万643トンになったそうです。
 この事業は、環境保全に関心の高い企業が県、地元市町村などとパートナーズ協定を結び、原則3年以上協賛金を拠出し、間伐などの森林保全を行う事業です。
 高知県は県土の84%が森で、しかも84%のうち65%が人工林です。残念ながら、人工林は森林整備をせず放っておくと山林災害の原因や河川の水質の悪化につながり、いわゆる病気の山となってしまいます。健全に森林の整備をすることにより、森林の持つ環境保全機能が増し、土地を強くし土砂災害を抑止する機能や、渇水や洪水を緩和し水源を保つ水源涵養、たくさんの生き物が住めるよりよいフィールド、さらに地球温暖化の要因とされる二酸化炭素を植物の力によって吸収・削減する機能もあり、結果として私たちの生活環境もよくなるはずです。
 また、この協働の森づくり事業を利用した企業と学校とのコラボレーションの例もあります。例えば、安田町では電源開発株式会社様と安田中学校、四万十町では四国電力様と窪川高校・四万十高校、越知町では入浴剤のバスクリンの株式会社ツムラ様と越知中学校と薬草関係で総合学習の一環としてそれぞれ交流があり、生徒の環境学習の向上につながっているそうです。
 昭和55年ごろをピークに木材の価格が低迷し、過疎や高齢化などにより林業経営が困難となり、手入れの行き届いていない人工林が増加しています。私たちの生活に悪影響が出始めています。
 以上のようなことを考えれば、協働の森づくり事業は森林保全に関心のある企業にかかわっていただき、積極的に導入・推進をするべきだと考えます。
 南国市のかかわった企業の内容を見ますと、10年間でトヨタ車体株式会社様、平成19年2月から平成22年2月8日、協定期間が満了して終わっています。また、もう一件は高知空港ビル株式会社様が〜空と人、出逢いの森〜ということで、場所は黒滝地区の中ノ川というところで、今協定の期間中です。残念ですが、10年間で2件のみです。余りにも少ないのではと感じます。
 南国市には関心のない企業ばかりなのか、それとも事業自体を知らないのか、企業の推進の仕方はどうなのか、そこのあたりの状況を教えてください。
 以上で1問目の質問を終わります。
○議長(西岡照夫君) 答弁を求めます。教育次長。
      〔教育次長兼学校教育課長 竹内信人君登壇〕
○教育次長兼学校教育課長(竹内信人君) おはようございます。植田議員さんから木育、森林環境教育について御質問がありましたので、お答えさせていただきます。
 現在、南国市内の学校で学校林を保有する学校は、鳶ヶ池中学校1校です。鳶ヶ池中学校の森林環境教育について簡単に説明をさせていただきます。
 鳶ヶ池中学校では、昭和18年から学校林を活用した活動を継続しており、今年度も県指定の山の学習支援事業を受け、森林の大切さを学ぶとともに、地域の方々とのつながりを深め、伝統的に環境教育の推進を図っております。具体的な活動といたしましては、学校林の樹木の特性を学習し、それを生かした木工細工の作成や清掃、間伐を行いながら木々を育てるとともに、間伐材を利用したエコ木材の作成などを行っています。また、鳶ヶ池中学校のOBによる昭和18年から続く植林活動の歴史の話や、育った木々に直接触れるツリークライミングも行っております。このような森林環境学習を通して、3年間で森林の保全や整備のみならず、自分の育った学校や地域を愛する心を育てているところでございます。さらには、学校の中だけでは味わうことのできない野外での自然体験を通して、自然保護を協同で行う団結力の育成も成果の一つと言えるでしょう。
 御提案いただきました鳶ヶ池中学校以外の中学校に学校林の施設を開放し、使用を許可することや、周辺の公園等を利用することにつきましては、南国市内の学校の森林環境教育を推進していくという点におきましても大変有意義なことであると考えます。しかしながら、現在の課題といたしまして、学校林そのものの整備や宿泊施設の老朽化、管理の方法等、生徒の安全確保が重要となりますので、各学校や関係機関と周辺の公園の管理も含め、検討してまいりたいと考えております。
