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検索結果 »  平成27年 第387回市議会定例会(開催日:2015/12/08) »

一般質問2日目(山中良成)

質問者:山中良成

答弁者:教育長、関係課長


○議長(西岡照夫君) 4番山中良成君。
      〔4番 山中良成君登壇〕
○4番(山中良成君) 議席4番の山中良成です。
 まずは、このたびの南国市議会議員選挙にて市民の皆様の温かい御支援により再び議席をいただくことができました。これからも市民の皆様の負託に応えるためにも、皆様の声を市政に届けていき、市民の福祉増進のために皆様とともども協力し合い、微力ながら頑張ってまいりますので、御指導のほどよろしくお願い申し上げます。
 さて、12月に行われました南国市長選にて見事に再選されました橋詰市長にお祝い申し上げます。3期目は市長の思いのこもった事業、そして市民の意見を反映できる事業を、私だけでなく南国市民皆様も期待しております。これから地方創生が始まり、本市発展のために御尽力していただきますよう、よろしくお願い申し上げます。
 では、質問に入らせていただきます。
 私の質問は、大きく分けて1産業振興、2気象予報士の導入、3大篠小学校児童数増による小学校区選択制であります。御答弁につきましては、市長並びに教育長、関係課長にお願いを申し上げます。
 それでは、通告に従って質問いたします。
 まず、産業振興の中で、地域資源の活用についてでありますが、本市の北部には山林があり、また南部には太平洋があります。このたび、私は山林、その中でも竹に注目して質問をしていきたいと思います。
 竹は、昔から衣食住全てを賄える植物として、また子供たちの遊ぶ道具として活躍をしてきましたが、近年では価格の問題によりプラスチックが代替え品となり普及されてまいりましたが、竹のようにリサイクルされ土に返るのではなく、壊れて捨てるごみとなってきました。そしてこのプラスチックの普及や所有している方の高齢化により整備されずに放置された竹林がふえ、崖崩れ等の問題となっており、これは竹害と言われ、県外だけでなく、県内そして本市の問題となっております。これについては、平成26年9月議会で土居恒夫議員が放置竹林について一般質問されており、そのときの答弁では、本市の竹林面積は416ヘクタール、うち放置竹林は44ヘクタールと見込まれていると答弁されております。
 そこで、まずこの放置竹林について伺います。
 本市の放置竹林の現在の状況及び対策、これからの計画はどのようになっておりますか。
 また、竹害被害の場所を特定されておりましたら、お答えください。
 私は、この竹が南国市の産業になると考えております。よく竹による産業で思いつくのは、竹細工が多いかもしれませんが、今もレクサスのハンドルとして本市の企業「ミロクテクノウッド」が作成し、注目され普及されており、ことしの10月に開催されましたものづくり総合技術展では、新しく床の建築材料として挑戦されており、また本市の伝統産業である土佐打刃物の会社も竹の根を利用してアウトドアのナイフの柄をつくって海外にも輸出しており、国内だけでなく海外でも重宝されている商品となっております。
 さらに、食として、南国市の特産品でもある四方竹も全国的に有名であり、もちろん白木谷のタケノコが有名であるのは皆様が御存じのとおりでございます。団体としては、特に「白木谷ゆめクラブ」が頑張っており、荒れた孟宗竹林や四方竹林を整備し、干しタケノコやすし用の味つけ四方竹の食だけでなく、竹粉砕機械を3台導入され、竹チップや竹パウダーを加工して販売されており、本市でも企業や団体が商品化しようと頑張っておられます。それ以外でも、本市ではありませんが、竹の繊維を利用し衣服やタオルなどにも使用されており、強度も高いそうです。また、竹の表面にあります抗菌消臭作用を利用した商品もあり、これらは日本古来より活用されております。
 さらに、竹は肥料にも使用でき、本市の循環型に適していると思います。木は使用できるまでに20年から30年と長い歳月がかかりますが、竹は3年で使用できますし、竹の産業の活性化は、切り子の育成や本市の伝統産業でもあります土佐打刃物の産業の活性化につながり、さらに竹害対策や中山間地域の活力となると考えます。本市として企業誘致による雇用も大切ですが、地元産業を支援するためにも農商工連携が重要であり、しっかりと推進しなければならないと思います。
 そこで、竹などの地域資源を活用した企業への支援体制は、現在どのようになっており、どのような補助金があり、これまでに成果を上げておりますか。エコやバイオマスの観点から、また特に竹害が多い高知県では、災害防止という観点からも産業化していく企業の支援体制が必要だと思いますが、市長及び関係課長に答弁を求めます。
 このように本市の企業や団体が竹害対策の一環として、また中山間地域の活性化の一環として竹の活用をされております。しかしながら、本市の庁舎で竹を使用した場所がありません。まず費用がかかるとは思いますが、プラカード等を竹にし、本市の色を見せていくのもよいと思いますので、これは提言させていただきます。
