トップページ > 南国市議会 > 議会議事録
読み上げる

議会議事録

  • 開催別
  • 一般質問
  • 議員提案
  • 市長提案
  • その他
  • 検索

検索結果 »  平成26年 第381回市議会定例会(開催日:2014/12/05) »

一般質問 3日目(西原勝江) (一般質問)

質問者:西原勝江

答弁者:市長、関係課長


○議長(前田学浩君) 15番西原勝江さん。
      〔15番 西原勝江君登壇〕
○15番(西原勝江君) 通告に従いまして質問をさせていただきます。御答弁のほどどうぞよろしくお願いいたします。
 最初に、介護についてお伺いいたします。
 少子・高齢化や経済成長の鈍化により、人口と社会保障との関係は、以前に比べて密接となり、両者の関係を総合的に解明することが不可欠になってきたことを受け、国立社会保障・人口問題研究所が平成8年に設立されました。そこの試算によりますと、いわゆる団塊の世代が75歳になります2025年は、本市においての人口予測は4万4,201人、そのうち65歳以上が32.6%の8,461人、また団塊の世代が90歳になる2040年には、人口は3万7,832人となり、65歳以上は36.7%、1万3,892人になると予測されております。これは、あくまでも今のままの状態が続いていった場合とされております。
 このような高齢化率の高い時代を迎え、地域包括ケアシステムを構築していくためにも、重要な第6期介護保険事業計画策定に今取り組んでいただいております。
 そこで、老後の安心を支える仕組みである介護保険事業につきまして3点お伺いいたします。
 1点目は、自立支援介護についてであります。
 介護を受けている人の介護度が上がらないようにする、さらに介護状態からの卒業ができる場合がある、そのことを目指す介護についてです。和光市では、要支援の方について、介護保険で人を入れて助けていくというのではなく、その介護で入っていただいた方もそうなんですが、御本人たちの生活を以前のようにするために、まだ持っている力を引き伸ばしていくことを目標にプログラムをつくるということです。要支援から卒業した後も2次予防につなげていくというような継続した取り組みです。要支援とかレベルの軽い方は、家で過ごすようになり、能力を使おうというようにして社会に出る自信も取り戻すということを目標にしています。今までですと何かをしてあげるということで持っている能力が逆に使えなくなり、能力が隠れてしまう場合がある。そうではなく、できることを引き上げていく、この和光市では、このことによって、40%の方が要支援から卒業したとのことです。いいことをしてさしあげるという介護保険の仕組みが、そのことによって逆に能力が低下し、介護度が上がる。そうではなくって、自立支援のための介護に取り組んでおります。そのことによって、介護費用はもっと重い方に配分できるという考え方です。高齢化が進む中、介護が必要な人の自立を促す介護方法が注目されていますとの話がありました。介護施設での取り組みについて紹介させていただきます。この介護施設では、ポイントは4つです。1水分の摂取、2栄養のある食事、3適度な運動、4排せつをトイレでです。水分の摂取は、小まめに水分をとってもらい、水分で細胞が活性化し、唾液もふえるため、食事をしっかりととって体力を回復させるというものです。人にもよりますが、1,500ミリリットルをとるということを目標にしています。また、栄養のある食事では、1日、これも人にもよりますが、1,500キロカロリーを目標にしています。適度な運動では、伸びにくくなった足の関節を伸ばすなどの軽い負荷で繰り返すもので、筋肉や神経は使うことが少なくなると動かす方法さえも忘れてしまう、そのため筋力アップよりも動きを思い出させることを重視します。車椅子の方が歩けるようになったという例が紹介されていました。また、排せつをトイレでということでは、歩けるようになれば、大腸が刺激されて、便意を自覚し、自力でトイレに行けるようになるというものです。この施設では、12人中12人が2年間でおむつが外れ、3分の1の方の介護度が改善されたとのことです。自立支援介護のノウハウをつくってこられた国際医療福祉大学大学院の竹内孝仁教授は、例えば病気は治すものだというところからスタートします。介護でも同じように中身が違うだけで、できるだけ治して自立に持っていこうじゃないかという考え方です。高齢者の水分不足など、介護の盲点を指摘してこられました。この自立支援介護を取り入れた施設がふえているとのことです。この自立支援介護について、本市の取り組みをお伺いいたします。
 2点目、介護予防事業についてお伺いいたします。
 介護を受けないで済むように予防をする、中でも身近な存在として地域ではいきいきサークル活動が活発に行われております。しかし、参加者、運営などについて高齢化も今進んでおりますが、その内容についてお聞かせください。
 次に、一昨日にも紹介がありましたが、介護認定されました方は、本市におきましては高齢者のうち約16.45%であるとのお話がありました。お元気な高齢者の方が、市内さまざまなところでボランティア活動をされております。その中で特に介護予防のためのボランティア活動としては、ありがとうポイント制度が24年から始まっております。近所の方も参加されておりますが、この制度も拡大することが望まれますが、現状をお聞かせください。
