トップページ > 南国市議会 > 議会議事録
読み上げる

議会議事録

  • 開催別
  • 一般質問
  • 議員提案
  • 市長提案
  • その他
  • 検索

検索結果 »  平成25年 第374回市議会定例会(開催日:2013/12/06) »

一般質問 3日目(土居篤男)

質問者:土居篤男

答弁者:市長、関係課長


○議長(前田学浩君) 休憩前に引き続き会議を開きます。18番土居篤男君。
      〔18番 土居篤男君登壇〕
○18番(土居篤男君) 一般質問いよいよ最後になりました。めんどい問いがもうちょっとで終わるねやという顔が浮かんでまいりますが。
 私が通告してありますのは、市長の政治姿勢と高齢者ドライバー、自分も高齢者の仲間入りをいたしましたが、これについての交通安全対策、それから市税徴収についてであります。
 一般質問に入る前に、病院のことを少し取り上げた同僚議員もおりましたが、私も調べてもらいました。救急車の受け入れ件数については、23年1月1日から年末までと24年1月1日から24年の年末までの件数で見ますと、若干ですがJA高知病院の受け入れ件数はふえております。全体の中でも受け入れ件数が極端に少ないわけでもなく、救急対応は可能な限りやっているのではないかというふうに感じました。
 ただ、看護師不足と医師不足で、看護師数が充足されておれば診療報酬が高いわけですが、充足できんために1ランク下げたと。したがって看護師が少ないと、こういうことで非常に病棟でも少なくなった看護師のために心配もされておるようです。
 近隣の病院がたくさん高知市にもありますし、大変だと思いますが、地域の中核病院としてぜひ頑張っていただきたいということを南国市より何らかの機会があれば、複数議員が心配しよったというふうな形ででも言っていただければいいかと思います。
 それともう一つは、JA病院は補助金団体です。南国市JAも株式会社何とかに補助金を出しておりますが、この補助金団体が政治活動を直接しているとは思いませんが、恐らくJA政治連盟がやっているんだという格好にはなっていると思いますが、私には同じ組織のメンバーがポスター張ったり、院内あるいは事務所内に、これはJAの十市でも見かけますし、他のJAでも事務室内に張っているということも見かけます。
 この補助金団体がこういう政治活動にやっていいかどうか、これも徳州会病院ではありませんが、補助を受けてる医療機関が都知事に金を貸したとか、いろいろ話題になっておりますが、そういうことでいいだろうかという声も出ておったということも機会があれば伝えていただきたいというふうに思います。
 それから、農地中間管理機構が無理やりつくられたようですが、これは産業競争力会議、安倍総理が議長を務めておりますが、これと規制改革会議、これは住友商事の顧問が議長を務めております。この議論の中で、遊休農地を集積をする。その機関は県の機関でやる。農業委員会は既得権益を守る団体だから、権限を与えない。こういう議論が公然と行われておったということで、全国農業会議の会長が断固抗議をするということが全国農業新聞にも載っておりました。
 ただ、結果としては、農業委員会の意見を聞く、こういうふうなことになったと思いますが、規制改革会議のこの住友商事の顧問の議長を務めている方も、じゃほんなら住友商事は既得権益を全く持たない組織かというとそうではなくて、あくまでも利益追求の巨大な組織であります。農業委員会は何も利益を追求しておりませんが、その農業委員会を指してあれらは既得権益団体だと、こんな議論がやられてるわけです、安倍総理のもとで。あげくの果てに農業委員会は不要だというふうな議論までされているようでございます。
 そもそも安倍内閣のブレーンに有識者会議なるものを自分のお友達をたくさん集めてるようですが、あなたは有識者です、会議へ出てきてください。人にあなたは有識者ですよと言われて行くのには大体ろくなのがおらんというふうに私は感じております。
 この産業競争力会議にしても、ローソンの新浪会長も入っておりますし、そういう今をときめく財界の幹部たちが多数入っておるわけです。そういうことが政治の舞台の袖で進められているというふうに感じております。
 そして、年がいきますと寝るのも早い、朝起きるのも早い、朝テレビを早くからつけますが、その報道を見ておりますと……。
○議長(前田学浩君) 土居議員、通告に従って一般質問を行ってください。
○18番(土居篤男君) はい。いま少し。ゴルフの賞金王の話、それから田中将大、私もプロ野球の選手の名前なんか余り覚えませんが、今回は覚えました。それからサッカー、男子サッカーも世界で活躍する。女子サッカーもこれも注目。ザッケローニなんて監督の名前まで覚えました。それからAKB48ですね。こういうふうな報道ばかりで、本当に日本のきのう、おとついまでの論議にも少し出ておりましたが、労働者の状態がどうなっているか。
 人口減の中で一つの原因が、雇用の安定化ということもちらりと聞こえましたが、そういうことが全くテレビからは見えないです。日本は大変いい国だ、楽しい国だというふうにしかニュースを見てますと見えないわけですが、そういうことには非常に疑問を感じているわけです。
 それでは、市長の政治姿勢で、市政は誰のためにあるか、2期目折り返しに当たり思いを聞く。
