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検索結果 »  平成25年 第374回市議会定例会(開催日:2013/12/06) »

第374回市議会定例会初日


第374回南国市議会定例会会議録
 …………………………………………………………………………………………………………
                                 南国市告示第110号
                                 平成25年11月29日
                           南国市長 橋 詰 壽 人 

第374回南国市議会定例会を次のとおり招集する。

 1.期  日  平成25年12月6日
 2.場  所  南国市役所 5階議場
 …………………………………………………………………………………………………………
第1日  平成25年12月6日  金曜日

      出席議員     
     1番 田 中   徹君        2番 山 中 良 成君
     3番 岩 松 永 治君        4番 西 本 良 平君
     5番 西 川   潔君        6番 土 居 恒 夫君
     7番 高 木 正 平君        8番 中 山 研 心君
     9番 前 田 学 浩君       10番 村 田 敦 子君
    11番 岡 崎 純 男君       12番 小笠原 治 幸君
    14番 野 村 新 作君       15番 西 原 勝 江君
    16番 浜 田 和 子君       17番 浜 田   勉君
    18番 土 居 篤 男君       19番 福 田 佐和子君
    20番 西 岡 照 夫君       21番 今 西 忠 良君
          ―――――――――――*―――――――――――
      欠席議員
    13番 竹 内 克 憲君
          ―――――――――――*―――――――――――
      出席要求による出席者
  市     長  橋 詰 壽 人君
  副  市  長  藤 村 明 男君
  総務課長兼選挙管理委員会事務局長  田 渕 博 之君
  財 政 課 長  平 山 耕 三君
  参事兼企画課長  西 山 明 彦君
  情報政策 課 長  崎 山 雅 子君
  危機管理 課 長  西 原 三 登君
  税 務 課 長  川 村 英 嗣君
  市 民 課 長  島 本 佳 枝君
  長寿支援 課 長  田 中 倫 代君
  保健福祉センター所長  岩 原 富 美君
  環 境 課 長  島 崎   哲君
  農林水産 課 長  村 田   功君
  商工観光 課 長  今久保 康 夫君
  建 設 課 長  吉 川 宏 幸君
  地籍調査 課 長  門 田   実君
  都市整備 課 長  小 原 良 一君
  上下水道 局 長  高 田 博 通君
  会計管理者兼参事兼会計課長  橋 田 裕 子君
  福祉事務 所 長  南   幸 男君
  教  育  長  大 野 吉 彦君
  学校教育 課 長  竹 内 信 人君
  生涯学習 課 長  谷 合 成 章君
  幼保支援 課 長  岩 川 節 生君
  監査委員事務局長  西 岡   博君
  農業委員会事務局長  土 橋   愛君
  消  防  長  洲賀崎 勝 男君
          ―――――――――――*―――――――――――
      議会事務局職員出席者
  事 務 局 長  北 村 健 一君   次     長  公 文 知 子君
  書     記  岡 崎 辰 彦君
          ―――――――――――*―――――――――――     
      議事日程
        平成25年12月6日 金曜日 午前10時開議
第1 会期の決定
第2 会議録署名議員の指名
第3 議案第1号 平成24年度南国市一般会計歳入歳出決算(第372定より継続)
第4 議案第2号 平成24年度南国市下水道事業特別会計歳入歳出決算(第372定より継続)
第5 議案第3号 平成24年度南国市住宅新築資金等貸付事業特別会計歳入歳出決算(第372定より継続)
第6 議案第4号 平成24年度南国市土地取得事業特別会計歳入歳出決算(第372定より継続)
第7 議案第5号 平成24年度南国市農業集落排水事業特別会計歳入歳出決算(第372定より継続)
第8 議案第6号 平成24年度南国市国民健康保険特別会計歳入歳出決算(第372定より継続)
第9 議案第7号 平成24年度南国市介護保険特別会計歳入歳出決算(第372定より継続)
第10 議案第8号 平成24年度南国市後期高齢者医療保険特別会計歳入歳出決算(第372定より継続)
第11 議案第9号 平成24年度南国市水道事業会計決算の認定について(第372定より継続)
第12 選任第1号 常任委員及び議会運営委員の選任について
第13 議案第1号 平成25年度南国市一般会計補正予算
第14 議案第2号 平成25年度南国市下水道事業特別会計補正予算
第15 議案第3号 平成25年度南国市農業集落排水事業特別会計補正予算
第16 議案第4号 平成25年度南国市国民健康保険特別会計補正予算
第17 議案第5号 平成25年度南国市介護保険特別会計補正予算
第18 議案第6号 平成25年度南国市後期高齢者医療保険特別会計補正予算
第19 議案第7号 平成25年度南国市水道事業会計補正予算
第20 議案第8号 南国市一般職の職員の給与に関する条例の一部を改正する条例
第21 議案第9号 南国市道路占用料徴収条例の一部を改正する条例
第22 議案第10号 南国市準用河川占用料徴収条例の一部を改正する条例
第23 議案第11号 南国市法定外公共用財産管理条例の一部を改正する条例
第24 議案第12号 南国市都市公園条例の一部を改正する条例
第25 議案第13号 南国市廃棄物の処理及び清掃に関する条例の一部を改正する条例
第26 議案第14号 南国市水道給水条例の一部を改正する条例
第27 議案第15号 南国市下水道条例の一部を改正する条例
第28 議案第16号 南国市農業集落排水施設の設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例
第29 議案第17号 南国市地域の元気臨時交付金基金条例
第30 議案第18号 南国市介護保険条例の一部を改正する条例
第31 議案第19号 南国市後期高齢者医療に関する条例の一部を改正する条例
第32 議案第20号 市道の認定について
第33 議案第21号 損害賠償の額を定めることについて
第34 議案第22号 損害賠償の額を定めることについて
第35 議案第23号 南国市庁舎耐震補強及びその他改修工事請負契約の締結について
第36 議案第24号 三和防災コミュニティーセンター新築工事(建築主体)請負契約の変更について
第37 議案第25号 津波避難施設(浜改田浜田タワー・浜改田本村タワー)新築工事(建築主体)請負契約の変更について
第38 議案第26号 津波避難施設(久枝北タワー・下田村タワー)新築工事(建築主体)請負契約の変更について
第39 議案第27号 津波避難施設(浜改田岩坂タワー・前浜伊都多タワー)新築工事(建築主体)請負契約の変更について
第40 議案第28号 津波避難施設(前浜久保タワー・下島浜タワー)新築工事(建築主体)請負契約の変更について
第41 議案第29号 津波避難施設(十市阿戸タワー・十市坪池タワー)新築工事(建築主体)請負契約の変更について
第42 議案第30号 南国市山村振興等農林漁業特別対策事業施設の指定管理者の指定について
第43 議案第31号 南国市人権擁護委員の推薦について
第44 議案第32号 南国市人権擁護委員の推薦について
第45 報告第1号 損害賠償の専決処分の報告について
          ―――――――――――*―――――――――――
      本日の会議に付した事件
  日程第1より日程第45まで
          ―――――――――――*―――――――――――
      午前10時3分 開会・開議
○議長(前田学浩君) これより第374回南国市議会定例会を開会いたします。
 直ちに本日の会議を開きます。
          ―――――――――――*―――――――――――
      会期の決定
○議長(前田学浩君) 日程第1、会期の決定を議題といたします。
 お諮りいたします。今期定例会の会期は、本日から12月18日までの13日間といたしたいと思います。これに御異議ありませんか。
      〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(前田学浩君) 御異議なしと認めます。よって、会期は13日間と決定いたしました。
