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検索結果 »  平成25年 第372回市議会定例会(開催日:2013/09/06) »

一般質問 1日目(浜田勉)

質問者:浜田勉

答弁者:市長、関係課長


○議長(野村新作君) 休憩前に引き続き会議を開きます。17番浜田勉君。
      〔17番 浜田 勉君登壇〕
○17番(浜田 勉君) ただいまの休憩時間で眠気が飛んだようで、皆さん目がぱっちりとあいております。私も安心をしてゆっくりおしゃべりができると思います。
 私は議員としていわゆる初心を忘れることなく、その思いをいつも大切にしながら市民の代弁者としての役割、それを務めていきたい、そんな思いで頑張ってまいりました。
 きょう私の質問通告の骨子は、南国土佐を後にして見る56年の思い、そして戦争の生き証人として平和のとりでにならんとする、そして3点目は、水より安いコシヒカリ、こんな思いで全く違った3つの視点からこの問題について執行部の見解等を求めていきたいと思います。
 私は質問に入るに当たって、いつもこの3カ月間、いわゆる6月から後のその間の歴史の流れをどんなもんであったのかということを検証しながら、いわゆる確かめながら次へのステップとしたいと考えています。歴史を振り返らない人は進歩はできない、そういうことがヨーロッパでは日常的な会話になっております。
 この間の身近な喜びとしてあった出来事は、浜すし会館であった金婚式であったり、そして今度の日曜日、いわゆる敬老の日、その敬老会、これが身近な喜びであると思います。
 金婚式にあっては、南国市で36組の方が、つまり72名が祝福をされていました。お二人が健在で苦楽の名コンビの50年は、すばらしい人生であったことと思います。
 また、敬老の日、敬老への対象者は70歳以上で、男が3,600人、女性が5,902人ということで、9,500人を超すというふうな状況になっています。この人たちが祝福をされるのが私は毎日であってほしいと、年に1度の敬老会のその日だけのような気がしてなりません。この人たちが日本の再生をつくり上げてくれました。ありがとうございましたと述べたいと思います。
 次に、直近の喜びはオリンピックでしょう。だが、私は太鼓たたいて喜ぶにはまだ無理と言わなければなりません。私はIOCの決定には大賛成ですが、安倍総理、ブエノスアイレスだからこそ言えた汚染水問題。日本であのように汚染水は心配ない、豪語できたでしょうか。その発言の真っ最中にタンクから放射能が漏れている。そして、まだまだ廃炉という問題はスケジュールにも入っていない。そんな現状であるのに、私はその点で太鼓たたいて喜ぶわけにはいかない、その問題であります。
 もちろんオリンピック精神は平和を基本として成り立っています。古代オリンピアでは、戦争中であってもオリンピックの開催が告げられると休戦をし、競技に参加したというわけでありますから、まさに私は大々賛成であります。
 このオリンピックを国威というよりも戦意高揚に利用したのがナチズムでありました。まさかこのオリンピックもナチズムに見習えとはあの人も言うまい。
 この間大きな変化は、最高裁で14名全員が憲法14条1項から見て民法900条4号を憲法違反としたことは、遅きに失したとはいえ、すばらしい快挙であったと思います。この民法規定改正は、国連の自由権規約委員会また社会権規約委員会、女性差別撤廃委員会、子供の権利委員会の批判を早期に是正を求められたにもかかわらず、引き延ばしてきた日本政府。だが、今回の最高裁の判決は、まさに画期的な女性の解放というよりは、その婚外子の子供たち、この差別撤廃に向かって大きく前進することだろうと思います。
 次に、私は16歳のあのパキスタンの少女、マララさんの本とペンはテロを打ち負かす、教育の大切さを命を賭して闘う姿に心からの敬意と拍手を送りたいと思っています。
 その他いろんなこと、オバマさんの平和賞についてどうなのか、あるいは消費税と政党助成金の問題、ヘイトスピーチの問題、タックスヘイブンの問題、そんなふうな問題がいろいろありますけれども、時間上本来のテーマに入っていきたいと思います。
 ふるさと納税をしたいがについてお尋ねをし、そしてこのふるさと納税の内容を豊かにしていきたいと思っています。
 先月盆で帰省中の同級が、おい勉、ふるさと納税をしたいが、と突然の話。びっくりやらうれしいやら、もらうもらう、調べて連絡するきと言って別れて早くも1カ月になりました。きのう友人からは電話があって、今月中に入れるきにゃ、市役所のがへ入れるきという電話がありまして、何となくふるさと納税が間近な自分の問題のように受けとめることができました。
 友人もやはり年から来るふるさとへの郷愁、そしていろんな思い出、また深い思いなど、また恩返しをしなければなどの考え、それらがまじってふるさと納税という言葉が出てまいったと思います。
 だが、今はふるさと納税という言葉はなくて、ふるさと寄附金というふうに変わっておりました。私はこの友人からの話があって、市の担当部署は総務課かなというふうな思いでおりましたけれども、職員に聞くと、その職員も税務課だみたいな顔をして、結局は財政課ということがわかり、訪問をしてリーフレット、寄附金申込書をもらって、何となくそのときの印象は、めんどくさいねやの思いでした。
