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検索結果 »  平成25年 第371回市議会臨時会(開催日:2013/07/26) »

質疑・討論・採決


○議長(野村新作君) これにて提案理由の説明は終わりました。
 これより質疑に入ります。
 議案第1号の質疑を許します。質疑はありませんか。
      〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(野村新作君) 議案第1号の質疑を終結いたします。
 議案第2号の質疑を許します。質疑はありませんか。19番福田佐和子さん。
      〔19番 福田佐和子君登壇〕
○19番(福田佐和子君) 私は、第2号についてお尋ねをいたします。
 津波避難のためのタワーや避難施設、これの建設は地域の皆さんの安心を確保できる大切な事業と考えております。同時に、防災対策に使われる事業費23億円が市内業者で実施できれば、安心とともに地域経済を潤すことになるということもこれまでに指摘をしてまいりました。
 2号から7号につきましては、内容は同じ中身を質疑をいたしますし、関連をいたしますので、7号まであわせて2点お尋ねをいたします。
 まず1点目は、提案された2号から7号までの事業の予定価格と落札率をお尋ねをいたします。
 2点目は、2号から7号、この防災事業について、市内業者は1件落札をされております。市内でこの事業をするということは不可能だったのかどうか。これまでにも市内業者がJVを組めば小規模でも可能ということが言われてきたわけですが、その方向は考えられなかったのかお尋ねをして1問終わります。
○議長(野村新作君) 答弁を求めます。財政課長。
      〔財政課長 平山耕三君登壇〕
○財政課長(平山耕三君) おはようございます。福田議員さんの御質問にお答えいたします。
 まず、第1点目の各発注事業の予定価格と落札率でございますが、まず南国市公共下水道事業新川雨水幹線排水路築造工事につきましては、予定価格1億8,729万円、落札率80.0%でございます。
 続きまして、三和防災コミュニティーセンター新築工事(建築主体)でございますが、こちら予定価格2億970万円、落札率80.2%でございます。
 続きまして、津波避難施設(浜改田浜田タワー・浜改田本村タワー)新築工事(建築主体)、予定価格が2億406万円、落札率91.0%でございます。
 続きまして、津波避難施設(久枝北タワー・下田村タワー)新築工事(建築主体)、予定価格1億7,402万円、落札率96.0%でございます。
 続きまして、津波避難施設(浜改田岩坂タワー・前浜伊都多タワー)新築工事(建築主体)、予定価格が1億7,023万円でございます。落札率が93.7%でございます。
 続きまして、津波避難施設(前浜久保タワー・下島浜タワー)新築工事(建築主体)、予定価格が1億6,095万円、落札率93.8%でございます。
 続きまして、津波避難施設(十市阿戸タワー・十市坪池タワー)新築工事(建築主体)、予定価格1億4,488万円、落札率98.7%でございます。
 続きまして、先ほど2点目の御質問でございますが、市外単体業者を含めた理由についてということで承りました。
 まず、今回の三和防災コミュニティーセンター及び津波避難タワーにつきましてですが、こちらは本事業が平成24年度からの繰越事業であることから、必ず平成25年度末までに完成させなければならないという工期の制限があり、発注をおくらすわけにはいけないという背景がありました。
 そのような背景の中、三和防災コミュニティーセンターは、建築主体工事につきましてできるだけ市内業者を含めたいということもございましたので、市内業者を含めた特定建設工事共同企業体及び市内単独業者ということにより発注いたしました。
 津波避難タワー建築主体工事につきましてですが、この発注は全て契約金額が5,000万円以上と想定され、建設業法上、契約ごとに専任の技術者を確保する必要があります。また、下請金額の総額が4,500万円を上回ると、特定建設業の許可も必要となります。その条件のもと、市内単体業者及び特定建設工事共同企業体だけでは十分な業者数が確保できず、入札が不調になる可能性があったため、市外単体業者も含めた一般競争入札となったものでございます。
 以上でございます。
○議長(野村新作君) 19番福田佐和子さん。
○19番(福田佐和子君) それぞれ答弁をいただきましたが、この落札率が高いというのについては、技術的にも進んできて、予定価格に近づけることができるということになったというふうに受けとめていいのか、そのお返事をいただきたいのと、先ほどのお話では、担当者、例えば技術者の方がおいでにならないとその事業ができないということで市内業者だけでは難しいということでしたけれども。これまでも業者の中で出てきたのは、そういう技術者も育ててほしいという御意見もこれまでにあったところなんですが、今のままでいくと、こうした場合に技術者のいる大手の業者が落札をするということが続いていくと思うんですが。例えば今回の防災事業、国が補助金を出すということについての事業については、各市町村でそれぞれ事業が行われておりますから、何とか市内業者で実現が可能なことをやってほしかったというふうに思うわけですが、技術者を今後育てるという方向に行っていただきたいと思います。
 この落札率が高いということについてはどんなふうに考えておられるのか、お聞きをしたいと思います。
