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検索結果 »  平成28年 第392回市議会定例会(開催日:2016/09/09) »

一般質問1日目(神崎隆代)

質問者:神崎隆代

答弁者:市長、関係課長


○議長(西岡照夫君) 1番神崎隆代さん。
      〔1番 神崎隆代君登壇〕
○1番(神崎隆代君) 通告に従いまして質問をさせていただきます。
 1点目は、選挙行政についてですが、7月に行われた参院選は18歳選挙権が施行されて初の国政選挙となりました。投票率の抽出調査では、10代の投票率は20代よりも高かったということです。これは、話題性も含めて、主権者教育や選挙管理委員会などの啓発活動が一定の効果をあらわしたのではないかと思われます。今後も、若者、の政治意識の高まりを一時的にしない取り組みが必要であると思いますので、その点について、これからの取り組みをどう進めていくのか、お伺いいたします。また、12月議会で期日前投票の投票所での対応を質問させていただきました。年々利用者がふえている期日前投票ですが、参院選では過去最高、県内でも前回比32%ふえたということです。この期日前投票での混雑時の順番待ちの対策など、検討し改善されたかどうかお尋ねいたします。
 次に、期日前投票所で記入している宣誓書についてですが、これを投票所の入場券の裏に印刷して事前に自宅で記入できるようにすることはできないものでしょうか。期日前投票の宣誓書に関する質問は、平成25年3月議会と6月議会において西原前議員からの質問にもありましたが、それに対しての執行部からの御答弁の中に次のような内容がありましたので、引用します。平成23年2月1日付で総務省自治行政局選挙部長より、県選挙管理委員会を通じて次のような通知があっております。その内容は、期日前投票の際に提出する宣誓書については、選挙人が事前に記載することができるよう、例えば投票所入場券の裏面に様式を印刷する、投票所入場券の交付の際に同封するなど市町村において創意工夫し、選挙人の便宜に資するよう努めることという通知をいただいております、というものでした。この時点では、投票所入場券の裏面に宣誓書を印刷しているのは土佐市のみであり、南国市でもこの段階で実施するには幾つかの課題があるということで、取り入れることにはなりませんでした。
 3年が過ぎ、現在ではお隣の香美市、香南市でもこれを取り入れており、受け付けが早く済むようになり、混雑解消につながっているということですので、南国市としても取り入れるお考えはありませんか。前向きな御答弁をお願いしたいと思います。
 また、今回のような2票制の場合、選挙区、比例区の投票用紙2枚を持って投票台に進むことになるため、うっかり書き間違えてしまいそうになったという御意見も多くありました。1枚目の記入を終えた後、2枚目の投票用紙を手渡す配慮が欲しいということですが、この点はどう思われますか、お聞きいたします。
 さらに、今後の投票率の向上への取り組みとして、交通手段の乏しい高齢者の投票機会を確保するためにも、巡回ワゴン車による移動期日前投票所の導入など検討してみてはどうでしょうか、御提案いたします。
 2点目は、B型肝炎ワクチン予防接種についてお伺いいたします。
 本年2月5日、厚生科学審議会の予防接種基本方針部会におきまして、B型肝炎ワクチンの定期接種化が了承され、本年10月から実施されることとなりました。乳幼児に対してのB型肝炎予防の必要性について、南国市はどのように認識されておられるのかをまずお伺いいたします。
 接種の対象者は、2016年4月1日以降に生まれた生後1歳に至るまでの間にある者とされています。接種方法としましては、1回目の接種から27日以上あけて2回目、さらに1回目接種から139日以上あけて3回目を接種することになります。この場合、特に4月生まれのお子さんは3回目の接種を1歳になるまでに終えることができるのかどうか、危惧いたします。この間、お子さんの体調や保護者の御都合で接種できなかったなどということもあり得ると思います。これにつきまして、南国市の御所見をお伺いいたします。そしてまた、1歳までに終了できなかった対象者に対して、3回の接種が無事完了するように特例措置を行うつもりはないのか、お伺いいたします。
 この10月1日時点で2016年4月1日以前に生まれたゼロ歳児も存在いたしますが、その子たちは対象外になっています。そのゼロ歳児に対しても接種対象とするお考えはないでしょうか。この場合、市が負担する費用はどの程度要するのか、お答えください。
