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検索結果 »  平成26年 第376回市議会定例会(開催日:2014/02/28) »

一般質問 2日目(西本良平)

質問者:西本良平

答弁者:市長、消防長、関係課長


○議長(前田学浩君) 4番西本良平君。
      〔4番 西本良平君登壇〕
○4番(西本良平君) 2日目の最後になりまして、大変皆さんお疲れのことと思いますが、お時間をいただきまして、私はこの第376定例会に通告しておりますのは3問でございます。通告に従いまして順次質問をさせていただきますので、御答弁のほどよろしくお願いをいたします。
 まず最初に、移住促進対策でございます。
 特に中山間地域における現状を見ますときに、地域の活性化や集落維持の観点からも今最も重要な施策かと思われますので、質問をさせていただきます。
 さて、振り返ってみますと、この質問に至る前に平成24年6月議会におきまして、私中山間地域対策につきまして詳しく質問をさせていただきました。多少重複する点もあるかと存じますが、お許しをいただきたいと思います。
 この3月議会の施政方針にも書かれてございます中山間地域対策につきましては、平成25年度に引き続き空き家調査及び世帯の生活実態調査を実施し、これらの調査をもとに、各地区において自分たちの住んでいる地域の将来について話し合いを持っていただき、移住促進対策の取り組みと並行し、県の進めている集落活動センター等の活用も視野に入れ、中山間地域の活性化に取り組んでまいりますと書かれております。そこまで質問をいたします。
 この平成25年度に調査した生活実態調査の地域とその内容及び件数、また年度の途中でございますけれども、現時点でよろしいので、その結果もあればお聞かせください。
 さて、高知県は、中山間地域を対象とした地域の実態調査を平成23年度に実施をいたしております。その調査の結果の中で、今後10年間で集落が消滅または衰退すると危機感を強めている現状が明らかになったところでございます。これらと本市と比較してはどうでしょうか。特に集落維持については、もう本当にスピードを持ってやらなければならないと思いますが、いかがでしょうか、お伺いをいたします。
 また、前回の質問で、集落活動センターの設置につきまして質問をいたしましたところ、現段階では市の一方的な考え方であるが、白木谷地区はどうかと考えていると御答弁をいただきました。その後地域へも入られまして、地域と協議をされてきたと思いますけれども、その取り組み状況、現時点での可能性などについてお聞きをいたします。
 そして、関連がございますので、白木谷地区、八京地区において、平成25年度に実施してきましたスクールバス活用の住民輸送実証運行の結果と、その地域の今後の交通移動手段の対策についてもお伺いをいたします。
 次に、移住促進の具体策についてでございますが、先般2月10日の高知新聞でございましたか、移住希望地、本県6位という見出しで出てございました。都市住民を対象とした移住希望地域ランキングで、本県は全国で第6位となり、その理由は、豊かな自然やおいしい食べ物、趣味で釣りができるなど、理想的な田舎暮らしをイメージできたからではと分析をされております。こういったことも追い風にいたしまして、都市住民に本市をアピールし、移住促進に本腰を入れる具体策を打ち出し、集落維持や地域の活性化に向かう時期に来ていると思いますが、市長並びに担当課長の御所見をお伺いいたします。
 あわせて、上倉地区の梅星館及び黒滝自然館せいらんなどの公共施設の活用方法につきましても、再検討すべき時期に来ていると考えますが、あわせてお聞かせを願います。
 次に、農業用重油タンクについてでございます。
 この件につきましては、私昨年の3月議会並びに9月議会におきまして質問をさせていただき、また南海地震対策調査特別委員会において取り上げ、市、県への要望や国への提言も行ってきたところであります。この平成26年度の当初予算には、750万円の事業費が計上されています。県並びに本市のスピードある取り組みに感謝を申し上げるとともに、国への要望をさらに進め、早期に対策がとれるよう望むものであります。
 そこで、この平成26年度の事業において、県費は全体的にどれぐらい予算化され、県下的にはどの程度のタンクが改修される見通しなのか。
 また、本市では750万円で10基程度が対象と聞いておりますが、どの地域で実施し、優先順位をどのようにつけて実施されるのか。また、本年度以降はどの程度のスピードで対処されているのかもあわせてお伺いをいたします。
 次に、消防行政についてでございます。
 昨年の12月の高知新聞に、県内の救急搬送時間が年々遅くなっているとの記事が掲載されておりました。これはどういうことかと申しますと、救急車が119番通報を受けてから患者を病院に搬送する時間が年々遅くなっており、消防庁の集計によりますと、県内平均は38.3分であり、全国平均は38.7分となっております。前年と比較しますと1.3分遅くなっていることとなります。この統計をとり始めた2008年と比べると約6分も延びたことになります。救急車が患者を病院に運び入れるまでの県内の平均時間は、2008年32.3分、9年34.6分、10年36.1分、2011年は37分と延び続けているようでございます。本市消防本部の現状はどのようになっているのか、お聞きをいたします。