          ―――――――――――*―――――――――――
      会議録署名議員の指名
○議長(前田学浩君) 日程第2、会議録署名議員は、会議規則第81条の規定により、村田敦子さん及び今西忠良君を指名いたします。
          ―――――――――――*―――――――――――
      議案第1号から議案第9号まで
○議長(前田学浩君) この際、去る9月定例会で継続審査に付してありました議案第1号から議案第9号までの平成24年度各会計決算、以上9件を一括議題といたします。
 これより委員長の報告を求めます。総務常任委員長西川潔君。
      〔5番 西川 潔君登壇〕
○5番(西川 潔君) 総務常任委員会の審査の経過並びに結果について御報告を申し上げます。
 第372回定例会におきまして、当委員会に付託され、継続審査に付してありました案件は、議案第1号及び議案第4号の2件であります。
 去る10月22日に委員会を開催し、執行部から副市長初め関係課長の出席を求め、慎重に審査をいたしました。
 以下、順次御報告を申し上げます。
まず、議案第1号平成24年度南国市一般会計歳入歳出決算についてであります。
 決算概要は、歳入総額203億5,205万2,000円、歳出総額197億9,922万円、歳入歳出差引額5億5,283万2,000円であり、翌年度へ繰り越すべき財源1億9,636万6,000円を差し引いた実質収支額は3億5,646万6,000円の黒字となっております。そのうち、財政調整基金と減債基金にあわせて2億5,000万円の繰り入れを行い、平成25年度への繰越財源は1億646万6,000円であります。予算現額に対する執行率は、歳入で82.57%、歳出では80.33%となっております。
 また、普通会計ベースでの経常収支比率は92.9%で前年度より4ポイント上昇しましたが、実質公債費比率は前年度より1.1ポイント下降し、13.5%となっております。
 以上、款項逐一慎重審査の結果、やむを得ないものと認め、認定すべきものと決しました。
 次に、議案第4号平成24年度南国市土地取得事業特別会計歳入歳出決算についてであります。
 決算概要は、歳入3,521万3,000円、歳出0円、歳入歳出差し引き額3,521万3,000円は全額翌年度へ繰り越されるものであり、適当と認め、認定すべきものと決しました。
 以上で、総務常任委員会の報告を終わります。同僚議員の御賛同をよろしくお願いいたします。
○議長(前田学浩君) 産業建設常任委員長村田敦子さん。
      〔10番 村田敦子君登壇〕
○10番(村田敦子君) 
 産業建設常任委員会の審査の経過並びに結果について、御報告申し上げます。
 第372回定例会におきまして当委員会に付託され、継続審査に付してありました案件は、議案第2号、議案第3号、議案第5号、議案第9号、以上4件であります。去る10月23日に委員会を開催し、関係課長の出席を求め、慎重に審査をいたしました。以下、順次御報告を申し上げます。
 まず、議案第2号平成24年度南国市下水道事業特別会計歳入歳出決算につきまして、決算概要は歳入7億3,388万9,000円、歳出7億2,560万5,000円であります。828万4,000円の黒字で翌年度に繰り越しの措置がなされており、やむを得ないものと認め、認定すべきものと決しました。
 次に、議案第3号平成24年度南国市住宅新築資金等貸付事業特別会計歳入歳出決算につきまして、決算概要は歳入4,193万5,000円、歳出1,672万9,000円で、歳入歳出差引額は2,520万6,000円の黒字であり、適当と認め、認定すべきものと決しました。
 次に、議案第5号平成24年度南国市農業集落排水事業特別会計歳入歳出決算につきまして、決算概要は歳入歳出同額の1億5,365万1,000円であり、やむを得ないものと認め、認定すべきものと決しました。
 最後に、議案第9号平成24年度南国市水道事業会計決算の認定についてにつきまして、事業量は、給水人口4万2,420人、年間総配水量657万7,159立方メートル、普及率は87.41%で昨年度より0.06%下回っております。
 経営状況は、収益的収支では収入5億8,352万3,000円、支出5億4,481万1,000円で、差し引き純利益は3,871万2,000円となっております。
 また、資本的収支では収入2億3,719万1,000円、支出5億2,510万4,000円であります。収入が支出に対して不足する額2億8,791万3,000円については、当年度分損益勘定留保資金、減債積立金、過年度分消費税資本的収支調整額、建設改良積立金で補填しております。
 審査の結果、決算の認定についてはやむを得ないものと認め、認定すべきものと決しました。
 以上で産業建設常任委員会の報告を終わります。同僚議員の皆さんの御賛同をよろしくお願い申し上げます。
○議長(前田学浩君) 教育民生常任委員長土居恒夫君。
      〔6番 土居恒夫君登壇〕
○6番(土居恒夫君) 教育民生常任委員会の審査の経過並びに結果につきまして御報告を申し上げます。
 第372回定例会におきまして当委員会に付託され、継続審査に付してありました案件は、議案第6号から議案第8号の以上3件であります。
去る10月21日に委員会を開催し、関係課長の出席を求め、慎重に審査をいたしました。以下順次御報告を申し上げます。
まず、議案第6号平成24年度南国市国民健康保険特別会計歳入歳出決算についてであります。歳入総額は60億7,896万9,000円、歳出総額は59億7,890万6,000円であります。1億6万3,000円の黒字となっており、このうち4,048万4,000円を基金に繰り入れするものであり、やむを得ないものと認め、認定すべきものと決しました。
 次に、議案第7号平成24年度南国市介護保険特別会計歳入歳出決算につきましては、歳入総額は36億8,424万4,000円,歳出総額は36億2,303万6,000円で、歳入歳出差引額は6,120万8,000円の黒字となっており、審査の結果、やむを得ないものと認め、認定すべきものと決しました。
 最後に、議案第8号平成24年度南国市後期高齢者医療保険特別会計歳入歳出決算につきましては、歳入総額6億1,403万4,000円、歳出総額5億8,930万4,000円で、実質収支は2,473万円の黒字となっており、適当と認め、認定すべきものと決しました。
 以上で、教育民生常任委員会の報告を終わります。同僚議員の御賛同をよろしくお願いいたします。
○議長(前田学浩君) これにて委員長の報告は終わりました。
 これよりただいまの委員長報告に対する質疑を許します。質疑はありませんか。
      〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(前田学浩君) 委員長の報告に対する質疑を終結いたします。
          ―――――――――――*―――――――――――
○議長(前田学浩君) これより討論に入ります。討論はありませんか。
      〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(前田学浩君) 討論を終結いたします。
          ―――――――――――*―――――――――――
○議長(前田学浩君) これより採決に入ります。
 議案第1号から議案第9号まで、以上9件を一括採決いたします。
 委員長の報告はいずれも認定であります。委員長の報告のとおり決することに御異議ありませんか。
      〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(前田学浩君) 御異議なしと認めます。よって、議案第1号から議案第9号まで、以上9件はいずれも認定することに決しました。
 暫時の間休憩をいたします。
      午前10時16分 休憩
      ――――◇――――
      午前10時17分 再開
○議長(前田学浩君) 休憩前に引き続き会議を開きます。
          ―――――――――――*―――――――――――
      選任第1号
○議長(前田学浩君) 日程第12、常任委員及び議会運営委員の選任を行います。
 お諮りいたします。常任委員及び議会運営委員につきましては、委員会条例第7条の第1項の規定により
       岩松 永治君      西本 良平君      土居 恒夫君
       前田 学浩       村田 敦子君      土居 篤男君
       今西 忠良君
 以上7名を総務常任委員に
       田中  徹君      西川  潔君      小笠原治幸君
       竹内 克憲君      野村 新作君      西原 勝江君
       浜田  勉君
 以上7人を産業建設常任委員に
       山中 良成君      高木 正平君      中山 研心君