 次に、2番目、保健・福祉についてお伺いいたします。
 1点目は、口腔衛生対策事業についてお伺いいたします。
 歯の健康につきましては、80歳になっても20本以上の歯が残っているのを目標とした8020運動があります。本市におきましても、歯科健診を中心とした口腔衛生対策事業が実施されておりますが、現状をお聞かせください。特に、市政報告では、新たに歯科医師会の御協力により、この4月より妊婦さんの無料の歯科健診が開始されたと述べられております。平成20年9月議会におきまして、この妊婦さんの無料歯科健診の実施について質問させていただきました。ありがとうございました。今後とも無料健診が予算化され、継続して実施していくことができますようにと願っております。今後の取り組みについてお伺いいたします。
 2点目は、精神保健事業につきましてお伺いいたします。
 事業の目的は、障害の有無にかかわらず、住みなれた地域でともに市民として自分らしく生活できるためにそれぞれの障害や弱さを相互理解し支え合うことができる地域づくりを目的としていますとあります。事業には参加して展開されるミニデイケア、こだまの会、こだまの会が運営する喫茶「晴れ時々雨」、また自殺対策強化事業、そのほかさまざまあります。それぞれの事業につきましてその位置づけと今後の取り組みについてのお考えをお伺いいたします。
 3点目、がん検診についてお伺いいたします。
 がん検診につきましては、国のがん対策推進基本計画の目標として17年6月までに50%を達成する、胃、肺、大腸は当面40%という目標を掲げています。本市におきましても、特に女性のための検診クーポン券が配布されるようになったこともあり、向上していると伺っておりますが、検診受診率向上のため、また目標達成のための取り組みについてお伺いいたします。
 通告の3番目、観光行政についてお伺いいたします。
 最初に、橋詰市長におかれましては、11月8日に大分市の大野川合戦まつりに御出席され、関係自治体が戸次川の合戦、歴史、交流のあかしと起請文という形にして調印式も行われたとのことです。御参加されましたことにつきましては、市政報告でも述べられていただいておりましたが、市長の実感などほかにございましたらお聞かせいただけたらと思います。
 長宗我部元親飛翔の像の建立もあと5カ月になりました。元親につきましては、高知新聞でも10月30日から3回にわたって、書状に見る元親の実像と題して新たに発見された元親の書状を取り上げておりました。10月31日にはテレビ番組のとことん歴史紀行では元親を取り上げ、岡豊山、歴史民俗資料館、また市内の方も出ておりました。また、この像の5分の1のレプリカは県庁に寄贈されております。メディアにも取り上げられておりますが、像の建立は新たに本市全体の魅力を発信できる絶好のチャンスだと思います。前議会におきましての質問に対しまして、課長からは建立落成につきましては、財政面、運営面で市としてどんなサポートができるのかを検討していきたいというふうに考えております、とお答えいただきました。その後、御検討されましたことがありましたらお伺いいたします。
 2点目、土佐のまほろば風景街道推進協議会では、このたび高知県で4カ所目に風景街道として認定されました土佐市ドラゴン風景街道を視察させていただきました。本市の土佐まほろば風景街道では、来年の2月8日には第5回南国フォトロゲイニングが開催されます。今回はチェックポイントも地域を広げて開催されます。長岡を中心ですが、さらに広がっております。毎回県内外からの参加者が訪れ、リピーターもふえております。これも南国市を知っていただくいいチャンスだと思っております。この日本風景街道は、国土交通省の認定によるもので、地域住民や企業、行政の協働により、道の担う役割の復古再生、地域の資産の活用、新たな多様な価値観の創造などを目的として、訪れる人と迎える地域の豊かな交流による地域づくりとされております。四国風景街道協議会では、毎年四国4県で順番に交流会も行っております。私も徳島のオーシャンビュー南阿波サンライン風景海道にも行かせていただきました。また、この夏には、香川のむれ源平石あかりロードにも行かせていただきましたが、このことで多くのことを学ばせていただきました。高知県でも国土交通省とも連携しながらになると思いますが、この4カ所になったことを機会に、風景街道の交流をすることが次の観光の地域の活性化にもつながることになり有意義ではないかと思いますが、この交流につきましての御所見をお伺いいたします。
 質問の最後に、図書館についてお伺いいたします。
 市立図書館は、生涯にわたって学び続ける住民を支援し、学校図書館は教師と子供の教育をサポートする存在となっております。市立図書館では、ブックスタート事業を初め、子供さんから大人までのさまざまな事業を推進しております。乳幼児の保護者向け図書館だよりとして「よんでよんで」が、また市立図書館だよりとして「としょかん」も発行されており、図書館からの情報発信が毎月されております。25年度の利用状況は、図書館の来館者は3万8,541人、貸出点数は16万437点となっております。また、移動図書館では2万9,529点の貸出点数になっております。このように、運営に心を配り、努力され、多くの皆様に喜んで利用されております。