 次に、竹を使用したイベント・観光面としても、現在、四方竹祭りが10月に開催され、国分でも「竹灯り」のイベントを7月に開催され、大盛況に終わったとお聞きしました。国分では、12月クリスマスにちなんだ「竹灯り」のイベントが開催されるそうです。本市だけでなく高知県全体でも竹を使用したイベントは多く、特に、国分同様「竹灯り」のイベントが多いのですが、子供たちも喜べるイベントがないのが現状でございます。
 私は、竹害の減少また竹の産業に関するイベント等の調査を行っておりますと、ことしの10月に韓国にて第1回世界竹博覧会が開催されることを知り、この調査・視察に赴き、通訳の方を通じ、実際実行委員のトップの方とお話を聞くことができました。この韓国南部にあるタミャンは、もともと竹とお茶の産業が盛んであった地域でありますが、整備されてなかった竹林を整備され、きれいな竹林の山道があるだけですが、観光客は年間150万人来ている地域に変わったそうです。
 この世界竹博覧会ですが、ベルギーに本部のある世界竹協会の公認であり、この地で総会も開催され、各国からたくさんの外国人会員や出展、外国人の旅行客、また国内の観光客による観光や飲食、お土産物の購入などにより約6億円近く地域に還元されたとお聞きいたしました。内容としましては、デザイン重視の博覧会であり、出店はアジアの熱帯地域や亜熱帯地域が多く、もちろん日本も出店しており、最先端の技術を使用しての商品が並んでおり、竹と融合したホログラムやダンスだけでなく、人間国宝の制作によられた竹細工や昔からの竹遊びなど、大人から子供までが楽しめ、五感で楽しめるように仕掛けておりました。ちなみに、第2回はマレーシアで世界竹博覧会が開催される予定であり、第1回を開催されました韓国も、これから観光客の集客を狙い、デザイン博覧会を2年周期で開催されることをアピールされておりました。
 私はこの世界竹博覧会の視察をすることで、外国人観光客の誘致が重要と考えており、2020年の東京オリンピック開催時に、株式会社博報堂の顧問と竹を活用した本市がメーンとなるイベント「竹リンピック」の構想をしており、オリンピックの開催による外国人観光客に来てもらうように、本市及び本県に金が落ちるように観光消費額をふやしていけるようにしたいと考えております。現在、本市だけでなく、県内の竹について関連する方や施設にお伺いさせていただき、また県外でのイベントに赴き、リサーチしている段階でありますが、近々有識者を集めしっかりと計画していきたいと思っております。ぜひその際には、市長にも出席していただき、御協力していただきますようよろしくお願い申し上げます。また、詳細が決まりましたら皆様にも御報告させていただきたいと思っております。
 これから日本も観光立国として、そして高知県も力を入れており、本市も本格的に力を入れていかなければなりません。
 そこで、本市に観光によって落ちるお金である観光客1人当たりの収入は年間幾らであり、また本市の1人当たりのGDPの金額を提示していただき、またどのように整備され、計画を立てマーケティングされていくのか。さらに、2020年に開催されるオリンピックに向け、今から準備する必要性があると思いますが、本市としてどのように計画し、行動されており、外国人観光客にアピールするためにどのように情報発信していくのか、関係課長に答弁を求めます。
 次に、南国市中心地活性化協議会ですが、海洋堂南国ファクトリーを活用して、10年後中心市街地がどんな町になったらよいかをテーマに開催されており、既に後免周辺も歩いて実地調査を行い、ワーキンググループも2回開催され、私もメンバーの一員となっております。観光の面でも本市にとってはうれしいことであり、ここが起点となる可能性は十分あり、南国駅前線周辺もしっかりと活用しなければならないと思います。現在では、大人から子供たちが集える公的施設がなく、非常に厳しい状態であり、国も推進しておりますコンパクトシティーをつくっていくためにも、この中心地は重要な位置づけとなってまいります。
 そこで、この周辺に公的施設等を整備・建築できる国や県の補助はないのか。あればどのような構想を立て、どのような計画をしていくのか、市長及び関係課長に答弁を求めます。
 次に、気象予報士導入の質問に移ります。
 最近は少なくなりましたが、高知県は非常に台風や大雨により被害が多い県であり、本市もその被害を受けております。最近では、台風12号・11号が記憶に新しいところです。本市は、幸いにも市長の判断や職員の皆様の努力により、人命を亡くす災害にはなっておりませんが、平成26年8月には大雨が続き、広島で土砂災害が起き、避難勧告の発令のおくれや雨量分析の誤りにより、9月19日発表で74名が亡くなっており、ほかの市では裁判にまでなった例がたくさんあります。
 そこで、気象庁が単年度モデル事業として、雨量が多い市町村約10カ所に気象予報士を派遣し常駐させる方針を決めておられます。この事業を活用し、本市の危険負担を軽減できると思われます。もちろん市長は適切な判断をされていることは承知しており、最近の台風や大雨は年々大きくなっているよう思われます。やはり判断に困る場合も想定されてきます。その場合も予想し、専門家である気象予報士に補佐してもらう必要性があるのではないでしょうか、市長及び関係課長に答弁を求めます。
 次に、大篠小学校児童数増による小学校区選択制についての質問に移ります。
