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検索結果 »  平成28年 第389回市議会定例会(開催日:2016/03/04) »

一般質問1日目(高木正平)

質問者:高木正平

答弁者:関係課長


○議長(西岡照夫君) 日程により一般質問を行います。
 順次質問を許します。8番高木正平君。
      〔8番 高木正平君登壇〕
○8番(高木正平君) おはようございます。
 一般質問初日の最初に質問をさせていただくことになりました。これまで同様、議員の皆様を代表させていただきまして、退職されます皆様に心からの感謝と今後ともますます御健勝にて御活躍されますこと御祈念を申し上げ、退職に当たりましての御挨拶をお願い申し上げる次第でございます。
 「行く春や、鳥啼き魚の目は泪」、多くの人々に見送られ奥の細道に旅立つ芭蕉が、旅で詠む第一句で、芭蕉もまた弥生3月の旅立ちでございます。「鳥啼き魚の目は泪」、ひときわ惜別の思いを抱きます。
 27年度に退職されます方は、既に退職されました方も含めまして15名と伺っておりますが、この議場には3名の所属長がおいでになります。総務課長兼選挙管理委員会事務局長の田渕博之様、税務課長の川村英嗣様、商工観光課長の今久保康夫様でございます。重ねて深謝の意を表し、それぞれ退職に当たりましての御挨拶をいただきたいと思います。
 それでは、通告をいたしました質問をさせていただきます。
 「ふるさとのなまり懐かし停車場の」という啄木のふるさとが懐かしくたまらない思いのこの歌を思い起こしながら、歌中のなまり懐かしは、私たちは土佐弁だなと。日常の生活語として頻繁に使う土佐弁は、語尾に特徴がある古語ですが、平安時代からの言葉の使い方もいまだに残っているという誇り得る言葉でございます。
 ことしの1月1日の高知新聞、紙面一面の特集記事がありました。高知新聞・防災プロジェクト2016「いのぐ」という通年プロジェクトの企画で、初めて「いのぐ」という土佐の言葉を知りました。「いのく」というのは、広辞苑などにも載っとりますが、居を退く、その場から離れるという意味ですが、よく似た意味合いでしょうか、「いのぐ」には、しのぐ、生き延びるの意味があると書かれておりました。
 そこで、過去の記憶はどれだけ受け継がれているのか、経験はどれだけ生かされているのか、自分の命を守るために真剣に「いのぐ」ということを探り、感受する企画のようでございます。
 昭和南海地震からことしで70年、阪神・淡路大震災からは21年です。東日本大震災からははや5年となります。間もなくその日11日がやってまいります。節目を捉えては、驚異の被災状況など記憶を呼び覚まし、記憶の継承をと、これまでにも教訓を心に刻んでまいりましたし、再三にわたり防災に関しましての質問をさせていただき、地域で住み続けられる、安心して住み続けられるための対策を求め、実現を願ってまいりました。引き続き知見を広めるため、被害軽減のため、防災に関しましての幾つかの質問をさせていただきます。
 防災能力を高めるためには、災害に関心を持ち、防災意識を持ち続けられる啓発活動が重要でございます。本市の「広報なんこく」には、なんこく防災くんの防災情報として、居安思危が掲載されており、既に20回も連載されております。これまで続けて掲載してきた成果や感想、また関心の度合いはどのような状況、反応でしょうか。啓発効果あるいは啓発成果などにつきまして、まずお伺いいたします。
 掲載当初から随分難しい防災格言を使ったタイトルですので、出典を見てみますと、紀元前500年前後の中国故事の著書でございました。平時における備えの重要性を説いた防災の危機管理の心構えというので、今後も掲載が続くものと思われます。
 そこで、広報紙での啓発はもとより、新たな防災啓発としての企画や事業など、自主防災組織との連携事業なども含めて28年度の取り組み、計画をお伺いいたします。
 さて、突発的に突然災害が発生、まずは自分を守る。それぞれが自分を守る。自分を守ることができてこそ一緒に助け合うことができる共助へとつながります。いずれそのとき突発の災害、それに立ち向かえられるメンタルの強さや能力、実践力を身につけることが重要で、そのためには、地域の防災士による啓発活動も有意義で、重要な取り組みではないかと思います。防災士に関しましては、私も尊敬をする先輩議員の西原勝江議員が、24年の12月議会、私はやっと1年がまるんだ議会でございましたが、質問をされ、当時の危機管理課長が答弁をいたしております。その後も一人、二人の議員から質問があり、それらの答弁を読み返してみました。御承知のとおり防災士は、地域防災力向上の担い手であり、住民一人一人が防災と減災に対処する知識や技能を身につけ災害に備えられるよう、実践活動を通して地域の防災力向上などに努めておられます。阪神・淡路大震災から21年と申しましたが、この阪神・淡路大震災を教訓に防災士制度というのが始まったようでございます。