 また、年次別の救急出動件数につきましてもお聞かせください。なお、2008年から12年までの5年間で結構でございます。
 また、県内で救急搬送をされる人のうち、65歳以上の人が占める割合が約63%で、全国で4番目の高さとなっているようでございます。本市はどのようになっているかもお聞きをいたします。
 ある消防署では、高齢者の場合、容体などを聞くためのコミュニケーションに時間がかかり、その結果、病院選定に時間がかかることがあるとお聞きをしております。
 一方、最寄りの医療機関に搬送できず、管轄地域外への医療機関に向かう管外搬送が増加し、これらも搬送時間を延ばした要因の一つと言われておりますが、本市ではどのような内容になっているのか、また管外搬送率はどのくらいなのかもお聞きをいたします。
 患者の中には、一刻を争う人もいると思いますので、搬送時間の短縮は、市民の命や健康を守るための大きな課題でございますので、その内容を十分分析した上で時間短縮に最善の努力をいただくようお願いをいたします。
 次に、平成23年12月議会におきまして私が質問をさせていただきました軽四救急車の件でございますが、その後高知県共済農業協同組合連合会より寄贈をいただき、本市といたしましても、県下初の導入について決断をされました。そして、平成24年12月より運用を開始し、現在北部出張所において運用されていると承知をいたしております。既に1年余りが経過をいたしましたが、どの程度の出動回数で、どのような事案があり、またその効果はどうであったのか。そして、今後の課題などもございましたら、お伺いをいたします。
 次に、今議会に提出されております施政方針の中に書かれてございますが、またともに予算化もされております本市では初めての化学消防ポンプ自動車の導入計画を進めているとの内容が記述されておりますが、大変喜ばしい限りであるとともに、本市に高知龍馬空港があることを考慮すれば、導入には少し遅い感もございますが、大賛成をするものであります。今日では、空港内で発生する事故以外にも化学消防ポンプ自動車を必要とする火災なども発生する可能性も高くなっており、消防の求められている総合的な防災力強化につながり、市民の安全・安心が一層向上するものと思われます。この化学消防ポンプ自動車の導入、運用に対して、消防本部としてどのような期待を持たれておるのか、また空港との連携強化や訓練のあり方などにつきましてもお伺いをいたします。
 なお、日ごろの消防救急隊員、また地域消防団員の方々の命をかけた消防業務職務遂行に心から敬意を表しまして、1問を終わらせていただきます。
○議長(前田学浩君) 答弁を求めます。企画課長。
      〔参事兼企画課長 西山明彦君登壇〕
○参事兼企画課長(西山明彦君) 西本議員さんの移住促進対策についての御質問にお答えいたします。
 中山間地域での今年度取り組んでおります生活実態調査につきましては、これまでに白木谷地区、八京地区の調査を行い、現在は瓶岩地区のうち天行寺、成合、外山を行っております。
 調査の内容につきましては、各集落の世帯数と居住人数、年齢構成、職業や家族の状況あるいは日常の移動手段、集落での活動状況、また移住促進に対する意識などについて、戸別訪問による聞き取り調査を行っております。現時点で集計ができておりますのは、白木谷地区だけでございます。その調査件数は276名で、高齢化率が約41%となっております。特徴としましては、やはり地域での問題点として、若者、後継者不足を上げる意見が非常に多く出されております。県が平成23年度に実施した調査との比較してどうかという御質問でございますけれども、県の調査結果につきましては、資料としていただいておりますが、今回本市において取り組んでおります生活実態調査は、県の調査結果を参考にしながら、県とは別に市として把握したい項目について聞き取り調査を行っております。単純に比較検討するような内容ではございませんけれども、やはり西本議員さんが言われましたように、スピード感を持って対策を講じていかなければならないというふうに考えております。
 次に、白木谷地区での集落活動センターの設立について以前にお答えしておりました。市のほうで考えているところとして、白木谷地区を上げさせていただきましたけれども、その後県の担当課とともに地元への説明会を行い、話し合いを持ってまいりました。
 しかしながら、地元からは、まず移動手段の確保を最優先してやってほしいという御意見をいただき、地域と協議を進めながら現在実施しておりますスクールバスを活用した路線バスの実証運行を行うようになりました。地元との話し合いの中では、集落活動センターの設立には地域の総意が必要であり、地区や集落の役員さん方にも、物心両面において大変な御負担がかかるという側面がございまして、その後なかなか前向きに進んでおりません。地域の方が消極的になっているという部分がございますので、今後も話し合いを持ちながら検討をしていきたいというふうに考えております。