 ことしの11月19日の新聞にも掲載されましたが、現在の大篠小学校児童数809名が2016年には827名となり、2020年には900名を超え、2021年度には940名前後になると予想されている一方、大篠小学校に隣接6校のうち2校は、向こう6年の児童数が5%程度の減少になり、3校は20%、1校は半減すると予測されており、検討組織を立ち上げパブリックコメントを実施されるそうですが、そこでいつ立ち上げ、どのような内容を話されたのか。また、パブリックコメントはいつごろ実施され、どのように計画されているのか、教育長及び関係課長に答弁を求めます。
 確かに中央部に人口が集中し、1校のみ児童数が膨れ上がり、学校の教員や保護者への負担が大きくなるのは問題であり、少子化の中、新校建設は本市の財政を考えると無理があり、校区見直しはさらに困難であり、小学校区選択制は有効であると思われます。しかしながら、大篠の場合、昔の地区割りの神社との結びつきによる子供会など、地域性との関係が深い活動への影響が懸念されます。
 そこで、この選択制につきまして、2017年度導入を目指し希望調査は行われており、制度導入判断に至っているのか。また、大篠小の児童数を減らしたいという目的が達成できるのか。効果が薄いのであれば、教職員の負担が増すだけなので、制度設計を再考すべきではないかと考えますが、教育長及び関係課長の答弁を求めます。
 さらに、課題は明確にされ、それぞれの解決する方向性を見出せたのか、これにつきましても答弁を求めます。
 以上で1問目を終わらせていただきます。御答弁のほどよろしくお願い申し上げます。
○議長(西岡照夫君) 昼食のため休憩いたします。
 再開は午後1時であります。
      午前11時56分 休憩
      ――――◇――――
      午後1時   再開
○議長(西岡照夫君) 休憩前に引き続き会議を開きます。
 山中良成議員に対する答弁を求めます。農林水産課長。
      〔農林水産課長 村田 功君登壇〕
○農林水産課長(村田 功君) 山中議員の地域資源の活用についての御質問にお答えいたします。
 議員御質問のように、本市でも放任竹林が増加して、森林の荒廃が進んでおり、2015年度の竹林面積は416.23ヘクタール、うち孟宗竹359.83ヘクタール、淡竹52.70ヘクタール、真竹3.31ヘクタール、その他0.39ヘクタールとなっております。この数値の根拠は山林で、四方竹につきましては農地で栽培の形をとっておりますので、詳しい数値を把握できていないのが実情です。また、竹害被害の場所の特定はできておりません。
 竹などの地域資源を活用した支援といたしましては、御質問にありました乾燥タケノコ、一口すし用四方竹などの加工品製造機器として、真空包装機、電気式乾燥機、スライサーの導入に高知県の地域づくり支援事業を活用しております。
 また、放任竹林竹害解消対策としては、白木谷ゆめクラブ環境部会が、チッパーシュレッダーを導入し、放任竹林の整備事業を行い、地域の方々に取り組みを理解してもらうとともに、協力し合う地域づくり、仲間づくりを進めており、この放任竹林解消への取り組みが地域の方々に喜ばれ、集落全体で地域を活性化していくきっかけとなっております。機械の導入には、先述いたしました高知県の地域づくり支援事業により、平成24年度にチッパーシュレッダーと竹パウダー機を導入し、整備面積の拡大と整備の作業効率を高めるため、新たに26年度にもチッパーシュレッダー1台を導入いたしました。
 当機の導入により、放任竹林の整備を効率的に進め、同時に伐採によりできた竹チップ、竹パウダーを土壌改良剤として利用するなど、竹を地域の資源として活用する体制が整っております。竹チップ、竹パウダーは、白木谷ゆめクラブ員の圃場に散布し、作物の生育状況等の効果を確認しており、市内・市外の購入希望者が増加傾向にあり、さらに今年度からは、地元の高知農業高校の鶏舎での消臭効果実験を行い、実証結果をもとに付加価値のある商品として売り出す計画も進めております。そのため、引き続きタケノコ、四方竹収穫の圃場を拡大する整備を進め、竹チップ、竹パウダーの需要に対応できるような量産体制、具体的には、作業員の雇用などの整備が必要になっております。
 また、侵入竹などによる荒廃対策として、地域住民、森林所有者、自伐林家等が協力して行う山林の保全管理や資源を利用するための活動に支援される、国の森林・山村の多面的機能発揮対策交付金事業があります。この事業は、平成25年度から28年度までの計画で、本市の一般会計は通りませんが、市が採択申請代行等の手続を行っております。当事業は、竹、雑草木の伐採、搬出処理、利用と、これらの活動に必要な森林調査、見回り、傷害保険等が助成対象になり、助成単価は1ヘクタール当たり38万円であります。白木谷ゆめクラブは、原則毎週木曜日に行うチェーンソー、竹チッパーでの伐採整備作業員の報償費等に充当するなど、現在3組織がこの事業を活用しております。
 そして、中山間地域の農地を守る施策として、国の中山間地域等直接支払制度があります。現在、第3期対策として、16集落が事業参加しており、平成28年度から始まる第4期対策にもできるだけ多くの集落に参加いただき、中山間の農地・集落が維持されていくよう精力的に推進しておりますが、集落の担い手の高齢化等により継続が困難な組織もございます。
