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検索結果 »  平成25年 第370回市議会定例会(開催日:2013/06/14) »

質疑・討論・採決


○議長(野村新作君) これより本日の会議を開きます。
          ―――――――――――*―――――――――――
      議案第1号から議案第13号まで、報告第1号、報告第2号
○議長(野村新作君) この際、議案第1号から議案第13号まで及び報告第1号、報告第2号、以上15件を一括議題といたします。
 これより質疑に入ります。
 議案第1号の質疑を許します。質疑はありませんか。
      〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(野村新作君) 議案第1号の質疑を終結いたします。
 議案第2号の質疑を許します。質疑の通告がありますので、発言を許します。19番福田佐和子さん。
      〔19番 福田佐和子君登壇〕
○19番(福田佐和子君) 議案第2号南国市一般職の職員の給与の臨時特例に関する条例についてお尋ねをいたします。
 人勧とは別に一方的な給与削減は、一般職、企業職問わずこれ以上行うべきではないとの立場からお尋ねをいたします。
 今回の給与削減は、人事院勧告ではなく、国家公務員の給与を削減するので地方もという内容であり、強制ではないはずであります。黒潮町は提案をされた職員給与削減案が否決をされております。賛成7、反対8で否決をされたわけですけれども、拮抗しているのは、賛否が分かれている町民の皆さんの声がしっかり反映をされた結果ではないかと思いますが、大西町長は、地方分権の流れなどのほかに、職員の頑張りが評価された、職員給与削減の再提案はしない、また財政の調整や基金を使うなどし、予定事業に影響は出さないと、新たな財源確保を検討する方針だということが報道されております。
 そこで、3点お尋ねをいたします。
 1点目は、人勧ではない給与削減に踏み切ったのはどういう理由からなのか。
 2つ目は、2つの職員組合との合意はされておられるのでしょうか。
 3点目は、9カ月間に6,000万円の削減とのことですけれども、具体的な職員への影響額をお尋ねをいたします。
 以上です。
○議長(野村新作君) 答弁を求めます。総務課長。
      〔総務課長兼選挙管理委員会事務局長 田渕博之君登壇〕
○総務課長兼選挙管理委員会事務局長(田渕博之君) 福田議員さんの御質問についてお答えいたします。
 まず、今回の職員給与の削減についてですが、議員さんも御指摘のとおり、国は復興財源に充てるために、平成24、25と年度の2回にわたって国家公務員給与を平均7.8%カットしたことに伴い、国の給与水準を上回る自治体に、国並みに引き下げるよう、本年1月に要請がありました。
 これに対して地方六団体は、地方固有の財源である地方交付税を給与引き下げの要請手段として用いたもので、あってはならないことであると遺憾の表明を行ったように、確かに今回の国のやり方は、地方との十分な協議も行わず、一方的なものであり、本来あるべき姿ではないと考えております。
 しかし、現実に交付税は減額されることは確実であり、そのため基金を取り崩さざるを得ない状況があります。そういう状況の中で、今後の市財政運営に与える影響と市民への説明責任から、実施せざるを得ないというふうに判断をいたしました。
 次に、労働組合との合意の件ですが、両組合に申し入れを行った後、団体交渉を行いましたが、残念ではありますが、最終的には合意を得ることができませんでした。
 職員への影響については、給与カットによる削減が約5,600万円、時間外手当の削減は、これはあくまでも予想になりますが、約400万円、合計約6,000万円程度となると試算をしております。
 なお、今回の措置は職員に大きな影響を与えることは免れません。そのことを無にしないためにも、この削減額全額を防災対策加速化基金に積み立てることとしております。
 以上でございます。
○議長(野村新作君) 19番福田佐和子さん。
○19番(福田佐和子君) 1点だけ。
 当初予算には既に職員の皆さんの給与は予算計上をされておりまして、議会は通っておりますけれども、今回削減をこれから9カ月間削減をされた金額は、防災基金に積み立てるということではありますけれども、当初予算に組まれた金額、だから新たな事業をするために削減をするという中身のお金ではないということになるわけですけれども、当初予算に組まれた当初の職員給与ですね、それはどんなふうになるわけですか。それをお聞きして終わります。
○議長(野村新作君) 答弁を求めます。総務課長。
○総務課長兼選挙管理委員会事務局長(田渕博之君) 2問目にお答えいたします。
 当初予算に計上されております人件費につきましては、財政課が、当初国並みの7.8%交付税が削減をされますと約1億3,000万円程度の交付税が減額になると。その分を基金から取り崩しをしまして、100%人件費を確保したということになります。
 今回交付税額が確実幾ら削減されるかというのは、まだ現在わかっておりませんが、もう既に3月に交付税が削減をされる法律が国会を通っておりますので、削減されることはもう確実です。その削減額を穴埋めという意味ではありませんが、当然削減をされればその分は基金から繰り入れるという形になります。
 決して今確保されてるからそれが満額、確かに予算上は削減しなくても給与は100%支給できる内容になっておりますが、先ほど御答弁しましたとおり、市の財政もそれほど潤沢ではないと。いろいろ防災対策もしなければならないという状況の中で、やはりこれ以上基金を取り崩したままではいかんではないかというふうな考え方です。