 それから、白木谷・八京地区でのバスやスクールバスを活用した住民輸送の状況についてでございますが、昨年の10月から運行を開始いたしまして、この2月までの5カ月間で乗車人数は合計85人、往復で1便としますが、平均乗車率が0.45人となっております。今後につきましては、白木谷地区における生活実態調査での聞き取り調査の中で、バス停のある県道まで出ていくのが大変という御意見もございます。この4月からは予約型乗り合いタクシー、デマンドタクシーに切りかえて実証運行を行う予定であります。これらの実証運行の結果と地域の皆様方の御意見を参考にしながら、南国市地域公共交通会議での議論も踏まえて、より効果的で効率的な公共交通となるよう検討を行い、ことし平成26年10月からの本格運行を目指してまいりたいというふうに考えております。
 それから、移住促進の具体策という御質問でございますけれども、中山間地域における人口減少、特に若者の減少、後継者不足が大きな課題であるというふうに思います。その対策として移住促進策を進めていくことが極めて重要であるというふうに認識しております。具体策ということでは、今市ではこれまでに上倉地区と瓶岩地区において空き家調査を実施し、所有者の意向調査に今取り組んでおるところでございます。その中で何軒かにつきましては、移住促進に活用できそうな空き家がございます。そこで県の補助制度も活用して、これらの空き家を移住促進につなげていけるように検討を進めておりまして、平成26年度の当初予算にも関連予算を計上させていただいております。どんな人が来るかわからないというような地元の不安の声も聞かれますので、地元の皆さんとも十分話し合いをしながら今後進めていきたいというふうに考えております。
 以上でございます。
○議長(前田学浩君) 農林水産課長。
      〔農林水産課長 村田 功君登壇〕
○農林水産課長(村田 功君) 西本議員の梅星館、せいらん等の公共施設の活用方法の御質問にお答えいたします。
 議員質問の上倉梅星館は、上倉地区の公民館として建設され、上倉地区における棚田等の持続的、組織的な保全、利活用活動の活性化に資するため、周辺地域及び都市住民も交えた中山間地域の農業・農村の活性化を図ることを目的としております。
 また、地元女性部の白百合グループによるしらゆり亭として人気を博し、南国市の中山間の観光スポットとして一翼を担ってきた時期もありましたが、残念ながら昨年3月をもって閉店・解散しております。現在はJA南国市が主催、南国市などが後援して行う田植え、稲刈りの米づくり親子セミナーの開催拠点として活用はされておりますが、そのほかの利用状況は芳しくありません。
 また、黒滝自然館せいらんは、地元地域住民に加えて、周辺地域及び都市住民も交えた環境保全型の地域づくりを通して、黒滝地区における森林の持つ環境保全機能の維持向上を図り、それをもって地域・農林業・山村の活性化を図ることを目的に、山村地域環境保全機能向上実験モデル事業施設として建設されています。当施設は、夏季の集中時には予約調整をしなければならないほどの活気を呈し、市内保育園児の毎年恒例の山の体験の場としての貢献もしております。
 また、年末12月の土曜日には、黒滝住民と都市住民の交流の場として、固定客、常連の方々を中心に餅つき、門松づくり等の交流事業を行っており、市職員も多数動員して運営を行っております。今当施設は、黒滝グループに管理委託しておりますが、高齢化、後継者がいないことによりこのままでは管理できなくなることは、そう遠い将来ではありません。議員提案の公共施設利活用の再検討は、確かにスピード感を持って行わなければならないときが来ていると感じております。具体として、梅星館での農産物加工事業の計画も進めておりますが、それ以外にも庁内での検討協議をさらに進めていきたいと考えております。
 次に、農業用燃油タンク対策事業の御質問ですが、南国市管内には1,029基の農業用燃油タンクが設置されております。南国市の流出防止つきタンク整備事業の今議会提案の26年度予算計上額は、県費50万円を受け入れ、市費一般財源25万円を継ぎ足して、1基75万円を10基補助する予算案です。ただ県交付要綱での県補助金1基50万円は定額補助ですが、市町村負担率は事業費の4分の1となっており、入札などにより事業費が少なくなれば、市事業主体双方の負担は少なくなります。
 なお、燃油タンク更新には、消防法で定められた防油堤の設置が必須条件であり、この経費は補助対象外のため、事業主体が負担しなければなりません。
 次に、御質問の高知県の26年度農業用燃油タンク対策事業費補助金は1億1,425万円であり、タンク更新分は50万円掛ける76基の3,800万円です。それ以外は燃油タンクを削減するため、木質バイオマスボイラー、ヒートポンプ等の重油代替暖房機のリース導入経費に補助をするものであります。当市はこの事業費は当初予算に計上しておりませんが、要望があった場合には既決予算、補正予算で対応を考えております。
 次に、市内での燃油タンク更新計画についてですが、予算計上の10基の更新は、南国市農協が個別に農家から聞き取り調査を行い、要望をまとめた数字であり、今後南国市農協と具体的な農家負担等の作業を進めてまいります。特に優先順位はなく、可能な箇所から着手し、今冬のボイラー稼働までには事業を終了させたいと考えております。
 なお、浸水地域にある十市農協エリアのタンクについては、26年度当初予算化できておりませんが、補正、27年度以降予算で更新・削減に向けて対応し、浸水地域だけでなく、市内全域の燃油タンクについて可能な限り更新を行い、被災時の被害を最少にとどめ、営農再開の妨げとなる要素の削減に努めてまいります。
 以上でございます。
○議長(前田学浩君) 消防長。
      〔消防長 洲賀崎勝男君登壇〕
