トップページ > 南国市議会 > 議会議事録
読み上げる

議会議事録

  • 開催別
  • 一般質問
  • 議員提案
  • 市長提案
  • その他
  • 検索

検索結果 »  平成27年 第387回市議会定例会(開催日:2015/12/08) »

委員長報告・質疑・討論・採決


      午前10時4分 開議
○議長(西岡照夫君) これより本日の会議を開きます。
          ―――――――――――*―――――――――――
      議案第1号から議案第16号まで
○議長(西岡照夫君) この際、議案第1号から議案第16号まで、以上16件を一括議題といたします。
 これより委員長の報告を求めます。総務常任委員長今西忠良君。
      〔21番 今西忠良君登壇〕
○21番(今西忠良君) おはようございます。
 総務常任委員会の審査の経過並びに結果について、御報告を申し上げます。
 今期定例会におきまして、当委員会に付託されました案件は、議案第1号、議案第10号、議案第12号から議案第14号まで、の以上5件であります。
 去る17日に委員会を開催し、執行部から副市長はじめ関係課長の出席を求め、慎重に審査を行いましたので、以下、順次御報告を申し上げます。
 まず、議案第1号平成27年度南国市一般会計補正予算で当委員会に付託されました第1条歳入歳出予算の補正、歳入の部、歳出第1款議会費、第2款総務費、第9款消防費、第12款公債費、第2条繰越明許費の補正、第3条債務負担行為の補正、第4条地方債の補正についてであります。
 歳入歳出補正予算の規模は、3億2,435万5,000円の減額計上であります。その所要一般財源は8,752万2,000円の増額で、繰越金8,752万2,000円を増額計上しているものであります。
 歳出の主なものは、総務費関係で、退職手当9,006万5,000円、人事異動等に伴う人件費426万3,000円及び社会保障・税番号制度中間サーバ負担金640万4,000円を増額計上しております。
 また、繰越明許費につきましては、市単独土地改良事業費4,101万6,000円、土地区画整理事業費1,889万5,000円、地域集会所等耐震化支援事業費4,679万8,000円及び非構造部材耐震化工事に係る小学校管理費5億6,013万5,000円、中学校管理費2億1,772万9,000円を計上しております。債務負担行為につきましては、環境センター運転管理業務委託に平成28年度から30年度までの3ヶ年で限度額1億1,808万円、次世代施設園芸モデル事業費補助金に平成27年度・28年度の2ヶ年で限度額2億6,650万7,000円が設定されております。
 審査の結果、やむを得ないものと認め、原案を可決すべきものと決しました。なお、一部反対の意見がありましたことを申し添えます。
 次に、議案第10号南国市税条例等の一部を改正する条例の一部を改正する条例につきましては、行政手続における特定の個人を識別するための番号の利用等に関する法律が施行されることに伴い、規定を整備するため本条例の一部を改正するものであり、やむを得ないものと認め、原案を可決すべきものと決しました。なお、一部反対の意見がありましたことを申し添えます。
 次に、議案第12号行政手続における特定の個人を識別するための番号の利用等に関する法律に基づく個人番号の利用及び特定個人情報の提供に関する条例につきましては、同法に基づく個人番号の利用及び個人番号を含む個人情報の提供について必要な事項を定めるため、本条例を制定するものであり、やむを得ないものと認め、原案を可決すべきものと決しました。なお、一部反対の意見がありましたことを申し添えます。
 次に、議案第13号南国市職員定数条例の一部を改正する条例につきましては、少子化対策及び子育て支援施策を推進するため、組織機構の見直しを図り、所管する部署を市長の事務部局に新たに設置することに伴い、職員定数を見直すため本条例の一部を改正するものであり、適当と認め、原案を可決すべきものと決しました。
 最後に、議案第14号南国市課の設置に関する条例の一部を改正する条例につきましては、少子高齢化社会と人口減少が進行する中、将来の南国市の長期的展望に立ち、子育て支援策を充実させ子ども施策を総合的に推進する部署として「子育て支援課」を新たに設置するため本条例の一部を改正するものであり、適当と認め、原案を可決すべきものと決しました。
 以上で、総務常任委員会の報告を終わります。同僚議員の皆さんの御賛同をよろしくお願いいたします。
○議長(西岡照夫君) 産業建設常任委員長岩松永治君。
      〔5番 岩松永治君登壇〕
○5番(岩松永治君) 産業建設常任委員会の審査の経過並びに結果について、御報告申し上げます。