 さて、西原勝江議員などへの答弁では、本市に在住の防災士の人数などはつかめておらず、また防災士をふやす取り組みとして、無論自主的な意思によっての資格取得ではありますが、自主防災組織や学校などを通じて資格取得ニーズやアンケート調査など実施して、南国市で養成講習の開催などを検討すると言われておりました。その答弁から数年になりますが、防災士の状況はいかがでしょうか、そのことをまずお伺いいたします。
 防災士は、自主的な意思によるものと申しましたが、自己負担での養成講習会ですし、研修機関も東京と遠隔地でもあります。なかなかめいめい資格取得の条件の整備が難しいように思いますが、どれくらいの方がいて、どのような役割を担っているのかなど、活動の状況を伺い、地域防災力強化のため、防災士の方あるいは日本防災士高知県支部との連携など現状をお伺いいたします。
 施政方針では、自主防災組織の活動支援は防災連合会と連携し、リーダーの育成や訓練の実施を行うと、その方針を述べられました。防災士との連携は、何より必要不可欠と思いますが、いかがでしょうか。
 次に、特に若い世代の防災能力について、防災能力を高め、拡充していくことは極めて重要で、その手だて、手法など防災活動の取り組みについてお聞きいたします。
 若い世代ということで、成人式で防災・減災に生かせる企画など、防災活動につながる機会をと、以前私はお尋ねしたことがありました。ことしの成人式、対象者の、どの程度の割合の方が参列していたのかわかりませんが、ことしの対象者は、阪神・淡路大震災の直後にお生まれになった方ですし、東日本大震災の発生時は、中学生から高校生のころで、ボランティア活動など熱い思いを抱きながら、被災地のことなどを憂い思い続けていた皆様だと思います。この世代の方を含め、結婚・子育ての最中に突然襲ったとしたら、東北の惨状のようにそれは生活の場をなくし、就労の場をなくすことにもなります。教訓を生かし、積み重ねることで、経験したことのないことでも、被災後の悲劇を減らすためには、防災活動が重要で、若い世代への防災活動、防災啓発などの方策をお聞きいたします。
 次に、さきの定例会市政報告の中で、浸水予測地から保育所の移転と述べられました。幼保支援課長は、答弁で再三保育所を高台に移転する旨言われておりましたが、浸水対策として、浸水予測地の保育施設を移転するというその計画、具体的にどのようなことなのか、お尋ねいたします。
 移転の根拠が浸水予測地というのであれば、学校施設の移転も当然で、幼児・児童の安全策を高台移転で応じる。それは学校施設の移転もしかるべきですが、具体的にどのように計画されているのか、学校教育課長にお尋ねいたします。
 保育所を高台に移転しようとする構想、私には信じがたい対応策で、その地域に住み続けていることが幸せで、あるいは住み続けなければならない全ての方々にとって、そこは浸水予測地で危険地域と指し示され、置き去りにされる感も生じることになります。津波への安全対策として適切な対応策なのか、そのことをお聞きいたします。
 津波避難タワーにつきましても、1点お伺いいたします。
 これまでの津波避難対策は、命山構想に基づき迅速な進展で、橋詰市長の取り組みは県内外から防災力の高さを評価され、国、県、市の連携にもその実績が大いに評価をされております。この命山構想の中で津波避難タワー14基が整備完了いたしました。命山構想の中には、あと2基津波避難タワーの建築が示されております。昨年6月の定例会で、私は2カ所の津波避難タワーの建築をと要望いたしました。そのうち1カ所は、命山構想にあるスポーツセンター周辺への建築で、危機管理課長は、南国市南海地震津波対策検討会で協議をした結果、津波避難タワーの建築は必要であり、施設の規模や建築方法について最も効果的・効率的で、財政的にも負担の少ない方法を検討する、これが中島課長の答弁でございました。28年度予算にその整備・建築をどう取り組む計画なのか、お伺いいたします。
 次に、南国市まち・ひと・しごと創生総合戦略から、この総合戦略の目指すべき方向として、若者が安心して希望する時期に結婚でき、妊娠・出産して子育てできる環境をつくることが重要であると述べてあり、基本目標の3にも若者の結婚への支援という項目があります。婚活を推進し、本年度は3組、向こう5年間で50組の婚活成立カップルを目標に掲げて、きめ細かい結婚支援を行うとあります。