 そこで、市立図書館につきまして2点お伺いいたします。
 1点目は、書籍消毒機の導入です。本を強力な紫外線で殺菌消毒し、本に挟まったほこりなどを除去するものです。埼玉県新座市の図書館に設置されたのは、30秒で最大4冊同時に消毒ができるものです。特に、小さな子供さんを持つ方からは、衛生面で安心だと好評だとのことです。本市での導入について御見解をお伺いいたします。
 2点目は、読書通帳についてです。広島市では、図書館の窓口で利用券を提示したときに、読書通帳をお渡しします。本を読んだ日、終わった日、書名、感想、満足度、ページなどの項目があり、それを御自分で手書きでつけていただき、50冊になったときに図書館でスタンプを押していただくものです。また、ダイジェスト版としては、ホームページからダウンロードし、30冊の記録が記入できるものもあります。景品配布や期限を設けず、恒常的な取り組みとして実施しているとのことです。ほかにも20冊記入の読書通帳を配布しているところもあります。対象は小中学生を初め、利用者全てにお渡ししているとのことです。本市でもこの読書通帳を作成、配布を実施するということにつきましてどのようなお考えか、お伺いいたします。
 次に、子どもの読書活動推進法をもとに策定されました南国市子ども読書活動推進計画は、伝えたい読書の喜び、楽しさをスローガンに掲げ、平成22年からこの26年を期間として作成され、推進されてきました。この間の学校における読書活動につきましてお伺いいたします。
 また、特に学校図書館におきましては、読書の水先案内人とも言える学校図書館支援員さんの配置は欠かすことができません。現状と今後についてお伺いいたします。
 以上で1問目を終わります。御答弁よろしくお願いいたします。
○議長(前田学浩君) 答弁を求めます。市長。
      〔市長 橋詰壽人君登壇〕
○市長(橋詰壽人君) 私のほうに大野川合戦まつりへ参加した感想をということでございます。
 毎年5月の長宗我部フェスに参加していただいております大分市の大野川合戦まつりの実行委員の方々より、3年ほど前からたびたび出席の要請をされておったわけでございますが、毎年本市の行事が重なるため、出席できませんでした。しかし、今回、11月4日に開催されました第10回目を迎えます大野川合戦まつりに戸次川の合戦関係自治体による交流事業を行うということから、思い切ってことしは参加してまいりましたので、市政報告でも一端を述べさせていただきましたが、改めましてその感想を述べさせていただきたいと思います。
 当日、戸次川の合戦、歴史交流のあかし起請文調印式におきまして、いわば400年余りの時を越えまして、大分市、鹿児島県日置市、高松市、高知市と南国市の戸次川合戦で戦った武将ゆかりの5市の代表が集まりまして、往時には友軍あるいは敵として対峙をした間柄ではございますが、今回調印を行いまして、歴史、文化、地域の祭り、観光振興、情報共有、発信などを連携し、協力していくことが約束されました。調印式後に行われました交流会におきましては、地域の食材産品を生かした料理に加えまして、各市よりいらっしゃった地域の方々との心温まる交流という有意義な経験をさせていただきました。会場を移した大野川合戦まつりでは、大勢の甲冑武者が繰り広げます勇壮なスケールの祭りに感動いたしますとともに、大分の地元の方々の大友氏への敬愛とともに、大友軍と同盟を組み、戦死いたしました長宗我部信親公を大変手厚く祭っていただいていることに感謝とともに胸が熱くなる思いが込み上げてまいりました。大分市の日ごろからの地域のすばらしさを伝えていく教育啓発活動などの取り組みが、こういった地域を大切にする心を養うのであると感じました。今回、南国市からは、合戦まつりでの特産品の販売あるいは長宗我部甲冑隊として合戦絵巻への参加などの交流を行い、参加者からの喜びの声を聞き、また継続的な交流を望む意見を耳にすることができました。民間から始まったこの交流が、関係5自治体の交流となり、今後ますます交流の発展を期待できるとともに、南国市として長宗我部をさらに発信していくことが必要であるとの思いを強めたところでございます。本市でも同時期につらゆき時代まつり、土佐日記門出のまつりなど、さまざまな行事が開催され、関係者の皆様にも御迷惑をおかけしましたが、今回の大分市の行事に参加したことは、今後につながっていくものと考えております。来年は地元の行事を優先していきたいと思っていますので、御容赦のほどお願いしたいと思います。
 以上でございます。
○議長(前田学浩君) 長寿支援課長。
      〔長寿支援課長 原 康司君登壇〕
○長寿支援課長(原 康司君) 西原議員さんからの自立支援と介護予防の取り組みについてお答えいたします。