○消防長(洲賀崎勝男君) 西本議員さんの消防行政についての御質問にお答えをいたします。
 救急隊員へのねぎらいのお言葉をいただきまして、感謝を申し上げます。ありがとうございました。
 救急搬送の現況を説明をさせていただきます。
 まず、救急搬送時間についてでございますが、2008年と2012年の比較では、南国市でも7.1分遅くなっております。2012年と前年との比較では、1分遅くなっております。年次別の救急出動件数でございますが、2008年は2,241件、2009年が2,089件、2010年は2,207件、2011年は2,154件、2012年が2,256件となっております。
 また、市長からの施政方針にもありましたとおり、2013年は過去最多の2,392件となっております。
 次に、65歳以上の搬送人員の割合でございますが、2008年から2012年までの5年間の平均は61%となっております。2013年は1,337名で約60%となっております。
 また、管外搬送につきましては、2008年から2012年まで70から75%、2013年は70%となっております。
 次に、軽四救急車の運用状況でございますが、西本議員さんの多大な御尽力によりまして導入されました。それから1年余りが経過をいたしました。その出動状況でございますが、先月2月の末までに27件の出動回数があっております。1カ月に約2件弱の平均的な出動となっております。その内容でございますが、急病が最も多く20件、一般負傷はあと6件となっております。これまでの全搬送人員の平均年齢は78歳と、高齢者の方がほとんどでございます。
 また、半数以上の17件が現場から病院まで軽四救急車で完結搬送となっております。活動内容につきましては、長い道路のストレッチャーでの搬送によります傷病者及び救急隊員の身体的な負担は大きく軽減をされ、安全な救急活動となっております。市民の安心につながっているものと思っております。今後の課題としましては、救急車3台が同時出動するという事例もありますことから、増加する救急需要に対処する人員の確保等が課題となっております。
 最後に、化学消防ポンプ自動車につきましては、御指摘のとおり導入が少し遅いと申されますことは、そのとおりでございます。現在国の管理する空港が21カ所ございますが、その空港を管轄する消防本部で化学消防車が配備されてないのは、南国市だけでございました。今回そのことを強く訴えまして、空港環境整備協会の助成を受けられるようになりました。平成19年のボンバルディア機の胴体着陸事故は、まだ記憶に新しいところでございますが、今後とも空港航空機事故対応訓練を通しての連携強化を図るとともに、地震・津波被害により流出した重油などによる大規模火災等に対する大きな備えになるものと期待をしております。
 以上でございます。
○議長(前田学浩君) 4番西本良平君。
○4番(西本良平君) それぞれに御答弁をいただきました。詳しくいただいた部分もございます。少しわからない点もあるわけでございますが、今回移住促進の問題を取り上げましたのは、やはり私も中山間地域の生活者の一人としまして、本当に年々、これは市長いつも気にしてはくれておるんですが、本当に年々お年寄りが亡くなる、そしてお家が空き家になる。そして地域の作業を含めた村祭り、村事が、いわゆる昔で言う祭りごとができなくなる、そういう実情がもうどんどんふえていっておるという危機感がまず一つはあります。
 それと、やはりまだまだこれから、前回の質問のときも申し上げ、市長も答弁をいただきましたけれども。やっぱりまだまだ元気でこれから10年、20年どうやって今より活性化をしながらいこうという地域と、今の現状をどのようにして維持をしていこうという地域と、そしてこれからもう本当に5年、10年やねというところをどういう看護・手当てをしていこうということと、やはり私は今の時点で行政がまずもって、あれは誰んくの仕事じゃなくて、それぞれかかわってますから、やはり横の連携を密にされまして、それぞれにきちっと課題を共有していく、そんな仕組みもやっぱり必要でないかというのが非常に私の思いの中にあるわけでございます。私前回の質問で先ほど言いましたときに、ちょっと読んでみます。
 この集落単位でこの集落は何を求めており、どういう対策を講じていれば、5年、10年長くこの地域が生き長らえるのか、そういう視点でもうやらないといけないのは一つあると、こういうふうに私申し上げたと思います。これに対して市長さんは、本当にそのとおりであると。だからスピード感を持ってやらなくてはならないというのもおっしゃっていただきました。こういうことを言いますと、私もう本当にだめになるのを何とかしてやというふうに聞こえるんですが、そうじゃなくて、やっぱり方法というのはあると思うんです。新聞の報道の話もさせてもらいましたけど、移住促進というのは、やっぱり地域にそのよさをアピールして知ってもらえれば、今の若い人、本当に坪20万円も30万円もかけて30坪も40坪も買って、3,000万円も4,000万円もお金借りて、もうよう家建てん状況なんです。だから少し考え方を変えていただいたり、体験の仕方を考えていただいたりすれば、私はもうちょっと考えて定着してくれるような気もするんです。それは、例えば私の地域、よそは余り言われませんので言いますと、国道32号線、領石へ5分か6分しかかかりません。後免へ15分です。