 このB型肝炎は、3歳までに感染をするとキャリア化しやすいということがはっきりと言われていますので、少なくともキャリア化のリスクが高い3歳までに予防接種をすることが望まれます。南国市として、一部負担で接種できるよう、任意助成事業の実施はできないものでしょうか。それを行えば、先ほど申しました10月時点の対象外のゼロ歳児も予防接種ができることになります。この3歳未満の実施は1年限り、または長くしても2年間で終わりますので、市としても一時的な助成事業ということです。将来的に、市民の皆様の重篤な疾患を発生させない事業となりますので、ぜひ実施の方向でお答えいただきたいと思います。また、実施する場合の予算はどれぐらいかかるのかもあわせてお尋ねいたします。
 3点目に、健診受診率向上に関することについてお伺いいたします。
 南国市の特定健診の受診率向上に向けた取り組みとして、これまで未受診者に対する電話での受診勧奨やアンケート調査、かかりつけ医への相談依頼文書送付、地域における健康まつりの開催、戸別訪問による受診勧奨などさまざま対策を行っていただいておりますが、受診率の向上への手応えと今後の目標達成へ向けての取り組みなどをお尋ねいたします。
 病気の早期発見、重症化の予防は、高騰する医療費を抑える対策の一つともなります。特定健診受診率向上を狙いとしてコンビニ健診を実施した尼崎市や佐賀県では、身近なコンビニで特定健診を受けられる手軽さから予約が殺到し、定員を超える応募があったということです。このコンビニ健診は、健康志向型コンビニのローソンとの協力のもと行われました。受診後のアンケートでも、自宅から近くて受けやすい、子育て中なので助かる、コンビニのほうが病院より待ち時間が短かった、日曜日に実施してくれて助かったなど好評であったようです。受診率向上のための一つの方法として、南国市でも取り入れてみるお考えがないか、御所見をお伺いいたします。
 以上で1問目を終わります。御答弁よろしくお願いいたします。
○議長(西岡照夫君) 答弁を求めます。選挙管理委員会事務局長。
      〔参事兼総務課長兼選挙管理委員会事務局長 西山明彦君登壇〕
○参事兼総務課長兼選挙管理委員会事務局長(西山明彦君) 神崎議員さんの選挙についての御質問にお答えいたします。
 まず初めに、若者への投票の啓発についてでございますが、御承知のとおり、今回の参議院選挙につきましては、公職選挙法の改正により選挙権年齢を18歳に引き下げた初めての選挙であり、非常に動向が注目されておりました。結果としましては、9月10日付の高知新聞にも掲載されておりましたが、全国平均では18歳が51.28%、19歳が42.30%、合計では46.78%であり、高知県では18歳が35.29%、19歳が26.58%、合計で30.93%でございました。18歳が19歳より高かったわけでございますが、これは御質問の中にもありましたように、マスコミの報道、あるいは学校現場での主権者教育の広がり、また高知県におきましては高知県選挙管理委員会や高知県明るい選挙推進協議会が昨年12月から高知県内のほぼ全ての高等学校で模擬投票を含む選挙出前授業を実施した結果ではないかというふうに思われます。したがいまして、今後も県の実施する選挙出前授業を市としても協力していくとともに、小学校、中学校の時代から取り組みを広く呼びかけていきたいというふうに考えております。
 次に、期日前投票に関する御質問でございますが、今回の参議院選挙での南国市における期日前投票者数は3,699人でありました。選挙人名簿登録者数の9.14%で、前回の参議院選挙より1.24ポイント増加しております。回を重ねるごとに期日前投票をされる方がふえております。御質問のございました混雑への対応ということでございますが、今回の参議院選挙では、臨時職員を配置するなど状況に応じて適切な案内を行ってまいりましたけれども、御指摘のありました部分についてはなかなかできていないということもあります。期日前投票の最終日、今回最終日には600人を超える方々が投票に来られました。その他の日におきましても一時的に混雑する場合がございますので、なおよりよい方法がないか検討する余地はあると考えております。
 御指摘のございました投票入場券への期日前投票の宣誓書等の印刷でございますが、本市の投票入場券につきましては、今回の参議院選挙から高知市などのものを参考にさせていただいて、最も御要望の多かった投票所の地図を入れることにいたしました。これまで世帯全員を1通で郵送しておりましたが、今回から4名連記のはがきタイプに変更いたしました。ただ、このはがきタイプの入場券では期日前投票の宣誓書を印刷して入れるとなりますと、全員分が必要になるということでございますが、はがきでございますので大変分厚くなり、困難というふうに思われます。したがいまして、御紹介がありましたように、香美市や香南市が実施しているような1人1枚の入場券、すなわち有権者全員に1通ずつ入場券を郵送するという方法に変更する必要があるというふうに思われます。つきましては、この件につきまして、なお投票所の地図を入れるということも含めて、選挙管理委員会のほうで協議してまいりたいというふうに考えております。