 当然、先ほど言ったように、この6,000万円程度人件費が削減をされるわけですので、これを削減されれば、マスコミ等にも書かれておりますが、職員には大きな影響、また地域経済にも大きな影響も与えるということは十分承知をしておりますが、その分防災の基金に積み上げまして、できるだけこれを市民への防災対策として有効に活用していくというのも一つの手段としてとったわけです。
 十分なお答えにはなってないかもわかりませんが、よろしくお願いいたします。
○議長(野村新作君) ほかに質疑はありませんか。
      〔「なし」と呼ぶ者あり〕
 議案第2号の質疑を終結いたします。
 議案第3号の質疑を許します。質疑はありませんか。
      〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(野村新作君) 議案第3号の質疑を終結いたします。
 議案第4号の質疑を許します。質疑はありませんか。
      〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(野村新作君) 議案第4号の質疑を終結いたします。
 議案第5号の質疑を許します。質疑の通告がありますので、発言を許します。18番土居篤男君。
      〔18番 土居篤男君登壇〕
○18番(土居篤男君) 議案第5号について質疑を行います。市長並びに局長の答弁を求めたいと思います。
 この議案第5号は、水道給水条例の一部を改正する条例ということで、水道料金の値上げを提案をされております。
 その理由の中に、水道局庁舎の更新と耐震対策事業及び漏水防止のための老朽管布設がえ事業等が上げられております。南海トラフの大地震も予測をされておりますので、水道供給設備の強化については、必要性は認めるわけですが、急がなければならないと思いますが、水道庁舎の更新について若干気になりましたので、ただしておきたいと思います。
 人生ももう69歳になりまして、高校卒業してから何年生きてきましたかね。五十数年社会で過ごしてきたわけなんですが、この間にいろんなことを見聞きをして感じたところが、こういう建物のことを感じておりました、常々。
 建物をずっと建てたのを見てみますと、農協とかいうのが一番気前よく金を使って建てると感じてきました。農協病院も十数年お世話になりましたが、かつての大そねにあった農協病院なんですが、これも外壁はタイル張りでぴっかり光っておりました。今の明見に建てかえました建物も、多分タイル張りでぴっかり光っていると思います。農協の施設というのは、割と株主に出資を求めて配当もするわけでないので、人に金出させてつくるわけですね、割と気前よくやるわけです。
 高校出て、須崎の大阪セメント、5年余り勤めましたが、そこの設備を見てみますと、変電所は鉄筋コンクリート2階建てで、私はそこで勤務をしてましたが、変電所が災害で潰れたら一切機能しなくなりますので、それをりぐることはわかります。工場長はどんなとこにおったかといいますと、何平米あるかわかりませんが、工場長以下工務課長、その他課長職が二、三名とその部下の事務員たち、ワンフロアで、東の端に工場長がでんと机座って、それから両サイドに部長ぐらいがおって、それから課長がこうおって、それで部下がずっと並んで、ワンフロアです。建物はプレハブです。やっぱり企業というのは株主に配当せないかんので、セメントつくって売る設備はりぐるけれども、人間を大事にしないわけではないと思いますが、事務棟というのはそういう代物で、私が退職するまでずっとそれでした。いまだにそうだと思います。
 それと農協だとかあるいは役所の建物見比べますと、どうも人の金じゃきええものつくっちょけやという気はないとは思いますが、やっぱりそんな傾向があると思います。
 それで、古くなったのは上下水道局わかりますが、そこはたしか有線放送が始まったときに、あそこに放送局のもとがあったように思いますが、それを多分買い取ったものだと思いますが、相当古くなって建て直さなければならない時期だとは思います。耐震性もないと思いますが。やっぱりこの時期に値上げをするというのは、いろいろささやかに暮らしている人については影響がないようにしてますけれども、いろんなところで物価の上昇も起こっておりますし、やっぱり気になるところは気になるということです。
 今その水道局の庁舎を耐震性がないというので何らかのものはつくらないかんということもわかります。
 しかし、プレハブでやれば費用は非常に安くいくし、そこそこの耐久性もあると思いますので、そういう判断を市長が想像したことがあるかどうか。プレハブ庁舎にする選択の余地はないのかどうか。
 耐久性がありますので、長期的に見ればどうなのか、計算しなければ私には今の時点でわかりませんけれども、なるだけ経費のかからないプレハブでやるのが水道料金にはね返る額が減るのではないか、市民負担が少なくて済むのではないかというふうに思いますが、この点について市長並びに局長の答弁をお願いしたいと思います。
○議長(野村新作君) 答弁を求めます。市長。
      〔市長 橋詰壽人君登壇〕
○市長(橋詰壽人君) 庁舎の建てかえということでございますが、ただいま土居議員さんから御質問で、非常に無駄のないようにという意味のことを言われたと思うんですが、結局土居議員さんの人の金だからこの際どうでも使えということはないと思うけれどもあると思いますというところに土居議員さんの本音があるんではないかと思って、私は大変残念でございます。
 御承知のように、市の水道局というのは、当然のことながら給排水施設といいますか、そういうものも全部を集中管理しておりまして、あそこにはその機械も入っております。その他市の水道局の重要な債権のもとになるもの、つまり水道料金算出の資料であるとか、いろんなものが入っておりまして、プレハブでいいかどうかということは、大いに我々もこれから、まだ設計図ができたわけでもございませんので、検討には値することであると思いますので、当然してまいりたいと思います。