高知へ25分しかかからんわけです。酒飲んでハイヤーで帰ったら6,000円要ります。これは、たいそいです。しかしながら、何の支障がございましょうと。しかも当時20戸ぐらいは今から60年、戦前戦後ぐらいは20戸も30戸もあった、いわゆる屋地というものが残っておるわけですが、今10軒が去年2軒なくなりまして。いや本当に寂しい限りなんですが、私が言いたいのは、これはやがてそれは早いか遅いかの問題で、具体的な策を打ち出して、そして今企画課長がおっしゃったように、やはりそれぞれの地域で、地域のこととして捉えてもらって、話し合いをしっかりしてもらって、どういう方向にするべきかというものは、やはり私は地域で決定すべきであると思うんです。そこに行政が、じゃあどういう手段でどういう方向に導いてあげたら一番最善の策なのか、これが本当にやる、私は行政の仕事じゃなかろうか、というふうに思って質問をしておるわけでございます。例えば、今私公共施設の再検討はどうですかというお話をさせてもらったのは、実は私も一委員として、平成8年から梅星館もせいらんも地域の当時の公民館のいわゆる建てかえの話も含めて、地域の活性化も含めて、今商工観光課長の今久保課長さんとともに一緒に委員として検討しながら今日が来たというふうにきておるわけですが。そのときに平成15年、6年ごろに、16年やったと思いますが、ふれあい高新というような高新のやるお祭りがあって、ここにお客さんを呼んで、梅星館と大篠小学校の体育館を中継で結んでラジオ放送もやったんですが。そのときに白百合グループというのを私が料理やれというてやらせて、時間に間に合うように、40人のお客さんに思った料理が出せるように、そういうことをしたときにできたわけです。だから県下に少しおかみさん市だとか早くスタートしたところもあったんですけども、多分2番手、3番手ぐらいで白百合グループが出たと思います。私その中心者の一人として9年間あそこで土日営業の農家レストランをやってました。なぜかということです。私もあこへ建てる委員としての責任があったからなんです。稼働率、利用率が悪ければ、市税・血税を使ってやった、そういう責任もある。そういう思いで今も質問をしております。だから昨年私はお世話になった方へ、白百合グループについて、全部やめます、こういう理由です、ごめんなさい、頭を下げて回りました。それがやらせた人の責任だと私は思っております。だからその再検討といいますのは、今言う移住促進にもひっかけれると思いますし、活用できると思うんです。例えば、私の知り合いで大阪である会社の社長をしている方が、しょっちゅう南国市にも高知へも入ってこられてますが、西本さんもったいない。あの梅星館、せいらん何とか使おうよ。大阪から若者で定住したい人、あれを借りてレストランやりたい人おるぜと。どうして君ら議員しよって動かんがと、こういう話まで実はあります。それを100と聞いてもろうたらいかんですが、そこには地元の合意があったり、先ほどもおっしゃられてましたけど、いわゆる調査の中で言われてた一番問題は、地域の人がどういうことの気持ちで受け入られるかと。やっぱり相手の顔が見えて、安心感なんです。そうしないと私は受け入れてくれないと思うんです。当然部落並みもあります、お金のことだけじゃなくて。出夫役のこともあるでしょう。お水の水利権の問題もあるでしょう。ただ今はどこの地区もほとんどがいわゆる簡易水道で、行政のおかげでなっておりますので、しかもそれはマックスの時代、私たちの子供を育てる世代がみんな家族が多いときにつくってますので、どっさりお水が今余っています。どうぞ入ってきてくださいと。だから私はここに来たら、移住促進の問題、これ市長はどう思われるかわからんですが、そろそろどっかモデルをつくって、この地域は例えば成合だったら、屋地もここに三、四軒建つ場所もある、水もあるにかあらん。あとは部落の合意や話し合いもしてや。ここへ例えば用地も少し造成も、直さないかんくもあるかもしれんけど、補助金も出さあよ。モデルで家も建てて、これで2週間なり10日なり、いわゆる定住の訓練をしてもろうて、なじめそうなら入ってやと。そういうようなもう具体的にこうやっていこう、あるいはこの地域はどっさりええ家が残っちゅう。これを少しリフォーム代の助成をして若者に来てもらおう。ただ若者は1軒や2軒では来ません。やっぱり友達が子供同士のいないと不安で来れないという人が多いです。だから、そういうところの地域地域の特性に合った具体策というものを地域で練ってもらうのもあるんですが、やはりよその市町村も見て勉強もしながら、やっぱり市のほうから、こういうやり方もこの地域やったらありはしませんかという、私はもう具体案を出して、それができるかできないかをしっかりと地元と議論をしてもらう。それが私は地元の今責任であり、役割であると思うし、行政はそういう方向へも向けてやらないと、おまんらどうするぜでは、もう金は何ぼか出さあよでは、なかなかいかないと。実はここに具体例、ネットでとったがですが、これはテレビでもやってました。土地清水市なんかは、もう専門の担当、市の職員に準ずるかどうかは知りませんけど、何とか隊というて、移住促進専門の担当をつくって今やりよります。観光には観光の専門の担当をつくってやる。それがええかどうかは別としまして、やっぱり私申し上げましたように、具体策というものをもう明示・提示をして、それぞれの地域の特性に合った、小集落に合ったやり方をしていくと。