 続いて、投票用紙の2度交付、2回に分けて交付するという件につきましては、現在本市におきましては、投票用紙の2度交付については、市内45投票所のうち有権者数が多い8投票所で実施しております。その他の投票所につきましては、地域の公民館等を利用している関係で、スペースの問題等があって2度交付に至っていないという現状がございます。
 御指摘のように、参議院選挙において、選挙区と比例区の投票用紙を間違えてしまうというようなことが懸念されるということで、今回の開票における無効要因を見てみますと、選挙区選挙において比例代表名簿登載者名、または政党名を記入した票、逆に比例代表選挙において選挙区の候補者名等の氏名を記載した票が多くあったことからも、そういったことが推察されます。これらの票は無効となりますので、選挙管理委員会といたしましても、このことは重く受けとめる必要があり、2度交付も含め、無効票をできるだけ少なくしていくという取り組みを進めていく必要があるというふうに考えております。
 最後に、御提案のありました巡回による移動期日前投票所につきましては、今回の参議院選挙で全国で初めて島根県浜田市が実施したことが報道されております。これは、有権者が少なく立会人の選任が困難になってきた8投票区を統合したことによる代替案として実施されたというふうに聞いております。浜田市に確認しましたところ、有権者数151人に対してこの移動期日前投票所を利用された方が68人で、約45%であったとのことでございます。
 当南国市選挙管理委員会におきましても、この報道に接し、委員から巡回期日前投票所はできないものかというような意見も出ております。そういった形で協議も行っているところでございます。できる限り、選挙人の皆様が投票しやすい環境を整えるよう、今後とも協議を進めていきたいと考えております。
 以上でございます。
○議長(西岡照夫君) 保健福祉センター所長。
      〔保健福祉センター所長 岩原富美君登壇〕
○保健福祉センター所長(岩原富美君) 神崎議員さんのB型肝炎ワクチン予防接種についてお答えいたします。
 B型肝炎は、血液や体液を介してウイルスが肝炎を起こす病気です。肝炎になると、肝臓の働きが悪くなり、疲れやすい、黄疸、発熱などが見られます。ウイルスを体内に保有した状態をキャリアといいますが、キャリアの10%から15%が慢性肝炎を発症し、これを放置すると肝硬変から肝臓がんに進展することがあります。B型肝炎の感染経路は、母子感染、性行為、医療行為等であり、日常生活では容易に感染はないと考えられますが、ゼロではありません。B型肝炎ウイルスに感染しても誰もがキャリアになるわけではありません。どの年齢においても感染リスクはありますが、乳幼児は免疫力が弱いため、キャリアになる危険性が高くなっており、現在、キャリアの母親からの母子感染については予防対策がとられておりますが、さらに一般の乳児にも感染予防のため必要と考え、国では平成28年10月1日からB型肝炎ワクチン定期接種として実施することになりました。
 南国市では、国の示した定期接種方法に従い、対象年齢を1歳の誕生日の前日までとし、平成28年4月1日以降に生まれた乳児が対象となります。B型肝炎予防接種は3回接種が必要で、接種完了まで約6カ月かかります。国では、10月開始でも適切な接種期間に実施することが可能と考えており、経過措置が設けられておりません。通常は1歳まで余裕がありますが、本年4月生まれの乳児は接種完了が3月ぎりぎりとなる可能性があります。万一、発熱等が続いて接種ができなかった場合は、3回目の接種が4月以降となることも想定されます。1歳を超えましても接種は可能ですが、この場合は任意接種となり、費用は自己負担となります。この予防接種は2回では免疫が不十分で、3回目が重要です。正当な理由がある場合は、1歳を過ぎても3回目を受けてもらえるよう、特例措置を前向きに検討してまいります。
 国の厚生科学審議会予防接種ワクチン分科会において、技術的な検討結果として、国民に広く接種機会を提供する場合、適切な接種時期を1歳未満とすることが医師など専門家の中で了承されておりますので、神崎議員さんは実施の方向での御回答とのことでございましたが、3歳未満での接種対象年齢を拡大することや助成措置をすることは考えてはおりません。