 申込書というイメージは、許可を受けるために、あるいはもらうためにであると思います。ここでは、寄附をさせていただきたいのですが、寄附してよろしいのでしょうかみたいな、そんなふうな思いで、うん、申込書なんて表現はどうかなというふうに思ったものでした。
 そこで、お尋ねをいたします。どのように取り組んでいますか。年度別の寄附状況、人と金額、あるいはその中身。目標がないと何か到達のあらわすことができないんではないか。だが、寄附を目標という形で出すのはどうなのかというふうな思いがありますけれども、どのようなお考えでしょうか。
 次に、戦争遺跡掩体壕の整備についてお尋ねをいたします。
 先ほど西原議員の質問があって、それについての明確なお答えがございました。私もこのいわゆる大学構内にある海軍通信隊、この遺跡、私の家にある腰かけに日章海軍航空隊という判を押した腰かけがございまして、何かそういう海軍という言葉が出ると、おっというふうな感じを持っておりました。
 特にこの掩体壕、通信隊というふうに今先ほど市長からもその思いが述べられました。私は今後この大学との連携の問題、平和教育への連帯行動、こんなものについて今後市はどのようなお考えだろうかということをお尋ねしておきたい。
 また、その連携の方向についての進捗状況、これなんかはどんなふうになっているんでしょうか。
 次に、水は最高の資源であり、農政を映し出すというテーマでございます。
 私は、水の大切さについて触れるに当たって、ちょっと私にしてみたら一風変わったことになりますけれども、曹洞宗の大本山永平寺の道元導師の言葉から入っていきたいと思います。
 私は曹洞宗信仰、これは全く無縁でありますけれども、私はあえていえば観光です。昨日永平寺へ電話をして、その道元導師の言葉、杓底一残水、汲流千億人と書いてあるわけですから、そのことについての説明など、あるいは一定の経過などをお聞きしたところです。
 この字のように、柄杓の杓、底、そして横一、残る水、そしてくむ、流れ、千億人、何たる共感を覚えました。私流に解すれば、水は万人のもの、一人一人が大切にしましょうよと呼びかけたものであります。
 もちろん道元導師の意味のことは若干これとは違っておりましたけれども、私流に解すればただいま述べたとおりであります。
 その心構えを持って水について触れてみたいと思います。
 古今東西を問わず四大文明全てがそうであったように、川や湖は人を集め、町をつくり、食物を育て、文明を開花させ、交易を広げてまいりました。まさに全ての源泉は水であったと言っても過言ではありません。水を制す者は世界を制すとまで言われるゆえんであります。
 ケネディは、ケネディ大統領ですけれども、彼は水問題を解決する人は2つのノーベル賞をいただける。1つは平和賞、1つは化学賞だと述べています。
 その大切な水が今世界的に大きな危機を迎えています。ある面CO2の問題だとか、自業自得といえばそれまででありますけれども、だが地球に住む我々自身が連帯的な責任として放置することはできません。地球温暖化により異常気象は地球上全てに行き届き、まさに悪魔のごとく我々に襲いかかってきています。想像を絶する大雨や竜巻、行雲をもたらし山を焼き、平場を全て飲み込む水の勢い、ロシアの大洪水の今の状況あるいはアメリカの山火事、ブラジルの大雨や洪水、一昨年のタイの大洪水など。また一方、黄河では四大文明の発祥の地黄河では、断流水つまり水が流れない、これは何百キロも水がないというふうな状況、その地下水をとって、とってといっても普通にとるんじゃなくて、盗むという2字を私は書いてみたいと思います。盗ってのかんがい農業はだめという警告を発しています。
 また、アメリカの西部におけるかんがい農業、この地下水のくみ上げはピンチの幅が広がり、地下水のくみ上げそのものを禁止する、またはこの田んぼはことしは水をやらない、これはやる、あるいは全体としてその地域の中でここは水が不足であるからそこは水をまくというふうなぐあいで、いわゆる自然淘汰の方向が出されてきています。まさにそこには食料があるわけでありますから、食料生産と水との関係、極めて深刻な状況と言わざるを得ません。
 では、作物と水の必要量はどうかを見てみますと、穀物を1トンつくるには2,000倍、つまり2,000トンの水が要る。穀物一般のほうですけども、お米はどうかといいますと、3,000倍、3,000トンのものが要る。トウモロコシは2,000トン、大豆は2,300トン、小麦は1,150トン、大麦は2,600トンというふうに、今の書物の中では表示をされています。
 そんなふうに見てみるときに、水と食料の関係、これは今バーチャルウオーターという表現で、いわゆるこれは石油を売って食料を買うというその中近東等の中で出されてきた考えでありますけれども、これが日本の場合は、食料を買って水をいえば略奪しているというふうな表現で見られる傾向が今生まれようとしています。
 日本は3,000万トンの食料を輸入していますので、この3,000万トンの食料にかける水の量は600億トンを輸入していることになります。
 では、ミニマムアクセス米、MA米について見れば、77万トンでありますから、3トンを掛けますと231万トンの水をただでもらっているということも言えます。