       岡崎 純男君      浜田 和子君      福田佐和子君
       西岡 照夫君
 以上7人を教育民生常任委員に
       田中  徹君      岩松 永治君      西川  潔君
       高木 正平君      中山 研心君      小笠原治幸君
       野村 新作君      浜田 和子君      浜田  勉君
       福田佐和子君
 以上10人を議会運営委員にそれぞれ指名いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。
      〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(前田学浩君) 御異議なしと認めます。よって、ただいま指名いたしました以上の諸君をそれぞれの常任委員及び議会運営委員に選任することに決しました。
 この際、議長において委員会条例第9条第1項の規定により、委員長の互選のため委員会を招集いたしますから、直ちに委員会を開き、正副委員長を互選の上、報告を願います。
 暫時の間休憩をいたします。
      午前10時20分 休憩
      ――――◇――――
      午前10時33分 再開
○議長(前田学浩君) 休憩前に引き続き会議を開きます。
 各常任委員会及び議会運営委員会の正副委員長が決定いたしましたので、御報告いたします。
     総  務常任委員長   西本 良平君
          副委員長   今西 忠良君
     産業建設常任委員長   小笠原治幸君
          副委員長   田中  徹君
     教育民生常任委員長   中山 研心君
          副委員長   山中 良成君
     議  会運営委員長   高木 正平君
          副委員長   浜田  勉君
 以上のとおり決定いたしました。
          ―――――――――――*―――――――――――
○議長(前田学浩君) 市長より議案の送付がありましたので、お手元へ配付いたしました。
 職員をして送付書を朗読いたさせます。事務局長。
      (事務局長朗読)
 …………………………………………………………………………………………………………
                                  25南総第371号
                                 平成25年12月6日

 南国市議会議長  前 田 学 浩 様

                       南国市長  橋 詰 壽 人  

      第374回南国市議会定例会の議案の送付について
 第374回南国市議会定例会に提出する議案を別紙のとおり送付します。

 議案第1号 平成25年度南国市一般会計補正予算
 議案第2号 平成25年度南国市下水道事業特別会計補正予算
 議案第3号 平成25年度南国市農業集落排水事業特別会計補正予算
 議案第4号 平成25年度南国市国民健康保険特別会計補正予算
 議案第5号 平成25年度南国市介護保険特別会計補正予算
 議案第6号 平成25年度南国市後期高齢者医療保険特別会計補正予算
 議案第7号 平成25年度南国市水道事業会計補正予算
 議案第8号 南国市一般職の職員の給与に関する条例の一部を改正する条例
 議案第9号 南国市道路占用料徴収条例の一部を改正する条例
 議案第10号 南国市準用河川占用料徴収条例の一部を改正する条例
 議案第11号 南国市法定外公共用財産管理条例の一部を改正する条例
 議案第12号 南国市都市公園条例の一部を改正する条例
 議案第13号 南国市廃棄物の処理及び清掃に関する条例の一部を改正する条例
 議案第14号 南国市水道給水条例の一部を改正する条例
 議案第15号 南国市下水道条例の一部を改正する条例
 議案第16号 南国市農業集落排水施設の設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例
 議案第17号 南国市地域の元気臨時交付金基金条例
 議案第18号 南国市介護保険条例の一部を改正する条例
 議案第19号 南国市後期高齢者医療に関する条例の一部を改正する条例
 議案第20号 市道の認定について
 議案第21号 損害賠償の額を定めることについて
 議案第22号 損害賠償の額を定めることについて
 議案第23号 南国市庁舎耐震補強及びその他改修工事請負契約の締結について
 議案第24号 三和防災コミュニティーセンター新築工事(建築主体)請負契約の変更につい
       て
 議案第25号 津波避難施設(浜改田浜田タワー・浜改田本村タワー)新築工事(建築主体)
       請負契約の変更について
 議案第26号 津波避難施設(久枝北タワー・下田村タワー)新築工事(建築主体)請負契約
       の変更について
 議案第27号 津波避難施設(浜改田岩坂タワー・前浜伊都多タワー)新築工事(建築主体)
       請負契約の変更について
 議案第28号 津波避難施設(前浜久保タワー・下島浜タワー)新築工事(建築主体)請負契
       約の変更について
 議案第29号 津波避難施設(十市阿戸タワー・十市坪池タワー)新築工事(建築主体)請負
       契約の変更について
 議案第30号 南国市山村振興等農林漁業特別対策事業施設の指定管理者の指定について
 議案第31号 南国市人権擁護委員の推薦について
 議案第32号 南国市人権擁護委員の推薦について
 報告第1号 損害賠償の専決処分の報告について
 …………………………………………………………………………………………………………
      議案第1号から議案第32号まで、報告第1号
○議長(前田学浩君) この際、議案第1号から議案第32号まで及び報告第1号、以上33件を一括議題といたします。
 市政報告並びに提案理由の説明を求めます。市長。
      〔市長 橋詰壽人君登壇〕
○市長(橋詰壽人君) おはようございます。
 本日、議員の皆様の御出席をいただき、第374回南国市議会定例会が開かれますことを厚く御礼申し上げます。
 開会に当たり、提案いたしました議案の説明に先立ちまして、市政の状況について御報告申し上げ、議員の皆様、並びに市民の皆様の御理解をよろしくお願いしたいと思っております。
 「昔のようなにぎわいを取り戻してもらいたい」と、いつも「ごめん」を気にかけていただいておりました「やなせたかし」先生が、10月13日にお亡くなりになりました。この場をお借りしまして、心からお悔やみを申し上げ、やなせ先生の御冥福をお祈り申し上げます。本市名誉市民でありました、やなせ先生には、「ハガキでごめんなさい全国コンクール」の発案や、「やなせたかしロード」の設置協力、後免野田小学校へのやなせライオンの石像や子どもたちへのコンサート、また、「ごめんのごめんしょうが飴」などの売り出しにアドバイスをいただくなど、「ごめん」のブランド化と地域の活性化に御尽力をいただいてまいりました。やなせ先生の本市への御功績に対しましては、心から感謝しております。やなせ先生の御恩に少しでも報いるためにも、今後におきましても、「ごめん」の活性化に取り組んでいかなければならないと考えております。
 さて、国民の生活に大きな影響を及ぼす、TPP交渉につきましては、年内妥結を目標に進められております。今まで、政府は、コメ、麦などの農産物の重要5品目を「聖域」と位置付け、関税撤廃はしないという方針でありました。しかしながら、交渉過程の中で、重要5項目を細分化し、586品目として、従来の関税維持の方針から変更して、撤廃できるかどうかの検討に入りました。自民党は、昨年の衆議院議員選挙、また、今夏の参議院議員選挙において、「重要5品目を「聖域」として守る」、「確保できない場合は脱退も辞さない」と公約に掲げておりました。安倍首相は「公約をたがえてはならない」としている一方、「国益を追及する政府の方針に何ら変更はない」と強調しております。しっかりとした説明責任を果たし、交渉内容や進捗状況を明らかにすべきであるとともに、慎重に交渉に当たっていただきたいと思っております。
 また、高知県議会9月定例会におきまして、「重要5品目の聖域すら守れないTPP交渉参加から撤退することを求める意見書」が自民党県議団を含む全会一致で可決されました。このことは、第1次産業が基幹産業である高知県にとっては、壊滅的な影響を受けるものとして、県議会自体も危機感を持っていることを意味しており、中央と地方のねじれや温度差が感じられます。
 本市におきましても、農業は本市の基幹産業であり、TPP問題は、本市の産業振興に大きな影響を与える問題であります。政府は、農業政策において、大規模農家への集約を図ることを念頭に、減反政策を5年後に廃止する方向で検討に入っております。TPP問題と併せて、本市のような小規模農家が多い地域の農業の将来を見据え、日本の農業を守り育成することを主眼とした制度設計を行い、地域経済を発展させる政策を進めるよう、望んでおります。