 そういうことでやりたい。そして、一般市民に、これも説明したと思いますけれども、水道料金の21年ぶりの値上げというのは、通常の一般市民の使う水道料においては影響しないというお話もさせていただいたと思いますが、そういう意味でできるだけ一般の市民に影響のない範囲で値上げをしたつもりでございますけれども、なおプレハブについては検討していきますので、また御意見がございましたらいろんな御意見をいただきたいと思います。
○議長(野村新作君) 上下水道局長。
      〔上下水道局長 高田博通君登壇〕
○上下水道局長(高田博通君) おはようございます。
 土居議員さん質問の局庁舎の建てかえについて、市長答弁を補足してお答えします。
 議員さんは、更新する局庁舎はプレハブ、軽量鉄骨造のことだと思いますが、それで十分ではないかとの御指摘であります。
 工法を耐用年数で比較しますと、鉄筋コンクリート造が50年でありますが、軽量鉄骨造は30年程度しかなく、すぐにまた建てかえしなければならなくなります。費用を長期的に比較した場合、やはり鉄筋コンクリート造あるいはそれと同程度の工法で更新していきたいとも考えております。
 また、局庁舎には事務室だけでなく、先ほど市長が説明しましたが、水道施設を常に監視し、記録しています中央監視装置などの重要装置などを置いていますので、しっかりした建物がいいと思っております。
 必要最小限の費用でとの御意見ですので、その意見が反映できるように、実施設計の際には無駄を省くように十分チェックしてまいります。
 また、備蓄倉庫の整備やほかの水源地管理棟更新などの地震対策事業につきましても、同様に必要最小限での整備となるように精査してまいります。
 以上でございます。
○議長(野村新作君) ほかに質疑はありませんか。
      〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(野村新作君) 議案第5号の質疑を終結いたします。
 議案第6号の質疑を許します。質疑はありませんか。
      〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(野村新作君) 議案第6号の質疑を終結いたします。
 議案第7号の質疑を許します。質疑はありませんか。
      〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(野村新作君) 議案第7号の質疑を終結いたします。
 議案第8号の質疑を許します。質疑はありませんか。
      〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(野村新作君) 議案第8号の質疑を終結いたします。
 議案第9号の質疑を許します。質疑はありませんか。
      〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(野村新作君) 議案第9号の質疑を終結いたします。
 議案第10号の質疑を許します。質疑はありませんか。
      〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(野村新作君) 議案第10号の質疑を終結いたします。
 議案第11号の質疑を許します。質疑はありませんか。
      〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(野村新作君) 議案第11号の質疑を終結いたします。
 議案第12号の質疑を許します。質疑はありませんか。
      〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(野村新作君) 議案第12号の質疑を終結いたします。
 議案第13号の質疑を許します。質疑はありませんか。
      〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(野村新作君) 議案第13号の質疑を終結いたします。
 報告第1号の質疑を許します。質疑はありませんか。
      〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(野村新作君) 報告第1号の質疑を終結いたします。
 報告第2号の質疑を許します。質疑はありませんか。
      〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(野村新作君) 報告第2号の質疑を終結いたします。
 これにて議案及び報告に対する質疑を終結いたします。
 お諮りいたします。ただいま議題となっております議案第13号は、会議規則第37条第2項の規定により、委員会付託を省略いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。
      〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(野村新作君) 御異議なしと認めます。よって、さよう決しました。
          ―――――――――――*―――――――――――
○議長(野村新作君) これより討論に入ります。討論はありませんか。
      〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(野村新作君) 討論を終結いたします。
          ―――――――――――*―――――――――――
○議長(野村新作君) これより採決に入ります。
 議案第13号を採決いたします。本案は推薦に同意することに賛成の諸君の起立を求めます。
      〔全員起立〕
○議長(野村新作君) 起立全員であります。よって、議案第13号は推薦に同意することに決しました。
 なお、報告第1号、報告第2号につきましては、議決の対象となりませんので、念のため申し上げます。