 そんなふうにこの問題を解決するのはもう自給率の向上しかありませんけれども、これらの輸入する食料、初めに若干触れましたバーチャルウオーター、その言葉が今日本に向かってこの輸入について今後非難を、あるいは水を買えという形が出てくるかもわかりません。
 では、日本の水の状況はどうかといいますと、太平洋で蒸発をし、そして積乱雲となって山のほうで雨を落とす。日本の場合は1泊2日という表現をとっているようでありますけれども、この1泊2日で降ったその雨は、残念ながら日本の場合は急流であります。山が鋭角であります。例えば今ロシアのあの大水は、だっと流れています。そして、アメリカもそうでした。あるいは、ブラジルも北部のほうであった運河はそうです。タイの洪水は日本の企業がおじゃんになるぐらい、しばらく引かない、ずっと流れる。そんなふうに、だが日本の山はぱっと降ってぱっと流れると。だから、2割しか水は蓄えることができない。言うならば有効利用は2割程度というふうになっているわけでありますから、その中で私は、水田の果たす役割、つまり山にある水田、そして海岸にある水田、いわゆるダム機能を持ったこの水田の役割というものが、そこに水を蓄え、そして人々に安心を提供することができるんではないかという考えであります。
 つまり、水確保の条件は、水田の多目的利用が決定的だろうと、そういう考えを私は持つべきだろうと思います。
 田んぼはダム機能で水を蓄え、地下水をつくっています。国土保全、その先端と最終的な管理者、これが田んぼの大きな役割に今なってきているんではないか。つまり、私はこの水田の持っている多目的機能、これが国家の安全保障というべきものになってきている、そこに確信を持って農業者の皆さんと話をしていきたいというふうに思っております。いわゆる水の役割について私は今のような認識で今後農家の皆さんと話していきたい。
 次に、これは綾鷹という、この中へ玄米が入っております。これはお茶ですけれども、これは150円です。中へ入っている玄米は90円です。そして、玄米を白にする、上白でやったら105円です。150円のこれ入れ物へ、玄米は90円、上白でやって105円、これはちょっと高う理屈になるかもわかりません。つまり、30キロを300円入れていわゆる上白でじゃーっとすった。その部分で計算するわけですけど、全体でやった場合はそんなにも単価上がりませんから、100円くらいかわかりませんが、ともかく105円というふうにやっておりまして、まさに水より、いやこれはごめんなさいお茶ですから、実は水という言葉が実は、水より安いコシヒカリというのはしゅっと言葉に出るのですが、お茶より安いというのはなかなか出ません。だけど、買いに行ったところが水がなかったもんじゃきにこれやったというわけで、そんな事情はお許しください。
 どこ行きよったかわからんようになりましたね。
 この低米価、低米価が生み出してくる人の気持ちです。まさに農業者の自尊心を傷つけ、誇りと生産意欲を奪ったと言ってもいいくらいの低米価です。この低米価については、この資料を見ながら私も話をしていきたいと思います。
 なお、先ほどのこれがスローガンです。茶より安いコシヒカリというのが私のこれからのテーマでありますけれども、いわゆるその生産意欲を奪った状況は、そのおつりは耕作放棄地となり、水田は崩れ、四分五裂になって水を抱くダム機能は消滅をしている。私たちは、この日本の国土はアジアモンスーン地帯にあって、四季のいわゆる春夏秋冬がある世界で唯一の国と自画礼賛をしてきましたが、今や日本もCO2等による地球温暖化で異常気象が常態化となろうとしています。洪水や干ばつを招いています。日本での高温化は、作物に大きな悪影響、被害を与えています。さらに、スコールを大型化したような集中豪雨は、大水害と自然破壊を繰り返し、食べ物への影響は甚大であります。さらに、竜巻が頻繁です。
 こんな中での超低米価は条理に合いません。つまり言葉をかえていうと、歴史的に見ればこんなふうな作物の状況のときには米価が上がった。それがええという意味じゃありません。そういう点では条理に合いませんが、この現実を照らし、それを見詰めて試算をしてみました。これからが本番です。
 だが、この試算をしてみると、生活レベルには到底届きません。まず昨年度からの減収。減収はお米の収量でなくて金のほうです。粗収入であります。品種はコシヒカリで計算をしました。等級は1等が7.7%、2等が83.2%、3等9.1%という市政報告を参照にして、だが圧倒的な2等を根拠といたしました。収量については反収、10アールあたりを10俵の人もおれば、一番悪い人は6俵の人もいる。だけど、通常的には平場では大体8俵以上。じゃ中折れで8俵半にするかということで8俵半を設定をしました。
 そして、お米の値段については、農協のこれ米価は、コシヒカリを見れば5期まで表示をされています。だが、実際的には2、3期が中心で、あとはほとんどありませんので。
 それから1期というのはお米の値が一番高いときでありますけれども、いえば目くそ鼻くそぴっとしかない。だから高いという言葉もあるくらいで、ほんのちょっとしかありませんので、2期、3期を根拠にしました。