 次に、木の香るまちづくり推進事業の活用についてお答えいたします。
 県産材を用いて加工した机や椅子を各学校へ導入するということにつきましては、子供たちが県産木材になれ親しみ、自然とも触れ合う機会となり、大変意義のあることだと考えております。
 南国市教育委員会といたしましても、今年度当初にこの事業を活用し、小学校への導入も考えて計画をしておりました。しかし、現在各校に導入を進めております新規格の机、椅子への予算配分との兼ね合いもあり、残念ながら実現には至りませんでした。今後は、補助事業の動向に十分注意をし、活用が可能かどうか検討してまいりたいと存じます。
 以上です。
○議長(西岡照夫君) 子育て支援課長。
      〔子育て支援課長 田内理香君登壇〕
○子育て支援課長(田内理香君) おはようございます。植田議員さんの御質問にお答えいたします。
 まず、木の香るまちづくり推進事業の活用については、平成27年度、公立保育所において老朽化した園児用のテーブルのかわりとして、県産木材を使用した長テーブルを購入しました。今年度は、2カ所の保育所でテーブルと遊具の流し台をこの補助事業を活用して購入をする予定をしております。民間保育園におきましても、子育て支援センターのウッドデッキの取りつけにこの事業を活用しており、また25年度以前に木製品を購入した保育園も数カ所ありました。
 次に、木のおもちゃに触れ合う事業については、どの保育所もこの事業を把握しており、今までに活用しました保育所も何カ所かありました。また、各保育所とも木のおもちゃは高価ですが、予算の範囲内で積極的に購入し、使用しております。そして、県立森林総合センター内情報交流館へ遠足などで出向き、木のおもちゃで遊ぶ機会を持っている保育所もあります。
 植田議員さんがおっしゃりますように、木のぬくもりや優しさ、使い込むほどに味わいなど自然素材ならではの感触を子供たちが感じ育っていくことは、子供たちの成長に意義のあることだと考えております。
 今後も机、椅子、遊具の買いかえが必要な場合には、県産木材製品の購入検討を、そして木のおもちゃに積極的に触れ合うことを推進していきたいと考えております。
 以上でございます。
○議長(西岡照夫君) 農林水産課長。
      〔農林水産課長 村田 功君登壇〕
○農林水産課長(村田 功君) おはようございます。植田議員の協働の森づくり事業についての御質問にお答えいたします。
 協働の森づくり事業は、議員言われたように、環境保全に関心の高い企業と市町村などがパートナーズ協定を結んで協賛金を3年以上供出していただき、間伐などの森林保全を行う事業です。県内でも企業の社会的責任や地域貢献への意識向上を背景に74企業・団体と62協定が結ばれております。
 本市の実績といたしましては、平成19年からトヨタ車体株式会社、一昨年、26年11月に締結して現在施業中の高知空港ビル株式会社の2件です。
 2件は少ないのではないかとの御指摘ですが、候補地・施業地の選定では、一定のまとまった市有林の適地での施業となると制限もあります。本市の場合、市有林は約180ヘクタールありますが、前回のトヨタ車体との協定で実施した黒森山、屋根松山以外では余り適地がありません。
 今回の高知空港ビルとの協定内容は、26年度は才谷市有林で、切り捨て間伐1ヘクタール、27・28年度は中ノ川市有林で、切り捨て間伐18.58ヘクタールと歩道を新設1,500メートルの整備計画、150万円の協賛金で事業整備費183万円で実施中です。