今言われるように白木谷は、私は今言われゆう行政の方法で、もう少し地元と議論もしていただいて、少し発展的なこともいけると思います。あそこは鉱発道を通らせてもろうたら、高知市内へもう10分か十二、三分です。非常に笠ノ川へ回ったって20分で高知市に入る。だから白木谷は少しこうこれからもまだやり方によっては維持発展できるんじゃないかなという気もしておりますし、またその方向にも私は願っておりますし。ただそうじゃないところでこれからどうしていくかというのは、もう本当に喫緊の課題でございます。少し長くなりました。その問題はそれとしまして、黒滝も私もう一つだけ提案をさせていただきたいと。このせいらんも今言われるように、夏場はすこぐ御要望があるんです、利用者も。私はもう前から思ってましたけども、今もう夏・冬問わず、車の屋根に船を積んで、ブラックバスをよう釣りに来ちゅうです。少し最近減ったような気もしますけども、ひところからいうと。それでも相当来てます。やっぱりあそこで今土日大体の人、休みですが、やっぱりもっと宣伝をして、あそこには8畳ぐらいの何ですか、間伐材で建てた、本当に安く1,000円か2,000円で泊まれる部屋もあります。8部屋ぐらいあると思いますが、それから冷暖房完備の部屋ももう当然あります。それから、研修室用にはもう最適の調理場も持っておりますし、すごく私は使い勝手のいい、しかも環境のええ静かなところで勉強もできる。それから、そういうバスを釣りに来る人たちにももっともっと宣伝もして、あこの利用活用もしていただく中で地元と交流があったり、また彼らからの提案もいただいたり、あるいはあそこで土日だけの、例えば何か地元あるいはもう少し下の部落とも共同しながら、あるいは行政もタイアップして、そういった人たちへのお昼の提供を考えたりとか、場合によっては年に一度ぐらい、全日本とまでは言いませんけども、ブラックバス選手権大会なるものも提案をさせてもらいたいなと。それぐらいブラックバスの人口多いと。いわゆる釣りの本まであるぐらいですから、びっしり記者が来て、釣りをやる人を見ゆうようです。あそこと早明浦ダムは相当なもんでございます。それで私が申し上げたかったのは、そういう具体策をもう出していこうということと、もう一つは、あの課の仕事やよという縦割りじゃなくて、もう本当に時間がない。これは前田議長さんが、私も以前にやったときも、もうタイムリミットですよという話も実はあったと思います。そういう思いで、ぜひともこの移住促進の問題は、市の最重要課題、中山間地域の活性化、それがひいては、平場の定住促進にもつながっていくというところへお願いしたい。
 また、定住促進の問題は、企業誘致やらいろんな問題が係ってまいりますから、また次回に私も質問させていただきたいというふうに思いますが、この辺はひとつそのことでお願いをしときたいと思います。
 それから、燃油のことでございますけれども、もう一番課長が熟知されておりますし、ああいう御答弁をいただきました。私はこの6月、7月、8月ぐらいの国の出方も当然あると思います。早くもっともっとアンテナを伸ばして、県なり国とも情報共有をして、いい助成制度をとっていただきたいし、創設もしていかないん。これには県の力がやっぱり必要でございますから、知事が先頭に立ってやっていくという話もあるわけでございます。
 あと少し具体的な話が出ておりましたが、今回10基分ですから、定額75万円ということでええわけですが、一つちょっと寂しいといいますか、心配もするのは、十市農協の管内の一番津波浸水の被害が予想される地域が、ことし手を上げられてないというところには、少し何か御理由があろうかというふうに思いますので。これはもうまさに、私はどこのJAのためにとかということではございませんので、今後については補正も含めまして、また何が足りなかったのかも含めてJAさんとも十分協議をされ、農家に救う手を伸ばしてあげていただきますように心からお願いを申し上げることで、ここは答えは要りません。
 なお、先ほどの移住のことにつきましては、私の提案を含めまして、市長さんのほうから一言いただきたいというふうに思っております。
 そして、消防行政でございますが、非常に明らかに、こんなことは私みたいなあほな議員が言わんとめったにやらんと思いますんで、あれなんですが。非常に具体的にこういう数字を消防長から上げていただいて、市民の皆さんに私は申し上げたい、理解していただきたかったのは、これだけの少人数の消防隊員で、火事は今本当に少なくなっております。しかしながら、1日平均に直したら7回程度の出動がもう毎日あるわけでございますから、多いときは8回も9回もあるわけですから、本当に見たくないものを見て、職業とはいえ、本当に一生懸命やっている。だからまことに申しわけないんですが、本当にお風邪を引いたぐらいとか緊急性のないものについては、やっぱりみずからの手段で病院に行っていただくことを、やっぱりこれもお願いもしていかないかんでしょうし、本当に緊急性のある者は、やっぱりもう何もかにも考えずにまず救急車というところにいってもらいたい。そのめり張りをしっかりとやっぱりしていただくということが、これは賢明な措置であろうというふうに思っております。