 市長が封建領主の考えを持っているとは私は全く思っておりません。今の民主主義のもとで市民のために奮闘されていると思いますが、あえてこういう質問をすることになった理由なんですが、2期目に入って2期目の折り返しに当たりまして、改めてあと残りの1年、2年ですか、をどういうふうに政治を進めていくかと、今の政治を見てどのような感想をお持ちかをお聞きをしたいわけです。
 議場でもちらりと出ておりましたが、自民党の石破幹事長のデモについてのテロ発言、これを聞きまして、これはちょっと危ないなと。この人はひょっとしたらファシズムの思想に近いものを持ってるんじゃないかというふうにも感じました。後またちょっと失言をして取り消した報道もされてますが、同時に彼は余り賢くないと。天皇に直訴しようとした山本太郎と同じではないかと。今の日本国憲法を全く知らないのではないか。主権が国民にあるというふうに明記をされておりますが、国会議員に主権があるとは書いておりません。このことを彼は知らないのではないかなというふうに思いました。
 選挙は国へ帰ってたくさんの票をいただいて国会へ出ていくわけですが、どうも国会へ出ていった途端、昔の江戸城ではありませんが、支配者としての意識が、認識が頭の奥深くにはあるのではないかというふうに思いました。
 それから、税金の差し押さえ法のこの立法の精神です。なぜあんなむちゃくちゃな差し押さえ法がつくられたのか。仮に納税者が一方的に過失があって悪いといいましても、差し押さえした場合には延滞金はほとんど減額の要望には応える必要がない、このような中身になっております。まさに江戸時代のあの江戸詰めの官僚群と何も変わらないというふうに感じました。
 ですから、こういう法律を官僚がつくる。国会議員もそれを認めていく。余り変わってないなというふうに感じたわけです。このときの感覚を幕府の最後の海軍の責任者であった勝海舟が言っておりますが、空拳、不耕、不織、その活計を下民にとり、なお足らず重賦して民の膏血をすすると喝破をしております。今の税金制度と余り変わらない。足らないといっては消費税を10%も取る。むしろ全くうり二つではないか、この手法はというふうにも感じました。
 そして一方、南国市が財政危機を迎えたときに、吉村雅男先輩が米沢藩の財政の再建をやった上杉鷹山を紹介をしておりました。米沢藩の。そのときは財政再建の名手、産業おこし、コイの養殖に成功したぐらいしか印象には残っておりませんでしたが、たまたま童門冬二氏の小説を手にしまして読む機会を得まして、この中で上杉鷹山という藩主が徹底した民主主義者であることを知ったわけです。
 財政再建に当たっては、民衆、民、百姓こそが幸せにならなければならぬ、この姿勢を貫いております。そして、15年ぐらいで再建を果たして後継者に、先代の実子に譲っておりますが、このときに伝国の辞というものを残しております。国家は先祖から子孫に伝えられるもので、決して私すべきものではないこと。2つ、人民は国に属するもので、決して私してはならぬこと。3、国家人民のために立ちたる君、藩主であって、君のために人民があるのではないこと。1785年天明5年2月7日。治憲、鷹山のことですが、治広殿。机前という伝国の辞を残しております。
 この本で紹介されておりましたが、かつてアメリカのケネディ大統領が、日本に来たかどうかは覚えておりませんが、訪日の話があったと思いますが、日本の記者たちに囲まれたときに、尊敬する日本人は誰かと質問を受けて、ケネディ大統領は上杉鷹山と答えております。日本の記者は誰ひとり知りませんでした。上杉鷹山って誰だということになったというふうにこの本では紹介をされております。
 ケネディは内村鑑三が英語で紹介をした代表的日本人、西郷隆盛、上杉鷹山、二宮尊徳、中江藤樹、読み方はわかりませんが、日蓮上人、これを日本人の代表として、ほかにもたくさん立派な人はおりますが、とにかくこれを英語で紹介をしたと。これをケネディが読んで、みずからこの上杉鷹山の民を大事にするというこの思想、一汁一菜と木綿の着物で一生を通したと、この姿勢を自分の政治家の理想の姿というふうに見たのではないか、というふうに童門冬二氏は解説をしております。
 今またケネディ大統領の娘さんが大使として日本に来ましたので、改めてこの内村鑑三の手に成る代表的日本人という本を、英文のものは私はよう読みませんので、和訳したものがあるかどうか見ておりましたが、とある本屋で日本語訳したものがありました。これで上杉鷹山の項だけを読んでみましたが、それには伝国の辞はありませんでしたが、17歳で米沢藩主に就任し、文字どおり本当に借金が商人から借りた、もう借る先がないぐらい借りまくって死んだ国というふうに死の国と化した本国の状態を見てから、15年で再建を果たしております。
 天明3年に浅間山の大噴火がありまして、数年間大飢饉が続きましたが、藩民の餓死者はゼロ、逃亡はゼロであったというふうに紹介をされております。完璧に財政再建と産業振興に成功していたことがわかります。ぜひこの本も余り長くはありませんので、皆さんでぜひ見てみたらおもしろいんじゃないかというふうに思います。2011年6月24日に35刷も印刷されて発行されております。