 最後に、今後も竹を活用したイベント、観光客へのアピールが中山間地域の荒廃防止につながる活性化策等の情報があれば、ぜひ御教示、御提案いただきますようお願いいたします。
 以上でございます。
○議長(西岡照夫君) 商工観光課長。
      〔商工観光課長 今久保康夫君登壇〕
○商工観光課長(今久保康夫君) 山中議員さんからの御質問にお答えいたします。
 まず、地域資源を活用した助成金についてですけれども、本市では南国市中小企業振興事業費補助金の中の地域特産品等開発事業としまして、市内の地域資源を活用して特産品や観光資源の開発を行う事業及び開発した商品の販路拡大に係る事業を支援する補助事業を設けております。補助対象経費の合計額は、4分の3の額で30万円を限度としておりますけれども、芽出しのための小口補助金でございます。成果としまして、竹とかの里山関係ですと、すし用の四方竹、孟宗竹の真空パック試作品、四方竹、孟宗竹の既存商品のパッケージ開発などのため白木谷ゆめクラブを支援しました。また、亀岩の里山を利用した体験型の観光商品を開発してまして、チビっ子自然農場協議会にも支援しております。
 本市の1人当たりのGDPはわかりませんが、南国市の総生産額は、24年の統計では全体で1,770億3,000万円程度ですので、単純に24年4月の人口で割りますと約360万円ぐらいというふうになります。また、本市への観光客1人当たりの消費額も統計がなくわかりませんが、高知県の統計を見ますと、高知県内に訪れる方1人当たりの県内消費額は、平成26年度で宿泊代も含めまして2万6,796円となっております。
 続きまして、2020年のオリンピックに向けてのことですけれども、現在日本への外国人観光客は、昨年では過去最高の1,340万人、高知県でも昨年の宿泊客は全国46位と低いんですけれども、前年比4割増しで、約3万人まで伸びています。県は、今後も外国人観光客の誘致に力を入れて、28年度には既に高知新港に大型客船の就航が予定されております。また、本市の西島園芸団地におきましても、台湾を初めとしました東南アジアの観光客がふえているとも聞いております。
 本市におきましては、これまで道路案内板の英語表記も行ってきましたが、今年度から新たに国際観光受け入れ環境整備事業費補助金を設けて、観光施設のWi−Fi環境の整備、外国語表記のPRツール、歓迎資料の作成などに対しまして補助を行うこととしております。本年度は西島園芸団地がWi−Fi環境の整備、ホームページの多言語化を行いまして、外国人観光客のさらなる獲得に向けて取り組んでいく予定をしております。今後も外国人観光客の誘致に向けて、観光案内板やパンフレットなどの多言語化、Wi−Fi環境などの環境整備を順次行う必要があると考えております。
 また、高知市、香美市、香南市との4市でつくる高知中央広域観光協議会におきましても、外国人観光客誘致に向けた取り組みを検討しており、本年度はプロモーションツールとしまして、英語表記で圏域の観光情報を掲載した観光マップを作成するなど、引き続き事業を継続していく予定でございます。
 また、外国人向けではありませんけれども、本市では単なる観光紹介ではない「ごめん」、「ありがとう」という言葉をキーワードにしたストーリー仕立てで本市のPRビデオを作成中でありまして、今後ネットとかSNSなどにより全国へ発信していきたいと計画しております。
 最後に、海洋堂ファクトリーにおきましてのことですけれども、現在南国市商工会と海洋堂が連携体となりまして、四国経済産業局の地域商業自立促進事業の調査研究事業を活用しまして、南国市中心市街地活性化協議会を立ち上げて、海洋堂ファクトリーを核として、いかに中心市街地を活性化させるかを検討しております。この国の事業は3分の2の事業で、四国経済産業局と相談しまして紹介されたものでございまして、ソフトだけでなく、ハードも可能ということも聞いております。今後も四国経済産業局とも相談しながら進めてまいりたいと思っております。
 以上でございます。
○議長(西岡照夫君) 情報政策課長。
      〔情報政策課長 崎山雅子君登壇〕
○情報政策課長(崎山雅子君) 山中議員さんの外国人観光客にアピールする情報発信に関する御質問にお答えいたします。
 2020年の東京オリンピックに向け、今全国の自治体は、高い経済効果が見込める外国人観光客の誘致に積極的に取り組んでおり、南国市も例外でないことは商工観光課長がお答えしたとおりでございます。情報政策課としては、整備をいたしますWi−Fi環境の活用と情報発信の観点からお答えさせていただきます。
 南国市として、南国市に来たいと思っていただくための情報発信は、一つは訪れた外国人観光客の方が快適に過ごせる環境整備を行い、そのことをアピールしていくこと、もう一つは、南国市の魅力を発信していくことであると考えております。
 国交省が平成23年に実施した外国人観光案内所を訪問した外国人旅行者に対するアンケート調査結果によりますと、旅行中困ったことの上位は、無料公衆無線LAN環境、これは先ほどから申し上げております、いわゆるWi−Fi環境ということですが、あと目的地までの公共交通の情報、コミュニケーションとなっております。コミュニケーションについては、情報通信研究機構から、無料でスマートフォンなどの携帯端末で利用できる多言語翻訳アプリが提供されていますので、観光施設でも使っていただけるよう、観光施設にも御紹介していきたいと思います。アプリを立ち上げ、スマートフォンに日本語でしゃべれば、相手の言語に翻訳することができますし、逆に相手がしゃべった言葉を日本語に置きかえることができるものでございます。