 今期定例会におきまして、本委員会に付託されました議案は、議案第1号、2号、3号、4号、7号、9号、15号、16号、以上8件であります。
去る17日に委員会を開催し、関係課長の出席を求め、慎重に審査をいたしましたので、以下、順次御報告を申し上げます。
 まず、議案第1号平成27年度南国市一般会計補正予算、第1条歳入歳出予算の補正、歳出第6款農林水産業費、第7款商工費、第8款土木費、第11款災害復旧費についてであります。
 主なものとして、農林水産業費関係では、市単独土地改良事業費4,855万6,000円を増額計上し、こうち農業確立総合支援事業費補助金の減による農業振興育成補助金等事業費3,068万1,000円及び農業基盤整備促進事業費1,400万円を減額計上するものです。商工費関係では、企業立地促進奨励金の確定等により商工振興企業誘致費1,724万3,000円を減額計上するものです。土木費関係では、街路事業関係補助金の確定等により街路事業費9億2,675万8,000円を減額計上するものです。災害復旧費関係では、農業用施設災害復旧事業費300万円を増額計上するものです。審査の結果、やむを得ないものと認め、原案を可決すべきものと決しました。
 次に、議案第2号平成27年度南国市下水道事業特別会計補正予算については、歳入歳出補正予算の規模は、817万6,000円の減額計上であります。
 歳出においては、主なものとして下水道一般管理費582万6,000円、公共下水道事業費500万円を増額計上し、上下水道局庁舎整備事業費1,360万円、下水道職員人件費588万円を減額計上するものです。歳入においては、一般会計繰入金767万4,000円を増額計上し、公共下水道事業の減などによる国庫支出金305万円及び下水道債1,280万円を減額計上するものです。
 繰越明許費においては、公共下水道事業費5,110万円を追加計上し、上下水道局庁舎整備事業費を7,300万円に変更するものです。審査の結果、やむを得ないものと認め、原案を可決すべきものと決しました。
 次に、議案第3号平成27年度南国市住宅新築資金等貸付事業特別会計補正予算については、歳入歳出補正予算の規模は、33万5,000円の増額計上であります。
 歳出においては住宅新築資金等職員人件費を、歳入においては繰越金を、それぞれ33万5,000円増額計上するものです。審査の結果、やむを得ないものと認め、原案を可決すべきものと決しました。
 次に、議案第4号平成27年度南国市農業集落排水事業特別会計補正予算については、歳入歳出補正予算の規模は、24万5,000円の増額計上であります。
 歳出においては、処理場維持管理費100万円及び農業集落一般管理費54万4,000円を増額計上し、人事異動に伴う農業集落排水職員人件費129万9,000円を減額計上するものです。歳入においては、一般会計繰入金24万5,000円を増額計上するものです。審査の結果、やむを得ないものと認め、原案を可決すべきものと決しました。
 次に、議案第7号平成27年度南国市企業団地造成事業特別会計補正予算については、歳入歳出補正予算の規模は、425万6,000円の増額計上であります。
 歳出においては、人事異動に伴う企業団地造成職員人件費659万円を増額計上し、日章工業団地造成事業費233万4,000円を減額計上するものです。歳入においては、工業団地造成事業債320万円及び県負担金105万6,000円を増額計上するものです。審査の結果、やむを得ないものと認め、原案を可決すべきものと決しました。
 次に、議案第9号平成27年度南国市水道事業会計補正予算については、収益的収入及び支出において、上水道事業費用を2,657万8,000円増額するもので、主なものとしては人事異動に伴う人件費、ポンプ及び配水管の修繕費並びに減価償却費の増額であります。
 資本的収入及び支出においては、上水道資本的支出を696万円減額するもので、主なものとしては人事異動に伴う人件費の減額であります。審査の結果、やむを得ないものと認め、原案を可決すべきものと決しました。
 次に、議案第15号市道の廃止について、場周北線は県道高知空港インター線の改良に伴い終点の地番が変更となるため、南国127号線は国道195号線の改良に伴い起点の地番が変更となるため、一度廃止をするものです。審査の結果、適当と認め、原案を可決すべきものと決しました。
 最後に、議案第16号市道の認定についてであります。場周北線は、県道高知空港インター線の改良に伴い終点の地番が変更となるため、一度廃止を行った後、再度認定するものです。下咥内空港線及び笠の川柳ヶ首線は、高知県から移管の依頼があったため市道として認定するものです。南国127号線は、国道195号線改良に伴い起点の地番が変更となるため、一度廃止を行った後、再度認定するものです。審査の結果、適当と認め、原案を可決すべきものと決しました。