 これからの高齢者社会を支援していく上で、自立支援と介護予防への取り組みは、これまで以上に大切になってまいります。市では平成23年度に高知県地域包括ケアシステム推進事業のモデル事業といたしまして、埼玉県和光市からの指導もいただきながら、地域ケア会議に取り組み、平成24年度から南国市の事業として位置づけております。この会議は、要支援の方の自立支援に重点を置き、理学療法士、薬剤師、歯科衛生士、管理栄養士からのアドバイスをいただいております。それぞれの専門分野からのアドバイスをいただき、自立支援に向けたケアプランの作成を行っております。全体の認定者数、要支援者数及び予防サービス費が減少していますことから見ましても、その効果は上がっているものと思っております。今後は、この会議をさらに自立支援に役立てていくためにどのように広げていくのかを今地域包括支援センターと検討しているところでございます。
 また、昨年度と本年度は、介護事業所の職員を対象に、医師など専門職の方に講師をお引き受けいただき、高齢者に多く見られます疾患の基礎知識や留意点、認知症の方への対応、薬の基礎知識などを学習していただくための研修事業を開催しております。各事業所からも積極的な参加をいただき、現場の方々に受講していただいております。介護に携わる方々がスキルアップしていくことで、より介護予防、自立支援につながっていくものと考えております。
 また、小さな取り組みではありますが、職員の提案により、要介護、要支援認定を受け、各種サービスを受けている方が、自立に向けたリハビリ等に取り組み、介護保険サービスの受給者でなくなった際に、要介護、要支援から卒業したことを証する取り組みを始めました。要支援状態にならないように、引き続き介護予防に取り組んでいただくことを継続していただければと考え、始めたところでございます。
 介護予防への取り組みの中でありがとうポイント制度についての御質問をいただきました。ありがとうポイント制度は、平成24年度から実施しております。市のボランティア研修を受講された65歳以上の方で、ボランティアとして市に登録いただければ、介護事業所等でボランティア活動された場合にポイントを付与する制度でございます。現在、42名の方に登録いただいておりまして、実際現場で動いていただいている方は14名でございます。介護ボランティアに参加していただくことにより、地域に貢献していただくことはもちろんでございますが、ボランティア活動に参加していただくこと自体が介護予防につながってくるものと考えます。また、今後ますます高齢化が進む中で、多くの方々にボランティア活動に参加していただくことを進めていくためにも、ありがとうポイント制度がさらに活用しやすい制度になるよう、現在検討しております。
 最後に、いきいきサークル活動についてでございますが、この活動は、地域の皆さんがその地域でいつまでも生き生きと暮らしていけることを目的に活動しているサークルです。南国市の介護予防の取り組みの一つとして行われております「わかガエル体操」を初め、さまざまな活動が行われております。さきの高齢者生活実態調査で、約半数の方がいきいきサークルを知らないという結果が出ております。市といたしましても、地域で行われる介護予防事業として取り組んでいる事業でありますので、より多くの方に知っていただけるよう検討しなければならないと思っております。介護が必要な方を支援していくことはもちろんですが、高齢の方々がお元気で生活し続けていくことを支えていくことが介護保険制度を継続可能なものにしていくためには重要な取り組みでありますので、これからも自立支援、介護予防の推進に努めてまいります。
 以上でございます。
○議長(前田学浩君) 保健福祉センター所長。
      〔保健福祉センター所長 岩原富美君登壇〕
○保健福祉センター所長(岩原富美君) 西原議員さんの保健・福祉の御質問にお答えいたします。
 まず、口腔衛生は、虫歯の治療や歯を失えば入れ歯で対応ではなく、いかに歯や口の機能を維持して体全体の健康に寄与していくかという方向に向かっており、医療の中でも予防的視点を最も重視しております。南国市としても、健診による専門家のケアとブラッシングなどのセルフケア指導に重点を置いています。特に、歯周病は全身のさまざまな病気にかかわる重要な疾患にもかかわらず、重要視されず、本人の自覚のないまま進行しますので、健診が必要と考えております。また、不規則な食生活、偏った栄養、ストレス、たばこなど悪い生活習慣が歯周病を悪化させる環境要因でもあり、健診受診で生活習慣を改めるきっかけとなれば、生活習慣病の予防にもつながります。南国市歯科医師会の御協力により、健診の受診機会をふやしてまいりました。平成24年度の市が実施する歯科健診の受診者は、延べ375人でしたが、25年度は延べ483人、26年度は妊婦歯科健診を除きまして、延べ574人と増加しております。職員一同知恵を絞り、受診者がふえるように今後もPRに工夫してまいります。
 以前西原議員さんからも御質問いただいていたこともあり、妊娠中から産後の口腔衛生は課題となっておりました。妊娠中はつわりなどで歯磨きが難しくなり、歯茎に炎症が起こりやすく、歯周病になりやすいことや、妊婦が歯周病になると、未熟児や早産のリスクが高まるために、母子の健康のため健診が有効ではと歯科医師会に妊婦歯科健診の実施をお願いしたところ、御理解を得、快く引き受けていただき実施に至りました。母子手帳の交付時に受診券をお渡しし、受診勧奨を行っております。まだ受診者は4人に1人ですが、口腔衛生の重要性を説明し、多くの方に受診していただきたいと思っております。来年度も続けて実施はいたします。産後の歯科健診は、6月か11月の無料歯科健診で対応できると考えております。