 また、特に外国人向けというものではありませんが、高知県では観光客が県内の景勝地や史跡を訪れた際、観光情報を自動的にスマートフォンで受信できたり、周遊コース等の情報提供が受けられる観光アプリ開発を予定しています。このようにWi−Fi環境とそれを活用する仕組みを民間の皆様とも御相談をしながら、積極的に導入していくこと、そしてそのような環境であることを発信していくことが必要だと考えております。
 次に、南国市の魅力の発信でございます。
 有名観光地を訪れたことがある外国人は、次に日本に来るときは、事前にインターネットで検索をして、魅力を感じた田舎を訪れる傾向にあると言われております。目にとめていただくためには、南国市の観光資源である豊かな自然、歴史、食などを発信していく必要があります。これについては、まだまだ不十分と認識しておりまして、ホームページ等で魅力を感じられる写真やアクセス情報などを発信することは言うまでもありませんが、国が整備をしております観光情報カタログサイト、そして外国人がよく利用する外部サイトなどに積極的にデータを提供し、南国市の情報が掲載されていくように働きかけていくことも重要だと考えます。
 情報発信の量と質が外国人観光客の誘致につながることを意識し、情報発信、環境整備について、担当課、観光協会などとともに取り組んでまいります。
 以上でございます。
○議長(西岡照夫君) 都市整備課長。
      〔都市整備課長 若枝 実君登壇〕
○都市整備課長(若枝 実君) 山中議員さんの市内中心部に公的施設等を整備・建設できる補助事業についての御質問にお答えいたします。
 市内中心部に公的施設等を整備・建設できる国や県の補助金についてでございますが、先ほど高木議員さんの質問にもお答えいたしましたことと重複いたしますが、公的施設等を整備・建設できる補助金といたしましては、国土交通省の土地再構築戦略事業がございます。この事業は、生活に必要な都市機能を整備することにより、都市構造の再構築を図ることを目的とした事業で、この補助事業の活用に当たっては、市町村において事業実施に先駆けてコンパクトシティーの形成を推進するための計画でございます立地適正化計画を作成する必要がございます。この立地適正化計画は、どのようなまちづくりを目指すのか、どこの都市を骨格にするのか、どこにどのような機能を誘導するのかといった居住と都市機能の適正な立地に向けた方針を定め、居住を誘導すべき区域である居住誘導区域と都市機能増進施設の立地を誘導すべき区域である都市機能誘導区域を設定し、都市機能誘導区域の中に都市機能増進施設である誘導施設を定めることが必須事項となってございます。この立地適正化計画に位置づけをいたしました誘導施設の必要な整備費に対しまして、2分の1の補助が受けられることとなってございます。
 現在、本市におきましては、南国市立地適正化計画につきまして、庁内検討会議で公共交通施策、商業施策、住宅施策、医療・福祉施策、農業施策など、多様な関連施策や都市計画マスタープランとの整合性や相乗効果等を考慮しつつ、総合的に検討しております。もし立地適正化計画を作成するとなれば、平成28年度中に南国市立地適正化計画を作成し、平成29年度以降に都市再構築戦略事業が活用できるようになるのではないかと考えております。
 以上でございます。
○議長(西岡照夫君) 危機管理課長。
      〔危機管理課長 中島 章君登壇〕
○危機管理課長(中島 章君) 山中議員さんの気象予報士の導入についての御質問にお答えいたします。
 気象庁が平成28年度単年度事業として実施を予定しております、気象予報士等を活用した地方自治体における気象情報活用支援モデル事業は、本年7月29日に国土交通省の交通政策審議会気象分科会が提言した、「新たなステージに対応した防災気象情報と観測予測技術のあり方」により市町村に気象予報士を配置し、市町村の防災効果や防災対応力の向上を図るというものであります。
 本市の気象情報等の収集の現状につきましては、高知気象台の責任者である台長と市長そのホットライン、そして担当部署として気象台とのホットラインがあります。毎年その確認と気象台から近年の気象状況などの情報提供や意見交換を行っております。台風等により大雨・洪水・土砂災害などが予想されるときや災害が発生するおそれがあるときには、このホットラインを通じ、気象台から詳細な情報をもらっております。例えば、7月の台風11号では、詳細な情報そして助言をいただいたことにより、避難準備情報の発令のみとなりました。また、本日未明の大雨につきましては、大雨警報、洪水警報等発表されましたが、ホットラインにより降雨の見込みなど、詳細な情報をいただいております。
 避難勧告等は時期を失することなく、空振りを恐れず、早目に発令すること、その際は必要に応じ気象台、国土交通省、河川事務所等に助言を求めることという消防庁の通知があり、空振りを恐れず、適切な避難勧告等の発令のために気象台や河川国道事務所などから実際にきめ細かな情報の提供や助言をいただいている現状であります。