 また、南海トラフ地震に係る地震防災対策の推進に関する特別措置法が11月22日に参議院で可決、成立いたしました。平成14年に制定された東南海・南海地震対策特別措置法を大幅に改正したものであり、避難場所や避難経路の整備、津波避難対策特別強化地域の指定、集団移転に関連した福祉施設や学校等の高台移転の支援などが盛り込まれております。この特措法に基づき、今後制度設計されます支援策を検討し、本市の地震・津波対策に活用してまいりたいと考えております。
 それでは、市政の主要な課題につきまして、御報告いたします。
     〔総務〕
 まず、総務関係につきまして、御報告いたします。
 市役所本庁舎の耐震改修工事につきましては、11月7日に入札を行い、落札業者が決定いたしました。今議会に工事請負契約の議案を上程しておりますので、御審議のほどよろしくお願いいたします。
 11月3日文化の日に、第45回南国市民賞の授与式を行いました。本年度は、社会福祉部門での功績により野島明子さん、清岡君江さんに、環境保全部門での功績により畠中恒輔さんに市民賞を授与いたしました。それぞれの方は、受賞部門以外の分野におきましても、本市の発展に大きく寄与されており、今後も御支援、御協力をお願いしたところでございます。また、故人の坂本源一さんには、商工業発展に御尽力されました功績により産業経済部門で市民賞を授与いたしました。
     〔危機管理〕
 次に、危機管理関係につきまして、御報告いたします。
 南海トラフ巨大地震に対する命山構想の10月末現在における進捗状況につきましては、津波避難タワー14基は平均約27パーセント、三和コミュニティーセンターは約12パーセント、避難路などは22ヵ所中17ヵ所が完了し、大湊小学校及び三和小学校の外付け階段の整備は完了しております。また、高知東部自動車道路への避難路進入口4ヵ所は平成26年度中に整備する予定となっております。さらに、国府地区防災連合会及び大湊地区防災連合会は総合体験型の防災訓練を自主的に企画立案し、主体的に訓練活動に取り組まれており、本市の防災力につきましては、確実に向上しております。引き続き、南海トラフ巨大地震に対するハード・ソフト両面からの対策を最重要施策として取り組んでまいります。
 10月31日に、航空機事故が発生した場合を想定し、高知空港事務所に合同対策本部の設置・運用訓練、情報収集・伝達訓練、関係機関の参集訓練、消火活動や被災者誘導訓練、医療救護活動など多岐にわたる航空機事故対応総合訓練が実施されました。
 11月12日に、京都大学防災研究所・巨大災害研究センターの牧紀男准教授をお招きし、防災に関する職員研修を行いました。「大規模災害時における自治体の災害対応業務」と題しまして、大規模災害発生時に自治体職員はいったいどのような困難に直面するのか、その災害対応業務や危機管理対応について、具体例を交えて御講義をいただきました。今後想定されます南海トラフ巨大地震のみならず、台風や大雨による災害発生時の対応につきましても、自治体職員としての行動を今一度考えさせられるなど、非常に意義のあるものでありました。
 交通安全対策の取組につきましては、9月21日から30日までの秋の交通安全運動期間中、24日早朝と25日夕方に、大そね交差点において人間看板や桃太郎旗を用いた啓発活動を実施するとともに、期間を通して市広報車による広報活動を行いました。また、高齢者宅への訪問による啓発活動や、南国市の小学生を対象に交通安全絵画コンクールを開催するなど、幅広い年齢層への啓発を行いました。
     〔財政〕
 次に、財政関係につきまして、御報告いたします。
 平成25年度から3ヵ年の南国市中期財政収支ビジョンにより、計画的な財政の健全化に努めてまいりたいと考えておりますが、平成25年度決算におきましては、基金の取り崩しも予想され、厳しい財政状況となっております。
 本市の来年度の財政収支の見込みにつきましては、アベノミクス効果による景気回復が地方においてはまだまだ進んでいないことから、市税収入の増加は見込めず、地方交付税も国の仮試算から推計しますと本年度比1.8パーセント減となるなど、市税、交付税とも厳しい状況が予想されます。なお、消費税率が8パーセントとなることに伴う本市の一般財源への影響額につきましては、今後、地方財政計画を見定め、適切に見込んでまいります。
 歳出におきましては、少子高齢化等に伴う扶助費及び後期高齢者医療関連事業費など義務的経費の増大は避けられない状況であります。
 このような厳しい状況の中、平成26年度予算編成に当たりましては、引き続き歳入歳出の見直しを図り、限られた財源の中で最大の行政効果を上げるべく、地震・防災対策、将来に向けた都市基盤整備、産業振興対策、教育・子育て支援・少子化対策、健康対策、環境対策の6点を重点施策に掲げメリハリのある予算編成を行ってまいります。
     〔企画〕
 次に、企画関係につきまして、御報告いたします。
 中山間地域における公共交通の確保につきましては、白木谷地区及び八京地区において、スクールバスを活用したコミュニティバスの実証実験を10月1日から実施しております。10月の運行は、10日間で37便、乗車人数は22人、平均乗車率0.6人でありました。運行開始時から徐々に利用者も増えており、「大変助かっている」との声もいただいております。今後につきましては、乗車人数の推移を見て、より効果的な公共交通となるよう検討してまいります。
 岩沼市との姉妹都市関係につきましては、提携40周年を記念しまして、岩沼市から小野岩沼市商工会長を団長として、11月9日、10日に総勢34名の市民訪問団が、つらゆき時代まつりに合わせて訪問されました。つらゆき時代まつりの式典等は、あいにくの雨により中止となりましたが、9日に行いました歓迎会は、両市合わせて121人が参加し盛大に行われ、親交を深めました。
 次に、情報政策関係につきまして、御報告いたします。
 地上デジタル放送移行に係る、難視聴対策につきましては、十市東組テレビ共聴組合の工事が終了し、地上デジタル放送移行による共聴施設整備事業は完了いたしました。このほか、共聴施設整備及び高性能アンテナ対策による難視聴解消が困難な世帯に対し、総務省はワンセグ対策事業を実施することになりました。市内に対象世帯が2世帯ありますので、住民への説明の協力等を行ってまいります。
     〔民生〕
 次に、民生関係につきまして、御報告いたします。
 戸籍副本データ管理システムの運用を10月15日から開始いたしました。現在、副本データの送信が順調に行われており、法務省の管理センターで適切に管理されております。
 国民健康保険関係につきましては、市民が主体となって取り組める健康づくりを目指して「健康なんこくきらりフェア」を12月14日にスポーツセンターにおいて開催いたします。自分の健康は自分で守るということを基本に、健康づくりが医療費の軽減につながることを御理解いただくとともに、国保医療費の適正化に努めてまいります。
 また、平成24年度の特定健診の受診率につきましては、29.0パーセントとなり、前年度より0.7ポイント増加しております。今後におきましても、第2期特定健康診査等実施計画に基づき、受診率の向上に取り組んでまいります。
 本市の平成24年度後期高齢者医療につきましては、1人当たり医療費が120万7,000円であり、前年度より5,000円、0.4パーセント減となっておりますが、県内の自治体では5番目に高い額となっております。また、1人当たりの保険料は6万2,398円で、69パーセントの方が軽減該当者であり、収納率は99.36パーセントとなっております。今後におきましても、広域連合と連携し、適正な事業運営が行われるよう努めてまいります。
 日頃から乳幼児健診の受診勧奨に努めておりますが、受診率向上が課題となっております。この12月から来年2月にかけて、健診未受診児を対象に、県下5ヵ所で広域健診を市町村と県が協働して実施いたします。本市におきましては、2月23日に保健福祉センターにおいて、午前中に1歳6ヵ月児健診を、午後に3歳児健診を実施する予定としております。今回の広域健診は、乳幼児健診従事者のスキルアップの機会ともなっており、今後の乳幼児健診事業に生かせるよう、広域健診の担当者以外の職員も参加させ、研修に努めさせます。
 がん検診につきましても、本年度末にかけまして、県と市町村との協働で、本年度の未受診者がどこの市町村でも受診できるよう、広域がん検診を県下22ヵ所で実施する予定をしております。本市におきましては、2月26日に保健福祉センターにおいて、肺がん、胃がん、大腸がん検診の実施を予定しており、今後も受診率向上のために、市民の皆様が受診しやすい体制づくりに取り組んでまいります。