 精神保健事業としましては、精神障害者の自立と社会参加を促す場として、月1回、ミニデイケアを実施しておりますが、精神保健は個々に状況が異なり、その複雑さから個別対応が多くなっております。ただ、保健福祉センターだけでの解決は難しく、福祉事務所、包括支援センター、地域活動支援センター南国などさまざまな機関と連携をとることにより、適切な対応ができるよう取り組んでおります。昨年、市民による自主的組織「南国市精神障害者家族会」が立ち上がり、市主催の家族の集いは終了し、本年度はどこにも相談できず悩んでいる方へ相談先の周知を行ってまいりました。また、県の補助事業である自殺対策強化事業を使い、傾聴ボランティア養成講座を平成24年度から3年間開催しておりますが、本格的な傾聴を学んでいただきたいため、日ごろより多くの方と接触がある民生児童委員と食生活改善推進員に参加をお願いいたしました。保健活動全般では、従来の個別支援重視からソーシャルキャピタル、地域の互助的力、底力を豊かにすることによる地域づくり活動が重視されるようになってまいりました。保健福祉センターでも、それに向かって体制を整えてまいりたいと考えております。そうした中で、こだまの会は、精神障害者のみでなく、その御家族や一般の方も含め、お互い助け合おうという自主的な組織で、大変重要な役割を担っていただいていると思っております。西原議員さんには、会の活動を支えていただき、本当にありがとうございます。今後ますますそうした活動が重要になってくると思います。こだまの会にはもっとその活動を広げていただき、市民の方に知っていただけるような取り組みも期待しております。
 がん検診については、早期発見、早期治療のために受診自体の重要性を周知することと、受診機会をふやすことが受診率の増加につながると考えておりますが、市町村単位で受診日をふやしていくことは難しいため、高知県では、どこの市町村でも受診できる広域がん検診を昨年度より実施しております。南国市では、昨年度は肺がん、胃がん、大腸がんのみでしたが、本年度は子宮頸がん、乳がん検診を加え実施する予定です。休日の受診を希望される場合は、香美市や高知市と少し遠くなりますが、未受診の方はぜひ受診していただきたいと思っております。申し込み状況によっては、昨年同様、未受診の方に個別の受診勧奨も行っていきたいと考えております。大腸がん検診につきましては、受診者の利便性を増すことにより、受診者数が大きくふえました。平成24年度の受診者は1,208人でしたが、平成25年度は1,588人となりました。本年度は郵送での検査キットの配布を行い、受診者の増加を図っております。ほかのがん検診では、残念ながら若干受診者が減少しております。今後は市民にがん検診は必ず受けるべきという意識の熟成にも取り組んでいきたいと考えております。
 以上でございます。
○議長(前田学浩君) 商工観光課長。
      〔商工観光課長 今久保康夫君登壇〕
○商工観光課長(今久保康夫君) 西原議員さんの質問にお答えします。
 まず、長宗我部元親飛翔の像についてですけれども、その建立につきましては、地元の皆さんで組織します建立委員会が中心になって募金活動を行っていただいておりまして、現在1,000万円を超える募金が集まっております。こうした地域の盛り上げの中から、長宗我部元親飛翔の像が建立される5月を心待ちにしております。長宗我部元親につきましては、西原議員もおっしゃられていましたが、テレビや歴史ゲームの影響もあり、従来の歴史ファンのみならず、若い女性、いわゆる歴女の方々からも注目をされ、人気あるキャラクターとなっております。毎年5月に岡豊山で行われています長宗我部フェスでは、さまざまな年代の方々が来場され、思い思いの衣装で楽しんでいる姿を見かけるようになりました。行政としましても、岡豊城跡、長宗我部氏については、今や南国市の有力な観光資源として認識をしておりますが、これまでは岡豊山に長宗我部元親をイメージできるものがなく、来場してもらうための動機づけが弱い部分があったかと思います。躍動感あふれる元親飛翔の像が建立されることにより、岡豊城跡、長宗我部を幅広い層に発信できるものと南国市観光の起爆剤になるものと期待しております。岡豊山のランドマークとなる飛翔の像につきましては、その建立をバックアップすべく、建立に係る経費の補助、サポートを予定しておりましたが、飛翔の像建立委員会の方々より、銅像建立が目的ではなく、建立を契機に観光誘客の手段として有効に活用していくとの御意見をいただき、話を進めていく中で、銅像本体、建立本体への補助を行うことにより、建立委員会が長期間管理主体とならなければならないこと、誘客を図り観光振興を目指すことに対する補助とするならば、補助の目的に合致することから、銅像と絡めたイベント・行事の実施や銅像と同じような格好ができる甲冑の制作とかの観光PRのためのツールの作成、購入などを行う費用についての補助を本年度、来年度において行うこととしております。来年は、長宗我部盛親没後400年ということであり、高知市の秦神社では記念碑を建てます。またことし11月には長宗我部信親が亡くなった戸次川の合戦を縁に地域団体の交流が続いています大分市を含め、合戦ゆかりの5自治体で市長出席のもと、歴史文化、地域の祭り、観光振興などを通じ、連携、協力を行う起請文の締結を行いました。飛翔の像建立を契機に、これらの地域と地域間のより一層の連携した取り組みを期待するとともに、市としましてもその活動を今後もサポートしていく心づもりであります。