 また、県による婚活は、会員制のお見合いシステムも稼働を始め、自身のプロフィールや相手に求める条件などを作成し、登録する。そして理想に近い相手を検索する仕組みで、見合いシステムも稼働しているようですが、どういうプロセスを経てマンツーマンのおつき合いに至るのか、体験もなくよくわかりませんが、イベントも行われているようでございます。ちょっとのぞきに行くというわけにもまいりませんので、結果に期待するところでございますが、青年期の皆様に、とりわけ必要な体験としまして、私は青年団活動があるのではと思っております。本市でも青年の生活を高めるなどを目的に、地域づくり、仲間づくり、人づくりの運動を展開し、青年の活動は長く活発に続けられておりました。本市の青年団活動は、実に活発で、県下での交流も盛んで、全国の仲間とのつながりも定期的に行われておりました。東京の神宮外苑に日本青年館という施設がありますが、大正14年に青年団のための施設として開館され、昭和54年に改築されましたものが現在の施設でございます。青年団は、社会教育法にいう社会教育関係団体として活動を続けておりましたが、社会の多様化というのでしょうか、都市化というのか、あるいは働く環境などの変化によるものなのか、本市には存在しなくなった青年団でございます。昨年の暮れごろでしたか、高知新聞の「土佐あちこち」に青年団の熱意という記事を見て、かつて南国市の青年の熱意を懐かしく思い起こしましたが、当時活発に青年団活動を担った青年の方々は、真剣に相手を見詰め結婚にも至る。結果、多くのカップルが誕生して、その方々は現在は孫やらいなどしながら、やはり地域の担い手と御活躍をされておられます。青年団活動は、若者の結婚への支援にもなり得るはず。また青年団の存在や活動は、世代を超えて地域の方々の協力や応援も得られるはずでございます。地域づくり、仲間づくり、人づくりはもとより、ボランティア活動やさきに申し上げた若い世代が防災能力を高められる機会としても青年団の存在が必要で、新たな発足を望むところでございます。そのためには、行政として仕掛けをつくり出すことやフォローしていくことが必要で、それを担当するのが社会教育主事、社会教育指導員であるべきと思っております。その職の使命、本領を発揮できるよう、意義や援助の方策につきまして生涯学習課長にお伺いいたします。
 あわせて、社会教育主事としても大変豊富な知識・経験をお持ちの教育次長にも同じことをお伺いいたします。
 南国市まち・ひと・しごと創生総合戦略への関心、またそれを担っていける青年層の人材育成は必要不可欠です。行政としての仕掛けなども含めて実効ある答弁をお伺いいたします。
 以上でございます。
○議長(西岡照夫君) 答弁を求めます。危機管理課長。
      〔危機管理課長 中島 章君登壇〕
○危機管理課長(中島 章君) おはようございます。
 高木議員さんの御質問につきましてお答えいたします。
 まず、広報紙による防災に関する啓発の効果につきましては、家具転倒防止の補助制度を掲載したときに、申請の方法などについての問い合わせがありました。広報紙の啓発による要因だけではないと思いますが、今年度の家具転倒防止対策事業は50件の申請があり、平成26年度の11件から大幅な増加となっております。このことから、市民の皆さんは防災関係の記事についてよく見ていただいているものと思っております。今後におきましても、市民の防災意識の向上のために防災対策の取り組みなどの広報につきまして、市広報紙だけでなく、ホームページ、フェイスブックなども活用し、啓発してまいります。
 平成28年度の防災の新たな取り組みにつきましては、平成27年度に県のモデル事業を活用し、その施設に即した避難所運営マニュアルを作成しましたが、そのモデル事業を活用し、ほかの施設でマニュアルづくりを行う予定です。また、地震火災の重点推進地区の指定を受けた後免町などでワークショップを行いながら、地震火災対策計画の作成を行います。
 そのほかの取り組みとしましては、自主防災組織の訓練や学習などで、例えばクロスロードや災害想像力ゲーム、避難所運営ゲームなど、参加型災害図上訓練を行っていきたいと考えております。また、小学校での防災に関する出前教室なども考えております。
 次に、防災士認証者数ですが、28年2月末現在で、高知県内では2,190名が取得しており、高知県が県内で養成講座を開設した25年度以降の県事業で資格取得をした南国市民の認証者数は71名となっております。防災士には、議員さんおっしゃられたとおり、平常時における地域や職場などでの防災意識の啓発や、発災時における避難・救助・避難所運営など率先した活動を期待するものです。現在のところ、市からのアプローチは行っておりませんが、今後におきましては、市内の防災士の皆さんと連携を図り、地域での学習会の講師役や訓練のアドバイスなど協力をお願いしたいと考えております。
 若い世代への防災に対する啓発につきましては、小学校での防災教育や出前教室などにより、子供たちが防災について学習したことを家庭で話をしてもらうことにより、家庭で防災に関心を持ってもらうようにし、そして防災訓練、避難訓練などに親子で参加してもらうような方法を考えていきたいと思っております。
 また、乳幼児健診のときに、家具転倒防止などの啓発パネルの展示や防災についての簡単な一言二言アドバイスなどができたらと思っております。赤ちゃんのいる御家庭では、赤ちゃんがけがをしないようにいろいろと事故防止対策をしていると思います。その延長線上で家具転倒防止などの防災対策を考えることができますので、赤ちゃんのいる御家庭は、かなり防災について取り組みやすいのではないかと考えられます。若い世代に対しましては、そのような啓発も一つの方法ではないかと思っております。