 昨年度の米価は7,500円、そしてことしの米価は5,350円、これは30キログラムです。だから、2,150円、つまり30キロで少なくなっている。差額が出ています。そうすると、1俵60キロに直すと4,300円のいわゆる懐へ入る金がない。反収8.5俵というのを初めに設定をしました。そして、4,300円の価格差、これを掛けますと、反収、いわゆる10アールで3万6,550円の減額であります。1ヘクタールに直すと36万5,500円、10ヘクタールにすると365万5,000円というふうに、これは極めて単純な計算方法です。だが、単純といってもこれ以上よくなるという根拠ではありません。
 また、生産費から見てみますと、1俵当たりの生産費は南国では大体1万6,800円、1万7,000円くらいです。山のほうへ行くと1万8,000円くらい、平場のほうでは1万五、六千円、あるいは十市の岩村の圃場整備のところになると1万3,000円ぐらいになってくると思います。
 だから、これも単純化をして平均を1万5,500円としますと、ことしの米価1万700円、この差額が4,800円となります。つまり、生産するに当たって8.5俵を掛けますと4万800円となります。つまり、つくればつくるほど赤字を生む。これは生産費との関係ですから、農家の信条あるいは農家の人の考え方の中には、労賃を考えないといういえば古典的な考えがありますので、ここでは赤字という認識は薄いかもわかりませんけれども、生産費との関係で見ると、1反当たり4万800円のいえば赤字の精算、1ヘクタールでは40万8,000円、そして10ヘクタールになると408万円。これは初めの減収部分とこれを足すということは、単純な計算ではできませんけれども、ともかくマイナス要因は山とあれということであります。だから、つくりゃつくるばあ損かや、という声があるのも無理はありません。
 社会生活上の農家所得、つまり200万円を最低というふうに表現をされます。いわゆる過疎、いわゆる俗に言う、何と言ったんですかね、ともかく200万円が最低という表現の分かれ目というふうに前言われました。これで計算をしますと、ここへ書いてありますから皆さん見ていただいたらわかりますけれども。ともかく1俵当たり1万700円ですから、これを8.5俵にすると9万950円が反当のお金です。これを1ヘクタールにすると90万9,500円、2ヘクタールでは200万円に足りません。2.2ヘクタールでようやく200万900円というふうになるわけですから、前は2町歩つくれば大百姓と言われました。ここでは2.2ヘクタールつくって、これは粗収入です。これから肥料や農薬、初め言ったように労賃あるいは機械代、つまり減価償却等を引いたら、多分3町歩でいえばちょぼちょぼというふうなぐあいになってくるんではないかと。まさに農業の置かれている実態というのは深刻であると。税務課長よう覚えておいてください。お願いしますよ。これがことしの米価の実態です。
 そこで、課長にお尋ねをしますが、ことしの米価をめぐっては、TPPの先取りじゃないか、その低価格に押しつけてないかの論まで展開されていました。TPPが完全秘密主義ですから、だから疑心暗鬼をというふうにそれを一蹴するわけにはまいりません。結局は政府の需給調整の失敗から派生したものということがわかってまいりましたが、これについて課長はどのような認識でしょうか。
 また、このような低米価の状況の中で、農家所得は2町5反以上を米価の場合はつくって、いえば俗に言うサラリーマンで言うならば200万円以下の範囲にようやく落ちつくと。だが、もう一方で、大きく面積をつくればつくるほど借金というんか赤字は重なっていく。このように、大規模農家がこれでやめたともううたう、こうなった場合に、地域における生産拠点の問題だけでなくて、地域にはまさに田んぼは痛めつけられ、枯れ果て、そしてまさに崩れていく、こういうふうな状況が目に見えてくるわけです。
 だから、私はそういう点でこのような実態を踏まえ、政府に対して、あるいは県に対してどのような対応を求めていくのかお尋ねしたいと思います。
 そして次に、先ほどは農林水産課長でしたが、今度は上下水道局長に、先ほどの地球上における水の問題と食料の問題とはちょっと離れ、南国における地下水の状況はどうでしょうかと。これを無尽蔵というふうに理解をしておったら大間違い。初め触れたように、中国の黄河では何百キロ以上も水が流れない。アメリカでもそうです。というふうな状況が今世界的な状況になってるときに、かんがい農業というのはだめだとまで中国ではもうなってきてる。だから、重慶のところの長江から水を流すというふうなことまでやられておりますけれども、ともかくこの地下水という問題は、世界的な状況としては極めて深刻な状況。だから、南国ではどのように地下水についての認識なのか。
 またもう一方で、日本の水道事業は世界でも超断トツと言われます。いわゆる漏水がない。ヨーロッパでもロンドンでも27%くらい、そしてインドなんかに至っては30%、40%を超すと。つまり、漏水の塊です。水もれ甲介の倍の倍の倍です。そういう中で南国における問題はどうだろうかと。例えば東京は27%がごく最近までそうでした。今は3.1%になってるというわけですから、東京は金があるからよと、南国はないきにしゃあないわというふうなことなのか。その漏水の問題というのは、これは資源の問題というだけでなくて、いわゆる経営上の問題もあるわけでありますから、その点についてどのような認識でしょうか。