 以上で、産業建設常任委員会の報告を終わります。同僚議員の御賛同をよろしくお願いいたします。
○議長(西岡照夫君) 教育民生常任委員長土居篤男君。
      〔18番 土居篤男君登壇〕
○18番(土居篤男君) 教育民生常任委員会の審査の経過並びに結果について、御報告を申し上げます。
今期定例会におきまして当委員会に付託されました案件は、議案第1号、議案第5号、議案第6号、議案第8号、議案第11号の以上5件であります。
去る12月17日、関係課長の出席を求め、慎重に審査を行いましたので、以下、順次御報告を申し上げます。
 まず、議案第1号平成27年度南国市一般会計補正予算、第1条歳入歳出予算の補正、歳出第3款民生費、第4款衛生費、第10款教育費についてであります。
 歳出の主なものは、民生費関係で、利用者の増による障害者自立支援給付事業費4,020万円、生活保護扶助費2,500万円を増額するもので、教育費関係で、校舎等の非構造部材耐震化工事に係る小学校管理費2億6,221万6,000円、中学校管理費5,665万6,000円を増額計上するものであります。審査の結果、やむを得ないものと認め、原案を可決すべきものと決しました。
 次に、議案第5号平成27年度南国市国民健康保険特別会計補正予算についてであります。
補正予算規模は93万2,000円の増額計上で、歳出では、後期高齢者支援金等106万3,000円等を増額計上し、歳入では、一般会計繰入金904万5,000円及び財政調整基金繰入金2,829万7,000円を増額計上し、国民健康保険税3,606万6,000円等を減額計上するもので、やむを得ないものと認め、原案を可決すべきものと決しました。
次に、議案第6号平成27年度南国市介護保険特別会計補正予算につきましては、補正予算規模1,926万1,000円の減額計上であります。
 歳出では、一般介護予防事業の増等に伴う地域支援事業費314万4,000円及び介護給付費準備基金積立金457万6,000 円、介護職員人件費の減による総務費118万1,000円等を減額計上し、歳入では保険給付費の減等に伴う国庫支出金609万1,000円、支払基金交付金633万9,000円、県支出金282万5,000円及び一般会計繰入金400万6,000円を減額計上したもので、やむを得ないものと認め、原案を可決すべきものと決しました。
 次に、議案第8号平成27年度南国市後期高齢者医療保険特別会計補正予算につきましては、補正予算規模3,662万8,000円の増額計上であります。歳出では、人事異動に伴う職員人件費増による総務費167万4,000円及び後期高齢者医療広域連合納付金3,495万4,000円等を増額計上し、歳入では後期高齢者医療保険料754万5,000円、一般会計繰入金167万4,000円、繰越金2,740万9,000円を増額計上したもので、やむを得ないものと認め、原案を可決すべきものと決しました。
 最後に、議案第11号南国市立スポーツ施設条例の一部を改正する条例につきましては、給食センターの建設により、南国市立鳶ヶ池グラウンドを廃止し、グラウンドの規定を削除するため本条例の一部を改正するもので、適当と認め、原案を可決すべきものと決しました。
 以上で、教育民生常任委員会の報告を終わります。同僚議員の御賛同をよろしくお願いいたします。
○議長(西岡照夫君) これにて委員長の報告は終わりました。
 これよりただいまの委員長報告に対する質疑を許します。質疑はありませんか。
      〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(西岡照夫君) 委員長の報告に対する質疑を終結いたします。
          ―――――――――――*―――――――――――
○議長(西岡照夫君) これより討論に入ります。討論はありませんか。19番福田佐和子さん。
      〔19番 福田佐和子君登壇〕
○19番(福田佐和子君) 私は議案第12号について反対討論をいたします。
 12月3日付の社説では、見切り発車に募る懸念ということで、マイナンバーのことが書かれておりました。案の定不安が的中しそうだ。国内に住む全ての人に12桁の番号を割り当てるナンバー制度が運用開始まで1カ月を切ったというのに、現場に大混乱が生じている。また、制度に便乗した詐欺による被害も後を絶たない。こんな状態で来年1月1日に制度を見切り発車させるのは拙速過ぎるのではないか。また、この段階になってから制度設計の甘さが次々に露呈。障害者や介護の施設などでは、本人の記入が難しく、施設側が対応に苦慮している。また、そもそもマイナンバーは年金などの社会保障や納税の個人情報の一元化を皮切りに、預金口座などの統合も視野に入れる制度だ。個人情報が丸裸になる懸念が強く、憲法が保障するプライバシー権が侵害されるとして、各地の地裁に個人番号利用の差しとめを求める訴訟も起こされた。制度運用前のつまずきにこれらの懸念がいや応なしに募る。国民と現場の声を無視した個人番号カードなら、導入10年以上を経ても普及率が全人口の5%にとどまる住基カードの二の舞になりかねない、というふうに指摘をしております。