 スポーツセンターにおける津波避難タワーの建設計画につきましては、平成28年度の当初予算には計上しておりませんが、スポーツセンターの津波避難施設建設を含めた都市防災総合推進事業計画を現在国に提出しており、その決定がおりるのを待っているところです。計画としましては、平成28年度に用地買収、設計等を行い、平成29年度に本体工事を行う予定であります。
 以上でございます。
○議長(西岡照夫君) 幼保支援課長。
      〔幼保支援課長 田内理香君登壇〕
○幼保支援課長(田内理香君) おはようございます。
 高木議員さんからの保育施設の高台移転の御質問に対しお答えをいたします。
 平成26年9月議会での田中議員さんからの津波浸水区域内の保育所・保育園の再編整備についての御質問に対し、津波浸水区域内の里保育所、大湊保育所、浜改田保育園、十市保育園、稲生保育園について、高台など津波浸水区域外への移転、津波浸水区域外保育所等との統合などを検討しておりますこと、また民間保育園については、法人との協議を重ねておりますことをお答えしておりましたが、その後も庁内関係部署や法人との協議を進めております。
 具体の計画については、この議会での御説明はまだできませんが、来年度には数カ所の保育施設の移転・統合についての方向性、計画案を保護者の方、地域の方などに御説明をさせていただく予定をしております。また、保護者の方、地域の方にも御意見を聞かせていただきたいと考えております。
 以上でございます。
○議長(西岡照夫君) 生涯学習課長。
      〔生涯学習課長 谷合成章君登壇〕
○生涯学習課長(谷合成章君) おはようございます。
 高木議員さんの青年団に関しての御質問にお答えをいたします。
 青年団につきましては、日本の各地域ごとに居住する20歳代から30歳代の青年男女により組織される団体でございます。また、青年団のルーツは、室町時代あるいはそれ以前までさかのぼると言われておりまして、江戸時代には各村落ごとに若者組、若衆組などと呼ばれ、村落における祭礼行事あるいは自警団的活動など、村の生活組織と密着した自然発生的な集団でございました。その後昭和に入りまして、終戦とともに今日の青年団が全国各地で結成され、昭和20年代の後半には約400万人と青年団人口はピークを迎えます。それ以降、団員数は減少し続け、現在は全国に約10万人の青年団員がいると言われております。
 本市におきましては、議員さんを初め、多くの方々が存続を願い御尽力されたとお聞きをしておりますが、任意団体である青年団の求心力の低下あるいは価値観の多様化等により、議員さんもおっしゃられましたが、現在では活動いたしておりません。教育委員会といたしましても、若い世代が公民館活動などの地域活動へ参加していただければ、さらなる地域活性にもつながりますので、市内17地区公民館の運営審議会等で、地域の青年層の現状と復活の可能性について情報収集を図りたいと考えておりますので、議員さんにおかれましても、御支援、御協力のほどよろしくお願いをいたします。
 以上でございます。
○議長(西岡照夫君) 教育次長。
      〔教育次長兼学校教育課長 竹内信人君登壇〕
○教育次長兼学校教育課長(竹内信人君) 高木議員さんの御質問にお答えをいたします。
 まず、最初の学校施設の移転についての御質問ですが、南国市内における小中学校の学校施設の移転については、現在計画がございません。
 続きまして、社会教育主事のことについての御質問ですが、社会教育主事の役割というのは、生涯学習社会をこれから構築してく上では、大変重要な役割があるというふうに感じております。これまでの従来からの社会教育行政で行われておりましたことからいえば、随分多様化もし、高度化しておりますので、社教主事の与えられた役割というのは、非常に大きな役割があるというふうに考えております。いろいろな生涯学習に関するコーディネートをしていく上で、今後の社会教育主事の与えられた役割というのは、ますます大きくなるというふうに考えております。高木議員さんが申されました、私は一応任用資格を持っているだけで、社会教育主事というのは、任用されて初めて社会教育主事の仕事ができますので、そういうこともまたつけ加えさせていただきます。
 以上です。
○議長(西岡照夫君) 総務課長。
      〔参事兼総務課長兼選挙管理委員会事務局長 田渕博之君登壇〕
○参事兼総務課長兼選挙管理委員会事務局長(田渕博之君) ただいま高木議員さんから退職に際し、お礼を述べさせていただく機会を与えていただきましたことを心より感謝をいたします。
 議長のお許しをいただきまして、退職の御挨拶をさせていただきます。