 仮に、接種を全額補助でゼロ歳児全員を対象とした場合の市の負担は、現在ゼロ歳児数が約360人ですので、1回当たりの接種費用が6,751円の予定で3回、接種率を7割と考えると約510万円、ゼロ歳から3歳未満児まで拡大すると3倍の約1,530万円の負担となります。
 次に、健診受診率向上についての御質問にお答えいたします。
 兵庫県尼崎市が、全国で初めてコンビニの駐車場でコンビニ前健診を平成25年から始めております。生活習慣病予防に力を入れている尼崎市では、土曜日、日曜日に市の健診バスを使って、基本は事前に申し込みをした16歳以上の市民を対象に行っており、コンビニという気楽な場所での受診が若い層に受け入れられているようです。
 南国市でのコンビニ駐車場での実施を考えた場合、高知県は出張で健診を委託できる機関が高知県総合保険協会のみです。建物内での健診を想定しておりますので、駐車場においての健診となると数張りのテントが必要で、かなりのスペースをとります。また、尼崎市ではレントゲン検診も併設で行っております。がん検診は基本、バスでの受診となりますが、そのほかに受け付け、待ち合い、着がえの場所等が必要となります。南国市の人口規模で考えますと、費用対効果からも実施はかなり難しいと考えます。
 南国市では、特定健診、がん検診の受診率向上のため、日曜日、祝日の実施や、特定健診でしたら個別に医療機関での受診も可能としております。何回も足を運ばなくても受診できるよう、特定健診とがん検診のセット健診もふやしております。また、未受診の方へは個別に追加の勧奨も行っております。無関心層への働きかけとして、受診することで商品がもらえるポイントを付与する高知家健康パスポート、南国市健康ポイント事業もこのたび開始いたしました。今までさまざま検診日や場所に工夫を行ってまいりましたが、健診場所の増加や変更が受診者の増加に即結びついておりません。リピーターの方が多く、同じ場所での受診の傾向が強いと感じております。未受診の方には健診の大切さを地道にPRし、受けていただけるような働きかけを今後も行ってまいります。
 以上でございます。
○議長(西岡照夫君) 1番神崎隆代さん。
○1番(神崎隆代君) それぞれ、御丁寧にお答えいただきましてありがとうございます。
 期日前選挙におきましては、職員配置をふやしての対応をしていただき、特に苦情の報告もなかったということですが、今回苦情ではありませんが、この宣誓書の記入のことに関しての御要望が多くありましたので、質問をさせていただきました。先ほどの御答弁で、今回の選挙から最も御要望の高かった投票所の地図を入れることにしたということですが、どのような方法で調査をしたのでしょうか、教えていただきたいです。
 市民の方の御要望が高かったということで、取り入れたということは大変ありがたいことです。私のほうには、先ほども言いましたが、今回香美市に続いて香南市でも入場券の裏に宣誓書が印刷されており、南国市でもぜひとも取り入れてほしいとの御意見を多くいただきました。この市民の声に関しても便宜を図っていただけるのかどうか、お聞きしたいです。
 B型肝炎予防接種については、今回の対象者に対しては1歳を過ぎて3回目の接種が終了できていない場合は、3回目が完了するまで見ていただけるということで受け取りましたが、よろしいでしょうか。
 現在の南国市のゼロ歳から2歳児、事前に所長よりいただいた資料では1,137人ということでしたが、それで計算してみますと、3回接種で2,300万円、接種率7割の想定で1,620万円かかるということですが、このゼロ歳児の中には定期接種対象である4月以降に生まれた子供の数も含まれているということですので、約140名の人数を引いて計算すると約1,420万円です。年齢を拡大して公費助成を決めている自治体では、一部助成で大体半額助成の自治体が多いようです。半額助成となると、1,420万円の半分で710万円ということになります。1年で行えば、この金額で本年の2歳児、来年の2歳児と2年に分けて行えば1年間の予算はおおよそ350万円となります。