 このモデル事業には、要件等もあると聞いておりますので、モデル事業の内容など、国の動向等を注視してまいりたいと考えております。
 以上でございます。
○議長(西岡照夫君) 教育長。
      〔教育長 大野吉彦君登壇〕
○教育長(大野吉彦君) 山中議員さんの大篠小学校児童数増による小学校区選択制についての御質問にお答えいたします。
 大篠小学校への一極集中と減少傾向にあります隣接校の児童数の現状にどのように対応するか、小学校区選択制について検討しているところでございます。
 文部科学省は、市町村における学校の適正化を検討するに当たり、本年1月公立小学校・中学校の適正規模・適正配置等に関する手引が出されました。この中で、大規模校及び過大規模校についての記述があり、その中では、31学級以上の過大規模校の新増築事業につきましては、分離新設、通学区域の調整等、適正規模化のための方策が十分に検討された上で、やむを得ない場合に限り国庫負担の対象とすると記載されております。
 本市におきましては、大篠小学校の児童数が現在809名29学級でありまして、平成35年度には981名34学級となることが予想されておるところでございます。ただし、現在のところ、国基準での過大規模校には当たりませんが、今後予想されることとして、国基準での35人学級の拡大措置や大型商業施設の進出及び宅地の建設等によっては、予想を上回る増加も考えられる状況もございます。
 一方で、大篠小学校に隣接する小学校は、児童の減少する傾向にあり、教育委員会といたしましては、こういった現状を広く市民に知っていただくとともに、今後の対応について御意見をいただく場を設置すべく、先般高知新聞にも報道されましたが、南国市立大篠小学校及び周辺校の児童数に係る諮問会議を立ち上げました。委員には、隣接校の学校関係者を初め、PTA代表、民生児童委員、補導委員など、24名で構成いたしていまして、隣接校のみならず、心配されます奈路・白木谷小の特認校への影響や地域行事への関連性など、さまざまな観点から御意見をいただくことといたしております。
 以下、教育次長から御答弁申し上げます。
○議長(西岡照夫君) 教育次長。
      〔教育次長兼学校教育課長 竹内信人君登壇〕
○教育次長兼学校教育課長(竹内信人君) 教育長の答弁を補足して説明をさせていただきます。
 教育長の答弁にもありましたが、大篠小学校への一極集中と隣接校の児童数の現状にどう対応するかについて広く御意見をいただくため、諮問会議を立ち上げました。
 その中で、大篠小学校への一極集中を回避するためには、新設校の設置や校区の見直しも考えられます。しかし、財政負担や保護者・地域の混乱を招くことがないよう、また隣接校との平準化を考えれば、小学校区選択制はどうかということが現在検討されております。これは、大篠小学校の児童数を適正化するだけでなく、隣接校がこの制度によりまして、今まで以上に教育活動を活性化することを願うものでもあります。
 しかし、山中議員さんの御指摘にもありましたように、地域の関係性において影響が懸念されること、また奈路・白木谷小学校の特認制度への影響、さらには、実際に制度が実施されても、通学距離等の問題で希望者がいないのでは、というようなことも危惧をしております。このような中、第1回諮問会議は7月16日に立ち上げまして、現在までに2回の会議が開かれており、11月の定例教育委員会では審議経過を報告いたしました。今後は、年明けにはパブリックコメントを実施し、市民の皆様から意見をいただくと同時に、幼稚園、保育所・園の保護者の皆様へのアンケート調査を実施する計画でございます。
 さらに、2月下旬には、第3回の諮問会議を開催し、意見を取りまとめ、3月の定例教育委員会で答申をいただくこととしております。
 そして、平成28年度当初からは、議員の皆様にも御協力をいただきまして、南国市公立学校通学区審議会に審議の場を移して検討してまいりたいと考えます。現状の計画では、早ければ平成29年度からの実施を考えていますが、今後多くの方々に御意見を頂戴しながら進めてまいりますので、御理解と御協力をよろしくお願いいたします。
○議長(西岡照夫君) 4番山中良成君。
○4番(山中良成君) 執行部の皆様、御丁寧な説明ありがとうございました。
 農林水産課長のほうからは、白木谷も林野庁のほうから補助が出ていると、国の補助があるというふうに言われております。私は中山間の活性化こそが、また南国市の活性化のほうにつながっていくと思っております。特に切り子さんとか、そういうふうな育成のほうにまたしっかりと力も入れていただきたい。そして商工と一緒に連携することで、産業の活性化の一つとなるというふうに思っております。
 また、中山間地域の活性化だけでなく、産業の活性化となるというふうに思っております。というのも、先ほども言いましたレクサスは竹のほうを探しております。南国市の竹は、特に白木谷の竹は、こちらのほうに成果報告書があるんですけども、こちらでも書いてるように、高知県全体の竹の中で一番いいのは白木谷だということがこれには出ております。これは本当に内部資料なので、多分課長のほうもなかなか手に入れてないと思いますけれども、私手に入れさせていただいて見させていただいたら、南国市の竹は本当にすばらしいものがあるというふうに言われております。だからこそ、しっかりと竹のことの産業もしっかりと支援していかなければならない。そして、竹について、レクサスのほうも南国からなかなか竹が来ないということで、今鹿児島や熊本、大分のほうが首を伸ばして待ってるわけです。それでは、またこの産業が本当にだめになってしまいます。だからこそしっかりと農林の産業を私は育成していただきたい。そのために農商工連携でしっかりとやっていただきたいというふうに思っております。答弁のほうは構いませんので。