 そうなると、今度はもう一方で節水を呼びかけたらどう、というテーマでありますけれども、営業としては売りたいき節水は言いとうない。だが、資源としてみた場合は節水を言わなきゃならない。なかなかそこのあたり悩みが深いと思いますけれども、この節水についてのお考えはどうなんでしょうか。
 以上のようなことで私の第1問は終わります。
○議長(野村新作君) 答弁を求めます。財政課長。
      〔財政課長 平山耕三君登壇〕
○財政課長(平山耕三君) 浜田議員さんからの御質問のありましたふるさと納税についてお答えいたします。
 ふるさと納税につきましては、南国市では平成20年6月27日より南国市ふるさと寄附金として条例化され、南国市を愛し、あるいは郷愁の思いを抱き、ふるさとを応援しようとする個人、団体の皆様から広く寄附金を募り、寄附していただいた方の意向を直接的に反映した施策を展開して個性豊かに活力あるふるさとづくりを推進するために創設されたものでございます。
 今までの寄附金の状況は、名前につきましては匿名希望という方もございますので差し控えさせていただきたいと思いますが、平成20年度には14件135万3,000円、21年度6件1,020万5,000円、22年度3件31万円、23年度27件39万7,000円、24年度3件30万円となっており、20年度から24年度までの5年間で計53件1,256万5,000円となっております。
 このふるさと寄附金は、広報紙やホームページに掲載することで募集し、5万円以上の寄附をいただきました方に記念品として南国市の5,000円相当の特産品を贈っております。
 今後のふるさと寄附金の取り組みとしましては、寄附金という性格からして具体的に何人、幾らといった目標設定は難しいとは考えますが、現在の寄附金の件数を少しでもふやすために、平成24年10月からふるさとチョイスというふるさと納税のポータルサイトへ南国市のふるさと寄附金情報の掲載を始めました。
 また、少しでも南国市のふるさと寄附金の魅力を向上させるよう、現在は事務局で季節の特産物を選択し送付しております記念品を、複数の選択肢から地場産品を記念品として寄附していただいた方が選べるよう、またそれによって地場産品のPRにもつながるような内容に、またパンフレットを変更すべく検討しております。
 以上でございます。
○議長(野村新作君) 生涯学習課長。
      〔生涯学習課長 谷合成章君登壇〕
○生涯学習課長(谷合成章君) 浜田議員さんの戦争遺跡の保存活用についての御質問にお答えをいたします。
 まず、掩体壕につきましては、6月議会で高木議員さんに御答弁申し上げましたとおり、地元とともに平和教育への活用を図っておりまして、5号掩体公園完成後は見学者が多く訪れているとの報告を受けております。
 また、先ほど西原議員さんに御答弁申し上げましたが、マスコミ等で大きく報道されました高知大学農学部の地下に残る旧高知海軍航空隊通信所跡につきましては、高知大学と連携しながら平和教育への活用を図ってまいりたいと考えております。
 なお、進捗状況ということでございますが、大学側に見学の希望があった場合、教育委員会から担当が出向いて説明を行うことの確認をしております。
 その他の事項につきましては、今後も大学側と協議を重ねてまいる所存でございます。
 また、市長が申し上げましたが、市内に数多くあります通信所跡などの戦争遺跡につきましては、これまでも平和教育へ活用してまいりましたが、今後につきましても、重要な戦争遺跡として保存、活用を図るとともに、平和教育に役立てる所存でございますので、今後とも御支援、御協力のほどよろしくお願いをいたします。
 以上でございます。
○議長(野村新作君) 農林水産課長。
      〔農林水産課長 村田 功君登壇〕
○農林水産課長(村田 功君) 浜田勉議員の水は最高の資源であり、農政を映し出すの御質問にお答えいたします。
 まず最初に、水田の効能、果たす役割でありますが、日本の農業は単に生産活動というだけでなく、地域の中での人と人とのつながりや自然との共生、生きがいづくり、また健康に寄与し、医療費を低く抑える可能性等、もっと多面的に捉えるべきと考えます。
 その日本の農業の根幹は稲作です。稲作は単なる主食の生産手段だけでなく、命の源である水の貯水による洪水防止、土砂崩壊防止、地下水の涵養、水質浄化、大気浄化、脱窒効果、ヒートアイランドの防止等、たくさんの多面的機能を有しております。
 これからの国の土地利用型農業を考えたとき、大規模農家への農地の集積に偏った政策では、これからの農地は守ってはいけません。例えば定年退職後の帰農、1種・2種兼業農家といった多様な担い手が不可欠です。畔の草刈りや農地の水管理等は、農業生産法人や認定農業者だけでは到底対処できるものではありません。
 この一、二年で2から3ヘクタールほどの田んぼをやめる人が確実にふえており、TPP交渉の影響がなくても農家は減っていきます。特に農機具代等を考えて採算が合わないと判断し、親世代のリタイアを機に農地を貸し出す人が多く、担い手側も可能な限り引き受けはしますが、耕地の分散等、手を回し切れない状況もあります。
 稲作は基幹的農業従事者の平均年齢が69.9歳と、経営内容別では最も高齢です。水田作を基盤とした集落での農家の減少は特に顕著で、農地の出し手となる小規模農家や兼業農家がふえれば一方で農業にかかわりを持つ住民は減ってまいります。