 続きまして、土佐のまほろば風景街道ですけれども、風景街道は、市北部の住民団体や企業・団体によって構成される推進協議会を立ち上げ、平成20年に日本風景街道に登録されました。ウオーキングコースの整備やイベントの開催など、四国地方整備局、土佐国道事務所などの協力を得ながら、国道32号線、国分川を中心とした道づくり、風景づくりに取り組んでおります。取り組みの一つとして、毎年写真を撮りながらチェックポイントをめぐるフォトロゲイニングや県内外の風景街道や地域づくりを進めていく団体の取り組みなどを視察研修し、四国風景街道交流会にも参加しております。昨年はしまんと街道大月支部が取り組む花街道を視察し、コスモスやヒマワリの植栽の取り組みを学び、ことしあけぼの街道でのなの市・なのカフェ付近で行ったひまわりフェスの開催につながっております。そして、先日の土佐市ドラゴン風景街道の視察研修では、町歩き、サイクリングコースの整備、里山保全のほか、桜の植樹などさまざまな取り組みを学びました。風景街道の取り組みの基本は、パートナーシップというものであり、会員団体が取り組みの交流をしながらそれぞれの活動を活性化させていくのが一番の目的であります。また、風景街道の視察研修の目的は、学んでそれを生かすだけでなく、その後に継続して交流をしていくきっかけづくりとも言えます。今後、ほかの風景街道を情報交換やイベントの相互参加などを通じて、それぞれの活動の活性化を図っていくことができるよう支援していきたいというふうに考えてます。
 以上でございます。
○議長(前田学浩君) 生涯学習課長。
      〔生涯学習課長 谷合成章君登壇〕
○生涯学習課長(谷合成章君) 西原議員さんの読書通帳及び書籍消毒機についての御質問にお答えをいたします。
 南国市教育委員会では、平成22年度から南国市子ども読書活動推進計画に基づき、子供たちに読書の喜びや楽しさを伝えようと子供の読書活動推進に努めております。
 御提案のありました読書通帳でございますが、議員さんがおっしゃられました事例のほかにも、本物の銀行から発行される預金通帳同様の冊子に借りた本のタイトルや日付などが機械で印字されるものもございます。子供たちにとっては、本を借りる楽しみがふえるとともに、成長の記録にもなるよいアイデアだと思います。市立図書館では、平成22年度から同様の取り組みとして、手書きになりますが、読書メモという手づくりの記録ノートを作成し、図書館で配布するとともに、保健福祉センターと連携して、10カ月児健康診査時に一人一人の赤ちゃんに絵本を読み、絵本を介して親子で触れ合うことの大切さあるいは絵本のある生活の大切さを伝えるブックスタート事業で子供たち全員に配布をしております。読書通帳につきましては、現在、読書メモの名称で配布いたしておりますが、新しく印字ができる専用の機器や冊子が必要となるものもできておりまして、もう一つの御提案でございます書籍消毒機とともに、今後導入についての検討を重ねてまいりたいと思います。
 以上でございます。
○議長(前田学浩君) 学校教育課長。
      〔学校教育課長 竹内信人君登壇〕
○学校教育課長(竹内信人君) 西原議員さんから学校での読書活動について御質問がありましたので、お答えをいたします。
 南国市では、平成23年度に市内全ての小中学校の図書館をデジタル化いたしました。この図書管理のデジタル化によりまして、本の貸し出しや返却が簡素化されるとともに、学校全体の統計データはもちろんのこと、学年や個人の読書傾向や利用状況を把握することができるようになっております。ここ数年、どの学校も読書活動や図書館活用の推進に力を入れており、学校経営計画の中に図書館の利用率や読書数の具体的な達成目標を明記するなど、目標達成に向けた取り組みを積極的に行っているところでございます。ある小学校では、目標を達成した個人や学年を全校集会等の中で紹介するとともに、表彰状や手づくりのしおりを渡すなど、読書活動に対する動機づけや意欲づけを図りながら取り組んでおります。教育委員会といたしましては、県全体で現在取り組んでおります国語力の向上や言葉の力育成事業などとあわせて読書活動を推進していくとともに、平成22年から配置してます図書館支援員について、今後増員による蔵書管理や読み聞かせ等の充実を図るための予算要望を行いながら、学校図書館の活性化を通して、読書活動の推進を図ってまいりたいと考えております。
○議長(前田学浩君) 15番西原勝江さん。
○15番(西原勝江君) それぞれ丁寧にお答えいただきましてありがとうございました。
 介護の自立支援介護につきまして、本市も和光市をモデルとして取り組んでいただいていることをお伺いしまして、ありがとうございました。今後とも和光市に続くモデルの市になりますように、よろしく取り組んでいっていただきたいと思います。