 今回のB型肝炎予防接種については、その検討の際に厚生科学審議会感染症分科会予防接種部会において、B型肝炎を予防接種法の対象に位置づける場合の区分として、致命率が高いこと、または感染し長時間経過後に重篤になる可能性が高い疾病になることによる、重大な社会的損失の防止を図る目的で予防接種を行う疾病ということが言われています。また、その後の検討においても、少数ながら、小児における水平感染が生じていることや小児における集団感染が報告されていることなどから、予防接種によって人から人への感染機会を減らすことによる直接的な集団予防を図る目的もあわせ持つ疾病であるとも考えられるということで、A類疾病にも分類されています。大人になってB型肝炎ウイルスによる肝硬変や肝がんで苦しんでおられる方たちの多くは、子供のとき、それも3歳までに感染したためだと言われております。小児の感染者は無症状でも体液中のウイルス量が多く、感染源になりやすい可能性も考えられ、保育所や運動部での集団感染も報告されています。かかってしまうと治療が非常に困難であり、その費用も高額であると伺います。
 B型肝炎ワクチンの安全性に関しては、予防接種基本部会の資料で、B型肝炎ワクチンは長く世界中で使用されているが、安全性の問題は生じたことがないとされると記されており、安全性においても評価されております。今回の実施により、将来的な市の肝炎対策となると思いますが、市長のお考えをお聞かせください。
○議長(西岡照夫君) 答弁を求めます。市長。
○市長(橋詰壽人君) 先ほど保健センター長がお答えいたしましたように、この定期接種につきましては、国の厚生科学審議会予防接種ワクチン分科会におきまして、技術的な検討結果として国民に広く接種機会を提供する場合、対象年齢を1歳未満、乳児期と、こういうように決められておるわけでございます。適切な接種時期を生後2カ月、2回目が3カ月、そして7ないし8カ月とすることが了承されておりますので、市として3歳未満までの接種対象の年齢を拡大するということは大変難しいのではないか、このように考えております。
○議長(西岡照夫君) 選挙管理委員会事務局長。
○参事兼総務課長兼選挙管理委員会事務局長(西山明彦君) 期日前投票の入場券のことでございますが、投票所の地図を最も要望が多かった、その調査方法ということでございますが、具体的に調査をしたということではありませんが、最も事務局のほうに問い合わせが多い事案でございます。
 それから、選挙投票当日にも投票所を間違うて行くというようなことがよく報告されているというようなことで、特に一定、中心地のあたりの選挙人の方で、篠原のほうとか駅前町のほうとかっていうのはわからないというふうなことが非常に問い合わせが多いということで、今回入れさせていただきました。
 御指摘の期日前投票の宣誓書の入れるあれでございますけれども、香南市の投票入場券を実は入手しております。そういったことで今後そういったこと、それから地図を入れるかどうかということも含めて、最善、よりよい入場券を検討していきたいというふうに考えております。
 以上でございます。
○議長(西岡照夫君) 1番神崎隆代さん。
○1番(神崎隆代君) 選挙のほうですけど、南国市の高齢化率がますます高くなってきております。高齢者の場合は、当日選挙に行けないので期日前に行きたいと思っても、移動手段が乏しくて行きたくても行けないという方も少なくありません。また、投票所という独特の雰囲気の中で、対面で宣誓書を記入することが苦痛な方もおられます。そのようなことも考慮しながら、創意工夫をしていただき、気楽に投票所に投票に行けるように、またせっかくの投票が無効になることがないように、次回選挙までに対策の強化のほうをよろしくお願いいたします。
 B型肝炎の予防接種のほうですけれども、今、全国で既に130以上の自治体がB型肝炎ワクチンの公費助成を実施、または予定をしています。この1歳児、2歳児がどうしてもだめだと言われるなら、せめて本年10月1日時点での対象になっていないゼロ歳児への拡大はできないでしょうか。今回、10月1日からこの定期接種化が始まるという今だからこそできる対策であると思います。今後、さらによく検討し、実施できますようお願いしたいと思います。
 御答弁お願いします。
○議長(西岡照夫君) 保健福祉センター所長。
○保健福祉センター所長(岩原富美君) 3問目にお答えいたします。
 B型肝炎ワクチンのほうは、国のほうでは1歳未満までの子供ということで、特に7カ月、8カ月、早期での接種、これが効果があるというふうに考えられているというふうに聞いております。
 今まで、さまざまな新しい予防接種が開始されてきましたが、国が必要と考えられている場合は、経過措置という形で広く対象者を設定しておりました。26年度の水ぼうそう、高齢者の肺炎球菌におきましても、実際の対象年齢を拡大して行いました。
 今回はこういうことが一切ないということから、国のほうはゼロ歳児への接種のみという結論に達しているということですので、それに従っていきたいと考えております。
 以上です。