トップページ > 南国市議会 > 議会議事録
読み上げる

議会議事録

  • 開催別
  • 一般質問
  • 議員提案
  • 市長提案
  • その他
  • 検索

検索結果 »  平成25年 第370回市議会定例会(開催日:2013/06/14) »

委員長報告・質疑・討論・採決


○議長(野村新作君) これより本日の会議を開きます。
          ―――――――――――*―――――――――――
      議案第1号から議案第12号まで
○議長(野村新作君) この際、議案第1号から議案第12号まで、以上12件を一括議題といたします。
 これより委員長の報告を求めます。総務常任委員長西川潔君。
      〔5番 西川 潔君登壇〕
○5番(西川 潔君) 総務常任委員会の審査の経過並びに結果につきまして、御報告を申し上げます。
 今期定例会におきまして、当委員会に付託されました案件は、議案第1号から議案第4号、議案第8号、議案第11号、議案第12号の以上7件であります。
 去る24日に委員会を開催し、執行部から副市長初め関係課長の出席を求め、慎重に審査を行いましたので、以下、順次御報告申し上げます。
 まず、議案第1号平成25年度南国市一般会計補正予算で当委員会に付託されました第1条歳入歳出予算の補正中、歳入の部、歳出第2款総務費、第9款消防費、第2条地方債の補正についてであります。
 その所要一般財源は231万9,000円の増額であり、財政調整基金繰入金を補正財源とするものです。
主な歳出は、総務費関係では、緊急雇用創出未就職卒業者就職支援職業訓練事業費として税務総務費331万円を増額計上、消防費関係では、消防ポンプ自動車購入費として消防施設費3,143万2,000円を増額計上したものであります。
 審査の結果、やむを得ないものと認め、原案を可決すべきものと決しました。
 次に、議案第2号南国市一般職の職員の給与の臨時特例に関する条例につきましては、国家公務員の給与の改定及び臨時特例に関する法律の規定に基づく国家公務員の給与減額支給措置を踏まえ、一般職の職員の給与減額支給措置を定めるため、本条例を制定するものであります。主な内容は、平成25年7月1日から平成26年3月31日までの期間、一般行政職給料表の3級以下が適用される職員は給料月額の3%を、同表の4級以上及び教育職給料表が適用される職員は給料月額の5.22%をそれぞれ減額し、時間外勤務手当等についても同率で減額するものであり、やむを得ないものと認め、原案を可決すべきものと決しました。
 なお、強い反対意見がありましたこと、及び、議員報酬についても意見がありました。
 次に、議案第3号南国市企業職員の給与の種類及び基準に関する条例の一部を改正する条例につきましては、平成25年7月1日から平成26年3月31日までの期間における企業職員の給与を一般職の職員と同様に減額支給とするため、本条例の一部を改正するものであり、やむを得ないものと認め、原案を可決すべきものと決しました。
 なお、これにつきましても強い反対意見がありましたことを申し添えます。
 次に、議案第4号南国市長等に対する給与並びに旅費に関する条例及び南国市教育委員会教育長の給与、勤務時間その他の勤務条件に関する条例の一部を改正する条例につきましては、平成25年7月1日から平成26年3月31日までの期間、市長及び副市長並びに教育長の給与について給料月額の5.22%を減額するため、関係する条例の一部を改正するものであり、やむを得ないものと認め、原案を可決すべきものと決しました。
 次に、議案第8号南国市スクールバスの住民利用に関する条例につきましては、白木谷地区及び八京地区の地域住民の移動手段確保のための実証実験として、スクールバスを活用した市町村有償運送を始めるに当たり、使用料等の必要事項を定めるため本条例を制定するものであり、適当と認め、原案を可決すべきものと決しました。
 次に、議案第11号消防ポンプ自動車購入契約の締結についてにつきましては、北部分団の消防ポンプ自動車を購入するに当たり、本年5月17日に見積競争を実施した結果を受けて、地方自治法第96条第1項第8号及び議会の議決に付すべき契約及び財産の取得又は処分に関する条例第3条の規定に基づき、議会の議決を求めるものであり、適当と認め、原案を可決すべきものと決しました。
 最後に、議案第12号損害賠償の額を定めることについてにつきましては、昨年5月21日、本市職員が運転する公用車による人身事故があり、相手方に損害を与えたため150万9,887円の損害を賠償するものであり、やむを得ないものと認め、原案を可決すべきものと決しました。
以上で、総務常任委員会の報告を終わります。同僚議員の御賛同をよろしくお願いいたします。
○議長(野村新作君) 産業建設常任委員長村田敦子さん。
      〔10番 村田敦子君登壇〕
○10番(村田敦子君) 産業建設常任委員会の審査の経過並びに結果について、御報告申し上げます。