 続きまして、さきに都市整備課長のほうから、立地適正化計画の策定というふうに言われておりましたが、ぜひともやっていただきたいです。この中の交付金、私もこれについて調べさせていただきました。都市再構築戦略事業の中で、たくさんのものが併設できます。昨日、神崎議員も言われたように、図書館の移動がこれで2分の1で併設することができます。図書館以外にも地域交流センター、観光交流センター、子育て世代活動支援センターなどが一緒にできることができます。ぜひともやっていただきたいです。といいますのも、図書館を中心としたまちづくりが今主流となっております。佐賀県の武雄市がTSUTAYA等も入って有名になっておりますけども、岩手県の紫波町、こちらのほうも公民連携で図書館をつくることで、今住民の方以外にも農家の方らあもそこで集まるようになってます。そうすることによって、産直市場もそこでできるようになっております。人が交流できる場所、これがなければ、中心地というふうにはならないと思いますので、こちらのほうも、ぜひとも策定していただきますようよろしくお願いいたします。こちらのほうも答弁は構いませんので、ぜひともやっていただきたいと思っております。
 危機管理課長より答弁がありましたけども、気象庁のほうからは約5,000万円ほどの概算要求を国のほうにされているということで、10カ所ということで単純計算500万円ということになります。今現在、昨日もそうでしたけども、局地豪雨もすごいふえております。広島の豪雨のほうも大丈夫だというふうに連絡を受けていたが、手を抜いてはいけない時間だったので、そのために逃げおくれた方が多かったというふうに自治体の方にお聞きしました。それが熟知されたOBの気象予報士であれば、そういうこともしっかりと天気予報図も見、少しでもそういう災害を防ぐことができるのではないだろうかというふうに思っております。
 また、気象庁のほうにもホットラインのことについて、お聞きしました。一応やっぱり思ってることがなかなか通じない場合もあると。対応にいっぱいいっぱいになってしまう場合もあるので、ぜひとも導入のほうを考えていただきたいというふうに思っております。導入に至っても、やはり本市の地理も理解している方のほうがいいと思いますし、また国も進めております地区防災計画作成の助言にも役に立つのではないだろうかと思っております。
 また、地震が大雨に起こった場合の避難の助言等もしっかりと考えておかなければならないと思います。必ず晴れているとは限りませんので、やはり大雨の場合どうしていくのか、これはもうしっかりと議論をしていただいて導入できるように、しっかりと議論していただきたいと思います。まだ現在、概算要求の状態なので、多分これ以上は課長は言えないと思いますので、答弁は要りませんけども、しっかりと前向きによろしくお願いいたします。
 教育長、学校教育課長より、もう本当ありがとうございます。
 周辺の小学校に行ってもらうためにも、まずしっかりと調査をしなければならないというふうに思っております。学校周辺にまず車が安全に停車できるのか、こういうこともしっかりと考えていかなければならないと思います。どうしても大篠小学校から稲生小学校や日章小学校に行ってしまうということになると、歩いてでの距離ではなかなかないと思います。親御さんが車で送っていくっていう可能性が高いと思います。だからこそ、本当に停車できる場所があるのかどうかということもしっかりと調べていただきたいと思います。
 また、今白木谷・奈路小学校のほうは、スクールバスを活用されていると思います。なかなか公用車のほうでバスはないかもしれませんけども、親御さんが必ずしも送ってあげる、迎えに来てあげるっていうことはないと思うので、スクールバスのほうもどうしていくのか、これもしっかりと検討していただきたいというふうに思っております。もう既に愛媛県松山市では、もうこれは導入されております。もちろん教育長、課長等も御存じとは思いますけども、やはりしっかりとそちらのほうも調査していただいて、どういう状況なのかまで調査していただきたいです。今のところ松山市のほうは、これで順調にはいっているというふうに自治体のほうにはお聞きしましたけども、やっぱり調査していくことは重要だというふうに思っておりますので、よろしくお願いいたします。
 また、急に今回新聞に出ました。これによって保護者の方が不安になって、何件か、私大篠小学校のPTAの副会長もしていることもあって、たくさんのお電話がかかってきました。やはり保護者の皆様に全然説明等されてなかったので、新聞等の内容もしっかりと見られてない方もおられたのであれですけども、うちの校区で本当にやられるんやろうかとか、やっぱり不安がられておりましたので、きちんとそういうことは通達をしていただきたかったです。新聞紙上に出る以上はしっかりとしてほしかったです。