 1点だけもう一度お願いしたいんですが、ありがとうポイント制度っていうのが65歳以上の介護予防のためという趣旨もありまして、同年代の方を介護させていただくということで、お互いに学び合うことがあると伺っておりますけれども。このボランティアの方も高齢になって、今伺ったとおり、余り参加できない方も来ているということで、今後ふやしていくという御努力をしていただくことになると思いますが、もう一点、65歳以上じゃなくって、できたら第2号被保険者、40歳の方にも、もし参加希望することを募って参加できるよっていう方がいたら参加していただくなどということもこの制度の中であってもいいのではないかなと思います。若いときから家族が介護状態になって慌てるのではなく、介護制度もそのときにならないとわからないし、興味もなく済んでいるかもしれませんが、そういう少し若い、40歳って今申し上げましたけれども、65歳より少し前の年代からこのようなボランティアに参加していただける方を募集する、そして後継者づくりにしていくというようなことの制度はできないものでしょうか、ひとつそのことをお伺いしたいと思います。
 それから、あと保健事業につきましては、先ほど妊婦健診のことを妊婦さんの無料の歯科健診、来年もということをお答えいただきましてありがとうございました。今後ともそのことを継続してやっていっていただきたいと思います。妊婦さんが赤ちゃんを産んで、赤ちゃんとともに歯の大事さをそこから学ぶと、これから生まれてくる子供さん、もう私なんかは全然間に合わなかったんですけど、本当に歯をきちっと大事に管理するような思想がふえていく。思想という言葉変ですけど、そういう考えが伝わっていって、歯の治療を怠ることによって起こると言われている病気もあるということですので、そういうことがないように、今後の口腔衛生事業をまた引き続き一生懸命取り組んでいっていただきたいと思います。
 1点、中学生までの医療費が無料化になりました。歯科医療が健診も治療もしやすくなったと思います。テレビのことになるんですが、「プロフェッショナル、仕事の流儀」という番組に出ていた歯科医の熊谷医師がおっしゃってたんですけれども、患者さんが歯を守りたいという意思を強く持ってこそ予防は成功するというふうに述べられておりまして、定期的なメンテナンスが大事であると言われておりました。この児童・生徒の医療費が乳幼児も含めて無料になったということで、今後、歯科健診、治療をこのような機会に進めていっていただきたいと思いますが、この点、もし、このように進めていくというようなことがありましたら、お答えを願いたいと思います。
 がん検診につきましては、今お答えいただいて、もうさまざまな努力をしていただいて、何とかがんで亡くならないように、悲しい思いをしないようにというこの取り組みは、本当に敬意を表したいと思いますが、17年6月までの50%ということで、またよろしく取り組んでいっていただきたいと思いますので、よろしくお願いします。
 それから、精神の事業でありますけれども、先ほどこだまの会が大変重要だと思っておりますと言っていただきました。こだまの会ももう随分たちまして、いろんな経過がありながら、続けてボランティアの方も家族の方も当事者の方も参加されて続いております。今後ともまた御指導していただきながら運営されていくと思いますが、またこの会を通して精神にいろいろな悩みを持つ方にも寄与できればと思っておりますので、今後とも御指導をよろしくお願いしたいと思います。
 それから、観光行政につきまして、先ほど長宗我部元親の像につきましては、像本体ではなくって、周りのこれからのことに地域の活動に支援をということを言っていただきました。像が建ってから、これから先、地元だけではない、いろんな周りからそのときそのときの行事などいろいろなことで盛り上げていくようになると思いますが、この財政面での支援を含めて、今後とも市としましてのサポートをよろしくお願いして、市全体の宝としてこのことを通じて南国市がまた大河ドラマという声もちょっと飛躍した話ですけれども、そのようなことで市がアピールできるようにと思っておりますので、よろしくお願いします。
 それからあと風景街道のことですけれども、このことは、国土交通省四国事務所ですかね、そこが中心となってここの土佐まほろば風景街道にもいつも会に参加していただいて、ともに運営されておりますが、どうかこの交流っていうことをぜひ南国市から発信して実現していただけたらと思いますので、その点もう一度お伺いいたします。
 それから読書につきまして、きのうの番組の中で本を読まない人がふえているということから話があって、立花隆氏がお話をされておりました。スマートフォンとかネットが使えるっていうことは、本当にすばらしいことで、今の若い人はもう一つの図書館を持ったようなものであり、欠かせないものになってすばらしいことであると。同時に、思考力を高めるためには、読書が必要であり、本を読むことは総合メディアとして知・情・意が育まれるということであり、重ねて読書が欠かせないことをお話ししておりました。今後とも図書館利用の方がふえるように、また学校図書館でも読書をする子供がふえるようにということを願って活動をお願いしたいと、取り組みをお願いしたいと思いますが、さっきもありましたように、達成したから景品上げるとかそういうことじゃなくって、読書した本の冊数を競うのではなくて、あくまでもそれぞれが読書の記録をつけることで、さらに読書の意欲が高まればという、そういう取り組みではないかと思います。ですから、専用の機械による冊子は高価でもあって、ちょっと導入は大変だと思いますが、高松市でも自宅で心にすてきな貯金を、と題してホームページから通帳をダウンロードできるようになっておりまして、満期になったら図書館へ行き、特製シールをいただくというようなことをしているそうでございますので。本市におきましても、今読書メモということで実はもう取り組んでいただいておりますが、今後の読書通帳を、またみんなが喜んでいただいてよかったな、また記録もできたなという、そういうような通帳をお金もかかりますがつくっていただけたらと思います。よろしくお願いします。お答えいただけるところをよろしくお願いします。