     〔環境〕
 次に、環境関係につきまして、御報告いたします。
 『環境に優しいまちづくり「エコシティなんこく」』の実現につきまして、9月17日から20日までの間、NPO法人環境活動支援センターえこらぼの御協力のもと、本庁舎1階ホールにおいて、たちばな幼稚園児のエコドライブに関するぬり絵や、地球温暖化に関するパネルを展示し、併せて、エコドライブや地球温暖化に関するビデオを放映いたしました。来庁された方に地球温暖化や環境問題に関して興味を持っていただくよい機会となりました。今後におきましても、様々な方法で広く啓発活動を行ってまいります。
 南国市地球温暖化対策実行計画に基づき、全職員で温室効果ガスの削減に取り組んでまいりました。平成20年度から平成24年度までの5年間の平均が、基準年度の平成19年度と比べ6.6パーセント削減することができました。この実行計画の見直しを本年度中に行い、新たに削減目標を定め、さらなる温暖化対策に取り組んでまいります。
 平成25年度住宅用太陽光発電システム設置補助金につきましては、80件の申請があり、9月12日に受付を終了いたしました。そのうち市内業者による施工のものは18件であり、昨年度と比較しますと7件の減少となっており、今後の補助金募集に当たり、広報等検討が必要であると考えております。
     〔農林水産〕
 次に、農林水産関係につきまして、御報告いたします。
 南国市の学校給食に供給しております上倉地区の棚田で、第17回米づくり親子セミナーの稲刈り体験が10月7日に行われました。本年度は、日章小学校、大湊小学校の児童と保護者が丁寧に鎌で刈り取り、収穫の歓びを親子で体感されました。この事業は、JA南国市により、児童らが農作業を体験し、景観・環境保全を含めた、棚田での稲作農業の位置付けと重要性について学習するとともに、自分たちが食べている学校給食米の生産現場を親子で確認し、生産農家との交流を通して農業への理解を深めることを目的としています。棚田は、耕作者の高齢化や後継者不足により耕作面積が減少するなど、適地確保も厳しくなっておりますが、食育と地産地消のモデル事業として高知県や中山間活性化推進協議会等とともに、来年度以降も事業の継続に努めてまいります。
 地産地消や食に対する安全安心への関心の高まりを背景に、地域の豊富な食材を生かし、生産者と消費者をつなぐ場づくりとして開業しました農家レストラン・まほろば畑は3周年を迎え、10月15日に記念事業を行いました。3年目の現在も好評をいただいており、平均来店者数は180人を超える高い集客数を維持しております。今後も引き続き、地元産野菜を使った新しいレシピの開発と、5グループ共通の味付けの確立を図り、まほろば畑の充実を支援してまいります。
 第21回南国・香美・香南畜産フェスティバルを、11月2日に高知農業高校放牧場において開催いたしました。当日は、3市の酪農家が日頃から入念に手入れをしている乳牛の飼育の審査が行われ、本市の酪農家が5部門中2部門で最優秀賞を獲得するとともに、ベストアダー賞(乳器賞)にも輝きました。今後におきましても、フェスティバルの継続、発展を図り、3市の畜産業の振興に努めてまいります。
     〔商工観光〕
 次に、商工観光関係につきまして、御報告いたします。
 9月23日に本市出身の大日本プロレス岡林裕二選手の凱旋チャリティビアガーデンが西島園芸団地で開催され、多くの観客でにぎわいました。
 西島園芸団地の経営状況につきましては、金融機関から承認を受けました経営改善計画のとおり、売上げ及び経費ともに、ほぼ計画どおりに推移しております。
 「ごめん」、「中心市街地」のにぎわい創出を目的に南国市商工会によって整備されました、ごめん・よってこ広場におきましては、「ファンが写した三山ひろし写真展」や、高知農業高校生徒の御協力をいただき、ごめんの軽トラ市やアンパンマン・ドレスアップイベントなどが行われました。
 「ごめん」を含めた地域活性化も目的のひとつとして活動しております、ごめんシャモ研究会の「ごめんシャモスキやき」が、10月6日に日本青年会議所主催の「地域活性化たからいちin奈良」におきまして、最優秀グランプリを受賞しました。また、11月2日には「東京ジャパンフードフェスタ2013」の第1回地場もん国民大賞におきましても、銀賞に輝くなど、全国的にも高い評価を受けております。
 南国市観光協会におきましては、フェスティバル土佐第42回ふるさとまつりや高知東海岸グルメまつり&鉄道の日記念イベント、第22回空の日イベント、また、長宗我部元親ゆかりの地である大分県の第9回大野川合戦まつりなど、市内はもとより市外、県外の物産・イベントに出店、応援するなど、「南国市」を売り出す広報・宣伝活動を行っております。また、10月6日に婚活イベント「なんこくまち恋」と、11月17日に「なんこくへんろウォーク」の2つの企画につきましては、定員を大幅に超える応募があり、大変人気のあるイベントとなっており、観光協会の活動も活発となってきております。
     〔建設〕
 次に、建設関係につきまして、御報告いたします。
 本年度重点施策として取り組みます、東部自動車道高知南国道路及び南国安芸道路周辺対策事業に係る工事、並びに社会資本整備総合交付金事業による市道南国127号線他7路線、橋梁の長寿命化・地震対策として市道宮前学校線(宮前橋)他2橋、通学路の安全対策としてガードレール・白線等の設置工事、そして、トンネル点検・中山間地域の法面・盛土擁壁等の点検・路面舗装の調査業務につきましては、早期完了に向け鋭意取り組んでおります。
 新規事業であります国庫補助事業の農業体質強化基盤整備促進事業や、市単独土地改良事業も、順調に実施しております。また、新たに、がけくずれ住家防災対策事業が交付決定されましたので、住民の安全・安心を図るべく早期完成に努めてまいります。
     〔都市整備〕
 次に、都市整備関係につきまして、御報告いたします。
 本市の重要な都市基盤整備であります、南国駅前線及び高知南国線の道路築造事業の進捗状況につきましては、11月末現在において、南国駅前線(2工区)については、用地面積全体の27.49パーセントに当たる2,151.09平方メートル、高知南国線(2工区)については、35.28パーセントに当たる1,113.43平方メートルの用地を取得いたしました。今後につきましても、地権者の移転計画などを考慮しながら、誠意を持って用地交渉に当たってまいります。
 住宅耐震化促進事業につきましては、10月31日現在の執行額は3,183万円となっており、引き続き、啓発活動を行うなど、南海トラフ巨大地震対策としまして、住宅の耐震化に取り組んでまいります。
     〔上下水道〕
 次に、上水道関係につきまして、御報告いたします。
 田村地区配水管布設替工事などの管路耐震化工事につきましては、順次発注を行ってまいります。また、上下水道局庁舎の耐震化による建替えのための用地購入費につきましては、今議会に補正予算の議案を上程しておりますので、御審議のほどよろしくお願いいたします。
 大規模災害時の速やかな応急活動を図る目的で、10月22日に市内の指定給水装置工事事業者や検針員に給水タンク運搬や応急給水作業などの応急活動の協力について説明を行い、順次協定を締結しております。
 次に、下水道関係につきまして、御報告いたします。
 高知県下水道地震・津波対策検討委員会は、下水処理場の津波シミュレーションによる被害想定の結果等を検討し、11月に高知県下水道地震・津波対策ガイドラインを策定いたしました。そのガイドラインに基づき、本市の下水道総合地震対策計画や下水道業務継続計画を策定いたします。
 高知県内における下水道及び集落排水施設などの経営改善策の推進を図る目的で、10月28日に内閣府の包括的管理・運営事業に関する検討支援等業務委託先であります日本上下水道設計株式会社と高知県及び本市を含む県内6自治体との間で、高知県下水道経営健全化検討委員会の運営業務に関する協定を締結いたしました。今後につきましては、大学教授、税理士、日本下水道事業団や国土交通省などで構成されますこの検討委員会において、経営健全化に資する有効な手法などについて協議されますので、その結果に基づき、経営健全化に取り組んでまいります。
     〔福祉〕
 次に、福祉関係につきまして、御報告いたします。
 地域福祉関係につきましては、10月10日、11日に、被災地の福祉避難所の設置・運営についての状況を把握し課題に対応するため、要援護者対策としての広域福祉避難所に取り組んでおります高知県中央東福祉保健所、関係市町及び広域福祉避難所協定締結施設とともに、宮城県石巻市の福祉避難所の視察研修を実施しました。12月13日には福祉避難所協定締結施設や、今後協定締結を予定しております福祉施設等を対象として、石巻市の福祉避難所の方による講演会を実施し、2月には広域福祉避難所における情報伝達を中心とした避難訓練を予定しております。