 現状でも、用水の管理等、集落の共同活動維持が難しくなっている地域があり、担い手とそれ以外という住民の二極化ではその流れはとまりません。
 集落のまとまりの維持には、担い手の育成、確保と並行して多くの住民が農業にかかわりを持てる仕組みづくりが必要で、そのかかわりの中で地域のきずな、連携が強く、深くなります。そのため、農業者だけでなく、地域住民や関係団体が構成員として参画する農地・水活動組織はなくてはならない組織であり、今後の交付金事業の継続、交付対象事業の充実等、さらに強く県、国に求めていきたいと考えております。
 続きまして、ことしのJA南国市の平成25年度うるち米の1等、2等、3等のお米について浜田議員から詳細な資料をいただきました。その資料によりますと、復唱になりますが、ことしはコシヒカリで5,350円、昨年度は7,500円と、2,150円安くなっております。
 また、昨年度は震災等の影響で12年産米は、出来秋米の不足感を背景に卸があらかじめ米を確保しようとして全農と事前契約を結ぶ動きが活発化したためであり、最終12月の追加金は発生しておりません。
 対しまして本年は、昨年の出来秋以来、値上がりによる消費低迷や卸を経由しない流通の増加で卸在庫がこの5年で最も多い水準まで膨らんでおり、このため多くの卸は12年産を売り切ることが最優先として安売りで在庫を一掃しようとするなど、13年産米の購入に消極的になり、13年産早期米の価格も前年を大きく下回る価格で出回り始めております。
 米卸の在庫が膨らむ要因に、12年産米の値上がりによる国産米の需要低下がありますが、また外食が使う米が国産から輸入米に置きかわり、中食の使用量が減ったことにも要因があります。
 戦後、米に関しては鎖国を貫き通した日本でしたが、1942年に制定された食糧管理法のもとで、農協等の集荷機関を通じて集められ、知事が許可する卸売、小売業者を経由して消費者に渡っていましたが、90年代のウルグアイ・ラウンド交渉で、米輸出国である米国などからの市場開放圧力が強まると、状況は一変しております。
 政府は輸入米の大半を備蓄することで国産米の価格維持を図っており、その輸入米の多くは加工食品や海外援助米として使用されていますが、処分し切れず、年間で約10万トンの輸入米が余る状態にあります。
 議員がお茶と比べられたお米の値段でございますが、私の資料としましては、茶碗1杯分の御飯の値段をどれだけの消費者が理解しているか不明ですが、1俵からとれる米は約1,000杯分の60グラムの玄米換算で約12円です。その原価はペットボトルのお茶1本、カップ麺1個の1割にも満ちません。これがコンビニではおにぎりになれば105円、ファミレスではライスになって200円から250円にはね上がるのが今の状況です。
 仮に米の輸入が自由化された場合、価格が高くても国内産の米を買いたいと答える人は89%を占め、価格が安ければ外国産を主に買いたいとする人は7%にすぎなかったという読売新聞社の世論調査がありますが、私は違うと思います。アメリカ・カリフォルニア州の米どころサクラメント郊外では、個人で日本の平均の200倍に当たる280ヘクタールの農場で生産される米は、2012年に日本の大手牛丼チェーンに採用されています。TPPで関税が撤廃されれば、日本産米の3分の1程度の価格で店頭に並ぶと思われます。粘りや甘みは日本産の米がまさっても、これだけ価格差が大きいと勝負にならないと米の卸は言っておるようでございます。
 ここで、意見としまして、価格は高くても品質の高い国産米を求める消費者は少なくはありません。ただ、食生活が変わって米の需要も多様になった以上、農業政策にも変化が求められるのは当然です。具体的には、国も現在14年度に向けて試行中の直接戸別補償の強化等による農家保護育成が重点課題だと私は考えております。
 以上です。
○議長(野村新作君) 上下水道局長。
      〔上下水道局長 高田博通君登壇〕
○上下水道局長(高田博通君) 浜田勉議員さん質問の南国市の地下水の水はどれぐらいあるのか、漏水率はどれぐらいなのか、節水についてどう考えているのかについてお答えします。
 地下水がどれだけあるかはわかりませんが、無尽蔵にあるとは考えておりません。降雨量にも左右される限りある資源だと考えております。
 また、山地の森林や平野部の農地を守り、必要以上の宅地化を防ぐことも重要なことだと考えます。
 次に、漏水率についてです。計算はできませんが、配水量から有収水量、メーターを通った水量を差し引いた無効無収水量は算出できます。それは漏水量のほかに管の洗管に使った量が含まれています。率は100%から有収率を引いた値となります。平成24年度の無効無収水量の率は21.59%で、例年より少し高い値です。これは、昨年度末に岡豊配水区で漏水があるということで調査を続けておりましたが、場所の特定に時間を要したためです。例年だと19.3%程度です。
 全国同規模都市平均は15.8%ですので、3.5%程度高い水準にあります。原因は、石綿セメント管や鉛製の給水管などの古い管がまだ残っていることです。できるだけ早期に布設がえをして全国の水準まで漏水を減らしていきます。
 最後に、節水についてです。水は生命の源であり、私たちはその水資源を大切にしなければならないと考えます。市としましては、地下水からくみ上げた水を無駄にしないよう、古い管の布設がえを進めています。
