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検索結果 »  平成19年 第323回市議会定例会(開催日:2007/03/09) »

継続審査案件・委員長報告・討論・裁決


議案第1号(継続)から議案第8号(継続)まで

○議長(高橋 学君) この際、去る12月定例会で継続審査に付してありました議案第1号から議案第8号までの平成17年度各会計決算、以上8件を一括議題といたします。
 これより委員長の報告を求めます。総務常任委員長野村新作君。
〔3番 野村新作君登壇〕
○3番(野村新作君) 総務常任委員会の審査の経過並びに結果について御報告を申し上げます。
 第322回定例会におきまして、当委員会に付託され、継続審査に付してありました案件は、議案第1号、議案第5号の2件であります。
 去る1月22日に委員会を開催し、執行部から助役を初め関係課長の出席を求め、慎重に審査いたしました。
 以下、順次御報告申し上げます。
 まず、議案第1号平成17年度南国市一般会計歳入歳出決算につきまして申し上げます。
 決算概要は、歳入総額176億107万3,000円、歳出総額175億467万5,000円、歳入歳出差し引き額9,639万8,000円であり、翌年度へ繰り越すべき財源3,411万6,000円を差し引いた実質収支額は6,228万2,000円の黒字となり、そのうち、減債基金へ3,200万円の決算積み立てを行い、平成18年度への繰越財源は3,028万2,000円となっております。
 財政指数を見ると、公債費比率は1.5ポイント上昇し、26.0%となっています。
 また、経常収支比率は91.8%で前年度より0.7ポイント減少し改善されているが、危機ラインとされる90%を1.8%超過しています。
 予算現額に対する割合を見ると、歳入で98.69%、歳出では98.15%の執行率となっております。
 以上、決算概要を申し上げましたが、款項逐一慎重審査の結果、やむを得ないものと認め、認定すべきものと決しました。
 次に、議案第5号平成17年度南国市土地取得事業特別会計歳入歳出決算につきまして申し上げます。
 決算概要は、歳入3,371万8,000円、歳出0円、歳入歳出差し引き額3,371万8,000円は全額翌年度へ繰り越されるものであり、適当と認め、認定すべきものと決しました。
 以上で総務常任委員会の報告を終わります。同僚議員の御賛同をよろしくお願いいたします。
○議長(高橋 学君) 産業建設常任委員長竹内克憲君。
〔1番 竹内克憲君登壇〕
○1番(竹内克憲君) 産業建設常任委員会の審査の経過並びに結果について御報告申し上げます。
 第322回定例会におきまして当委員会に付託され、継続審査に付してありました案件は、議案第2号平成17年度南国市下水道事業特別会計歳入歳出決算、議案第4号平成17年度南国市住宅新築資金等貸付事業特別会計歳入歳出決算、議案第6号平成17年度南国市農業集落排水事業特別会計歳入歳出決算、以上3件であります。
 去る1月15日に委員会を開催し、助役以下関係課長の出席を求め、慎重に審査をいたしました。以下、順次御報告を申し上げます。
 まず、議案第2号平成17年度南国市下水道事業特別会計歳入歳出決算について申し上げます。
 決算概要は歳入6億736万1,000円、歳出5億9,883万4,000円であります。歳入歳出差し引き額は852万7,000円の黒字で、翌年度に繰り越しの措置がなされております。
 本年度事業等としましては、引き続き新川雨水幹線排水路の改修に取り組んでおります。水資源、水環境保全の観点から、今後より一層の加入促進と収納率の向上をお願いいたしまして、やむを得ないものと認め認定すべきものと決しました。
 次に、議案第4号平成17年度南国市住宅新築資金等貸付事業特別会計歳入歳出決算について申し上げます。
 決算概要は、歳入1億359万6,000円、歳出1億2,006万5,000円で歳入歳出差し引き額は1,646万9,000円の不足であり、翌年度歳入繰上充用金で歳入補てんの措置がなされております。前年度と比較して繰上充用額が増加しております。滞納者対策としまして、債務者、連帯保証人に対し督促、競売等の措置をとり、債務の履行を強く求めて継続的な取り組みを行っております。慎重審査の結果、やむを得ないものと認め認定すべきものと決しました。
 最後に、議案第6号平成17年度南国市農業集落排水事業特別会計歳入歳出決算につきまして、決算概要は歳入歳出同額の1億4,058万1,000円であり、普及率の向上、水環境及び農村環境の保全のため加入促進の努力をするようお願いいたしまして、やむを得ないものと認め、認定すべきものと決しました。
 以上で産業建設常任委員会の報告を終わります。同僚議員の皆さんの御賛同をよろしくお願いいたします。
○議長(高橋 学君) 教育民生常任委員長土居篤男君。
〔13番 土居篤男君登壇〕
○13番(土居篤男君) 教育民生常任委員会の審査の経過並びに結果につきまして御報告をいたします。
 第322回定例会におきまして、当委員会に付託され継続審査に付してありました案件は、議案第3号、議案第7号、議案第8号の以上3件であります。
 去る1月18日、助役並びに関係課長の出席を求め、慎重に審査を行いましたので、順次御報告をいたします。
 まず、議案第3号平成17年度南国市老人保健特別会計歳入歳出決算につきましては、予算現額65億4,909万4,000円に対し、歳入63億9,156万5,000円、歳出64億8,437万9,000円の不足額9,281万4,000円は、翌年度歳入より繰上充用の措置がなされており、審査の結果、やむを得ないものと認め、原案を認定するものと決しました。