 また、災害時における避難行動要支援者の個別支援計画策定に向け、個別支援計画策定を進める自主防災組織に対し、1月から災害時要援護者台帳の情報提供を実施する予定であります。要支援者の情報提供につきましては、個人情報保護に十分留意して、取り組んでまいります。
 障害福祉関係につきましては、社会福祉法人来島会が10月に市内にケアホームを建設いたしました。来春の開所に向け、受入準備を進めております。このことにより、社会資源が増え、施設入所者の地域移行と、在宅生活者のケアホームへの入居、短期入所の選択肢が増えることになります。
     〔消防〕
 次に、消防関係につきまして、御報告いたします。
 南海トラフ巨大地震の発生を見据え、高知県内15全消防本部及び他の消防機関の参加による初めての「高知県緊急消防援助隊受援・応援合同訓練」が、9月27日から28日にかけて高知市において行われました。南国市消防本部からは消火部隊として、応援訓練に参加し、野営訓練・消火訓練等の連携活動を実施し、緊急消防援助隊高知県隊編成時における派遣隊員の連携強化を図ることができました。今後におきましては、応援を要請する場合に備え、本市での受援訓練も行っておく必要があると考えております。
 消防ポンプ自動車更新整備計画に基づき発注しておりました北部分団久礼田班の消防ポンプ自動車につきましては、10月11日に完成・納車され、久礼田班消防屯所に配備いたしました。災害への出動の際には、配備した車両に備えられた機能を十分に活用し、消防防災活動を展開することによりまして、地域住民の安全・安心が保たれるものであると考えられます。
 また、北部分団国分班は、5月から約半年間、ポンプ操法訓練に取り組み、平成25年度高知県消防操法大会に出場いたしました。大会には消防団幹部会役員が応援に駆けつけるなど、さらなる消防団の連携・団結が見られました。
     〔教育〕
 次に、教育関係につきまして、御報告いたします。
 まず、学校教育につきまして、高知県教育委員会は、平成22年度から、11月1日を「高知県教育の日」として制定し、全県的な取組を行っております。本市におきましては、子どもたち一人ひとりが学ぶ目的や喜びを自覚し、生涯にわたって学び続ける風土をつくっていけるよう、10月23日から11月24日までを「南国市学びの月間」と位置付け取組を行いました。市内小中学校におきまして、授業公開や学校行事等を行い、保護者や地域の皆様はもとより、広く市民の皆様にも参加していただき、本市の教育について、理解と関心を深めていただきました。
 文化・スポーツ関係におきましては、南国市音楽祭をはじめ、小学校では陸上記録会や小学生駅伝大会、中学校では各部活動を中心とした活躍がありました。
 文化面では、第65回高知県小中学生科学研究発表会におきまして、最優秀の大倉理科研究賞に香長中学校2年生の石川瑞穂さんが輝きました。
 スポーツ面では、第20回県中学校サッカー選手権におきまして、北陵中学校が初のベスト4に入るなど大健闘を見せました。11月17日に行われました第64回高新中学校駅伝競走大会では、香長中学校女子が見事7年ぶり8度目の優勝を果たし、12月15日山口県で開催される全国中学駅伝への切符を手にしました。男子は、北陵中学校が惜しくも2位となりましたが、最後まで優勝を争う展開となり、すばらしい活躍でありました。
 防災教育関連におきましては、「実践的防災教育推進事業」の県の指定校であります三和小学校が、11月24日に「地域ぐるみで防災学習」を開催いたしました。参加者の防災への意識の高揚が図られましたことから、今後におきましても、学校を核とした地域ぐるみの防災教育の推進に努めてまいります。
 次に、幼保支援関係につきまして、御報告いたします。
 子どもの教育・保育や、地域の子ども・子育て支援を総合的に推進するための、新しい子ども・子育て支援制度への移行に向け、市民の子育ての状況と子育て支援事業に対するニーズ調査を実施すべく準備を進めております。来年度の「南国市子ども・子育て支援事業計画」の策定に向け、保育、教育及び子育て支援に対する量の見込みや方策等のニーズ調査や、その分析を行うものであります。
 放課後児童対策関係につきましては、日章小学校たんぽぽ学童クラブが、本年度内に専用施設を利用できるよう、施設建設の準備を進めております。
 次に、生涯学習関係につきまして、御報告いたします。
 スポーツの秋、芸術の秋に、多くの市民の参加をいただき、スポーツの交流、文化の交流を深める様々な行事が行われました。また、各地区では運動会や文化祭の開催など、元気な人づくり・地域づくりをめざした活動が実施されました。
 ねんりんピックよさこい高知2013高知大会は、10月26日から開催され、27日、28日に、卓球競技がスポーツセンターにおいて、サッカー競技が吾岡山文化の森スポーツ広場において行われました。卓球、サッカーともに熱戦が繰り広げられ、全国各地からの参加者にとりまして、思い出深い大会になったことと思います。
 第25回「さわやか健康ウオーキング」は、10月14日の体育の日に開催され、小学生や家族のグループなど、子どもから高齢者まで多世代にわたる96名の参加がありました。
 第30回土佐日記門出のまつりは、11月10日に開催されました。まつりの式典の前に、紀貫之の書と言われております「月」の字の碑の除幕式が行われました。そして、式典では国府小学校児童による土佐日記朗読奉納など、土佐日記を記した紀貫之卿を偲ぶとともに、その功績が顕彰されました。
 第27回識字学級・集会所文化祭は、11月16日、17日に、長岡西部体育館において開催され、日ごろの学級活動の成果が発表されました。近隣の保育所、小学校、中学校の子どもたちの参加とともに、多世代の交流を図ることができました。
 第53回南国市美術展覧会につきましては、12月8日から15日までスポーツセンターで開催する予定であり、幼児、児童、生徒の部、一般の部の力作、大作が展示されることになります。
 以上、市政の主要な課題につきまして、御報告いたしました。
 続きまして、提案理由を申し述べます。
 議案第1号平成25年度南国市一般会計補正予算、歳入歳出補正予算の規模は、9億3,058万円の増額計上であります。
 主な内容としましては、退職手当、地域の元気臨時交付金基金積立金、障害者自立支援給付事業費及び防災対策加速化基金積立金の増額並びに職員給与の臨時特例措置等による人件費の減額であります。
 その所要一般財源は2億3,655万3,000円の増額でありまして、市有車売払収入6万2,000円、退職手当基金繰入金1億4,002万5,000円及び繰越金9,646万6,000円を増額計上いたしました。
 以下、主な歳出につきまして、ご説明申し上げます。
 人件費関係では、時間外手当等が増加しましたが、職員給の臨時特例措置による減額により、退職手当を除き、3,866万9,000円を減額計上いたしました。
 総務費関係では、退職手当1億4,693万1,000円、地域の元気臨時交付金基金積立金4億7,500万円及び生活保護費に係る国庫支出金返還金1,951万3,000円を増額計上し、参議院議員通常選挙費602万8,000円を減額計上いたしました。
 民生費関係では、サービス利用者の増に伴う障害者自立支援給付事業費5,939万3,000円及び安心子ども基金認定こども園事業費補助金等の増による民営保育所等費2,522万3,000円を増額計上いたしました。
 衛生費関係では、出生数の増による妊婦・乳児健康診査事業費315万円を増額計上いたしました。
 農林水産業費では、農道水路の維持補修に係る市単独農道水路維持管理費900万円を増額計上いたしました。
 土木費関係では、市道補修に係る道路維持費900万円及び市単独道路新設改良事業費1,050万円を増額計上いたしました。
 消防費関係では、津波避難誘導灯整備工事等に係る防災費1,613万3,000円並びに津波避難対策等加速化臨時交付金及び職員給与の臨時特例措置による減額分を積み立てる防災対策加速化基金積立金1億1,195万2,000円を増額計上いたしました。
 教育費関係では、緊急雇用創出学校図書館支援員配置事業費629万3,000円及び八京公民館敷地改修工事に係る公民館運営事業費1,480万9,000円を増額計上し、緊急雇用創出ICT支援員配置事業費1,317万4,000円及び緊急雇用創出生徒指導対応支援事業費1,080万7,000円を減額計上いたしました。
 繰越明許費といたしましては、社会福祉センターの耐震補強改修工事実施設計に日時を要することによる社会福祉一般管理費691万2,000円、ニーズ調査・分析業務に日時を要し終了後に計画策定業務を発注する子ども・子育て支援事業費264万6,000円、地権者への説明等に不測の日時を要したことによる土地区画整理事業費690万円、被害想定公表後に地元との協議を行うことにより日時を要したことによる津波避難施設造成に係る防災費1億5,418万7,000円及び鳶ヶ池中学校屋内運動場耐震診断の委託期間の不足による中学校管理費(学校総務)316万3,000円を計上いたしました。