 軽四の救急車でございますが、少し私思っておったより出動回数が少ないのかなという気はしております。これは逆に言うといいことなんです。いいことなんですし、それからお年寄りが平均78歳というようなことで、非常にこういう高齢者の方に体力的な負担をかけない。しかも例えば道が悪いところを、ストレッチャーってタイヤが小さいですから、もう非常に揺れるわけですから、いわゆる患者さんへの負担も大きい。それから、当然隊員さんへの負担も大きい。そういうことを考えますれば、導入していただいてよかったのかなということ。それから、課題も少しあるようにもお聞きしますが、今すぐとは申しません。なぜなら、やっぱり人員確保というのを今消防長申されました。これは条例で何人というのがくくられておって、前回も私申し上げたと思いますので、少し省きますけども。やっぱり大事なことは、行革の中で人は減していきゆうよっていうのは、これはもう当然財政課長、わかっておりますが、やっぱり密接な南海トラフの問題だけじゃなくて、日々の市民の安全、命を守っていくっていうのは、私はもう今救急行政が一番大きい問題であろうというふうに思いますから、やはり人員確保の問題は、ほかの予算との兼ね合いも含めまして検討いただいて、検討してくださいということを私前回も申し上げました。これが北部出張所にあるのがいいのか悪いのか、これはまた別の問題で、現場の考えることでございますが、例えば北部でも結構ですし、当然今北部で一番道が悪いのは、白木谷地区もそうですし、国分の山側もそう、久礼田の山側もそうですので、北部に必要かという点で置いておると思いますし。ただやっぱりこれから今までの数字では、きょうはお聞きしませんでしたけども、やっぱり浜地帯の入らないところがたくさんございますから、やっぱり人をきちっと確保しながら、救命士も入れて今後浜地帯の高齢者に向かうところでは、高規格車は絶対入りませんので、ここも一つ検討いただき、ここはひょっと2問目でぜひとも御答弁をいただきたいなというふうに思っております。
 それから、化学消防自動車でございますが、ポンプ自動車でございますが、本当に私うれしく思います。実は、私も平成17年から空ビルの入居者として、空ビルの会へも入っておりました。委員としていろいろ御意見も申し上げたこともありますし、今紹介があった、皆さん記憶に新しいのは、平成19年のボンバルディアの胴体着陸でございますが、これが仮に空港内で、これ2,500メートルになったき、高知で多分あれ私はおろしたと思うんですが、大阪でおろすと空港閉鎖せないかんので、大きな障害が出る。あれがけど2,000メートルやったら高知で果たしておろしたでしょうかねという問題も実はあるんですが。それはそれとして、私はやっぱり空港内で起こったら、空港の消防がありますから、大きな、それはそれとしますが、けど一概に飛行機があそこで落ちるとは限らんわけです。これは間違うてフェンスの手前で落ちるやらも、海側で落ちるやらも、これはわからんわけです。しかも飛行機だけの問題では、今、今日ないわけです。私ちょっといろいろ調べたというよりも、普通思うべく書いちゅうわけですが、やっぱり何といいましても、今はトレーラーですね、まず一番は。高速道路もあるわけで、南国インターへ入ってくるトレーラーも当然あるわけですが、きのう、おとついの深夜ですか、高速バスがああいうこともあるわけでございまして、高速バスだって400や600リットルの軽油を積んでます。それから、大型トラックは今10トン車でも、多分200掛ける3つ、6つ600リッターの連結であろうと思います。それから、トレーラーに至っては4つの連結であると思います。大体リッター2キロぐらい、1.5キロぐらいしか走りませんので、1万6,000ccもあるようなエンジンを積んでますから。そういうようなことを考えたときには、それからトレーラーは今20キロを積んでますね、20キロリットル。そういうものはガソリンも含めまして道路で倒壊した場合に、今までだったらどうやって消すかと、高知市から来てもらいますかという話になる。だからそういう思いの中で私は本当にうれしい。市民の安全のために、あるいは南国市消防本部、消防としての総合防災力という意味では、格段これで向上する、そんなに私は思って質問をしました。これも本当に長年の悲願であったかと思いますし、消防長なり市長なり副市長なり、これも喜んでおるだろうというふうに思ってもおりますが、本当にこれが今後そういったことに使われないようなことが本来ですけれども、これに備えた訓練、だから言いましたように、空港とももちろん、私は空港の話をしましたけども、空港だけじゃなくて、そういった訓練。それから今皆さん御承知のように、ガソリンスタンドがほとんど今は7割、8割方はセルフになりました。これは素人さんがということじゃなくて、それはもう保安監督者が必ずおって、有資格者が見ゆうわけですので、まずないとは思うんですが、これ全くないとは言えんわけです。しかも当時からいいますと、今から20年前からいいますと、ここ10年はほとんど20キロの地下タンクを埋めています。今までですと10キロタンクがほとんどですけども、そういうような情勢から鑑みても、この化学消防車が入ったということは、南国市5万都市にとって、私はすばらしい有益なことであろうと、そういう思いでございます。
 最後に、消防の関係は、今後先ほど申しました軽四救急車を全市的に運用していくための人員確保、そして全市的運用をやっぱりこの出動回数からいうたら必要性がありはしないのか。そういう点も検討しますという言い方をされると後が言いようないんですけども、やはり前回も私人員確保、お願いもしてございました。
