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検索結果 »  平成26年 第380回市議会定例会(開催日:2014/09/05) »

追加議案・質疑・討論・採決


○議長(前田学浩君) ただいま市長から追加議案の送付がありましたので、お手元へ配付いたしました。
 職員をして送付書を朗読いたさせます。事務局長。
      (事務局長朗読)
 …………………………………………………………………………………………………………
                                 26南総第241号
                                平成26年9月19日

 南国市議会議長  前 田 学 浩 様

                      南国市長  橋 詰 壽 人

      第380回南国市議会定例会の追加議案の送付について
 第380回南国市議会定例会に提出する下記の追加議案を別紙のとおり送付します。

 議案第29号 南国市長等に対する給与並びに旅費に関する条例の特例に関する条例
 議案第30号 南国市教育委員会教育長の給与、勤務時間その他の勤務条件に関する条例の特
       例に関する条例
 …………………………………………………………………………………………………………
          ―――――――――――*―――――――――――
      議案第29号、議案第30号
○議長(前田学浩君) お諮りいたします。ただいま送付されました議案第29号、議案第30号、以上2件を日程に追加し、議題とすることに御異議ありませんか。
      〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(前田学浩君) 御異議なしと認めます。よって、日程に追加し、議題といたします。
 この際、議案第29号、議案第30号、以上2件を一括議題といたします。
 提案理由の説明を求めます。市長。
      〔市長 橋詰壽人君登壇〕
○市長(橋詰壽人君) ただいま追加提案させていただきました議案第29号南国市長等に対する給与並びに旅費に関する条例の特例に関する条例、議案第30号南国市教育委員会教育長の給与、勤務時間その他の勤務条件に関する条例の特例に関する条例、これにつきましての提案理由を申し述べさせていただきます。
 物部川南運動広場整備事業を断念するに至ったことに対して、責任の重さを痛感し、市長及び副市長並びに教育長の給料を減額するため、本条例を制定するものであります。
 具体的には、期間といたしまして、本年平成26年10月1日から12月31日までとし、それぞれの給料月額を市長は30%、副市長並びに教育長は10%減額するものであります。
 以上をもちまして、追加議案につきましての私からの提案理由の説明を終わります。何とぞ御審議の上、適切な議決を賜りますようお願い申し上げます。
○議長(前田学浩君) これにて提案理由の説明は終わりました。
 これより質疑に入ります。議案第29号、議案第30号、以上2件は関連がありますので一括質疑を許します。質疑はありませんか。
      〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(前田学浩君) 質疑を終結いたします。
 議案第29号、議案第30号につきましては、会議規則第37条第2項の規定により、委員会付託を省略いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。
      〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(前田学浩君) 御異議なしと認めます。よって、さよう決しました。
          ―――――――――――*―――――――――――
○議長(前田学浩君) これより討論に入ります。討論はありませんか。8番中山研心君。
      〔8番 中山研心君登壇〕
○8番(中山研心君) ただいま提案がありました議案第29号並びに議案第30号に反対をする立場から討論をさせていただきます。
 8月の初旬、年間降雨量に匹敵するような雨が数日間のうちに降り続く大変な大雨の中で、予定地が冠水をし、事業の中断に決断せざるを得なかったこと、非常に残念に思います。完成を心待ちにしていた関係者の皆さんのお気持ちも同じであろうというふうに思います。
 私は、今回このことについて市長がみずから自分の責任を感じ、処分をするということについての議案について、大変頭の下がる思いをしておりますけれども、あえて反対をしたいと思います。
 といいますのは、この運動場整備に関しては、委員会の中でも、当該場所が津波の浸水予想区域であるということで、かなり議論が集中した案件であります。しかしながら、避難路等の確保あるいは利用者への周知、行政としてできる手だてについては、行政としては打ちながらここに建設をするということの判断は決して間違ってはなかっただろうというふうに思います。
 といいますのは、 ’98豪雨のときでさえ冠水をしなかった当該のところが、大雨によって浸水をしてしまう、これは我々も誰も考えなかったことであります。当然河川敷ではありますので、浸水のリスクは伴うわけですけれども、全国的にも荒川や多摩川の運動公園の整備など、河川敷に建物、上物を持たないスポーツ施設をつくることについては、決して珍しいことではありません。ですから、このときにここにつくる判断をしたことについては、私は決して間違ってなかっただろうというふうに思っております。
 しかしながら、今議会で後知恵のようにそれみたことかというような発言もされ、それに対して市長が腹の立つ気持ちは十分わかるところではありますけれども、それに対して脊椎反射のようにこういった議案が提出されてくることについては、いささか両方ともが大人げないなという気持ちがしております。
 そこで、本来市長、副市長、教育長への給与の減額の提案がされるのであれば、議会としても全会一致でこれを認めたわけですので、本来であれば同時に議員提案によって議員の報酬削減議案も提案されて、両方が採決に付されるべきだろうというふうに思いましたけれども、調いませんで、今回この2件の議案だけが上程をされております。
 ぜひとも、これについて同僚議員の皆さん方の慎重な御判断をお願いをいたしまして、私の反対討論といたします。
 以上です。
○議長(前田学浩君) ほかに討論はありませんか。
      〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(前田学浩君) 討論を終結いたします。
          ―――――――――――*―――――――――――
○議長(前田学浩君) これより採決に入ります。
 まず、議案第29号を採決いたします。本案は原案のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。
      〔賛成者起立〕
○議長(前田学浩君) 起立多数であります。よって、議案第29号は原案のとおり可決されました。
 次に、議案第30号を採決いたします。本案は原案のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。
      〔賛成者起立〕
○議長(前田学浩君) 起立多数であります。よって、議案第30号は原案のとおり可決されました。