 私は、昭和53年に入所以来38年間勤務させていただきました。最初の職場は税務課でした。その後途中5年間組合専従で休職をさせていただき、6つの部署を経てきました。この間楽しかったこと、うれしかったこと、多くありますが、やはり特に思い出すのは、困難なことやつらかったことなどが浮かび上がってきます。農林課では、中山間直接支払制度の立ち上げに際し、地元に夜な夜な出向き、地元の皆さんと切り図と格闘したこと、また生涯学習課では、スポーツセンターの問題で、三和体育会と膝詰めの挨拶を続けたことなど、その都度仕事に対する考え方を改めさせていただいたとともに、これらの困難な場面を乗り越えることができたのは、職場の先輩や同僚の方々、そして議員の皆様方の温かい手を差し伸べていただいたからだというふうに思っております。この場をおかりしまして、心よりお礼を申し上げます。
 最後の3年間は、総務課と選挙管理委員会事務局でお世話になりましたが、この間議会の皆様には多くの御迷惑をおかけいたしました。議案などの訂正でおわびを申し上げなかった議会がなかったぐらいではないかというふうに思っております。
 また、庁舎耐震改修工事に当たっては、たび重なる追加補正など、私の未熟さを痛感したところでございます。しかし、耐震改修後、市民の皆さんなどから市役所のトイレは見違えるほどきれいになったというお褒めの言葉を聞くたびに、1年間の苦労が報われたと感慨深いものがあります。
 退職後は少し休みたいというふうにも思いましたが、多くの方から絶対何かはせんといかんと言われましたので、少し社会貢献もしながら、また何か新しい挑戦もしたいと考えております。
 最後になりましたが、南国市がさらなる飛躍・発展をされますよう、皆様方の今後のますますの御活躍と御健勝を祈念いたしまして、退職の挨拶をさせていただきます。長い間本当にありがとうございました。
○議長(西岡照夫君) 税務課長。
      〔税務課長 川村英嗣君登壇〕
○税務課長(川村英嗣君) おはようございます。
 退職に当たりまして、高木議員さんには心温まるねぎらいのお言葉をいただき、まことにありがとうございました。
 また、議長におかれましても、挨拶することのお許しをいただき、ありがとうございます。
 私は、昭和55年4月に一般職員として採用となり、36年間勤務させていただきました。その間、福祉事務所のケースワーカーを皮切りに、5部署異動いたしました。私の性格は、繊細に欠けるところが多々ございまして、入庁初年度には、患者搬送先で病院玄関の窓ガラスを突き破りまして大けがをしましたし、また退職年度には、草刈り機で左足を刈払いいたしました。そのようなことで2度も救急車で近森病院にお世話になったことは、本当にお恥ずかしい出来事でございました。こうしたこと等で職場の上司やたくさんの方に御迷惑をかけ、またこのたびには議員の皆様にも非常に御心配をおかけしまして大変申しわけないことでございました。庁外のいろんな方とのつき合いも多く、最近では、県庁のOBの方とか、高知市のOBの方とか、若いころにいろいろ御指導いただいた方が立ち寄ってくれまして、いろいろと激励の言葉をいただきまして、還暦の祝いをかみしめておる次第でございます。
 税務課通算14年間を最後に3月末をもって退職するに当たりまして、南国市市議会のますますの発展と南国市政のますますの隆盛を祈念いたしまして、簡単ではございますが退職の挨拶とさせていただきます。本当に長い間お世話になりました。ありがとうございました。
○議長(西岡照夫君) 商工観光課長。
      〔商工観光課長 今久保康夫君登壇〕
○商工観光課長(今久保康夫君) 退職に当たりまして、高木議員さんには心温かいお言葉をいただきまして、また挨拶を述べる機会を与えていただきまして、まことにありがとうございます。心からお礼申し上げます。
 市役所の仕事は、ゴールのない駅伝であり、たすきを受けたら任された区間は全力で精いっぱい走ろう、そして次の人には走りにくいかもしれないですけれども、汗にまみれたべとべとのたすきを渡そうという、そういう気持ちでやってきました。そして勤続35年のうち、産業振興センターの3年間を含めまして、半分以上の19年を農林・商工観光などの産業振興部署で勤務してまいりました。産業関係は、こうしたら産業が振興できるといった全国一律のものがなく、特に商工観光課では、各市町村に合ったすぐに結果が出ない、先を見据えた施策も必要とされ、そのため道を探し、時に迷い、時には嵐に巻き込まれたり、大きな山に当たったり、崖っ縁に追い込まれたりもしました。
 しかし、1年ちょっと早いんですけども、ここまで走ることができたのは、市長や議員の皆様を初め、同僚、先輩の方々とそして市民の方々とも戦友のように楽しく一緒に酒を飲み、時には真面目に、時にはばか話をすることによって走ることができたと思っております。結果的に、そしたら産業振興につながったのかと考えた場合、確かなものはありませんけれども、7年前課長拝命の際の最初の議会の挨拶で申し上げましたとおり、市民・関係者の皆さんとともに悩みながら取り組むことはできたのかなというふうに考えてます。とはいえ、市長初め皆様方には失礼で大変御迷惑をかけたこともあったかと思いますので、改めておわび申し上げます。