 それと化学消防自動車のやはり配備、これは市民が期待をしとると思います。いつごろの配備か、これはもう予定で結構でございます。ざっくりで結構でございますので、その辺を2問にさせていただきたいというふうに思います。
 以上です。
○議長(前田学浩君) 答弁を求めます。市長。
○市長(橋詰壽人君) 先ほど西本議員から提案というか、そういう形であったわけでございますが、考えてみれば、移住の問題もそうなんですが、とにかく南国市の北部にはせいらんあるいは梅星館というすばらしい施設があります。これが私の思いでは、使い切ってない。もうほとんど使い切ってないと言っても過言ではないと思うんです。実は、去年ある市民の方から北部の出身ということで、モータープールをつくったらどうかという提案がありまして、電力の土地がたくさん遊びゆうと。まあまあ結果的にはそれは遊びゆうという、電力のダムの区域内という意味から、そこを借りるということはできなかったわけですけど。それかといってあの辺に土地がないかと言えば、せいらん一つとってもあるし、そうした意味では、モータープールの問題、それから先ほど言われたブラックバスの問題、材料は私はたくさんあるだろうと思います。何といっても中ノ川の清流もありますし。そういうようなものを使ってといいますか、もっとPRして、あの山間地域を、真夏の暑いときでも、どういいますか、安らぎの場所として大いに使っていくとともに移住。移住は西本議員言われたように、例えば年内にどうしてもこの集落かこの集落へ1世帯でも呼び込もうと、もうこういうようにいかないと、ものは進まんじゃないかと。そうした中でいろんな南国市の職員もいろんなことを経験してまずやってみる。1世帯でも2世帯でもここへ呼び込む、こういう気持ちでやらないと、調査も必要でしょうけれども、余り時間をかけたらいかん、私も同感でございますので、何とか私が先頭に立ってこれへ取り組んでみたいと思います。
 私のほうは、それだけでよろしいですか。
○議長(前田学浩君) 消防長。
○消防長(洲賀崎勝男君) 化学車の納入時期という御質問でございますが、現場で今詳細な仕様書をつくっております。よりいいものをつくりたいと思ってますので、遅くてもどうしても年度内には仕上げたいと、それはもう当然のことでございますが、できるだけ早目にいいものをつくりたいと思っております。
 以上です。
○議長(前田学浩君) 4番西本良平君。
○4番(西本良平君) 市長、ありがとうございます。私は市長がお答えの中で出てこざったら、私がもう一回提案しようと思ったのは、やはり仕事には目標設定というのが必ず必要でございます。目標のないものには期限がないわけですから、大体置き去りになると。今申されたように、やっぱり今年はとかいうのは、それはなかなか厳しいかもしれん、今調査の途中でもあります。
 しかしながら、今までにももう県も調査もしてきております。だから、南国型の今企画課長が調査しゆうよと、これを早く取りまとめていただいて、構んところからはもうどんどん会議にも入っていただいて、今言われたように、それぞれの地域特性に合ったところに、あそこには今年こうじゃ、あそこにはこうじゃという目標設定を立てて、移住促進はもう急いでいただきたい、そんな思いでございます。そうやってやっていくことで、地域住民も本腰市はやってくれゆうということで、安心感もあろうかと思います。私本当にこれ最後にもうこのことは答え要りませんけれども、本当に日々もう生活が危ういほど人が減ってきております。その裏返しには、やはりイノシシや鳥獣被害で、もう本当に物が生産できないそんな日が来ております。これで人がおらんなればなるほど、そういうことが助長されますので、ぜひともスピード感ある対応をお願いをしたいと思います。
 また、あと消防自動車につきましては、ぜひとも立派な、高知市に負けないような最新鋭のすばらしい化学消防ポンプ自動車を5,200万円でつくっていただきたい、そのことをお願いをして、私あと一問残して終わりたいと思います。
○議長(前田学浩君) 市長。
○市長(橋詰壽人君) 非常に重要なことが抜かっておりましたが、南国市で冒頭言いましたように、1,029基あると言われている燃油タンクの問題ですが、これもことしはとりあえず初めての取り組みということで5基ですか、相当分を予算化してあるわけですが。来年からは本格的にこれやらないと、年に100個やっても10年かかるわけでございますので、これはもう農協さんの態度というのか、取り組みに負うところが大変大きいわけですが、これも私も積極的に農協とも話し合いをして、タワーはできたが、肝心の避難場所もできたけれども、あの東北の震災を思い起こすべきもなく火の海になっちゃ、これは何のためにこれらへ取り組んだかということになりますので、その辺も市長としてのアクションを起こしたいと思いますので、御協力のほうをよろしくお願いします。
○議長(前田学浩君) お諮りいたします。本日の会議はこの程度にとどめ延会いたしたいと思います。これに御異議ございませんか。
      〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(前田学浩君) 御異議なしと認めます。よって、さよう決しました。
 明6日の議事日程は、一般質問であります。開議時刻は午前10時、本日はこれにて延会いたします。
 御苦労さまでした。
      午後2時11分 延会