 次に、議案第7号平成17年度南国市国民健康保険特別会計歳入歳出決算につきましては、予算現額51億4,086万9,000円に対し、歳入50億2,743万円、歳出50億2,743万円となっており、審査の結果、やむを得ないものと認め、原案を認定するものと決しました。
 次に、議案第8号平成17年度南国市介護保険特別会計歳入歳出決算につきましては、予算現額39億3,533万1,000円に対し、歳入39億3,086万8,000円、歳出38億9,348万3,000円で、歳入歳出差し引き残高額3,738万5,000円の黒字で、実質収支も3,738万5,000円の黒字となっており、審査の結果、やむを得ないものと認め、原案を認定するものと決しました。
 以上で教育民生常任委員会の報告を終わります。同僚議員の御賛同をよろしくお願いいたします。
○議長(高橋 学君) これにて委員長の報告は終わりました。
          ―――――――――――*―――――――――――
○議長(高橋 学君) これより、ただいまの委員長報告に対する質疑を許します。質疑はありませんか。
      〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(高橋 学君) 委員長の報告に対する質疑を終結いたします。
          ―――――――――――*―――――――――――
○議長(高橋 学君) これより討論に入ります。討論の通告がありますので発言を許します。15番福田佐和子君。
      〔15番 福田佐和子君登壇〕
○15番(福田佐和子君) 私は、日本共産党議員団を代表し、平成17年度一般会計歳入歳出決算について賛成討論をいたします。
 この年は、小泉内閣が所得税、住民税の定率減税の半減を皮切りに、本格的な大増税路線に足を踏み出した年であります。政府の税制改革案や予算案に対して、全国のマスコミが一斉に、本格増税路線明確に、老いも若きも負担増、増税色鮮明に、などと報道したように、国民の暮らしと経済に重大な打撃を与えました。
 定率減税の半減を初め、高齢者の住民税非課税限度額の廃止、介護保険のホテルコストの導入、母子加算の縮減、障害者への自己負担強化など、2兆400億円もの負担増が押しつけられました。景気がよくなったといっても、回復しているのは大企業だけ、家計収入は年々減り続け、まさに病人に氷水を浴びせるような年でした。
 定率減税の縮減、廃止は、今後のすべての分野に波及し、負担は雪だるまのようにふえる。その一方で、大企業や高額所得者への減税はそのままという理不尽な国家予算のもとで執行された南国市の17年度決算は、歳入176億107万3,000円、歳出175億467万円、このうち翌年度への繰り越しや前年度の実質収支を差し引きますと、単年度の収支は1億9,937万円の赤字となりました。
 国保、老人保健、介護保険、下水道等への特別会計への繰り出しを初め、子育て支援策では、放課後児童健全育成事業や就学前までの子供の医療費助成の実現、保健、予防事業の充実、小・中学校の耐震調査や改修工事が行われ、障害者への支援費、生活保護扶助、高齢者福祉等が行われました。また、少ない予算の中、生活基盤改善のために各担当課では、市民の皆さんの要望に対し、やりくりをしながら要望にこたえていただきました。
 当初予算の提案理由では、自主財源が40.8%、依存財源59.2%の割合となり、事業の先送りや経費の節減では財源不足を賄い切れず、4億円の基金の取り崩しや地域再生事業債の活用で賄ったと説明をされる厳しいスタートではありましたが、結果的には市税や使用料、手数料の増収2億3,000万円などにより、基金からの取り崩しをせずに決算となりました。
 市民の皆さんには大きな負担を強いることになり、もろ手を挙げて賛同することはできませんけれども、厳しい財政事情の中で、手がたい予算配分と市民に必要な事業を行うための財政努力、そしてできる限り一般財源を市民の暮らしに生かすという立場で取り組まれた決算に対して、賛成をいたします。
 今後も、国に対しては、地方交付税の確保を強く求めながら、財政難のときだからこそ、住民サービスを守り、充実させるために、引き続き市民の皆さんの立場に立った不要不急の事業の見直しや、むだをなくし効率的な行政を目指すことを真剣に取り組んでくださるように求め、賛成討論といたします。
○議長(高橋 学君) ほかに討論はありませんか。
      〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(高橋 学君) 討論を終結いたします。
          ―――――――――――*―――――――――――
○議長(高橋 学君) これより採決に入ります。
 議案第1号から議案第8号まで、以上8件を一括採決いたします。委員長の報告はいずれも認定であります。委員長の報告のとおり決することに御異議ありませんか。
      〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(高橋 学君) 御異議なしと認めます。よって、議案第1号から議案第8号まで、以上8件はいずれも認定することに決しました。
          ―――――――――――*―――――――――――
○議長(高橋 学君) お諮りいたします。本日の会議はこの程度にとどめ、明10日から12日までの3日間は休会し、3月13日に会議を開きたいと思います。これに御異議ありませんか。
      〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(高橋 学君) 御異議なしと認めます。よって、さよう決しました。
 3月13日の議事日程は一般質問であります。開議時刻は午前10時、本日はこれにて散会いたします。
 御苦労でございました。
      午前11時44分 散会