 また、漏水調査を強化し、漏水の早期発見、早期修理を進めています。
 上水道の使用者に対しては、家の中の蛇口を全部締めて水道メーターのパイロット、一番小さい針ですが、それが動いているかどうかの簡単にできる漏水チェックを日ごろから行ってもらうなどの啓発を検針のお知らせ票の裏面や広報などで行っております。
 以上です。
○議長(野村新作君) 17番浜田勉君。
○17番(浜田 勉君) 皆さんからお答えをいただきました。お答えをいただきました点で若干の意見の違いというわけではありませんが、この点についてどうなのかということを申し上げていきたいと思います。
 財政課長にでありますけれども、ふるさと納税という問題です。このことについては、私が資料を友達のうちへ送ったら、既にインターネットで南国市の項を出して全部調べたというのがで、書類がダブったようでしたけれども、そのように迅速にぱっぱっと今世界の情勢がわかる、日本の情勢がわかるわけです。市町村の実態がわかるわけです。
 その中で、私どもが農民連という組織をつくっておりますが、その新聞の旬の味というコーナーでこういう記事がございました。私の住む阿南町は、ことし、阿南町というから僕は徳島かと思いましたら、徳島は阿南市で、阿南町というのは長野でしたけれども、ふるさと納税に税額相当分のお米をつけると発表して、全国からの問い合わせが殺到している。3万円のふるさと納税で阿南町産の精米60キロが届くというのだから、かなりお得だ。米は町が市場価格に上乗せをした額で、町内の農家から買い付ける。農地の荒廃を防ぐことが目的で、町自体にはもうけは出ない。もうけという表現はどうかと思いますけれども、これはその人の記事ですからそうでしょう、もうけは出ない。農家の生活が農業で成り立つということが当たり前になるように、この取り組みの成功を願っているという形で、阿南町の出身のこれは多分この農民という新聞のデスクの人だろうと思いますけれども、そういうふうに書いておりました。
 つまり、ふるさと納税はふるさとを知ってもらう、あるいはふるさとを広げる。いわゆる特産品などをお客さんに、お客さんというのは出ていった人。僕は出ていった人というのは、南国土佐を後にしてではありませんけれども、あの当時集団就職だとかというような形で出ていった人の思いというのは、ふるさとを思う気持ちは、いえば歌にあるふるさと、ウサギ追いしですね、かの川、かの山と。そして、コブナ釣りしかの川というふうな情景がすぐ目の前にある人たちだろうと思います。
 今の人たちはその情景はほとんどありませんが、このふるさと納税をしようという年齢の人は、そういう思いです。あるいはそういう風景で、ふるさとへの思いというのは我々が思うのとは違います。彼が帰ってきたときに、我々と集まったときにやるのは、まず第1に歌うのがいわゆるああ三和小学校です、校歌です。そして、2番目が今言ったようなふるさとを歌います。そういうふうに情感に訴えるというふうなものが必要ではないかと。
 このリーフレットを見てみますと、このリーフレットの中には、お金はください、こういうふうに使います、そして控除できますよというのがあります。それから、ここには南国市を応援をしてくださいという項で若干文章がありますけれども、この中には今言ったようなふるさと、情感がありません。そして、いえばこの書類は、この書式は行政的あるいは事務的には私は文句ないと思います。だから、ふるさと基金あるいはふるさと条例、いわゆるふるさとからラブコールを送るときに、味もしゃしゃれもない文章じゃ情感は出ません。僕はその点がもっと工夫されるべきではないか。この資料はそういうふうに教えています。
 もう一遍見てみてください。私も実はこれをその友人からふるさと納税の言葉があるまでこの書類は見たことありませんでした。そして、目を通してみると、これはやはりその当時出ていった人たちの心境、いわゆる東北の人たちが上野駅で会おうというあの気持ちと南国土佐を後にしてと言い出ていった人たちの気持ちというのは、コブナ釣りしかの川です。そういうふうなふるさとからラブコールを送る、ここにはそういう繊細な情感があってしかるべきというふうに思いました。
 そういうふうなことを含めながら、それから寄附金の申込書という問題についても初め触れました。申込書というのは、大体何とか懸賞のときに申し込みをする。そして、当たったとか当たらんとかというふうなことが大体申込書というのはそういう性格です。だから、これは寄附をしてようございましょうかという申込書です。だから、今度はそっちからええ、じゃいただきましょうという書類が来たら、そこで商談が成立するというわけでありますから、これの考え方というのは若干問題があるんじゃないかと。
 それと、私は南国市の場合は5万円からの方にはお返し、お返しというんじゃなくて、いわゆる特産物なんかを与えるというふうになっておりますけれども、よその市町村、例えば高知県は5,000円からです。そして、奈半利町はピンからキリまであります。奈半利町だけでもそれぞれ1万円から2万円というふうに区別して、品物については豊富そのもの。高知市なんかも少ない。土佐町は一番簡単で、桂月だけ。桂月に絞り切ってるわけですが、そんなふうに各地の特産物という捉まえ方もいろいろ違います。