 この1785年というのは、フランス革命が1789年ですから、この伝国の辞よりまだ4年おくれでフランス革命が起こったわけです。まだこのフランス革命もルソーの多分民約論なんかがもとになって農民、労働者が蜂起をして封建領主から農地や社会をかち取ったという制度だと思いますが、そういう時代に到達を、鷹山が民こそ主人公だという概念に到達していった。
 それから76年後の1861年から65年、アメリカで南北戦争が起こりました。そして、北部が勝ちまして、リンカーンが奴隷解放を宣言しましたが、このときでもまだ黒人の人権が完全に回復されておりません。こういうアメリカの南北戦争、黒人解放ですら人権が、農地所有が保障されていない。それよりさかのぼること八十数年ですから、そういう時代にこういう考えに到達したということは、まことに驚嘆に値するというふうに思います。
 この本では、希有な感性の持ち主であったというふうに記されております。ぜひこういうことは国会議員の皆さんにぜひ読んでいただきたいと感じたところでございます。
 今の代議士は、政党助成金1人4,000万円を政党に当てがわれて何の苦労もなく手に入れて、4,000万円の温かい座布団に座り、けんけんがくがくやってますが、民の暮らしなど想像すらできなくなっていると思います。4,000万円とたかがいいますが、10年もらえば4億円ですよ。4億円が国会議員1人当たりその政党に渡されると、そういう仕組みを自分らがつくったわけです。日本共産党はいただいておりませんけれども、はようもらえと言うけんど一つも言うこと聞きませんが、これはなかなか値打ちもんですよ。
 だから、国民の暮らしなんか全然わからなくなったと。野党の質問している顔を見よりましても、4,000万円の上へ座って、相手も4,000万円の上に座っちゅう人に質問しゆうねやというふうに私は斜めに構えて見ますが、ですから国民の必死の思いで訴える声をテロ呼ばわりすることになると思います。
 そもそも議員というのは代表ではあるけれども、国民、市民の幸せを実現する道具、国民に雇われている使用人。ですから代議士というのはそこから来てると思いますが、直接民主主義ではなく、かわりに国民にかわって政治をやっている、そういう立場にしかすぎないのに、何だあれはテロと一緒じゃねえかみたいな話をする。私にはちょっと理解できません。ですから、この本はぜひ国会議員にも読んでくれというても声が届くはずもありませんが。
 こういうことを見たり聞いたり感じたりして、改めて市長は封建領主でありませんから安心はしておりますが、改めて市民のためにどのような気持ちでこれから6年やってきたあと2期目の2年間どういう考え方で市民に接していくか、臨んでいくか、どのような内容のというか姿勢の政策を実現していくかをお聞きしたいと思います。
 2つ目に、文化会館の基金が非常に少ないと感じました。37億円さまざまな基金がありますが、2,527万円です。この建設のめどはなかなか立ちませんでしょうかということをお聞きをしたいと思います。
 二十数年前にはかなり文化会館建設の議論がこの同じ議場でやりとりされておりました。小笠原市長当時から財政難ははっきりしておりましたので、議論はするけれどもなかなかやろうという答弁、姿勢にはなりませんでした。以来二十有余年を過ぎまして、私が山中君の同僚議員の席に座っておったころからずっと言われ続けてきました。もうそれから高齢者講習を受けなさいという年齢にまでなりましたが、まだなかなかそのめどが立たないということで少し気になったわけです。考え方をお聞きをしたいと思います。
 それから、財政調整基金が当然各自治体残しておると思いますが、17億円財政調整基金を残しております。
 一方、住民の皆さんは、そんなこと言うても市に金がないきねと向こうから言います。要望を自己抑制をしておるわけです。ですから、この17億円が果たして適正かどうか。あればあるだけ何かの災害があったときとかに間に合うということはわかりますが、毎年余剰金として発生しているわけでもありません。その点もわかりますが、これを17億円確保して残しておかないかんもんですかということを少しそういう疑問を感じました。
 例えば建設予算だけに回せと私は言うつもりもありませんが、仮に1億円ずつ建設課の予算に回しまして5年間やりますと、相当市民の要望に建設課の手前では応えることができるではないかというふうにも考えるわけです。これが本当にこればあ要りますかということをお聞きをしたいと思います。
 それから次ですが、都市計画審議会がこの間ありまして、その中の資料を見てみますと、人口の減少が都市計画区域内で予測をされております。今後20年間に9%、3万7,000人が減ると見ております。3万7,000人といいますと、南国市よりは少ないですが、香南市か香美市か、その前後の人間が都市計画区域内で減るわけです。わかりやすく言うと、3万7,000人の都市が消えたと。この中でやっている飲み屋もバーも酒屋も全部消えたと。3万7,000人分の消費が全部消えたと。商売可能数も減ったということですから、これも大変な問題だというふうに思います。