 私は、正直最近まで自分はまだまだ若いんじゃないかなと思うてたんですけれども、しかしふと気がつきますと、実際には成長期から円熟期も過ぎまして、頭髪もますます薄くなり、やはり衰退期に入っていると実感するようになってきております。しかし、結構お酒のほうも飲んだとも思ってるんですけども、体は特に悪いこともなく、そして気持ち的にもまだまだやりたいことがいっぱいあります。今後も気持ちだけは前を見て進みたいと考えております。
 皆様方におかれましては、くれぐれもお体に留意していただきまして、南国市発展のために頑張っていただきたいと心よりお祈り申し上げております。本当に長い間ありがとうございました。
○議長(西岡照夫君) 8番高木正平君。
○8番(高木正平君) 退職されます皆様からそれぞれ御挨拶をいただきましたが、どなたの目にも涙の思いがいたします。4月になりますと、桜花らんまんの春を迎えますので、退職されます皆様、どうぞくれぐれもお体を大切にされまして、魅力あふれるセカンドライフを演出され、これからの御活躍を心から願っております。本当にありがとうございました。心から感謝を申し上げます。
 さて、質問をさせていただきましたことでのお答えから、再び質問をさせていただきたいと思いますが。まず防災士、今課長のほうから認証者が71名ということも初めてお伺いいたしましたけれども、南国市の全地区に組織化されたと承知をしております地区の防災会あるいは防災連合会、この組織の核となるか役員とか、こういう方々の中にも防災士の資格をお持ちの方はいらっしゃるのかどうなのか。そのことをまずお尋ねして、連携ということになりますと、地区防災会等連合会との連携もさることながら、そこに市役所危機管理課の非常に経験豊富なスタッフが加わることでの取り組みも大変重要だと思いますけれども、防災士高知県支部の協力あるいはかかわりが必要ではないかと思います。
 その防災士をネットで見てみますと、比較的最近NPOの法人化をされて、高知県支部が設置されておりますし、どうやら今支部長は、設置以来南国市でも随分御活躍をされた県下的な防災にかかわった方が支部長をされているように承知をしておりますけれども。高知県でもこのNPO法人と意見交換会をやるとか連携をするとか、県の事業を委託されるとか、そういうふうな取り組みが大変進められておりますので、市町村としてもまず南国市は、防災士高知県支部との連携を密にしていく必要が即あるのではということを思います。ハード整備の進捗にあわせて、住民の人たちの思いを地区防災会の方々とともにこれまでのように続けていくためにも、そういう機関からのバックアップ、ぜひ防災士会を身近に南国市の防災活動に取り組む方針を定めていただくというか、示していただきたいということを思います。
 それから、保育所の高台移転の中で、具体的には28年度に統合について保護者の皆様にも説明するという幼保支援課長の答弁がございました。私は、保育所を利用されている保護者の皆様、あるいは子供たちを見守る地域の方々、その方々の思いは、まずは担当部署の責任者として、施設長はもとよりですけれども、幼保支援課長が最も身近な立場の方として、大きな信頼と期待の中で保護者会も地域の方々もその思いを寄せていることだと思います。そういう中で、高台移転ということと、また統合についても説明するという、初めて伺いましたこのことですけれども。まず高台移転、先ほども申しましたように、浸水するから逃れる。大変悔しく残念に思うところで、高台に移転したその施設に集う子供たちは、11時間はそれは高台ゆえに津波に関しては絶対安全だということは確信できると思います。ただ13時間、保護者の方とか家庭とか地域の方々と過ごす時間がもっと長く、毎日これが続けてその生活が続くわけです。そのことと卒園をしますと、今学校教育課長が小学校の移転の計画は全くないということになりますと、浸水予測地の小学校に高台から通ってくることになります。当然子供の成長とともに、学校の取り組みも含めて地域防災会の方々の取り組みも含めて、子供の意識はどんどんどんどん大きく成長し価値を高めていくとは思いますけれども、高台だから安心、11時間は見守る、13時間は地域の方々が、御家庭の方々ですよ、その責任は、管理下は。卒園して学校へ行くと、小学校は危険津波浸水区域ですよと。このあたりの構図に何かしら矛盾というか、ゆがめない思いがいたします。むしろその場所で、仮に命を脅かされる地域であったとしても、その取り組みいかんではどのような危険にも耐えられる安全意識が構築できるんじゃないかと思います。3月1日に大湊小学校で、学校支援委員会というのが計画的に行われておりますが、そのときに岡田校長先生から伺いましたことは、先生方も児童の皆さんも浸水すると予測されていることからマイナスのイメージを持っている小学校、その児童でありますが、このマイナスイメージを払拭する。そしてそこはすばらしい環境で地域に学び、地域とペアで地域と両輪で防災教育を続けていく。