 今期定例会におきまして、本委員会に付託されました議案は議案第1号、5号から7号、9号、10号、以上6件であります。
 去る24日に委員会を開催し、関係課長の出席を求め、慎重に審査をいたしましたので、以下、順次御報告を申し上げます。
 まず、議案第1号平成25年度南国市一般会計補正予算、第1条歳入歳出予算の補正、歳出第5款労働費、歳出第6款農林水産業費、第8款土木費、についてであります。
 労働費関係では、雇用創造事業推進に係る南国市地域雇用創出推進協議会への貸付金1,500万円を増額計上するものです。
 農林水産業費関係では、鳥獣捕獲に係る鳥獣対策補助金等事業費176万円を増額計上するものです。
 土木費関係では、橋梁の耐震補強等に係る社会資本整備総合交付金事業費1,540万円及び都市計画マスタープラン見直しに伴う都市計画一般管理費110万円を増額計上するものです。
 審査の結果、適当と認め、原案を可決すべきものと決しました。
 次に、議案第5号南国市水道給水条例の一部を改正する条例については、喫緊の課題となっている上下水道局庁舎の更新などの地震対策事業及び漏水防止のための老朽管布設替事業について、今後10年間で集中的に整備を行う事業計画としているもので、その財源を確保することを目的に、水量料金について、本年10月から平成4年以来21年ぶりとなる引上げを行うため、本条例の一部を改正するものです。
 料金引上げの内容は、一般家庭など使用水量の少ない使用者の水量料金の引上幅は抑え、水量料金が高知県下の平均値よりも安価な水準である使用水量の多い使用者について引き上げることにより、引上げ後も現在の使用水量が維持されると仮定した場合に約7パーセントの増収益を見込むものです。
 具体的な料金引上げの内容としましては、使用水量11立方メートル以上の水量料金についてのみ引き上げるものとし、1立方メートル当たりの料金について、11から30立方メートルは65円を70円に、31から60立方メートルは95円を105円に、61から100立方メートルは120円を130円に、101立方メートル以上は145円を155円にするものです。
 審査の結果、やむを得ないものと認め、原案を可決すべきものと決しました。なお、反対の声があったことを申し添えます。
 次に、議案第6号南国市簡易給水施設の設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例についてであります。
 高知県中山間地域生活支援総合補助事業を用いた「南国市中谷地区飲料水供給施設」が完成したことに伴い、本条例の一部を改正するものです。
 審査の結果、適当と認め、原案を可決すべきものと決しました。
 次に、議案第7号南国市自転車駐車場の設置及び管理並びに自転車の放置の防止に関する条例についてであります。
 現在、南国市が管理する駅前の自転車駐車場や道路などの公共の場所における自転車の放置が問題となっております。このことから、自転車駐車場の設置及び管理に関する規定、公共の場所における放置自転車に対する取扱い等を定めることにより、自転車の放置の防止を図るため、本条例を定めるものです。
 審査の結果、適当と認め、原案を可決すべきものと決しました。
 次に、議案第9号市道の廃止及び第10号市道の認定について、本議案の稲生5号線は、県道高知東インター線整備に伴い、終点の地番が変更となるため、一度廃止を行った後再度認定するものであります。
 去る21日に現地調査を担当課長立ち合いのもとで行い、審査の結果、適当と認め、原案を可決すべきものと決しました。
 以上で、産業建設常任委員会の報告を終わります。同僚議員の御賛同をよろしくお願いいたします。
○議長(野村新作君) 教育民生常任委員長土居恒夫君。
      〔6番 土居恒夫君登壇〕
○6番(土居恒夫君) 教育民生常任委員会の審査の経過並びに結果につきまして御報告を申し上げます。
今期定例会におきまして当委員会に付託されました案件は、議案第1号の1件であります。
去る6月25日、関係課長の出席を求め、慎重に審査を行いましたので、御報告を申し上げます。
 議案第1号平成25年度南国市一般会計補正予算、第1条歳入歳出予算の補正、歳出第3款民生費、第10款教育費についてであります。
 主なものは、民生費関係では緊急雇用創出未就職卒業者就職支援職業訓練事業費331万円及び、生活保護基準の見直しに伴うシステム改修のためのセーフティネット支援対策等事業費78万8,000円を増額計上し、教育費関係では特別支援教育の推進を一層図るためのインクルーシブ教育システム構築モデル事業費648万7,000円及び特別支援教育を柱に据えた学校づくり事業費70万円を増額計上したもので、やむを得ないと認め、原案どおり可決すべきものと決しました。
以上で、教育民生常任委員会の報告を終わります。同僚議員の御賛同をよろしくお願いいたします。
○議長(野村新作君) これにて委員長の報告は終わりました。
 これよりただいまの委員長報告に対する質疑を許します。質疑はありませんか。
      〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(野村新作君) 委員長の報告に対する質疑を終結いたします。
          ―――――――――――*―――――――――――
○議長(野村新作君) これより討論に入ります。討論の通告がありますので、発言を許します。19番福田佐和子さん。
      〔19番 福田佐和子君登壇〕
○19番(福田佐和子君) 私は日本共産党議員団を代表し、既に採決をされております1議案を除き、今議会に提案されました12議案のうち、議案第2号南国市一般職の職員の給与の臨時特例に関する条例、議案第3号南国市企業職員の給与の種類及び基準に関する条例の一部を改正する条例について、反対討論をいたします。
 本議案は、平成25年7月から26年3月までの9カ月の間、3級以下の職員は100分の3、4級以上と教育職は100分の5.22、同じく時間外手当についても同じ率で減額するものであります。
 さきの3月議会では、退職手当の調整率を経過措置も含め100分の4から100分の87に引き下げる、それも年度途中に行われることが決まったばかりであり、これ以上の職員給与削減については反対をいたします。
 職員は全体の奉仕者であると同時に、将来設計を持つ労働者です。民間のようにストライキ権を持たないかわりに、人事院勧告によって労働条件を決定されてきました。本議案は、この人勧でもなく、国の要請があったからと説明をされましたが、あくまでも強制ではないとしながら、交付金カットをちらつかせての国の強引なやり方は、地方の主体性を無視したものであると言わざるを得ません。人事院勧告ではない職員給与の削減は行うべきではないと考えます。
 今後急がれる防災対策を軸に、職員が一つになって基盤整備を進めること、市民の命と暮らしを守ることこそ地方公務員の役割ではないでしょうか。職員の将来設計、また民間に与える影響等を考え、人勧ではない削減について反対をいたします。
 過去には市の財政状況を知る組合が、執行部提案を前倒しで引き下げをと覚悟の答えを出したこともあります。本議案についても両組合からは合意がないという事実に、執行部はしっかりと向き合うべきではなかったでしょうか。
 以上の点から、地方の状況を考えない強引な国のやり方をもとにした給与削減には反対をいたします。
 以上です。
○議長(野村新作君) ほかに討論はありませんか。
      〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(野村新作君) 討論を終結いたします。
          ―――――――――――*―――――――――――
○議長(野村新作君) これより採決に入ります。
 まず、議案第1号を採決いたします。委員長の報告は可決であります。委員長の報告のとおり決することに御異議ありませんか。
      〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(野村新作君) 御異議なしと認めます。よって、議案第1号は原案のとおり可決されました。
 次に、議案第2号を採決いたします。委員長の報告は可決であります。委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。
      〔賛成者起立〕
○議長(野村新作君) 起立多数であります。よって、議案第2号は原案のとおり可決されました。
 次に、議案第3号を採決いたします。委員長の報告は可決であります。委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。
      〔賛成者起立〕
○議長(野村新作君) 起立多数であります。よって、議案第3号は原案のとおり可決されました。
 次に、議案第4号を採決いたします。委員長の報告は可決であります。委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。
      〔賛成者起立〕
○議長(野村新作君) 起立多数であります。よって、議案第4号は原案のとおり可決されました。
 次に、議案第5号を採決いたします。委員長の報告は可決であります。委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。
      〔賛成者起立〕
○議長(野村新作君) 起立多数であります。よって、議案第5号は原案のとおり可決されました。
 次に、議案第6号から議案第12号まで、以上7件を一括採決いたします。委員長の報告はいずれも可決であります。委員長の報告のとおり決することに御異議ありませんか。
      〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(野村新作君) 御異議なしと認めます。よって、議案第6号から議案第12号まで、以上7件はいずれも原案のとおり可決されました。