 そして、市街化調整区域での集落維持が課題ともしております。実は私の剣尾部落ということですが、20戸ぐらいしかありません。この中で高齢者の知恵を学校へ生かしたらどうかという提案もありましたが、高齢者いうたら誰なやと見たら、70歳の私ら2人ぐらいが最高齢です。高齢者おりますが、あとはもう入所か入院か、1回発作を起こしているかですので、元気な高齢者というたら70歳の私と同級生と、それ以下ばっかりになってます。自分の部落でももう集落維持ができなくなる状況にまで人口が減ってきたということではないかと感じております。
 市の統計書を一方見てみますと、平成18年5万797人、これをピークに減少の一途をたどりまして、平成22年で4万9,496名、平成25年11月30日で4万8,708名、相当の減少のスピードで人口減が進んでおります。
 緑ヶ丘と十市の半分ぐらいの人口が20年後には減ると。あれが消えてなくなると思えばいいわけです。サンプラもなくなると。十市のごとおち市も売れなくなると。そう考えたらいいと思いますが。
 また一方、大きなところでは日本の人口も大幅に減っていくんだ。50年後には、正確に覚えておりませんが、6,000万、7,000万、8,000万ぐらいまで減少するのではないかという予測も出ております。
 この統計書の中で、小中学校の児童を見てみますと、微減で毎年毎年クラスの人数が減っております。南国市の人口の減の傾向がこの統計書から読み取れるわけです。この人口が減るということが一番大事なことでありますが、誰も学者も警告を発しないし、知っていてさわらない。南国市議会では産業振興をして働く場をつくってという提案もされておりますが、日本の国全体でこの原因は何かということを議論をして、ちゃんと責任果たすところは果たしてもらうということをしてもらわなければならない、この人口減の現象はとまらないというふうに思います。対症療法では解決できないというふうに思います。
 何かこれから先は少子・高齢化社会だから、何か言葉が人口減の原因のように我々も使いますが、少子・高齢化だから仕方がない、少子・高齢化社会の到来だから。その原因があるわけです。東大の法学部を出た官僚の皆さんも、政治家も財界も誰も触れない。財界もこれに責任を持ちますと取り分が減るからでしょう。もはや財界は日本を見捨てまして、外国で利益を上げる、こういうことに血道を上げております。規制緩和しろ、企業家がやりやすいようにすれば経済が活性化する、このような議論ばかりしております。
 8時間労働制もさすがに規制緩和までいかなかったようですが、長時間労働を可能にせよと。専門職、研究職に限ってのことかもわかりませんが、そんな議論までされております。
 この統計書で製造業出荷額も、平成22年には792億円ありますが、対前年比でマイナス8.1%。前年比で8%ですから、急速に製造業出荷額が落ち込んでいる。県内の全体の事業所数、従業者数、製造品出荷額も19年以降下降しております。税務課の課税対象、税金をかける対象所得ですね、これも課長にいただいて見てみますと、給与所得で平成16年285万円あったものが平成25年度251万円、営業所得256万円が平成25年220万円、農業所得206万円が24年度まで下がり続けて176万円、25年には198万円に持ち直しておりますが、この農業所得の持ち直した原因は私もわかりませんが、こういうことをどのように経過をたどってこのような実態になったのか。この中で希望の持てる展望を何とか示してもらいたいというのが私の一般質問でございます。
 2つ目に、私も高齢者講習を受けなさいということで、小篭の自動車学校で受けました。高齢者ドライバーが非常にふえてると思います。高齢者だけが悪いわけではありませんが、高齢者講習の中で、自分ではそんなにとろこうなっちゅうとは思いませんが、少し反応が鈍くなっていますねという結果が出てました。こういう高齢者がどんどんふえておるという中で、学校教育の中で子供たちの交通安全教育というのはやられているというふうにきのうまでの議場でお聞きをしましたが、交通安全教育も大切なんですが、こういう運転者が増加をしているので、やっぱりもうちょっとそれからみずから守る方法を知らせていかないかんじゃないかと。
 一番やってもらいたいのは、目立つような服装をすること。大人も真っ黒い服着てよく歩いておりましてびっくりすることがありますが、黒い服装では薄暗いときには散歩しないこと。安全板、光るものを身につけること、これは敬老会とかで記念品をもらったときにいただいております私も。やっぱりそういうことを意識的に自分が運転者に見えるように気をつけると、こういう教育、宣伝というか、これも大事ではないかと。
 それから、児童に対しても交通安全教育をやってるということなんですが、ふだんから目立つ服装をすること。例えばランドセルにアンパンマンの反射シートを張ってもらうとか、楽しむ要素を取り入れるとか、保護者自体もきれいな服装をして学校へやるという観点だけではなくて、私のようなとろこくなりかかった運転手からよく夕暮れどきに見える、という子供にそういう服装をさせないかんという保護者の意識を喚起をしていくこと、これがやっぱり自分の身を守ることではないかと。確かに事故を起こすのは運転者が悪いですが、運転者が悪い、おんしが悪いというても、こっちがけがして大変なことになったら、損するのは事故に遭った被害者のほうですから。やっぱりそういう点で、そういう観点でいま一度そういう部署にあるところはお年寄りや成人に限らずよく目立つ服装をしようとか、子供の親御さんに対して目立つようにしましょうねという指導というか、ことはやっていただきたいと思います。