 だけどやっぱり特産物を贈る、あるいはそういうことで私はふるさとをもう一度呼び起こす。そして、ふるさとについての気持ちを我々はいただく。その寄附者はそういう品物が、品物がいいというんじゃありませんけど、そういうふるさとからの思いが返ってくる、そして節税の効果がある、これ二重の喜び。つまり、ふるさと納税をして、そこには喜びがふるさととの関係で成立をするというふうになることが一番好ましいんではないかと。だから、私は5万円というんじゃなくて、それをもっとハードルを下げて、そして多くの人に働きかけていく。偶然に私は同級が「おい、勉。」ということから始まったふるさと納税でありましたけれども、そういう人たちはやはり、今初め述べたような時期に就職列車で行ったような思いというのは、今我々が思う心情とは違うんではないか、ということをお考えになっていただきたいということを財政課長にお願いをしたいと思います。その点について財政課長は、そうよそうよと言えばそういう思いで述べてください。
 それと、農林水産課長です。農林水産課長のほうでお答えをいただきました中で、私は共感を持った部分というのは、いわゆる多面的機能についての細部にわたったどういう機能があるのかと。改めてこの機能の充実さというんか、水田の持っている役割の多面性とそれから地球への貢献の問題が出されておりました。
 ただ、ちょっとたすいのは、いわゆる緑、そこで育てる緑がどのような役割を持っているのかと。つまり、安らぎを提供する、成長していくその息吹がある、その緑についての評価というのが僕は前面へあってしかるべきではないだろうかというふうに思いますが、いかがでしょうか。
 それから、上下水道局長にでありますけれども、僕はやっぱり水もれ甲介に対する捉まえ方が甘いんじゃないかというふうに思いました。
 それから、一応地下水というのは、きょう雨が降って返るわけでありません。今地下水として利用されてるのは、多分南国なんかの場合、800年から3,000年くらい前の水というふうに言われています。例えばメキシコなんかで言われているのは1万年前の水を飲んでるというふうに言うわけですから、そこは私はわかりませんけれども、そういうくらいぱっとしゅんでぱっと地下水になるわけじゃないんですから、そのやっぱり思いというのがもっとしびれるように訴えていただきたいと思いました。
 以上で2問目を終わります。
○議長(野村新作君) 答弁を求めます。財政課長。
○財政課長(平山耕三君) 浜田議員の2問目にお答えしたいと思います。
 浜田議員さんからは、大変貴重な御提言と申しますか、アドバイスをいただいたというふうに思っております。
 先ほど第1問のほうの答弁でも話させていただきましたが、現在そのパンフレット等もちょっと変えてみようと。内容をもうちょっとふるさとが感じられるというか、もうちょっと味のあるものにしたいなということで、実際事務局でも検討しているところでございますので、そういうふうな、記念品を選べるようにとも申しましたが、記念品を選ぶ上でもふるさとを感じられる、先ほどの60キロのお米ということもございましたが、そういう地場産品ということを盛り込んだ、ちょっと興味を引かれるような内容にもしていきたいなというふうにも思います。
 あと金額についてのお話でありましたが、今5万円という一律の金額にしておりますので、それもぜひ金額を下げて、他市町村いろいろ1万円とか3万円とかいうめどをつけたというか、それで記念品の金額を変えている市町村もございますので、そういう段階的な金額設定もしたいかなというふうにも思います。
 また、申し込みという表現でございますが、そちらも確かにおっしゃるとおりだと思いますので、そこのあたりも今後作成する上で検討していきたいというふうに思います。
 以上でございます。
○議長(野村新作君) 農林水産課長。
○農林水産課長(村田 功君) 浜田議員から言われた水田の緑を前面にという、安らぎという御質問でございます。
 おっしゃられるとおり、まだ寒い3月、4月の緑のじゅうたん、春の息吹、そしてちょっと緑とは違いますが、まだ暑い中の収穫の秋の茶色、これは水田の持つ大きな魅力であると思っております。
 以上です。
○議長(野村新作君) 上下水道局長。
○上下水道局長(高田博通君) 水漏れに甘いという御指摘です。確かに言われますとおり、全国平均には達しておりませんので、今まで以上に漏水対策を強化してまいります。
○議長(野村新作君) 17番浜田勉君。
○17番(浜田 勉君) お答えいただいて安心をいたしました。
 なお、前に小笠原君が座っておりまして、「おい、鍋はや鍋はや。」というふうな顔をしておりますので、いわゆるふるさと産品のときにお忘れなく。
 以上で終わります。
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○議長(野村新作君) お諮りいたします。本日の会議はこの程度にとどめ、延会いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。
      〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(野村新作君) 御異議なしと認めます。よって、さよう決しました。
 明11日の議事日程は一般質問であります。開議時刻は午前10時、本日はこれにて延会いたします。
 御苦労さまでした。
      午後3時47分 延会