○議長(前田学浩君) 答弁を求めます。長寿支援課長。
○長寿支援課長(原 康司君) 西原議員さんからありがとうポイント制度のことについて2問目をいただきましたのでお答えいたします。
 若いころから介護ボランティアに興味をお持ちいただき、ボランティア活動に参加していただけるということはとてもありがたいことやと思います。ありがとうポイント制度につきまして、まず検討するに当たりまして、もろもろ制約はあろうかと思うんですけど、それらの制約にはとらわれることなく、まずは使いやすくするためにはどうしたらいいだろうかということで検討するということにしております。西原議員さんからいただきました御提案につきましても、検討の中で話に入れていこうというふうに考えております。
○議長(前田学浩君) 保健福祉センター所長。
○保健福祉センター所長(岩原富美君) 西原議員さんの2問目であります中学生まで医療費が無料化になったということなんですが、歯科医師の先生方とお話しする中で、経済的なことか今までなかなか治療に来てくれなかった方が、無料化になって来るようになりました、大変よかったですというお話をお伺いしております。歯のほうは、毎日のことですので、御自分でチェックをしながら、ちょっとでも異常があるときは早目早目の治療を心がけていただいて、治療を受けていただくようにしていただいたらいいかと思っております。その中で、歯の大切さに気づいていただいて、一生歯を大切にするような大人になってもらいたいと思っております。
 以上です。
○議長(前田学浩君) 商工観光課長。
○商工観光課長(今久保康夫君) 西原議員さんからの2問目ですけれども、交流を南国市から発信したらどうかということやと思いましたけど。西原議員さんも会員さんで、よく四国なんかの交流会にも参加していただいてわかりますけれども、この風景街道という自体が、何かパートナーシップということで、各その風景街道の中でも、個々個々の活動を活発にしようというのが強くて、風景街道として集まって一緒に行動しているという分が余り、という部分もありますので。特に南国市のほうは、結構全体でやってますので、それでほかのところにも視察に行ったりしてます。例えば4つの風景街道の中、こちらのほうがいつも行ってますので、一緒にやりましょうという格好で声もかけれるんじゃないかなと思いますので、今後やっていきたいなと思っております。
 以上でございます。
○議長(前田学浩君) 生涯学習課長。
○生涯学習課長(谷合成章君) どうも御提案ありがとうございました。読書は本当に想像力の翼を広げてくれるために大変重要なものであると認識しております。子供たちにとっても、そういった励みになるといいますか、そういったものも導入することも大切なことであると認識しておりますので、今後は導入に目指して取り組みたいと思っております。
 以上でございます。
○議長(前田学浩君) 15番西原勝江さん。
○15番(西原勝江君) 最後になりますが、それぞれまた2問目もありがとうございました。先ほどのありがとうポイント制度のことですが、これはこの介護ボランティアだけではないんですが、今頑張っていらっしゃるボランティアの方も高齢になってっていう部分がありまして。あとどうしたらいいかということを考えますと、男性が南国市を離れて県外でほかの地域で仕事をしてまた地元に戻ってきてっていう方が、御家族で戻ってきて、御夫婦で戻ってきてっていう方もいらっしゃいまして、そういう皆さんが今まで地域の中ではなじみがないところをまた御一緒にっていうふうになって、スムーズに地域デビューがしていただいて、ボランティアに参加していただいてる方もたくさんいらっしゃいますけれども。そういうチャンスに恵まれずに何かすることがあればと思いつつ、そういう情報も、また人のお声もない場合もあるかと思いますので、今後もしこれはどこの部署がっていうことはまた別の問題になるかと思いますが、南国市では、このようなボランティア活動をしているものが、こういうもののボランティアがありますというものを、ボランティアデビュー講座みたいな形で60歳過ぎ、また65歳過ぎた方に成人式があるようなものですから、60歳、65歳過ぎたときに、そのボランティアの情報、もしあれだったら加えて今後の高齢者としてのいろんな市の体制の情報とか、生のそういうものを聞いていただく場を企画していただいたらいいのではないかと思います。これはどこの部署ということもありませんが、市全体としてのことで、お願いというか、提案をさせていただきたいと思います。以上で終わります。ありがとうございました。