 次に、3つ目に市民税の収納についてであります。
 決算審査意見書、いつも拝見を、つぶさには見ておりませんが、市税、国保税など収納率の向上を毎回指摘されております。その結果、税務課の職員は課長初め多大な努力を重ねていると思います。しんどい仕事が税務課の職員の仕事であると私も理解をしております。
 収入未済額の資料をいただきまして見てみますと、平成20年5億348万円が収入未済で残っております。平成24年、これが3億7,079万円、73.6%に下がりました。1億3,269万円収納未済が減りました。これ額が減ったというのは、全て収納されたという意味でもないと思います。不納欠損処分すればこれは減ってまいりますが、とにかくこういう効果を上げたと。この金額が高いか低いかということを判断してみますと、市税総額に対して2.2%、1億3,269万円が。結構大きな額の成果を上げているというふうに思います。こういう努力がどんな努力でどんな方針で臨んでこういうふうな結果を導き出したのか、まずお聞きをしたいと思います。
 そして、この問題の2つ目は、最近の生活相談で、滞納により差し押さえを受け何とか、という相談を受けることがたびたびあります。昔は全くと言っていいほどありませんでした。それも長期に滞納しているから税額も非常に多い、延滞金も多い。14.6%の延滞金利息のときには、六、七年で税額相当になります。つまり50万円税額を延滞すれば50万円の延滞利息がついていると、こういう格好になります。これを差し押さえされた場合には、給与なら給与を差し押さえられた場合には、この延滞利息も全ていただくという仕組みになっております。
 悪意があり、いろんな理由でその税務課の文書を目にすることができなかった、どんな理由であれ一旦差し押さえを受けたら普通に払う人の倍を払う羽目となります。法律であるといえばそれまでですが、何か溺れる者に石をくくりつけてもう一遍放り込むみたいなような気もします。
 こうなるまで放っておくのは、税務課課長を責めるわけではありませんが、初めに褒めちゃうき構んろうけんど、ここまで放置をしたという問題があるのではないかと言えると思います。放っておけばこうなるということをなるだけ早く納税者に知らせる。手紙を出いちゅうだけでは見ん人がおる。ほたくって文字なんか見ない人いっぱいおりますから、それは向こうが悪いき知るかやといえばそれまでですが、その努力はされております。それは認めますが、差し押さえされたら50万円の税額に50万円の延滞金払わないかんと、こうなることを知らんわけです。それをなるだけ早く知らせると。もう2年ばあで差し押さえせえというたら、福田議員からそんなこと言われんというて怒られましたが、仮に初めに差し押さえすれば一番わかります。
 しかし、私の口からそうとも言えませんし、内容証明つきの郵便とか電話で直接お知らせするとか、何か努力はされておると思いますが、私に相談に来た人は、差し押さえされて困ったということで来ておりますので、なるだけ早く知らせる、この知らせる方法はないかということはお聞きをしたいと思います。
 今は個人宛ての郵便制度もあるようです。つまり、個人確認をして郵便屋さんが免許証見せてというて、あなたは何の何べえですねと。それから判をついて渡すと、こういう郵便制度もあります。内容証明つきでも、嫁さんが受け取って亭主に見せざったらそれまでですから、こういう郵便制度もあるようですので、これなら確実に本人に知らせる。
 何よりも収入未済にしてほたくっておけば使えない金なんですが、何とか早く納めてもらえれば市の予算として使えるお金に、生きた金になるわけですから、放っておくより早く納めてもらうということが必要ではないかというふうに思いまして、何か早く知らせる方法はありませんか。最近人に聞いたことですが、個人宛ての郵便制度もあるということを紹介しておきたいと思います。
 なお、税務課長より努力してきた中身を教えていただければ、新規滞納は今はほとんどありませんという答えになるかもしれませんが、ぜひこの収入未済額を減らしてきたこの努力の内容をぜひ報告をお願いしたいと思います。
 以上で1問目を終わります。
○議長(前田学浩君) 答弁を求めます。市長。
      〔市長 橋詰壽人君登壇〕
○市長(橋詰壽人君) 大変幅広い質問というよりお話をされましたので、私は冒頭の話が何であったかちょっとよう思い出さないですが、私への質問は、2期目の折り返しに来て今後どういうように取り組んでいくかと、この1点だったように思います。
 いつも使う言葉でございますけれども、いろんな意味が含まれておると私は思っておるんですが、私は当初から優しい市政というものを貫いていきたいなと思っております。これは私が南国市役所で働く職員にも求めますし、私もそうあらねばならないと思いますし、きょう御出席の各課長さん方にも基本姿勢というのは、市民に接する姿勢というのは、やはり優しい市政を目指すんだと南国市は、そういう立場で姿勢で臨んでいただきたいと思います。