○議長(野村新作君) 答弁を求めます。副市長。
○副市長(藤村明男君) 2つ質問をいただきました。
 落札率が高いということについてでございますが、何をもとに落札率が高いと言われておられるのか、少し私のほうでも理解しにくいところもございますけれども。実は今度の津波避難タワーに属するものというのは、業法で言うと建築構造物ということでありまして、つまり建築確認が要る建物ということになってしまいました。
 新川の下水道は土木構造物ということで、基本的に積算の方法が全く異なっておりますので、土木構造物と建築構造物では落札率が大体違ってきております。今までの平均の数字を私今ここでは申し上げられませんけれども、土木の場合は比較的落札率が低い、建築構造物のほうは落札率が高いと。それは経費の問題も含めましてそういうことになっておりますので、建築物というのは比較的落札率が高くなってくるということでございます。
 技術者の育成という点でございますが、これも基本的に、前々から市長ができるだけ南国市の業者を使ってやっていきたいということで、我々も検討しておりました。
 我々当初は避難タワーが建築物でなくて土木構造物でいくのではないかなというふうな判断もしておりました。建築業者より土木の業者が少し多いわけですから、そういった業者さんも含めてこの建物をできないかということで検討してまいりましたけれども、県とのいろいろ協議をしましたけど、やはり、くい、基礎も含めて一体構造物であるが建築構造物であるというふうなことから、今度は業者が、建築業者さん非常に少ないと。それはやはり今の経済状況の中で建築業者さんが独立して経営をしていくのが非常に難しいという背景があるということは事実だというふうに思っております。
 そういった厳しい状況の中で、だんだん技術者を置いておけないというふうな状況になっておるのが実態でございます。
 例えば今度の入札に参加をしてきても、辞退をされておるというふうな件数が何件かありますが、例えば技術者が2人しかいなかった場合、ジョイントでとっても、1個とってしまえばあとの工事ができなくなるというふうな状況に至っておるところでございます。
 ただ、技術者といいましても、かなり高いレベルの技術者、例えば一級建築士ですとかというふうなものでございますので、行政のほうでその技術者を育成していくというのは非常に難しいところもございます。
 今回の場合は、そういった技術者を持たれた業者さんが非常に少ないと南国市に、ということで、できるだけ南国市の業者が参加しやすい方法をとって入札に臨んだ、そういう努力はしてまいりました。結果的には単独で1つ南国市の業者がとっておられることと、ジョイントで2カ所の部分を南国市業者がかかわってとっておられるということでございます。
 ただ、避難タワーも、これは本体工事の建物でございますが、あと電気設備とか給水工事なんかがございますので、そういった部分については分離して市内業者がとりやすいような方法をとっております。そういう部分では市内業者がとっていただいておる部分も、随分。電気設備業者のほうは市内業者が全て取っておられますので、そういうことで御理解願いたいというふうに思います。
 以上でございます。
○議長(野村新作君) 19番福田佐和子さん。
○19番(福田佐和子君) 答弁をいただきましたが、1点だけお聞きをして終わりたいと思います。
 今後、残りの防災事業ですね、これは例えば今回ここに参加をされた業者の皆さん、大体2号から7号まで同じ業者の方のお名前があるわけですが、今後の残された事業もこの事業者の方が入札をされるという方向にあるのでしょうか。それは執行部のほうでなかなか言いにくいことかもしれませんが、この事業をするにはこの業者しかいないというふうになるとすれば、このメンバーで決まっていくということになるのでしょうか。そのことだけ聞いて終わります。
○議長(野村新作君) 答弁を求めます。副市長。
○副市長(藤村明男君) 実はこれ一般競争入札ということでございまして、経審の点数というのはちょっと説明するのは非常に難しいんですが、建設業者のその力といいますか、ランクといいますか、そういうものを点数分けして決めております。今回の場合は、県のレベルで一定点数以上の人は単独で来ていいよと。それから、一定点数からそこまでの間の業者さんは、南国市のこうこういう業者さんとジョイントをして組んできてください。南国市でも特に少しレベル低いですけど、南国市の業者さんでもこの程度の人は単独で来てもいいですよというふうなことで、そういう資格がある人がこの入札に参加していただきたいということで募集をしてます。
 我々があなたが来てくださいというふうに指名競争入札で臨んだわけでございませんので、彼らがどういう手続をしながらここで組んできたかというのは、我々定かではありません。
 仮に、まだ少しおくれております浜窪の避難タワーは今入札の準備をしてるんですけれども、そこに誰が来てもらえるかということはわかりませんが、うちの指名の方法としてはそういった形をとっていきたいというふうに考えております。
 以上でございます。
 済みません、ちょっと訂正の機会がございませんでしたが、ただいま最初に平山のほうからお答えいたしました予定価格については、税抜きということでございますので、済みませんがお断りをいたします。
○議長(野村新作君) ほかに質疑はありませんか。
      〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(野村新作君) 議案第2号の質疑を終結いたします。
 議案第3号の質疑を許します。質疑はありませんか。
      〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(野村新作君) 議案第3号の質疑を終結いたします。
 議案第4号の質疑を許します。質疑はありませんか。
      〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(野村新作君) 議案第4号の質疑を終結いたします。
 議案第5号の質疑を許します。質疑はありませんか。
      〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(野村新作君) 議案第5号の質疑を終結いたします。
 議案第6号の質疑を許します。質疑はありませんか。
      〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(野村新作君) 議案第6号の質疑を終結いたします。
 議案第7号の質疑を許します。質疑はありませんか。
      〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(野村新作君) 議案第7号の質疑を終結いたします。
 議案第8号の質疑を許します。質疑はありませんか。
      〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(野村新作君) 議案第8号の質疑を終結いたします。
 これにて議案に対する質疑を終結いたします。
 お諮りいたします。ただいま議題となっております議案第1号から議案第8号まで、以上8件は、会議規則第37条第2項の規定により、委員会付託を省略いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。
      〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(野村新作君) 御異議なしと認めます。よって、さよう決しました。
          ―――――――――――*―――――――――――
○議長(野村新作君) これより討論に入ります。討論はありませんか。
      〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(野村新作君) 討論を終結いたします。
          ―――――――――――*―――――――――――
○議長(野村新作君) これより採決に入ります。
 まず、議案第1号を採決いたします。本案は原案のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。
      〔全員起立〕
○議長(野村新作君) 起立全員であります。よって、議案第1号は原案のとおり可決されました。
 次に、議案第2号を採決いたします。本案は原案のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。
      〔全員起立〕
○議長(野村新作君) 起立全員であります。よって、議案第2号は原案のとおり可決されました。
 次に、議案第3号を採決いたします。本案は原案のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。
      〔全員起立〕
○議長(野村新作君) 起立全員であります。よって、議案第3号は原案のとおり可決されました。
 次に、議案第4号を採決いたします。本案は原案のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。
      〔全員起立〕
○議長(野村新作君) 起立全員であります。よって、議案第4号は原案のとおり可決されました。
 次に、議案第5号を採決いたします。本案は原案のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。
      〔全員起立〕
○議長(野村新作君) 起立全員であります。よって、議案第5号は原案のとおり可決されました。
 次に、議案第6号を採決いたします。本案は原案のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。
      〔全員起立〕
○議長(野村新作君) 起立全員であります。よって、議案第6号は原案のとおり可決されました。
 次に、議案第7号を採決いたします。本案は原案のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。
      〔全員起立〕
○議長(野村新作君) 起立全員であります。よって、議案第7号は原案のとおり可決されました。
 次に、議案第8号を採決いたします。本案は原案のとおり決することに御異議ありませんか。
      〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(野村新作君) 御異議なしと認めます。よって、議案第8号は原案のとおり可決されました。
 以上で今期臨時会の付議事件は議了いたしました。
 これにて第371回南国市議会臨時会を閉会いたします。
 どうも御苦労さまでした。
      午前10時38分 閉会