子供一人一人が地域の価値を認め、高め、地域の核として学校の魅力、存在を誇りにされている、と岡田校長先生が私たちにこう述べてくださいました。そのときの資料の一つですけれども、大湊小学校は、防災指定校以来その後もずっと防災教育を常に熱心に取り組んでおられる学校の一つでありますけれども、27年度の子供たちがつくった標語も紹介をしてくださいました。「おじいちゃん、おばあちゃん、声がけをしてタワーへ急げ」これ2年生の子供、「下級生、守りながら避難する」4年生、「避難タワー、先に通すはお年寄り」。本当に子供たちが岡田校長先生を初め、教職員の方々とこんな思いになる気持ちを養いながら防災活動に取り組んでいるこの状況を、保育所の高台移転ということだけで済ませていいのかなということに大変大きな疑問を抱きます。最初に申し上げましたように、最も身近な利用者の方々が、地域の方々が安心を覚えるその部署の責任者でございますので、よくその辺の事情をキャッチしていただきまして、今後の計画への検討の地域の実情を加味していただきたいと思いますし、統合という言葉につきましては、私も統合という保育の問題につきましては、随分長く悩みながらかかわった時期がありました。随分地元の代表の方々もその悩みをもっと深く重く受けとめて、その方々と統合の問題について取り組みをしたこともありました。それは当時の市長、助役、その方々のアドバイスもいただきながら、担当としてその役割を担ったことが思い起こされますが。そのときは保育行政計画という住民の方々からの組織での諮問・答申ということがありまして、10年間での保育所の統廃合ということが示された中での取り組みで、そのことの直接の担当者として実施をしてきたことがありましたけれども。もう既にこの保育行政計画というのは、その役割が全て果たされたかどうかということは別にいたしまして、10年間という取り組みのその示された期限は、既にもう終わっております。その中で改めて今、統合ということをどういうベースの中で持ち出されているのかということは、ぜひお聞きさせていただきたいと思いますし、高台移転につきましてもお答えをいただきたいと思います。
 それから、津波避難タワーにつきましても、28年度に都市防災云々の期間等でこれから詰めていくというお話でしたけども。一つ非常に一面的な提案で申しわけないですけれども、スポーツセンターも屋内外のスポーツ施設を仮に同時に大きな規模での利用者があったとしたときに、当然駐車場の飽和の状態とか、あるいは突発的な地震・津波の予測される状況に陥ったときには、避難する場所としての津波タワーということになるわけですので、この際利用者の方々の駐車場も多層階で、避難タワー兼多面的な駐車場というふうなことで整備ができないものなのかなと思ったりいたしますけども。ぜひ28年度の検討によりまして、29年度以降の実現への取り組みを的確に進めていただきたいということを要望として申し上げたいと思います。
 あと一つ、青年団のことですけれども。生涯学習課長が青年団という、あるいは青年組織の再発足っていうか、活動へのきっかけづくりというものを、公民館の活動への参加も求めて復活の可能性を探るというふうに言われました。この公民館の活動の現状はどうなんでしょうか。そこには、17館一巡をしたらまた新たに改築という形で現在も改築が進めてられております。大変地元にとっても期待をする施設でありますし、前浜防災コミュニティーセンターも来年度中の完成ということで、待ち焦がれてはおりますけれども。またその改築がめぐってくるこの状態で、私も昔のことを思い起こしてみたときに、公民館の事業のあり方というものが、多面化・多様化しているとおっしゃられた次長さんの言葉を逆手にとって申しわけないですけれども、果たして多面的・高度化している現状に公民館の現在の活動の仕方といいますか、社会教育指導員等含めて、まさに生涯学習という側面での活動の状態があるのかどうなのか、少しよく観察あるいは調査してみたいことがありますので、それは置きますけれども、そこで公民館の活動に参加することなどを促しながら、青年組織を再発足することへ取り組んでみたいという言葉の中には、現状にそのことの期待ができるかということの可能性を疑います。一つには、行政からのやっぱり何ていうか、企てというか、そういうものも必要かなということを思ったりしますが。例えば、南国市の市制施行30周年記念というのが前にありましたけれども、長い間姉妹都市であったと言われる岩沼市との姉妹都市交流というものは、ほとんどなされておらず、締結をしただけの状態が長く続いておりましたことから、30周年を契機に南国市の青年と岩沼市の青年がお互いに交流しようというふうなことの企画が出てまいりまして、南国市でも青年市民会議という組織をつくり、企画課にその事務局を置き、市民会議の独自の活動を始め、そして30周年の記念事業の一つとして岩沼市との交流を行ったというかつての取り組みの一つがありました。