 この中ノ川山は67ヘクタールと本市では一番大きい市有林ですが、国有林に隣接した急峻な山であり、位置的にも市中心部から1時間以上かかる奥地にあります。協定締結当初は、67ヘクタールの搬出間伐を含めた施業を計画しておりましたが、当市有林は中ノ川林道から河川を隔ててあり、作業道がないため木材の搬出は架線集材しかなく、地形的な事情も含め、間伐材の搬出による採算ベースに乗せるのは難しいと判断し、切り捨て間伐としました。ただ、数年後には隣地所有者が作業道を改良予定であり、その場合には当市有林にも作業道を開設し、全山的に搬出間伐を行うのがベストと考えておりました。
 この協定は本年度、28年度で終了しますが、高知空港ビルからは来年度以降も更新の意向を示していただいておりますので、本市も当市有林での継続した施業、そして可能であれば搬出間伐まで持っていきたいと考えております。
 以上でございます。
○議長(西岡照夫君) 2番植田豊君。
○2番(植田 豊君) それぞれ具体的な話を交えてお答えいただきましてありがとうございます。
 2問目ですが、少し異なる視点にはなりますが、質問させていただきます。
 県の事業のことを幾つか質問させていただきましたけども、実際この事業を行うのは県の委託を受けた公益財団法人であるとかNPO、ボランティア団体とか、そういった方々がかかわっているわけで、私自身もある団体にかかわらさせてもらっています。その中で感じることは、地域や学校によって温度差はあるように思いますけども、せっかくのこういった事業を利用するために、学校現場の先生方の中でも利用したいというお考えの方も本当はおられると思うんですけど、ただテストの試験結果のように数字で出てくるわけじゃありませんので、なかなか思い切ってやってみます、やらさせてくださいとか、そういったことを学校のほうに申し出るようなことも控えてるような先生もおられるんじゃないかなあというような気もします。なので、教育委員会としてもこういった事業をやってみたいというような先生方がおられるようであれば、積極的にやったらどうですかという、そういった一押しも話としてはしてあげたらいいんじゃないかなあと私は思いますけど、いかがでしょうか。
○議長(西岡照夫君) 答弁を求めます。子育て支援課長。
○子育て支援課長(田内理香君) 植田議員さんの御質問に子育て支援課からお答えさせていただきます。
 公立保育所、民間保育園とも両事業につきましてはよく把握をしておりまして、また先ほどお答えしましたように、木についてはすごく木に触れ合うことについての大切だということは各保育所とも子供の成長に必要だと感じておりまして、皆どこの園も、先生たちも積極的にこの事業であったり木に触れ合うこと、また木製品の机とか椅子の購入とかいうことには積極的に考えておりますので、市としても支援をしていきたい、またいろんなこのような補助事業が来た折には、また周知のほうを徹底していきたいとは思っております。
 以上です。
○議長(西岡照夫君) 2番植田豊君。
○2番(植田 豊君) どうもありがとうございます。
 「森は海の恋人」で有名な宮城県気仙沼のNPO法人、海の恋人理事長の畠山重篤氏は、山だけでなく人の心にも木を植えて、森・川・海の関係を整えていくことが大切と言われています。また、本県の大川村の和田知士村長は、100年後も村を支える森づくりをテーマに、森林の多面的機能を両立できる森づくりを進めると言っておられます。残念ながら、先ほど来申し上げているとおり、南国市では山のほうの手入れはされてなく、民有林も含めてですけど放置林が多く、森林整備がされたよい状態ではありません。山そのものの力と森林保全に関心を持つ人の力が重なったら山も健全な姿となり、ひいては谷や川、海も健全で元気な我々の人間の住みよい環境になるのではないでしょうか。施業としての林業が難しい中、こういった事業を積極的に取り入れるべきだと思います。
 また、先月8月11日は、ことしから始まった国民の祝日、山の日でした。山に親しむ機会を得て、山の恩恵に感謝することを趣旨とするとなっています。食育のフロントランナーである南国市です。木育や森林の環境整備にも積極的に取り組もうではありませんか、よろしくお願いします。終わります。