 私はそういう意味では、我々南国市の職員にも非常に感謝もしておりますし、課長さん方にも非常に敬意を持っておるわけでございます。といいますのも、いろんな先ほど土居議員さんが触れられました税の徴収につきましても、以前は差し押さえというのはほとんどゼロに近かったわけでございますが、これは市民税、国保税含めてそういうのは少なかった、ないと言っても等しいぐらいなかったわけですけれども。きちっと法にのっとったそういう手続上のこともきちっとしてやることはやるという姿勢ですけれども、市民の方に非常に冷たいなということは私の耳には余り入ってきたことはございませんし、日常の行政事務におきましても、大変電話、手紙等で非常に市の職員が懇切丁寧にこういう相談に行ったら教えてくれたというようなお礼の言葉もかけてくれることが非常に多くなったというように、そういう経験が多くなりました。そういう意味でも、長々とは申しませんけれども、優しい市政というものを基本に置いて努めてまいりたい、このように思います。
 それから、財政調整基金のことでございますが、この点については私は、土居議員さんいろんな面に非常に勉強されておりますけれども、なぜかちょっと私とは違った17億円が云々ということなんですが。私は逆に、財政上のいろんな研究をされた方とか、今までの財政運営のことに携わってきた有識者と言われる方たちの間でも、やはりいざといういろんなこと、いざというのはいろんな予想できないようなアクシデントというものがあったときでも、やはりそれに対応していかなければならない、待てがきかないようなことも想定して蓄えをしておくというのは、やはりその額というのは標準財政規模の10%ぐらいは持ってたほうがいいですよというのが通説でございます。財政運営上の通説でございます。
 そういう意味で言いますと、20億円ちょっとぐらいはまだまだ頑張らないかんかなと思っておりますので、上杉鷹山も大事でございますが、財政、地方財政法のほうも少しよろしくお願いしたいと思います。
 そして、文化会館のことでございますけれども、一時期非常にこの文化会館をということで力を入れてくださった多くの方がおいでますが、そういう有志の方々のお力でそのまま二千数百万円というものが現在残っておる形でございますが、できれば本年度の予算、決算も含めて収支で剰余ができたら少しはこの方面にも積立金をと、こういうことも考えておるわけでございますが、そこまでいくかどうかまだとても見通しは立たないわけでございますが。そういうだんだんからお話がありました文化会館的な建物をというようなこともございますので、そうしたほうへも今後とも目を向けていきたい、このようにも思っておりますので、どうか御理解のほどよろしくお願いします。
 以上でございます。
○議長(前田学浩君) 危機管理課長。
      〔危機管理課長 西原三登君登壇〕
○危機管理課長(西原三登君) 土居篤男議員さんの御質問にお答えいたします。
 土居議員さんのおっしゃるとおり、本市も高齢化が進んできたため、高齢者の関連した事故がふえていることは南国警察署の事故報告でも数字として出てきており、高齢者や児童を重視した交通安全対策の取り組みの必要性を認識しているところでございます。
 現在南国署などと連携して取り組んでいる高齢者ドライバー増や高齢者への交通安全対策について申し上げますと、運転時に昼間でもライトを点灯させて高齢者ドライバー本人と周りの方々に注意喚起を促すピッカリ運動の実施、高齢者のお宅を訪問しての反射材配付とピッカリ運動の周知などの啓発活動、敬老会でも反射材などの交通安全グッズの配付による啓発活動などを実施しております。
 児童への交通安全対策につきましては、毎年市内の全保育・幼稚園、小中学校を対象とした交通安全教室を実施しております。さらに、近年は小学校でも自転車教室を実施し、自転車の乗り方を早くから学習し、より交通安全の意識を高める機会を設けております。その他児童の飛び出しが懸念される箇所に人型の看板を設置して注意を促すことや、交通安全に関する絵画コンクールを実施するなどの啓発活動を行っております。
 現在市では成人を対象とした特別な活動は実施できておりませんが、市民全体への啓発として、大そね交差点での人間看板、一斉街頭指導の実施、毎月の県民交通安全の日には、市内各所で街頭指導及び広報車での巡回を行い、交通安全への呼びかけを実施しております。
 このように、本市では市全体への交通安全意識の啓発に加え、高齢者、児童に対してはより多くの啓発活動を繰り返し実施しております。土居議員さん御提案の目立つ服装の着用も含めまして、南国署、交通安全協会、交通安全指導員などに御協力もいただきながら、市民一人一人の交通安全に対して意識向上を図ってまいりますので、御理解のほどよろしくお願いいたします。
○議長(前田学浩君) 税務課長。
      〔税務課長 川村英嗣君登壇〕
○税務課長(川村英嗣君) 土居議員さんの御質問にお答えしたいと思いますが、ちょっとお聞きした部分と私の認識がずれておった部分もございますが、お答えさせていただきたいと思います。
 まず、滞納額の減少の理由はどこにあるのかと、その努力内容というところでございますが、差し押さえの一番目立った始まりというのは、昭和60年ぐらいからでございます。当時徴収率は、当時の9市でございましたが、9市の中では高知市、南国市の順番でございました。その当時電話債権の差し押さえ、これが早くから取り組まれたのが差し押さえの早い時期の一番目立ったものかと認識しております。