 あと学童の整備もしっかりとしていただきたいので、そうしないと近隣の方らは行けないと思いますので、そちらの学童整備の必要性と学校周辺に車が安全に停車できる場所はあるのか、またスクールバスの検討について、答弁はお願いいたします。
 続きまして、商工観光課長より、答弁ありがとうございました。
 私はGDPとなぜお聞きしたかというと、観光収入が密接な関係にあると思っております。観光収入によるGDPに占める割合が、オーストラリアが5.2%、スペインが4.8%、フランスが2.3%、日本が0.4%です。これは世界銀行のほうからの調査で見させていただきましたけども、この上位は本当に観光収入が多いところです。観光資源によって国が賄われていると言っても過言ではないところです。南国市もしっかりとGDPを上げるためにも短期の旅行者、県外客、外国人観光客の短期の観光客をしっかりとふやしていく必要があると思っております。
 特に外国人観光客は、本当にストーリー性が好きで、あと自然、外国人が言うには、観光に必要なワードは、気候、文化、食事、自然、これがなかったら、行きません。立地条件が、飛行場が近くにあるからといって、絶対に行きません。例えて言いますと、簡単に言うと、仁淀ブルーというふうに仁淀川が有名になりました。仁淀ブルーのとこは、本当にへんぴな場所にあるんです。でもあそこにはたくさんの人が行くんです。それは、先ほど言うた自然がその中にキーワードに含まれているからです。この4つがなかったら本当に観光場所としては行きません。しかしながら、僕は南国市はこの4つがそろっているというふうに思っております。そのためにも南国市の例えば白木谷のほうに竹の整備をしっかりして、竹の散歩道とかをつくって、歩いたら疲れるんじゃなくて、元気になって帰っていってもらう。そういうふうにストーリー性をつけて、外国人観光客にしっかりとアピールしていただきたいというふうに思います。
 あと平成24年県外客入り込み動態調査書は、課長も多分見られているとは思いますけども、リピーターが求めているのは、自然と文化に触れることです。なので、県外客も同じように考えております。来県理由が、1位が自然、2位が食、3番が名所・旧跡、4番が歴史・文化になってます。そういう統計書もありますので、そういうのもしっかり見ていただいて南国市の観光整備をしていただきたいというふうに思います。課長には答弁は要りませんけども、しっかりとそのように観光整備をやっていただきたいというふうに思います。
 情報政策課長から御答弁いただきました。Wi−Fiが本当にこれから、外国人観光客だけでなく県外観光客も求めております。現在は、もうほとんどがスマートフォンを持って歩いていく手のひら旅行というふうに言われてます。ほとんどがもうグーグルマップを見たり、インターネットを見てその場所に行くようにしてます。だからこそ、しっかりと環境整備をしていただいて、その中でもやはり県外客の方が言われるのは、説明が少ないと。中身がほとんど見えてこないというふうに、先ほどの報告書にもありました。だからこそ、しっかりとそこの中にストーリー性がある説明文を入れていただきたいと思います。
 答弁のほうは、このWi−Fi設備をやった場合、予算のほうがどれだけ必要なのか、答弁を求めます。
 以上で2問目を質問を終わりたいと思います。御答弁よろしくお願いいたします。
○議長(西岡照夫君) 答弁を求めます。教育長。
○教育長(大野吉彦君) では、2問目の御答弁を申し上げます。
 御指摘のありましたように、24名の諮問会議の委員の方々には、各学校長、特に大篠はPTA会長様にも入っていただき、先ほども申し上げましたように、民生委員の方、補導委員の方、たくさん入ってやっていただいております。なお、年明けにパブリックコメントを行いますので、実は新聞報道につきましては、高知新聞香長総局長にも御理解をいただきまして、より広く市民の方に周知していただくという意味で御協力もいただき報道させていただきました。それを受けましてパブリックコメントを集約し、3月に集約した中で、また改めて28年度から会に入ってまいります。その過程におきまして、先ほど御指摘がありました学童希望者がどれぐらいになるのか等の予想も含め学童の整備、そして遠距離になると思いますのでスクールバス、あるいは駐車できる、保護者が送っていった場合の駐車できる場所等、いろんなことを検討していかなくてはならないと思っておりますので、今後の課題について御指摘をいただきましたので、それにつきまして丁寧にまた検討を進めてまいりたいと思っております。ありがとうございました。
○議長(西岡照夫君) 情報政策課長。
○情報政策課長(崎山雅子君) 山中議員さんのWi−Fiに関する御質問にお答えいたします。
 現在、西島園芸団地のほうでWi−Fi整備を進めておりますが、規模によってかなりの金額の差がございまして、狭い規模でやるのでしたら数十万円程度で設置ができると思いますが、例えば道の駅全エリアに設置をするとなりますと、100万円以上の金額がかかってまいります。これにつきましては、市の関係の設備にどこに関してどこを整備するかということは、今後計画を立てながら進めてまいりますが、民間に関しても国や県の補助金を利用しながら整備を働きかけてまいりたいと考えます。
 以上です。