 債務負担行為といたしましては、子ども・子育て支援新システム構築業務委託を平成25年度から平成26年度までの2ヶ年で限度額939万6,000円に設定いたしました。
 議案第2号平成25年度南国市下水道事業特別会計補正予算、歳入歳出補正予算の規模は、743万8,000円の減額計上であります。
 歳出におきましては、上下水道局庁舎整備事業費1,440万円、流域関連公共下水道維持管理費3万4,000円、十市浄化センター維持管理費32万8,000円及び公債費121万6,000円を増額計上し、人事異動等に伴う下水道職員人件費426万8,000円、下水道一般管理費54万2,000円、浦戸湾東部流域下水道建設負担金776万1,000円、公共下水道事業費1,032万円及び十市浄化センター職員人件費52万5,000円を減額計上いたしました。
歳入におきましては、下水道債460万円を増額計上し、公共下水道事業費の減による国庫支出金500万円及び一般会計繰入金703万8,000円を減額計上いたしました。
 議案第3号平成25年度南国市農業集落排水事業特別会計補正予算、歳入歳出補正予算の規模は、37万2,000円の減額計上であります。
 歳出におきましては、人事異動等に伴う農業集落排水職員人件費37万2,000円を減額計上いたしました。
歳入におきましては、一般会計繰入金37万2,000円を減額計上いたしました。
 議案第4号平成25年度南国市国民健康保険特別会計補正予算、歳入歳出補正予算の規模は、519万9,000円の減額計上であります。
 歳出におきましては、還付金の増に伴う一般被保険者国保税還付金50万円及び前期高齢者納付金等26万6,000円を増額計上し、人事異動に伴う職員人件費の減等による総務費204万円、概算額の決定に伴う後期高齢者支援金等258万5,000円、老人保健拠出金4,000円及び介護納付金133万6,000円を減額計上いたしました。
歳入におきましては、前期高齢者交付金142万円、職員給与費等繰入金の減等による一般会計繰入金286万7,000円及び財政調整基金繰入金91万2,000円を減額計上いたしました。
 議案第5号平成25年度南国市介護保険特別会計補正予算、歳入歳出補正予算の規模は、18万6,000円の減額計上であります。
 歳出におきましては、地域支援事業費730万6,000円及び国費返還金等に係る諸支出金155万6,000円を増額計上し、人事異動に伴う職員人件費の減等により総務費594万7,000円及び介護給付費準備基金積立金310万1,000円を減額計上いたしました。
歳入におきましては、地域支援事業費の増等に伴う国庫支出金397万2,000円及び支払基金交付金211万7,000円を増額計上し、県支出金123万9,000円及び一般会計繰入金503万6,000円を減額計上いたしました。
 議案第6号平成25年度南国市後期高齢者医療保険特別会計補正予算、歳入歳出補正予算の規模は、2,704万2,000円の増額計上であります。
 歳出におきましては、繰越金の計上に伴う後期高齢者医療広域連合納付金3,104万1,000円を増額し、人事異動に伴う職員人件費の減等による総務費399万9,000円を減額計上いたしました。
歳入におきましては、保険料収入の増加見込み等により後期高齢者医療保険料631万2,000円及び繰越金2,472万9,000円を増額し、職員給与費等の減による一般会計繰入金399万9,000円を減額計上いたしました。
 議案第7号平成25年度南国市水道事業会計補正予算、収益的収入及び支出において、上水道事業費用を74万8,000円減額するものであります。
 上水道事業費用の主なものは、人事異動に伴う人件費を減額し、減価償却費及び支払利息を増額するものであります。
 資本的収入及び支出においては、上水道資本的収入を8,000万円増額し、上水道資本的支出を8,225万1,000円増額するものであります。
 上水道資本的収入の主なものは、庁舎建設用地費に伴う企業債及び負担金を増額するものであります。
 上水道資本的支出の主なものは、人事異動に伴う人件費、庁舎建設に伴う用地費を増額するものであります。
 議案第8号南国市一般職の職員の給与に関する条例の一部を改正する条例、高知県の給与制度の改正を踏まえ、本条例の一部を改正するものであります。
 改正の内容は、55歳を超える職員の昇給の抑制を行い、昇給は勤務成績が特に良好である場合に限り行うようにすること、及び災害派遣手当の支給対象を拡大し、大規模災害からの復興に関する法律(平成25年法律第55号)第35条に規定する復興計画の作成等のために派遣された職員に対して支給できるようにすることであります。
 議案第9号南国市道路占用料徴収条例の一部を改正する条例、平成26年4月1日から消費税及び地方消費税が引き上げられることに伴い、道路の占用料を改めるため、本条例の一部を改正するものであります。
 議案第10号南国市準用河川占用料徴収条例の一部を改正する条例、平成26年4月1日から消費税及び地方消費税が引き上げられることに伴い、準用河川の占用料を改めるため、本条例の一部を改正するものであります。
 議案第11号南国市法定外公共用財産管理条例の一部を改正する条例、平成26年4月1日から消費税及び地方消費税が引き上げられることに伴い、法定外公共用財産の占用料及び採取料を改めるため、本条例の一部を改正するものであります。
 議案第12号南国市都市公園条例の一部を改正する条例、平成26年4月1日から消費税及び地方消費税が引き上げられることに伴い、都市公園の使用料を改めるため、本条例の一部を改正するものであります。
 議案第13号南国市廃棄物の処理及び清掃に関する条例の一部を改正する条例、一般廃棄物処理手数料が消費税及び地方消費税を含むものであることを明示するとともに、平成26年4月1日から同税が引き上げられることに伴い、同手数料を見直し、ごみ収集運搬手数料について可燃業務用ごみ袋1枚につき105円を108円に改めるため、本条例の一部を改正するものであります。
 議案第14号南国市水道給水条例の一部を改正する条例、平成26年4月1日から消費税及び地方消費税が引き上げられることに伴い、給水装置の新設に係る分担金及び水道料金を改めること、並びに手数料を見直すことから、本条例の一部を改正するものであります。
 議案第15号南国市下水道条例の一部を改正する条例、平成26年4月1日から消費税及び地方消費税が引き上げられることに伴い、公共下水道の使用料を改めるため、本条例の一部を改正するものであります。
 議案第16号南国市農業集落排水施設の設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例、平成26年4月1日から消費税及び地方消費税が引き上げられることに伴い、農業集落排水施設の使用料を改めるため、本条例の一部を改正するものであります。
 議案第17号南国市地域の元気臨時交付金基金条例、平成24年度の緊急経済対策における地方の資金調達に配慮した特別の措置として、地域経済の活性化と雇用の創出を図る「地域の元気臨時交付金(地域経済活性化・雇用創出臨時交付金)」が創設され、本年度中に交付される予定であります。
 この交付金は、平成26年度までに対象となる普通建設事業に要する費用に全額充当しなければならないことから、平成26年度に実施する事業分について基金に積み立てるため、本条例を制定するものであります。
 議案第18号南国市介護保険条例の一部を改正する条例、地方税法の一部を改正する法律(平成25年法律第3号)により地方税の延滞金の割合の特例の見直しが行われたことに伴い、介護保険料に係る延滞金についても見直しを行い、本条例の一部を改正するものであります。
 議案第19号南国市後期高齢者医療に関する条例の一部を改正する条例、地方税法の一部を改正する法律(平成25年法律第3号)により地方税の延滞金の割合の特例の見直しが行われたことに伴い、後期高齢者医療保険料に係る延滞金についても見直しを行い、本条例の一部を改正するものであります。
 議案第20号市道の認定について、本議案の十市芦ヶ端線(整理番号1282)、浜改田ムセガ元線(整理番号1283)、片山辻線(整理番号1284)、前浜中屋敷線(整理番号2182)、左右山6号線(整理番号5196)、白木谷1号線(整理番号7107)、白木谷2号線(整理番号7108)、八京赤休場線(整理番号7109)及び笠ノ川釜ヶ谷線(整理番号7110)は、高知県から移管の依頼があり、市道として認定するものであります。
 大そね1号線(整理番号3074)、大そね2号線(整理番号3075)及び大そね3号線(整理番号3076)は、都市計画法(昭和43年法律第100号)第29条による開発により整備されたため、市道として認定するものであります。