 日ごろより税の徴収部分では、新しい滞納者をつくらない方策をとってはどうかということを議員さんから御指摘いただいておりまして、少しその部分を御説明しますと、最近の5年間の流れ、平成20年から24年度の減少額でございますが、20年度には新しく繰り越したもんが2億3,200万円余り、平成24年度にはこれが1億7,200万円余りとなりまして、金額にしまして約6,000万円、改善率は26%となっております。
 この24年度の1億7,200万円余りにつきましては、ほとんどの方が長く古くからの滞納がございまして、それを順次解消していただく中、やはり延滞金が大きくならない対策としまして、古いものから順番に入れていただくということで個々の滞納額が圧縮していく中、新年度まで一気に納付ができないという方が大半を占めております。
 そこで、滞納者の事情はそれぞれ異なるところでございますが、個々の財産調査や生活就労実態等を把握に努めまして、そこで一番大事なのは対話に応じるということなんでございますが、まずは納税者の皆様に市の広報等を活用した滞納の周知、滞納した際の税額の過大な負担があること等を周知すること、また個人向けには、滞納が起こった場合、督促状、催告書のみならず、差し押さえ予告書等を出して周知するということをしております。
 そんな中で、今もこの12月9日催告書が出ておりますが、次の日曜日には1日職員が張りついて面談に応じると。それから、来週の5日間は夕方も5時以降残りまして、7時、8時台はお電話いただければいつでも面談できるようにという体制もとっております。
 このように、一番大事なのは直接膝を突き合わせて話すこと、それと税務課では滞納されておる方が、自分が滞納の認識がないということはほとんどいないというふうに思っております。そういう部分もし方がいれば、それは早急なやはり面談の対応等をとっていきたいということでございます。
 以上、答弁をさせていただきます。
○議長(前田学浩君) 18番土居篤男君。
○18番(土居篤男君) 都市整備課に質問したつもりですが、あるいは企画課長でもええですが、やっぱりこういう人口減少、きのうまで一般質問に取り上げられてますので、南国市が少子化を克服できるとも私も思っておりません。いろんな対策を、対症療法的な対策を充実させていくしか南国市にはできないわけですが。今までの一般質問でありましたが、改めてこういうふうに減っていますよと、このデータでこんなになってますよということを示したわけですので、改めて少子化になってきた原因というのは、やっぱり非正規雇用が主たる原因ではないかと私は思ってます。
 そういう意味ではやっぱり明確に雇用の確保、非正規職場の解消と、これが大事ではないかと私は思っておりますが、課長は、あるいは市長はこの少子化の原因をどのように考えているかと。
 いろいろ対症療法の少子化対策はいろいろ南国市でできることはやりますが、やるという今までの答弁だったわけですが、それはそれとして、この原因は一体どうぜということを再度聞いておきたいと思います。
 そして、しっかり上にも知らん顔せずに、もうちょっと財界もしっかりせえやということをちゃんと言わんと、あの人たちはやっぱり利益に目がくらんで少子化の原因なんかそんなこと知ったことかやというふうな態度ですので、やっぱりそこを放置をしたらずるずると人口が減少していく。明治維新のときには3,360万人だったようですので、場合によったら、そこまでは減るとは思いませんが、その倍ぐらいにまでは減らせんかと、6,000万人、7,000万人。そうなると全く元気がない日本になって、夢も希望もない、私の孫ぐらいが大人になったときに、どうしてこんな社会になってしもうたということになりかねませんので、そこら辺ははっきり誰かが物を言うていくということが必要じゃないかと。
 この人口減少を企画課長なりどのように認識をしておるかと。南国市はできる改革はどのようなことで取り組んでいるということを再度になりますが、答弁を求めたいと思います。
○議長(前田学浩君) 答弁を求めます。市長。
○市長(橋詰壽人君) 土居議員の質問は非常に難しい問題だと思います。人口減少というのはいろんな要素が絡み合って今日のような状態になっておると思います。といいますのも、我々の身の回りを見ても、田舎であっても、あの田舎の割合広い屋敷の中で若い夫婦と老夫婦といいますか、親夫婦は別世帯と。そういう私のところもそうなんですが、炊事、洗濯全部別々と。2世帯が同じ敷地内に住んでおるというような状態、まだこういう状態というのは子育ても十分に支援、応援してくれるということが現実的にはありますのでいいんですが、都会型に後免の町でもなってしもうた。俗な言葉で言いますと核家族化という、そうした中で多人数の子供を育てるということは、私は事実上不可能ではないかと。幾ら子育て支援が整っているといっても、自分の子供は自分で育てたいという当然のことながら親御さんはそういう考えになりますので、施設が整っていても他人様に預けるとかいうようなことよりそういうことを選ぶ。そのためには育児休暇をとる。うちの役所なんかでもかなり育児休暇をとってる人はおるんですが。そういう育児休暇なんていう制度そのものも昔はなかったわけでございますので、社会的な形態が変わった上での変化と言っても過言ではないかもわからんですが、いずれにせよこういう方がそうはいってもできるだけ子育てがしやすい状態、これは単なる託児所とか保育とかいう問題だけではなくて、病気のことであるとか、そのほかの子供を育てよい条件をつくると、こういうことが我々行政が行えれる一番の身近とか、簡単なとは言いませんけど、ことではないかなと。そういう考えを私は持っております。