その後、青年市民会議そのものは目的を果たしたということで、そのことで一つは終わりを迎えたわけですけれども、そのことにしかり。あるいは、かつて青年の船とか青年の翼とかというふうなことも行政の企画事業として取り組まれたこともありますけれども、一つ何ていいますか、行政からの企てという形で、芽生えるためのきっかけを何かイベントも含めてですけれども、取り組みができないのかなということを思います。組織化への前哨戦として、手始めとしてのやっぱり社会教育主事、社会教育指導員の使命、仕事の役割があるのではないかと思いますが、熱意と心がけ、このあたりを生涯学習課長の手腕で、そのあたりの姿勢をお聞かせいただきまして、ぜひ青年組織への活動へのきっかけに、あるいは再発足にとつなげるその意欲をお伺いしたいと思います。
 以上でございます。
○議長(西岡照夫君) 答弁を求めます。危機管理課長。
○危機管理課長(中島 章君) 高木議員さんの2問目の質問にお答えいたします。
 まず、防災士の方が地区防災連合会にいるのかということにつきましては把握しておりませんが、単位の自主防災組織の役員に、そこにはいらっしゃるということを聞いております。また、高知県が設置しておりますこうち防災備えちょき隊に加入して活動している方もいらっしゃると聞いております。
 地域の防災意識の向上、災害対応能力の向上のためには、防災士さんの、それから高知県支部との連携は必要だと思っておりますので、今後連携を強めていきたいと思っております。
 それから、スポーツセンターの駐車場関係につきましてですが、タワーの建設に当たってやはり駐車場対策についても検討するべきだとは認識しております。
 以上でございます。
○議長(西岡照夫君) 幼保支援課長。
○幼保支援課長(田内理香君) 高木議員さんの2問目にお答えいたします。
 一部の保育所においては、津波避難タワーや避難施設の整備が進められましたが、実際には地震の大きな揺れにより、子供たちは泣き叫び、混乱した中で、避難訓練のようにスムーズに避難することは困難ではないかと思われます。実際保育所には、一人で逃げることができない乳幼児がおります。その小さな子供たちの命を確実に守るために、安全・安心な場所での保育を提供できるよう検討を進めていきたいと思っておりますが、そのためにはやはり地域の方の御理解、御協力が必要であると考えております。
 統合移転については、新しい土地の移転選定を進める中、ある程度の広さ、安全な場所がなかなかありません。また、財政的な問題もあります。その中で津波浸水区域内同士の保育所が統合して移転する、また津波浸水区域外との保育所との統合なども考えられるのではないかと考えております。
 以上です。
○議長(西岡照夫君) 生涯学習課長。
○生涯学習課長(谷合成章君) 高木議員さんの2問目にお答えいたします。
 まず、市制30周年等の岩沼市との青年交流等の御紹介、ありがとうございました。
 私のほうからは、公民館のほうでの聞き合わせをしたいということでございましたが、公民館におきましては、もう議員さん御承知のとおり、17館の中で、やはり若い世代が少ないという課題がございます。公民館の運営審議会は毎年4月に行われるわけでございますが、その中では集う・学ぶ・結ぶということを合い言葉にコミュニティーの拠点づくり、この事業活動をお願いをしているものでございます。そうした中で、また仕掛けにつきましても検討をしてまいりたいと思いますし、またそれ以外でも、また検討できることがございましたら、お教えいただきたいと思っております。
 以上でございます。
○議長(西岡照夫君) 8番高木正平君。
○8番(高木正平君) 防災士ですが、今課長がおっしゃってくださいましたように、28年度をぜひ始まりの年として、地域にもその防災士の方々が出向いてきてくださるような機会の実現をぜひお願いしたいと思います。最新かどうかわかりませんけれども、防災士会高知の機関紙を見てみると、一般県民を対象とした防災講座、企業向けの訓練、社会福祉施設の講座、あるいは地域の防災講座を開講するなど、地域でも活動をしているということが機関紙にも載せられておりますので、ぜひ南国市のいろんな取り組みに防災士の存在を、あるいは防災士の期待に委ねるところをもって防災士との連携を進めていただきたいと思います。よろしくお願いします。
 あと一つ、保育所の統合ですけれども、統合というのが今なぜということを先ほど保育行政計画を示して申し上げましたけども、このことについては、統合という課題が今ここでなぜなのかというのはよくわかりません。ただ課長が、幼児も含めた入所する子供の成長の状況から、突発のそのことに耐えるためには、高台移転ということのお話がありましたけども、まずは耐震対策は進んでおりますし、内部の落下防止とか、飛散防止とか、ピアノの容赦ないとめることのできない動き、このことは以前にも申し上げましたことですけれども、そのあたりの内部の構造物の防災対策も取り急ぐように、強く要望して終わります。
 以上でございます。