 以上の市道の認定につきまして、道路法(昭和27年法律第180号)第8条第2項の規定に基づき、議会の議決を求めるものであります。
 後に位置図を添付してありますので御参照ください。
 議案第21号損害賠償の額を定めることについて、平成25年5月24日午前11時40分頃、南国市前浜1620番1の水田の一部に南国市立大湊小学校のプール周辺の除草作業に用いた除草剤が風で飛散し、水稲が発育不全となる損害を与えたので、5万1,063円の損害を賠償するものであります。
 なお、損害賠償額につきましては、その全額を全国市長会学校災害賠償補償保険から支払うものであります。
 議案第22号損害賠償の額を定めることについて、平成25年10月28日午前10時頃、南国市上倉145番地先の市道において、自動車が通行した際に、市道を横断しているグレーチングが跳ね上がり、車体底部分に損害を与える事故がありました。
 道路管理者として、相手方に損害を与えたので、3万712円の損害を賠償するものであります。
 なお、損害賠償額につきましては、その全額を全国市有物件災害共済会に請求するものであります。
 議案第23号南国市庁舎耐震補強及びその他改修工事請負契約の締結について、南国市庁舎耐震補強及びその他改修工事につきましては、本庁舎の耐震補強工事及び老朽化した施設の改修並びに施設の更新を実施するものであります。
 工事請負契約の締結につきましては、平成25年11月7日に一般競争入札を実施しました結果、新進建設株式会社が7億4,120万4,000円(消費税及び地方消費税を含む)で落札しましたので、同社と契約することについて、地方自治法第96条第1項第5号及び議会の議決に付すべき契約及び財産の取得又は処分に関する条例第2条の規定に基づき、議会の議決を求めるものであります。
 裏面に入札状況を添付していますので、御参照ください。
 議案第24号三和防災コミュニティーセンター新築工事(建築主体)請負契約の変更について、三和防災コミュニティーセンター新築工事につきましては、平成25年7月26日の議会の議決に基づき、東山・三共建設特定建設工事共同企業体が建設中であります。
 今回の主な変更内容は、基礎及び外構関連工事の変更並びに施設の安全性向上のための変更であります。
 以上の理由によりまして、当初請負金額1億7,650万5,000円に434万2,800円を増額し、合計請負金額1億8,084万7,800円(消費税及び地方消費税を含む)として請負契約を変更するものであり、議会の議決を求めるものであります。
 議案第25号津波避難施設(浜改田浜田タワー・浜改田本村タワー)新築工事(建築主体)請負契約の変更について、津波避難施設(浜改田浜田タワー・浜改田本村タワー)新築工事(建築主体)につきましては、平成25年7月26日の議会の議決に基づき、香南建設・三和店装特定建設工事共同企業体が建設中であります。
 工事の施工に伴い、基礎関連工事等の設計変更が必要となりましたので、当初請負金額1億9,505万8,500円に295万8,900円を増額し、合計請負金額1億9,801万7,400円(消費税及び地方消費税を含む)として請負契約を変更するものであり、議会の議決を求めるものであります。
 議案第26号津波避難施設(久枝北タワー・下田村タワー)新築工事(建築主体)請負契約の変更について、津波避難施設(久枝北タワー・下田村タワー)新築工事(建築主体)につきましては、平成25年7月26日の議会の議決に基づき、株式会社岸之上工務店が建設中であります。
 工事の施工に伴い、基礎関連工事等の設計変更が必要となりましたので、当初請負金額1億7,535万円に345万2,400円を増額し、合計請負金額1億7,880万2,400円(消費税及び地方消費税を含む)として請負契約を変更するものであり、議会の議決を求めるものであります。
 議案第27号津波避難施設(浜改田岩坂タワー・前浜伊都多タワー)新築工事(建築主体)請負契約の変更について、津波避難施設(浜改田岩坂タワー・前浜伊都多タワー)新築工事(建築主体)につきましては、平成25年7月26日の議会の議決に基づき、株式会社ニシトミが建設中であります。
 工事の施工に伴い、基礎関連工事等の設計変更が必要となりましたので、当初請負金額1億6,755万9,000円に396万1,650円を増額し、合計請負金額1億7,152万650円(消費税及び地方消費税を含む)として請負契約を変更するものであり、議会の議決を求めるものであります。
 議案第28号津波避難施設(前浜久保タワー・下島浜タワー)新築工事(建築主体)請負契約の変更について、津波避難施設(前浜久保タワー・下島浜タワー)新築工事(建築主体)につきましては、平成25年7月26日の議会の議決に基づき、株式会社晃立が建設中であります。
 工事の施工に伴い、基礎関連工事等の設計変更が必要となりましたので、当初請負金額1億5,855万円に400万1,550円を増額し、合計請負金額1億6,255万1,550円(消費税及び地方消費税を含む)として請負契約を変更するものであり、議会の議決を求めるものであります。
 議案第29号津波避難施設(十市阿戸タワー・十市坪池タワー)新築工事(建築主体)請負契約の変更について、津波避難施設(十市阿戸タワー・十市坪池タワー)新築工事(建築主体)につきましては、平成25年7月26日の議会の議決に基づき、中勝建設株式会社が建設中であります。
 工事の施工に伴い、基礎関連工事等の設計変更が必要となりましたので、当初請負金額1億5,015万円に269万4,300円を増額し、合計請負金額1億5,284万4,300円(消費税及び地方消費税を含む)として請負契約を変更するものであり、議会の議決を求めるものであります。
 議案第30号南国市山村振興等農林漁業特別対策事業施設の指定管理者の指定について、南国市山村振興等農林漁業特別対策事業施設の設置及び管理に関する条例第6条第1項の規定により南国市山村振興等農林漁業特別対策事業施設の管理につきまして、「株式会社道の駅南国」に行わせるため、地方自治法第244条の2第6項の規定に基づき、議会の議決を求めるものであります。
 議案第31号南国市人権擁護委員の推薦について、南国市人権擁護委員の隅田道代氏は、平成26年3月31日をもって任期満了となるため、高知地方法務局長からその後任の推薦依頼がありました。隅田道代氏は、人権擁護委員に委嘱されて以来、その在任期間中における実績から適任者であると考え、引き続き同氏を推薦いたしたく、人権擁護委員法(昭和24年法律第139号)第6条第3項の規定に基づき、議会の意見を求めるものであります。
 裏面に参考資料として隅田氏の略歴を添付していますので、御参照ください。
 議案第32号南国市人権擁護委員の推薦について、南国市人権擁護委員の田島徳子氏は、平成26年3月31日をもって任期満了となるため、高知地方法務局長からその後任の推薦依頼がありました。田島徳子氏は、人権擁護委員に委嘱されて以来、その在任期間中における実績から適任者であると考え、引き続き同氏を推薦いたしたく、人権擁護委員法(昭和24年法律第139号)第6条第3項の規定に基づき、議会の意見を求めるものであります。
 裏面に参考資料として田島氏の略歴を添付していますので、御参照ください。
 報告第1号損害賠償の専決処分の報告について、平成25年10月22日午後1時15分頃、高知市大川筋2丁目6番22号付近において、市職員が運転する公用車による物損事故により相手方に損害を与えたので、地方自治法(昭和22年法律第67号)第180条第1項の規定に基づき、議会において指定されている事項について、3万2,800円の損害賠償の額を専決処分いたしました。
 つきましては、同条第2項の規定に基づき、議会に報告するものであります。
 なお、損害賠償額につきましては、その全額を全国市有物件災害共済会から支払うものであります。
 以上をもちまして、私からの提案理由の説明を終わります。何とぞ御審議の上、適切な議決を賜りますようお願い申し上げます。
○議長(前田学浩君) これにて市政報告並びに提案理由の説明は終わりました。
          ―――――――――――*―――――――――――
○議長(前田学浩君) お諮りいたします。本日の会議はこの程度にとどめ、明7日から9日までの3日間は休会し、12月10日に会議を開きたいと思います。これに御異議ありませんか。
      〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(前田学浩君) 御異議なしと認めます。よって、さよう決しました。
 12月10日の議事日程は一般質問であります。開議時刻は午前10時、本日はこれにて散会いたします。御苦労さまでした。
      午前11時52分 散会