 ですから、一方では私たちが若いまだ役所に入って20代から30代のときにはよく言われたもんです。年配の方なんか、あるいは学識・有識者の講演会なんかへ行っても、近い将来必ず自治体間競争をしないといけない、もうそういう世の中になってしまうと。人間が少なくなって、その人間がどこに住むかと。あの町へ行こう、あこが住みやすそうだというこの選択をする時代が来ると言われたわけですが、私はまさか自分がまだ現役といいますか、こういう仕事をする中でそうした時代を迎えるようになるとは夢にも思わなかった。何か漠然と将来そんなことになるかな、具体的にどんな競争が始まるかななんていうことを考えていたわけですが。そういう意味では私は今後、今も含めて今後まさしく自治体間競争が始まって、自分たちの町はこういうサービスをしている、こういう環境にあるからぜひ南国市へ住んでください、働くところもよそよりはたくさんありますよ、この環境で住んでくれませんかと、こういう時代が既に到来しておると言っても過言ではない、そのように思っています。
 ですから、そのことに応えていく、たくさんの市民の望む要望にも応えていって住みやすい、住んでみたい町にしたい、これが私の今思っていることでございます。
 以上です。
○議長(前田学浩君) 18番土居篤男君。
○18番(土居篤男君) 税務課長にもう一回念を押しておきたいわけですが、支払い能力のない人にまで取り立ててしまえという気持ちは私にはありませんが、少なくとも支払い能力のある方には滞納をこれから5年も6年も10年もさせないと。できるだけ早く滞納すれば余計に不利になりますよということを知らせていくと思いますが、支払い能力のある新規滞納者を発生させないということに力を注ぎますかということをお聞きしたいと思います。
 これから先もやっぱり10年もためて押さえられて、わずかばかりの給料が出ゆうばっかりにそれを押さえられて、まけてくれいうてここへ相談に来ても、なかなか一遍差し押さえたらまけてくれませんので、そういうことがこれからないようにお願いしたいと。能力のある人にはできるだけ早く滞納したら損ですよということを早く知らせてもらうと。今言うたような手紙、個人宛ての確認して配達する手紙があるそうですので。やっぱりそういうことでかっちりその本人に自覚してもらうということをすれば、私のところへ泣きついてくる人もおりません。私もそりゃ差し押さえされたらいかんぜよというのもつろうてね、分割して払うようにしいやというて言う以外にないわけです。課長がなかなか頑として聞きませんので。
 やっぱりそういうかわいそうな、こっちもかわいそうですよ。もうぎりぎり払える能力があってほたくって、まだ延滞金が30万円残っちゅう。もうこれも払え払え言われてまけてもらえんと、こうくるわけですから。もう余分なものはまけちゃったらええと思うけんど、絶対そらいきませんので、そういうことが発生せんように抑えると。いま一度税務課長の決意を、市民への親切だということでお願いしたいと思いますが。
○議長(前田学浩君) 答弁を求めます。税務課長。
○税務課長(川村英嗣君) 土居さんの2問目にお答えします。
 支払い能力のない方については、執行停止を3年間しまして不納欠損する場合もございます。ない方から無理やりにということはございませんので、その点は御心配ないようにお願いしたいと思いますが、新しい滞納者をつくらない方策としましては、滞納の延滞金がこの来年1月から変わるようになっております。ことし4月の臨時議会のときに皆さんに御審議お願いしたところですが、今までは1年間の延滞金の率が14.6%、これはことしの12月31日までそういう計算でいきます。来年からは、4月のときの想定では約9.3%ぐらいだろうということでございましたが、これが特例の見直しの基準の中でいきますと、この13日にはっきりしますが、恐らく9.2%となります。
 随分下がるんですが、1年間の延滞金が9.2というのは結構大きい率でございます。そういうことも、この率については滞納されてる方がみんな知ってるわけでもございませんし、新たな周知の部分では、そういう部分では随分早期滞納を促すための率だよと国は言ってますが、やっぱりこれはかなり厳しい部分がございます。そういうところをやっぱり市民の方にも御理解いただき、お支払い可能な方はできるだけ相談の上、例えば毎月がいかざったら、いろんな分納の仕方もございますので、その辺もお話に応じながら、できるだけ新しい滞納をつくらないように、そういうふうにやっていきたいと思いますので、どうぞまた御指導のほうもよろしくお願いいたします。
○議長(前田学浩君) 以上で通告による一般質問は終了いたしました。
 これにて一般質問を終結いたします。
 明12月13日の議事日程は、議案の審議であります。開議時刻は午前10時、本日はこれにて散会いたします。
 御苦労さまでした。
      午後3時38分 散会