 総務常任委員会の質疑でも明らかになりましたのは、住基ネットでさえ南国市の普及率は全国の5%よりもっと低く2.2%であり、住基ネットを使った成り済ましの詐欺事件も執行部は周知をしておりませんでした。市長は本会議で、責任は私が持つと答弁をされておりますけれども、誰にも最終的な責任は持てません。
 マイナンバーの問題点は、まず1点目は、100%情報漏えいを防ぐ完全なシステム構築は不可能であること、2つ目、意図的に情報を盗み売る人間がいること、3、一度漏れた情報は売り買いされ、取り返しがつかない。4点目は、情報は集約されればされるほど利用価値が高まるなどから、今以上に危険なものとの認識から、マイナンバーの中止を求めてまいりました。
 問題は、マイナンバーは国民、市民の誰も要求していないのに進められていることです。全ての国民を巻き込んだ制度をなぜつくるのか、どんなメリットがあるのか、今の段階ではデメリットばかりではないでしょうか。こんな制度をなぜ強行するのか理解できません。市民の合意は得られない、その思いから本議案には反対をいたします。
 日弁連のほうからも、大変厳しいプライバシーの侵害だという指摘もされております。
 以上の点からも、市民の暮らし全てを将来にわたって脅かすことになる本条例には反対をするものです。国民が要望しないこの制度を強行する、このことに抗議をしながら議案第12号について反対をいたします。
 以上です。
○議長(西岡照夫君) ほかに討論はありませんか。
      〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(西岡照夫君) 討論を終結いたします。
          ―――――――――――*―――――――――――
○議長(西岡照夫君) これより採決に入ります。
 まず、議案第1号を採決いたします。委員長の報告は可決であります。委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。
      〔賛成者起立〕
○議長(西岡照夫君) 起立多数であります。よって、議案第1号は原案のとおり可決されました。
 次に、議案第2号から議案第9号まで、以上8件を一括採決いたします。委員長の報告はいずれも可決であります。委員長の報告のとおり決することに御異議ありませんか。
      〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(西岡照夫君) 御異議なしと認めます。よって、議案第2号から議案第9号まで、以上8件はいずれも原案のとおり可決することに決しました。
 次に、議案第10号を採決いたします。委員長の報告は可決であります。委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。
      〔賛成者起立〕
○議長(西岡照夫君) 起立多数であります。よって、議案第10号は原案のとおり可決されました。
 次に、議案第11号を採決いたします。委員長の報告は可決であります。委員長の報告のとおり決することに御異議ありませんか。
      〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(西岡照夫君) 御異議なしと認めます。よって、議案第11号は原案のとおり可決されました。
 次に、議案第12号を採決いたします。委員長の報告は可決であります。委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。
      〔賛成者起立〕
○議長(西岡照夫君) 起立多数であります。よって、議案第12号は原案のとおり可決されました。
 次に、議案第13号から議案第16号まで、以上4件を一括採決いたします。委員長の報告はいずれも可決であります。委員長の報告のとおり決することに御異議ありませんか。
      〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(西岡照夫君) 御異議なしと認めます。よって、議案第13号から議案第16号まで、以上4件はいずれも原案のとおり可決されました。